JP2012077633A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のロッカアームの配列方向一端のロッカアームに摺動可能に嵌合される特定の連結ピンを含む複数の連結ピンが、ロッカアームの連結および連結解除を可能として相互に当接しつつロッカアームに摺動可能に嵌合され、アクチュエータからの押圧力を伝達するロッドに特定の連結ピンに同軸に連動、連結される軸状の被押圧部が当接される内燃機関の可変動弁装置において、被押圧部およびロッドの当接部での耐摩耗性を高める。
【解決手段】ロッド66の被押圧部55a側の端部に形成される摺接面78への被押圧部55aの接触面79が、球面状に形成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、相互に隣接して配列される複数のロッカアームに、それらのロッカアームの配列方向一端のロッカアームに摺動可能に嵌合される特定の連結ピンを含む複数の連結ピンが、隣接するロッカアームを連結する連結位置ならびにその連結を解除する連結解除位置間での移動を可能として相互に当接しつつ摺動可能に嵌合され、それらの連結ピンの作動方向と平行な方向に作動するアクチュエータからの押圧力を伝達するロッドに、前記特定の連結ピンに同軸に連動、連結される軸状の被押圧部が当接される内燃機関の可変動弁装置に関する。
複数のロッカアームの配列方向一端のロッカアームに摺動可能に嵌合される連結ピンの軸線延長上にアクチュエータが配置され、そのアクチュエータが発揮する押圧力がロッドを介して前記連結ピンに作用せしめることで、複数のロッカアームの連結および連結解除を切換えるようにして、機関弁の作動特性を変更させるようにした内燃機関の可変動弁装置が、特許文献1で既に知られている。
特開平4−292526号公報
ところが、ロッカアームの揺動に伴って該ロッカアームに摺動可能に嵌合されている連結ピンも揺動するのに対して、アクチュエータからの押圧力を伝達するロッドの軸線と直交する方向の位置は固定されているので、連結ピンがロッドの端面に摺接することになり、摩耗によって連結ピンのメンテナンス周期が短くなったり、アクチュエータのストローク量が足りなくなってロッカアームの連結および連結解除の切換制御が良好でなくなったりする可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、被押圧部およびロッドの当接部での耐摩耗性を高めた内燃機関の可変動弁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、相互に隣接して配列される複数のロッカアームに、それらのロッカアームの配列方向一端のロッカアームに摺動可能に嵌合される特定の連結ピンを含む複数の連結ピンが、隣接するロッカアームを連結する連結位置ならびにその連結を解除する連結解除位置間での移動を可能として相互に当接しつつ摺動可能に嵌合され、それらの連結ピンの作動方向と平行な方向に作動するアクチュエータからの押圧力を伝達するロッドに、前記特定の連結ピンに同軸に連動、連結される軸状の被押圧部が当接される内燃機関の可変動弁装置において、前記ロッドの前記被押圧部側の端部に形成される摺接面への前記被押圧部の接触面が、球面状に形成されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記被押圧部の中心軸線が前記ロッドの中心軸線からオフセットして配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、複数の前記ロッカアームを揺動可能に支承するロッカシャフトの中心軸線および前記被押圧部の中心軸線間の距離が、前記ロッカシャフトの中心軸線および前記ロッドの中心軸線間の距離よりも大きく設定されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ロッドが、機関本体に設けられるロッド支持部に回転および軸方向摺動を可能として支持され、前記ロッド支持部には、該ロッド支持部および前記ロッド間に潤滑油を供給する油孔が設けられることを第4の特徴とする。
本発明は、第4の特徴の構成に加えて、前記ロッドの前記被押圧部側の端部に、前記摺接面を形成する鍔状の当接部が、半径方向外方に張り出すようにして一体に設けられることを第5の特徴とする。
本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前記摺接面が平面状に形成されることを第6の特徴とする。
本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記被押圧部および前記ロッドの中心軸線と直交する平面への投影図上で、複数のロッカアームの配列方向一端のロッカアームとともに揺動する前記被押圧部が、その揺動範囲の一部で前記摺接面からはみ出すように前記摺接面が形成されることを第7の特徴とする。
さらに本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記アクチュエータが備える出力軸が前記摺接面とは反対側の端面に当接され、前記出力軸の中心軸線が前記ロッドの中心軸線に対して、前記被押圧部の中心軸線に対する前記ロッドの中心軸線のオフセット方向と同一方向にオフセットして配置されることを第8の特徴とする。
なお実施の形態の第1および第2吸気側ロッカアーム32,33が本発明のロッカアームに対応し、実施の形態の吸気側ロッカシャフト39が本発明のロッカシャフトに対応し、実施の形態の第1連結ピン55が本発明の特定の連結ピンに対応し、実施の形態のソレノイド62が本発明のアクチュエータに対応し、実施の形態の伝動ロッド66が本発明のロッドに対応する。
本発明の第1の特徴によれば、ロッドの摺接面への被押圧部の接触面が球面状であることによって、被押圧部は接触面に点接触することになり、接触面積が小さくなって摺接面の面積を小さくでき、ロッドの小型化および軽量化を図ることができる。しかもロッドの中心軸線に対して被押圧部の中心軸線が傾いたとしても被押圧部が摺接面にエッジ当たりすることはなく、耐摩耗性を高めることができる。しかもロッカアームに対して摺動する被押圧部のロッド側端面を球面とすることで、耐摩耗性を高めつつロッカアームを軽量化することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、被押圧部の中心軸線がロッドの中心軸線からオフセットすることで、ロッカアームとともに揺動する被押圧部からロッドに該ロッドを回転させる力が作用することになり、摺接面の摩耗を低減しつつ偏摩耗の発生を防止することができる。
本発明の第3の特徴によれば、ロッカシャフトの中心軸線および被押圧部の中心軸線間の距離が、ロッカシャフトの中心軸線およびロッドの中心軸線間の距離よりも大きいので、ロッドの摺接面に対する被押圧部の中心軸線の揺動軌跡は、ロッドの中心軸線の外側を通る円弧状となり、摺接面のスペースを効率よく使って被押圧部を摺接面に当接させるようにして摺接面の面積をより小さくし、ロッドの小型化および軽量化を図ることができるとともに、ロッドを回転させる力をより大きくしてロッドの回転を促進することができる。
本発明の第4の特徴によれば、ロッドを回転および軸方向摺動を可能として支持するロッド支持部に、ロッド支持部およびロッド間に潤滑油を供給する油孔が設けられるので、ロッドの回転をより促進することができる。
本発明の第5の特徴によれば、摺接面を形成する鍔状の当接部がロッドの被押圧部側の端部から半径方向外方に張り出すようにしてロッドに設けられるので、ロッドのロッド支持部からの抜けを防止しつつ、摺接面の面積を稼ぎながらロッドの軽量化を図ることができる。
本発明の第6の特徴によれば、摺接面が平面状であるので、ロッドの回転にかかわらずロッドのストローク量を一定とし、しかも摺接面の加工性を良好なものとすることができる。
本発明の第7の特徴によれば、被押圧部が、その揺動範囲の一部で摺接面からはみ出すように摺接面が形成されるので、被押圧部の摺接面への確実な接触を確保しつつ摺接面の面積をより小さくすることができる。
さらに本発明の第8の特徴によれば、アクチュエータの出力軸の中心軸線がロッドの中心軸線に対して、被押圧部の中心軸線に対するロッドの中心軸線のオフセット方向と同一方向にオフセットしているので、ロッドの回転をより促進し、アクチュエータおよびロッド支持部を機関本体の一方に偏って配置することで他の部材を有効に配置するためのスペースを確保することができる。
第1の実施の形態の内燃機関の要部縦断面図である。 図1の2−2線矢視平面図である。 吸気側ロッカアームが連結解除状態にあるときの図1の3−3線断面図である。 図3の要部拡大図である。 図4の5−5線断面図である。 第2の実施の形態の図5に対応した断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、この内燃機関は、たとえば自動二輪車に搭載される小型のものであり、その機関本体10は、ピストン13を摺動可能に嵌合させるシリンダボア12を有するシリンダブロック11と、前記ピストン13の頂部を臨ませる燃焼室14を前記シリンダブロック11との間に形成して前記シリンダブロック11に結合されるシリンダヘッド15と、該シリンダヘッド15との間に動弁室17を形成するようにして前記シリンダヘッド15に結合されるヘッドカバー16とを備える。
前記シリンダヘッド15には、前記燃焼室14に通じ得る吸気ポート18および排気ポート19が設けられ、吸気ポート18には燃料噴射弁20を有する吸気装置21が接続され、排気ポート19には図示しない排気装置が接続される。
図2を併せて参照して、前記シリンダヘッド15には、前記吸気ポート18の前記燃焼室14への連通・遮断を切換える一対の機関弁としての吸気弁23,23と、前記排気ポート19の前記燃焼室14への連通・遮断を切換える単一の排気弁24とが開閉作動可能に配設され、吸気弁23…は弁ばね25…で閉弁方向に付勢され、排気弁24は弁ばね26で閉弁方向に付勢される。またシリンダヘッド15には、前記燃焼室14に先端を臨ませる一対の点火プラグ28,29が取付けられる
図3を併せて参照して、前記シリンダヘッド15および前記ヘッドカバー16間に形成される動弁室17には、前記吸気弁23…および前記排気弁24を開閉駆動する動弁装置30が収容される。
この動弁装置30は、吸気弁23…および排気弁24に共通にして吸気弁23…および排気弁24間に配置される単一のカムシャフト31と、一対の吸気弁23…および前記カムシャフト31間に介設される第1および第2吸気側ロッカアーム32,33と、前記排気弁24および前記カムシャフト31間に介設される排気側ロッカアーム34とを備える。
排気側ロッカアーム34の中間部は、前記カムシャフト31と平行な軸線を有する排気側ロッカシャフト35で揺動可能に支承されており、排気側ロッカアーム34の一端部には、前記カムシャフト31に設けられる排気側カム36に転がり接触するローラ37が軸支され、排気側ロッカアーム34の他端部には、前記排気弁24のステムエンド24aに当接するタペットねじ38が進退位置を調節可能として螺合される。
第1および第2吸気側ロッカアーム32,33は、カムシャフト31の軸線に沿う方向に隣接して並列配置されており、前記排気側ロッカシャフト35と平行な軸線を有する吸気側ロッカシャフト39で揺動可能に支承される。第1および第2吸気側ロッカアーム32,33の一端部には、前記吸気弁23…のステムエンド23a…に当接するタペットねじ40,40が進退位置を調節可能として螺合される。また第1吸気側ロッカアーム32の他端部には、前記カムシャフト31に設けられる休止用カム43に転がり接触するローラ41が軸支され、第2吸気側ロッカアーム33の他端部には、前記カムシャフト31に設けられる吸気側カム44に転がり接触するローラ42が軸支される。
前記カムシャフト31は、該カムシャフト31の軸線に沿う方向に間隔をあけた位置に配置されて前記シリンダヘッド15に一体に突設される第1および第2ホルダ部45,46にボールベアリング47,48を介して回転自在に支承されており、前記カムシャフト31の両端部のうち第2ホルダ部46から突出した端部には、前記ピストン13に連接されるクランクシャフト(図示せず)の回転動力を1/2に減速して前記カムシャフト31に伝達する調時伝動機構49の一部を構成する被動スプロケット50が固設され、前記調時伝動機構49の一部を構成するカムチェーン51が前記被動スプロケット50に巻き掛けられる。
また前記吸気側ロッカシャフト39および前記排気側ロッカシャフト35は、前記カムシャフト31の両側に配置され、前記吸気側ロッカシャフト39および前記排気側ロッカシャフト35の両端部は第1および第2ホルダ部45,46に嵌合、支持される。
ところで前記吸気側カム44は、前記カムシャフト31の中心軸線を中心とする仮想円に沿う円弧状のベース円部44aと、前記仮想円よりも外側方に突出するようにして前記ベース円部44aの周方向両端に連なるカム山部44bとから成る。一方、前記休止用カム43は、両吸気弁23…のうち第1吸気側ロッカアーム32に連動、連結された吸気弁23を閉弁休止することを可能として吸気側カム44とはカムプロフィルを異に形成されるものであり、基本的には前記仮想円にほぼ沿う円形であるが、吸気弁23を完全に閉弁休止状態としたときの燃料溜まりが生じるのを防止するために吸気弁23をごくわずかに開弁させるような外周面を有するように形成されている。
第1および第2吸気側ロッカアーム32,33には、第1吸気側ロッカアーム32のローラ41を、吸気側カム44に従動して揺動する第2吸気側ロッカアーム33とは無関係に休止用カム43に転がり接触させたままとすることで内燃機関の低速運転時に一方の吸気弁23を閉弁休止するとともに他方の吸気弁23を吸気側カム44のカムプロフィルに応じた作動態様で開閉作動せしめる状態と、第1および第2吸気側ロッカアーム32,33を連結することで内燃機関の高速運転時に両吸気弁23…を吸気側カム44のカムプロフィルに応じた作動態様で開閉作動せしめる状態とを切換える弁作動特性変更手段54が設けられる。
図4を併せて参照して、前記弁作動特性変更手段54は、前記吸気側ロッカシャフト39および前記カムシャフト31間で第1および第2吸気側ロッカアーム32,33の上部に設けられるものであり、第1および第2吸気側ロッカアーム32,33を連結する連結位置ならびにその連結を解除する連結解除位置間での軸方向移動を可能として相互に当接しつつ第1および第2吸気側ロッカアーム32,33に摺動可能に嵌合される第1および第2連結ピン55,56を備える。
第1吸気側ロッカアーム32には、第2吸気側ロッカアーム33とは反対側に端壁57aを有して有底状に形成される第1ガイド孔57が、前記吸気側ロッカシャフト39と平行な軸線を有して設けられ、第2吸気側ロッカアーム33には、前記吸気側ロッカシャフト39と平行な軸線を有しつつ第1吸気側ロッカアーム32とは反対側を端壁58aで閉じた有底状に形成される第2ガイド孔58が設けられる。しかも第1および第2ガイド孔57,58は、前記吸気弁23…が閉弁状態にあるタイミングでは同軸に連なるようにして同径に形成される。
第1および第2吸気側ロッカアーム32,33のうち配列方向一端の吸気側ロッカアームである第1吸気側ロッカアーム32には、特定の連結ピンである第1連結ピン55が摺動可能に嵌合されるものであり、円柱状に形成される第1連結ピン55は、一部を第2ガイド孔58に嵌合することを可能として第1ガイド孔57に摺動可能に嵌合される。しかも第1連結ピン55には、前記端壁57aの中央部に設けられた貫通孔59を摺動自在に嵌合する軸状の被押圧部55aが連動、連結されるものであり、この実施の形態では第1連結ピン55に被押圧部55aが一体にかつ同軸に連設される。
また第2連結ピン56は、第2ガイド孔58の端壁58a側を開放した有底円筒状に形成されるものであり、第2ガイド孔58に摺動自在に嵌合された第2連結ピン56および前記端壁58a間には、相互に当接した第1および第2連結ピン55,56を軸方向一方側(図3および図4の右側)に付勢するばね60が介設され、前記端壁58aには開放孔61が設けられる。
而して前記弁作動特性変更手段54は、前記ばね60のばね力に抗して第1連結ピン55の一部を第2ガイド孔58に嵌合することで第1および第2吸気側ロッカアーム32,33を連結し、前記ばね60のばね力によって第1および第2連結ピン55,56の当接面を第1および第2吸気側ロッカアーム32,33間に配置させるまで第1および第2連結ピン55,56を軸方向に移動させることで第1および第2吸気側ロッカアーム32,33の連結を解除することになる。
第1および第2連結ピン55,56のうち軸方向一端側にある第1連結ピン55と一体の被押圧部55aの一端には、機関本体10に取付けられるハウジング63を有するアクチュエータとしてのソレノイド62が連動、連結されるものであり、第1および第2吸気側ロッカアーム32,33を連結する側に第1および第2連結ピン55,56を移動させる方向で前記ソレノイド62からの押圧力を前記被押圧部55aに及ぼすことができる。
前記ソレノイド62のハウジング63は、前記機関本体10の前記シリンダヘッド15および前記ヘッドカバー16に、取付け板67を介して取付けられるものであり、前記ハウジング63および前記取付け板67は、複数のボルト68…による共締めで前記シリンダヘッド15および前記ヘッドカバー16に取付けられる。
前記ソレノイド62は、その通電によって軸方向に移動するようにして前記ハウジング63に支持される出力軸64を有しており、その出力軸64は、シリンダヘッド15の第1ホルダ部45に一体に連なって形成されるロッド支持部45aに回転可能かつ軸方向摺動自在に支持される伝動ロッド66を介して第1連結ピン55における被押圧部55aに連接される。しかも前記ロッド支持部45aには、該ロッド支持部45aおよび前記伝動ロッド66間に潤滑油を供給するための油孔77が上方に開放するようにして設けられる。
ところで前記出力軸64は、前記ソレノイド62のハウジング63を貫通して配置されるものであり、その一端には、第1および第2連結ピン55,56をその軸方向他方側に向けて押す方向での前記出力軸64のストロークを前記ハウジング63に当接することで規制する鍔部73が設けられる。また前記機関本体10には、前記ハウジング63を覆うカバー74が前記取付け板67を介して取付けられるものであり、このカバー74は、前記取付け板67に取り付けられる。しかも前記カバー74の前記鍔部73への対向面には、前記鍔部73が前記ハウジング63から離反する側への前記出力軸64の移動時に前記鍔部73に当接するゴム、樹脂エラストマーおよび制振金属等から成る制振材76が固定される。これにより、第1連結ピン55側から押された出力軸64が制振材76に当接するようにして、出力軸64が逆方向に弾かれてしまうことを防止しつつ、出力軸64の移動に伴う作動音の発生を抑えることができる。
また図3で明示するように、前記ヘッドカバー16の内面に、隣接する第1および第2吸気側ロッカアーム間32,33ならびに第1連結ピン55および前記伝動ロッド66の当接面側に向けてオイルを滴下させる一対のリブ71,72が一体に突設される。したがって複雑な油路構造を構成することを不要として隣接する第1および第2吸気側ロッカアーム32,33間にオイルを導くことができるとともに、第1連結ピン55および伝動ロッド66の当接面にオイルを導くことができ、シリンダヘッド15およびヘッドカバー16の軽量化を図ることができる。
図4で明示するように、前記伝動ロッド66の前記被押圧部55a側の端面には摺接面78が形成されており、その摺接面78への前記被押圧部55aの接触面79は球面状に形成される。
しかも前記被押圧部55aの中心軸線C1は、前記伝動ロッド66の中心軸線C2からオフセットして配置されており、吸気側ロッカシャフト39の中心軸線CLおよび前記被押圧部55aの中心軸線C1間の距離L1が、前記吸気側ロッカシャフト39の中心軸線CLおよび前記伝動ロッド66の中心軸線C2間の距離L2よりも大きく設定される。
ところで前記伝動ロッド66の前記被押圧部55a側の端部には、前記摺接面78を形成する鍔状の当接部66aが、半径方向外方に張り出すようにして一体に設けられており、前記摺接面78は平面状に形成される。
さらに前記ソレノイド62が備える出力軸64の中心軸線C3は、図2で示すように、前記伝動ロッド66ロッドの中心軸線C2に対して、前記被押圧部55aの中心軸線C1に対する前記伝動ロッド66の中心軸線C2のオフセット方向と同一方向にオフセットして配置される。
このようにソレノイド62をシリンダヘッド15の一方に偏って配置することで生じたスペースには、シリンダヘッド15に設けられるサーモスタット収容部81から延びる冷却水配管82が配置される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、第1吸気側ロッカアーム32に摺動可能に嵌合される第1連結ピン55に一体にかつ同軸に連なる軸状の被押圧部55aには、第1および第2連結ピン55,56の作動方向と平行な方向に作動するソレノイド62からの押圧力を伝達する伝動ロッド66が当接されるものであり、前記伝動ロッド66の前記被押圧部55a側の端部に形成される摺接面78への前記被押圧部55aの接触面79が、球面状に形成されるので、被押圧部55aは接触面78に点接触することになり、接触面積が小さくなって摺接面78の面積を小さくでき、伝動ロッド66の小型化および軽量化を図ることができる。しかも伝動ロッド66の中心軸線C2に対して被押圧部55aの中心軸線C1が傾いたとしても被押圧部55aが摺接面78にエッジ当たりすることはなく、耐摩耗性を高めることができ,第1吸気側ロッカアーム32に対して摺動する被押圧部55aのロッド側端面を球面とすることで、耐摩耗性を高めつつ第1吸気側ロッカアーム32を軽量化することができる。
また被押圧部55aの中心軸線C1が前記伝動ロッド66の中心軸線C2からオフセットして配置されるので、図5で示すように、第1吸気側ロッカアーム32とともに揺動する被押圧部55aの中心軸線C1は、固定位置にある伝動ロッド66の中心軸線C2からずれた位置で吸気側ロッカシャフト39の中心軸線CLを中心とする円弧状の軌跡LTを描く。これによって被押圧部55aから伝動ロッド66に該伝動ロッド66を回転させる力が作用することになり、伝動ロッド66の回転によって被押圧部55aの摺接面78への接触位置が変化し、摺接面78の摩耗を低減しつつ偏摩耗の発生を防止することができる。
また吸気側ロッカシャフト39の中心軸線CLおよび前記被押圧部55aの中心軸線C1間の距離L1が、前記吸気側ロッカシャフト39の中心軸線CLおよび前記伝動ロッド66の中心軸線C2間の距離L2よりも大きいので、前記摺接面78に対する被押圧部55aの中心軸線C1の揺動軌跡LTは、伝動ロッド66の中心軸線C2の外側を通る円弧状となり、摺接面78のスペースを効率よく使って被押圧部55aを摺接面78に当接させるようにして摺接面78の面積をより小さくし、伝動ロッド66の小型化および軽量化を図ることができるとともに、伝動ロッド66を回転させる力をより大きくして伝動ロッド66の回転を促進することができる。
また伝動ロッド66が、機関本体10のシリンダヘッド15に設けられるロッド支持部45aに回転および軸方向摺動を可能として支持され、前記ロッド支持部45aには、該ロッド支持部45aおよび前記伝動ロッド66間に潤滑油を供給する油孔77が設けられるので、伝動ロッド66の回転をより促進することができる。
また伝動ロッド66の前記被押圧部55a側の端部に、前記摺接面78を形成する鍔状の当接部66aが、半径方向外方に張り出すようにして一体に設けられるので、伝動ロッド66のロッド支持部45aからの抜けを防止しつつ、摺接面78の面積を稼ぎながら伝動ロッド66の軽量化を図ることができる。
しかも前記摺接面78が平面状に形成されるので、伝動ロッド66の回転にかかわらず伝動ロッド66のストローク量を一定とし、しかも摺接面78の加工性を良好なものとすることができる。
さらにソレノイド62が備える出力軸64の中心軸線C3は、図2で示すように、前記伝動ロッド66ロッドの中心軸線C2に対して、前記被押圧部55aの中心軸線C1に対する前記伝動ロッド66の中心軸線C2のオフセット方向と同一方向にオフセットして配置されるので、伝動ロッド66の回転をより促進し、ソレノイド62およびロッド支持部45aをシリンダヘッド15の一方に偏って配置することで冷却水配管82等の他の部材を有効に配置するためのスペースを確保することができる。
本発明の第2の実施の形態について図6を参照しながら説明するが、第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとする。
被押圧部55aおよび前記伝動ロッド66の中心軸線C1,C2と直交する平面への投影図上で、第1吸気側ロッカアーム32とともに揺動する前記被押圧部55aが、その揺動範囲の一部で前記摺接面78からはみ出すように前記摺接面78が形成される。
この第2の実施の形態によれば、被押圧部55aの摺接面78への確実な接触を確保しつつ摺接面78の面積をより小さくすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば排気弁に関連して本発明を適用することもできる。
10・・・機関本体
32,33・・・ロッカアームとしての吸気側ロッカアーム
39・・・ ロッカシャフトとしての吸気側ロッカシャフト
45a・・・ロッド支持部
55・・・特定の連結ピンとしての第1連結ピン
55a・・・被押圧部
56・・・第2連結ピン
62・・・アクチュエータとしてのソレノイド
64・・・出力軸
66・・・ロッドとしての伝動ロッド
66a・・・当接部
77・・・油孔
78・・・摺接面
79・・・接触面
C1・・・被押圧部の中心軸線
C2・・・伝動ロッドの中心軸線
C3・・・出力軸の中心軸線
CL・・・吸気側ロッカシャフトの中心軸線

Claims (8)

  1. 相互に隣接して配列される複数のロッカアーム(32,33)に、それらのロッカアーム(32,33)の配列方向一端のロッカアーム(32)に摺動可能に嵌合される特定の連結ピン(55)を含む複数の連結ピン(55,56)が、隣接するロッカアーム(32,33)を連結する連結位置ならびにその連結を解除する連結解除位置間での移動を可能として相互に当接しつつ摺動可能に嵌合され、それらの連結ピン(55,56)の作動方向と平行な方向に作動するアクチュエータ(62)からの押圧力を伝達するロッド(66)に、前記特定の連結ピン(55)に同軸に連動、連結される軸状の被押圧部(55a)が当接される内燃機関の可変動弁装置において、前記ロッド(66)の前記被押圧部(55a)側の端部に形成される摺接面(78)への前記被押圧部(55a)の接触面(79)が、球面状に形成されることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記被押圧部(55a)の中心軸線(C1)が前記ロッド(66)の中心軸線(C2)からオフセットして配置されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 複数の前記ロッカアーム(32,33)を揺動可能に支承するロッカシャフト(39)の中心軸線(CL)および前記被押圧部(55a)の中心軸線(C1)間の距離が、前記ロッカシャフト(39)の中心軸線(CL)および前記ロッド(66)の中心軸線(C2)間の距離よりも大きく設定されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記ロッド(66)が、機関本体(10)に設けられるロッド支持部(45a)に回転および軸方向摺動を可能として支持され、前記ロッド支持部(45a)には、該ロッド支持部(45a)および前記ロッド(66)間に潤滑油を供給する油孔(77)が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記ロッド(66)の前記被押圧部(55a)側の端部に、前記摺接面(78)を形成する鍔状の当接部(66a)が、半径方向外方に張り出すようにして一体に設けられることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 前記摺接面(78)が平面状に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 前記被押圧部(55a)および前記ロッド(66)の中心軸線と直交する平面への投影図上で、複数のロッカアーム(32,33)の配列方向一端のロッカアーム(32)とともに揺動する前記被押圧部(55a)が、その揺動範囲の一部で前記摺接面(78)からはみ出すように前記摺接面(78)が形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  8. 前記アクチュエータ(62)が備える出力軸(64)が前記摺接面(78)とは反対側の端面に当接され、前記出力軸(64)の中心軸線(C3)が前記ロッド(66)の中心軸線(C2)に対して、前記被押圧部(55a)の中心軸線(C1)に対する前記ロッド(66)の中心軸線(C2)のオフセット方向と同一方向にオフセットして配置されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の可変動弁装置。
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