JP2009258561A - ピアノ補助ペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピアノの本体ペダルと補助ペダルとの相対的位置関係を確実に設定することでき、演奏者によるペダル操作を違和感なくピアノを容易に快適に演奏することができるピアノ補助ペダル装置を提供する。
【解決手段】ピアノAの本体ペダルP1、P2の先端に当接される可動プレート24を、ピアノ前後方向に所定距離突出復帰させてその突出位置及び復帰位置で固定するプッシュボタン25などからなるプレート位置決め機構を設ける。これによって演奏者によるペダル操作を快適に行うことができる
【選択図】 図2

Description

本発明は、ピアノ演奏者が操作することが困難なペダルに対して、補助ペダルを設けることによってそのペダル操作を可能にしたピアノ補助ペダル装置に関する。
従来、ピアノ本体の下部には、ピアノ音を持続させるためのラウドペダル、押鍵した鍵盤のピアノ音を離鍵後も持続させるサスタニングペダル、およびピアノ音を和らげるソフトペダルなどのペダルが設けられており、演奏者がこのペダルを演奏中に踏むことによりそれに対応したペダル効果が得られるようになっている。
このようなペダルは、ピアノ本体底部に設置部を設け、この設置部から前述した3種類のラウドペダル、サスタニングペダル、ソフトペダルを突出させて設けられている。これらのペダルは、平均的身長の大人が演奏する場合の操作しやすさを考慮して、床面から約30〜70mm程度の範囲に設置されている。このため、幼児などが演奏する場合には、ペダルに足が届かず、その操作を行えないという不具合があった。
そこで従来、このピアノ本体に設けられた本体ペダルにかさ上げをしてペダル操作を可能にするための補助ペダル装置が用いられている。この種の補助ペダル装置は、全体がほぼ箱状に形成された足置台に補助ペダルを取り付け、この補助ペダルの下面に上端が当接するプッシュロッドを、スプリングを介して取り付けたものなどである。このプッシュロッドの下端がピアノペダルの上面に当接して配置され、補助ペダルを踏むとスプリングの付勢に抗してプッシュロッドが降下してピアノペダルが補助ペダルに連動するようになっている。
例えば、特許文献1には、足置板の上面突出部に補助ペダルが枢着され、その補助ペダルの下面に上端面が当接するとともにピアノペダルの上面に下端面が当接する管棒を設け、その軸受カラーに嵌合して上下動自在に支持される管棒に圧縮コイルばねを巻装するようにしたピアノ演奏用補助ペダルが記載されている。
実用新案登録第3072698号公報
しかしながら、上述した従来の補助ペダル装置では、ピアノ本体にピアノ補助ペダル装置を配置するたびごとに、ピアノの本体ペダルと補助ペダルとの相対的位置がずれてしまうことがあった。このために、演奏の都度ペダルの操作感が微妙に変化して、演奏者によるピアノ演奏に違和感を与える可能性があるという問題点があった。
また、補助ペダルに連動する作動軸を介してピアノの本体ペダルを押圧するので、この作動軸と本体ペダルとの位置関係が維持されるように補助ペダル装置を配設しなければならないが、該装置をピアノ本体にセットするたびごとに、初期位置が変わる可能性があり、これによって、ペダル動作が変動するおそれがあった。さらに、幼児などの演奏者の身長に応じてピアノ補助ペダル装置の高さなどは調節されるが、補助ペダルと本体ペダルとの相対位置関係によっては、補助ペダルを踏み込む角度が適正でないために、その摩擦力が大きくなって幼児などではその操作に負担がかかる場合があった。
本発明は前記従来の課題を解決するためになされたもので、ピアノ補助ペダル装置を配置する際にピアノの本体ペダルと補助ペダルとの相対的位置関係を確実に設定することができ、演奏者によるペダル操作を快適に行えるとともに、補助ペダルの踏み込み操作を容易にして、幼児などがピアノ演奏を楽しむことのできるピアノ補助ペダル装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、ピアノ下部に設けられた本体ペダル上に覆設されて演奏時のペダル動作を調整する補助ペダルが備えられたピアノ補助ペダル装置であって、前記本体ペダルの上面にそのスライド支持軸下端が当接する前記補助ペダルを上下動自在に支持する足置台と、前記足置台を所定高さに設定する昇降機構を有した本体ベース部と、前記足置台の前方枠内壁に進退可能に設けられ前記本体ペダルの先端に当接される可動プレートと、前記可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させてその突出位置及び復帰位置で固定するプレート位置決め機構と、を備えるように構成されていることを特徴とする。
(2)本発明は前記(1)記載のピアノ補助ペダル装置において、前記可動プレートは略矩形板状に形成された左右一対の板バネ部材であって、その板バネ部材のそれぞれの水平方向の内端側が前記足置台の前方枠に固定され、その外端側が自由端となって突出自在に設けられていることを特徴とする。
(3)本発明は前記(1)又は(2)のピアノ補助ペダル装置において、前記補助ペダルのスライド支持軸を弾性支持する前記足置台には前記スライド支持軸の上下動における弾性力を調整する弾性力調整機構と、前記補助ペダルのスライド支持軸下端と前記本体ペダル上面と間に所定の遊び間隔を設定する遊び間隔調整機構とが設けられていることを特徴とする。
(4)本発明のピアノ補助ペダル装置は、前記(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記足置台に、前記本体ペダルと前記補助ペダルとの当接状態を視認可能に形成された透明パネル部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、足置台の前方枠内壁に進退可能に設けられピアノの本体ペダル先端に当接される可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させて固定するプレート位置決め機構を備えるので、ピアノ補助ペダル装置を配置する際にピアノの本体ペダルと補助ペダルとの間に適正な位置関係を規定することができる。
また、足置台に、本体ペダルと補助ペダルとの当接状態を視認可能に形成された透明パネル部が設けられているので、ピアノ補助ペダル装置をピアノ本体に正確に位置付けるためのセッティング作業を、ピアノの本体ペダルと補助ペダルとを直接観察しながら容易かつ迅速に行うことができる。
本実施形態のピアノ補助ペダル装置は、ピアノ下部に設けられた本体ペダル上に覆設されて演奏時のペダル動作を調整する補助ペダルが備えられたピアノ補助ペダル装置であって、前記本体ペダルの上面にそのスライド支持軸下端が当接する前記補助ペダルを上下動自在に支持する足置台と、前記足置台を所定高さに設定する昇降機構を有した本体ベース部と、前記足置台の前方枠内壁に進退可能に設けられ前記本体ペダルの先端に当接される可動プレートと、前記可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させてその突出位置及び復帰位置で固定するプレート位置決め機構と、を備えるように構成される。これによって、可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させて固定するので、ピアノ補助ペダル装置を昇降機構を介して配置する際にピアノの本体ペダルと補助ペダルとの間に適正な位置関係を確保することができ、身長などが異なる演奏者であっても、ペダル操作を一定に維持して違和感なくピアノ演奏を快適に行うことができる。
足置台は本体ベース部により昇降自在に支持されるとともに、ピアノ前面下部に設けられた本体ペダルに配置される全体が箱型状に形成され演奏者が足を置いてピアノを演奏するための台部分であって、演奏者が足を載せるための補助ペダルに連結されたスライド支持軸を上下動可能に支持する支持受部を備えている。足置台には本体ベース部に対してその高低を所定値に調整するための高さ調整機構となる昇降機構が設けられている。足置台を昇降させる昇降機構は、演奏者の身長に合わせてその高さを動かすものであり、本体ベース部の左右側部などに設けられた昇降ノブなどを回転させることにより上下動するジャッキなどを用いて足置台を所定高さに設定することができる。
補助ペダルは、その基端が足置台に設けられたペダル回動支持軸に軸支されるとともに、この補助ペダル先端側の下面に連接されたスライド支持軸により上下揺動可能に配置されている。このスライド支持軸の下端側はコイルバネなどの弾性部材を介して足置台に設けられた支持軸貫通部に挿入され、この下端がピアノの本体ペダル上面にペダル押さえ部などを介して当接するようになっている。こうして、ピアノの本体ペダルとほぼ同形状に成形された補助ペダルは、足置台のペダル回動支持軸に対して揺動自在に軸支されている。
可動プレートは、足置台の前方枠内壁に進退可能に設けられて前記本体ペダルの先端に当接して、ピアノ補助ペダル装置をピアノ本体に対して所定位置に位置付けるための位置決め用部材である。この可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させてその突出位置及び復帰位置で固定することによって、ピアノ補助ペダル装置をピアノの前方位置に設定するプレート位置決め機構として機能させることができる。
本実施形態のピアノ補助ペダル装置は、前記可動プレートは略矩形板状に形成された左右一対の板バネ部材であって、その板バネ部材のそれぞれの水平方向の内端側が前記足置台の前方枠に固定され、その外端側が自由端となって突出自在に設けることもできる。このような板バネ部材のみによる簡単な構成でピアノ補助ペダル装置の位置決め機構を構成することができ、操作が容易で安価なピアノ補助ペダル装置を提供することができる。
本実施形態のピアノ補助ペダル装置は、前記補助ペダルのスライド支持軸を弾性支持する前記足置台に前記スライド支持軸の上下動における弾性力を調整する弾性力調整機構と、前記補助ペダルのスライド支持軸下端と前記本体ペダル上面と間に所定の遊び間隔を設定する遊び間隔調整機構とを設けることもできる。これらの弾性力調整機構及び遊び間隔調整機構によって、前記プレート位置決め機構により規定位置に正確に設定された足置台の補助ペダルにおける足踏み操作感を演奏者の体の大きさや、その演奏スタイルなどに合わせて適宜調整することができる。こうして、ピアノ補助ペダル装置は大人から幼児に至るまでの演奏者に、それぞれ適合してピアノ演奏を楽しむことができる演奏環境を提供することを可能としている。
弾性力調整機構は、補助ペダルを揺動自在に支持するスライド支持軸が貫通される足置台の支持軸貫通部に設けられたコイルバネなどの弾性部材やダンパー部材などからなり、この弾性部材やダンパー部材を所定範囲で規制するための回転調整ノブなどを備えた規制部材などで構成される。このような規制部材を操作して、演奏者はその好みに応じて、その弾性力の強さを調整することによって、みずからに適するピアノ演奏を行うことができる。
遊び間隔調整機構は、演奏者が補助ペダルを踏み込むときに、補助ペダルのスライド支持軸下端が本体ペダル上面に当接するまでのタイミングを調整するための機構であって、これによって、ピアノ演奏におけるペダル操作の感覚を演奏者毎に設定することができる。遊び間隔調整機構は、例えば、スライド支持軸に設けられた雄ネジ部とこのネジ部に螺合する雌ネジ部とを有して、スライド支持軸の下端位置を上下方向に規定するネジ調整部などを備えて構成することができる。
また、本実施形態のピアノ補助ペダル装置は、前記足置台には前記本体ペダルと前記補助ペダルとの当接状態を視認可能に形成された透明パネル部を設けることもできる。これによって、ピアノ補助ペダル装置をピアノ本体に正確に位置付けるためのセッティング作業をピアノの本体ペダルと補助ペダルとを直接観察しながら容易かつ迅速に行うことができる。すなわち、従来のピアノ補助ペダル装置のものでは、横から見ながら行っていたセッティング作業を、容易にかつ確実に行うことができる。
ここで、透明パネル部は、例えば、アクリル樹脂やポリスチレン樹脂などの樹脂材やガラス材などの素材からなる矩形状部材であって、ピアノの本体ペダルに当接されるペダル押さえ部などとの接触箇所の状況を直接観察できるようにした透明窓状部分である。
図1は本発明の一実施形態に係るピアノ補助ペダル装置の全体斜視図であり、図2はその正面図であり、図3はその底面図である。
図1〜図3に示すように本実施形態のピアノ補助ペダル装置10は、略箱型状に形成された本体ベース部11と、この本体ベース部11上にジャッキなどの昇降機構12を介してその高さが昇降調節自在に設けられた足置台13と、この足置台13上のペダル回動支持軸14にその基端側が軸支されてその先端側が揺動自在に配設される補助ペダル15と、この補助ペダル15の先端側下面にその上端が固定されるスライド支持軸16と、スライド支持軸16の下端側がスライド挿入され足置台13に設けられたスライド軸受部17と、を備えている。
本体ベース部11は、その側面枠などに設けられた昇降ハンドル18を回転させることによって、足置台13を昇降させるその内部に設けられた昇降機構12を伸縮動作させることができる。こうして、足置台13を本体ベース部11上の所定高さ位置に例えば5〜20cmの範囲で設定できるようになっている。
足置台13は昇降機構12を介して本体ベース部11に支持される演奏者の足が置かれるパネル状部分であり、その前側に設けられたペダルボックス19のペダル回動支持軸14に補助ペダル15の基端が回動自在に軸支される。
その先端が湾曲して金属製アーム状に形成される補助ペダル15は、その先端側下面にスライド支持軸16の上端が固定されている。このスライド支持軸16の軸部は足置台13のスライド軸受部17を介して上下動可能に保持されている。
上下動するスライド支持軸16の下端側にはピアノAの本体ペダルP1、P2にその前左右側にそれぞれ冠着されるペダル押さえ部20、21が配置されている。
左右のペダル押さえ部20、21は、図4に示すようにその前側がL字状に形成されてピアノの本体ペダルP、P2の先端が当接するペダル先端位置決め部材となる前方枠23を備えた平板状部材である。ペダル押さえ部20、21は、本体ペダルP1、P2に対応して左右2つのものが配置され、それぞれの前方枠23には可動プレート24が設けられている。
略矩形状の板バネ材により形成された可動プレート24の内側端24aは溶接により前方枠23に固定されるとともに、その可動プレート24の突出自在となっている外側端24bにはプッシュボタン25が設けられている。このプッシュボタン25は可動プレート24の自由端の突出状態を規定する操作部であって、図4に示すように、そのプッシュ状態では可動プレート24の自由端を前方に約1〜5mmの長さで押し出す位置に固定し、その非プッシュ状態では自由端を元位置に復帰させることができるようになっている。
なお、足置台13におけるスライド軸受部17の手前側近傍には透明アクリル樹脂材などにより矩形状に形成された透明パネル部13aが設けられている。このため、透明パネル部13aを透して足置台13の内部を視認することができる。そして、足置台13下部に配置される透明部材などでその一部が形成されたペダル押さえ部20、21とピアノAの本体ペダルP1,P2との位置関係を確認できるようになっている。これによって、従来タイプにおいては這い蹲って横から見ながらしかできなかったピアノ補助ペダル装置におけるセッティング作業を、ピアノの本体ペダルを見ながら補助ペダルにセッティングすることで確実に行うことを可能にしている。
図5は以上のように構成されたピアノ補助ペダル装置10をピアノAの本体ペダルP1、P2に取り付けてピアノ演奏を行う場合の説明図である。
このピアノ補助ペダル装置10をピアノAに取り付けるのに先立って、まず、プッシュボタン25をプッシュ状態に保持して、可動プレート24の自由端を約2mm程度押し出された状態に設定しておく(図4参照)。
つぎに、図5(a)に示すようにピアノ補助ペダル装置10をピアノAの前面側に配置して、透明パネル部13aで足置台13の内部を観察しながらピアノAの前方側すなわち、ピアノAに近接する方向に押し出す。これによって、図5(b)に示すように可動プレート24の当接面がピアノAの下部に設けられた本体ペダルP1、P2の先端に当接して、その位置でピアノ補助ペダル装置10が一旦固定される。
そして、足置台13の左右の側面側などから手を差し入れて、プッシュボタン25のプッシュ状態を解除して、可動プレート24を前方枠23の元位置に復帰させる。これによって、本体ペダルP1、P2の先端と可動プレート24との間に約2mmとなる空隙が設定され、図6に示すようにピアノ補助ペダル装置10がピアノAに正しく位置付けられてピアノ演奏が可能になるようにしている。
なお、補助ペダル15のスライド支持軸16をスライド支持するスライド軸受部17や、ペダル回動支持軸14には、スライド支持軸16の上下動における弾性力を調整するための弾性力調整機構や、補助ペダルのスライド支持軸下端と本体ペダル上面と間に所定の遊び間隔を設定するための遊び間隔調整機構などを必要に応じて設けることができる。これによって、ピアノ演奏における補助ペダル15を介したペダル操作感覚の調整を柔軟に行うことが可能でありその操作性と汎用性とに優れたものとすることも可能となっている。
なお、実施形態のピアノ補助ペダル装置10では、本体ペダルP1、P2と補助ペダルのペダル押さえ部20、21との当接状態を視認できる透明パネル部13aが足置台13の一部に設けられているので、透明パネル部13aを透して足置台13の内部を観察しながら本体ベース部11の位置決めセッティング操作を極めて容易に行うことができる。
以上説明したように本発明のピアノ補助ペダル装置は、本体ペダルの先端に当接される可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させてその突出位置及び復帰位置で固定するプレート位置決め機構を設けることによって、演奏者によるペダル操作を快適に行えるようにしたことを要旨とするものであり、これに該当するものは本発明の権利範囲に属する。例えば、本実施形態では、補助ペダルが左右2基配置されたタイプのものについて説明したが、3基タイプあるいは1基タイプの電子楽器などを含むピアノ演奏装置にも本発明のピアノ補助ペダル装置を適用することできる。
本発明の一実施形態に係るピアノ補助ペダル装置の全体斜視図である。 同ピアノ補助ペダル装の正面図である。 同ピアノ補助ペダル装置の底面図である。 同ピアノ補助ペダル装置の補助ペダル押さえ部の動作説明図である。 同ピアノ補助ペダル装置をピアノに取り付ける説明図である。 同ピアノ補助ペダル装置を用いた演奏形態の説明図である。
符号の説明
10 ピアノ補助ペダル装置
11 本体ベース部
12 昇降機構
13 足置台
13a 透明パネル部
14 ペダル回動支持軸
15 補助ペダル
16 スライド支持軸
17 スライド軸受部
18 昇降ハンドル
19 ペダルボックス
20、21 ペダル押さえ部
23 前方枠
24 可動プレート
24a 内側端
24b 外側端
25 プッシュボタン
A ピアノ
P1、P2 本体ペダル

Claims (4)

  1. ピアノ下部に設けられた本体ペダル上に覆設されて演奏時のペダル動作を調整する補助ペダルが備えられたピアノ補助ペダル装置であって、
    前記本体ペダルの上面にそのスライド支持軸下端が当接する前記補助ペダルを上下動自在に支持する足置台と、
    前記足置台を所定高さに設定する昇降機構を有した本体ベース部と、
    前記足置台の前方枠内壁に進退可能に設けられ前記本体ペダルの先端に当接される可動プレートと、
    前記可動プレートをピアノ前後方向に所定距離突出復帰させてその突出位置及び復帰位置で固定するプレート位置決め機構と、
    を備えたことを特徴とするピアノ補助ペダル装置。
  2. 前記可動プレートは略矩形板状に形成された左右一対の板バネ部材であって、
    その板バネ部材のそれぞれの水平方向の内端側が前記足置台の前方枠に固定され、
    その外端側が自由端となって突出自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のピアノ補助ペダル装置。
  3. 前記補助ペダルのスライド支持軸を弾性支持する前記足置台には、前記スライド支持軸の上下動における弾性力を調整する弾性力調整機構と、
    前記補助ペダルのスライド支持軸下端と前記本体ペダル上面と間に所定の遊び間隔を設定する遊び間隔調整機構と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のピアノ補助ペダル装置。
  4. 前記足置台には前記本体ペダルと前記補助ペダルとの当接状態を視認可能に形成された透明パネル部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のピアノ補助ペダル装置。
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