JP6026807B2 - スタンプ装置 - Google Patents

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本発明はインクの揮発や蒸発による消耗を防ぐのに効果的なスタンプ装置に関する。
近年、製品や部品等のものづくりの生産現場においても品質管理を重視する観点から行程のトレーサビリティが厳密化、細分化されつつある。
従って、製品や部品の生産ラインの中で部品自体にロット番号、製造日、加工日、金型等の印字が要求される。
このように部品等に直接印字(捺印)する方法として水溶性インクでは乾燥が遅く、作業性に問題あるためにいわゆる不滅インクと称される溶剤を用いた揮発性の高いインクが使用されている。
しかし、揮発性の高いインクを用いるとインクパッドの寿命が短く、頻繁にこのインクパッドの交換をしなくてはならない問題があった。
そこで、特許文献1にはインクパッドの開口部に密閉蓋を重ねる印版を挿通した技術を開示し、特許文献2には印面をキャップ面で覆い、捺印時にキャップ部が開く技術を開示する。
しかし、これらに開示するインクの揮発防止技術は構造が複雑であり、未だインクの揮発防止が不充分であった。
特開平11−58911号公報 特開2007−105950号公報
本発明は、反転自在の押印器の捺印部とインクケースとの間のシール性が高く、押印操作が容易で印字安定性に優れたスタンプ装置の提供を目的とする。
本発明に係るスタンプ装置は、被印面に向けて押圧すると、押印器が反転し、捺印するスタンプ装置であって、インクケースと、押印器を反転自在に支持するホルダーとを備え、インクケースは、押印器に有する凸形状の捺印部が入り込む開口部と、当該開口部と捺印部の間をシールするシール機構を有し、シール機構は前記開口部に捺印部が位置すると捺印部を両側から挟持する左右一対のシール部材を有し、左右一対のシール部材は捺印部との当接部が開く方向に作用する付勢部材と当該付勢部材に対抗して、シール部材を閉じる方向に付勢されたスライド自在の開閉具を有し、ホルダーを被印面に向けて押圧すると前記開閉具が後退し、左右一対のシール部材が開き押印器が下降及び反転することを特徴とする。
ここで、部品等の被印面に対してスタンプ装置を上から押圧し、捺印する状態においてスタンプ装置の上下方向を表現する。
従って、横方向に捺印する場合はそれに対応して上下方向が横方向になる。
本発明にてインクケースとは、インクをパッド状の吸収部材等に吸着させた状態で収納したケースをいい、押印器の捺印部が出入りする開口部を除いて密閉状態にある。
本明細書にて左右一対のシール部材とは凸形状の捺印部を両側から挟み込むことを意味し、前後方向を含む。
本発明において、押印器を反転させる機構は押印器の捺印部が上方向に向いているときにインクケースの開口部を塞ぎ、捺印するときに反転し、部品等の被印面に当接するものであればどのような機構を用いてもよく、本明細書では便宜上、上下に反転すると表現したが、インクケースの開口部と捺印時の捺印部の方向が水平方向に反転していてもよく、また、例えば直角方向等所定の角度だけ回動し、インクケースの開口部を塞いだ状態と捺印状態とが切り替わるものも含まれる。
簡単な構造からなる反転機構としては、上下反転機構はホルダーに沿って上下に移動する反転具を有し、当該反転具は回転ピンと回転ピンを中心に押印器を反転させるガイド溝を有し、押印器は前記回転ピンを上下に移動させる上下方向長孔の回転ピン保持溝と前記ガイド溝に沿って上下移動するガイドピンを有するようにしてもよい。
インクケースの開口部に有するインクパッド等に押印器の捺印部が当接するようにして、この開口部をふさぐだけでは限らずしもインクケースの開口部のシール性が充分とは言えない。
そこで本発明は押印器の凸形状の捺印部がインクケースの開口部に位置すると、捺印部を一対のシール部材で両側から挟持することでインクケースのシール性を向上させ、インクの揮発を抑えた点に特徴がある。
本発明はシール部材が捺印部を両側から挟持する前に前記押印器の捺印部側とインクケース側との間にマグネットによる引寄せ手段を有することで、シール機構が安定して好ましい。
さらには、前記シール機構は押印器の捺印部がインクケースの開口部に位置した後に、左右一対のシール部材が挟持方向に作動する位置決め手段を有することもできる。
部品の形状によっては被印面が必ずしも平坦ではなく、凹凸面となっている場合も多い。
そこで、本発明にあっては、捺印前に先端部が被印面に当接することで当該被印面の凹凸を後退検知する複数のスライダーと、当該複数のスライダー間の後退量の差にて傾斜するコマを有し、当該コマの上面に捺印部を設けることが好ましい。
本発明においては、前記捺印部はドラムによりコマの上を送り移動するベルトの上に複数個設けてあり、前記コマはベルトの浮き上がりを防止した押え突部を有するようにすることもできる。
本発明に係るスタンプ装置にあっては、インクケースの開口部と捺印部との間を左右一対のシール部材で開閉自在にするとともに、捺印しないときには開閉具の付勢力でシール状態にし、ホルダーを印面に向けて押圧すると開閉具が相対的に後退し、左右一対のシール部材が開くので押印器の捺印部がインクケースから離れやすく操作性に優れる。
また、複数のスライダーにて被印面の傾斜を検知及びコマをその角度に合せるように傾斜させるので凹凸面のある印面に対しても安定した印字等が可能である。
ベルトに複数の捺印部を形成し、ドラムにてコマ上を送り移動させる場合にコマにベルトの浮き上がり防止用押え突部を形成すると、捺印部の浮き上がりを防止し、さらに安定した印字等になる。
本発明に係るスタンプ装置であって、ホルダーを形成する前後両側のケースの内、一方を取り出した状態を示す。 インクケースと反転具の部分の構造を示す。 (a)はインクケースに取り付けた開閉具を示し、(b)は前後又は左右一対のシール部材を付勢部材(スプリング)側から見た状態を示す。 シール部材の開閉構造を示し、(a)は閉じた状態、(b)は開いた状態を示す。 押圧支持具の構造例を示し、(a)は押圧した状態、(b)は押圧しない状態を示す。 押印器の内部構造例を示す。 コマの傾斜構造例を示し、(a)は傾斜していない状態、(b)は傾斜した状態を示す。 コマ及びその支持構造例を示す。 コマのベルト浮き上がり防止構造例を示し、(a)はコマの上部斜視図、(b)は断面構造を示す。 (a)はベルトの斜視図、(b)はその側面図を示す。 複数の捺印部が印面の凹部に沿って傾斜する状態を示し、(a)は印面に当接する前、(b)は当接状態を示す。 押印器の反転構造例を示し、(a)の状態からスタンプ装置を印面に押圧すると(b)〜(d)の順に反転押圧する状態を示す。 マグネットによる捺印部とインクケースとの引寄せ手段の構造例を示す。 (a)は押印器のスライダーの先端がインクケース側の逃がし孔に入り込む直前の状態を示し、(b)はスライダーの先端が逃がし孔に入り込み、引寄せ手段のマグネットが磁着した状態を示す。 ホルダーを被印面から離すとシール部材の開閉具が下降する動きの説明図を示す。(a)は開閉具が後退し、左右一対のシール部材が開いている状態、(b)は開閉具がスプリングにより前進したが閉規制片により開の状態が維持されている状態、(c)はホルダー側の押込部により閉規制片が押し込まれ、開閉具が前進し、シール部材が閉じる状態をそれぞれ示す。 捺印部がインクケースの開口部に位置した後に、シール部材が挟持方向に作動する位置決め手段の構造例を示す。(a)はホルダーが上昇し、相対的に開閉具が前進下降している状態、(b)は開閉具が閉規制片により閉じないように規制されている状態、(c)はホルダーの押込部により閉規制片が押し込まれ、さらに開閉具が下降前進し、シール部材が閉じる状態を示す。
本発明に係るスタンプ装置の構造例を図1に示す。
図1はホルダー10の前後のケース内、一方を取り外した状態を示す。
スタンプ装置はホルダー10の内側にインクケース40、反転具20及び押印器30を有する。
ホルダーの上部に取付具12を有し、このシャフト部分を用いて工作機械のツール把持具やロボットハンドに取り付け可能になっている。
反転具20はホルダー10から下方に向けて突出するように押圧スプリング11にて押圧されている。
押印器30の反転構造は公知の方法を広く採用できる。
その一例を図12に示す。
スタンプ装置を部品等の被印面に向けて押圧すると押印器30の捺印部34がインクケース30の開口部から離れ、反転具20により捺印部34が下方に反転し、さらにスタンプ装置を押圧すると印面に捺印する。
図2に示すように反転具20は押印器30の両側の側部を回転自在に支持する回転ピン22と、第1ストレート部21a、円弧部21b及び第2ストレート部21cからなるガイド溝21を有する。
押印器30は図12に示すように、回転ピン22を上下方向にスライド可能に保持する回転ピン保持溝30bとガイドピン30aを有し、このガイドピン30aが反転具20のガイド溝21に沿って上下方向に移動することで押印器が回転ピン30bを回動中心にしてガイドピン30aが円弧部21bに沿って、ガイド移動し反転する。
なお、ホルダー10にはこのガイドピン30aを左右方向には移動を許容し、上下方向には移動範囲を所定内に規制する左右方向長孔又はL字形状のガイドピン支持孔13により支持されている。
インクケース40は内部にインク溜を有し、図6に示した押印器30の捺印部34にインクを付着させるインクパッド44等がインクケース40の内側に設けてあり、外部からインクを補充するインク補充口46を有する。
図2〜4に示すようにインクケース40の開口部43には左右又は前後一対のシール部材42を設けてある。
押印器の捺印部がインクパッド44に当接しただけでは、インクケースの開口部と捺印部との間に僅かに隙間ができる。
そこで本発明は、一対のシール部材42,42は凸形状の捺印部34の側部を両側から挟み込み、その間をシールする構造になっている。
なお、本実施例はシール部材は前後方向に開閉する。
シール部材42は捺印部34に当接するシール部に対して略直交方向に延在したアーム部42cを有し、アーム部42cの先端側が軸支部42bで回動自在に軸支してある。
また、一対のシール部材は相互に開く方向に付勢したスプリングからなる付勢部材45を有する。
これに対して一対のシール部材42を外側から中央に向けて相対的に閉じる方向にスライド移動する開閉具50を有する。
開閉具50は略コ字形状になっている。
一対の開閉具50を連結部51にて枠形状に形成し、インクケース40の外形形状に沿って上下方向にスライド可能になっていて、左右の開閉スプリング41により下方向に付勢されている。
開閉具スプリング41の下方向(シール部材が閉じる方向)の付勢力は前後開く方向の付勢部材45よりも大きい。
前後の開閉具50は下側の間隔が広がる方向のテーパー部52を有し、シール部材42は前後方向の外側に向けて突出した摺接部42aを有する。
これにより捺印しない状態では図4(a)に示すように開閉具スプリング41の下方向への付勢力が一対のシール部材42の間に設けた付勢部材の付勢力より強いので、一対のシール部材42が捺印部34を両側から挟持し、その間がシールされる。
一方、ホルダー10から下に向けて突設した反転具20の先端側を押圧しはじめると開閉具50が開閉具スプリング41に対抗して上昇するので図4(b)に示すように開閉具50が上昇(後退)し、付勢部材45により一対のシール部材42が相互に開き、捺印部34の挟持状態を開放する。
ホルダー10をさらに押圧すると押印器が反転し、上述のとおり捺印する。
ここで、捺印部がインクケースのインクパッドに当接した状態だけでは、インクの揮発を抑えるのが不充分である。
そこで本発明は、一対のシール部材が左右に開いた状態で捺印部がインクケース側の開口部に位置した後にこの一対のシール部材が閉じ、捺印部を両側から挟持することでシール性を向上させたものである。
このことから本実施例では、さらにシール部材開いた状態で押印器の捺印部側とインクケース側とが引き寄せ合い、確実にシール部材が捺印部を挟持するように、図13及び図14に示したように、押印器30の捺印側の側部端部に相対的に小さいマグネット71を取り付け、インクケース40側の側部端部に大きいマグネット70を対応させて相互に引き寄せるように取り付けた。
なお、両方ともマグネットである必要はない。
この場合に、押印器には後述する被印面に当接するスライダー32a〜32dが捺印部34の先に突出しているので、このスライダー32a〜32dの先端が入り込むための逃がし孔43aをインクケース側に設けてある。
また、本実施例では捺印部34がインクケースの開口部に位置しないとシール部材42が閉じないようにするために、図15及び図16に示すように位置決め手段を設けてある。
インクケース40の両側にはシール部材の開閉具50が開閉具スプリング41によりシール部材42,42が相互に閉じる方向に付勢されているが、この開閉具スプリング41を支持しつつ、先に延長させたガイドシャフト41aの先端側に、このガイドシャフト41aの内側から外側に弾性力で突出するように閉規制片41bを設けた。
一方、ホルダー10には押圧スプリング11によりホルダー10が上昇する際に上記閉規制片41bを内側に向けて押し込むための、当接部がテーパー面状の押込部10aを形成した。
これにより、図15及び図16の(a)の状態から開閉具50が(b)の状態に相対的に下降しても、開閉具50にガイドシャフト41aを挿通させたシャフト孔50aが閉規制片41bに当たり、それ以下、開閉具50が下降前進することができない。
この状態では捺印部34がシール部材側の開口部43に位置している。
次にホルダー10が上昇し、ホルダー側の押込部10aが閉規制片41bを内側に向けて押し込むことで開閉具50が相対的に下降し、一対のシール部材42,42が相互に閉じ、捺印部を両側から挟持しシールする。
本実施例では反転具20の先端側に、図2及び図5に示すように押圧支持具60を取り付けた例になっている。
押圧支持具60は図5に示すようにスライド部63に沿って上下にスライドする支持部61とその先端側に軸支部64aで回動自在に軸支した支持ピース64を設けた例になっていて、この支持部61は突出方向(下方向)にスプリング62にて付勢されている。
押印器の構造例を図6に示す。
本実施例はドラム31とコマ35との間に、図10に示したような複数の捺印部34を有するベルト33を順送り可能に設けた例になっている。
ドラム31は31a,31b,31cの3つを設けた例でこれに合せてコマ35も3つ設けた例になっている。
スライダー32(32a〜32d)はそれぞれ上下方向にスライド可能に設けられている。
スライダー32は図11に示すようにコマ35の両側にそれぞれ設けてもよい。
スライダー32が部品等の被印面に当接すると、それに合せて後退するようになっており、それに合せてコマ35が傾斜する。
本実施例では図7,8に示すようにコマ35を台座ピース36に嵌着し、台座ピース36が左右に傾斜自在に支持部材37に枢着した例になっている。
台座ピース36はコマ35からの嵌着部36aと回動部36cを有し、回動部36cの側部から両側に且つとなり合う回動部間で相互に干渉しないように前後方向にズレた位置に弾性を有する弾性支持部36bを有する。
支持部材37は台座ピース36の回動部36cを枢着するための枢着凹部37bと弾性支持部36bの下面を支持する溝部37aを有する。
また、支持部材37は押印器側に差し込む差し込み部37bを有する。
これにより、スライダー32が後退すると、弾性支持部36bも後退し、スライダーが前進復帰すると、それに伴って弾性支持部36bも復帰するので、図11に示すように被印面の凹部形状や凸形状に合せてコマが傾斜する。
コマ35の上には、ベルト33を介して捺印部34が有するので、この捺印部34の印面も傾斜する。
本実施例では、コマ35の上面にベルト33の送り溝35cと、送り先端側に干渉突部35aを有し、ベルト33の上面側に突設した押え突部35bを有する。
この押え突部35bは、図7に示すように前後分離型でも、図9に示すように前後一体型でもよく、ベルト33の浮き上がりを防止する。
また、ベルト33の捺印部34がコマの上面中央に位置すると、コマ側の干渉突部35aに軽く干渉する突部34bをベルトの裏面に有し、次の捺印部34はこの突部34bがコマの干渉突部35aを乗り越えることで順送りされる。
なお、捺印部34の側部に押え突部35bとの干渉を避けるための切欠部34aを設けても良い。
本発明はこのようにスタンプ装置の押圧動作に連動してシール部材が開閉するので、押印操作が容易でシール性が高くインク寿命が向上する。
10 ホルダー
10a 押込部
11 押圧スプリング
12 取付具
13 ガイドピン支持孔
20 反転具
21 ガイド溝
21a 第1ストレート部
21b 円弧部
21c 第2ストレート部
22 回転ピン
30 押印器
30a ガイドピン
30b 回転ピン保持溝
31a ドラム
32a スライダー
33 ベルト
34 捺印部
35 コマ
35b 押え突部
40 インクケース
41 開閉具スプリング
41a ガイドシャフト
41b 閉規制片
42 シール部材
42a 摺接部
42b 軸支部
43 開口部
43a 逃がし孔
44 インクパッド
45 付勢部材
46 インク補充口
50 開閉具
51 連結部
52 テーパー部
60 押圧支持具
61 支持部
63 スライド部
64 支持ピース
70 マグネット
71 マグネット

Claims (3)

  1. 被印面に向けて押圧すると、押印器が反転し、捺印するスタンプ装置であって、
    インクケースと、押印器を反転自在に支持するホルダーとを備え、
    インクケースは、押印器に有する凸形状の捺印部が入り込む開口部と、当該開口部と捺印部の間をシールするシール機構を有し、
    シール機構は前記開口部に捺印部が位置すると捺印部を両側から挟持する左右一対のシール部材を有し、
    左右一対のシール部材は捺印部との当接部が開く方向に作用する付勢部材と当該付勢部材に対抗して、シール部材を閉じる方向に付勢されたスライド自在の開閉具を有し、
    ホルダーを被印面に向けて押圧すると前記開閉具が後退し、左右一対のシール部材が開き押印器が下降及び反転するものであり、
    前記押印器の捺印部側とインクケース側との間にマグネットによる引寄せ手段を有し、
    前記シール機構は押印器の捺印部がインクケースの開口部に位置した後に、左右一対のシール部材が挟持方向に作動する位置決め手段を有することを特徴とするスタンプ装置。
  2. 捺印前に先端部が被印面に当接することで当該被印面の凹凸を後退検知する複数のスライダーと、
    当該複数のスライダー間の後退量の差にて傾斜するコマを有し、当該コマの上面に捺印部を設けたことを特徴とする請求項記載のスタンプ装置。
  3. 前記捺印部はドラムによりコマの上を送り移動するベルトの上に複数個設けてあり、前記コマはベルトの浮き上がりを防止した押え突部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のスタンプ装置。
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