JP3000592B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3000592B2
JP3000592B2 JP1183068A JP18306889A JP3000592B2 JP 3000592 B2 JP3000592 B2 JP 3000592B2 JP 1183068 A JP1183068 A JP 1183068A JP 18306889 A JP18306889 A JP 18306889A JP 3000592 B2 JP3000592 B2 JP 3000592B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は胸あてパッドを有し、該胸あてパッドを胸部
に当てた状態でカメラ本体を肩で担ぐようにして撮影を
することができるようにした所謂ハンディタイプのビデ
オカメラに関するものである。
[発明の概要] 本発明は胸あてパッドを胸あてパッド支持アームに取
付け、該アームの一端をカメラ本体の底部に設けたアー
ム保持部材に回動自在に取付け、上記胸あてパッドをカ
メラ本体の底部に近接させた収納状態からカメラ本体の
底部から離間させた使用状態に移動(回動)させ、該胸
あてパッドを胸部に当ててカメラ本体を肩に担いだ状態
で撮影を行なうことができるようにしたビデオカメラに
おいて 上記胸部に当てた胸あてパッドを上記アームと共に、
胸部の左右方向に回動させることができるようにするこ
とにより、 胸部の幅や厚み、胸部の中心から左右の脇方向にかけ
ての曲線形状等の異なる各人に対しても胸あてパッドを
フィットさせ、より安定した状態で撮影を行なうことが
できるようにしたものである。
[従来の技術] 胸あてパッドを有し、該胸あてパッドを胸部に当て、
カメラ本体を肩で担ぐようにして撮影できるようにした
ビデオカメラとして、例えば実公昭59−10847号公報等
が知られている。
そして、従来のこの種のビデオカメラは一般に第6図
に示したように、胸あてパッド101を胸あてパッド支持
アーム102に取付け、該アーム102の一端をカメラ本体10
3の底部に設けたアーム保持部材104に回動可能に取付
け、該アーム保持部材104を中心にしてアーム102を第6
図時計方向に回動させて、胸あてパッド101をカメラ本
体103の底部側に近接させると胸あてパッド101はカメラ
本体103の底部に設けたパッド収容部105に収納されて不
使用状態になり、この状態からアーム102を反時計方向
に回動させると胸あてパッド101はパッド収容部105から
カメラ本体103の前方に引き出されて使用可能な状態に
なる。
そして、前記パッド収容部105の上面に取付けた肩あ
てパッド106を肩に当て、胸あてパッド101を胸に当てた
状態でカメラ本体103を肩に担いだ状態で撮影を行なう
ことができるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] そころで従来のこの種のビデオカメラにおいて、アー
ム保持部材104には、胸あてパッド101をカメラ本体103
の底部に近接した位置と、カメラ本体103の底部から離
間した位置との間で移動可能なように、上記アーム102
の一端を回動可能に保持する蝶番が用いられていたため
に、第6図に示すように胸あてパッド101の胸部への前
後方向の角度θの調整を行なうことはできるが第7図
に示すような胸あてパッド101の胸部への左右方向の角
度θの調整を行なうことができないために次に述べる
ような問題点があった。
(1)人間の胸部の幅や厚み、胸部の中心から脇下にか
けて曲線形状には個人差があるため、従来の胸部への左
右方向の角度θを調整できないものでは、人によって
胸部に胸あてパッド101が点接触或は線接触しかしない
ような場合が発生し、このような場合には荷重が集中す
るため胸部の一部を強く圧迫することになり、痛みを伴
うこともある。
(2)胸部は一般に第7図に示したように中心部の厚み
が最大で、左右の脇方向に行くに従って徐々に厚みが薄
くなる。つまり、胸部は中心部か左右の脇方向に行くに
従って背側に向かって傾斜した状態になる。このためビ
デオカメラが真っ直ぐ前方ではなく外側を向いてしまう
傾向があった。何故ならば胸部の傾斜に沿った状態で胸
あてパッドが当たると自づとビデオカメラは外側を向い
てしまうからである。
本発明は上記従来の問題点を解決することを課題(目
的)としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、胸あてパッドを取付けたパッド支持アーム
がアーム保持部材によってカメラ本体の底部に取付けら
れたビデオカメラにおいて、 上記アーム保持部材を、上記胸あてパッドが上記カメ
ラ本体の底部に近接した位置と上記カメラ本体の底部か
ら離間した位置との間で移動可能なように上記胸あてパ
ッドの第1の軸部を支持するアーム枢支部と、上記胸あ
てパッドを胸部の左右方向に回動させるべく上記アーム
枢支部を第2の軸部を中心にして回動可能に支持してい
るベース部と、該ベース部に一端側が係止され、他端側
が上記アーム枢支部に係止されていて、その引張力によ
って上記アーム枢支部に上記胸あてパッドを胸部の左右
方向に回動力を付与しているスプリングとで構成した。
[作用] 上記アーム保持部材に対して胸あてパッド支持アーム
をカメラ本体の底部から離間するように移動させると胸
あてパッドは倒れてきて胸部に当たる。
そして、胸あてパッド支持アームをアーム保持部材に
対して胸部の肉厚方向に回動させれば、胸あてパッドは
撮影者(ビデオカメラ使用者)の胸部の曲線形状(左右
方向の傾斜)に沿ってフィットする。
[実施例] 次に本発明を第1〜5図を参照して説明する。第1図
において、1は本発明のハンディタイプのビデオカメラ
であり、カメラ本体2の前方部にはレンズ3とビューフ
ァインダー4が取付けられていると共に、上方部には把
手部5が設けられている。
そして、上記カメラ本体2の底部には、胸あてパッド
6が胸あてパッド支持アーム7及びアーム保持部材8を
介して取付けられている。そして、上記胸あてパッド6
はカメラ本体2の底部に設けたパッド収容部2a内に収容
されている状態(第1図仮想線)から、これを引き出し
てカメラ本体2の前方に向けて所定の角度回動させると
所謂使用状態(第1図実線)になり、カメラ本体2を肩
にかついだときに、胸あてパッド6は胸部に当たるよう
になっていると共に胸部に当てた状態で胸部の形状に合
わせ左右方向に回動するようになっている。
そして上記のように胸あてパッド6乃至胸あてパッド
支持アーム7を胸部の前後方向、左右方向に回動可能に
カメラ本体2の底部に取付けているのがアーム保持部材
8である。
上記アーム保持部材8は、第2〜3図に示したように
胸あてパッド支持アーム7の一端を胸部の前後方向に回
動可能に支持するためのアーム枢支部9と、上記アーム
7及び胸あてパッド6を胸部の左右方向に回動させるた
めに、上記アーム枢支部9を回動可能に支持しているベ
ース部10とからなっている。
上記アーム枢支部9は第2図に示したように、一側部
を湾曲させることにより半円形状の軸受部11を形成した
回動基板12と、上記軸受部11と対をなして、円形状の軸
受孔を形成する半円形状の軸受部材13とからなってい
て、上記半円形状の軸受部11に胸あてパッド支持アーム
7の上端の第1の軸部7aを挿入して、該軸受部11の開口
部を上記軸受部材13で塞ぐことにより、上記アーム7を
回動可能に枢支するようになっていると共に、回動基板
12の上面の中央部には第3図に示したように円形状の軸
受孔14が形成されていると共に、両側部には上記軸受孔
14を中心とする円弧状の長孔15,16が形成されていて、
上記軸受孔14にベース部10の上面に植設した第2の軸部
17を挿入し、同様にベース部10の上面に植設した回動規
制ピン18,19を上記円弧状の長孔15,16に挿入することに
より、上記第2の軸部17を中心にして、円弧状の長孔1
5,16の長さの範囲内で左右に回動できるようにベース部
10に取付けられている。そして、回動力付与用コイルス
プリング20により、第3図反時計方向の回動力を付与さ
れていて、上記長孔15,16の一端部に回動規制ピン18,19
が当接して、それ以上の回動を規制されるようになって
いる。
またベース部10は上述したように、その上面に設けた
第2の軸部17,回動規制ピン18,19を、それぞれ回動基板
12の上面に設けた軸受孔14、長孔15,16に挿入すること
により、アーム枢支部9を左右方向に回動可能に支持し
た状態で、これをカメラ本体2の前端部の底面に取付け
るためのものであり、第1〜2図に示したようにベース
部10はシュー21により挾まれた状態でカメラ本体2の底
面に取付けられている。そして、ベース部10をカメラ本
体2の底面とシュー21の間で挾着しても回動基板12の回
動に支障をきたさないように、ベース部10の上面の一側
部には段部(窪部)22が形成されていて、該段部22に回
動基板12が回動可能に取付けられるようになっている。
また胸あてパッド支持アーム7は第3図仮想線で示し
たように金属製の丸棒を略矩形状に折曲げることにより
形成されていて、第1(上端側)の辺部7aが上記アーム
枢支部9の軸受部に回動可能に枢支されていると共に、
上記第1の軸部7a(第1の辺部)の両端側に連らなる第
2,第3(左右)の軸部(辺部)7b,7cには棒状のクリッ
クばね23の両端部がそれぞれ係止されていて、上記アー
ム7を第2〜3図実線で示す状態から反時計方向に所定
の角度回動させると、アーム7はクリックばね23のクリ
ック作用で第2〜3図仮想線で示すようにベース部10に
対して水平方向に伸ばされた状態に維持され、この状態
からアーム7を時計方向に所定の角度回動させるとアー
ム7はクリックばね23のクリック作用でベース部10に対
して所定の角度θに折曲げられた状態に維持され、更
にアーム7を時計方向に回動させようとすると、クリッ
クばね23が撓んで、アーム7には、上記所定の角度θ
まで押し戻そうとする力が作用するようになっている。
また、胸あてパッド6はゴムや発泡樹脂等の弾性材に
よって作られていて、金属製のベース板24に取付けられ
ている。そして上記ベース板24の下端部には軸受部25が
形成されていて、該軸受部25に上記アーム7の第4(下
端側)の軸部(辺部)7dを挿入することにより、胸あて
パッド6はその下端側を中心にして回動できるようにア
ーム7に取付けられている。また上記ベース板24の下端
側にはアジャストねじ螺合用のナット26が取付けられて
いて、該ナット26には、胸あてパッド回動操作用のアジ
ャストねじ27が螺合されている。そして上記アジャスト
ねじ27の先端はアーム7の第2,第3の軸部7c間に跨設さ
れたねじ係止部材28のねじ受孔29に挿入し、かつ抜止リ
ング30で抜止された状態で回転自在に取付けられてい
て、上記アジャストねじ27を一方向に回転させると、該
アジャストねじ27に対して上記ナット26が相対移動し、
該ナット26を取付けたベース板24及び胸あてパッド6が
アーム7の第4の軸部(辺部)7dを中心にして第2図時
計方向に回動し、アーム7に対して胸あてパッド6の上
端側を突出させた状態にし、アジャストねじ27を他方向
に回動させると、胸あてパッド9をアーム7側に引っ込
めた状態にするようになっている。なお、31はパッド収
容部2aの上面に取付けられた肩あてパッドである。
実施例のビデオカメラは上記のような構成であるか
ら、第1図仮想線で示したように胸あてパッド6がカメ
ラ本体2の底部に設けたパッド収容部2aに収容されてい
る状態から、アーム枢支部9に対してアーム7を時計方
向に所定の角度回動させれば胸あてパッド6は第1図実
線で示したようにパッド収容部2aから引き出された状態
になるので、肩あてパッド31に肩を当てカメラ本体2を
担ぐようにすれば胸あてパッド6はクリックばね23のば
ね力で胸部に軽く押し付けられた状態になると共に、第
4図に示したように胸部が左右方向に傾斜している場合
には、アーム枢支部9は第5図実線で示したように第2
の軸部17を中心にしてベース部10に対して相対回動し、
胸あてパッド6の傾斜に沿わせた状態で密着させるもの
である。
[発明の効果] 本発明のビデオカメラは以上説明したような構成であ
るから次に述べる効果がある。
(1)胸部の左右方向への傾斜に対しても胸あてパッド
を追従させて傾斜させ、胸あてパッドの全面を胸部にあ
てるようにすることができる。従って従来のように胸あ
てパッドが胸部に点接触或は線接触した場合に起る強い
圧迫感や痛み等が発生するのを防止することができる。
(2)カメラ本体の左右方向の向きを変えることなく胸
あてパッドの左右方向の向きのみを変えるので、胸あて
パッドの全面を胸部に接触させた場合でも従来のように
カメラ本体が外側を向いてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオカメラの使用状態の側面図、第
2図は要部の拡大側面図、第3図は要部の拡大平面図、
第4図は使用状態の平面図、第5図は胸あてパッドが枢
支軸を中心にして回動した状態の平面図、第6図は従来
例の側面図、第7図はその使用状態の平面図である。 1……ビデオカメラ、2……カメラ本体、6……胸あて
パッド、7……アーム、8……アーム保持部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胸あてパッドを取付けたパッド支持アーム
    がアーム保持部材によってカメラ本体の底部に取付けら
    れたビデオカメラにおいて、 上記アーム保持部材は、上記胸あてパッドが上記カメラ
    本体の底部に近接した位置と上記カメラ本体の底部から
    離間した位置との間で移動可能なように上記胸あてパッ
    ドの第1の軸部を支持するアーム枢支部と、上記胸あて
    パッドを胸部の左右方向に回動させるべく上記アーム枢
    支部を第2の軸部を中心にして回動可能に支持している
    ベース部と、該ベース部に一端側が係止され、他端側が
    上記アーム枢支部に係止されていて、その引張力によっ
    て上記アーム枢支部に上記胸あてパッドを胸部の左右方
    向に回動力を付与しているスプリングとを備えている ことを特徴とするビデオカメラ。
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JP2947210B2 (ja) * 1997-02-28 1999-09-13 日本電気株式会社 生体識別装置
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