JP2004016355A - ゲーム機用蝶番 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム機の前扉と筐体に着脱可能に固定される蝶番の可動部材と固定部材を容易に嵌合して組み付けることができるゲーム機用蝶番を提供する。
【解決手段】固定部材1の上部に設けた上突出支持部2に上ピン3が下向きに突設され、固定部材1の下部に設けた下突出支持部6に下ピン7が上向きに突設される。可動部材10の上部に設けた上突出板部12上に固定部材1側の上ピン3を軸支する軸受部材13が設けられると共に、軸受部材13の側壁部の一部を開閉する回動部材13が回動可能に取り付けられる。可動部材10側の下突出板部16の下軸受孔17を固定部材1側の下突出支持部上の下ピン7に嵌合した状態で、固定部材1側の上ピン3を可動部材15側の上突出板部12の軸受部材13の軸受孔14に、回動部材15を開口側に回動させながら嵌合させる。
【選択図】  図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン、パチンコ機などのゲーム機の前扉(前枠)を筐体(本体枠)に対し開閉自在に取り付ける着脱式のゲーム機用蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機などのゲーム機の前枠を本体枠に対し開閉自在に取り付ける蝶番として、上部に取り付けられる上部蝶番と下部に取り付けられる下部蝶番からなる構造の蝶番が、通常使用されている。この蝶番は、上部蝶番、下部蝶番共に固定部と可動部とに分かれて形成され、ピンと軸受部の嵌合により可動部側が固定部側に対し回動可能に支持される。つまり、上部蝶番の固定部は本体枠の上角部に固定され、上部蝶番の可動部は前枠の上角部に固定され、下部蝶番の固定部は本体枠の下角部に固定され、下部蝶番の可動部は前枠の下角部に固定される。そして、前枠を本体枠に対し取り付ける場合、前枠を持ってその下部蝶番の可動部を本体枠側の固定部にピンと軸受の嵌合により嵌め込み、同時に、その上部蝶番の可動部を本体枠側の固定部にピンと軸受の嵌合により嵌め込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記のように、前枠を本体枠に対し装着する際には、上角部と下角部に設けた両蝶番のピンと軸受を上下同時に嵌め合わせて行なう必要があり、加えて、ゲーム機の前枠には、各種の機械機器、電気機器が数多く取り付けられているから、前枠の重量は非常に重い。また、これらの前枠は、作業者の手作業により本体枠側に装着されるため、このような前枠の取り付け作業は、かなり難しく、労力を必要とし、ピンと軸受の嵌合が良好にできない場合には、蝶番や他の部材を傷つけてしまう問題があった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ゲーム機の前扉と筐体に着脱可能に固定される蝶番の可動部材と固定部材を容易に嵌合して組み付けることができるゲーム機用蝶番を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のゲーム機用蝶番は、ゲーム機の筐体側に固定される固定部材と、固定部材にピンと軸受部との嵌合により回動可能に支持されゲーム機の前扉側に取り付けられる可動部材と、を備えたゲーム機用蝶番において、固定部材の上部に設けた上突出支持部に上ピンが下向きに突設され、固定部材の下部に設けた下突出支持部に下ピンが上向きに突設され、可動部材の上部に設けた上突出板部上に固定部材側の上ピンを軸支する軸受部材が設けられると共に、軸受部材の軸受孔の一部を開閉する回動部材が回動可能に取り付けられ、可動部材の下部に設けた下突出板部上には固定部材側の下ピンを軸支する軸受孔が設けられ、可動部材側の下突出板部の軸受孔を固定部材側の下突出支持部上の下ピンに嵌合した状態で、固定部材側の上ピンを可動部材側の上突出板部の軸受部材の軸受孔に、回動部材を開口側に回動させながら嵌合させることを特徴とする。
【0006】
ここで、上記構成の蝶番においては、請求項2のように、回動部材に上ピンをガイドするピン案内部を設け、軸受部材の軸受孔を閉じる側に回動部材を付勢するばね部材を設け、上ピンを軸受孔に挿入する際、上ピンによって回動部材を回動させて軸受部材の軸受孔に挿入するように構成することができる。
【0007】
また、請求項3のように、上記固定部材は縦長の固定取付板の上部と下部に上突出支持部と下突出支持部を設けて形成され、可動部材は縦長の可動取付板の上部と下部に上突出板部と下突出板部を設けて形成され、固定取付板の縁部に沿って当接壁部を設け、可動取付板には可動部材の閉動作時に固定部材側の当接壁部に当接する閉鎖壁部を縁部に沿って設けることができる。
【0008】
【作用】
このような構成のゲーム機用蝶番は、ゲーム機の筐体の内側に蝶番の固定部材が固定され、前扉の内側に蝶番の可動部材が固定される。
【0009】
前扉を筐体に対し開閉可能に装着する場合、先ず、前扉を持って可動部材の下突出板部の軸受孔を、筐体側の固定部材の下突出支持部の下ピンに嵌め込む。
【0010】
次に、その下突出支持部の下ピンを支点にして前扉を少し傾けながら、可動部材の上突出板部の軸受部材を、その固定部材の上突出支持部の上ピンの近傍に近づけ、その上ピンを上突出板部上に進入させ、回動部材を上ピンで押すように動かす。これにより、上ピンは、回動部材の回動によって開口した軸受部材の軸受孔内に滑るように進入する。そして、上ピンが軸受孔内に嵌入した後、回動部材がばね部材の付勢力で元の位置に戻り、軸受孔の切欠き開口部が閉鎖され、上ピンは軸受部材の軸受孔に良好に嵌合し、可動部材は固定部材に対し回動可能に支持される。
【0011】
このように、可動部材の下軸受孔を固定部材側の下ピンに嵌め、次に下ピンを支点にして前扉を少し水平方向に傾けながら、上突出板部上の軸受部材を、固定部材の上ピンに近づけ、上ピンによって回動部材を回動させながら、軸受部材の軸受孔を開口させ、そこに上ピンを滑り込ませるように嵌合させるため、従来のように、上部蝶番と下部蝶番のピンと軸受部の嵌合を、前枠を持ちながら同時に行なう必要がなく、重量のある前扉を非常に簡単に、筐体に対し蝶番を介して取り付けることができる。
【0012】
また、固定取付板の縁部に沿って当接壁部を設け、可動取付板には可動部材の閉動作時に固定部材側の当接壁部に当接可能な閉鎖壁部を設ければ、前扉を閉じたとき、可動部材の閉鎖壁部が固定側の当接壁部に当接し、筐体と前扉との間に生じやすい隙間を、蝶番によって閉鎖し、ゲーム機の前扉の隙間から針金などを差し込んで行なわれる不正行為を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1、図2はスロットマシンなどのゲーム機の筐体側に固定される蝶番の固定部材1を示している。この固定部材1は、板状の縦長の固定取付板4の上端に上突出支持部2が略水平に形成され、固定取付板4の下端に下突出支持部6が略水平に形成され、上突出支持部2の先端の下面に上ピン3が下向きに突設され、下突出支持部6の先端の上面に下ピン7が上向きに突設されて構成される。
【0014】
図2の平面図に示すように、上突出支持部2と下突出支持部6は、鋼板を略コ字状に裁断して形成され、その先端に上ピン3と下ピン7を固定することにより、上ピン3と下ピン7つまり蝶番の軸心位置を、できるだけ筐体の左側面寄りに設定している。勿論、上ピン3と下ピン7の軸心位置は、縦長の固定取付板4の平面に沿った1本の軸線上に一致する。また、上突出支持部2においては、後述の可動部材10側の上突出板部12のストッパ12aが回動可能な空間を作っている。また、下突出支持部6には、可動部材10が開動作をしたとき、その回動端で可動部材10の下突出板部16に当接するストッパ6aが上向きに突設されている。このストッパ6aは、可動部材10の最大開放角度を設定し、ここでは略90度としている。
【0015】
さらに、固定取付板4の正面側の縁部には、当接壁部5が縁部を正面側に略直角に曲げるように形成され、この当接壁部5は、後述の可動部材10の可動取付板11の閉鎖壁部18に対し、蝶番の閉動作時に当接し、固定部材と可動部材間の隙間をなくし所定の位置関係で閉鎖状態とする。
【0016】
可動部材10は、図4〜図6に示すように、縦長で板状の可動取付板11の上端に上突出板部12を水平状に設け、可動取付板11の下端に下突出板部16を水平状に設け、上突出板部12上には軸受部材13を固定し、下突出板部16には下軸受孔17を穿設して構成される。上突出板部12上に固定される軸受部材13は、固定部材1側の上ピン3を嵌入させるために軸受孔14を設けて形成され、図5に示すように、軸受孔14はその一部の側壁が切り欠かれ、その切欠き開口部から上ピン3を嵌めこみ可能としている。
【0017】
下軸受孔17と軸受部材13の軸受孔14の軸心位置は、可動取付板11の平面に沿った1本の軸線上に一致するように形成され、且つこの軸心位置つまり蝶番の軸位置は、可動部材10の正面寄りで左側面寄りの角部に位置するように形成される。また、可動取付板11の縁部には、固定部材1に対し可動部材10を閉じる方向に回動させたとき、所定の回動位置で停止し、縁部を正面側に曲げた板部として、閉鎖壁部18が形成され、
さらに、軸受孔14の切欠き開口部を閉じるために、回動部材15が回動軸15aを軸にして回動可能に軸支される。回動部材15は、軸受孔14の切欠き部を閉鎖する円弧部を有するとともに、その円弧部に続いて上ピン3を案内するためのピン案内部15cを凹部状に設けて形成される。
【0018】
さらに、手動操作により容易に回動できるように、回動部材15の端部にはレバー操作部15dが設けられている。回動部材15上に長孔15eが形成され、その長孔15eにピンが嵌挿され、回動部材15の回動範囲を所定の角度範囲に制限している。また、回動部材15にはばね部材15bが装着され、ばね部材15bは回動部材15を図5の時計方向に付勢している。回動部材15のピン案内部15cは、上ピン3の移動力を受けて、回動部材15が図5の反時計方向に回動し、軸受孔14の切欠き部を開放するように形成される。
【0019】
また、図9に示すように、固定部材1側の上ピンを可動部材10側の軸受孔14に挿入する場合、上突出板部12の背面側から上ピンを進入させ、回動部材15のピン案内部15を押して、前方の軸受部材13内に移動するように、上突出板部12上に上ピンの導入路が形成されている。
【0020】
このように構成された蝶番の固定部材1は、その固定取付板4に設けた取付孔と固定ねじを使用して、図7〜図12に示すように、ゲーム機の筐体20の内側の左側面に、その上突出支持部2と下突出支持部6を前方に出して固定される。
【0021】
一方、蝶番の可動部材10は、ゲーム機の前扉21の内側の左側面に、その可動取付板11とそこに穿設した取付孔及び固定ねじを用いて、その上突出板部12と下突出板部16を前扉21の内側に入れた状態で、縦に固定される。
【0022】
前扉21を筐体20に対し開閉可能に装着する場合、先ず、前扉21を持ち筐体20に対し約45度開いた状態で、可動部材10の下突出板部16の下軸受孔17を、筐体20側の固定部材1の下突出支持部6の下ピン7に嵌め込む。下軸受孔17は鋼板に穿設した孔であり、ピンと孔の嵌め合いには多少の間隙があるため、前扉21は多少傾動可能である。
【0023】
次に、その下突出支持部6の下ピン7を支点にして前扉21を少し傾けながら、可動部材10の上突出板部12の軸受部材13を、その固定部材1の上突出支持部2の上ピン3の近傍に近づけ、その上ピン3を図9のように、上突出板部12上の進入路に進入させ、回動部材15のピン案内部15cを上ピン3で押すように動かす。これにより、上ピン3は、回動部材15を図9のようにばね部材15bの付勢力に抗して回動させて、軸受孔14を開くと共に、回動部材15の回動によって開口した軸受孔14内に滑るように進入する。そして、上ピン3が軸受孔14内に嵌入した後、回動部材15がばね部材15bの付勢力で元の位置に戻り、軸受孔14の切欠き開口部が閉鎖され、上ピン3は軸受部材13の軸受孔14に嵌合し、可動部材10は固定部材1に対し回動可能に正常位置に支持される状態となる。
【0024】
このように、先ず、可動部材10の下軸受孔17を固定部材1側の下ピン7に嵌め、次に下ピン7を支点にして前扉21を少し水平方向に傾けながら、上突出板部12上の軸受部材13を、固定部材1の上ピン3に近づけ、上ピン3によって回動部材15を回動させながら、軸受部材13の軸受孔14に上ピン3を滑り込ませるように嵌合させるため、従来のように、上部蝶番と下部蝶番のピンと軸受部の嵌合を、前枠を持ちながら同時に行なう必要がなく、重量のある前扉21を非常に簡単に、筐体20に対し蝶番を介して取り付けることができる。
【0025】
蝶番を介して開閉可能に取り付けられた前扉21は、図11に示すように、その閉鎖位置では、固定部材1の当接壁部5に可動部材10の閉鎖壁部18が当接して所定の閉鎖位置を確保し、その当接によって筐体20と前扉21間の隙間を塞ぐこともできる。一方、前扉21を開放側に回動したときには、図12のように、可動部材10の上突出板部12のストッパ12aが固定部材1の上突出支持部2の側部に当接した状態が回動端となって、この例では約90度の最大開放角度が設定される。
【0026】
また、固定部材1の上突出支持部2の上ピン3及び下突出支持部6の下ピン7の位置が、固定部材1の取付面より左側に寄って位置し、つまり筐体20の蝶番を取り付ける側の側壁の外側面近傍に蝶番の軸ピンが位置するため、筐体20側の前面の蝶番装着部分を凹状に切り欠かなくても、前扉21を良好に開閉することができ、筐体20に対し前扉21を最小の隙間で開閉することができる。
【0027】
前扉21を筐体20から外す場合、つまり蝶番の可動部材10を固定部材1より外す場合、前扉21を筐体20の前方に開いた状態で、可動部材10の上突出板部12上の回動部材15を図9の位置まで回動させれば、上ピン3が軸受部材13の軸受孔14から容易に外れ、簡単に前扉21つまり蝶番の可動部材10を外すことができる。回動部材15を回して軸受孔14を開放しない状態では、可動部材10の上突出板部12が固定部材1の上突出支持部2の下面に当り、前扉21を持ち上げることができないから、前扉21を外すことはできない。
【0028】
図13〜図25は他の実施形態のゲーム機用蝶番を示し、その図13、図14はゲーム機の筐体側に固定される蝶番の固定部材31を示している。この固定部材31は、板状の縦長の固定取付板34の上部に上突出支持部32が略水平に突き出すように形成され、固定取付板34の下端に水平板状の下突出支持部36が段差をつけて略水平に形成され、上突出支持部32の先端の下面に上ピン33が下向きに突設され、下突出支持部36の一端の上面に下ピン37が上向きに突設されて構成される。
【0029】
図15の平面図に示すように、上突出支持部32は、鋼板を略コ字状に裁断して形成され、その前方左側に突き出した先端部に上ピン33が固定される。また、下突出支持部36は鋼板を略矩形に裁断して形成され、その一端の角部つまり前方の突き出した部分の左側に、下ピン7が固定される。これにより、上ピン33と下ピン37つまり蝶番の軸心位置を、できるだけ筐体の左側面寄りに設定している。勿論、上ピン33と下ピン37の軸心位置は、縦長の固定取付板34の平面に沿った1本の軸線上に一致している。
【0030】
さらに、固定取付板34の正面側の縁部には、当接壁部35が縁部を正面側に略直角に曲げるように形成され、この当接壁部35は、後述の可動部材40の可動取付板41の閉鎖壁部48に対し、蝶番の閉動作時に当接し、固定部材と可動部材間の隙間をなくし所定の位置関係で閉鎖状態とする。また、特に、当接壁部35は、筐体に固定されたとき、筐体の左側壁部の縁部を覆うように左側に曲折され、筐体の左側壁部の角部で正面側に略直角に曲げられ、筐体の左側壁部の外面近傍で隙間を閉鎖するようにしている。
【0031】
また、この当接壁部35は、上ピン33を設けた上突出支持部32の位置より上方に突出して上突出当接壁部35aを形成している。この上突出当接壁部35aは、蝶番が筐体に固定されたとき、筐体の上部に隙間が生じないように、そこを塞ぐために形成され、後述の可動部材40の閉鎖壁部48の上部にも、この上突出当接壁部35aに対応した部分として、上突出閉鎖壁部48aが、前扉の閉鎖時に上突出当接壁部35aと当接可能に設けられる。
【0032】
可動部材40は、図17〜図19に示すように、縦長で板状の可動取付板41の上部に上突出板部42を水平状に設け、可動取付板41の下端に下突出板部46を水平状に設け、上突出板部42上には軸受部材43を固定し、下突出板部46には下軸受孔47を穿設して構成される。上突出板部42上に固定される軸受部材43は、上記固定部材31側の上ピン33を嵌入させるために軸受孔44を設けて形成され、図19に示すように、軸受孔44はその一部の側壁が切り欠かれ、その切欠き開口部から上ピン33を嵌めこみ可能としている。
【0033】
下軸受孔47と軸受部材43の軸受孔44の軸心位置は、可動取付板41の平面に沿った1本の軸線上に一致するように形成され、且つこの軸心位置つまり蝶番の軸位置は、可動部材40の正面寄りで左側面寄りの角部に位置するように形成される。また、可動取付板41の縁部には、上記固定部材31に対し可動部材40を閉じる方向に回動させたとき、上記固定部材側の当接壁部35に当接して停止するように、縁部を正面側に曲げた板部として、閉鎖壁部48が形成される。
【0034】
また、この閉鎖壁部48は、軸受部材43を設けた上突出板部42の位置より上方に突出して上突出閉鎖壁部48aを形成している。この上突出閉鎖壁部48aは蝶番の可動部材40が前扉51に固定され、前扉が閉鎖されたとき、前扉51と筐体50との間の上部の隙間を塞ぐように、固定部材31の上部に設けた上突出当接壁部35aに、この上突出閉鎖壁部48aは当接する。
【0035】
さらに、軸受孔44の切欠き開口部を閉じるために、回動部材45が回動軸45aを軸にして回動可能に軸支される。回動部材45は、軸受孔44の切欠き部を閉鎖する部分を有するとともに、当該部分に続いて上ピン33を案内するためのピン案内部45cを凹状に設けて形成される。
【0036】
さらに、手動操作により容易に回動できるように、回動部材45の端部にはレバー操作部45dが設けられている。また、回動部材45にはばね部材45bが装着され、ばね部材45bは回動部材45を図19の時計方向に付勢している。回動部材45のピン案内部45cは、上ピン33の移動力を受けて、回動部材45が図19の反時計方向に回動し、軸受孔44の切欠き部を開放するように形成される。
【0037】
また、図19に示すように、固定部材31側の上ピンを可動部材40側の軸受孔44に挿入する場合、上突出板部42の背面側から上ピンを進入させ、回動部材45のピン案内部45cを押して、前方の軸受部材43内に移動するように、上突出板部42上に上ピンの導入路が形成されている。
【0038】
このように構成された蝶番の固定部材31は、その固定取付板34に設けた取付孔と固定ねじを使用して、図21〜図25に示すように、ゲーム機の筐体50の内側の左側面に、その上突出支持部32と下突出支持部36を前方に出して固定される。
【0039】
一方、蝶番の可動部材40は、ゲーム機の前扉51の内側の左側面に、その可動取付板41とそこに穿設した取付孔及び固定ねじを用いて、その上突出板部42と下突出板部46を前扉51の内側に入れた状態で、縦に固定される。
【0040】
前扉51を筐体50に対し開閉可能に装着する場合、先ず、前扉51を持ち筐体50に対し約45度開いた状態で、可動部材40の下突出板部46の下軸受孔47を、筐体50側の固定部材31の下突出支持部36の下ピン37に嵌め込む。下軸受孔47は鋼板に穿設した孔であり、ピンと孔の嵌め合いには多少の間隙があるため、前扉51は多少傾動可能である。
【0041】
次に、その下突出支持部36の下ピン37を支点にして前扉51を少し傾けながら、可動部材40の上突出板部42の軸受部材43を、その固定部材31の上突出支持部32の上ピン33の近傍に近づけ、その上ピン33を、上突出板部42上の進入路に進入させ、回動部材45のピン案内部45cを上ピン33で押すように動かす。これにより、上ピン33は、回動部材45をばね部材45bの付勢力に抗して回動させて、軸受孔44を開くと共に、回動部材45の回動によって開口した軸受孔44内に滑るように進入する。そして、上ピン33が軸受孔44内に嵌入した後、回動部材45がばね部材45bの付勢力で元の位置に戻り、軸受孔44の切欠き開口部が閉鎖され、上ピン33は軸受部材43の軸受孔44に嵌合し、可動部材40は固定部材31に対し回動可能に正常位置に支持される状態となる。
【0042】
このように、先ず、可動部材40の下軸受孔47を固定部材31側の下ピン37に嵌め、次に下ピン37を支点にして前扉51を少し水平方向に傾けながら、上突出板部42上の軸受部材43を、固定部材31の上ピン33に近づけ、上ピン33によって回動部材45を回動させながら、軸受部材43の軸受孔44に上ピン33を滑り込ませるように嵌合させるため、従来のように、上部蝶番と下部蝶番のピンと軸受部の嵌合を、前枠を持ちながら同時に行なう必要がなく、重量のある前扉51を非常に簡単に、筐体50に対し蝶番を介して取り付けることができる。
【0043】
蝶番を介して開閉可能に取り付けられた前扉21は、図23、図25に示すように、その閉鎖位置では、固定部材31の当接壁部35に可動部材40の閉鎖壁部48が当接して所定の閉鎖位置を確保し、その当接によって筐体50と前扉51間の隙間が塞がれる。
【0044】
このとき、当接壁部35の前縁部は筐体50の左側壁部の外側面と同一面上に位置し、前扉の閉鎖時、可動部材40側の閉鎖壁部48がこの位置の当接壁部35の前縁部に当接する。このため、筐体50と前扉51との間の蝶番側に生じる隙間は、最も外側の面で固定部材31の当接壁部35と可動部材40の閉鎖壁部48との当接によって、確実に閉鎖することができる。
【0045】
さらに、前扉51の閉鎖時には、可動部材40側の上突出閉鎖壁部48aが固定部材31側の上突出当接壁部35aに当接するため、筐体50と前扉51の間の蝶番の上部に生じやすい隙間も、この上突出当接壁部35aと上突出閉鎖壁部48aとの当接により閉鎖することができる。
【0046】
一方、前扉51を最も広く開放側に回動したときには、図22、図24のように、可動部材40の上突出板部42の閉鎖壁部48の一部が、固定部材31の上突出支持部32の側部に当接して回動端となり、これが最大開放角度となる。
【0047】
前扉51を筐体50から外す場合、つまり蝶番の可動部材40を固定部材31より外す場合、前扉51を筐体50の前方に開いた状態で、可動部材40の上突出板部42上の回動部材45を図19の反時計方向に回動させれば、上ピン33が軸受部材43の軸受孔44から容易に外れ、簡単に前扉51つまり蝶番の可動部材40を外すことができる。回動部材45を回して軸受孔44を開放しない状態では、可動部材40の上突出板部42が固定部材31の上突出支持部32の下面に当り、前扉51を持ち上げることができないから、前扉51を外すことはできない。
【0048】
なお、上記実施例では、固定部材1、31を一体に形成していたが、固定部材の上突出支持部と下突出支持部とは別個に形成することもできる。この場合、上突出支持部と下突出支持部とを繋ぐ固定取付板の部分が省略できるから、固定部材の軽量化が可能となる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のゲーム機用蝶番によれば、可動部材の下軸受孔を固定部材側の下ピンに嵌め、次に下ピンを支点にして前扉を少し水平方向に傾けながら、上突出板部上の軸受部材を、固定部材の上ピンに近づけ、上ピンによって回動部材を回動させながら、軸受部材の軸受孔を開口させ、そこに上ピンを滑り込ませるように嵌合させるため、従来のように、上部蝶番と下部蝶番のピンと軸受部の嵌合を、前枠を持ちながら同時に行なう必要がなく、重量のある前扉を非常に簡単に、筐体に対し蝶番を介して取り付けることができる。
【0050】
また、請求項2のように、回動部材に上ピンをガイドするピン案内部を設け、軸受部材の軸受孔を閉じる側に回動部材を付勢するばね部材を設け、上ピンを軸受孔に挿入する際、上ピンによって回動部材を回動させて軸受部材の軸受孔に挿入するように構成すれば、上ピンの動きとばね部材によって回動部材は着脱時に自動的に回動するから、より簡単に可動部材の着脱操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す固定部材の正面図である。
【図2】同固定部材の平面図である。
【図3】同固定部材の左側面図である。
【図4】可動部材の正面図である。
【図5】同可動部材の平面図である。
【図6】同可動部材の右側面図である。
【図7】固定部材に可動部材の下突出板部を嵌める際の斜視図である。
【図8】固定部材に可動部材の上突出板部を嵌める際の斜視図である。
【図9】回動部材を回してピンを導入するときの可動部材の平面図である。
【図10】固定部材と可動部材の嵌合状態を示す左側面図である。
【図11】前扉を閉じた状態の蝶番の平面図である。
【図12】前扉を開いた状態の蝶番の平面図である。
【図13】他の実施形態の蝶番の固定部材31の右側面図である。
【図14】同固定部材31の背面図である。
【図15】同固定部材31の拡大平面図である。
【図16】同固定部材31の拡大底面図である。
【図17】他の実施形態の蝶番の可動部材40の正面図である。
【図18】同可動部材40の右側面図である。
【図19】同可動部材40の拡大平面図である。
【図20】同可動部材40の拡大底面図である。
【図21】前扉を閉じた状態の蝶番の左側面図である。
【図22】前扉を開いた状態の蝶番の平面図である。
【図23】前扉を閉じた状態の蝶番の平面図である。
【図24】前扉を開いた状態の蝶番の下部の断面図である。
【図25】前扉を閉じた状態の蝶番の下部の断面図である。
【符号の説明】
1−固定部材
2−上突出支持部
3−上ピン
5−当接壁部
6−下突出支持部
7−下ピン
10−可動部材
11−可動取付板
12−上突出板部
13−軸受部材
14−軸受孔
15−回動部材
16−下突出板部
17−下軸受孔
18−閉鎖壁部

Claims (5)

  1. ゲーム機の筐体側に固定される固定部材と、該固定部材にピンと軸受部との嵌合により回動可能に支持され該ゲーム機の前扉側に取り付けられる可動部材と、を備えたゲーム機用蝶番において、
    該固定部材の上部に設けた上突出支持部に上ピンが下向きに突設され、該固定部材の下部に設けた下突出支持部に下ピンが上向きに突設され、該可動部材の上部に設けた上突出板部上に該固定部材側の上ピンを軸支する軸受部材が設けられると共に、該軸受部材の軸受孔の一部を開閉する回動部材が回動可能に取り付けられ、該可動部材の下部に設けた下突出板部上には該固定部材側の下ピンを軸支する軸受孔が設けられ、該可動部材側の下突出板部の軸受孔を該固定部材側の下突出支持部上の下ピンに嵌合した状態で、該固定部材側の上ピンを該可動部材側の上突出板部の軸受部材の軸受孔に、該回動部材を開口側に回動させながら嵌合させることを特徴とするゲーム機用蝶番。
  2. 前記回動部材には前記上ピンをガイドするピン案内部が設けられ、前記軸受部材の軸受孔を閉じる側に該回動部材を付勢するばね部材が設けられ、該上ピンを該軸受孔に挿入する際、該上ピンによって該回動部材を回動させて該軸受部材の軸受孔に挿入することを特徴とする請求項1記載のゲーム機用蝶番。
  3. 前記固定部材は縦長の固定取付板の上部と下部に前記上突出支持部と下突出支持部を設けて形成され、前記可動部材は縦長の可動取付板の上部と下部に前記上突出板部と前記下突出板部を設けて形成され、該固定取付板の縁部に沿って当接壁部が設けられ、該可動取付板には該可動部材の閉動作時に該固定部材側の当接壁部に当接する閉鎖壁部が縁部に沿って設けられたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用蝶番。
  4. 前記当接壁部は、前記固定取付板の縁部に、該固定部材が固定される筐体の側壁部の外面近傍に突き出すように突設され、前枠の閉鎖時、前記可動取付板の縁部の閉鎖壁部が、該側壁部の外面近傍位置で当接することを特徴とする請求項3記載のゲーム機用蝶番。
  5. 前記固定取付板の当接壁部には、上突出支持部より上方に突出する上突出当接壁部が設けられ、前記可動取付板の閉鎖壁部には該上突出当接壁部に対応した位置に上突出閉鎖壁部が設けられ、前枠の閉鎖時に、上突出当接壁部が該上突出閉鎖壁部に当接することを特徴とする請求項3記載のゲーム機用蝶番。
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