JPH11349017A - 蓋体の開閉装置 - Google Patents

蓋体の開閉装置

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Publication number
JPH11349017A
JPH11349017A JP10159069A JP15906998A JPH11349017A JP H11349017 A JPH11349017 A JP H11349017A JP 10159069 A JP10159069 A JP 10159069A JP 15906998 A JP15906998 A JP 15906998A JP H11349017 A JPH11349017 A JP H11349017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
opening
rotation
lid body
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP10159069A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
弘樹 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10159069A priority Critical patent/JPH11349017A/ja
Publication of JPH11349017A publication Critical patent/JPH11349017A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の開閉装置において、蓋体表面に開閉の
ための凹凸がなく、かつ、蓋体を180度回動すること
ができる開閉装置を提供する。 【解決手段】 断面がコ字状の回動アーム10の一端
を、平面に形成された収納凹部内に設けられた第1の回
転支軸11により、前記回動アーム10の他端部が前記
凹部の開口の内側近傍に位置する第1の位置と前記他端
部が前記平面に近接した第2の位置との間を回動可能に
支持し、前記凹部の開口を閉成する蓋体6を前記回動ア
ーム10の他端部に第2の回転支軸12により回動可能
支持し、前記回動アーム10が第1の位置に位置すると
きには、前記第2の回転支軸12を中心とする回動によ
り前記蓋体6は、前記開口を閉成および開成する位置を
取り得るとともに、前記回動アーム10が第2の位置に
位置するときには、前記蓋体6は、その表面が前記平面
に並行するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面に形成された
収納凹部を覆う蓋体の開閉装置に関するものであり、特
に、閉成時には、蓋体の表面が収納凹部の形成された平
面と同一面となるように、また、開成時には、必要に応
じて前記蓋体の表面が前記平面に並行する位置まで大き
く回動されるよう構成したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、図4に示すように、やぐらこたつ
のこたつ板1の表面の一隅部に凹部2を設け、その凹部
2内に温度制御などの操作つまみ5を設けたものがある
が、特に、この凹部2を閉成する蓋体は設けられていな
かった。このため、使用時に、使用者のひじなどが不用
意に操作つまみ5に当ったりすることがあった。また、
夏季において、座卓として使用する際には前記凹部2は
全く不要なもので、使用勝手の悪いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、操作つまみ
5の不使用時には前記凹部2を閉成する蓋体6を、ヒン
ジ9により回動自在に設けることが考えられるが、蓋体
6の表面に開閉のためのつまみなどの凹凸を形成する
と、閉成時にもこたつ板1の表面にこの凹凸が存在し、
不都合なものである。また、凹部2に前述のように操作
つまみ5を形成した場合には、この操作つまみ5を、反
対側に位置する人でも操作可能にするためには、図4に
点線で示すように蓋体6を、180度回動するように構
成しておくことが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
要望を満たすような蓋体の開閉装置を提供するものであ
り、断面がコ字状の回動アームの一端を、平面に形成さ
れた収納凹部内に設けられた第1の回転支軸により、前
記回動アームの他端部が前記凹部の開口の内側近傍に位
置する第1の位置と前記他端部が前記平面に近接した第
2の位置との間を回動可能に支持し、前記凹部の開口を
閉成する蓋体の中間部を前記回動アームの他端部に第2
の回転支軸により回動可能支持し、前記回動アームが第
1の位置に位置するときには、前記第2の回転支軸を中
心とする回動により前記蓋体は、前記開口を閉成および
開成する位置を取り得るとともに、前記回動アームが第
2の位置に位置するときには、前記蓋体は、その表面が
前記平面に並行するよう構成されていることを特徴とす
る。
【0005】この構成によれば、蓋体の表面に開閉のた
めの凹凸を設ける必要がなく、また、蓋体6を、180
度回動するように構成されているため、必要時に応じて
反対側に位置する人でも凹部内に設けられた操作つまみ
を操作することが出来る。
【0006】
【発明の実施形態】以下に、本発明の請求項1に記載さ
れた発明の実施の形態を、こたつ板に設けられた操作つ
まみ用凹部に適用した場合について、図面を参照して説
明する。 (実施の形態)図1ないし図3において、3は上方が開
口した樹脂材よりなる収納容器であり、こたつ板1の角
部に形成された凹部2に嵌め込まれており、この収納容
器3の底面には複数の制御用の操作ツマミ(図示せず)
が配置されている。また、収納容器3の一側面には、断
面が略コ字状の回動アーム10の一端が、支持軸11を
支点として回動可能に取付けられている。この回動アー
ム10は、図3(a)に示すように回動アーム10の一
部が前記収納容器3の側面に当接して、回動位置が規制
される第一の回動位置と、図3(d)に示すように後述
の回動アーム10に取り付けられた蓋体6の表面がこた
つ板1の表面に当接して回動位置が規制される第二の回
動位置との間を回動し、回動アーム10が前記第一の位
置に位置する際には、回動アーム10の他端部が前記収
納容器3の開口の内側近傍に位置し、回動アーム10が
前記第2の回動位置に位置する際には、回動アーム10
の他端部が開口より突出して前記こたつ板1の平面に近
接した位置となるように構成されている。
【0007】6は前記回動アーム10の他端に支軸12
を支点として回動可能に取り付けられている平板状の蓋
体である。この蓋体6は、図3(a)に示すように、そ
の裏面において、前記支軸12と回動可能に取り付けら
れており、前記回動アーム10が前記第一の回動位置に
停止している状態で、前記支軸12を中心に回動せしめ
ることにより、図3(a)に示すように、蓋体6の表面
がこたつ板1の表面と同一平面となるように前記収納容
器3の開口を閉成するように構成されている。
【0008】この閉成状態において、蓋体6の先端に形
成された係合突起7が収納容器3の側壁に形成された係
合凹部4と係合して、その状態を保持するように構成さ
れており、また、この閉成状態において、蓋体6の裏面
の略中央に形成された突起8が前記収納容器3の底面に
当接ないしは近接するよう構成されている。
【0009】この図3(a)に示す閉成状態より、蓋体
6を開く際には、図3(b)に示すように蓋体6の一端
を矢印A方向に押圧すると、この押圧にともなって蓋体
6に突起8を支点として矢印B方向の開動力が働き、前
記係合凹部4との係合が解かれ蓋体6が若干開くので、
それ以後はこの蓋体6を手で持って更に回動すると、図
3(c)に示すように略90度強だけ回動した開放状態
となる。このとき蓋体6の一端部が回動アーム10の内
側面に当接して、それ以上の回動が阻止され、その状態
が保持される。
【0010】なお、矢印A方向への押圧時には、図3
(b)に示すように回動アーム10は、収納容器3の側
面に沿って摺動するとともに、収納容器3も若干弾性変
形することにより、蓋体6は開放される。さらに、図3
(c)の状態から蓋体6を強く回動せしめると、回動ア
ーム10が支軸11を中心に回動し、図3(d)に示す
ように、回動アーム10に取り付けられた蓋体6の表面
がこたつ板1の表面に当接してその回動位置が規制され
る位置まで回動する。
【0011】すなわち、この蓋体6の手前に使用者がい
る場合には、図3(c)の状態まで蓋体6を開放すれば
よく、蓋体6の反対側に使用者がいる場合には、図3
(d)の状態まで蓋体6を開放することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の蓋体の開閉装置
は、前記蓋体を略90度開放した状態と、180度開放
した状態とを選択的に取り得るものであり、また、蓋体
の表面に開放のための係合用の凹凸を必要としないの
で、閉成時において、蓋体の設けられた平面を有効に利
用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による蓋体の開閉装置の
分解斜視図
【図2】同蓋体の開閉装置の蓋体の閉成状態を示す斜視
【図3】(a)同蓋体の開閉装置の蓋体の閉成状態にお
ける側断面図 (b)同蓋体の開閉装置の蓋体の開成動作の初期状態に
おける側断面図 (c)同蓋体の開閉装置の蓋体の第一の開成状態におけ
る側断面図 (d)同蓋体の開閉装置の蓋体の第二の開成状態におけ
る側断面図
【図4】従来のやぐらこたつにおける同装置の一例を示
す斜視図
【符号の説明】
1 こたつ板 2 凹部 3 収納容器 4 収納容器係合凹部 5 操作つまみ 6 蓋体 7 蓋体の先端の係合突起部 8 蓋体の裏面の突起部 9 ヒンジ 10 回動アーム 11 回動アームの第一の支軸 12 回動アームの第二の支軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面がコ字状の回動アームの一端を、平面
    に形成された収納凹部内に設けられた第1の回転支軸に
    より、前記回動アームの他端部が前記凹部の開口の内側
    近傍に位置する第1の位置と前記他端部が前記平面に近
    接した第2の位置との間を回動可能に支持し、前記凹部
    の開口を閉成する蓋体を前記回動アームの他端部に第2
    の回転支軸により回動可能支持し、前記回動アームが前
    記第1の位置に位置するときには、前記第2の回転支軸
    を中心とする回動により前記蓋体は、前記開口を閉成お
    よび開成する位置を取り得るとともに、前記回動アーム
    が第2の位置に位置するときには、前記蓋体は、その表
    面が前記平面に並行するよう構成されていることを特徴
    とする蓋体の開閉装置。
JP10159069A 1998-06-08 1998-06-08 蓋体の開閉装置 Pending JPH11349017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159069A JPH11349017A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 蓋体の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159069A JPH11349017A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 蓋体の開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11349017A true JPH11349017A (ja) 1999-12-21

Family

ID=15685548

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10159069A Pending JPH11349017A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 蓋体の開閉装置

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JP (1) JPH11349017A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001180639A (ja) * 1999-10-13 2001-07-03 Gifu Plast Ind Co Ltd ジョイント部材及び本体と被取付体との取付構造
JP2006167293A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Sharp Corp 電気掃除機の集塵容器及び電気掃除機

Cited By (3)

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JP2001180639A (ja) * 1999-10-13 2001-07-03 Gifu Plast Ind Co Ltd ジョイント部材及び本体と被取付体との取付構造
JP4485632B2 (ja) * 1999-10-13 2010-06-23 岐阜プラスチック工業株式会社 ジョイント部材及び本体と被取付体との取付構造
JP2006167293A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Sharp Corp 電気掃除機の集塵容器及び電気掃除機

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