JP4049019B2 - カップホルダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の内装部材に配置されるカップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
カップホルダは、紙コップ、ジュース缶、ペットボトルなど(以下、「カップ」と総称する)を保持するための部材である。カップホルダにおいては、保持対象であるカップの高さと、カップホルダの深さとの関係が問題となる。すなわち、カップホルダ深さに対してカップが高すぎると、カップがカップホルダから過度に突出してしまう。このため、突出したカップが、他の車載機器の操作の邪魔になるおそれがある。一方、カップホルダ深さに対してカップが低すぎると、カップのカップホルダに対する突出量が小さくなる。このため、カップホルダからカップを取り出しにくくなる。
【0003】
この点に鑑み、特許文献1には、カップホルダ深さを切り替え可能なカップホルダが紹介されている。図6に、同文献記載のカップホルダの断面図を示す。図に示すように、カップホルダ100は円筒状を呈している。カップホルダ100の内周側には、カップ収容スペース101が区画されている。一方、カップホルダ100の外周面には、ホルダ側ネジ部102が形成されている。カップホルダ100は、内装部材103の凹部104に埋設されている。凹部104の底面106により、カップの底部が支持される。凹部104の内周面には、凹部側ネジ部105が形成されている。この凹部側ネジ部105は、前記ホルダ側ネジ部102と螺合している。
【0004】
カップホルダ100を回動させると、凹部側ネジ部105に対してホルダ側ネジ部102が螺動する。これにより、カップホルダ100は、凹部104に対して上昇あるいは下降する。このようにして、同文献記載のカップホルダ100においては、カップホルダ100頂面から底面106までの高さ、つまりカップホルダ深さを切り替えている。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−41956号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同文献記載のカップホルダ100によると、カップ高さが比較的高い場合、このカップ高さに応じてカップホルダ100を上昇させる必要がある。このため、カップホルダ100自体が内装部材103から過度に突出してしまう。したがって、突出したカップホルダ100が、他の車載機器の操作の邪魔になるおそれがあった。
【0007】
また、カップホルダ100を上昇させ過ぎると、凹部側ネジ部105とホルダ側ネジ部102との螺合が外れ、カップホルダ100が凹部104から脱落するおそれがあった。
【0008】
さらに、カップホルダ深さを切り替える際に、所望の深さになるまで、操作者はカップホルダ100を何回も捻り、回動させる必要があった。このため、煩雑であった。このように、同文献記載のカップホルダ100は操作性が悪かった。
【0009】
本発明のカップホルダは、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、カップの高さに応じてカップ底部の支持高さを切り替えることが可能で、かつ切り替え時の操作性に優れたカップホルダを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するため、本発明のカップホルダは、車両の内装部材に配置され、カップの底部を支持する支持部を備えてなるカップホルダであって、前記支持部は、前記内装部材に回動可能に枢支され、回動角度によりカップ底支持高さを切り替え可能な回動支持部であり、さらに、前記回動支持部を開閉可能に覆う開閉蓋部と、前記回動支持部を回動方向に付勢する付勢部材と、該付勢部材に蓄積された付勢力を開放するボタン部材と、を備え、
前記開閉蓋部の閉操作により前記回動支持部を一方向に回動させ前記カップ底支持高さを切り替えるとともに前記付勢部材に付勢力が蓄積され、前記ボタン部材の操作により前記付勢部材に蓄積された付勢力を開放して前記回動支持部を他方向に回動させ前記カップ底支持高さを切り替えることを特徴とする。
【0011】
前出図6のカップホルダ100の場合、底面106の高さは変化しなかった。このため、前述したように、カップ高さが比較的高い場合は、カップホルダ100自体が内装部材103から過度に突出してしまっていた。
【0012】
これに対し、本発明のカップホルダは、回動支持部の回動角度を変えることにより、カップ底支持高さ(前出図6の底面106高さに相当)を切り替えることができる。したがって、カップ高さが比較的高い場合は、カップ底支持高さを低く切り替えることができる。このため、カップホルダ自体は勿論、カップが内装部材から過度に突出してしまうおそれが小さい。また、カップ高さが高くても低くても、カップ底支持高さを切り替えることにより、カップホルダに対するカップの突出量をほぼ均一化することができる。また、本発明のカップホルダによると、回動支持部の回動角度を変えることで、比較的簡単にカップ底支持高さを切り替えることができる。このように、本発明のカップホルダは操作性に優れている。
【0013】
(2)らに、前記回動支持部を開閉可能に覆う開閉蓋部を備え、該開閉蓋部の操作により該回動支持部を回動させ前記カップ底支持高さを切り替える構成としている。
【0014】
本構成によ、開閉蓋部の操作と、カップ支持高さの切り替えとがリンクしている。このため、操作と切り替えとを各々独立して行う場合と比較して、操作性に優れている。
【0015】
(3)上記(2)の構成において、さらに、前記回動支持部を回動方向に付勢する付勢部材を備え、前記開閉蓋部の操作により該付勢部材に付勢力が蓄積され、該蓄積された付勢力を開放することにより該回動支持部を回動させ前記カップ底支持高さを切り替える構成としている。
【0016】
本構成によると、例えば電力などにより回動支持部を駆動する場合と比較して、カップホルダの構造が簡単になる。このため、故障に対する信頼性が高くなる。また、製造コストが低くなる。また、組み付けが容易になる。また、バッテリの電力消費を抑制することができる。さらに、イグニッションキーがOFFの場合であっても、切り替えを行うことができる。
【0017】
また、付勢部材を介することにより、開閉蓋部の操作に用いた操作力を、回動支持部の回動力として回生することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカップホルダの実施の形態について説明する。
【0019】
まず、本実施形態のカップホルダの構成について説明する。図1に、本実施形態のカップホルダの外観図を示す。図に示すように、カップホルダ1は、フロントコンソールパネル2に形成された凹部20に埋設されている。フロントコンソールパネル2は、本発明の内装部材に含まれる。凹部20の側壁内面からは、カップ側壁を支持する支持片21が突設されている。
【0020】
図2に、本実施形態のカップホルダの分解斜視図を示す。図に示すように、カップホルダ1は、回動支持部3と、開閉蓋部4と、蓋部揺動アーム5a、5bと、スプリング6と、ギア7と、ボタン部材8と、を備えている。
【0021】
回動支持部3は、樹脂製であって一面が開口する直方体箱状を呈している。回動支持部3は、前出図1の凹部20の底部に配置されている。回動支持部3の長手方向に対向する二壁外面からは、それぞれ回動軸30が突設されている。一対の回動軸30は、前出図1の凹部20側壁に、回動可能に枢支されている。すなわち、回動支持部3は、回動軸30を中心に、回動可能である。回動支持部3の長手方向に対向する二壁のうち一方の壁の外面からは、回動軸30に隣接して、ピン31が突設されている。また、回動軸30を挟んで、ピン31の反対側には、ボタン部材係合片32が配置されている。
【0022】
開閉蓋部4は、樹脂製であって矩形板状を呈している。開閉蓋部4は、回動支持部3を開閉可能に覆っている。開閉蓋部4内面の長手方向両端には、一対の蓋部揺動片40a、40bが突設されている。蓋部揺動片40aには、蓋部揺動孔41aが穿設されている。蓋部揺動片40bには、蓋部揺動孔41bが穿設されている。
【0023】
スプリング6は、金属製であって、回動軸30に環装されている。スプリング6は、本発明の付勢部材に含まれる。スプリング6の一端60は、回動支持部3に固定されている。スプリング6の他端61は、前出図1の凹部20に固定されている。
【0024】
ギア7は、樹脂製であって、スプリング6の外方から、回動軸30に環装されている。ギア7には、弧状のガイド溝70が形成されている。ガイド溝70には、前記ピン31が挿入されている。
【0025】
蓋部揺動アーム5a、5bは、樹脂製であって細板状を呈している。蓋部揺動アーム5aの一端からは、蓋部揺動軸50aが突設されている。蓋部揺動軸50aは、前記蓋部揺動孔41aに挿入されている。また、蓋部揺動アーム5aの他端からは、アーム揺動軸51aが突設されている。アーム揺動軸51aは、前出図1の凹部20側壁に、揺動可能に枢支されている。同様に、蓋部揺動アーム5bの一端からは、蓋部揺動軸50bが突設されている。蓋部揺動軸50bは、前記蓋部揺動孔41bに挿入されている。また、蓋部揺動アーム5bの他端からは、アーム揺動軸51bが突設されている。アーム揺動軸51bは、前出図1の凹部20側壁に、揺動可能に枢支されている。したがって、開閉蓋部4は、蓋部揺動軸50a、50bを中心に、揺動可能である。また、蓋部揺動アーム5aは、アーム揺動軸51aを中心に、揺動可能である。また、蓋部揺動アーム5bは、アーム揺動軸51bを中心に、揺動可能である。また、蓋部揺動アーム5aには、下方に広がる扇ギア52が形成されている。扇ギア52は、前記ギア7と噛合している。
【0026】
ボタン部材8は、樹脂製であって釘状を呈している。ボタン部材8は、蓋部揺動アーム5aの外方に配置されている。ボタン部材8の上端には、押圧部80が形成されている。前出図1に示すように、押圧部80は、凹部20側方から車室内に表出している。一方、ボタン部材8の下端には、フック81が形成されている。フック81は、前記ボタン部材係合片32と係合可能である。ボタン部材8の上端付近からは、ボタン部材揺動軸82が突設されている。ボタン部材揺動軸82は、前出図1の凹部20側壁に、揺動可能に枢支されている。すなわち、ボタン部材8は、ボタン部材揺動軸82を中心に、揺動可能である。
【0027】
次に、本実施形態のカップホルダの動きについて説明する。図3に、本実施形態のカップホルダのカップ底支持高さが低い位置(以下、「低位置」と称す)における透過図を示す。図4に、本実施形態のカップホルダの開閉蓋部が閉じられている位置(以下、「閉位置」と称す)における透過図を示す。図5に、本実施形態のカップホルダのカップ底支持高さが高い位置(以下、「高位置」と称す)における透過図を示す。なお、これらの図において、前出図1の支持片21は省略して示す。
【0028】
まず、低位置→閉位置の切り替えについて説明する。図3に示すように、低位置においては、回動支持部3は、開口が上を向くように配置されている。開口内には、ペットボトル90(図中、一点鎖線で示す)のような比較的背の高いカップが挿入される。スプリング6は、回動支持部3を、図中時計回り方向に付勢している。一方、凹部20底部には、三角形板状の回動ストッパ22が配置されている。回動支持部3の一端は、スプリング6の付勢力により、回動ストッパ22に押し付けられている。この押し付けにより、回動支持部3は低位置に固定されている。
【0029】
操作者が、開閉蓋部4先端を把持し、図中右方向に力を加えると、蓋部揺動アーム5aは、アーム揺動軸51aを中心に、図中時計回り方向に揺動する。また、開閉蓋部4は、揺動する蓋部揺動軸50aを中心に、図中時計回り方向に揺動する。蓋部揺動アーム5aの扇ギア52は、ギア7と噛合している。このため、ギア7は、回動軸30を中心に、図中反時計回り方向に揺動する。ギア7のガイド溝70の時計回り方向端には、ピン31が配置されている。このため、ピン31つまり回動支持部3も、図中反時計回り方向に揺動する。回動支持部3には、スプリング6の一端60が固定されている。このため、スプリング6の一端60も、図中反時計回り方向に揺動する。この揺動により、スプリング6に付勢力が蓄積される。回動支持部3は、ボタン部材係合片32がフック81に係止されるまで、回動する。すなわち、回動支持部3は、ほぼ180°回動する。つまり、回動支持部3の開口は上向きから下向きになる。なお、回動支持部3には、回動時における回動ストッパ22との干渉を避けるため、ストッパ避け溝33(図中点線で示す)が凹設されている。回動支持部3がほぼ180°回動すると、開閉蓋部4は凹部20を完全に覆う。このようにして、低位置→閉位置の切り替えが行われる。
【0030】
続いて、図4に示す作動について説明する。図4に示すように、閉位置においては、開閉蓋部4は、フロントコンソールパネル2とほぼ面一に配置されている。また、スプリング6の一端60と他端61とは、近接している。また、回動支持部3のボタン部材係合片32は、スプリング6の付勢力により、フック81に係止されている。
【0031】
操作者が、開閉蓋部4先端を押圧すると、プッシュオープン機構(図略)により、開閉蓋部4が図中左方向に開く。すなわち、蓋部揺動アーム5aは、アーム揺動軸51aを中心に、図中反時計回り方向に揺動する。また、開閉蓋部4は、揺動する蓋部揺動軸50aを中心に、図中反時計回り方向に揺動する。蓋部揺動アーム5aの扇ギア52は、ギア7と噛合している。このため、ギア7は、回動軸30を中心に、図中時計回り方向に揺動する。ギア7は、相対的に、ピン31がガイド溝70内の反時計回り方向端に移動するまで、回動する。
【0032】
続いて、高位置→低位置の切り替えについて説明する。図5に示すように、高位置においては、スプリング6の一端60と他端61とは、近接したままである。また、回動支持部3のボタン部材係合片32は、スプリング6の付勢力により、フック81に係止されたままである。高位置においては、回動支持部3は、開口が下を向くように配置されている。回動支持部3上面には、紙コップ91(図中、一点鎖線で示す)のような比較的背の低いカップが載置される。
【0033】
操作者が、ボタン部材8の押圧部80を押圧すると、ボタン部材8は、ボタン部材揺動軸82を中心に、図中反時計回り方向に揺動する。この揺動により、フック81がボタン部材係合片32から外れる。フック81が外れると、蓄積されていたスプリング6の付勢力により、回動支持部3が図中時計回り方向に、ほぼ180°回動する。このとき、ピン31は、ガイド溝70内を、反時計回り方向端から時計回り方向端まで移動する。回動により、回動支持部3の開口は下向きから上向きになる。このようにして、高位置→低位置の切り替えが行われる。
【0034】
次に、本実施形態のカップホルダの効果について説明する。本実施形態のカップホルダ1は、回動支持部3の回動角度を180°変えることにより、カップ底支持高さ(前出図6の底面106高さに相当)を切り替えることができる。したがって、ペットボトル90のようにカップ高さが比較的高い場合は、カップ底支持高さを低く切り替えることができる。このため、カップホルダ1自体は勿論、カップがフロントコンソールパネル2から過度に突出してしまうおそれが小さい。
【0035】
また、本実施形態のカップホルダ1によると、カップ高さが高いペットボトル90を支持しても(図3参照)、カップ高さが低い紙コップ91を支持しても(図5参照)、カップ底支持高さを切り替えることにより、カップホルダ1に対するカップの突出量、つまりフロントコンソールパネル2上面からのカップの突出量を、ほぼ均一化することができる。
【0036】
また、本実施形態のカップホルダ1によると、回動支持部3の回動角度を180°変えるだけで、カップ底支持高さを切り替えることができる。したがって、本実施形態のカップホルダ1は操作性に優れている。
【0037】
また、本実施形態のカップホルダ1によると、開閉蓋部4の閉操作と、閉位置→高位置の切り替えとがリンクしている。このため、開閉蓋部4の開閉操作と切り替えとを各々独立して行う場合と比較して、操作性に優れている。
【0038】
また、本実施形態のカップホルダ1によると、スプリング6の付勢力により、高位置→低位置の切り替えを行っている。このため、例えば電力などにより切り替えを行う場合と比較して、カップホルダ1の構造が簡単になる。また、バッテリの電力消費を抑制することができる。さらに、イグニッションキーがOFFの場合であっても、切り替えを行うことができる。
【0039】
また、本実施形態のカップホルダ1によると、スプリング6を介することにより、開閉蓋部4の閉操作に用いた操作力を、回動支持部3の回動力として回生することができる。
【0040】
また、本実施形態のカップホルダ1によると、閉位置において、開閉蓋部4とフロントコンソールパネル2とは、ほぼ面一に配置されている。このため、意匠性に優れている。
【0041】
以上、本発明のカップホルダ1の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
【0042】
例えば、上記実施形態においては、付勢部材としてスプリング6を用いたが、ゴムなどを用いてもよい。また、上記実施形態においては、回動支持部3の回動角度を180°ごとに切り替えたが、切り替え角度は特に限定しない。例えば、45°、90°、120°などであってもよい。切り替え角度を多く設定すると、より多段階にカップ底支持高さを切り替えることができる。したがって、より多様なカップ高さに対応することができる。また、上記実施形態においては、フロントコンソールパネル2にカップホルダ1を配置したが、例えばセンタークラスタパネル、リアの席間アームレストなどに配置してもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によると、カップの高さに応じてカップ底部の支持高さを切り替えることが可能で、かつ切り替え時の操作性に優れたカップホルダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のカップホルダの外観図である。
【図2】 本発明の一実施形態のカップホルダの分解斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態のカップホルダの低位置における透過図である。
【図4】 本発明の一実施形態のカップホルダの閉位置における透過図である。
【図5】 本発明の一実施形態のカップホルダの高位置における透過図である。
【図6】 従来のカップホルダの断面図である。
【符号の説明】
1:カップホルダ、2:フロントコンソールパネル(内装部材)、20:凹部、21:支持片、22:回動ストッパ、3:回動支持部、30:回動軸、31:ピン、32:ボタン部材係合片、33:ストッパ避け溝、4:開閉蓋部、40a:蓋部揺動片、40b:蓋部揺動片、41a:蓋部揺動孔、41b:蓋部揺動孔、5a:蓋部揺動アーム、5b:蓋部揺動アーム、50a:蓋部揺動軸、50b:蓋部揺動軸、51a:アーム揺動軸、51b:アーム揺動軸、52:扇ギア、6:スプリング(付勢部材)、60:一端、61:他端、7:ギア、70:ガイド溝、8:ボタン部材、80:押圧部、81:フック、82:ボタン部材揺動軸、90:ペットボトル、91:紙コップ。

Claims (3)

  1. 車両の内装部材に配置され、カップの底部を支持する支持部を備えてなるカップホルダであって、
    前記支持部は、前記内装部材に回動可能に枢支され、回動角度によりカップ底支持高さを切り替え可能な回動支持部であり、
    さらに、前記回動支持部を開閉可能に覆う開閉蓋部と、前記回動支持部を回動方向に付勢する付勢部材と、該付勢部材に蓄積された付勢力を開放するボタン部材と、を備え、
    前記開閉蓋部の閉操作により前記回動支持部を一方向に回動させ前記カップ底支持高さを切り替えるとともに前記付勢部材に付勢力が蓄積され、前記ボタン部材の操作により前記付勢部材に蓄積された付勢力を開放して前記回動支持部を他方向に回動させ前記カップ底支持高さを切り替えることを特徴とするカップホルダ。
  2. 前記付勢部材に付勢力を蓄積させた状態で前記回動支持部の前記他方向への回動を規制し、前記ボタン部材の操作により前記回動支持部の前記他方向への回動の規制を解除するフックをもつ請求項1に記載のカップホルダ。
  3. 前記開閉蓋部の動きに連動して回転する回転体を持ち、
    前記回動支持部は、回転中心から離間した位置に突出するピンをもち、
    前記回転体は、前記回動支持部の回転中心を中心に回転するとともに、該回転中心を中心とする円弧形状で前記ピンをガイドするガイド溝をもち、前記ピンが前記ガイド溝の中を移動することにより前記回転体は前記回転支持部に対して相対回転し、
    前記付勢部材の付勢力が開放状態にあるときには、前記開閉蓋部の閉操作により、前記回転体の回転方向と反対側の前記ガイド溝の一端に前記ピンを位置させながら前記回転体が前記回転方向に回転して、前記ピンを固定している前記回動支持部が回動するとともに前記付勢部材の付勢力が蓄積され、
    前記付勢部材の付勢力が蓄積状態にあるとき、前記回動支持部の回動が前記フックにより規制されている場合には前記開閉蓋部の開閉によって前記回転体が前記ピンに対して回動し、前記ボタン部材の操作により前記フックによる前記回動支持部の回動の規制が解除された場合には前記回動支持部の回動によって前記ピンが前記回転体に対して回動する請求項2記載のカップホルダ。
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