JP2001124463A - ドア開閉機構 - Google Patents

ドア開閉機構

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JP2001124463A
JP2001124463A JP30243499A JP30243499A JP2001124463A JP 2001124463 A JP2001124463 A JP 2001124463A JP 30243499 A JP30243499 A JP 30243499A JP 30243499 A JP30243499 A JP 30243499A JP 2001124463 A JP2001124463 A JP 2001124463A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かな操作力でドアを開くことができ、かつ
デザインの向上を図ったドア開閉機構を提供する。 【解決手段】 開口部の周囲に接離して開口部を開閉す
るドア2に設けられたドア開閉機構であって、てこ方式
によりドア2を開口部の周囲から所定間隔離隔させる手
段9、10、11を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫等のドアに設
けられるドア開閉機構に関し、更に詳しくは、ドアを開
口部の周囲から所定間隔離隔させる手段を設けたドア開
閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のドア開閉機構としては、
例えば、特開平10−73367号公報に開示されたも
のが知られている。図12はこのドア開閉機構の平面断
面図、図13は側面断面図である。同図に示すように、
このドア開閉機構100は、キャビネット200に設け
られた開口部の周囲に接離して開口部を開閉するドア3
00に設けられている。なお、ドア300の内面周縁部
にはガスケット400が設けられており、このガスケッ
ト400に内蔵された磁石500によりガスケット40
0がキャビネット200の開口部の周囲に固定されるよ
うになっている。
【0003】ドア開閉機構100は、ドア300の一側
に設けられた内側及び外側ハンドル110、111と、
これら内側及び外側ハンドル110、111の一側に回
動自在にヒンジ結合された取手部材120と、この取手
部材120を押さえる力によってシーソー運動されるよ
う内側及び外側ハンドル110、111にヒンジ結合さ
れた回転カム130と、この回転カム130のシーソー
運動によってスライド動作されつつ、ドア300の内面
に設けられたガスケット400とキャビネット200と
の磁力による接触を離隔させるよう内側及び外側ハンド
ル110、111に設けられたスライド軸140と、取
手部材120の押さえ動作を解除する際、スライド軸1
40を原状復帰させるとともに、スライド軸140によ
って回転カム130を原状復帰させるよう内側及び外側
ハンドル110、111に設けられたスプリング150
とから成っている。
【0004】使用者がドア300を開けるために内側及
び外側ハンドル110、111を取るとともに取手部材
120を押さえると、取手部材120は、内側及び外側
ハンドル110、111の外端とヒンジ結合された一端
側のヒンジ突起121を中心に、他端側のプッシュ突起
122が内側ハンドル110と外側ハンドル111の内
部に深く挿入されるよう回動する。
【0005】この際、プッシュ突起122は、内側ハン
ドル110と外側ハンドル111の結合内部にヒンジピ
ン131を介してヒンジ結合された回転カム130の第
1接触突起面132を図12の反時計まわり方向に回転
するよう押し、回転カム130の円周面に対して第1接
触突起面132と互いに対応する位置に突設された第2
接触突起面133が同時に反時計まわり方向に回転す
る。
【0006】これによって、スライド軸140が第2接
触突起面133によって押されるが、スライド軸140
は、その前端側に広い面積を有する接触面141が、キ
ャビネット200の前方側に接触することによって前進
スライド動作ができなくなり、かかるスライド軸140
の停止動作によって、キャビネット200とガスケット
400の相互接触面が所定間隔Hに離隔されるようドア
300がキャビネット200から所定間隔開けられると
ともに、ドア300が開けられた幅だけスライド軸14
0の後端に設けられたスプリング150がスライド軸1
40の後端に突設されたスプリング係止突起142に当
たって圧縮される。
【0007】そして、使用者が手に持っている内側及び
外側ハンドル110、111を引っ張ると、ドア300
は磁石500の磁力影響を受けずに少ない力で開けるこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のドア開閉機構は、最初にドア300を所定間隔
開けるために大きな握力を必要とし、握力の弱い人にと
っては、操作しづらいという問題点が有る。また、体重
をかけて取手部材120を引くにしても、指先の握力が
かなり必要で、体重をかけての開放も困難である。
【0009】操作力を小さくするには、回転カム130
の第1接触突起面132の位置をヒンジピン131から
長くしなければならないが、このようにすると、回転カ
ム130全体が大きくなり、デザイン的に見苦しくなる
とともに、取手部材120を大きく動かす必要が生じ、
操作性が悪くなるという問題点が有る。
【0010】さらに、スライド軸140がキャビネット
200を押す位置は、構造上、ドアハンドル開閉手段1
00の近くに限られ、デザイン的に制約があるという問
題点も有る。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであって、その目的は、僅かな操作力で
ドアを開くことができ、かつデザインの向上を図ったド
ア開閉機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、開口部の周囲に接離して開口部を開
閉するドアに設けられたドア開閉機構であって、てこ方
式によりドアを開口部の周囲から所定間隔離隔させる手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0013】このような構成によれば、てこの原理によ
って僅かな操作力でドアを所定間隔開くことができると
ともに、てこの力点の位置と作用点の位置とを離すこと
ができるため、作用点を目立ちにくい箇所に設定するこ
とができるとともにデザインの自由度が増し、美しくデ
ザイン処理することが可能となる。
【0014】なお、てこの力点から支点までの距離は、
支点から作用点までの距離よりも長くすることが好まし
い。
【0015】また、てこの支点の位置を力点の位置より
もドアの中央部側に配置し、力点に与えられる力の方向
がドアの開方向に一致するようにすると、ドアが開き易
くなるので好ましい。
【0016】また、てこの作用点の位置をドアの下方ま
たは側方にすると、特に作用点が目立ちにくくなるので
好ましい。
【0017】また、ドアに回転軸を介して回動自在に取
り付けられたハンドルを有している場合には、このハン
ドルを、自由端側から操作部の裏面側に指を入れて操作
するように形成するとともに、回転軸側からも操作部の
裏面側に指を入れて操作することができるように形成す
ると、操作性が向上するので好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明のドア開
閉機構を備えた冷蔵庫の正面図、図2〜図8は本発明の
第1の実施形態を示しており、図2は図1のA部拡大
図、図3は図1のB−B線断面図、図4は図1のC−C
線断面図、図5は図1のD−D線断面図、図6は図1の
E−E線断面図、図7は図5のハンドルを引いた状態を
示す図、図8は図6の要部拡大図であり、ハンドルを引
いた際のアームの作用を示す図である。
【0019】図1に示す冷蔵庫は、内部が上下方向に複
数個の室に仕切られた箱型のキャビネット1を有してお
り、各室は前面に開口部を有し、最も上の室の前面に水
平方向に回動自在なドア2が設けられている。図6に示
すように、このドア2は右側端側が垂直方向に延びるド
ア回転軸3を介してキャビネット1に枢支されており、
このドア回転軸3まわりに回動して開口部を開閉する。
【0020】図3に示すように、キャビネット1は、樹
脂製の箱体の外面を鋼板4により覆ったもので、この鋼
板4の前端部は内方に直角に折り曲げられて開口部の周
囲を覆っている。ドア2の内面の周縁部には全周に亙っ
てガスケット5が設けられており、その内部にはマグネ
ット6が内蔵されており、このマグネット6は磁力によ
り開口部の周囲の鋼板4を引きつけ、ガスケット5を鋼
板4に密着させてドア2を緊密な閉止状態に保つ。
【0021】図1に示すように、ドア2の自由端側には
ドア開閉機構7が設けられており、このドア開閉機構7
は、ドア2にハンドルベース8を介して回動自在に取り
付けられたハンドル9と、ドア2の下方に配置された細
長い略直方体状のアーム10と、ハンドル9とアーム1
0とを連結するシャフト11とから成っている。
【0022】ハンドルベース8は前面及び左側面が開口
した箱状のもので、図2に示すように、頂壁12、底壁
13、右側壁14、及び後壁15を有し、ドア2の自由
端側の上下端から離れた位置に形成された切欠部に嵌着
されている。ハンドルベース8の開口面の周囲にはフラ
ンジ16が形成されている。
【0023】図2に示すように、ハンドルベース8の頂
壁12の右側端部には円形の貫通孔17が設けられてお
り、この貫通孔17には、後述する回転軸36が嵌合
し、これによって回転軸36が固定されるようになって
いる。また、ハンドルベース8の底壁13の右側端部に
は、貫通孔17と対向するように、円形の貫通孔18が
設けられており、この貫通孔18には、後述するハンド
9の回転軸29が回転自在に嵌合する。
【0024】また、ハンドルベース8の内部の上方に
は、右側壁14の内面から左側方に向けて突出した軸受
部19が形成されており、この軸受部19には、貫通孔
17と対向するように、略円形の貫通孔20が設けられ
ており、この貫通孔20には回転軸36が摺動自在に嵌
合する。
【0025】ハンドル9は、逆コの字形のハンドル本体
21と、このハンドル本体21の下部に嵌着されるシャ
フト支持部材22とから成っている。ハンドル本体21
は、垂直方向に延びる操作部23と、その上端から側方
に向けて突出した上支持部24と、操作部23の下端か
ら上支持部23と同じ方向に突出した下支持部25とか
ら成っている。
【0026】上支持部24の先端部には円形の貫通孔2
6が設けられており、この貫通孔26には、回転軸36
が回転自在に嵌合する。下支持部25の先端部の上面に
は、貫通孔26と対向するように、上方に向けて突出し
た円柱状の凸部27が形成されており、この凸部27に
は、ハンドル本体21を時計回り方向に付勢するコイル
状のバネ28が取り付けられている。
【0027】シャフト支持部材22は、下支持部25の
突出方向と背反する方向にスライドさせて下支持部25
に嵌着するように形成されており、その先端部の下面に
は、凸部27と同軸になるように、下方に向けて突出し
た円柱状の回転軸29が形成されている。
【0028】また、シャフト支持部材22は、先端部
に、回転軸29と同軸状に設けられ、丸棒状のシャフト
11の上端部が嵌合する円形のシャフト取付孔30を有
しており、このシャフト取付孔30には、シャフト11
の上端部が、接着やキー等の手段により、回転しないよ
うに固定される。
【0029】図2に示すように、アーム10は、ドア2
の下方に形成されたアーム収容室31内に配設されてい
る。アーム10の一端側の下面には、下方に向けて突出
した円柱状の回動軸32が形成されており、この回動軸
32が、アーム収容室31の底面に形成された円形の軸
受孔33に回転自在に嵌合し、アーム10が水平に支持
された状態で水平方向に回動するようになっている。
【0030】また、アーム10の一端側には、その上面
から下方に向けて、シャフト11の下端部が嵌合する円
形のシャフト挿入孔34が回動軸32と同軸になるよう
に形成されており、このシャフト挿入孔34には、シャ
フト11の下端部が、接着やキー等の手段により、回転
しないように固定される。
【0031】なお、ドア2におけるハンドルベース8が
取り付けられる切欠部とアーム収容室31の間の部分の
内部には、シャフト11を通すことができるように空洞
部が設けられており、アーム収容室31の上面には、シ
ャフト11の下端部を受け入れるための開口部35が形
成されている。
【0032】ドア開閉機構7は、以下の手順によりドア
2に取り付けられる。まず、ハンドルベース8をドア2
の切欠部に嵌合し、ビス等によりドア2に固定する。ま
た、アーム10をアーム収容室31内に挿入し、アーム
10の回動軸32をアーム収容室31の底面に形成され
た軸受孔33に嵌合する。
【0033】次に、ハンドル本体21から分離している
シャフト支持部材22の孔30にシャフト11の上端部
を挿入固定し、シャフト11の下端部をハンドルベース
8の底壁13の貫通孔18に挿入し、シャフト11を下
方に押し込み、シャフトの下端部をアーム収容室31内
に突出させてアーム10のシャフト挿入孔34に挿入固
定するとともに、シャフト支持部材22の回転軸29を
ハンドルベース8の貫通孔18に嵌合する。
【0034】次に、ハンドル本体21の下支持部25の
凸部27にバネ28を嵌め込み、バネ28の一端を下支
持部25上の所定箇所に係合する。そして、このハンド
ル本体21の下支持部材25を、シャフト11の上端部
に固定されているシャフト支持部材22にスライドさせ
て嵌着するとともに、バネ28の他端をハンドルベース
8上の所定箇所に係合する。
【0035】そして、ピン状の回転軸36をハンドルベ
ース8の軸受部19の下側から貫通孔20及びハンドル
本体21の上支持部24の貫通孔26に通し、さらに回
転軸36の先端部をハンドルベース8の頂壁12の貫通
孔17に押し込む。これによって、ハンドル9が回転軸
36、29を介してハンドルベース8に回転自在に支持
された状態となり、ドア開閉機構7の取り付けが終了す
る。
【0036】ハンドル9は、通常、操作部23の自由端
側から操作部23の裏面側に指を入れて操作するが、回
転軸29、36側からも操作部23の裏面側に指を入れ
て操作することができるように形成されており、左右ど
ちらの手でも操作することができるため、操作性が良
い。
【0037】図6に示すように、キャビネット1におけ
る開口部の周囲のアーム10に対向する部位には、アー
ム10の他端に接する突起37が形成されている。な
お、図4に示す、ハンドル9の操作部23を操作する力
の作用点から凸部27の軸心(回転軸29、36の軸心
と同心)までの距離L1は、図6に示す、アーム10に
おける突起37との当接点からシャフト11の軸心(回
転軸29、36の軸心と同心)までの距離L2よりも長
くなっている。
【0038】次に、上述した構成のドア開閉機構7の作
用を説明する。ハンドル9の操作部23を手で持ち、手
前に引くと、シャフト11を介してアーム10に図6の
反時計回り方向の回転力が与えられ、アーム10の他端
が突起37を押圧し、これによってドア2にドア回転軸
3まわりの回転力が与えられ、ガスケット5がマグネッ
ト6の磁力に抗して開口部の周囲の鋼板4から離隔し始
める。
【0039】図7に示すように、ハンドル9を、その一
端がハンドルベース8に当接して回動が阻止されるよう
になるまで引くと、図8に示すように、ドア2がキャビ
ネット1の開口部の周囲から所定間隔D離隔した状態と
なる。この状態からハンドル9をさらに手前に引くと、
ドア2がドア回転軸3を中心として反時計まわり方向に
回動し、ドア2により覆われていたキャビネット1の開
口部が開放され、被収納物を出し入れ可能となる。
【0040】なお、最初にドア2を所定間隔D開く際に
は、上述したように、ハンドル9の操作部23を操作す
る力の作用点から凸部27の軸心(回転軸29、36の
軸心)までの距離L1(図4参照)が、アーム10にお
けるキャビネット1の突起37との当接点からシャフト
11の軸心(回転軸29、36の軸心)までの距離L2
(図6参照)よりも長くなっているため、てこの原理に
より、僅かな操作力で開くことができる。また、アーム
10がハンドル9から離れたドア2の下側に配置されて
いるため、目立ちにくく、美しくデザイン処理すること
ができる。
【0041】また、ドア2をキャビネット1に対して所
定間隔D開かれた状態からさらに開く場合には、ドア2
のキャビネット1に対する磁力接触状態が解除されてい
るため、ドア2を少ない力で開くことができる。さら
に、本実施形態では、ハンドル9の操作部23に与えら
れる力の方向がドアの開方向に一致するようにしている
ため、最初にドア2を所定間隔開く動作と、その後、ド
ア2を大きく開く動作とがスムーズに連続し、ドア2を
開き易い。
【0042】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図9〜図11は本発明の第2の実施形態を示し
ており、図9は図1のA部拡大図、図10は図1のE−
E線断面図、図11は図10の要部拡大図であり、ハン
ドルを引いた際のスライド部材の作用を示す図である。
なお、本実施形態において、第1の実施形態に対応する
部分には同一の符号を付してあり、同一の部分について
は説明を省略してある。
【0043】図9、11に示すように、本実施形態で
は、アーム10の他端側に、厚みが薄くなった薄肉部3
9が形成されており、この薄肉部39の上面にオーバー
ラップするように細長い板状のスライド部材38が配置
されている。スライド部材38は、前後方向に延びる一
対のガイドリブ40、41により前後方向に摺動自在に
案内されており、その一端はキャビネット1における開
口部の周囲の一部に対向している。
【0044】スライド部材38には、横方向に延びる長
孔42が形成されており、この長孔42には、アーム1
0の薄肉部39の上面に立設された円柱状のピン43が
摺動自在に係合している。なお、図4に示す、ハンドル
9の操作部23を操作する力の作用点から凸部27の軸
心(回転軸29、36の軸心)までの距離L1が、図1
1に示す、アーム10におけるスライド部材38との接
続点からシャフト11の軸心(回転軸29、36の軸
心)までの距離L3よりも長くなっている。
【0045】このような構成の冷蔵庫において、ハンド
ル9の操作部23を手で持って手前に引くと、ハンドル
9に連結されたシャフト11を介してアーム10に図1
1の反時計まわり方向の回転力が与えられ、スライド部
材38がキャビネット1に向かって摺動し、その一端が
キャビネット1に押し当てられる。スライド部材38が
キャビネット1を押すことにより、ドア2にドア回転軸
3まわりの回転力が与えられ、ガスケット5がマグネッ
ト6の磁力に抗してキャビネット1の開口部の周囲の鋼
板4から離隔し始める。
【0046】ハンドル9を所定ストローク引くと、ハン
ドルの回動が停止し、図11に示すように、ドア2がキ
ャビネット1に対して所定間隔d開かれた状態となる。
この状態からハンドル9をさらに手前に引くと、ドア2
がドア回転軸3を中心として反時計まわり方向に回動
し、ドア2により覆われていた冷蔵室の開口部が開放さ
れ、被収納物を出し入れ可能となる。
【0047】なお、最初にドア2を所定間隔D開く際に
は、上述したように、ハンドル9の操作部23を操作す
る力の作用点から凸部27の軸心(回転軸29、36の
軸心)までの距離L1(図4参照)が、アーム10にお
けるスライド部材38との接続点からシャフト11(回
転軸29、36の軸心)の軸心までの距離L3(図11
参照)よりも長くなっているため、てこの原理により、
ドア2を僅かな操作力で開くことができるのは第1の実
施形態と同様である。
【0048】また、スライド部材38がハンドル9から
離れたドア2の下側に配置されているため、目立ちにく
く、美しくデザイン処理することができるのも第1の実
施形態と同様である。さらに、本実施形態の場合、キャ
ビネット1におけるスライド部材38が当接する箇所を
平坦にすることができるため、清掃し易く、かつデザイ
ン処理が容易であるという利点を有する。
【0049】なお、上記実施形態は、ドアがドア回転軸
を介してキャビネットに回動自在に取り付けられた場合
の実施形態であるが、ドアが引き出し式で前後方向に移
動させて開閉するものである場合は、ハンドルをドアの
左右方向中央部の上方に設け、ハンドルを軸支する回転
軸をハンドルの操作部よりもドアの中央部側に水平に配
置し、アームやスライド部材をドアの左右方向で側方の
少なくとも片側に設けるようにすると、上記と同様の効
果が得られ、さらに、ハンドルの上方から操作部に指を
入れることができるため、腕のひじよりも低い位置にハ
ンドルが位置する(例えば、引き出し式のドアがキャビ
ネットの中央部付近よりも下方に設けられているとき)
場合、腕の重さを利用してハンドルを下方に動かすこと
ができるため、さらに操作性が向上する。
【0050】また、ドアがキャビネットの上面に水平に
配置されるとともに後端側が水平方向に延びるドア回転
軸を介してキャビネットに回動自在に取り付けられた場
合には、ハンドルをドアの前端側に設け、ドアを軸支す
る回転軸をハンドルの操作部よりもドアの中央部側にド
ア回転軸と平行に配置するとともに、アームやスライド
部材をドアの左右方向で側方の少なくとも片側に設ける
ようにすると、上記と同様の効果が得られる。
【0051】なお、本発明のドア開閉機構は、冷蔵庫以
外の機器にも適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドア開閉
機構によれば、てこの原理によって僅かな操作力でドア
を所定間隔開くことができるとともに、てこの力点の位
置と作用点の位置とを離すことができ、作用点を目立ち
にくい箇所に設定することができるとともにデザインの
自由度が増すため、美しくデザイン処理することが可能
となる。
【0053】また、てこの支点の位置を力点の位置より
もドアの中央部側に配置し、力点に与えられる力の方向
がドアの開方向に一致するようにすると、ドアが開き易
くなり、操作性が向上する。
【0054】また、てこの作用点の位置をドアの下方ま
たは側方にすると、特に作用点が目立ちにくくなり、美
しくデザイン処理することができるため、外観が向上す
る。
【0055】また、ドアに回転軸を介して回動自在に取
り付けられたハンドルを有し、このハンドルが、自由端
側から操作部の裏面側に指を入れて操作するように形成
されているとともに、前記回転軸側からも前記操作部の
裏面側に指を入れて操作することができるように形成さ
れている場合には、ハンドルを自由端側からも回転軸側
からも操作することができるため、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のドア開閉機構を備えた冷蔵庫の正面
図。
【図2】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図1
のA部拡大図。
【図3】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図1
のB−B線断面図。
【図4】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図1
のC−C線断面図。
【図5】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図1
のD−D線断面図。
【図6】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図1
のE−E線断面図。
【図7】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図5
のハンドルを引いた状態を示す図。
【図8】 本発明の第1実施形態を示す図であり、図6
の要部拡大図(ハンドルを引いた際のアームの作用を示
す図)。
【図9】 本発明の第2実施形態を示す図であり、図1
のA部拡大図。
【図10】 本発明の第2実施形態を示す図であり、図
1のE−E線断面図。
【図11】 本発明の第2実施形態を示す図であり、図
10の要部拡大図(ハンドルを引いた際のスライド部材
の作用を示す図)。
【図12】 従来の冷蔵庫の要部の平面断面図。
【図13】 従来の冷蔵庫の要部の側面断面図。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 ドア 7 ドア開閉機構 9 ハンドル 10 アーム 11 シャフト 23 ハンドルの操作部 38 スライド部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の周囲に接離して前記開口部を開
    閉するドアに設けられたドア開閉機構であって、てこ方
    式により前記ドアを前記開口部の周囲から所定間隔離隔
    させる手段を設けたことを特徴とするドア開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記てこの力点から支点までの距離が支
    点から作用点までの距離よりも長いことを特徴とする請
    求項1に記載のドア開閉機構。
  3. 【請求項3】 前記てこの支点の位置を力点の位置より
    も前記ドアの中央部側に配置し、前記力点に与えられる
    力の方向が前記ドアの開方向に一致するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のドア開閉機構。
  4. 【請求項4】 前記てこの作用点の位置が前記ドアの下
    方または側方であることを特徴とする請求項1に記載の
    ドア開閉機構。
  5. 【請求項5】 前記ドアに回転軸を介して回動自在に取
    り付けられたハンドルを有し、このハンドルが、自由端
    側から操作部の裏面側に指を入れて操作するように形成
    されているとともに、前記回転軸側からも前記操作部の
    裏面側に指を入れて操作することができるように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のドア開閉機
    構。
  6. 【請求項6】 前記ドアに回転軸を介して回動自在に取
    り付けられたハンドルと、このハンドルに同期して前記
    回転軸と同軸の軸心まわりに回動するアームとを備え、
    前記ハンドルを操作することにより前記アームが前記ド
    アの開口部の周囲の一部を押圧して前記ドアを前記開口
    部の周囲から所定間隔離隔させるように構成され、前記
    ハンドルを操作する力の作用点を前記てこの力点とし、
    前記回転軸の軸心を前記てこの支点とし、前記アームに
    おける前記ドアを前記開口部の周囲から離隔させる力の
    作用点を前記てこの作用点としたことを特徴とする請求
    項1に記載のドア開閉機構。
  7. 【請求項7】 前記ドアに回転軸を介して回動自在に取
    り付けられたハンドルと、前記開口部の周囲の一部に接
    離するように前記ドアに移動自在に取り付けられたスラ
    イド部材と、前記ハンドルに同期して前記回転軸と同軸
    の軸心まわりに回動し、前記スライド部材を移動させる
    アームとを備え、前記ハンドルを操作することにより前
    記スライド部材が前記開口部の周囲の一部を押圧して前
    記ドアを前記開口部の周囲から所定間隔離隔させるよう
    に構成され、前記ハンドルを操作する力の作用点を前記
    てこの力点とし、前記回転軸の軸心を前記てこの支点と
    し、前記アームにおける前記スライド部材を移動させる
    力の作用点を前記てこの作用点としたことを特徴とする
    請求項1に記載のドア開閉機構。
  8. 【請求項8】 前記手段は、前記ドアを開ける際、まず
    前記ドアを前記開口部の周囲から所定間隔離隔させるこ
    とにより、その後の前記ドアの開動作を少ない力で行う
    ことができるようにするためのものであることを特徴と
    する請求項1に記載のドア開閉機構。
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