JP2018054967A - 鍵盤楽器のストローク調整装置 - Google Patents

鍵盤楽器のストローク調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】押鍵ストローク及びハンマーストロークをきめ細かく調整できることにより、演奏時における弱音のコントロール性を十分に得ることができるとともに、ダイナミックレンジをより一層広げることができる鍵盤楽器のストローク調整装置を提供する。
【解決手段】複数の鍵7aの後端部が載置された鍵盤枕19を昇降するための鍵盤枕昇降機構41と、これを駆動するために手動で操作される操作機構42と、その操作に伴って生じる動力を鍵盤枕昇降機構41に伝達する動力伝達機構43と、を備えており、鍵盤枕昇降機構41は、鍵盤枕19の下側に回転自在に設けられた回転軸本体55と、これと一体に回転する複数のギヤ部57に噛み合い、上下方向に移動自在の複数のラック部58と、これらにわたって延び、複数のラック部58と一体に上下方向に移動することにより、鍵盤枕19を昇降させる昇降部59と、を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、鍵盤楽器のストローク調整装置に関し、特に、鍵が押し下げられる深さである押鍵ストローク、及び押鍵に伴って回動するハンマーとそのハンマーが打つ弦との距離であるハンマーストロークを調整するための鍵盤楽器のストローク調整装置に関する。
従来、この種のストローク調整装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このストローク調整装置は、一般的なグランドピアノと同様の鍵盤、アクション及びハンマーを有する鍵盤式打楽器に適用されている。この鍵盤式打楽器では、グランドピアノと同様、棚板上に設けられた筬に、鍵盤が下方から支持された状態で載置されている。鍵盤は、前後方向に延びかつ左右方向に並んだ多数の鍵(白鍵及び黒鍵)を有しており、各鍵が、前後方向の中央付近に立設されたバランスピンを支点として揺動自在になっている。また、各鍵には、バランスピンよりも後方にアクションが載置されており、その上部に、上方に回動自在のハンマーが設けられるとともに、ハンマーの上方に前後方向に延びる金属製の発音体が設置されている。このように構成された鍵盤式打楽器では、演奏時に鍵の前端部が押し下げられると、鍵の後部が上動し、アクションが作動する。そして、このアクションにより、ハンマーが押し上げられることによって上方に回動し、発音体を下方から打つことによって楽音が発生する。
また、上記の鍵盤式打楽器に適用されたストローク調整装置は、鍵盤式打楽器の下部に設けられたストローク調整用のペダル(以下、本欄において「ストロークペダル」という)と、このストロークペダルの後端部から上方に延びるとともに、上端部が棚板を貫通して上方に突出するペダル連結棒と、このペダル連結棒から前方に延びるように設けられるとともに前端部が棚板に回動自在に支持されたアームと、このアームの上側に設けられ、筬から上方に出没可能に構成された左右方向に延びるリフティングバーと、このリフティングバーを上方から覆った状態で筬上に設けられ、鍵盤の全ての鍵の後端部が載置されるバックフェルトなどを備えている。
演奏者によってストロークペダルが踏み込まれると、ペダル連結棒が上方にスライドし、アームが上方に回動する。これに伴い、リフティングバーが筬から上方に突出し、バックフェルトを介して、全ての鍵の後端部が押し上げられる。加えて、鍵の後部に載置されたアクションも押し上げられることで、ハンマーも上方に若干、回動した状態に押し上げられる。以上により、全ての鍵の後端部が押し上げられた分、全ての鍵の前端部が下がることにより、鍵の押鍵ストロークが短くなるとともに、ハンマーが押し上げられることによって弦に近づき、ハンマーストロークも短くなる。その結果、押鍵に伴って上方に回動するハンマーの勢いが弱くなることで、弦に当たったときの音量が小さくなり、演奏時に弱音が出せるようになっている。
特許5070844号公報
上述した従来のストローク調整装置では、ストロークペダルを踏み込んだ状態で左方にずらすように操作することにより、ストロークペダルを踏み込んだ状態に維持し、それにより、押鍵ストローク及びハンマーストロークを短くした状態に維持することが可能である。しかし、上記のストローク調整装置では、押鍵ストローク及びハンマーストロークはいずれも、ストロークペダルの踏込みの有無による2つのストロークにしか設定することができない。そのため、押鍵ストローク及びハンマーストロークをきめ細かく調整することができず、演奏時における弱音のコントロール性が十分とは言えない。
また、上記のストローク調整装置を、一般に3つのペダル(ソフトペダル、ソステヌートペダル及びラウドペダル)を備えるグランドピアノに適用する場合、上記のストロークペダルを新たに追加しなければならない。この場合、既存のグランドピアノに対し、大幅な設計変更及び多数の追加部品が必要となり、その分、製造コストが上昇してしまう。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、押鍵ストローク及びハンマーストロークをきめ細かく調整することができ、それにより、演奏時における弱音のコントロール性を十分に得ることができるとともに、より小さな音を出すことが可能になることで、ダイナミックレンジをより一層広げることができる鍵盤楽器のストローク調整装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、各々が前後方向に延びかつ長さ方向の中央付近に設けられた支点を中心として揺動自在に構成され、互いに左右方向に並設された複数の鍵を有する鍵盤と、複数の鍵の各々の上面に、支点よりも後ろ側に載置され、対応する鍵の押鍵に連動する複数のアクションと、これらのアクションごとに設けられ、対応するアクションに連動して回動することにより、張設された弦を打弦する複数のハンマーと、を備えた鍵盤楽器において、鍵盤の左右方向に沿って延び、離鍵状態における複数の鍵の後端部が載置された鍵盤枕を、所定高さに調整することにより、複数の鍵の押鍵ストローク及び複数のハンマーのハンマーストロークを調整する鍵盤楽器のストローク調整装置であって、鍵盤枕を、所定の基準高さと、これよりも所定高さ高い押上げ高さとの間で昇降するための鍵盤枕昇降機構と、この鍵盤枕昇降機構を駆動するために手動で操作される操作機構と、この操作機構の操作に伴って生じる動力を鍵盤枕昇降機構に伝達する動力伝達機構と、を備えており、鍵盤枕昇降機構は、鍵盤枕の下側に、鍵盤枕の長さ方向の全体にわたって延びるとともに、回転自在に設けられ、動力伝達機構に連結された回転軸と、この回転軸の長さ方向の所定位置に設けられ、回転軸と一体に回転する複数のギヤ部と、これらの複数のギヤ部にそれぞれ噛み合い、上下方向に移動自在の複数のラック部と、これらのラック部にわたって延びるとともに鍵盤枕の下面に当接し、回転軸の所定角度の回転に伴い、複数のラック部と一体に上下方向に移動することにより、鍵盤枕を昇降させる昇降部と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、鍵盤楽器における押鍵ストローク及びハンマーストロークを調整する場合、操作機構を手動で操作することにより、その操作に伴って生じる動力が動力伝達機構を介して、鍵盤枕昇降機構に伝達される。この鍵盤枕昇降機構は、離鍵状態における複数の鍵の後端部が載置された鍵盤枕の下側に設けられた回転軸と、この回転軸と一体に回転する複数のギヤ部と、これらにそれぞれ噛み合い、上下方向に移動自在の複数のラック部と、これらのラック部にわたって延びるとともに鍵盤枕の下面に当接し、回転軸の所定角度の回転に伴いラック部と一体に上下方向に移動する昇降部とを有している。したがって、操作機構の操作に伴う動力が動力伝達機構を介して回転軸に伝達され、その回転軸が所定角度、回転することにより、鍵盤枕は、昇降部によって、押上げ前の基準高さから押上げ高さ側に押し上げられる。
このように鍵盤枕が押し上げられると、離鍵状態における複数の鍵の後端部が押し上げられ、それにより、各鍵は支点を中心として前下がりの方向に若干揺動する。その結果、各鍵では、後端部が押し上げられた分と同程度、前端部が下がり、鍵が押し下げられる深さである押鍵ストロークが、押上げ前に比べて短くなる。また、この場合、鍵の支点よりも後ろ側に載置されたアクションも押し上げられ、それにより、回動するハンマーが弦に近づく。その結果、ハンマーでは、弦に近づいた分、ハンマーと弦の距離であるハンマーストロークが、押上げ前に比べて短くなる。
以上のように、本発明のストローク調整装置によれば、操作機構を手動で操作することによって、動力伝達機構を介して鍵盤枕昇降機構の回転軸を所定角度、回転させることにより、上下方向に移動する昇降部で鍵盤枕を基準高さと押上げ高さとの間で昇降し、押鍵ストローク及びハンマーストロークをきめ細かく調整することができる。それにより、演奏時における弱音のコントロール性を十分に得ることができるとともに、より小さな音を出すことが可能になることにより、ダイナミックレンジをより一層広げることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の鍵盤楽器のストローク調整装置において、操作機構は、鍵盤楽器の棚板の下面側に設けられ、上下方向に延びる軸線を中心として回転自在に設けられた回転操作部と、この回転操作部の外周面に設けられたギヤ部と、棚板の下面側において水平にスライド自在に設けられ、回転操作部のギヤ部に噛み合うラックスライダと、を有し、動力伝達機構は、操作機構と鍵盤枕昇降機構との間に延びるように配置されたチューブ状のアウターと、このアウター内に摺動自在に収容され、一端部がラックスライダに連結されるとともに、他端部が回転軸の径方向に突設されたフックに連結されたワイヤー状のインナーと、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、棚板の下面側の回転操作部を回転操作することにより、回転操作部の外周面のギヤ部に噛み合うラックスライダが水平にスライドする。また、このラックスライダがスライドすることにより、アウター内に収容され、ラックスライダと回転軸のフックとを連結するインナーを介して、回転軸が回転駆動される。そして、回転軸の回転に伴って上下方向に移動する昇降部を介して、鍵盤枕が昇降する。以上のように、鍵盤枕昇降機構の回転軸を回転駆動するための操作機構及び動力伝達機構を、比較的簡単な構成で容易にかつ安価に実現することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の鍵盤楽器のストローク調整装置において、鍵盤枕を複数の高さに設定するために、回転軸を複数の回転角度にロックするロック機構を、さらに備えており、ロック機構は、回転操作部の径方向に所定長さ延び、基端部が回転操作部に固定されたロックバーと、このロックバーの先端部に設けられ、出没自在のボールを有するボールラッチと、回転操作部の回転操作に伴い、ロックバーの先端部の通過軌跡に沿って互いに間隔を隔てて配置されるとともに、ボールが係脱可能に構成された複数の係合凹部を有し、ボールが複数の係合凹部のいずれかに係合することにより、回動軸を不動にロックするロック部材と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、ロック機構によって回転軸を複数の回転角度にロックすることにより、鍵盤枕が複数の高さに設定される。このロック機構では、回転操作部に、その径方向に延びかつ基端部が固定されたロックバーが設けられ、そのロックバーの先端部にボールラッチが設けられている。このボールラッチのボールが、ロック部材の複数の係合凹部のいずれかに係合することにより、ロックバー及び回転操作部が不動にロックされる。その結果、動力伝達機構のインナーが不動になるとともに回転軸も不動になり、回転軸がそのときの回転角度に保持される。このように、ロック機構により、鍵盤枕を複数の高さに容易に設定することができ、それにより、押鍵ストローク及びハンマーストロークのきめ細かな調整を確保することができる。
本発明の一実施形態によるストローク調整装置を適用したグランドピアノの外観を示す斜視図である。 図1のグランドピアノの棚板、筬及び鍵盤枕を示す斜視図である。 鍵、アクション及びハンマー、並びにストローク調整装置の鍵盤枕昇降機構を示す側面図であり、(a)は全体を示しており、(b)は鍵盤枕昇降機構及びその周囲を拡大して示している。 (a)及び(b)はそれぞれ、図3(a)及び(b)に対応し、鍵盤枕を押し上げた状態を示す。 鍵盤枕昇降機構を示す斜視図である。 図5の鍵盤枕昇降機構を分解して示す斜視図である。 鍵盤枕昇降機構の駆動軸及び鍵盤枕押上げ部材の一部を拡大して示すとともに、鍵盤枕押上げ部材のラック部を拡大して示している。 鍵盤枕及び鍵盤枕昇降機構を示す右側面図である。 駆動軸の回転動作及びこれに伴う鍵盤枕押上げ部材の上昇動作による鍵盤枕の押上げを説明するための図であり、(a)は鍵盤枕の押上げ前の状態、(b)は鍵盤枕を押し上げた状態を示す。 操作機構を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による鍵盤楽器のストローク調整装置を適用したグランドピアノを示している。同図に示すように、このグランドピアノ1(鍵盤楽器)は、ピアノ本体2と、これを下方から支持する3つの脚3と、ピアノ本体2の下方に設けられ、3つのペダル4aを有するペダル組立品4などで構成されている。
ピアノ本体2は、その底面前半部を構成する平板状の棚板5を備えており、この棚板5上に後述する筬6が載置され、この筬6によって、鍵盤7が下方から支持されている。鍵盤7は、各々が前後方向に延びる多数(例えば88鍵)の鍵(白鍵及び黒鍵)7aを有しており、これらの鍵7aが左右方向に並んだ状態で配置されている。
図2に示すように、筬6は、スプルスなどの木質材を井桁状に組み立てたものであり、左右方向に延びる筬前11、筬中12及び筬後13、並びにこれらを連結する前後方向に延びる左右の筬妻14、14、及びそれらの間に互いに左右方向に間隔を隔てて配置された複数(図2では4つ)の筬中束15などで構成されている。筬前11及び筬中12にはそれぞれ、多数のフロントピン16及びバランスピン17(図3等参照)が立設されており、各鍵7aが、対応するバランスピン17(支点)を中心として揺動自在に支持されるとともに、フロントピン16により、横振れが防止されるようになっている。
筬後13上には、その長さ方向に沿って、複数(本実施形態では5つ)の鍵盤枕19が載置されている。各鍵盤枕19は、フェルトなどから成り、平面形状が横長矩形状に形成されている。そして、これらの鍵盤枕19には、鍵7aの前端部が押し下げられていない離鍵状態において、鍵盤7の後ろ下がりに傾斜する全ての鍵7aの後端部が載置されている。また、筬後13には、各鍵盤枕19の直ぐ下側に、ストローク調整装置の後述する鍵盤枕昇降機構41が埋設されている。
筬6の左右両端部には、左右の筬妻14、14上に前後方向に延びるブラケット台21、21が設置されるとともに、これらの間の筬中束15及び筬後13上に、複数(本実施形態では4つ)の中間ブラケット台22が設置されている。また、これらのブラケット台21及び中間ブラケット台22を介して、所定形状の複数(本実施形態では6つ)のブラケット23(図3(a)、図4(a)参照)が筬6上に設置され、これらのブラケット23に、左右方向に延びるウィッペンレール24及びハンマーシャンクレール25(図3、4参照)が掛け渡されている。そして、これらのウィッペンレール24及びハンマーシャンクレール25にそれぞれ、複数のアクション26及びハンマー27が鍵7aごとに回動自在に支持されている。
ここで、図3及び図4を参照して、アクション26及びハンマー27について簡単に説明する。両図に示すように、アクション26は、ウィッペン31、レペティションレバー32及びジャック33を有している。ウィッペン31は、ウィッペンレール24にねじ止めされたウィッペンフレンジ34に回動自在に支持されるとともに、鍵7aの後部の所定位置に立設されたキャプスタンスクリュー8に載置されている。また、レペティションレバー32及びジャック33は、ウィッペン31の上端部及び前端部にそれぞれ回動自在に支持され、ジャック33の上端部がレペティションレバー32の前部を貫通した状態でこれに係合している。
一方、ハンマー27は、前後方向に所定長さ延びるハンマーシャンク36と、その先端部に設けられたハンマーヘッド37と、ハンマーシャンク36の基端寄りの所定位置に下方に突設されたシャンクローラ38とを有している。そして、このハンマー27は、ハンマーシャンク36の基端部において、ハンマーシャンクレール25にねじ止めされたハンマーシャンクフレンジ39に回動自在に支持されるとともに、シャンクローラ38がレペティションレバー32に載置されている。
以上のように構成されたアクション26及びハンマー27では、対応する鍵7aの前端部が押し下げられると、鍵7aの後部が上動する。それに伴い、アクション26では、ウィッペン31が上方に回動しながら、レペティションレバー32及びジャック33が所定動作を実行する。これにより、ハンマー27が上方に回動し、水平に張設された弦Sをハンマーヘッド37で下方から打弦することによって、楽音が発生する。
次に、本発明のストローク調整装置40について説明する。このストローク調整装置40は、前記鍵盤枕昇降機構41と、これを駆動するために手動で操作される操作機構42と、これらの機構41及び42を連結し、操作機構42の操作に伴って生じる動力を鍵盤枕昇降機構41に伝達する動力伝達機構43とを備えている。
図5及び6に示すように、鍵盤枕昇降機構41は、筬後13の長さ方向の全体にわたって延び、所定形状に形成されたベース51と、このベース51の長さ方向に沿って所定長さ延び、複数の軸受け52を介して、ベース51に回転自在に取り付けられた駆動軸53と、ベース51に上下方向に移動自在に案内され、駆動軸53の所定角度の回転に伴い、複数の鍵盤枕19をそれぞれ押し上げる複数(本実施形態では5つ)の鍵盤枕押上げ部材54と、を有している。
ベース51は、所定形状の金属板を折曲げ加工することなどによって、上方に開放するコ字状に成形され、筬後13に埋設された状態で取り付けられている。ベース51の前後の上端部51a、51aはいずれも、外方に直角に屈曲されることで、水平に形成されており、これらの上端部51a、51aに跨った状態で、鍵盤枕19が載置されている(図8参照)。なお、鍵盤枕19は、その前端部(図8の左端部)がベース51の前側の上端部51aに接着されている。
また、駆動軸53は、ベース51とほぼ同様の長さを有する回転軸本体55(回転軸)と、この回転軸本体55の長さ方向の複数の所定位置にそれぞれ固定され、回転軸本体55と一体に回転する複数(本実施形態では10個)の駆動ローラ56とを有している。これらの駆動ローラ56は、互いに所定間隔を隔てた2つを1組とする複数組(本実施形態では5組)で構成されており、各組の駆動ローラ56、56が、回転軸本体55の長さ方向に沿って配置されている。また、各駆動ローラ56は、円筒状に形成されており、内側に回転軸本体55が貫通し、外周面にギヤ部57が形成されている。
さらに、駆動軸53には、回転軸本体55の所定位置、具体的には、左から2つ目の駆動ローラ56とその右方の軸受け52との間に、回転軸本体55の所定の径方向(本実施形態では上方)に突出するU字状のフック53aが設けられている。このフック53aに、後述する動力伝達ケーブル93のインナー92の一端部が連結されている。
また、各鍵盤枕押上げ部材54は、図7及び8に示すように、各組の両駆動ローラ56、56のギヤ部57にそれぞれ噛み合い、ブロック状に形成されたラック部58と、両ラック部58、58間にわたって延びる細長い板状に形成され、鍵盤枕19の下面に当接する昇降部59とで構成されている。各ラック部58には、下方に開放するガイド穴58aが形成されている。そして、このガイド穴58aには、ベース51の所定位置に立設され、鍵盤枕押上げ部材54を上下方向に案内するガイドピン60が下方から挿入されている。
図10(a)及び(b)は、ストローク調整装置40の操作機構42を示している。この操作機構42は、棚板5の下面の左前部に下方からねじ止めされており、手動で回転操作されるものである。具体的には、この操作機構42は、棚板5の下面にねじ止めされ、平面形状が横長矩形上の取付けプレート71と、上下方向に延びる軸部72及びその下端部に大径の回転つまみ73を有し、軸部72の上端部が取付けプレート71に回転自在に支持された回転操作部74と、上記の軸部72の外周面に設けられたギヤ部72aにかみ合うとともに、左右方向に水平にスライド自在のラックスライダ75とを有している。このラックスライダ75は、左右方向に延びかつ取付けプレート71にねじ止めされたガイドレール76にスライド自在に係合しており、左端部に動力伝達機構43の後述する動力伝達ケーブル93のインナー92の一端部が連結されている。
また、このストローク調整装置40には、鍵盤枕19を複数の高さに設定するために、駆動軸53を複数の回転角度にロックするロック機構77が設けられている。このロック機構77は、回転操作部74の軸部72から径方向に所定長さ延び、回転操作部74と一体に回動するロックバー81と、このロックバー81の先端部に取り付けられたボールラッチ82と、前記取付けプレート71に取り付けられるとともに、ロックバー81の下側を回り込むように設けられたロックプレート83(ロック部材)などを備えている。このロックプレート83には、回転操作部74と一体に回動するロックバー81の先端部に設けられたボールラッチ82の通過軌跡に沿う円弧状に、互いに間隔を隔てて、複数(本実施形態では13個)のロック孔83a(係合凹部)が形成されている。
図10(a)に示すように、ボールラッチ82は、ロックバー81の先端部に取り付けられ、下方に開放する筒状のホルダ82aと、所定の径を有し、ホルダ82a内に出没自在に設けられたボール82bと、ホルダ82a内に設けられ、ボール82bを下方に付勢するばね82cとを有している。ボールラッチ82のボール82bの下部がロックプレート83のいずれかのロック孔83aに上方から嵌った状態に係合することにより、ロックバー81が不動にロックされることで、回転操作部74及びラックスライダ75が不動にロックされ、それに伴い、駆動軸53が所定の回転角度にロックされる。
なお、上記の状態から、回転操作部74に対し、回転方向にある程度の力が加えられることにより、ボールラッチ82のボール82bが、ばね82cの付勢力に抗して、係合しているロック孔83aの縁部で押し上げられる。これにより、そのボール82bがロック孔83aから外れ、回転操作部74の回転操作が可能になる。
また、ロックバー81の上側には、取付けプレート71の所定位置に左右方向に延びるように固定され、ロックバー81の上面が摺接するブロック84が設けられている。このブロック84により、ロックバー81が回動する際に、上方に撓むのを抑制でき、それにより、ボールラッチ82のボール82bがロックプレート83のロック孔83aにしっかりと係合することで、ロックバー81の安定したロックが確保される。
動力伝達機構43は、所定の長さを有するチューブ状のアウター91と、その内部に摺動自在に収容されたワイヤー状のインナー92とを有する動力伝達ケーブル93で構成されている。この動力伝達ケーブル93は、前述した図2に示すように、棚板5の下面において、前側の操作機構42から後ろ側の鍵盤枕昇降機構41に、左側から回り込むように配置されている。
また、図10(a)及び(b)に示すように、動力伝達ケーブル93の一端部では、アウター91の端部が操作機構42の取付けプレート71に取り付けられるとともに、インナー92の端部がラックスライダ75の左端部に取り付けられている。一方、動力伝達ケーブル93の他端部では、アウター91の端部が棚板5の所定位置に形成された貫通孔5a(図2参照)を介して、棚板5上に取り付けられるとともに、インナー92の端部が、鍵盤枕昇降機構41の駆動軸53の前記フック53aに、連結具94を介して連結されている。
以上のように構成されたストローク調整装置40では、図10に示す回転操作部74の回転つまみ73を時計方向に回すことにより、ラックスライダ75が右方にスライドし、それにより、動力伝達ケーブル93のインナー92が操作機構42側に引っ張られる。これにより、駆動軸53は、図8の時計方向に所定角度、回転し、駆動ローラ56のギヤ部57にラック部58が噛み合う鍵盤枕押上げ部材54が上方に移動する。
一方、図10に示す回転つまみ73を反時計方向に回すことにより、ラックスライダ75が左方にスライドし、インナー92による引っ張りが解除される。これにより、駆動軸53は、図示しないばねの付勢力、あるいは鍵盤枕押上げ部材54などの自重により、図8の反時計方向に所定角度、回転し、それに伴い、上方に移動していた鍵盤枕押上げ部材54が下方に移動する。
図9は、駆動軸53の回転及び鍵盤枕押上げ部材54の上下動による鍵盤枕19の昇降動作を示しており、同図(a)は鍵盤枕19が最も低い高さである基準位置に位置している状態、同図(b)は鍵盤枕19が最も高い押上げ高さに位置している状態を示している。また、鍵盤枕押上げ部材54が同図(a)の高さに位置しているときには、操作機構42のロックバー81は、図10(b)の二点鎖線で示すように、左方に傾斜するように位置している。一方、鍵盤枕押上げ部材54が図9(b)の高さに位置しているときには、ロックバー81は、図10(b)の一点鎖線で示すように、右方に傾斜するように位置している。したがって、回転つまみ73を時計方向に回すことにより、鍵盤枕押上げ部材54が上方に移動し、鍵盤枕19が最大で所定高さH(例えば1.5mm)、押し上げられる。
上記のように、鍵盤枕19が押し上げられると、図4に示すように、鍵盤7における全ての鍵7aの後端部が押し上げられ、それにより、鍵7aは、対応するバランスピン17を中心として前下がり(図4では左下がり)の方向に若干揺動する。その結果、鍵7aでは、後端部が押し上げられた分とほぼ同程度、前端部が下がり、鍵7aが押し下げられる深さである押鍵ストロークが、押上げ前に比べて短くなる。
また、この場合、鍵7aの後端部が押し上げられることにより、鍵7aの後部のキャプスタンスクリュー8に載置されたアクション26も押し上げられる。そして、アクション26のレペティションレバー32にシャンクローラ38を介して載置されたハンマー27は、図4(b)に実線で示すように、反時計方向に若干回動し、それにより、ハンマーヘッド37が上方の弦Sに近づく。その結果、ハンマー27では、ハンマーヘッド37が弦Sに近づいた分、ハンマーヘッド37と弦Sの距離であるハンマーストロークが、押上げ前に比べて短くなる。
以上のように、本実施形態によれば、回転つまみ73を手動で回転操作することによって、動力伝達ケーブル93を介して、駆動軸53を所定角度、回転させることにより、上下方向に移動する鍵盤枕押上げ部材54で鍵盤枕19を基準高さと押上げ高さとの間で昇降し、押鍵ストローク及びハンマーストロークをきめ細かく調整することができる。それにより、演奏時における弱音のコントロール性を十分に得ることができるとともに、より小さな音を出すことが可能になることにより、ダイナミックレンジをより一層広げることができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、本発明のストローク調整装置40をグランドピアノに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アップライトピアノにも適用することが可能である。また、実施形態では、ストローク調整装置40の操作機構42として、回転つまみ73を回転操作するタイプのものを採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、レバーを前後方向や左右方向に移動させるように操作するタイプなど、種々の操作タイプのものを採用することが可能である。さらに、実施形態では、動力伝達機構43として、アウター91及びインナー92を有する動力伝達ケーブル93を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、リンク機構によって、操作機構42の動力を鍵盤枕昇降機構41に伝達することも可能である。
また、実施形態で示したストローク調整装置40の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
1 グランドピアノ(鍵盤楽器)
5 棚板
6 筬
7 鍵盤
7a 鍵
17 バランスピン(支点)
19 鍵盤枕
26 アクション
27 ハンマー
37 ハンマーヘッド
40 ストローク調整装置
41 鍵盤枕昇降機構
42 操作機構
43 動力伝達機構
53 駆動軸
53a フック
54 鍵盤枕押上げ部材
55 回転軸本体(回転軸)
56 駆動ローラ
57 ギヤ部
58 ラック部
59 昇降部
72 軸部
72a ギヤ部
73 回転つまみ
74 回転操作部
75 ラックスライダ
77 ロック機構
81 ロックバー
82b ボール
82 ボールラッチ
83 ロックプレート(ロック部材)
83a ロック孔(係合凹部)
91 アウター
92 インナー
93 動力伝達ケーブル
S 弦
H 所定高さ

Claims (3)

  1. 各々が前後方向に延びかつ長さ方向の中央付近に設けられた支点を中心として揺動自在に構成され、互いに左右方向に並設された複数の鍵を有する鍵盤と、前記複数の鍵の各々の上面に、前記支点よりも後ろ側に載置され、対応する鍵の押鍵に連動する複数のアクションと、これらのアクションごとに設けられ、対応するアクションに連動して回動することにより、張設された弦を打弦する複数のハンマーと、を備えた鍵盤楽器において、前記鍵盤の左右方向に沿って延び、離鍵状態における前記複数の鍵の後端部が載置された鍵盤枕を、所定高さに調整することにより、前記複数の鍵の押鍵ストローク及び前記複数のハンマーのハンマーストロークを調整する鍵盤楽器のストローク調整装置であって、
    前記鍵盤枕を、所定の基準高さと、これよりも所定高さ高い押上げ高さとの間で昇降するための鍵盤枕昇降機構と、
    この鍵盤枕昇降機構を駆動するために手動で操作される操作機構と、
    この操作機構の操作に伴って生じる動力を前記鍵盤枕昇降機構に伝達する動力伝達機構と、
    を備えており、
    前記鍵盤枕昇降機構は、
    前記鍵盤枕の下側に、当該鍵盤枕の長さ方向の全体にわたって延びるとともに、回転自在に設けられ、前記動力伝達機構に連結された回転軸と、
    この回転軸の長さ方向の所定位置に設けられ、当該回転軸と一体に回転する複数のギヤ部と、
    これらの複数のギヤ部にそれぞれ噛み合い、上下方向に移動自在の複数のラック部と、
    これらのラック部にわたって延びるとともに前記鍵盤枕の下面に当接し、前記回転軸の所定角度の回転に伴い、前記複数のラック部と一体に上下方向に移動することにより、前記鍵盤枕を昇降させる昇降部と、
    を有していることを特徴とする鍵盤楽器のストローク調整装置。
  2. 前記操作機構は、
    前記鍵盤楽器の棚板の下面側に設けられ、上下方向に延びる軸線を中心として回転自在に設けられた回転操作部と、
    この回転操作部の外周面に設けられたギヤ部と、
    前記棚板の下面側において水平にスライド自在に設けられ、前記回転操作部のギヤ部に噛み合うラックスライダと、を有し、
    前記動力伝達機構は、
    前記操作機構と前記鍵盤枕昇降機構との間に延びるように配置されたチューブ状のアウターと、
    このアウター内に摺動自在に収容され、一端部が前記ラックスライダに連結されるとともに、他端部が前記回転軸の径方向に突設されたフックに連結されたワイヤー状のインナーと、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器のストローク調整装置。
  3. 前記鍵盤枕を複数の高さに設定するために、前記回転軸を複数の回転角度にロックするロック機構を、さらに備えており、
    前記ロック機構は、
    前記回転操作部の径方向に所定長さ延び、基端部が当該回転操作部に固定されたロックバーと、
    このロックバーの先端部に設けられ、出没自在のボールを有するボールラッチと、
    前記回転操作部の回転操作に伴い、前記ロックバーの先端部の通過軌跡に沿って互いに間隔を隔てて配置されるとともに、前記ボールが係脱可能に構成された複数の係合凹部を有し、前記ボールが当該複数の係合凹部のいずれかに係合することにより、前記回動軸を不動にロックするロック部材と、
    を有していることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤楽器のストローク調整装置。
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