JP3603338B2 - カセット装填装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばビデオ装置等のカセット挿入部に使用されて好適なカセット装填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種、ビデオ装置(ビデオデッキ)のカセット挿入部の構造を図5に示す。
図5において、符号1はビデオ装置本体部を示し、2はビデオ装置本体部1のフロントパネルである。3はこのフロントパネル2に設けられたカセット挿入口であり、カセット挿入口3は外方側に拡径するテーパガイド4が形成されている。カセット挿入口3の裏面側にはカセット挿入扉5が上部に設けたヒンジ6を回動支点として開閉可能に設けられている。7はテープカセット8をローディング位置に搬送するカセコンである。
【0003】
また、上述したカセット挿入部の構造とは別に例として図6に示すようにカセット挿入口3の前面をヒンジ9を回動支点として回動する飾り扉10により開閉可能にするようにしたものもある。この飾り扉10はフロットパネルのデザインあるいはビデオ装置の動作に伴うメカ的ノイズを外部に漏れるのを遮断するために使用されている。
【0004】
このように構成したカセット挿入部は、図5の場合はカセット8をカセット挿入口3に挿入し、図6の場合は飾り扉10を開放してからカセット8をカセット挿入口3に挿入することで、カセット8がカセット挿入扉5を押し開きビデオ装置本体部1内のカセコン7に挿着され、その後、カセコン7と共にカセット8がローディング位置に装填される。
【0005】
一方、従来のビデオ装置において1つのカセット挿入口から大小2種類のカセットを挿入できるいわゆるコンパチブル方式のビデオ装置がある。
【0006】
このビデオ装置は、カセット挿入口から大小のカセットをそれぞれ決められた位置から正しく挿入させることが必要である。
【0007】
その一例の構成として図7に示すようにカセット挿入口3に連通するビデオ装置本体部1内のカセコン7の入口側に左右一対の可動ガイド7a,7aを設けている。
【0008】
例えば、カセット挿入口3から小カセット8aが挿入される場合は、小カセット8aの左右両側部を可動ガイド7a,17a間に位置させることで、可動ガイド7a,7aが小カセット8aのガイドとなってカセコン7内に挿入させることができる。
【0009】
また、カセット挿入口3から大カセット8が挿入される場合は、カセット挿入口3のほぼ幅一杯いっぱいに大カセット8が挿入されることになるため、このときは、可動ガイド7a,7aが回動,転倒してカセコン7内への大カセット8の挿入が可能となる。
【0010】
さらに、別の機構としては、図示しないがカセコン7の中央部にガイドリブが設けられ、これに対して大小カセット8,8aの底部中央部に凹溝を設けることで、大小カセット8,8aをその凹溝をガイドリブに係合しながら挿入することによって、大小のカセットをそれぞれの位置に挿入させることができる。この場合はカセットの底部に凹溝が形成されていることが必要であり、凹溝のない一般的なカセットは使用不可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5及び図6のビデオ装置の場合は、カセット挿入口3に対してカセットを水平に保持し上下左右の位置をユーザーが予め狙いをつけて位置決めした状態で挿入する必要があるため挿入しずらいといった問題があった。例えばカセットが斜めにカセット挿入口に挿入されると、挿入不良によるトラブルの原因となる。
【0012】
また、図7に示したビデオ装置の場合は、大小カセットの位置決めのための可動ガイド7a,7aはカセット挿入口3内のカセコン7に存在しているため、カセット挿入口3から可動ガイド7a,7aに狙いをつけながら挿入する必要があった。このため、上述の場合と同様に挿入しずらいといった問題があった。
【0013】
本発明は、上述したような課題を解消するためになされたもので、カセット挿入口へのカセットの挿入を容易かつ確実に行えることのでき、また、大小カセットが挿入可能なビデオ装置においても大小カセットを決められた位置に容易に挿入することのできるカセット装填装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明によるカセット装填装置は、録画あるいは記録及び/又は再生装置のフロントパネルに大カセット及び小カセットが共通して挿入可能のカセット挿入口を有し、このカセット挿入口の前面に当該カセット挿入口を開閉する前面回動扉を備えたカセット装填装置であって、前面回動扉は開放時、その裏面がカセット挿入口の下部開口縁の高さに水平状態になるように回動保持され、この前面回動扉の裏面がカセット挿入口へのカセット挿入用ガイド面部を兼ねると共に、カセット挿入用ガイド面部に大カセット位置決め用のガイド手段と、小カセット位置決め用のガイド手段とを設けたカセット装填装置において、小カセット位置決め用のガイド手段は、カセット挿入用ガイド面部の中央部に小カセットの幅方向の両側部が位置決めされるガイド凹部であって、当該ガイド凹部にはカセット挿入口側の端部の高さが当該カセット挿入口の下部開口縁の高さとなるような傾斜面が設けられるようにしたものである。
【0018】
【作用】
上述のように構成したカセット装填装置は、前面回動扉11を開放すると、前面回動扉11がカセット挿入口3の下部開口縁3aの高さに水平状態に回動保持される。ここで、大カセット8をカセット挿入口3に挿入するときは、大カセット8を前面回動扉11のガイド面部の大カセット位置決め用きガイド手段13,13に位置合わせした状態でカセット挿入口3へ挿入することで、カセコンへの大カセット8の挿入が容易に行える。また、小カセット8aをカセット挿入口3に挿入するときは、小カセット8aをカセット挿入用ガイド面部の中央部のガイド凹部に小カセットの幅方向の両側部を位置合わせし、カセット挿入口3へスライドさせることで、小カセットの両側部がガイド凹部をガイドとしてカセット挿入口3へ正確に挿入させることができる。この際、小カセットはその底部先端部がガイド凹部の傾斜面に沿ってスロープ状にせり上がって小カセットの底部先端部がカセット挿入口3の下部開口縁の高さと水平状態となり、小カセットのカセット挿入口への挿入を水平状態のまま正確に行うことができる。
【0020】
また、第3の発明では、大カセット位置決め用のガイド手段が、カセット挿入用ガイド面部に大カセット8の両側部をガイドする左右一対のガイドリブ13,13から構成されているので、このガイドリブ13,13の間に大カセット8を位置させ、ガイドリブ13,13にそって大カセット8をスライドさせることによって、カセット挿入口3への挿入が容易に行える。
【0021】
また、第4の発明では、小カセット位置決め用のガイド手段が、カセット挿入用ガイド面部に小カセット8aが位置決めされるガイド凹部14から構成されているので、ガイド凹部14内に小カセット8aを位置させ、小カセット8aをスライドさせることによって、カセット挿入口3への挿入が容易に行える。
【0022】
【実施例】
以下、本発明によるカセット装填装置の2つの実施例をビデオ装置を例にとって図面を参照して説明する。
〔実施例1〕
図1は本例のビデオ装置(ビデオデッキ)の斜視図、図2は要部の断面図であり、前面回動扉以外は図6で説明した従来例の構成部分と同一部分であるので同じ符号を付して重複する説明は省略する。
【0023】
本発明による前面回動扉(以下、飾り扉という)を符号11で示す。この飾り扉11はフロントパネル2にヒンジ12により回動可能に支承されていることは従来例の場合と同様であるが、飾り扉11は開放状態にすると扉裏面がカセット挿入口3の下部開口縁3aの高さに水平状態に保持されるようになっている。さらに詳しく説明すると、飾り扉11は閉止状態からヒンジ12を回動支点として水平状態にまで回動させると、ヒンジ12側の端面11aがフロントパネル2面に突き当たり停止する構成となっている。これによって、カセット挿入口3の下部開口縁3aに対して飾り扉11の裏面が同一平面上で水平位置に回動停止させることができる。
【0024】
上述のように第1の実施例の構成では、カセット挿入口3へのカセットの挿入は、飾り扉11の面上にカセット8を乗せスライドさせることで、カセット8が飾り扉11をガイドとしての作用をなし、カセット挿入口3への挿入を容易にしかも水平状態のまま正確に行うことができ、この結果、カセコンへのカセットの挿着不良のトラブルもなく使い勝手を向上させることができる。
【0025】
〔実施例2〕
図3は大小2つのカセットを1つのカセット挿入口から装填できるようにしたいわゆるコンパチブル方式のビデオ装置の斜視図、図4は要部の断面図であり、実施例1の構成部分と同一部分には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
【0026】
この場合、飾り扉11の裏面つまり、飾り扉11を開放した状態における上面には、左右一対のガイドリブ13,13が奥行き方向に平行に突出形成されている。このガイドリブ13,13はその間の飾り扉11の面上に大カセット8が乗せられたとき、大カセット8の両側面がガイドリブ13,13に係合される幅間隔に設けられている。
【0027】
また、飾り扉11の面上で上述したガイドリブ13,13の中央部にはガイド凹部14が奥行き方向に形成されている。このガイド凹部14は小カセット8aの横幅が丁度一致して係合する幅間隔を有し、ガイド凹部14の底部はカセット挿入口3の下部開口縁3aの高さとなるような傾斜面が設けられている。
【0028】
このように構成したことにより、大カセット8をカセット挿入口3へ挿入するには、飾り扉11のガイドリブ13,13間の面上に大カセット8を乗せ、大カセット8をカセット挿入口3側にスライドさせることで、ガイドリブ13,13をガイドとしてカセット挿入口3に傾くこともなく正確に挿入させることができる。従って、カセット挿入口3から挿入された大カセット8は左右の可動ガイド7a,7aを回動,転倒してカセコン7内へ挿入される。
【0029】
また、小カセット8aをカセット挿入口3へ挿入するには、飾り扉11の面上のガイド凹部14に係合させた状態で乗せ、小カセット8aをカセット挿入口3側にスライドさせることで、ガイド凹部14をガイドとしてカセット挿入口3の決められた位置から正確に挿入させることができる。従って、カセット挿入口3から挿入された小カセット8aは左右の可動ガイド7a,7aの間を通りカセコン7内に挿入させることができる。
【0030】
このように第2の実施例では、カセット挿入口3への大小カセット8,8aの挿入は、飾り扉11の面上に形成したガイドリブ13,13及びガイド凹部14を利用することによりカセット挿入口3への大小カセットの挿入を容易にしかも水平状態のまま正確に行うことができ、この結果、カセコンへのカセットの挿着不良のトラブルもなく使い勝手を向上させることができる。
【0031】
尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0032】
例えば、飾り扉11の水平状態の回動保持構造は実施例の構造に限定するものでなく、その他の開放状態の飾り扉11が水平状態に回動保持される構造であれば別の構造でもよい。
【0033】
また、小カセット8aをガイドするガイド凹部14は実施例では飾り扉11の途中から奥行き方向に形成したが、飾り扉11の先端部から形成することであってもよい。
【0034】
また、本発明のカセット装填装置は、実施例ではビデオ装置の場合について説明したがその他、記録及び/または再生装置のカセット装填装置にも広く適用可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカセット装填装置は、前面回動扉の裏面が大カセットと小カセットのカセット挿入用ガイド面部を兼ね備え、カセット挿入用ガイド面部の中央部に小カセットの幅方向の両側部が位置決めされるガイド凹部があり、このガイド凹部にカセット挿入口側の端部の高さが当該カセット挿入口の下部開口縁の高さとなるような傾斜面を設けたことで、小カセットの両側部がガイド凹部をガイドとしてカセット挿入口へ正確な姿勢で挿入させることができ、大小カセットの挿着可能ないわゆるコンパチブル式のビデオ装置に使用して好適である。
【0036】
また、第2の発明では、前面回動扉は開放時、カセット挿入口の下部開口縁の高さに水平状態になるように回動保持され、この前面回動扉がカセット挿入口へのカセット挿入用ガイド面部を兼ねると共に、カセット挿入用ガイド面部に大カセット位置決め用のガイド手段と、小カセット位置決め用のガイド手段とを設けたことで、カセット挿入口への大小カセットの挿入を容易にしかも水平状態のまま正確に行うことができ、カセコンへのカセットの挿入不良のトラブルもなく使い勝手を向上させることができ、大小カセットが挿着可能ないわゆるコンパチブル式のビデオ装置に使用して好適である。
【0037】
また、第3の発明では、大カセット位置決め用のガイド手段を、カセット挿入用ガイド面部に大カセットの両側部をガイドする左右一対のガイドリブから構成したことにより、ガイドリブをガイドとして大カセットをカセット挿入口へ正確に挿入することができる。
【0038】
さらに、第4の発明によるカセット装填装置は、小カセット位置決め用のガイド手段を、カセット挿入用ガイド面部に小カセットが位置決めされるガイド凹部から構成したことにより、ガイド凹部をガイドとして小カセットをカセット挿入口の決められた位置から正確に挿入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるカセット装填装置の斜視図である。
【図2】同じくカセット装填装置の断面図である。
【図3】第2の実施例によるカセット装填装置の斜視図である。
【図4】同じくカセット装填装置の断面図である。
【図5】従来のカセット装填装置の断面図である。
【図6】従来のカセット装填装置の別の例の断面図である。
【図7】従来のコンパチブル方式のカセット装填装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ビデオ装置本体部
2 フロントパネル
3 カセット挿入口
4 テーパガイド
5 カセット挿入扉
7 カセコン
8 カセット、大カセット
8a 小カセット
11 飾り扉
11a 飾り扉の端面
12 ヒンジ
13 ガイドリブ
14 ガイド凹部
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばビデオ装置等のカセット挿入部に使用されて好適なカセット装填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種、ビデオ装置(ビデオデッキ)のカセット挿入部の構造を図5に示す。
図5において、符号1はビデオ装置本体部を示し、2はビデオ装置本体部1のフロントパネルである。3はこのフロントパネル2に設けられたカセット挿入口であり、カセット挿入口3は外方側に拡径するテーパガイド4が形成されている。カセット挿入口3の裏面側にはカセット挿入扉5が上部に設けたヒンジ6を回動支点として開閉可能に設けられている。7はテープカセット8をローディング位置に搬送するカセコンである。
【0003】
また、上述したカセット挿入部の構造とは別に例として図6に示すようにカセット挿入口3の前面をヒンジ9を回動支点として回動する飾り扉10により開閉可能にするようにしたものもある。この飾り扉10はフロットパネルのデザインあるいはビデオ装置の動作に伴うメカ的ノイズを外部に漏れるのを遮断するために使用されている。
【0004】
このように構成したカセット挿入部は、図5の場合はカセット8をカセット挿入口3に挿入し、図6の場合は飾り扉10を開放してからカセット8をカセット挿入口3に挿入することで、カセット8がカセット挿入扉5を押し開きビデオ装置本体部1内のカセコン7に挿着され、その後、カセコン7と共にカセット8がローディング位置に装填される。
【0005】
一方、従来のビデオ装置において1つのカセット挿入口から大小2種類のカセットを挿入できるいわゆるコンパチブル方式のビデオ装置がある。
【0006】
このビデオ装置は、カセット挿入口から大小のカセットをそれぞれ決められた位置から正しく挿入させることが必要である。
【0007】
その一例の構成として図7に示すようにカセット挿入口3に連通するビデオ装置本体部1内のカセコン7の入口側に左右一対の可動ガイド7a,7aを設けている。
【0008】
例えば、カセット挿入口3から小カセット8aが挿入される場合は、小カセット8aの左右両側部を可動ガイド7a,17a間に位置させることで、可動ガイド7a,7aが小カセット8aのガイドとなってカセコン7内に挿入させることができる。
【0009】
また、カセット挿入口3から大カセット8が挿入される場合は、カセット挿入口3のほぼ幅一杯いっぱいに大カセット8が挿入されることになるため、このときは、可動ガイド7a,7aが回動,転倒してカセコン7内への大カセット8の挿入が可能となる。
【0010】
さらに、別の機構としては、図示しないがカセコン7の中央部にガイドリブが設けられ、これに対して大小カセット8,8aの底部中央部に凹溝を設けることで、大小カセット8,8aをその凹溝をガイドリブに係合しながら挿入することによって、大小のカセットをそれぞれの位置に挿入させることができる。この場合はカセットの底部に凹溝が形成されていることが必要であり、凹溝のない一般的なカセットは使用不可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5及び図6のビデオ装置の場合は、カセット挿入口3に対してカセットを水平に保持し上下左右の位置をユーザーが予め狙いをつけて位置決めした状態で挿入する必要があるため挿入しずらいといった問題があった。例えばカセットが斜めにカセット挿入口に挿入されると、挿入不良によるトラブルの原因となる。
【0012】
また、図7に示したビデオ装置の場合は、大小カセットの位置決めのための可動ガイド7a,7aはカセット挿入口3内のカセコン7に存在しているため、カセット挿入口3から可動ガイド7a,7aに狙いをつけながら挿入する必要があった。このため、上述の場合と同様に挿入しずらいといった問題があった。
【0013】
本発明は、上述したような課題を解消するためになされたもので、カセット挿入口へのカセットの挿入を容易かつ確実に行えることのでき、また、大小カセットが挿入可能なビデオ装置においても大小カセットを決められた位置に容易に挿入することのできるカセット装填装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明によるカセット装填装置は、録画あるいは記録及び/又は再生装置のフロントパネルに大カセット及び小カセットが共通して挿入可能のカセット挿入口を有し、このカセット挿入口の前面に当該カセット挿入口を開閉する前面回動扉を備えたカセット装填装置であって、前面回動扉は開放時、その裏面がカセット挿入口の下部開口縁の高さに水平状態になるように回動保持され、この前面回動扉の裏面がカセット挿入口へのカセット挿入用ガイド面部を兼ねると共に、カセット挿入用ガイド面部に大カセット位置決め用のガイド手段と、小カセット位置決め用のガイド手段とを設けたカセット装填装置において、小カセット位置決め用のガイド手段は、カセット挿入用ガイド面部の中央部に小カセットの幅方向の両側部が位置決めされるガイド凹部であって、当該ガイド凹部にはカセット挿入口側の端部の高さが当該カセット挿入口の下部開口縁の高さとなるような傾斜面が設けられるようにしたものである。
【0018】
【作用】
上述のように構成したカセット装填装置は、前面回動扉11を開放すると、前面回動扉11がカセット挿入口3の下部開口縁3aの高さに水平状態に回動保持される。ここで、大カセット8をカセット挿入口3に挿入するときは、大カセット8を前面回動扉11のガイド面部の大カセット位置決め用きガイド手段13,13に位置合わせした状態でカセット挿入口3へ挿入することで、カセコンへの大カセット8の挿入が容易に行える。また、小カセット8aをカセット挿入口3に挿入するときは、小カセット8aをカセット挿入用ガイド面部の中央部のガイド凹部に小カセットの幅方向の両側部を位置合わせし、カセット挿入口3へスライドさせることで、小カセットの両側部がガイド凹部をガイドとしてカセット挿入口3へ正確に挿入させることができる。この際、小カセットはその底部先端部がガイド凹部の傾斜面に沿ってスロープ状にせり上がって小カセットの底部先端部がカセット挿入口3の下部開口縁の高さと水平状態となり、小カセットのカセット挿入口への挿入を水平状態のまま正確に行うことができる。
【0020】
また、第3の発明では、大カセット位置決め用のガイド手段が、カセット挿入用ガイド面部に大カセット8の両側部をガイドする左右一対のガイドリブ13,13から構成されているので、このガイドリブ13,13の間に大カセット8を位置させ、ガイドリブ13,13にそって大カセット8をスライドさせることによって、カセット挿入口3への挿入が容易に行える。
【0021】
また、第4の発明では、小カセット位置決め用のガイド手段が、カセット挿入用ガイド面部に小カセット8aが位置決めされるガイド凹部14から構成されているので、ガイド凹部14内に小カセット8aを位置させ、小カセット8aをスライドさせることによって、カセット挿入口3への挿入が容易に行える。
【0022】
【実施例】
以下、本発明によるカセット装填装置の2つの実施例をビデオ装置を例にとって図面を参照して説明する。
〔実施例1〕
図1は本例のビデオ装置(ビデオデッキ)の斜視図、図2は要部の断面図であり、前面回動扉以外は図6で説明した従来例の構成部分と同一部分であるので同じ符号を付して重複する説明は省略する。
【0023】
本発明による前面回動扉(以下、飾り扉という)を符号11で示す。この飾り扉11はフロントパネル2にヒンジ12により回動可能に支承されていることは従来例の場合と同様であるが、飾り扉11は開放状態にすると扉裏面がカセット挿入口3の下部開口縁3aの高さに水平状態に保持されるようになっている。さらに詳しく説明すると、飾り扉11は閉止状態からヒンジ12を回動支点として水平状態にまで回動させると、ヒンジ12側の端面11aがフロントパネル2面に突き当たり停止する構成となっている。これによって、カセット挿入口3の下部開口縁3aに対して飾り扉11の裏面が同一平面上で水平位置に回動停止させることができる。
【0024】
上述のように第1の実施例の構成では、カセット挿入口3へのカセットの挿入は、飾り扉11の面上にカセット8を乗せスライドさせることで、カセット8が飾り扉11をガイドとしての作用をなし、カセット挿入口3への挿入を容易にしかも水平状態のまま正確に行うことができ、この結果、カセコンへのカセットの挿着不良のトラブルもなく使い勝手を向上させることができる。
【0025】
〔実施例2〕
図3は大小2つのカセットを1つのカセット挿入口から装填できるようにしたいわゆるコンパチブル方式のビデオ装置の斜視図、図4は要部の断面図であり、実施例1の構成部分と同一部分には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
【0026】
この場合、飾り扉11の裏面つまり、飾り扉11を開放した状態における上面には、左右一対のガイドリブ13,13が奥行き方向に平行に突出形成されている。このガイドリブ13,13はその間の飾り扉11の面上に大カセット8が乗せられたとき、大カセット8の両側面がガイドリブ13,13に係合される幅間隔に設けられている。
【0027】
また、飾り扉11の面上で上述したガイドリブ13,13の中央部にはガイド凹部14が奥行き方向に形成されている。このガイド凹部14は小カセット8aの横幅が丁度一致して係合する幅間隔を有し、ガイド凹部14の底部はカセット挿入口3の下部開口縁3aの高さとなるような傾斜面が設けられている。
【0028】
このように構成したことにより、大カセット8をカセット挿入口3へ挿入するには、飾り扉11のガイドリブ13,13間の面上に大カセット8を乗せ、大カセット8をカセット挿入口3側にスライドさせることで、ガイドリブ13,13をガイドとしてカセット挿入口3に傾くこともなく正確に挿入させることができる。従って、カセット挿入口3から挿入された大カセット8は左右の可動ガイド7a,7aを回動,転倒してカセコン7内へ挿入される。
【0029】
また、小カセット8aをカセット挿入口3へ挿入するには、飾り扉11の面上のガイド凹部14に係合させた状態で乗せ、小カセット8aをカセット挿入口3側にスライドさせることで、ガイド凹部14をガイドとしてカセット挿入口3の決められた位置から正確に挿入させることができる。従って、カセット挿入口3から挿入された小カセット8aは左右の可動ガイド7a,7aの間を通りカセコン7内に挿入させることができる。
【0030】
このように第2の実施例では、カセット挿入口3への大小カセット8,8aの挿入は、飾り扉11の面上に形成したガイドリブ13,13及びガイド凹部14を利用することによりカセット挿入口3への大小カセットの挿入を容易にしかも水平状態のまま正確に行うことができ、この結果、カセコンへのカセットの挿着不良のトラブルもなく使い勝手を向上させることができる。
【0031】
尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0032】
例えば、飾り扉11の水平状態の回動保持構造は実施例の構造に限定するものでなく、その他の開放状態の飾り扉11が水平状態に回動保持される構造であれば別の構造でもよい。
【0033】
また、小カセット8aをガイドするガイド凹部14は実施例では飾り扉11の途中から奥行き方向に形成したが、飾り扉11の先端部から形成することであってもよい。
【0034】
また、本発明のカセット装填装置は、実施例ではビデオ装置の場合について説明したがその他、記録及び/または再生装置のカセット装填装置にも広く適用可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカセット装填装置は、前面回動扉の裏面が大カセットと小カセットのカセット挿入用ガイド面部を兼ね備え、カセット挿入用ガイド面部の中央部に小カセットの幅方向の両側部が位置決めされるガイド凹部があり、このガイド凹部にカセット挿入口側の端部の高さが当該カセット挿入口の下部開口縁の高さとなるような傾斜面を設けたことで、小カセットの両側部がガイド凹部をガイドとしてカセット挿入口へ正確な姿勢で挿入させることができ、大小カセットの挿着可能ないわゆるコンパチブル式のビデオ装置に使用して好適である。
【0036】
また、第2の発明では、前面回動扉は開放時、カセット挿入口の下部開口縁の高さに水平状態になるように回動保持され、この前面回動扉がカセット挿入口へのカセット挿入用ガイド面部を兼ねると共に、カセット挿入用ガイド面部に大カセット位置決め用のガイド手段と、小カセット位置決め用のガイド手段とを設けたことで、カセット挿入口への大小カセットの挿入を容易にしかも水平状態のまま正確に行うことができ、カセコンへのカセットの挿入不良のトラブルもなく使い勝手を向上させることができ、大小カセットが挿着可能ないわゆるコンパチブル式のビデオ装置に使用して好適である。
【0037】
また、第3の発明では、大カセット位置決め用のガイド手段を、カセット挿入用ガイド面部に大カセットの両側部をガイドする左右一対のガイドリブから構成したことにより、ガイドリブをガイドとして大カセットをカセット挿入口へ正確に挿入することができる。
【0038】
さらに、第4の発明によるカセット装填装置は、小カセット位置決め用のガイド手段を、カセット挿入用ガイド面部に小カセットが位置決めされるガイド凹部から構成したことにより、ガイド凹部をガイドとして小カセットをカセット挿入口の決められた位置から正確に挿入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるカセット装填装置の斜視図である。
【図2】同じくカセット装填装置の断面図である。
【図3】第2の実施例によるカセット装填装置の斜視図である。
【図4】同じくカセット装填装置の断面図である。
【図5】従来のカセット装填装置の断面図である。
【図6】従来のカセット装填装置の別の例の断面図である。
【図7】従来のコンパチブル方式のカセット装填装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ビデオ装置本体部
2 フロントパネル
3 カセット挿入口
4 テーパガイド
5 カセット挿入扉
7 カセコン
8 カセット、大カセット
8a 小カセット
11 飾り扉
11a 飾り扉の端面
12 ヒンジ
13 ガイドリブ
14 ガイド凹部
Claims (2)
- 録画あるいは記録及び/又は再生装置のフロントパネルに大カセット及び小カセットが共通して挿入可能のカセット挿入口を有し、このカセット挿入口の前面に当該カセット挿入口を開閉する前面回動扉を備えたカセット装填装置であって、上記前面回動扉は開放時、その裏面が上記カセット挿入口の下部開口縁の高さに水平状態になるように回動保持され、この前面回動扉の裏面が上記カセット挿入口へのカセット挿入用ガイド面部を兼ねると共に、上記カセット挿入用ガイド面部に上記大カセット位置決め用のガイド手段と、上記小カセット位置決め用のガイド手段とを設けたカセット装填装置において、
上記小カセット位置決め用のガイド手段は、上記カセット挿入用ガイド面部の中央部に上記小カセットの幅方向の両側部が位置決めされるガイド凹部であって、当該ガイド凹部には上記カセット挿入口側の端部の高さが当該カセット挿入口の下部開口縁の高さとなるような傾斜面が設けられていることを特徴とするカセット装填装置。 - 上記大カセット位置決め用のガイド手段は、上記カセット挿入用ガイド面部に上記大カセットの両側部をガイドする左右一対のガイドリブであることを特徴とする請求項1記載のカセット装填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20550294A JP3603338B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | カセット装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20550294A JP3603338B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | カセット装填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0869686A JPH0869686A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3603338B2 true JP3603338B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=16507927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20550294A Expired - Fee Related JP3603338B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | カセット装填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3603338B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4433412B2 (ja) | 2005-05-15 | 2010-03-17 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電子機器 |
| JP2009032314A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Pioneer Electronic Corp | 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、及び光ディスク再生プログラムを格納した記録媒体 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20550294A patent/JP3603338B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0869686A (ja) | 1996-03-12 |
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