JP2002056600A - カートリッジホルダ保持機構及びディスクプレーヤ - Google Patents
カートリッジホルダ保持機構及びディスクプレーヤInfo
- Publication number
- JP2002056600A JP2002056600A JP2000241384A JP2000241384A JP2002056600A JP 2002056600 A JP2002056600 A JP 2002056600A JP 2000241384 A JP2000241384 A JP 2000241384A JP 2000241384 A JP2000241384 A JP 2000241384A JP 2002056600 A JP2002056600 A JP 2002056600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- cartridge holder
- opening
- pair
- closing lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】剛性を保ったまま、全体の厚みを薄くし、体積
を小さくでき、しかも単一のバネ部で開閉蓋とカートリ
ッジに圧接可能なカートリッジホルダ保持機構及びそれ
を備えたディスクプレーヤとする。 【解決手段】ディスクを格納したカートリッジを収容
し、一端側を枢支部３により回動可能なカートリッジホ
ルダ２と、カートリッジホルダ２の上面を覆い、一端側
が枢支され回動可能な開閉蓋６とを有するカートリッジ
ホルダ保持機構において、カートリッジホルダ２が左右
一対のカートリッジ保持部２ａと、この一対のカートリ
ッジ保持部２ａを連結する連結部２ｂとからなり、開閉
蓋６のカートリッジホルダの一対のカートリッジ保持部
２ａ及び連結部２ｂに対応する箇所に凸部６ａを設け、
凸部６ａに一対のカートリッジ保持部２ａ及び連結部２
ｂが進入可能なカートリッジホルダ保持機構１とした。
を小さくでき、しかも単一のバネ部で開閉蓋とカートリ
ッジに圧接可能なカートリッジホルダ保持機構及びそれ
を備えたディスクプレーヤとする。 【解決手段】ディスクを格納したカートリッジを収容
し、一端側を枢支部３により回動可能なカートリッジホ
ルダ２と、カートリッジホルダ２の上面を覆い、一端側
が枢支され回動可能な開閉蓋６とを有するカートリッジ
ホルダ保持機構において、カートリッジホルダ２が左右
一対のカートリッジ保持部２ａと、この一対のカートリ
ッジ保持部２ａを連結する連結部２ｂとからなり、開閉
蓋６のカートリッジホルダの一対のカートリッジ保持部
２ａ及び連結部２ｂに対応する箇所に凸部６ａを設け、
凸部６ａに一対のカートリッジ保持部２ａ及び連結部２
ｂが進入可能なカートリッジホルダ保持機構１とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミニディスクプ
レーヤなどに設けられたカートリッジホルダ保持機構に
係り、詳しくは、カートリッジホルダが左右一対のカー
トリッジ保持部と、この一対のカートリッジ保持部を連
結する連結部とからなり、開閉蓋の一対のカートリッジ
保持部及び連結部に対応する箇所に段差部を設け、この
段差部に一対のカートリッジ保持部及び連結部を進入さ
せることにより、剛性を保ったまま、全体の厚みを薄く
し、体積を小さくすることができるカートリッジホルダ
保持機構及びそれを備えたディスクプレーヤに関するも
のである。
レーヤなどに設けられたカートリッジホルダ保持機構に
係り、詳しくは、カートリッジホルダが左右一対のカー
トリッジ保持部と、この一対のカートリッジ保持部を連
結する連結部とからなり、開閉蓋の一対のカートリッジ
保持部及び連結部に対応する箇所に段差部を設け、この
段差部に一対のカートリッジ保持部及び連結部を進入さ
せることにより、剛性を保ったまま、全体の厚みを薄く
し、体積を小さくすることができるカートリッジホルダ
保持機構及びそれを備えたディスクプレーヤに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】ミニディスクプレーヤなどのディスクプ
レーヤでは、ディスクの保護ケースであるカートリッジ
を収納するためのカートリッジホルダを有し、このカー
トリッジホルダを保持するカートリッジホルダ保持機構
を備えたものがある。
レーヤでは、ディスクの保護ケースであるカートリッジ
を収納するためのカートリッジホルダを有し、このカー
トリッジホルダを保持するカートリッジホルダ保持機構
を備えたものがある。
【０００３】図７はこのようなカートリッジホルダ保持
機構を備えた再生専用のミニディスクプレーヤの外観図
である。ミニディスクプレーヤ２１の装置本体２２に
は、その後側に配設された図示せぬヒンジ部を介して開
閉蓋２３が開閉可能に取り付けられている。開閉蓋２３
の裏面側にはミニディスクの保護ケースであるカートリ
ッジを収納するためのカートリッジホルダ２５が図示せ
ぬヒンジ部を介して装置本体２２に開閉可能に支持され
ている。開閉蓋２３の前部左右方向略中央には係止片２
３ａが形成されており、この係止片２３ａに対応する装
置本体２２部位にはフック２６が左右方向にスライド可
能に設けられている。
機構を備えた再生専用のミニディスクプレーヤの外観図
である。ミニディスクプレーヤ２１の装置本体２２に
は、その後側に配設された図示せぬヒンジ部を介して開
閉蓋２３が開閉可能に取り付けられている。開閉蓋２３
の裏面側にはミニディスクの保護ケースであるカートリ
ッジを収納するためのカートリッジホルダ２５が図示せ
ぬヒンジ部を介して装置本体２２に開閉可能に支持され
ている。開閉蓋２３の前部左右方向略中央には係止片２
３ａが形成されており、この係止片２３ａに対応する装
置本体２２部位にはフック２６が左右方向にスライド可
能に設けられている。
【０００４】フック２６は装置本体２２の前面左右方向
略中央に配置されたイジェクトボタン２７に連動するよ
うに構成されている。イジェクトボタン２７をスライド
させることにより、フック２６もスライドし、開閉蓋２
３及びカートリッジホルダ２５が開放可能となってい
る。
略中央に配置されたイジェクトボタン２７に連動するよ
うに構成されている。イジェクトボタン２７をスライド
させることにより、フック２６もスライドし、開閉蓋２
３及びカートリッジホルダ２５が開放可能となってい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図８は開閉蓋２３を閉
じた状態の図７のＡ−Ａ線断面図である。図８に示すよ
うに、カートリッジ２８を収納したカートリッジホルダ
２５の上を外装パネルである開閉蓋２３で覆っているた
め、厚みｔは必要であり、これ以上厚みを減らし、体積
を小さくするのは困難であった。
じた状態の図７のＡ−Ａ線断面図である。図８に示すよ
うに、カートリッジ２８を収納したカートリッジホルダ
２５の上を外装パネルである開閉蓋２３で覆っているた
め、厚みｔは必要であり、これ以上厚みを減らし、体積
を小さくするのは困難であった。
【０００６】また、図９はカートリッジホルダ２５のヒ
ンジ部側に設けられたバネ部２５ａを示す図である。バ
ネ部２５ａは、上方に屈曲し開閉蓋２３に当接するため
の第１のバネ部２５ａ-1と、下方に屈曲しカートリッジ
２８に当接するための第２のバネ部２５ａ-2とから形成
されている。このため、板バネを２つ並設するため加工
が面倒で、設置面積も大きいという問題があった。
ンジ部側に設けられたバネ部２５ａを示す図である。バ
ネ部２５ａは、上方に屈曲し開閉蓋２３に当接するため
の第１のバネ部２５ａ-1と、下方に屈曲しカートリッジ
２８に当接するための第２のバネ部２５ａ-2とから形成
されている。このため、板バネを２つ並設するため加工
が面倒で、設置面積も大きいという問題があった。
【０００７】そこで、本発明は、剛性を保ったまま、全
体の厚みを薄くし、体積を小さくでき、しかも単一のバ
ネ部で開閉蓋とカートリッジに圧接可能なカートリッジ
ホルダ保持機構及びそれを備えたディスクプレーヤを提
供することを目的とするものである。
体の厚みを薄くし、体積を小さくでき、しかも単一のバ
ネ部で開閉蓋とカートリッジに圧接可能なカートリッジ
ホルダ保持機構及びそれを備えたディスクプレーヤを提
供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカートリッ
ジホルダ保持機構は、ディスクを格納したカートリッジ
を収容し、一端側を枢支部により回動可能なカートリッ
ジホルダと、このカートリッジホルダを覆い、一端側が
枢支され回動可能な開閉蓋とを有するカートリッジホル
ダ保持機構において、前記カートリッジホルダが左右一
対のカートリッジ保持部と、この一対のカートリッジ保
持部を連結する連結部とからなり、前記開閉蓋の前記カ
ートリッジホルダの一対のカートリッジ保持部及び前記
連結部に対応する箇所に段差部を設け、この段差部に一
対のカートリッジ保持部及び連結部が進入可能なことを
特徴とするものである。
ジホルダ保持機構は、ディスクを格納したカートリッジ
を収容し、一端側を枢支部により回動可能なカートリッ
ジホルダと、このカートリッジホルダを覆い、一端側が
枢支され回動可能な開閉蓋とを有するカートリッジホル
ダ保持機構において、前記カートリッジホルダが左右一
対のカートリッジ保持部と、この一対のカートリッジ保
持部を連結する連結部とからなり、前記開閉蓋の前記カ
ートリッジホルダの一対のカートリッジ保持部及び前記
連結部に対応する箇所に段差部を設け、この段差部に一
対のカートリッジ保持部及び連結部が進入可能なことを
特徴とするものである。
【０００９】本発明に係るカートリッジホルダ保持機構
を備えたディスクプレーヤは、ディスクを格納したカー
トリッジを収容し、一端側を枢支部部により回動可能な
カートリッジホルダと、このカートリッジホルダを覆
い、一端側が枢支され回動可能な開閉蓋とを有するカー
トリッジホルダ保持機構を備えたディスクプレーヤにお
いて、前記カートリッジホルダが左右一対のカートリッ
ジ保持部と、この一対のカートリッジ保持部を連結する
連結部とからなり、前記開閉蓋の前記カートリッジホル
ダの一対のカートリッジ保持部及び前記連結部に対応す
る箇所に段差部を設け、この段差部に一対のカートリッ
ジ保持部及び連結部が進入可能なカートリッジホルダ保
持機構を備えたことを特徴とするものである。
を備えたディスクプレーヤは、ディスクを格納したカー
トリッジを収容し、一端側を枢支部部により回動可能な
カートリッジホルダと、このカートリッジホルダを覆
い、一端側が枢支され回動可能な開閉蓋とを有するカー
トリッジホルダ保持機構を備えたディスクプレーヤにお
いて、前記カートリッジホルダが左右一対のカートリッ
ジ保持部と、この一対のカートリッジ保持部を連結する
連結部とからなり、前記開閉蓋の前記カートリッジホル
ダの一対のカートリッジ保持部及び前記連結部に対応す
る箇所に段差部を設け、この段差部に一対のカートリッ
ジ保持部及び連結部が進入可能なカートリッジホルダ保
持機構を備えたことを特徴とするものである。
【００１０】本発明に係るカートリッジホルダ保持機構
及びそれを備えたディスクプレーヤでは、開閉蓋を閉じ
た場合には、開閉蓋の段差部にカートリッジホルダの一
対のカートリッジ保持部及び連結部が進入するので、全
体の厚みを薄くし、体積を小さくすることができる。カ
ートリッジホルダの枢支部側は枢支部で補強され、カー
トリッジ挿入側は連結部で補強されているので、カート
リッジホルダの強度と安定性を保つことができる。
及びそれを備えたディスクプレーヤでは、開閉蓋を閉じ
た場合には、開閉蓋の段差部にカートリッジホルダの一
対のカートリッジ保持部及び連結部が進入するので、全
体の厚みを薄くし、体積を小さくすることができる。カ
ートリッジホルダの枢支部側は枢支部で補強され、カー
トリッジ挿入側は連結部で補強されているので、カート
リッジホルダの強度と安定性を保つことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカートリッジ
ホルダ保持機構の実施の形態の一例について、図面を参
照して詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態とし
てのカートリッジホルダ保持機構の分解斜視図である。
ホルダ保持機構の実施の形態の一例について、図面を参
照して詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態とし
てのカートリッジホルダ保持機構の分解斜視図である。
【００１２】図１に示すように、カートリッジホルダ保
持機構１は、左右両側にカートリッジ保持部２ａを設け
一端側が枢支部である支軸３，３を介して回動可能にシ
ャーシ５に取り付けられたカートリッジホルダ２と、カ
ートリッジホルダ２の上方を覆いカートリッジホルダ２
の上面形状に合致した開閉蓋６とから概略構成されてい
る。
持機構１は、左右両側にカートリッジ保持部２ａを設け
一端側が枢支部である支軸３，３を介して回動可能にシ
ャーシ５に取り付けられたカートリッジホルダ２と、カ
ートリッジホルダ２の上方を覆いカートリッジホルダ２
の上面形状に合致した開閉蓋６とから概略構成されてい
る。
【００１３】本発明は、カートリッジを保持するカート
リッジホルダ２の形状を平面視Ｈ型あるいはＵ型にし、
開閉蓋６のこのＨ型又はＵ型に対応する箇所に凸部を設
けることにより、開閉蓋６にカートリッジホルダ２を進
入させ、これにより剛性を保ったまま、全体の厚みを薄
くし、体積を小さくできるようにするものである。
リッジホルダ２の形状を平面視Ｈ型あるいはＵ型にし、
開閉蓋６のこのＨ型又はＵ型に対応する箇所に凸部を設
けることにより、開閉蓋６にカートリッジホルダ２を進
入させ、これにより剛性を保ったまま、全体の厚みを薄
くし、体積を小さくできるようにするものである。
【００１４】カートリッジホルダ２は平面視Ｈ型をして
おり、左右両側に対向するようにそれぞれ正面視コ字形
のカートリッジ保持部２ａ，２ａを有している。左右カ
ートリッジ保持部２ａ，２ａは上面側で連結部２ｂによ
り連結されている。左右カートリッジ保持部２ａ，２ａ
の後部上面の内側にはそれぞれ開閉蓋６とカートリッジ
に当接するためのバネ部である板バネ部２ｃ、２ｃが設
けられている。板バネ部２ｃは側面視ヘ字形に屈曲して
おり、ヘ字の頂部２ｃ-1が開閉蓋６に当接すると共に、
先端部２ｃ-2がカートリッジに当接するようになってい
る。更に、左右カートリッジ保持部２ａ，２ａの後部側
面にはそれぞれ支軸３を挿入するための孔２ｄが開けら
れている。カートリッジホルダ２には、点線で示すよう
な従来あった後側板は切り欠かれている。
おり、左右両側に対向するようにそれぞれ正面視コ字形
のカートリッジ保持部２ａ，２ａを有している。左右カ
ートリッジ保持部２ａ，２ａは上面側で連結部２ｂによ
り連結されている。左右カートリッジ保持部２ａ，２ａ
の後部上面の内側にはそれぞれ開閉蓋６とカートリッジ
に当接するためのバネ部である板バネ部２ｃ、２ｃが設
けられている。板バネ部２ｃは側面視ヘ字形に屈曲して
おり、ヘ字の頂部２ｃ-1が開閉蓋６に当接すると共に、
先端部２ｃ-2がカートリッジに当接するようになってい
る。更に、左右カートリッジ保持部２ａ，２ａの後部側
面にはそれぞれ支軸３を挿入するための孔２ｄが開けら
れている。カートリッジホルダ２には、点線で示すよう
な従来あった後側板は切り欠かれている。
【００１５】カートリッジホルダ２の支軸３側の側板は
切り欠かれていても、支軸３，３によりシャーシ５に対
し取り付けられることで、変形しないよう補強されてお
り、カートリッジホルダ２の挿入側は連結部２ｂで補強
されているので、カートリッジホルダ２全体の強度と安
定性を保つことができる。
切り欠かれていても、支軸３，３によりシャーシ５に対
し取り付けられることで、変形しないよう補強されてお
り、カートリッジホルダ２の挿入側は連結部２ｂで補強
されているので、カートリッジホルダ２全体の強度と安
定性を保つことができる。
【００１６】シャーシ５の後端左右にはそれぞれブラケ
ット部５ａが立設され、ブラケット部５ａには支軸３を
挿入するための孔５ａ-1が穿設されている。シャーシ５
にはカートリッジに格納されたディスクを回転させるた
めのターンテーブル８等が設けられている。すなわち、
一対の支軸３，３はそれぞれシャーシ５のブラケット部
５ａの孔５ａ-1及びカートリッジホルダ２の孔２ｄに挿
入され、これによりカートリッジホルダ２は支軸３，３
を支点として回動可能となっている。
ット部５ａが立設され、ブラケット部５ａには支軸３を
挿入するための孔５ａ-1が穿設されている。シャーシ５
にはカートリッジに格納されたディスクを回転させるた
めのターンテーブル８等が設けられている。すなわち、
一対の支軸３，３はそれぞれシャーシ５のブラケット部
５ａの孔５ａ-1及びカートリッジホルダ２の孔２ｄに挿
入され、これによりカートリッジホルダ２は支軸３，３
を支点として回動可能となっている。
【００１７】開閉蓋６の後端は図示せぬヒンジ部を介し
て装置本体９（図２参照）に開閉可能に支持されてい
る。開閉蓋６の上面はカートリッジホルダ２と合致した
形状になっている。すなわち、開閉蓋６の上面には段差
部であるＨ型の凸部６ａと、それ以外の部分である凹部
６ｂ，６ｃが形成されている。開閉蓋６のＨ型の凸部６
ａには、カートリッジホルダ２のＨ型を呈する左右カー
トリッジ保持部２ａ，２ａの上面２ａ-1，２ａ-1と連結
部２ｂが進入可能となっている。
て装置本体９（図２参照）に開閉可能に支持されてい
る。開閉蓋６の上面はカートリッジホルダ２と合致した
形状になっている。すなわち、開閉蓋６の上面には段差
部であるＨ型の凸部６ａと、それ以外の部分である凹部
６ｂ，６ｃが形成されている。開閉蓋６のＨ型の凸部６
ａには、カートリッジホルダ２のＨ型を呈する左右カー
トリッジ保持部２ａ，２ａの上面２ａ-1，２ａ-1と連結
部２ｂが進入可能となっている。
【００１８】図２はカートリッジホルダ保持機構を適用
した再生専用のミニディスクプレーヤの外観図、図３は
開閉蓋６を開いた状態のミニディスクプレーヤを示す図
である。図２及び図３に示すように、ミニディスクプレ
ーヤ１１は開閉蓋６と装置本体９で覆われ、開閉蓋６の
内部にはカートリッジホルダ２が収納されると共に、装
置本体９の内部にはシャーシ５が収納されている。
した再生専用のミニディスクプレーヤの外観図、図３は
開閉蓋６を開いた状態のミニディスクプレーヤを示す図
である。図２及び図３に示すように、ミニディスクプレ
ーヤ１１は開閉蓋６と装置本体９で覆われ、開閉蓋６の
内部にはカートリッジホルダ２が収納されると共に、装
置本体９の内部にはシャーシ５が収納されている。
【００１９】図２に示すように、開閉蓋６の上面から装
置本体９の下面までの距離をｔ1、開閉蓋６の凹部６
ｂ，６ｃの上面から装置本体９の下面までの距離をｔ2
とすると、ｔ1 −ｔ2 ＝△ｔとなり、△ｔだけ薄くな
り、凹部６ｂ，６ｃの面積×△ｔが減少した体積とな
る。これにより、外装パネルである開閉蓋６の約２／３
以上の表面積を凹部とすることができる。
置本体９の下面までの距離をｔ1、開閉蓋６の凹部６
ｂ，６ｃの上面から装置本体９の下面までの距離をｔ2
とすると、ｔ1 −ｔ2 ＝△ｔとなり、△ｔだけ薄くな
り、凹部６ｂ，６ｃの面積×△ｔが減少した体積とな
る。これにより、外装パネルである開閉蓋６の約２／３
以上の表面積を凹部とすることができる。
【００２０】従って、開閉蓋６の凸部６ａにカートリッ
ジホルダ２の一対のカートリッジ保持部２ａ，２ａ及び
連結部２ｂが進入するので、全体の厚みを薄くし、体積
を小さくすることができる。
ジホルダ２の一対のカートリッジ保持部２ａ，２ａ及び
連結部２ｂが進入するので、全体の厚みを薄くし、体積
を小さくすることができる。
【００２１】図４は板バネ部２ｃの斜視図である。板バ
ネ部２ｃは側面視ヘ字形に屈曲しており、ヘ字の頂部２
ｃ-1が開閉蓋６に圧接すると共に、先端部２ｃ-2がカー
トリッジを押圧するようになっている。
ネ部２ｃは側面視ヘ字形に屈曲しており、ヘ字の頂部２
ｃ-1が開閉蓋６に圧接すると共に、先端部２ｃ-2がカー
トリッジを押圧するようになっている。
【００２２】図５は開閉蓋６の動きに伴う板バネ部２ｃ
の動きを示す図である。図５（ａ）は開閉蓋６が開放さ
れた場合の板バネ部２ｃの状態である。図５（ｂ）は開
閉蓋６が閉じられた場合の板バネ部２ｃの状態である。
図５（ａ）に示すように、開閉蓋６が開放された場合に
は、板バネ部２ｃの頂部２ｃ-1が開閉蓋６の裏面に当接
し、これによりカートリッジホルダ２の挿入側が下方向
に回動し、図３に示すように、カートリッジホルダ２の
挿入側が開閉蓋６より露出した状態となる。
の動きを示す図である。図５（ａ）は開閉蓋６が開放さ
れた場合の板バネ部２ｃの状態である。図５（ｂ）は開
閉蓋６が閉じられた場合の板バネ部２ｃの状態である。
図５（ａ）に示すように、開閉蓋６が開放された場合に
は、板バネ部２ｃの頂部２ｃ-1が開閉蓋６の裏面に当接
し、これによりカートリッジホルダ２の挿入側が下方向
に回動し、図３に示すように、カートリッジホルダ２の
挿入側が開閉蓋６より露出した状態となる。
【００２３】そして、図５（ｂ）に示すように、開閉蓋
６を閉じると、板バネ部２ｃの頂部２ｃ-1及び先端部２
ｃ-2が開閉蓋６に押されて、略フラットな状態となり、
先端部２ｃ-2はカートリッジ１３の上面を押圧すること
になる。
６を閉じると、板バネ部２ｃの頂部２ｃ-1及び先端部２
ｃ-2が開閉蓋６に押されて、略フラットな状態となり、
先端部２ｃ-2はカートリッジ１３の上面を押圧すること
になる。
【００２４】従って、従来のように、開閉蓋に当接する
バネ部とカートリッジに当接するバネ部を別々に設ける
必要がなく、単一のバネ部を設ければよく、製造が簡単
で、設置面積を少なくすることができる。
バネ部とカートリッジに当接するバネ部を別々に設ける
必要がなく、単一のバネ部を設ければよく、製造が簡単
で、設置面積を少なくすることができる。
【００２５】図６は第２の実施の形態のカートリッジホ
ルダ保持機構の分解斜視図である。第２の実施の形態の
カートリッジホルダ保持機構１５は、左右両側にカート
リッジ保持部１６ａを設けたカートリッジホルダ１６の
一端側を支軸３，３で回動可能にシャーシ５に取り付け
ることにより形成されている。カートリッジホルダ１６
は上方がカートリッジホルダ１６の形状に合致した開閉
蓋１７で覆われている。
ルダ保持機構の分解斜視図である。第２の実施の形態の
カートリッジホルダ保持機構１５は、左右両側にカート
リッジ保持部１６ａを設けたカートリッジホルダ１６の
一端側を支軸３，３で回動可能にシャーシ５に取り付け
ることにより形成されている。カートリッジホルダ１６
は上方がカートリッジホルダ１６の形状に合致した開閉
蓋１７で覆われている。
【００２６】カートリッジホルダ１６は平面視Ｕ字型を
しており、左右両側に対向するようにそれぞれ正面視コ
字形のカートリッジ保持部１６ａ，１６ａを有してい
る。左右カートリッジ保持部１６ａ，１６ａは挿入端上
面側で連結部１６ｂにより連結されている。左右カート
リッジ保持部１６ａ，１６ａの後部上面の内側にはそれ
ぞれカートリッジを圧接するための板バネ部１６ｃ、１
６ｃが設けられている。板バネ部１６ｃは側面視ヘ字形
に屈曲しており、ヘ字の頂部１６ｃ-1が開閉蓋１７に当
接すると共に、先端部１６ｃ-2がカートリッジに当接す
るようになっている。更に、左右カートリッジ保持部１
６ａ，１６ａの後部側面にはそれぞれ支軸３を挿入する
ための孔１６ｄが開けられている。カートリッジホルダ
１６には、点線で示すような従来あった後側板は省かれ
ている。
しており、左右両側に対向するようにそれぞれ正面視コ
字形のカートリッジ保持部１６ａ，１６ａを有してい
る。左右カートリッジ保持部１６ａ，１６ａは挿入端上
面側で連結部１６ｂにより連結されている。左右カート
リッジ保持部１６ａ，１６ａの後部上面の内側にはそれ
ぞれカートリッジを圧接するための板バネ部１６ｃ、１
６ｃが設けられている。板バネ部１６ｃは側面視ヘ字形
に屈曲しており、ヘ字の頂部１６ｃ-1が開閉蓋１７に当
接すると共に、先端部１６ｃ-2がカートリッジに当接す
るようになっている。更に、左右カートリッジ保持部１
６ａ，１６ａの後部側面にはそれぞれ支軸３を挿入する
ための孔１６ｄが開けられている。カートリッジホルダ
１６には、点線で示すような従来あった後側板は省かれ
ている。
【００２７】開閉蓋１７の上面はカートリッジホルダ１
６と合致した形状になっている。すなわち、開閉蓋１７
の上面は段差部であるＵ字型の凸部１７ａと、それ以外
の部分である凹部１７ｂから形成されている。開閉蓋１
７のＵ型の凸部１７ａにはＵ型を呈するカートリッジホ
ルダ１６の左右カートリッジ保持部１６ａ，１６ａの上
面１６ａ-1，１６ａ-1と連結部１６ｂが進入可能となっ
ている。その他は、上述した第１の実施の形態と同様に
構成されている。
６と合致した形状になっている。すなわち、開閉蓋１７
の上面は段差部であるＵ字型の凸部１７ａと、それ以外
の部分である凹部１７ｂから形成されている。開閉蓋１
７のＵ型の凸部１７ａにはＵ型を呈するカートリッジホ
ルダ１６の左右カートリッジ保持部１６ａ，１６ａの上
面１６ａ-1，１６ａ-1と連結部１６ｂが進入可能となっ
ている。その他は、上述した第１の実施の形態と同様に
構成されている。
【００２８】従って、カートリッジホルダ１６の支軸３
側の側板は切り欠かれていても、支軸３，３によりシャ
ーシ５に対し取り付けられることで、変形しないよう補
強されており、カートリッジホルダ１６の挿入端は連結
部１６ｂで補強されているので、カートリッジホルダ１
６全体の強度と安定性を保つことができる。また、開閉
蓋１７の凹凸が少なくすっきりして、美観の向上を図る
ことができる。
側の側板は切り欠かれていても、支軸３，３によりシャ
ーシ５に対し取り付けられることで、変形しないよう補
強されており、カートリッジホルダ１６の挿入端は連結
部１６ｂで補強されているので、カートリッジホルダ１
６全体の強度と安定性を保つことができる。また、開閉
蓋１７の凹凸が少なくすっきりして、美観の向上を図る
ことができる。
【００２９】また、開閉蓋１７の凸部１７ａにカートリ
ッジホルダ１６の一対のカートリッジ保持部１６ａ，１
６ａ及び連結部１６ｂが進入するので、全体の厚みを薄
くし、体積を小さくすることができる。
ッジホルダ１６の一対のカートリッジ保持部１６ａ，１
６ａ及び連結部１６ｂが進入するので、全体の厚みを薄
くし、体積を小さくすることができる。
【００３０】なお、上述第１及び第２の実施の形態で
は、再生専用のミニディスクプレーヤとしたが、これに
限らず、カートリッジを用いた他のディスクプレーヤで
あってもよいことは勿論である。また、開閉蓋６，１７
の枢支部（ヒンジ部）はカートリッジホルダ２，１６の
支軸３と共通にするよう構成することも可能である。
は、再生専用のミニディスクプレーヤとしたが、これに
限らず、カートリッジを用いた他のディスクプレーヤで
あってもよいことは勿論である。また、開閉蓋６，１７
の枢支部（ヒンジ部）はカートリッジホルダ２，１６の
支軸３と共通にするよう構成することも可能である。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開閉蓋の段差部にカートリッジホルダの一対のカートリ
ッジ保持部及び連結部が進入するので、開閉蓋にカート
リッジホルダを進入させることができ、全体の厚みを薄
くし、体積を小さくすることができる。
開閉蓋の段差部にカートリッジホルダの一対のカートリ
ッジ保持部及び連結部が進入するので、開閉蓋にカート
リッジホルダを進入させることができ、全体の厚みを薄
くし、体積を小さくすることができる。
【００３２】カートリッジホルダのの枢支部側の側板は
切り欠かれていても、枢支部により補強されており、カ
ートリッジホルダの挿入側は連結部で補強されているの
で、カートリッジホルダ全体の強度と安定性を保つこと
ができる。
切り欠かれていても、枢支部により補強されており、カ
ートリッジホルダの挿入側は連結部で補強されているの
で、カートリッジホルダ全体の強度と安定性を保つこと
ができる。
【００３３】カートリッジホルダの挿入端に連結部を設
けた場合には、平面視略Ｕ型となり、開閉蓋の凹凸が少
なくすっきりして、美観の向上を図ることができる。
けた場合には、平面視略Ｕ型となり、開閉蓋の凹凸が少
なくすっきりして、美観の向上を図ることができる。
【図１】本発明に係るカートリッジホルダ保持機構の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図２】本発明に係るカートリッジホルダ保持機構を適
用した再生専用のミニディスクプレーヤの外観図であ
る。
用した再生専用のミニディスクプレーヤの外観図であ
る。
【図３】開閉蓋が開いた状態のミニディスクプレーヤの
外観図である。
外観図である。
【図４】板バネ部の斜視図である。
【図５】板バネ部の作動説明図である。
【図６】第２の実施の形態のカートリッジホルダ保持機
構の分解斜視図である。
構の分解斜視図である。
【図７】従来のカートリッジホルダ保持機構を備えたミ
ニディスクプレーヤの外観図である。
ニディスクプレーヤの外観図である。
【図８】開閉蓋を閉じた状態の図７のＡ−Ａ線断面図で
ある。
ある。
【図９】従来のバネ部の斜視図である。
１ カートリッジホルダ保持機構 ２ カートリッジホルダ ２ａ カートリッジ保持部 ２ｂ 連結部 ２ｃ 板バネ部（バネ部） ２ｃ-1 頂部 ２ｃ-2 先端部 ３ 支軸（枢支部） ５ シャーシ ６ 開閉蓋 ６ａ 凸部（段差部） ６ｂ，６ｃ 凹部 １１ ミニディスクプレーヤ １５ カートリッジホルダ保持機構 １６ カートリッジホルダ １６ａ カートリッジ保持部 １６ｂ 連結部 １６ｃ 板バネ部（バネ部） １７ 開閉蓋 １７ａ 凸部（段差部） １７ｂ 凹部
フロントページの続き (72)発明者 吉田 敏幸 東京都台東区池之端１丁目２番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 中田 要 東京都台東区池之端１丁目２番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 中村 利夫 東京都台東区池之端１丁目２番11号 アイ ワ株式会社内 Ｆターム(参考） 5D046 BA01 CB02 EA11 EB01 FA01 HA06
Claims (8)
- 【請求項１】 ディスクを格納したカートリッジを収容
し、一端側を枢支部により回動可能なカートリッジホル
ダと、このカートリッジホルダを覆い、一端側が枢支さ
れ回動可能な開閉蓋とを有するカートリッジホルダ保持
機構において、 前記カートリッジホルダが左右一対のカートリッジ保持
部と、この一対のカートリッジ保持部を連結する連結部
とからなり、 前記開閉蓋の前記カートリッジホルダの一対のカートリ
ッジ保持部及び前記連結部に対応する箇所に段差部を設
け、この段差部に一対のカートリッジ保持部及び連結部
が進入可能なことを特徴とするカートリッジホルダ保持
機構。 - 【請求項２】 前記カートリッジホルダの枢支部側側面
が切り欠かれていることを特徴とする請求項１に記載の
カートリッジホルダ保持機構。 - 【請求項３】 前記カートリッジホルダの連結部が前記
カートリッジを挿入するための挿入側に設けられ、前記
カートリッジホルダが平面視略Ｈ型であることを特徴と
する請求項１に記載のカートリッジホルダ保持機構。 - 【請求項４】 前記カートリッジホルダの連結部が挿入
端に設けられ、前記カートリッジホルダが平面視略Ｕ型
であることを特徴とする請求項１に記載のカートリッジ
ホルダ保持機構。 - 【請求項５】 前記カートリッジホルダの一対のカート
リッジ保持部の枢支部側にはそれぞれ前記カートリッジ
を押さえるためのバネ部が設けられ、このバネ部はヘ字
形に屈曲し、頂部で前記開閉蓋に当接すると共に、先端
部で前記カートリッジに当接することを特徴とする請求
項１に記載のカートリッジホルダ保持機構。 - 【請求項６】 前記カートリッジホルダと前記開閉蓋が
共通の枢支部により枢支されていることを特徴とする請
求項１に記載のカートリッジホルダ保持機構。 - 【請求項７】 ディスクを格納したカートリッジを収容
し、一端側を枢支部部により回動可能なカートリッジホ
ルダと、このカートリッジホルダを覆い、一端側が枢支
され回動可能な開閉蓋とを有するカートリッジホルダ保
持機構を備えたディスクプレーヤにおいて、 前記カートリッジホルダが左右一対のカートリッジ保持
部と、この一対のカートリッジ保持部を連結する連結部
とからなり、 前記開閉蓋の前記カートリッジホルダの一対のカートリ
ッジ保持部及び前記連結部に対応する箇所に段差部を設
け、この段差部に一対のカートリッジ保持部及び連結部
が進入可能なカートリッジホルダ保持機構を備えたこと
を特徴とするディスクプレーヤ。 - 【請求項８】 前記カートリッジホルダと前記開閉蓋が
共通の枢支部により枢支されていることを特徴とする請
求項７に記載のディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000241384A JP2002056600A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | カートリッジホルダ保持機構及びディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000241384A JP2002056600A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | カートリッジホルダ保持機構及びディスクプレーヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002056600A true JP2002056600A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18732577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000241384A Pending JP2002056600A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | カートリッジホルダ保持機構及びディスクプレーヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002056600A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008041127A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Sony Corp | ポップアップバネおよびディスク記録及び／又は再生装置 |
-
2000
- 2000-08-09 JP JP2000241384A patent/JP2002056600A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008041127A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Sony Corp | ポップアップバネおよびディスク記録及び／又は再生装置 |
| JP4609396B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2011-01-12 | ソニー株式会社 | 板バネ部およびディスク記録及び／又は再生装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4424606A (en) | Hinge for opening and closing a dust cover | |
| JPH08156698A (ja) | 蓋体開閉支持機構およびカップホルダ | |
| JPH10236210A (ja) | カップホルダ | |
| JP2002056600A (ja) | カートリッジホルダ保持機構及びディスクプレーヤ | |
| KR890003475Y1 (ko) | 카세트식 테이프 레코더 | |
| JP2914822B2 (ja) | テープカセット蓋体装置 | |
| JPH09189423A (ja) | 電子レンジのドア開放用ボタン装置 | |
| JP2001270373A (ja) | 車両のカップホルダー構造 | |
| JP2004016355A (ja) | ゲーム機用蝶番 | |
| US4841601A (en) | Hinge device with transverse slots | |
| KR100286071B1 (ko) | 테이프 카세트 | |
| JPH0741814B2 (ja) | カツプホルダ | |
| JP3150887B2 (ja) | 陳列ケース | |
| JPH09139583A (ja) | カバーの連結構造 | |
| JPH0816522A (ja) | 電子機器 | |
| JP2001286320A (ja) | スタンド機能付き収納ケース | |
| JP3603338B2 (ja) | カセット装填装置 | |
| JP2001039457A (ja) | リッドの開閉装置 | |
| JPH05266555A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPH11349017A (ja) | 蓋体の開閉装置 | |
| JPH0538645Y2 (ja) | ||
| JP2528250B2 (ja) | ケ―スの扉構造 | |
| JP3345157B2 (ja) | コンパクト容器 | |
| JPH10110568A (ja) | 隠し蝶番 | |
| JPS6129452A (ja) | デイスクカセツトの挿入装置 |