JP2012077457A - ブース構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する各ブース内の話者が発した直接音が、当該ブース以外の空間へ伝搬する伝搬経路を遮断しうるブース構造を提供することを目的とする。
【解決手段】間仕切り用のパネル2を組み合わせて複数の隣接するブース(区画)3が形成されたブース構造において少なくとも一のブースは、当該ブースに隣接するブースとの隔壁22と、外部空間4との間を仕切る隔壁21cとの間に出入口5が設けられ、隔壁22に対面するように隔壁21cに対して当該ブースの内側方向に通路形成パネル体23が設けられる。当該ブースは、通路形成パネル体23の隔壁22側の面方向には通路空間3aが形成され、通路形成パネル体23の通路空間3aとは反対側の面方向には会話空間3bが形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、間仕切り用のパネルを用いて形成された隣接する複数のブースのブース構造に関する。
間仕切り用のパネルを用いて空間を様々な形に仕切ることで、応接スペースや商談スペース等のブースを簡単に設置することができる。下記特許文献1には、格子状のフレーム構造体にレールを設け、フレーム構造体の格子の寸法と略一致する板状のパネルの上端部分をレールに取り付けてパネルをフレーム構造体から吊るし、パネルを移動させることによりフレーム構造体が設置された空間を仕切る間仕切りシステムの技術が開示されている。
また、図5には、従来から一般的に用いられているブース構造の例を表した上面図を示す。例えば、図5(a)に示すブース構造300は、複数のパネル200を連結させて隣接する2つのブース300を設置した場合の例であり、この場合、各ブース300の1側面はパネル200で囲われておらず、共用通路400との間が開口された状態となっている。図5(b)に示すブース構造301は、図5(a)に示したブース構造の開口部分の一部に連結したパネル210を設置し、共用通路400からブース301へ出入りする出入口500を設けた構造となっている。このように、パネルを自在に移動させて配置することにより簡単にブースを設置することができる。
特開2004−84222号公報
しかしながら、例えば、図5(a)の場合、各ブース300内部に設置された椅子70に着席した話者が発した直接音は、矢印で示すように開口部分から共用通路400へと直接伝搬され、ブース外へ会話が漏れてしまう。また、図5(b)の場合であっても、出入口500の開口部分から共用通路400へと直接音が伝搬されてしまう。机や椅子等の設備をパネル210の近くに設置すれば、ブース内部で発した直接音の伝搬経路の範囲を狭めることもできるが、そのような配置にすることはパネル210の壁面付近の狭い空間に椅子70やテーブルが集中することになり実用的ではない。
本発明は、隣接する各ブース内の話者が発した直接音が、当該ブース以外の空間へ伝搬する伝搬経路を遮断しうるブース構造を提供することを目的とする。
本発明に係るブース構造は、間仕切り用のパネルを組み合わせて空間を仕切ることで、1つの区画と他の1以上の区画とが隣接する複数の区画を形成し、各区画において、当該区画と外部空間との隔壁となる第1パネル体と、隣接する他の区画との隔壁となる第2パネル体とが形成されると共に、前記外部空間と当該区画との間を出入するための出入口が形成されたブース構造であって、形成された前記複数の区画のうち少なくとも一の区画は、一の前記第1パネル体と前記第2パネル体との間に前記出入口が形成されると共に、当該出入口から当該区画内へ向かって、前記一の第1パネル体に対して当該第2パネル体と対面するように前記パネルを連結してなる第3パネル体が配置され、当該第3パネル体を挟んで、前記第2パネル体側には通路空間を有し、当該通路空間とは反対側には会話空間を有することを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも1つの区画においては、出入口に設けられた第3パネル体によって会話空間で発せられた直接音が遮断されやすくなり、外部空間への直接伝搬を防止することができる。また、隣接する区画との間に通路空間が形成されるので、隣接する区画の会話空間との間を離すことができると共に、隣接する区画との間を仕切る第2パネル体と第3パネル体とにより会話音声が減衰され、隣接する区画間において音声を漏れにくくすることができる。
また、前記ブース構造は、前記一の区画を除く前記1または複数の区画において、前記出入口は、当該区画における前記第1パネル体のうちの一の前記第1パネル体と他の前記第1パネル体との間に形成されると共に、前記出入口から当該区画内へ向かって、当該一の第1パネル体に対して当該他の第1パネル体と対面するように前記パネルを連結してなる第3パネル体が配置され、当該第3パネル体を挟んで、前記第2パネル体側には通路空間を有し、当該通路空間とは反対側には会話空間を有することとしてもよい。この構成によれば、外部空間との間を仕切る第1パネル体側に通路空間が設けられているので、会話空間で発せられた直接音が出入口に設けられた第3パネル体によって遮断されやすくなり、外部空間への直接伝搬を防止することができる。
また、前記ブース構造において、前記各区画における前記第3パネル体は、当該区画内の前記会話空間において発せられた音声が、当該区画の前記出入口を経由して前記外部空間へ伝搬する直接音の伝搬経路を遮断する形状で構成されていることとしてもよい。この構成によれば、会話空間で発した直接音が外部空間へ直接伝搬する経路を適切に遮断することができる。
また、前記ブース構造において、前記パネルは、マスキング音を放音する放音部が設けられていることとしてもよい。この構成によれば、パネルからマスキング音を放音することができるので、会話空間内の音声を外部空間や隣接する区画において聞き取りにくくすることができる。
実施形態におけるブース構造の例を示す上面図である。 (a)は、実施形態におけるパネルの例を示す斜視図である。(b)は、実施形態におけるパネルの上面を説明する図である。(c)は、実施形態におけるパネルの連結部材を説明する図である。(d)は、実施形態におけるパネルの連結例を説明する図である。 (a)は、変形例1のブース構造の例を示す上面図である。(b)は、変形例2のブース構造の例を示す上面図である。(c)〜(e)は、変形例3のブース構造の例を示す上面図である。 (a)は、変形例4のブース構造の例を示す上面図である。(b)は、変形例5のブース構造の例を示す上面図である。 (a)及び(b)は、従来のブース構造の一例を説明する図である。
図1は、本実施形態におけるブース構造の一例を示す上面図である。本実施形態におけるブース構造1は、図1に示すように、複数の間仕切り用のパネル2で空間を仕切ることにより、打ち合わせ等を行う空間としての矩形形状を有する複数の区画(以下、ブースと言う)3と、ブース3を除いた空間(以下、外部空間と言う)4とが形成される。本実施形態におけるブース3は、ブース3内に設けられた通路空間3aと、会話がなされる空間3b(以下、会話空間と言う)とを有する。なお、通路空間3a及び会話空間3bの詳細については後述する。
ここで、本実施形態における間仕切り用パネル2について説明する。図2(a)は、1枚のパネル2を示す斜視図である。本実施形態におけるパネル2は、幅の長さが約900mmと約1500mmの2種類あり、2種類の各パネル2の高さは約1800mm、厚さは約30mmで構成されている。なお、本実施形態では、パネル2の高さが1800mmのものを用いる例について説明するが、パネル2の高さは、床から天井までを仕切るものではなく、床から所定の高さまでを仕切る、いわゆるローパーティション用のパネルであればよい。従って、パネル2の各部の寸法は前記の数値に限定されない。
各パネル2は、吸音材と空気層とで構成された平板状の芯材にプラスタボードを貼り付け、プラスタボードの外側にグラスウール等の吸音材を用いたクロスが貼り付けられて構成されている。また、床と接するパネル2の下部の両端には、鋼材で構成された脚部2aが取り付けられている。
なお、本実施形態では、パネル2は、吸音材で構成された芯財を用いる例について説明するが、パネル2は、吸音材で構成されていない合板にプリント紙を貼り付けたものであってもよいし、合板に吸音シートを貼り付けたものであってもよい。また、プラスタボードの外側にスチール板を貼り付け、スチール板の表面にクロス又は吸音シートを貼り付けたものでもよい。
また、各パネル2は、パネル2の上面及び底面において連結部材を用いて相互に連結できる構成となっている。ここで、図2(b)に、パネル2の上面図の例を示す。図2(b)において、パネル2の上面には、図2(c)に示す直線型の連結部材2b、L字型の連結部材2c、T字型の連結部材2dの各々を嵌め込むための溝2eが設けられている。また、パネル2の上面の両端部から長手方向の所定位置にネジ穴2fが設けられている。
次に、連結部材2b、2c、2dについて説明する。図2(c)は、連結部材2b、2c、2dの上面図を示している。図に示すように、連結部材2b、2c、2dには、パネル2の上面及び底面をネジ止めするための穴2gが各々設けられており、パネル2のネジ穴2fの位置と対応するように連結部材2b、2c、2dの各穴2gが設けられている。
例えば、L字型の連結部材2cを用いて2枚のパネル2を連結させる場合には、図2(d)に示すように、連結部材2cの穴2gとパネル2のネジ穴2fが一致するように2枚のパネル2を組み合わせ、各パネル2の上面に連結部材2cをネジ2hで固定することにより連結する。各パネル2の底面についても上面と同様に構成されており、パネル2の上面及び底面において連結部材2b、2c、2dを用いて各パネル2を連結する。
図1に戻り、上記したパネル2を用いたブース構造1について説明を続ける。なお、図1に示すブース構造1の上面図では、説明の便宜上、上述したパネル2の脚部2a、各パネル2を連結するために用いられた連結部材2b、2c、2dが省略されて図示されている。図1に示すように、本実施形態では、外部空間である共用通路4との間を出入するための出入口5を各々有する2つの矩形状のブース3を形成するようにパネル2が連結されて配置されている。各ブース3には、外部空間である共用通路4との間を仕切る隔壁21a、21b、21c(第1パネル体)と、隣接するブースとの間を仕切る隔壁22(第2パネル体)とが形成される。
また、各ブース3には、出入口5の一端に配置されている隔壁21cの端部211からブース3の内側方向に向かってパネル2を連結した通路形成パネル体23(第3パネル体)が形成されている。各ブース3には、この通路形成パネル体23の隔壁22側の面方向、つまり図中左側又は右側に通路空間3aが形成され、反対側の面方向、つまり、図中右側又は左側には会話空間3bが形成される。
通路空間3aは、通路形成パネル体23、隔壁22、及び隔壁21aによって囲まれた空間であり、出入口5から会話空間3bの間を行き来するための通路となっている。
会話空間3bは、通路形成パネル体23と隔壁21a、21b、21cによって囲まれた空間であり、机7aや椅子7b等の什器が配置され、会話がなされる空間である。
通路形成パネル体23は、通路空間3aと会話空間3bとの間を出入するための破線部Xで示す出入口を設けると共に、会話空間3bにおいて話者が発した会話音声の直接音が、出入口5の方向へ直線的に伝搬する経路を遮断する配置となるように、隔壁21cの端部211に所定の長さ分だけパネル2が連結されて構成されている。
このように、本実施形態では、隣接するブース3との間に通路空間3aを設けることで、出入口5付近の共用通路4にいる人から会話空間3bが見通せなくなっていると共に、会話空間3b内の話者が発した会話音声の直接音が出入口5を経由して共用通路4へと伝搬する伝搬経路を遮断することができるので、共用通路4へ伝搬する会話音声(直接音)を減衰させることができる。また、各ブース3の会話空間3bは、通路空間3aによって隔てられ、ブース3間を伝搬する会話音声は、隔壁22と通路形成パネル体23とによって減衰されるので、ブース3内に通路形成パネル体23が設けられていない場合と比べてブース3内の会話音声を隣接する他のブース3へ漏れにくくすることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、以下の変形例も含まれる。
(変形例1)上述した実施形態では、2つのブースが形成されたブース構造の例について説明したが、ブースの数は隣接するブースが2つ以上であればこれに限らない。例えば、3つのブースを形成する場合の例を図3(a)に示す。
図3(a)に示すように、隣接する複数のブースの内、1つのブース32と隣接しているブース31及びブース33においては、実施形態と同様に、隣接するブース32との間を仕切る隔壁22と対向するように通路形成パネル体23が配置されたブース構造となっている。一方、ブース31及びブース33に挟まれたブース32においては、ブース31またはブース33との間を仕切る隔壁22に対向するように通路形成パネル体23を配置するのではなく、外部空間との間を仕切る隔壁21bに対向するように通路形成パネル体23を配置するブース構造となっている。ブース32のように、ブース32と外部空間との間を仕切る隔壁21bと21cとの間に出入口5が形成され、隔壁21bに対向するように隔壁21cからブース32の内側に向けて通路形成パネル体23が配置されるブースが、隣接する複数のブースの中に含まれていてもよい。要するに、隣接する複数のブースの全てのブースについて、互いに隣接するブースを仕切る隔壁と、その各ブースにおける通路形成パネル体23との間に各々通路空間3aが形成されなくてもよく、隣接する複数のブースのうち、少なくとも隣接する一方のブースにおける会話空間が、当該ブースの通路空間を介して当該隣接する他方のブースと隣接するように形成されていればよい。
ブース31及びブース33の各会話空間3bにおいて発せられた会話音声は、実施形態と同様、出入口5の方向に向かう伝搬経路は、各々の通路形成パネル体23によって遮断されるため、外部空間に直接音が伝搬されないようにすることができる。また、ブース32の方向に向かう会話音声は、通路形成パネル体23とブース32との間を隔てる隔壁とによって減衰されるため、隣接するブースに会話音声が漏れないようにすることができる。
また、ブース32の会話空間3bにおいて発せられた会話音声についても、出入口5の方向に向かう伝搬経路は、当該ブース32の通路形成パネル体23によって遮断されるため外部空間に対して直接音が伝搬されないようにすることができる。また、ブース31及びブース33に向かう会話音声は、各ブースとの間を隔てる隔壁によってある程度減衰され、ブース31及びブース33の会話空間3bには、ブース31及びブース33の通路形成パネル23で減衰された音声が伝搬するため、隣接するブースに対しても会話を漏れにくくすることができる。
このように、2つ以上の隣接するブースが形成されたブース構造において、ブース内における直接音が当該ブースの出入口5から直接伝搬する伝搬経路を遮断する通路形成パネル体23が設けられ、当該ブースと隣接する他のブースの会話空間3bがいずれかのブースの通路空間3aによって隔てられている構成であれば、全てのブースにおいて、隣接するブースとの間を仕切る隔壁側に通路空間3aが設けられる構造でなくてもよい。
(変形例2)また、上述した実施形態では、各ブースの出入口5から、当該出入口5に対向して設置されている隔壁21aまでの一直線状の経路を有する空間部分が当該ブースの通路空間3aである例について説明したが、通路空間3aは一直線状に限らない。例えば、図3(b)に示す通路形成パネル体230は、実施形態と同様の通路形成パネル体23と、通路形成パネル体23に対して直交するように通路形成パネル体23の先端部231にパネル2を更に連結した部分とで形成されており、出入口5から隔壁21aまでの空間3aと矢印31aで示す空間が通路空間となる。
(変形例3)また、上述した実施形態では、各ブースの出入口5の一端である隔壁21cと直交するように当該ブースの内側方向にパネル2を連結して通路形成パネル体23を設ける例について説明したが、隔壁21cの端部211に連結させるパネル2の角度は直交する場合に限らず、予め定めた一定の角度で隔壁21cの端部211にパネル2を連結させてもよい。なお、この場合には、パネル2を連結させる角度に応じた連結部材によって各パネル2を連結させるようにする。このような連結の例としては、例えば、図3(c)に示すように、隔壁21cに対して鈍角となるようにブースの内側方向へパネル2を連結させて通路形成パネル体23を設けてもよいし、図3(d)に示すように、隔壁21cに対して鋭角となるようにブースの内側方向へパネル2を連結させて通路形成パネル体23を設けてもよい。また、図3(e)の通路形成パネル体23で示すように、隔壁21cに対して一定の角度でパネル2を連結させ、その先端部232に隔壁22と平行となるようにパネル2を更に連結して形成してもよい。
(変形例4)また、上述した実施形態では、各ブースに形成される通路形成パネル体23は直線形状である例について説明したが、図4(a)に示すように、アーチ形状のパネルを隔壁21cの端部211に連結させて通路形成パネル体23を形成するように構成してもよい。図4(a)において右側のブース3の会話空間3bにおいて、話者(音源)Xや話者Yが音声を発したときの、出入口5を経由して外部空間に伝搬する話者X及び話者Yの直接音の伝搬経路は、実線矢印で示すように通路形成パネル体23によって遮断される。
(変形例5)また、上述した実施形態では、平面状のパネル2を用いて形成されるブースの形状は矩形である例について説明したが、例えば、図4(b)に示すように、アーチ形状のパネルを連結することにより複数の円形のブースを隣接して形成するように構成してもよい。なお、この場合も実施形態と同様に、隣接するブースとの間に出入口5からの通路空間3aを形成するように各ブースの内側方向へ通路形成パネル体23を設置する。この場合、通路空間3aを除く破線で仕切られた空間3bが会話空間として形成される。
(変形例6)また、上述した実施形態では、各ブースの通路形成パネル体23は隔壁21cに対して全て同じ角度、同じ長さで形成される例について説明したが、隔壁21cに対する通路形成パネル体23の角度や通路形成パネル体23の長さをブース毎に変えるように構成してもよい。
(変形例7)また、上述した実施形態では、幅の長さが異なる2種類のパネル2を連結して構成されたブース構造について説明したが、パネルの種類は1種類でもよく、また、3種類以上の寸法の異なるパネルを連結して構成してもよい。
(変形例8)また、上述した実施形態では、視覚的に透過性を有しないパネル2を連結して構成されたブース構造1を例に説明したが、視覚的に透過性を有するパネルを用いてブース構造1を構成してもよい。
(変形例9)また、上述した実施形態に係るパネル2の内部にスピーカを設け、各パネル2のスピーカに対してマスキング音を放音させる放音制御装置を会話空間3b等に設けるように構成してもよい。パネル2のスピーカからマスキング音が放音されることにより、ブース3の会話空間3bにおける会話音声を外部空間や隣接するブースにおいて聞こえにくくすることができる。
1・・・ブース構造、2・・・パネル、2a・・・脚部、2b,2c,2d・・・連結部材、2f・・・溝、2e・・・ネジ穴,2g・・・穴、2h・・・ネジ、21a,21b,21c,22・・・隔壁、23・・・通路形成パネル体、3,31,32,33,35,36・・・ブース、3a・・・通路空間、3b・・・会話空間、4・・・共用通路(外部空間)、5・・・出入口、7a・・・机、7b・・・椅子

Claims (4)

  1. 間仕切り用のパネルを組み合わせて空間を仕切ることで、1つの区画と他の1以上の区画とが隣接する複数の区画を形成し、各区画において、当該区画と外部空間との隔壁となる第1パネル体と、隣接する他の区画との隔壁となる第2パネル体とが形成されると共に、前記外部空間と当該区画との間を出入するための出入口が形成されたブース構造であって、
    形成された前記複数の区画のうち少なくとも一の区画は、一の前記第1パネル体と前記第2パネル体との間に前記出入口が形成されると共に、当該出入口から当該区画内へ向かって、前記一の第1パネル体に対して当該第2パネル体と対面するように前記パネルを連結してなる第3パネル体が配置され、当該第3パネル体を挟んで、前記第2パネル体側には通路空間を有し、当該通路空間とは反対側には会話空間を有することを特徴とするブース構造。
  2. 前記一の区画を除く前記1または複数の区画において、前記出入口は、当該区画における前記第1パネル体のうちの一の前記第1パネル体と他の前記第1パネル体との間に形成されると共に、前記出入口から当該区画内へ向かって、当該一の第1パネル体に対して当該他の第1パネル体と対面するように前記パネルを連結してなる第3パネル体が配置され、当該第3パネル体を挟んで、前記第2パネル体側には通路空間を有し、当該通路空間とは反対側には会話空間を有することを特徴とする請求項1記載のブース構造。
  3. 前記各区画における前記第3パネル体は、当該区画内の前記会話空間において発せられた音声が、当該区画の前記出入口を経由して前記外部空間へ伝搬する直接音の伝搬経路を遮断する形状で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブース構造。
  4. 前記パネルは、マスキング音を放音する放音部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のブース構造。
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