JP2012081547A - ペットボトルのキャップ用の孔開け装置、ペットボトルのキャップ - Google Patents
ペットボトルのキャップ用の孔開け装置、ペットボトルのキャップ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】コンパクトなボトルのキャップ用の孔開け装置、当該ペットボトルのキャップ用の孔開け装置によって形成された孔を有するペットボトルのキャップを提供する。
【解決手段】回動ベース17を水平面内にて時計回りの方向へ側板19がストッパ65に当接するまで回動させて、回動ベース17が支持部9の上方から退避し、支持部9の上方が開放される開放姿勢とする。上記のように回動ベース17を開放姿勢とした状態で、キャップ93を上方から支持部9に載せる。キャップ93は天板95が支持部9に載った状態で支持される。開放姿勢では回動ベース17は支持部9の上方から大きく退避した状態となり、支持部9の上方が完全に開放される。従って、キャップ93を支持部9に容易に載せることが可能である。
【選択図】 図3
【解決手段】回動ベース17を水平面内にて時計回りの方向へ側板19がストッパ65に当接するまで回動させて、回動ベース17が支持部9の上方から退避し、支持部9の上方が開放される開放姿勢とする。上記のように回動ベース17を開放姿勢とした状態で、キャップ93を上方から支持部9に載せる。キャップ93は天板95が支持部9に載った状態で支持される。開放姿勢では回動ベース17は支持部9の上方から大きく退避した状態となり、支持部9の上方が完全に開放される。従って、キャップ93を支持部9に容易に載せることが可能である。
【選択図】 図3
Description
本発明はペットボトルのキャップ用の孔開け装置、ペットボトルのキャップに係り、特にノズルを挿入する孔を形成するためのペットボトルのキャップ用の孔開け装置、当該ペットボトルのキャップ用の孔開け装置によって形成された孔を有するペットボトルのキャップに関するものである。
特許文献1に記載された携帯用局部洗浄器はペットボトルの容器本体にノズル装置を装着して成るものである。このノズル装置は、容器本体の口部に内挿可能で、口部を封止する拡径縮径可能な弾性体と、この弾性体を圧縮して拡径させる拡径手段、操作部を有している。これは、容器本体の口部のサイズが種々あることから、操作部を操作して弾性体を拡径させ、サイズの異なる容器本体の口部に対応して、ノズル装置を容器本体に確実に連結しようとするものである。
しかしながら、このノズル装置では上記のように構造が複雑であり、どうしてもコストの高いものとなり使い捨てにすることができず、繰り返し使用しなければならないので衛生面で問題がある。そればかりか、容器本体の口部に弾性体をぴったり装着するためには操作部を操作しなくてはならず、装着作業が面倒であるという不都合もある。
更に、種々ある容器本体の口部のサイズの全てに対応できないおそれがあり、ペットボトルの本来のキャップと異なり、容器本体の口部と弾性体との間に隙間ができてしまい、この隙間から水漏れが生じる心配もある。
更に、種々ある容器本体の口部のサイズの全てに対応できないおそれがあり、ペットボトルの本来のキャップと異なり、容器本体の口部と弾性体との間に隙間ができてしまい、この隙間から水漏れが生じる心配もある。
従って、ペットボトルの本来のキャップの天板に孔を開けて、この孔に安価で簡易なノズルを装着できれば、上記問題は一掃されることになる。そこで、特許文献2に記載されたパンチ等を用いて、キャップの天板に孔を開け、この孔にノズルを装着することも考えられる。
しかしながら、キャップは、天板の外周の縁に一体に形成され下方へ延びる周壁部を有しているため、このキャップをレバーハンドルとベースプレートとの間の僅かな隙間に設置することは不可能である。この隙間をあまり大きくしたのでは、装置が大型になるという不都合を生じることになる。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、コンパクトなボトルのキャップ用の孔開け装置、当該ペットボトルのキャップ用の孔開け装置によって形成された孔を有するペットボトルのキャップの提供を、その目的とする。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、コンパクトなボトルのキャップ用の孔開け装置、当該ペットボトルのキャップ用の孔開け装置によって形成された孔を有するペットボトルのキャップの提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、ペットボトルのキャップの天板に孔を開けるペットボトルのキャップ用の孔開け装置であって、設置ベースと、前記設置ベースに支持された回動ベースと、前記回動ベースに上下動自在に備えられキャップの天板に孔を開ける刃と、前記刃を上下方向へ駆動させる刃駆動手段と、前記設置ベースに設けられキャップを支持する支持部とを備え、前記回動ベースは設置ベースに対し、前記支持部の上方に位置する対向姿勢と、前記支持部の上方から退避して支持部の上方が開放される開放姿勢とに回動できることを特徴とするペットボトルのキャップ用の孔開け装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載したペットボトルのキャップ用の孔開け装置において、回動ベースを対向姿勢に保持する回動ベース保持手段が備えられていることを特徴とするペットボトルのキャップ用の孔開け装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載したペットボトルのキャップ用の孔開け装置において、キャップの天板に形成された孔に挿入するノズルを収容するノズル収容部が設けられていることを特徴とするペットボトルのキャップ用の孔開け装置である。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載したペットボトルのキャップ用の孔開け装置によって開けられた孔が形成されていることを特徴とするペットボトルのキャップである。
本発明のペットボトルのキャップ用の孔開け装置によれば、装置をコンパクトにすることが可能となり、携帯にも便利である。
本発明の実施の形態に係るペットボトルのキャップ用の孔開け装置1を図面にしたがって説明する。
図1において符号3は設置ベースを示し、この設置ベース3の上面には、キャップ設置部5と、このキャップ設置部5よりも一段高い基台部7が設けられている。キャップ設置部5には、比較的高さ寸法の小さい筒状の支持部9が固定されており、この支持部9は上面に開口する孔11(図3参照)を有している。
図1において符号3は設置ベースを示し、この設置ベース3の上面には、キャップ設置部5と、このキャップ設置部5よりも一段高い基台部7が設けられている。キャップ設置部5には、比較的高さ寸法の小さい筒状の支持部9が固定されており、この支持部9は上面に開口する孔11(図3参照)を有している。
基台部7には軸受13が固定されており、この軸受13には図1に示すように回動軸15が回動自在に支持されている。回動軸15の上端部には回動ベース17が固定されている。
図2に示すように回動ベース17は互いに対向する左右一対の側板19、21と、これら一対の側板19、21の後端部どうしを連結する背面板23とを有している。一対の側板19、21には切欠き25がそれぞれ形成されており、これらの切欠き25は前方と下方に開口している。切欠き25は側板19、21の前端から後方に向かって中心部付近まで延びている。
一対の側板19、21には、上下方向に延びる長孔31がそれぞれ形成されている。
図2に示すように回動ベース17は互いに対向する左右一対の側板19、21と、これら一対の側板19、21の後端部どうしを連結する背面板23とを有している。一対の側板19、21には切欠き25がそれぞれ形成されており、これらの切欠き25は前方と下方に開口している。切欠き25は側板19、21の前端から後方に向かって中心部付近まで延びている。
一対の側板19、21には、上下方向に延びる長孔31がそれぞれ形成されている。
符号33はレバーを示し、このレバー33は天板35、この天板35に連続して形成され互いに対向する左右一対の側板37、39、一対の側板37、39の前端部(基端部)どうしを連結する前板41及び一対の側板37、39の後端部(先端部)どうしを連結する側板43から成っている。
レバー33は、左右一対の側板37、39が回動ベース17の左右一対の側板19、21の外側に位置するように備えられている。
レバー33は、左右一対の側板37、39が回動ベース17の左右一対の側板19、21の外側に位置するように備えられている。
符号45は支持軸を示し、この支持軸45は、レバー33の左側板37、右側板39、回動ベース17の一対の側板19、21を貫通して、レバー33と回動ベース17に取り付けられている。レバー33は支持軸45を支点として、先端部が斜め上方を向く開き姿勢(図4に示す姿勢)と、ほぼ水平姿勢となる閉じ姿勢(図5に示す姿勢)とに回動自在に支持されている。
支持軸45には図示しないトーションバネが設けられており、このトーションバネによってレバー33が開き姿勢となる方向へ付勢されている。
図4に示すようにレバー33が開き姿勢の状態では、レバー33の前板41の裏面が回動ベース17の前面に当接し、レバー33の反時計回りの方向の回動が規制されている。
図4に示すようにレバー33が開き姿勢の状態では、レバー33の前板41の裏面が回動ベース17の前面に当接し、レバー33の反時計回りの方向の回動が規制されている。
符号47は連結部材としての連結軸を示し、この連結軸47は、レバー33の左側板37を貫通し、回動ベース17の長孔31を通って、レバー33の右側板39を貫通して、レバー33に取り付けられている。
連結軸47には上下方向に延びるパンチング軸49が固定されており、このパンチング軸49は一対の側板19、21間に備えられている。パンチング軸49は下端部に刃51を有しており、この刃51は支持部9の孔11に対向している。
刃駆動手段はレバー33、支持軸45及び連結軸47によって構成されている。
連結軸47には上下方向に延びるパンチング軸49が固定されており、このパンチング軸49は一対の側板19、21間に備えられている。パンチング軸49は下端部に刃51を有しており、この刃51は支持部9の孔11に対向している。
刃駆動手段はレバー33、支持軸45及び連結軸47によって構成されている。
図3(b)に示すように回動ベース17の側板21と背面板23の下端部には切欠き53が形成されている。
また、回動ベース17の後端部には円柱状の嵌合ブロック55が取り付けられており、この嵌合ブロック55は一対の側板19、21と背面板23の内側に備えられている。
また、回動ベース17の後端部には円柱状の嵌合ブロック55が取り付けられており、この嵌合ブロック55は一対の側板19、21と背面板23の内側に備えられている。
符号57は嵌合ストッパを示し、この嵌合ストッパ57は基台部7の後端部に固定されている。嵌合ストッパ57は平板を折り曲げてL字状に形成され、背面板59と側板61から成っている。背面板59の内側面には凹部63が形成されている。
回動ベース保持手段は、切欠き53、嵌合ブロック55及び嵌合ストッパ57によって構成されている。
図3(a)において符号65はストッパを示し、このストッパ65は基台部7の前端部側の左角部に設けられている。
回動ベース保持手段は、切欠き53、嵌合ブロック55及び嵌合ストッパ57によって構成されている。
図3(a)において符号65はストッパを示し、このストッパ65は基台部7の前端部側の左角部に設けられている。
図4に示すようにレバー33の上面の後端寄りには、後述する保持部材69の一部が嵌る溝67が形成されている。
符号69は保持部材を示し、この保持部材69は、丸棒を折り曲げてコ字状にし、その両端部を互いに対向する方向へ直角に折り曲げて形成されている。この保持部材69は、その両端部が設置ベース3の後端部に形成された孔71にそれぞれ挿入されて、設置ベース3に回動自在に取り付けられている。
符号69は保持部材を示し、この保持部材69は、丸棒を折り曲げてコ字状にし、その両端部を互いに対向する方向へ直角に折り曲げて形成されている。この保持部材69は、その両端部が設置ベース3の後端部に形成された孔71にそれぞれ挿入されて、設置ベース3に回動自在に取り付けられている。
図5に示すように設置ベース3にはノズル収容部73が設けられており、このノズル収容部73は下側と後側に開口している。
設置ベース3には合成樹脂から成る蓋体75が設けられており、この蓋体75は平板部77と、この平板部77の周縁に形成された立ち上がり部79から成っている。平板部77はノズル収容部73の下側開口を閉塞している。また、立ち上がり部79は設置ベース3の下端部に外嵌されており、この立ち上がり部79の後端部はノズル収容部73の後側開口の一部を塞いでいる。
蓋体75にはヒンジ部81が形成されており、このヒンジ部81を支点として、蓋体75の後側の部分は同図の仮想線で示すように開くことができるようになっている。
設置ベース3には合成樹脂から成る蓋体75が設けられており、この蓋体75は平板部77と、この平板部77の周縁に形成された立ち上がり部79から成っている。平板部77はノズル収容部73の下側開口を閉塞している。また、立ち上がり部79は設置ベース3の下端部に外嵌されており、この立ち上がり部79の後端部はノズル収容部73の後側開口の一部を塞いでいる。
蓋体75にはヒンジ部81が形成されており、このヒンジ部81を支点として、蓋体75の後側の部分は同図の仮想線で示すように開くことができるようになっている。
ノズル収容部73には、合成樹脂から成るノズル83が収容されている。
図6に示すようにノズル83はノズル本体85とこのノズル本体85の基端部に形成されたフランジ87から成っている。ノズル本体85の先端部は先細り形状に形成されている。この先細り形状の部分の外周面にはノズル本体85の先端部に向かって下がる方向へ傾斜する平坦部が形成され、平坦部には噴射口91が形成されている。
符号93はペットボトルのキャップを示し、このキャップ93は天板95と、この天板95の外周縁に一体に形成され下方へ延びる周壁部97を有している。
図6に示すようにノズル83はノズル本体85とこのノズル本体85の基端部に形成されたフランジ87から成っている。ノズル本体85の先端部は先細り形状に形成されている。この先細り形状の部分の外周面にはノズル本体85の先端部に向かって下がる方向へ傾斜する平坦部が形成され、平坦部には噴射口91が形成されている。
符号93はペットボトルのキャップを示し、このキャップ93は天板95と、この天板95の外周縁に一体に形成され下方へ延びる周壁部97を有している。
次に、ペットボトルのキャップ用の孔開け装置1の使用方法について説明する。
図1に示すように保持部材69が溝67に嵌っており、この保持部材69によってレバー33が閉じ姿勢で保持されている。
図1に示す状態から図2に示すように保持部材69を溝67から外して矢印の示す方向へ回動させ、保持部材69によるレバー33の保持を解除する。するとレバー33は図示しないトーションバネによって回動させられて開き姿勢となる。
この状態では回動ベース17は設置ベース3に対し、支持部9の上方に位置する対向姿勢となっている。
図1に示すように保持部材69が溝67に嵌っており、この保持部材69によってレバー33が閉じ姿勢で保持されている。
図1に示す状態から図2に示すように保持部材69を溝67から外して矢印の示す方向へ回動させ、保持部材69によるレバー33の保持を解除する。するとレバー33は図示しないトーションバネによって回動させられて開き姿勢となる。
この状態では回動ベース17は設置ベース3に対し、支持部9の上方に位置する対向姿勢となっている。
対向姿勢となっている回動ベース17を図3(a)(b)に示すように、水平面内にて時計回りの方向へ側板19がストッパ65に当接するまで回動させて、回動ベース17が支持部9の上方から退避し、支持部9の上方が開放される開放姿勢とする。
上記のように回動ベース17を開放姿勢とした状態で、キャップ93を上方から支持部9に載せる。キャップ93は天板95が支持部9に載った状態で支持される。
上記のように開放姿勢では回動ベース17は支持部9の上方から大きく退避した状態となり、支持部9の上方が完全に開放される。従って、キャップ93を支持部9に容易に載せることが可能である。
上記のように回動ベース17を開放姿勢とした状態で、キャップ93を上方から支持部9に載せる。キャップ93は天板95が支持部9に載った状態で支持される。
上記のように開放姿勢では回動ベース17は支持部9の上方から大きく退避した状態となり、支持部9の上方が完全に開放される。従って、キャップ93を支持部9に容易に載せることが可能である。
次いで、回動ベース17を回動させて、図4に示す対向姿勢とする。この対向姿勢では、図4に示すようにパンチング軸49の刃51がキャップ93の天板95を挟んで支持部9の孔11に対向する状態となる。切り欠き53が嵌合ストッパ57に嵌合し、且つ嵌合ブロック55が嵌合ストッパ57の凹部63に嵌って、回動ベース17は対向姿勢に保持される。
そして、レバー33の上面を押し、支持軸45を支点として回動させる。これによりパンチング軸49が下降する。パンチング軸49に取り付けられた連結軸47が長孔31によってガイドされるので、パンチング軸49は真っ直ぐに下降する。パンチング軸49が下降すると、刃51がキャップ93の天板95を打ち抜き、支持部9の孔11に入り込む。これによりキャップ93の天板95に円形の孔99(図6参照)が形成される。
レバー33から手を離すと、レバー33は図示しないトーションバネの弾性力によって開き姿勢となる。そして、回動ベース17を回動させて開放姿勢として、支持部9の上方を開放してから、キャップ93を支持部9から外す。
このように回動ベース17を回動させて支持部9の上方を開放することができるので、周壁部97を有するキャップ93を支持部9に対して着脱することが可能となる。従って、回動ベース17の側板19、21と支持部9の上面との間の隙間を大きく形成する必要がなくなり、装置をコンパクトにすることができる。
このように回動ベース17を回動させて支持部9の上方を開放することができるので、周壁部97を有するキャップ93を支持部9に対して着脱することが可能となる。従って、回動ベース17の側板19、21と支持部9の上面との間の隙間を大きく形成する必要がなくなり、装置をコンパクトにすることができる。
前述したように嵌合ブロック55が嵌合ストッパ57の凹部63に嵌って、回動ベース17は対向姿勢に保持される。従って、パンチング軸49の刃51が支持部9の孔11に対向する位置からずれてしまうのを防止することができる。
また、図1に示すように保持部材69によってレバー33を閉じ姿勢で保持でき、レバー33が不用意に開いてしまうのを防止できるので、携帯にも便利である。
なお、ノズル収容部73にはノズル83を収容しておく。フランジ87が蓋体75の立ち上がり部79に当接するので、ノズル83がノズル収容部73の後部側の開口から落ちるのを規制している。
また、図1に示すように保持部材69によってレバー33を閉じ姿勢で保持でき、レバー33が不用意に開いてしまうのを防止できるので、携帯にも便利である。
なお、ノズル収容部73にはノズル83を収容しておく。フランジ87が蓋体75の立ち上がり部79に当接するので、ノズル83がノズル収容部73の後部側の開口から落ちるのを規制している。
次に、局部洗浄器101の組み立て方について説明する。
図5に示すように蓋体75のヒンジ部81よりも後側の部分を開いて、ノズル収容部73に収容されたノズル83を取り出す。
そして、図6に示すようにノズル83をキャップ93の内側から孔99に挿入して、フランジ87をキャップ93の天板95に当接させる。ノズル83は、ノズル本体85の外周面が孔99の内周面にぴったり嵌る状態でキャップ93に装着される。次いで、図7(a)に示すようにノズル83が装着されたキャップ93を、水を入れたペットボトルの容器本体103の口部に取り付ける。
図5に示すように蓋体75のヒンジ部81よりも後側の部分を開いて、ノズル収容部73に収容されたノズル83を取り出す。
そして、図6に示すようにノズル83をキャップ93の内側から孔99に挿入して、フランジ87をキャップ93の天板95に当接させる。ノズル83は、ノズル本体85の外周面が孔99の内周面にぴったり嵌る状態でキャップ93に装着される。次いで、図7(a)に示すようにノズル83が装着されたキャップ93を、水を入れたペットボトルの容器本体103の口部に取り付ける。
そして、容器本体103を押すと、図7(b)に一点鎖線で示すように水がノズル83の噴射口91から噴射される。噴射口91は先端部に向かって下がる方向へ傾斜する平坦部に形成されているので、容器本体103を倒した姿勢では、噴射口91から噴射された水は弧を描くように前方へ向かって飛ぶ。
ノズル83は従来のノズル装置と比べて構造が簡単であり、コストの安いものとなっている。従って、局部洗浄器101の使用後には、ノズル83をキャップ93と共に捨てることができる。即ち、ノズル83を使い捨てにすることが可能である。
また、キャップ93は容器本体103に対応する本来のものなので、キャップ93を容器本体103の口部に取り付けた状態では隙間が形成されることがない。従って、水漏れが生じるのを完全に防止することが可能である。
また、キャップ93は容器本体103に対応する本来のものなので、キャップ93を容器本体103の口部に取り付けた状態では隙間が形成されることがない。従って、水漏れが生じるのを完全に防止することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
上記実施の形態では、刃駆動手段をレバー33、支持軸45及び連結軸47によって構成したが、刃駆動手段は刃を上下方向へ駆動させるものであれば上記構成に限定されない。例えば、刃駆動手段を、ラックとピニオンを用いて構成してもよい。
また、ノズル収容部73を設置ベース3に設けたが、ノズル収容部73を回動ベース17やレバー33に設けてもよい。
上記実施の形態では、刃駆動手段をレバー33、支持軸45及び連結軸47によって構成したが、刃駆動手段は刃を上下方向へ駆動させるものであれば上記構成に限定されない。例えば、刃駆動手段を、ラックとピニオンを用いて構成してもよい。
また、ノズル収容部73を設置ベース3に設けたが、ノズル収容部73を回動ベース17やレバー33に設けてもよい。
本発明はペットボトルのキャップ用の孔開け装置の製造業に利用可能である。
1…ペットボトルのキャップ用の孔開け装置 3…設置ベース
5…キャップ設置部 7…基台部 9…支持部
11…孔 13…軸受 15…回動軸
17…回動ベース 19…側板 21…側板
23…背面板 25…切欠き
31…長孔 33…レバー
35…天板 37…側板 39…側板
41…前板 43…側板 45…支持軸
47…連結軸 49…パンチング軸 51…刃
53…切欠き 55…嵌合ブロック 57…嵌合ストッパ
59…背面板 61…側板 63…凹部
65…ストッパ 67…溝 69…保持部材
71…孔 73…ノズル収容部 75…蓋体
77…平板部 79…立ち上がり部 81…ヒンジ部
83…ノズル 85…ノズル本体 87…フランジ
91…噴射口 93…キャップ 95…天板
97…周壁部 99…孔
101…局部洗浄器 103…容器本体
5…キャップ設置部 7…基台部 9…支持部
11…孔 13…軸受 15…回動軸
17…回動ベース 19…側板 21…側板
23…背面板 25…切欠き
31…長孔 33…レバー
35…天板 37…側板 39…側板
41…前板 43…側板 45…支持軸
47…連結軸 49…パンチング軸 51…刃
53…切欠き 55…嵌合ブロック 57…嵌合ストッパ
59…背面板 61…側板 63…凹部
65…ストッパ 67…溝 69…保持部材
71…孔 73…ノズル収容部 75…蓋体
77…平板部 79…立ち上がり部 81…ヒンジ部
83…ノズル 85…ノズル本体 87…フランジ
91…噴射口 93…キャップ 95…天板
97…周壁部 99…孔
101…局部洗浄器 103…容器本体
Claims (4)
- ペットボトルのキャップの天板に孔を開けるペットボトルのキャップ用の孔開け装置であって、
設置ベースと、前記設置ベースに支持された回動ベースと、前記回動ベースに上下動自在に備えられキャップの天板に孔を開ける刃と、前記刃を上下方向へ駆動させる刃駆動手段と、前記設置ベースに設けられキャップを支持する支持部とを備え、前記回動ベースは設置ベースに対し、前記支持部の上方に位置する対向姿勢と、前記支持部の上方から退避して支持部の上方が開放される開放姿勢とに回動できることを特徴とするペットボトルのキャップ用の孔開け装置。 - 請求項1に記載したペットボトルのキャップ用の孔開け装置において、回動ベースを対向姿勢に保持する回動ベース保持手段が備えられていることを特徴とするペットボトルのキャップ用の孔開け装置。
- 請求項1または2に記載したペットボトルのキャップ用の孔開け装置において、キャップの天板に形成された孔に挿入するノズルを収容するノズル収容部が設けられていることを特徴とするペットボトルのキャップ用の孔開け装置。
- 請求項1または2に記載したペットボトルのキャップ用の孔開け装置によって開けられた孔が形成されていることを特徴とするペットボトルのキャップ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6420872B1 (ja) * | 2017-07-19 | 2018-11-07 | 寿予 平山 | ボトルキャップ穴開け装置 |
USD1024709S1 (en) * | 2022-01-21 | 2024-04-30 | Louis G Bottone, III | Drink container piercing device |
-
2010
- 2010-10-12 JP JP2010229212A patent/JP2012081547A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6420872B1 (ja) * | 2017-07-19 | 2018-11-07 | 寿予 平山 | ボトルキャップ穴開け装置 |
USD1024709S1 (en) * | 2022-01-21 | 2024-04-30 | Louis G Bottone, III | Drink container piercing device |
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