JPS5929099Y2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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Publication number
JPS5929099Y2
JPS5929099Y2 JP9199379U JP9199379U JPS5929099Y2 JP S5929099 Y2 JPS5929099 Y2 JP S5929099Y2 JP 9199379 U JP9199379 U JP 9199379U JP 9199379 U JP9199379 U JP 9199379U JP S5929099 Y2 JPS5929099 Y2 JP S5929099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
latch
main body
locking mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP9199379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5610771U (ja
Inventor
亮三 岡田
宏之 田代
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP9199379U priority Critical patent/JPS5929099Y2/ja
Publication of JPS5610771U publication Critical patent/JPS5610771U/ja
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Publication of JPS5929099Y2 publication Critical patent/JPS5929099Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば1食器洗い機における洗浄槽の前面開口
部を開閉するに適した扉の開閉装置に関し、その目的は
扉の開放をロックするロック機構の改良により手軽な操
作によって、ロックの解放および扉の開放を行え・るよ
うにし、しかも、扉にロック機構を装備しないことによ
って、扉の厚み、荷重を減少させ、扉の操作性の向上と
、機器の奥行寸法の減少化を図ることにある。
一般に食器洗い機にあっては下端部を軸支した前開き式
の扉を本体前面側に配している。
前開き式であるのは本体内への食器セット用かどの出入
れが容易であることに基因する。
このような食器洗い機においては扉を開放するに際して
はその本体内における洗浄水の飛散が停止しているのが
好ましいが、実際仕様では水の慣性、洗浄ポンプの慣性
作動等によって、扉の開放時に瞬時に水の飛散が停止す
るものではない。
このため、食器洗い機に設けたロック機構はその扉の開
放に際し、2段階の操作が必要な構成である。
このように扉の開放に際し2段階の操作が必要とされる
機器は何も食器洗い機に限られず、例えば電気、ガス、
石油等を熱源とする調理器にあっても、安全性の面から
、上記したようなロック機構が必要であるし、また、そ
の扉は何も前開き式に限られない。
従来のこの種口ツク機構を有する食器洗い機の扉の開閉
装置について説明する。
第3図において、1は洗濯槽、2は天板、3は扉で、扉
本体4と裏板5よりなり、両者間の空間にはロック機構
が配しである。
6は扉3の上部前面に設けた把手、7は洗浄槽1の開口
周縁と扉3との間で、扉3閉或時に液密性を得るための
バッキングである。
上記ロック機構は軸8によって回動自在に軸支したラッ
チ9と、このラッチ9に作用するトグルばね10と、ラ
ッチ9の一端よるなる操作部11と、ラッチ9の他端よ
りなる凹状の係止部12と、この係止部12に係止する
ように洗浄槽1の開口端部上部に設けた係止突起13と
よりなる。
そして、上記ロック機構は扉3を閉じた状態ではそのラ
ッチ9が二点鎖線の状態にあり、トグルばね10の作用
により係止部12は係止突起13に係止している。
次に、扉3を開放したい場合にはラッチ9の操作部11
を矢印a方向に押し上げ、トグルばね10の作用により
ラッチ9全体を回動させる。
これによって、係止部12と係止突起13との係合が外
れ、この時点で、把手6をもって扉3を引く。
上記構成によれば、ロック機構を扉3内に収容するもの
であり、扉3としては扉本体4と裏板5との間に空間を
もつ構造が必要となって、扉3はその厚みが厚くなり、
機器の奥行寸法が大きくなって小型化が図れず、また、
扉3は重量が増すために、操作に支障をきたし、また扉
3の軸支部分が変形等の異常を生じないように強度の大
なる設計が要求される。
本考案はロック機構を扉に取付けずして、扉の開放に際
し二段階の操作が行える構造を提供するもので、以下、
その実施例を説明する。
第1図、第2図において、20は洗浄槽21よりなる本
体の前面開口部を開閉自在とした扉で、本実施例におい
ては前開き式の場合を示したため、その軸支部(図示せ
ず)は扉20の下端側に存する。
この扉20は樹脂材料、金属材料あるいは木質材料にて
形成した板状の単品よりなり、その前面上部には把手2
2が一体に形成しである。
23は扉20の上端面に形成した係止溝である。
24は洗浄槽21の上面に取付けた天板、25は洗浄槽
21の前面開口端部上部に形成した凹部、26はこの凹
部25に装着したロック機構である。
ロック機構26は略へ字状をなし中央部を軸27によっ
て回動自在としその回動によって上記係止溝23に一端
側を係脱自在としたラッチ28と、このラッチ28を係
止溝23との係合を行う方向に回動付勢したばね29と
、前記ラッチ28の他端側の側面に突起30を当接させ
凹部25前方からの押圧操作によって、前記ラッチ28
をばね29の付勢方向とは逆方向に回動させる押圧釦3
1と、この押圧釦31の押圧方向とは逆方向に押圧釦3
1を付勢するスプリング32とを備える。
上記押圧釦31の突起30端面はラッチ28の側面が押
圧釦31の押圧方向すに対し傾斜した傾斜面33を構成
することから、この傾斜面33にほぼ対応するような傾
斜をもつ。
34はラッチ28を軸支する軸27を取付けるための耳
片34 aおよびスプリング32の一端を保持する突起
34 bを有し、ねじ35によって凹部25底部に固定
した保持具である。
上記構成によれば、ロック機構26は洗浄槽21側に取
付けられたものであり、扉20には単に係止溝23を形
成するだけで良く、そのため、扉20は板厚の薄い単一
の板材で構成でき、従来のように扉本体と裏板をもつよ
うな厚い扉は不要である。
扉23が薄くできるということは機器の奥行寸法を小さ
くできることとなり、機器の小型化が図れる。
また、扉20はロック機構をもたないために重みが軽減
し、操作性に富み、しかも扉20の軸支部分における変
形等のトラブルが生じず、また、軸支機構として、さほ
ど高い強度が要求されず、設計上有利となる。
また、ロック機構26はその開放を行うに際しては、単
に押圧釦31を押圧すれば良いために操作が簡単であり
、また押圧釦31は単に摺動運動を行うものであるから
、その取付位置を把手22と極めて近接して設けること
ができ、手、指等の簡潔な動きによってロック開放、扉
開放の二段階操作が行える。
なお、扉20のロックは扉20を閉じることにより、ラ
ッチ28の一端側が係止溝23に入れ込み、自動的にな
される。
以上のように本考案によれだ、扉側にロック機構を装備
しないで、ロックの開放、扉の開放という二段階の操作
を可能としたものであり、扉の厚みを薄くでき、扉の構
成部材として薄い単一の板材が使用できる。
また、扉を薄くできるために機器の奥行寸法を小さくで
きて小型化が図れ、・また、扉の重みを軽減できるため
に、扉の軸支部の変形等のトラブルが生じず、また、軸
支部としてさほど強度の大なるものが要求されず、設計
上有利である。
また、本体側に設けたロック機構は押圧釦の押圧操作に
て開放されるために、押圧釦と扉の把手とは極めて近接
させることができ、操作性に富む。
さらに、ロック機構は、軸を中心にシーソー運動を行な
い、扉に設けた係止溝に係止するように回動付勢された
略へ字状のラッチと、押圧操作によって前記ラッチを付
勢方向とは逆方向に回動する押圧釦よりなるので、構成
を小さくでき、本体の小さな凹部に収納でき、外観品位
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における扉の開閉構造を示す断
面図、第2図はその分解斜視図、第3図は従来のこの種
構造の断面図である。 20・・・・・・扉、21・・・・・・本体(洗浄槽)
、22・・・・・・把手、23・・・・・・係止溝、2
6・・・・・・ロック機構、27・・・・・・軸、28
・・・・・・ラッチ、29・・・・・・ばね、31・・
・・・・押圧釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、この本体の開口部を、一端側の軸支部を介して
    開閉する扉とを備え、前記本体の外周部に設けた凹部内
    に扉開閉用ロック機構を収納し、この扉開閉用ロック機
    構は、軸を中心にシーソー運動を行ない前記界に設けた
    係止溝に係止するように回動付勢された略へ字状のラッ
    チと、押圧操作によって前記ラッチを付勢方向とは逆方
    向に回動する押圧釦よりなる扉の開閉装置。
JP9199379U 1979-07-04 1979-07-04 扉の開閉装置 Expired JPS5929099Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9199379U JPS5929099Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 扉の開閉装置

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JP9199379U JPS5929099Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 扉の開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5610771U JPS5610771U (ja) 1981-01-29
JPS5929099Y2 true JPS5929099Y2 (ja) 1984-08-21

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JP9199379U Expired JPS5929099Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 扉の開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537042A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ロック装置を有する家庭用機器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130470U (ja) * 1987-02-19 1988-08-25

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JP2008537042A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ロック装置を有する家庭用機器

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