JP3219294U - ピアノペダル操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】客席から見えにくい位置で容易に作業ができ、さらにはミスなくセッティングできる工夫がなされたピアノペダル操作装置を提供する。【解決手段】演奏者Pが足を置く足置板22と、足置板22の高さを調節する昇降具と、足置板22上において揺動可能に設けられた補助ペダル23と、上端部分が補助ペダル23に連結されるとともに足置板22を貫通し、補助ペダル23が踏み込まれると下降する摺動ロッド24と、ピアノペダル914の後端部分に取り付けられた連結部材4と、摺動ロッド24と連結部材4とを接続するワイヤー31とを備え、ワイヤー31は、補助ペダル23が踏み込まれて摺動ロッド24が下降すると、連結部材4を持ち上げ、ピアノペダル914の支軸915を中心にピアノペダル914を踏み込まれた状態に押し下げるものである。【選択図】図5
Description
本考案は、ピアノ椅子に腰掛けた際にピアノペダルに足が届かない子供等が演奏する際に使用するピアノペダル操作装置に関する。
グランドピアノやアップライトピアノには、ダンパーを開放するダンパーペダル等のピアノペダルが設けられている。ピアノ椅子に腰掛けた際にピアノペダルに足が届かない子供等がピアノを演奏する際には、補助ペダル装置(例えば特許文献1等参照)や、アシストペダル(例えば特許文献2等参照)が使用されている。
特許文献1記載の補助ペダル装置は、昇降自在な足置板と、補助ペダルと、上方に付勢されるとともに上端が補助ペダルに当接し補助ペダルが踏み込まれると下降する摺動ロッドと、摺動ロッドの下端に取り付けられピアノペダルの上面に当接する当接金具を備えている。この補助ペダル装置によれば、ピアノペダルに足が届かない子供が演奏する場合であっても、補助ペダルを踏み込めば摺動ロッドが下降し、当接金具を介してピアノペダルを押し下げることができる。
また、特許文献2記載のアシストペダルは、ピアノペダルに固定される固定部と、この固定部から延在するとともに伸縮して長さ調整を可能にした延在部と、延在部の先端を屈曲させて演奏者の足による踏み込み力を受けるように形成した伝達部とを備えたものである。このアシストペダルによれば、ピアノペダルに足が届かない子供が演奏する場合であっても、延在部によってかさ上げされた伝達部を踏み込めば、ピアノペダルを押し下げることができる。
ピアノの発表会やコンクールにおいては、ピアノとの位置合わせを行い、また、演奏者が交代する度に、先生や父兄が、演奏する子供に合わせて、足置板の高さ調整や、ピアノペダルと当接金具との調整等を行って補助ペダル等をセッティングしている。
しかしながら、補助ペダル等のセッティングは、舞台上で客席からの沢山の視線を受けながらの作業であり焦ってしまう。また、ステージ上は靴を履いているため家庭とは異なる調整が必要になる。さらに、特許文献1記載の補助ペダル装置では、足置板の高さを調整した上で、ピアノの下にもぐり込み、当接金具が丁度良い加減でピアノペダルに当接するようにかなり苦しい体勢で調整しなければならない。また、特許文献2記載のアシストペダルにおいても、固定部にピアノペダルを固定する作業は、苦しい体勢を強いられ慣れない者にとってはかなり難しい作業である。このため、作業に時間がかかり、中にはピアノに頭をぶつけたりしてしまう場合もある。さらには、ピアノペダルとの微妙な調整が必要であり、また、足置板の高さを調整しただけで、ピアノペダルとの調整を忘れてしまう場合もある。このため、時には演奏が始まったらペダルがかかりっぱなしになったり、あるいは補助ペダル等を踏んでも効果が出ないといったセッティングのミスも少なくない。これらの結果、補助ペダル等をセッティングする作業は、父兄や先生が汗だくで奮闘しているのが現状であり、父兄等にとって精神的にも肉体的にもかなりの負担になっている。このため、スマートにスピィーディーに、かつミスなくセッティングできる手段が望まれている。
本考案は前記事情に鑑み、客席から見えにくい位置で容易に作業ができ、さらにはミスなくセッティングできる工夫がなされたピアノペダル操作装置を提供することを目的とする。
前記目的を解決する本考案のピアノペダル操作装置は、ピアノ椅子に腰掛けた際にピアノペダルに足が届かない子供等の演奏者が使用するピアノペダル操作装置において、
前記演奏者が足を置く足置板と、
前記足置板の高さを調節する高さ調節機構と、
前記足置板上において揺動可能に設けられた補助ペダルと、
上端部分が前記補助ペダルに連結されるとともに前記足置板を貫通し、該補助ペダルが踏み込まれると下降する摺動ロッドと、
前記ピアノペダルの後端部分に取り付けられた連結部材と、
前記摺動ロッドと前記連結部材とを接続するワイヤーとを備え、
前記ワイヤーは、前記補助ペダルが踏み込まれて前記摺動ロッドが下降すると、前記連結部材を持ち上げ、前記ピアノペダルの支軸を中心に該ピアノペダルを踏み込まれた状態に押し下げるものであることを特徴とする。
前記演奏者が足を置く足置板と、
前記足置板の高さを調節する高さ調節機構と、
前記足置板上において揺動可能に設けられた補助ペダルと、
上端部分が前記補助ペダルに連結されるとともに前記足置板を貫通し、該補助ペダルが踏み込まれると下降する摺動ロッドと、
前記ピアノペダルの後端部分に取り付けられた連結部材と、
前記摺動ロッドと前記連結部材とを接続するワイヤーとを備え、
前記ワイヤーは、前記補助ペダルが踏み込まれて前記摺動ロッドが下降すると、前記連結部材を持ち上げ、前記ピアノペダルの支軸を中心に該ピアノペダルを踏み込まれた状態に押し下げるものであることを特徴とする。
本考案のピアノペダル操作装置によれば、前記連結部材を前記ピアノペダルに一旦取り付けてしまえば、演奏する子供が交代するときには、演奏する子供の体格に合わせて前記足置板の高さを調整するだけでよい。このため、構造把握と慣れが必要な、ピアノペダルとの調整作業を、演奏する子供が交代する都度行う必要がなくなって作業が容易になるとともに、セッティングのミスを大幅に軽減することができる。
また、本考案のピアノペダル操作装置は、ピアノペダルをいわば遠隔操作をするものであるため、ピアノペダルの位置に拘束されず、前記ワイヤーがとどく範囲で移動させることができる。このため、足置板の高さを調整する作業は、客席から見えにくい位置で行うこともできる。さらに、前記ピアノペダル操作装置を使用しない場合には、邪魔にならない場所に避けておくだけで良いため、前記ピアノペダル操作装置を取り付けたままで、発表会を進めることができる。またさらに、2〜4人で連弾する場合には、低音を弾く左側の演奏者が、ダンパーペダル(ピアノペダル)を受け持つ場合が多いが、本考案のピアノペダル操作装置によれば、左側の演奏者に合わせて位置を調整することができる。さらにまた、子供が先生からレッスンを受ける場合に、例えば、子供が前記ピアノペダルに足を載せた状態で、先生が前記補助ペダルを踏み込むようにすれば、該ピアノペダルを踏み込むタイミングを子供に効率的に体感させることができる。
本考案のピアノペダル操作装置において、前記連結部材は、前記ピアノペダルの後端部分から後方に延在するとともに、前記ワイヤーを取り付け可能な取付部が、該後端部分から後方にかけ間隔をあけて複数設けられたものであり、
前記ワイヤーは、前記複数の取付部のうちのいずれか1つに取り付けられるものであることが好ましい。
前記ワイヤーは、前記複数の取付部のうちのいずれか1つに取り付けられるものであることが好ましい。
こうすることで、前記複数の取付部から、前記ワイヤーを取り付ける該取付部を選択し、前記ピアノペダルを押し下げる力のモーメントを調整することができる。
また、本考案のピアノペダル操作装置において、前記高さ調節機構は、高さ調節の操作を行う操作部材が、前記ピアノ椅子に腰掛けた状態の前記演奏者から見て左側に設けられたものであり、
前記足置板は、前記演奏者が足を置く上面の高さを表示するメジャーを有するものである態様も好ましい態様の一つである。
前記足置板は、前記演奏者が足を置く上面の高さを表示するメジャーを有するものである態様も好ましい態様の一つである。
ここで、操作部材は、高速で回転させることができるハンドルであってもよい。
客席は、前記ピアノ椅子に腰掛けた状態の前記演奏者から見て一般的に右側になるため、前記操作部材が右側に設けられていると、該操作部材を操作して前記足置板の高さを調整する作業を、客席にお尻を向けた姿勢で行わなければならない。前記操作部材を左側に設ける態様を採用すれば、客席にお尻を向けることもなく客席から見えにくい位置で作業することができる。さらに、前記メジャーを有することで、前記足置板の高さも一目決定でき、作業時間を短縮することができる。
本考案のピアノペダル操作装置によれば、客席から見えにくい位置で容易に作業ができ、さらにはミスなくセッティングできる工夫がなされたピアノペダル操作装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
以下に説明する実施形態では、グランドピアノに本考案のピアノペダル操作装置1を設ける態様を例に挙げて説明する。なお、本考案のピアノペダル操作装置1は、アップライトピアノ等の他のピアノにも適用できるものである。
図1は、本考案のピアノペダル操作装置1を、グランドピアノ9(以下、単にピアノ9と称する。)に設置した様子を示す側面図である。また、図1では、ピアノ椅子Cに少女の演奏者Pが腰掛けた様子を示すとともに、ピアノ9の後側の部分を省略している。なお、以下では、図1における左側(演奏者Pが位置する側)を前側とし、図1における右側(演奏者Pが位置する側と反対側)を後側とし、図1と直交する方向を横方向と称して説明する。
図1に示すように、ピアノ9は、棚板93の下面に固定されるとともに左右方向に配置された一対の脚柱92と、一対の脚柱92の間に設けられたペダル機構91とを備えている。なお、図1では、図面の奥側の脚柱92は隠れている。ピアノペダル操作装置1は、ピアノ椅子Cに腰掛けた演奏者Pの足下に配置された装置本体2と、ペダル機構91における、詳しくは後述するピアノペダル914に取り付けられた連結部材4と、装置本体2と連結部材4とを接続するワイヤー部材3とを備えている。
図2は、図1に示す、ピアノペダル操作装置1とペダル機構91を抜き出すとともに、拡大して示す図である。
図2に示すように、ペダル機構91は、ペダル笠木911と、ペダル笠木911の下面に固定されたペダル柱912と、ペダル柱912の下端部分に固定されたペダル箱913と、ペダル箱913に中間部分が収容されたピアノペダル914とを備えている。ピアノペダル914は、支軸915を中心に揺動するものであり、ピアノペダル914の後端部分には、ペダル突上げ棒916が差し込まれた状態で立設している。図2のピアノペダル914はダンパーペダルを示しており、このピアノペダル914を踏み込むと、ペダル突上げ棒916が持ち上がり、不図示のダンパー機構が操作されてダンパーが開放される。なお、ピアノ9では左右方向に3つのピアノペダルが設けられ、演奏者Pから見て右側がダンパーペダルであり、中央には、押鍵した鍵盤のダンパーだけを開放するソステヌートペダル、左側には、ハンマーの打弦の位置をずらすシフトペダル等のピアノペダルが設けられている。ここで、ソステヌートペダルやシフトペダルは上級者が使用するペダルであり、ピアノペダルに足が届かないような子供は通常使用しない。このため、本実施形態では、ダンパーペダルのみを図示して説明している。
連結部材4は、前後方向に延在した連結金具41を備えている。この連結金具41は、平板が90度ひねられたひねり金物であり、前側に位置し水平姿勢の水平部411と、水平部411から後方に延在し垂直姿勢の垂直部412とを有している。連結金具41は、水平部411が、ピアノペダル914の後端部分に第1ホースバンド43によって取り付けられている。連結金具41の垂直部412には、前後方向に所定の間隔をあけて複数(図では5つ)の取付孔412aが設けられている。取付孔412aは、ピアノペダル914の後端部分から後方にかけ間隔をあけて複数設けられた取付部の一例に相当するものである。連結金具41をピアノペダル914に取り付けるには、まず、ペダル突上げ棒916を持ち上げて、ピアノペダル914から外し、第1ホースバンド43を、ピアノペダル914の後端側から挿入する。次いで、連結金具41の水平部411を第1ホースバンド43に挿入した後、ペダル突上げ棒916を持ち上げ、ピアノペダル914に嵌め込んで戻す。そして、第1ホースバンド43によって、ピアノペダル914の後端部分と連結金具41の水平部411とを固定すればよい。
ワイヤー部材3は、チューブ32と、チューブ32に挿通されたワイヤー31とを備えている。ワイヤー31は、チューブ32よりも長さが長いものであり、一端側31aが、連結金具41の取付孔412aに挿通され蝶ねじ42によって連結金具41に取り付けられている。また、ワイヤー31の他端側31bには挿入片35が設けられ、この挿入片35が、詳しくは後述する装置本体2における挿入部241に挿入され蝶ねじによって固定されている。
チューブ32は、一端側部分32aがクリップ33によってペダル笠木911の凹部911aに取り付けられ、他端側部分32bが、詳しくは後述する装置本体2におけるガイド筒25に第2ホースバンド34によって取り付けられている。
次いで、図3及び図4を用いて、装置本体2について説明する。
図3(a)は、図1及び図2に示す装置本体2を拡大して示す図であり、図3(b)は、同図(a)に示す装置本体2を紙面の奥側から見た図である。すなわち、図1及び図2に示す演奏者Pを基準にすると、図3(a)は、演奏会等では客席側となる右側から見た図であり、同図(b)は、演奏会等ではステージの奥側となる左側から見た図である。図4(a)は、図3(a)に示す装置本体2を左側(演奏者P側)から見た図であり、図4(b)は、図3(a)に示す装置本体2を右側(演奏者Pとは反対側)から見た図である。
装置本体2は、特許文献1等に示す従来の補助ペダル装置と基本的な構造は同じである。以下、特許文献1等に示す従来の補助ペダル装置との違いを中心に説明する。
図3及び図4に示すように、装置本体2は、台枠21と、足置板22と、足置板22の高さを調整する昇降具26と、足置板22上において揺動可能に設けられた補助ペダル23と、上端部分が補助ペダル23に連結され足置板22を貫通した摺動ロッド24と、昇降具26を操作するハンドル27と、メジャー28とを備えている。昇降具26は、周知の平行リンク機構(パンタグラフ機構)からなるものであり、高さ調節機構の一例に相当する。また、昇降具26は、取っ手271を掴んでハンドル27を回転させることで、演奏者Pの体格に合わせて足置板22の高さを調整することができる。すなわち、ハンドル27は、操作部材の一例に相当する。ここで、本実施形態では、従来の補助ペダル装置における調節つまみ等に比べ、操作部材として大きなハンドル27を採用しているため、素早く高さ調整を行うことができ、作業も容易になる。また、ハンドル27は、演奏者Pから見て左側、すなわち演奏会等における客席側とは反対側になるため、一旦セッティングが完了した後に高さを微調整する場合であっても、客席側にお尻を向けての作業を回避することができる。さらに、メジャー28の先端が足置板22の下面に取り付けられ、メジャー28の収容部281が台枠21内に配置されている。このため、メジャー28により足置板22の高さが一目瞭然となり、足置板22の高さ調整がより容易になる。
足置板22の下面には、摺動ロッド24をガイドするガイド筒25が設けられ、摺動ロッド24の下端には、挿入部241が設けられている。従来の補助ペダル装置では、この挿入部241に、ピアノペダルの上面に当接する当接金具が取り付けられるが、本実施形態では、前述したように、ワイヤー31の挿入片35が挿入されている。
図5は、図2に示すピアノペダル操作装置1の補助ペダル23が、演奏者Pによって踏み込まれた様子を示す図である。
補助ペダル23が踏み込まれると、ガイド筒25にガイドされつつ摺動ロッド24が下降する。これに伴い、摺動ロッド24に接続されているワイヤー31の他端側31bも下降し、ワイヤー31が他端側に引っ張られる。これにより、連結金具41が持ち上げられるとともに、支軸915を中心にピアノペダル914が揺動し、踏み込まれた状態に押し下げられる。その結果、ペダル突上げ棒916が持ち上がり、不図示のダンパー機構が操作されてダンパーが開放される。
ピアノペダル操作装置1によれば、連結部材4をピアノペダル914に一旦取り付けてしまえば、演奏者Pが交代するときには、交代する子供の体格に合わせて足置板22の高さを調整するだけでよい。このため、作業が容易になるとともに、セッティングのミスを大幅に軽減することができる。また、ピアノペダル操作装置1は、ピアノペダル914をいわば遠隔操作をするものであるため、ピアノペダル914の位置に拘束されず、ワイヤー31がとどく範囲で移動させることができる。このため、足置板22の高さを調整する作業は、客席から見えにくい位置で行うこともできる。さらに、ピアノペダル操作装置1を使用しない場合には、邪魔にならない場所に避けておくだけで良いため、ピアノペダル操作装置1を取り付けたままで、発表会を進めることができる。またさらに、2〜4人で連弾する場合には、左側の演奏者Pに合わせて位置を調整することができる。さらにまた、子供が先生からレッスンを受ける場合に、例えば、子供がピアノペダル914に足を載せた状態で、先生が補助ペダル23を踏み込むようにすれば、ピアノペダル914を踏み込むタイミングを子供に効率的に体感させることができる。またさらに、複数の取付孔412aからワイヤー31を取り付ける取付孔412aを選択し、ピアノペダル914を押し下げる力のモーメントを調整することができる。
以上説明したピアノペダル操作装置1によれば、客席から見えにくい位置で容易に作業ができ、さらにはセッティングのミスを軽減することができる。
本考案は前述した実施形態に限られることなく実用新案登録請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、前述した実施形態では、クリップ33を、ペダル笠木911の凹部911aに取り付けているが、クリップ33を取り付ける箇所は特に限定されるものではなく、適宜の場所にとりつければよい。また、クリップ33以外の取付部材を用いてもよい。さらに、図4(a)に示す、左側の補助ペダル23に連結した摺動ロッド24と、ソステヌートペダル、あるいはシフトペダルとを、ワイヤー部材3及び連結部材4によって接続してもよい。
1 ピアノペダル操作装置
2 装置本体
21 台枠
22 足置板
23 補助ペダル
24 摺動ロッド
26 昇降具
27 ハンドル
28 メジャー
3 ワイヤー部材
31 ワイヤー
32 チューブ
33 クリップ
4 連結部材
41 連結金具
412a 取付孔
9 グランドピアノ(ピアノ)
91 ペダル機構
914 ピアノペダル
P 演奏者
2 装置本体
21 台枠
22 足置板
23 補助ペダル
24 摺動ロッド
26 昇降具
27 ハンドル
28 メジャー
3 ワイヤー部材
31 ワイヤー
32 チューブ
33 クリップ
4 連結部材
41 連結金具
412a 取付孔
9 グランドピアノ(ピアノ)
91 ペダル機構
914 ピアノペダル
P 演奏者
Claims (3)
- ピアノ椅子に腰掛けた際にピアノペダルに足が届かない子供等の演奏者が使用するピアノペダル操作装置において、
前記演奏者が足を置く足置板と、
前記足置板の高さを調節する高さ調節機構と、
前記足置板上において揺動可能に設けられた補助ペダルと、
上端部分が前記補助ペダルに連結されるとともに前記足置板を貫通し、該補助ペダルが踏み込まれると下降する摺動ロッドと、
前記ピアノペダルの後端部分に取り付けられた連結部材と、
前記摺動ロッドと前記連結部材とを接続するワイヤーとを備え、
前記ワイヤーは、前記補助ペダルが踏み込まれて前記摺動ロッドが下降すると、前記連結部材を持ち上げ、前記ピアノペダルの支軸を中心に該ピアノペダルを踏み込まれた状態に押し下げるものであることを特徴とするピアノペダル操作装置。 - 前記連結部材は、前記ピアノペダルの後端部分から後方に延在するとともに、前記ワイヤーを取り付け可能な取付部が、該後端部分から後方にかけ間隔をあけて複数設けられたものであり、
前記ワイヤーは、前記複数の取付部のうちのいずれか1つに取り付けられるものであることを特徴とする請求項1記載のピアノペダル操作装置。 - 前記高さ調節機構は、高さ調節の操作を行う操作部材が、前記ピアノ椅子に腰掛けた状態の前記演奏者から見て左側に設けられたものであり、
前記足置板は、前記演奏者が足を置く上面の高さを表示するメジャーを有するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のピアノペダル操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003787U JP3219294U (ja) | 2018-09-29 | 2018-09-29 | ピアノペダル操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003787U JP3219294U (ja) | 2018-09-29 | 2018-09-29 | ピアノペダル操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219294U true JP3219294U (ja) | 2018-12-13 |
Family
ID=64655761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003787U Active JP3219294U (ja) | 2018-09-29 | 2018-09-29 | ピアノペダル操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219294U (ja) |
-
2018
- 2018-09-29 JP JP2018003787U patent/JP3219294U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3219294 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |