JPS6130584Y2 - - Google Patents

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JPS6130584Y2
JPS6130584Y2 JP5251581U JP5251581U JPS6130584Y2 JP S6130584 Y2 JPS6130584 Y2 JP S6130584Y2 JP 5251581 U JP5251581 U JP 5251581U JP 5251581 U JP5251581 U JP 5251581U JP S6130584 Y2 JPS6130584 Y2 JP S6130584Y2
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JP
Japan
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timer
steam
pressure cooker
time
release means
Prior art date
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JP5251581U
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JPS57166518U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器内を減圧する操作を自動的且つ正
確な設定時刻に行うことができる圧力鍋に関す
る。
従来の圧力鍋は、消火より減圧操作に至る蒸ら
し時間の測定を使用者に委ね、且つ蒸らし終了時
点において手動により錘式蒸気弁を傾けて容器内
の蒸気を放出させる操作を要する構成となつてい
る。このため使用者は蒸らし時間を常に気にしな
がら調理を進めなければならない上に、蒸らし終
了時点を誤認し、蒸らし時間に過不足が生じ、料
理の出来栄えに不足が生ずることが多かつた。特
に圧力鍋による調理と併行して他の作業を行うこ
との多い主婦などの使用者にとつては、他の作業
に手をとられ、蒸らし時間が長過ぎることによる
調理の失敗を経験することが少なくない。
本考案は上記従来例の欠点を是正するため、蒸
らし時間をタイマーに設定し、蒸らし時間経過後
自動的に圧力鍋内部の蒸気を放出することができ
るようにした圧力鍋を提供することを第1の目的
とする。
ところで調理の内容によつては前記蒸らし時間
がタイマーの設定が困難又は不可能な程短い場合
や逆にタイマーの設定時間を越える位長い場合が
あり、この場合にはタイマーを使用せず、タイマ
ーを有さない通常の圧力鍋と同様に手動によつて
蒸気放出手段を操作できるように構成すると便利
である。このような場合には、蒸気放出手段は上
記通常の圧力鍋のそれと同様に、所定値以上の圧
力がかかるとき及び手動操作を加えるとき以外は
閉止状態に維持される必要がある。しかし、タイ
マーを備えた圧力鍋において、タイマー不使用時
においても上記通常の圧力鍋と同等の正常な作用
を営むように構成することは簡単ではない。例え
ばタイマー不使用時には、蒸気放出手段が開放状
態になるため、これを閉止状態にするための切替
機構を設ける必要があつて構造の複雑化を招いた
り、作用者には切替操作や蒸気放出手段の開閉状
態の確認が必要となつて、使用に不便であるとい
う不具合が生ずる。
本考案はかかる問題点に鑑み、タイマー不使用
時においても通常の圧力鍋と同等の正常な作用を
営むことができる圧力鍋を提供することを第2の
目的とする。
そして本考案は上記目的を達成するため、蓋体
の適所にタイマー及び蒸気放出手段を設置し、タ
イマーの設定時刻に作動して前記蒸気放出手段を
所定時間開放せしめると共にタイマーの初期静止
点復帰時には前記蒸気放出手段を閉止状態に戻す
作動部材を前記タイマーと前記蒸気放出手段との
間に配設して圧力鍋を構成したことを特徴とす
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。第1図乃至第3図に示す本考案の第1
実施例においては、蓋体1に取付けた把手2にタ
イマー3を配し、このタイマー3の回転軸4の上
端にダイヤル5を、中間位置にカム板6を夫々取
付けている。このカム板6は、第2図に示すよう
に、その下面の円周方向の一部に突起部7を有す
ると共にキー溝30を有し前記回転軸4にキー結
合されてこれと一体に回転する。又前記把手2に
は水平枢軸8を軸支してあり、この枢軸8には、
シーソー運動する作動片9を枢支せしめている。
この作動片9は、その重心が先端部11側にある
ように構成されると共に、基端部10は前記カム
板6の下面に当接する一方、先端部11は蓋体1
の中央に配した錘式蒸気弁12aの錘体13の下
面下方に近接した位置にあるよう構成される。前
記錘式蒸気弁12aは、従来のものと同様、通孔
14を有し蓋体1に固着される基体15と、前記
通孔14の上端開口部16を閉塞する針軸17を
有する錘体13とを備え、錘体13の荷重により
容器内の圧力調整を行うと共に、蒸らし時間終了
時に錘体13を傾けることにより前記開口部16
を開口せしめ、錘体13に設けた蒸気放出孔18
より蒸気を放出し、容器内を減圧しうるよう構成
されている。
第3図は前記カム板6の側方より見た展開図
で、Aはタイマー3の回動基点であり且つ復帰点
でもある初期静止点A′は最大設定時間点を示
す。前記ダイヤル5を回動し、前記タイマー3の
設定時間をTとすると、第3図において、T−
(T1+T2)時間後にカム板6の突起部7が前記作
動片9の基端部10に当接し、この基端部10を
押し下げ、第1図に仮想線で示すように、作動片
9の先端部11を介して前記錘体13を傾け、錘
式蒸気弁12aを開放して容器内の蒸気を放出さ
せることができる。この蒸気放出状態はT1時間
継続した後終了し、その後錘体13は元の状態に
復する。本実施例の圧力鍋の使用に当つては、前
記設定時間Tを適切に選ぶことにより、理想的な
蒸らし時間を得ることができる。又前記時間T1
は容器内の減圧を行うに十分なように選定される
必要がある。尚、前起タイマー3にベルなどの報
知手段を付設し、蒸らし終了時を報知するように
構成すると好適である。
本実施例は上述の如く、蒸気放出手段を錘式蒸
気弁12aにより構成し、且つ蒸気放出手段を開
放せしめる作動部材20をカム板6及び作動片9
により構成した点に特徴を有し、構造を簡単なも
のとすることができるという長所を有している。
尚、21は鍋本体、22はパツキンである。
第4図に示す本考案の第2実施例は、基本的に
は第1実施例と同様に構成されるが、第1実施例
における作動片9を省略し、タイマー3の回転軸
4に取付けたカム板6aを錘式蒸気弁12aに直
接作用させて、所定時にこれを開放させるべく構
成し、且つタイマー3の初期静止点A復帰時には
前記錘式蒸気弁12aと閉止状態に戻すべく構成
した点に特徴を有する。前記カム板6aは、その
円周の一部に半径方向に突出する突起部7aを有
し、この突起部7aが前記錘体13に当接したと
き、第4図に仮想線で示すように、錘体13を傾
け、錘式蒸気弁12aを開放して容器内の蒸気を
放出させることができるよう構成される。本実施
例においては、第1実施例より更に構造を簡単に
することができるという長所がある。
第5図及び第6図に示す本考案の第3実施例
は、錘式蒸気弁とは異なる別箇の蒸気放出手段1
2bを蓋体1に取付けたことを特徴とする。この
蒸気放出手段12bは1対の相対回動可能で且つ
相嵌合する円筒体21,22を有し、上円筒体2
1をタイマー3の回転軸4に固着すると共に下円
筒体22を蓋取付手段23により蓋体1に固着し
てなり、且つ上下円筒体21,22の夫々の側部
に通孔24,25を穿設している。これら通孔2
4,25はタイマー設定時刻において合致するよ
うに構成され、この時点においてのみ、容器内部
の蒸気が外部に放出される。尚、本実施例におい
ては、把手2の上部にタイマー3及びダイヤル5
を設置し、把手2と蓋体1との間に上円筒体21
を配置している。又本実施例においては作動部材
20は前記回転軸4及び上円筒体21により構成
されている。
本考案は上記構成を有するので、タイマー3に
より所定の蒸らし時間を設定すると、タイマー3
及び作動部材20の作用により、正確且つ自動的
に蒸気放出手段12a,12bを開放せしめ、容
器内を減圧させることができ、圧力鍋使用の調理
において蒸らし時間の過不足が生じず、理想的な
調理を行うことができる上に、使用者は蒸らし時
間を気にすることなく他の作業を進めることがで
き、便利である。又本考案はタイマー3の初期静
止点Aにおいて蒸気放出手段12a,12bを閉
止状態とすることができるので、タイマー3を使
用する必要がないときにおいては、通常の圧力鍋
と同等の正常な作用を営むことができて使用者に
不便をかけることがない。
尚、本考案におけるタイマー3を利用して、加
熱時間終了時刻を報知しうるように構成すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し第1図乃至第3図
は第1実施例に係り、第1図はその縦断面図、第
2図はカム板の斜視図、第3図はカム板の展開
図、第4図は第2実施例の縦断面図、第5図及び
第6図は第3実施例に係り、第5図はその縦断面
図、第6図は要部の構成部品を分解した状態で示
す斜視図である。 1……蓋体、3……タイマー、12a,12b
……蒸気放出手段、20……作動部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蓋体の適所にタイマー及び蒸気放出手段を設
    置し、タイマーの設定時刻に作動して前記蒸気
    放出手段を所定時間開放せしめると共にタイマ
    ーの初期静止点復帰時には前記蒸気放出手段を
    閉止状態に戻す作動部材を前記タイマーと前記
    蒸気放出手段との間に配設したことを特徴とす
    る圧力鍋。 (2) 蒸気放出手段を錘式蒸気弁で構成した実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の圧力鍋。
JP5251581U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6130584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251581U JPS6130584Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251581U JPS6130584Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57166518U JPS57166518U (ja) 1982-10-20
JPS6130584Y2 true JPS6130584Y2 (ja) 1986-09-06

Family

ID=29849195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5251581U Expired JPS6130584Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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JP (1) JPS6130584Y2 (ja)

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JPS57166518U (ja) 1982-10-20

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