JP3678074B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3678074B2 JP3678074B2 JP27238999A JP27238999A JP3678074B2 JP 3678074 B2 JP3678074 B2 JP 3678074B2 JP 27238999 A JP27238999 A JP 27238999A JP 27238999 A JP27238999 A JP 27238999A JP 3678074 B2 JP3678074 B2 JP 3678074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- main body
- rice cooker
- upper frame
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の炊飯器の状況は、おいしいご飯を炊くための機能アップがなされている反面、コンパクト化等の普及により、製品を移動させる頻度も増加してきている。かかる観点から、持運びのために、前後方向に回転自在なハンドルを本体左右に軸支するように設置したものも多い。
【0003】
ここで、従来の炊飯器の把手機構について説明する。図5〜図7において、1は米と水を入れて炊飯する本体で、樹脂材よりなり側部に切欠き部を有するハンドル取付け穴1aと、このハンドル取付け穴1aと対向させて内壁を形成している。2は本体1を持運びするためのハンドルで、樹脂材で半円形状に形成し、両端部には周壁に突設する突起部の背面に凸部2aを設けた回動軸2bが一体に形成されている。
【0004】
なお、本体1のハンドル取付け穴1aの切欠き部と回動軸2bの突起物とを合わせて挿通させハンドル2を回動自在に軸支できるもので、把手を持ち上げた時始めて、回動軸の凸部と本体1の切欠き部2aがずれてハンドル2が抜けない構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の炊飯器においては、鍋内の収納量はまちまちであり、また、ご飯の状態も一方に片寄っている場合もあるため、回転自在なハンドル構成とした場合、製品本体の重心は鍋内収納量により一定ではなく、本体持運び時に、本体が前後方向に回転してしまったり、持ち上げた時点で一方向に偏ってしまったりするため、持ち運びにくいものとなっていた。
【0006】
また、ハンドルの半円形状の形状は、部品の寸法精度を上げていく上では困難な形状でもあった。そのため、本体を組立てた状態にて、左右対称でなかったり、側面部が本体とこすれてしまうことも頻繁に発生していた。これらのことは現在の市場においては、受け入れられないことであり、クレームの原因にもなっていた。
【0007】
以上の点を踏まえ、本発明は、鍋内の収納量によらず、本体の持運び時の状態を安定させることができ、持運び性を向上させると共に、外観上品位も向上させ、製品の品質全体を向上させることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、蓋部を有した本体上部の左右に軸支し、前後方向に回転自在なハンドルを有する炊飯器において、前記ハンドル内側に前記本体と当接するハンドル凸部を設けると共に、前記本体軸穴上部に、前記ハンドル起立時に前記ハンドル凸部が入り込む上枠凹部を形成してなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明によれば、ハンドルを回動し起立させる際、当接突起(ハンドル凸部)が、上枠凹部にクリック感と共に入り込むため、ハンドルは垂直状態で規制されるのである。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、第1図〜第4図を用いて説明する。図において、31は上面が開口する略円筒形のボディである。このボディ31の開口部には上枠32が勘着しており、ボディ31と上枠32とで本体を構成している。前記ボディ31内部には、保護枠33とコイルベース34により鍋収納部を形成している。
【0011】
35は合成樹脂製の外蓋で、この外蓋35は上枠32の後部に一体形成されたヒンジ部材36にピン37を介して回動自在に支持され、蓋バネ38に付勢されている。
【0012】
39は本体持運び用のハンドルであり、樹脂材で半円形状に形成し、両端部には、周壁に突設する突起部の背面に凸部39aを設けた回動軸39bが一体に形成されている。又このハンドル39の回動軸39aから若干離れた位置にボディ31及び上枠32に当接する凸部39cを設けている。前記上枠32にはハンドル39の使用において起立状態でハンドル凸部39cの当接を解除するための凹部32aが設けられている。
【0013】
この構成をとることにより、本体を移動させる際ハンドル39を持ち上げると、ハンドル凸部39cが上枠凹部32aに入り込み、ある程度の規制が働く。この規制により本体持運び時、鍋40内の収納容量や状態に関りなく、本体を水平に保つ事ができ、本体は安定し、持運び性が向上する。このハンドル39を規制している状態は、係止している状態ではないため、ある程度の荷重を加えれば規制は解かれる。規制を解く荷重というものは、人が使用し苦痛を感じることがなく、本体が最大限傾く条件で傾かないこと、の2つの条件により、約500gfと設定している。
【0014】
また、ハンドル39という部品は形状上変形しやすく、ハンドル39側面部がボディ31、上枠32にこすってしまうという現象がよく発生するが、ハンドル39の両端に当接部39cを設けることで、凸部39cが、ボディ31、上枠32に当接し、他部所のこすれ等を防止する役割も果たす。
【0015】
加えて、ハンドル凸部39cの幅はハンドル幅よりも小さくしているが、この構成をとることにより、上枠凹部32aを最小にすることができ、外観品が向上するのである。また、ハンドル凸部39aを小さくすることで、ハンドル39起立時の状態をも安定させることができるものである。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、ハンドルを回動し起立させる際、当接突起(ハンドル凸部)が上枠凹部にクリック感と共に入り込み、ハンドルは垂直状態で規制され、本体持ち運び時において、鍋内の状態に関らず、本体を水平状態に保つ事ができ、本体の持運び性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の炊飯器の破断断面図
【図2】 同、炊飯器の移動時の説明図
【図3】 同、炊飯器の平面図
【図4】 同、炊飯器の要部断面図
【図5】 従来の炊飯器のハンドル回動軸部の概略図
【図6】 同、炊飯器のハンドル取付け部の概略図
【図7】 同、炊飯器のハンドルを本体に組立時の断面図
【符号の説明】
31 ボディ(本体)
39 ハンドル
39c 当接突起(ハンドル凸部)
32a 当接解除凹部(上枠(本体)凹部)
Claims (1)
- 蓋部を有した本体上部の左右に軸支し、前後方向に回転自在なハンドルを有する炊飯器において、前記ハンドル内側に前記本体と当接するハンドル凸部を設けると共に、前記本体軸穴上部に、前記ハンドル起立時に前記ハンドル凸部が入り込む上枠凹部を形成してなる炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27238999A JP3678074B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27238999A JP3678074B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001087124A JP2001087124A (ja) | 2001-04-03 |
JP3678074B2 true JP3678074B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=17513214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27238999A Expired - Fee Related JP3678074B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3678074B2 (ja) |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27238999A patent/JP3678074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001087124A (ja) | 2001-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04218428A (ja) | サンバイザ | |
JP3678074B2 (ja) | 炊飯器 | |
KR100839242B1 (ko) | 화장품 용기 | |
JP3845253B2 (ja) | コンパクト | |
JP2003038342A (ja) | 炊飯器 | |
JP4152465B2 (ja) | 蝶番 | |
JP6868287B2 (ja) | ゲーム機用下部蝶番 | |
KR20200005141A (ko) | 수평회전 틸트 개방형 화장품 수납 용기 | |
JPH0240892Y2 (ja) | ||
JP5470943B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2002010908A (ja) | 炊飯器 | |
JPH05228069A (ja) | 便蓋用脚 | |
JPH0810146A (ja) | 調理器の把手装置 | |
JPH0411551Y2 (ja) | ||
JP3000592B2 (ja) | ビデオカメラ | |
JPH058883Y2 (ja) | ||
JPS6241723Y2 (ja) | ||
JP3392510B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP3636137B2 (ja) | 暖房便座 | |
JPS6130584Y2 (ja) | ||
JPH11349017A (ja) | 蓋体の開閉装置 | |
JP2537690Y2 (ja) | コンパクト | |
JPS628815Y2 (ja) | ||
JPH0121868Y2 (ja) | ||
JP2516592Y2 (ja) | 容体の取手取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050502 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3678074 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |