JP3151719U - ピアノ用補助ペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、動作伝達部の調整が容易に行えるピアノ用補助ペダル装置を提供する。【解決手段】2つの補助ペダル機構がピアノの2つのペダルの間隔に離間して設けられ、2つの補助ペダル機構の間の足置板に、2つの補助ペダル機構の離間幅に略等しい幅の開口部が穿設されていることを特徴とする。開口部が穿設されていることから、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、足置板の上面から開口部を通して当接の状態を確認しながら作業ができ、動作伝達部の調整が容易である。【選択図】図1

Description

本発明は、ピアノ演奏時に演奏者のペダル踏みを補助するピアノ用補助ペダル装置に関する。
従来より、幼児や年少児のように身長が低い演奏者がピアノの演奏用の椅子に着席した状態でピアノ本体の演奏用のペダルに足が届かない場合に、補助ペダルを介してピアノ本体のペダルを踏み込めるようにするピアノ用補助ペダル装置が用いられてきた。
この従来のピアノ用補助ペダル装置としては、例えば特許文献1に示されるものがある。従来のピアノ用補助ペダル装置は、昇降する足置板と、足置板の上面に揺動自在に固定された補助ペダルと、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達する動作伝達部とを有する。
動作伝達部は、板材を折り曲げて形成された筐体と、上下に伸びると共に弾性体で上方向に付勢された棒材とから一体に形成され、足置板の上面から棒材の上端が突出するように足置板の下面に固定されている。そして、棒材の上端が補助ペダルの下面に当接して押し下げられることにより、棒材の下端がピアノのペダルを踏み込んだ状態となり、補助ペダルが解放されることにより、棒材が上昇してピアノのペダルも上昇する。足置板は、演奏者の身長により高さの調整が必要で、足置板の高さを変えた場合、棒材の下端がピアノのペダルに当接するように棒材の高さを調整する。
特開2006−221120号公報
しかしながら、従来のピアノ用補助ペダル装置では、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、動作伝達部が足置板の下方に隠れているため、足置板の下面の側方から覗き込みながら作業することとなり、動作伝達部の調整が困難であった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、足置板の上面から開口部を通して当接の状態を確認しながら作業ができ、動作伝達部の調整が容易に行えるピアノ用補助ペダル装置を提供することにある。
請求項1記載のピアノ用補助ペダル装置は、2つの補助ペダル機構がピアノの2つのペダルの間隔に離間して設けられ、2つの補助ペダル機構の間の足置板に、2つの補助ペダル機構の離間幅に略等しい幅の開口部が穿設されていることを特徴とする。
請求項2記載のピアノ用補助ペダル装置は、足置板の開口部が、足置板のピアノ側の端面を切り欠いた状態に穿設されていることを特徴とする。
請求項3記載のピアノ用補助ペダル装置は、2つの相対する補助ペダル機構の外脇側の足置板に、切欠部が穿設されていることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、2つの補助ペダル機構の間の足置板に、2つの補助ペダル機構の離間幅に略等しい幅の開口部が穿設されていることから、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、足置板の上面から開口部を通して当接の状態を確認しながら作業ができ、動作伝達部の調整が容易である。
請求項2の考案によれば、足置板の開口部が、足置板のピアノ側の端面を切り欠いた状態に穿設されていることから、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、切り欠かれて大きく開口した開口部により調整の視界を広く確保でき、動作伝達部の調整が容易である。
請求項3の考案によれば、2つの相対する補助ペダル機構の外脇側の足置板に、切欠部が穿設されていることから、動作伝達部の調整をする際、補助ペダル機構の外脇側から足置板の下面に手を差し入れやすく、動作伝達部の調整が容易である。
本考案に係るピアノ用補助ペダル装置の一例を示す斜視図である。 同ピアノ用補助ペダル装置の動作を示す説明図である。 同ピアノ用補助ペダル装置の上面図である。
以下、本考案の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本考案に係るピアノ用補助ペダル装置の一例を示す斜視図である。図2は、同ピアノ用補助ペダル装置の動作を示す説明図である。図3は、同ピアノ用補助ペダル装置の上面図である。
本考案の形態におけるピアノ用補助ペダル装置1は、ピアノ30の演奏時に演奏者のペダル踏みを補助するものである。具体的には、幼児や年少児のように身長が低い演奏者がピアノ30の演奏用の椅子に着席した状態でピアノ30の演奏用のペダルに足が届かない場合に、補助ペダル10を介してピアノ30のペダルを踏み込めるようにするものである。
図において、ピアノ用補助ペダル装置1は、台箱6に設けられた昇降装置7に支持された足置板5と、2つの並列した補助ペダル機構2とからなる。足置板5は、演奏者が足を置いてピアノ30を演奏する板である。昇降装置7は、演奏者の身長に合わせて足置板5を上下に動かすものであり、足置板5の左右に設けられた昇降ノブ7aを回転させることによりジャッキー構造を伸縮させて足置板5の高さを調整する。
補助ペダル機構2は、足置板5の上面に揺動自在に固定された補助ペダル10と、足置板5の下面に固定された動作伝達部3とで構成される。補助ペダル機構2は、ピアノ30の2つのペダルの間隔に離間して設けられている。補助ペダル10は、図示しない軸支部を介して、揺動自在に軸支され、この軸支部には、軸支部全体を覆うようにカバー12が被せられている。動作伝達部3は、上部に開口を有する箱状に板材を折り曲げて形成した筐体21と、筐体21を上下に貫通して伸びる円筒状の棒材20とが一体に形成されている。棒材20は、筐体21の下面から上方向に貫通し、弾性体により上方向に付勢された状態となっている。棒材20の下端には、ピアノ30のペダルに当接しつつ押し下げるための当接板8が固定されている。棒材20の下部の側面には、当接板8を任意の高さに固定するための高さ調整ネジ9が螺入されている。
足置板5には、補助ペダル機構2の離間幅に略等しい幅の開口部5aが、ピアノ30側の側面を切り欠いた状態で穿設されている。さらに、足置板5の補助ペダル機構2の外脇側には、切欠部5bが穿設されている。この切欠部5bは、足置板5のピアノ30側の両角が、ピアノ30から遠ざかる方向に補助ペダル機構2の奥行き分の長さで穿設されている。
次に、ピアノ用補助ペダル装置1の動作を説明する。まず、演奏者又は演奏者の補助者が、ピアノ30のペダルの前にピアノ用補助ペダル装置1を設置する。そして、演奏者の足が足置板5に着くように昇降装置7を操作して、足置板5の高さを調整する。次に、当接板8がピアノ30のペダルに当接するように当接板8の高さを決め、高さ調整ネジ9で当接板8を棒材20に固定する。当接板8の高さを調整する際、足置板5の両脇の切欠部5bから手を差し入れ、足置板5の上面に穿設された開口部5aより覗き込みつつ、当接板8とピアノ30のペダルの位置を確認しながら高さを調整する。
足置板5の高さ調整と動作伝達部3の調整が終わった段階で、演奏者はピアノ30の演奏が可能になる。演奏者が、補助ペダル10を踏み込むと、動作伝達部3の棒材20の上端が補助ペダル10の下面に当接して押し下げられる。そして、棒材20が弾性体に抗して下がり、当接板8を介して棒材20の下端がピアノ30のペダルを踏み込んだ状態となる。逆に、補助ペダル10が解放されると、棒材20が弾性体の弾性力により上昇して、ピアノ30のペダルも上昇する。
以上のように、本実施の形態のピアノ用補助ペダル装置1によれば、2つの補助ペダル機構2の間の足置板5に、2つの補助ペダル機構2の離間幅に略等しい幅の開口部5aが穿設されていることから、補助ペダル10の動きをピアノ30のペダルに当接して伝達するように動作伝達部3の調整を行う際、足置板5の上面から開口部5aを通して当接の状態を確認しながら作業ができ、動作伝達部3の調整が容易である。
また、足置板5の開口部5aが、足置板5のピアノ30側の端面を切り欠いた状態に穿設されていることから、補助ペダル10の動きをピアノ30のペダルに当接して伝達するように動作伝達部3の調整を行う際、切り欠かれて大きく開口した開口部5aにより調整の視界を広く確保でき、動作伝達部3の調整が容易である。
さらに、2つの相対する補助ペダル機構2の外脇側の足置板5に、切欠部5bが穿設されていることから、動作伝達部3の調整をする際、補助ペダル機構2の外脇側から足置板5の下面に手を差し入れやすく、動作伝達部3の調整が容易である。
本考案により、補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達するように動作伝達部の調整を行う際、足置板の上面から開口部を通して当接の状態を確認しながら作業ができ、動作伝達部の調整が容易に行えるピアノ用補助ペダル装置を提供することができる。
1・・・・ピアノ用補助ペダル装置
2・・・・補助ペダル機構
3・・・・動作伝達部
5・・・・足置板
5a・・・開口部
5b・・・切欠部
6・・・・台箱
7・・・・昇降装置
7a・・・昇降ノブ
8・・・・当接板
9・・・・高さ調整ネジ
10・・・補助ペダル
12・・・カバー
20・・・棒材
21・・・筐体
30・・・ピアノ

Claims (3)

  1. 昇降する足置板の上面に揺動自在に固定された補助ペダルと、該補助ペダルの動きをピアノのペダルに当接して伝達する動作伝達部とを有する補助ペダル機構が2つ並設されたピアノ用補助ペダル装置において、
    該2つの補助ペダル機構が該ピアノの2つのペダルの間隔に離間して設けられ、
    該2つの補助ペダル機構の間の該足置板に、該2つの補助ペダル機構の離間幅に略等しい幅の開口部が穿設されていることを特徴とするピアノ用補助ペダル装置。
  2. 前記足置板の開口部が、該足置板の前記ピアノ側の端面を切り欠いた状態に穿設されていることを特徴とする請求項1記載のピアノ用補助ペダル装置。
  3. 2つの相対する前記補助ペダル機構の外脇側の前記足置板に、切欠部が穿設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のピアノ用補助ペダル装置。
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