JP7398742B2 - 伝搬音抑制構造及び管内伝搬音抑制構造 - Google Patents

伝搬音抑制構造及び管内伝搬音抑制構造 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 発行者名:一般社団法人日本音響学会、 刊行物名:日本音響学会2019年秋季研究発表会 講演論文集CD-ROM、発行日:2019年8月21日 集会名:日本音響学会建築音響研究委員会、2019年10月度建築音響研究会、岡山国際交流センター、開催日:令和元年10月18日
本発明は、伝搬音抑制構造及び管内伝搬音抑制構造に関する。
従来の位相干渉・共鳴器などを応用した減音装置は、低周波数領域の特定の周波数の音をピンポイントでしか低減することができず、低周波数領域の音を広い範囲で低減することができないのでトンネル掘削時の発破音などを減音することができないという問題があった。
そこで、伝搬音の伝搬方向と交差する方向に沿った仕切り板のエッジに吸音層を備えることにより、エッジ付近で粒子速度に基づく振動エネルギを熱エネルギに変換することで所望の周波数領域の伝搬音を広い範囲で大きく低減することができる減音装置が提案されている(特許文献1)。
この減音装置は、伝搬方向と直交する仕切り板等で区切られた適切な大きさの複数の窪みの並びがある場合、この窪みの開口面を形成する仕切り板付近で開口面の法線方向に大きな粒子速度の領域が集中して現れることから、この粒子速度の増大が集中する領域に吸音層を設けることにより音エネルギを熱エネルギに変換する。
そして、この減音装置は、上記のトンネル工事の発破音のみならず、例えばオフィスビルの天井又は空中に設けられるダクト管内を伝搬する伝搬音に対しても有用であることから管内伝搬音抑制構造と呼ばれる。
特開2019-207385号公報
そこで、本発明は、従来の減音装置を改良し、優れた騒音低減効果が得られる伝搬音抑制構造及び管内伝搬音抑制構造を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
[1]本発明に係る伝搬音抑制構造の一態様は、
設置面に、伝搬音の伝搬方向に沿って50mm~200mmの間隔をあけて配置された3枚以上の仕切り板と、
隣り合う一方の前記仕切り板から他方の前記仕切り板まで延在する吸音材と、
前記吸音材と前記設置面との間に設けられた空気層と、
を備え、
前記仕切り板は、それぞれ前記伝搬方向と交差して配置され、かつ、前記設置面から前記設置面とは反対側の自由端までの高さが100mm~400mmであり、
前記吸音材は、前記仕切り板における前記自由端から5mm以上突出すると共に、突出した高さ以上の厚さを備えることを特徴とする。
[2]上記伝搬音抑制構造の一態様において、
前記吸音材は、前記自由端から25mm以上突出することができる。
[3]本発明に係る管内伝搬音抑制構造の一態様は、
管体と、
前記管体に設けられた前記伝搬音抑制構造と、
を備え、
前記管体は、前記伝搬方向に沿って延び、
前記設置面は、前記管体の内面であり、
前記仕切り板は、前記内面に沿ってそれぞれ連続して設けられ、
前記吸音材は、連続する前記自由端から前記管体の内側へ突出することを特徴とする。
本発明に係る伝搬音抑制構造及び管内伝搬音抑制構造の一態様によれば、優れた騒音低減効果が得られる。
本実施形態に係る伝搬音抑制構造を説明する模式図である。 本実施形態に係る管内伝搬音抑制構造を説明する模式図である。 音源と測定点の配置を説明する縦断面図である。 基準試験体と比較例1~3に用いた試験体を説明する模式図である。 比較例1~3の騒音低減効果を示すグラフである。 実施例1,2及び比較例4,5に用いた試験体を説明する模式図である。 実施例1,2及び比較例4,5の騒音低減効果を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.伝搬音抑制構造
図1を用いて本実施形態に係る伝搬音抑制構造1について説明する。図1は、本実施形態に係る伝搬音抑制構造1を説明する模式図であり、(a)が伝搬音抑制構造1の側面図であり、(b)が伝搬音抑制構造1の正面図である。
図1に示すように、伝搬音抑制構造1は、設置面10に配置された3枚以上の仕切り板30と、仕切り板30の間に配置された吸音材40と、吸音材40と設置面10との間に設けられた空気層50と、を備える。
設置面10は、図1におけるX-Z平面であり、伝搬音抑制構造1を設ける面である。設置面10は、略平面であるが多少の凹凸があってもよい。設置面10は、部屋の床面、壁面及び天井の少なくともいずれか一つであってもよいし、後述する管体の内面の一部であってもよい。
仕切り板30は、例えば、設置面10に対して鉛直方向に立設されたY-Z方向に延びる板状体である。仕切り板30は、設置面10に、伝搬音の伝搬方向Dに沿って間隔をあけて配置される。隣り合う仕切り板30の間隔は、50mm~200mmである。仕切り板30は、下端の固定端32が設置面10上に固定される。また、仕切り板30は、設置面10上に載置されるだけでもよい。仕切り板30は、設置面10とは反対側が自由端3
4である。仕切り板30は、それぞれ伝搬音の伝搬方向Dと交差して配置され、例えば伝搬方向Dと直交するように配置されることが好ましい。仕切り板30は、それぞれ設置面10から設置面10とは反対側の自由端34までの高さHbが100mm~400mmである。仕切り板30の材質は、一般的に遮音材として用いられる例えば、金属、ガラス、樹脂、木材のようなものである。
仕切り板30は、3枚以上が設置面10上に配置される。隣り合う仕切り板30の間で気柱共鳴による騒音低減効果が得られるため、仕切り板30の枚数は多い方が好ましい。上記所定の高さHb及び間隔を有する仕切り板30の気柱共鳴による騒音低減効果は、主に200Hz~800Hzの間で得られる。
吸音材40は、隣り合う一方の仕切り板30から他方の仕切り板30まで延在する。吸音材40は、隣り合う仕切り板30の間隔と等しい長さを備える。
吸音材40は、仕切り板30の自由端34から5mm以上突出すると共に、突出した高さHa以上の厚さTaを備える。吸音材40の仕切り板30から突出した高さHaが5mm以上であれば、高さHaが0mmのときよりも優れた騒音低減効果が得られる。吸音材40の突出した高さHaによる騒音低減効果は、主に仕切り板30の気柱共鳴による騒音低減効果よりもやや低い周波数の空気伝搬音を抑制する効果として現れる。吸音材40は、仕切り板30の自由端34から25mm以上突出することがさらに好ましい。吸音材40の突出した高さHaが25mm以上であることにより、優れた空気伝搬音抑制効果を得ることができる。また、吸音材40の突出した高さHaは、市販の吸音材を加工して用いることを考慮すると、50mm以下であることが好ましい。
吸音材40の厚さTaは、突出した高さHa以上であるため、5mm以上である。吸音材40の厚さTaは、25mm以上であることが好ましく、50mm以上であることがさらに好ましい。また、吸音材40の厚さTaは、伝搬音抑制構造1が設けられた空間の利用態様や設備コストなどに応じて上限を設定することができる。
吸音材40としては、グラスウール、ロックウール、多孔質体等を採用することができる。多孔質体としては、例えば活性炭を採用することができる。吸音材40としては、価格や取り扱いの容易さなどからグラスウールが好ましい。
空気層50は、隣り合う仕切り板30の間であって、仕切り板30の自由端34に設けられた吸音材40と設置面10との間に設けられる。吸音材40によって蓋をされた状態の空気層50を設けることにより、主に800Hz以上の周波数に対する騒音低減効果に優れる。
伝搬音抑制構造1は、トンネル、オフィス、病院、学校、工場などに採用することができる。
伝搬音抑制構造1は、例えば、間隔が固定された2枚の仕切り板30と、仕切り板30の自由端34に固定された吸音材40とをあらかじめ組み合わせた1組の組立体を用いてもよい。複数組の組立体を仕切り板30が背面合わせになるように伝搬方向Dに沿って並べることで伝搬音抑制構造1を形成してもよい。
2.管内伝搬音抑制構造
図2を用いて本実施形態に係る管内伝搬音抑制構造2について説明する。図2は、本実施形態に係る管内伝搬音抑制構造2を説明する模式図であり、(a)が管内伝搬音抑制構造2の(b)におけるA-A断面図であり、(b)が管内伝搬音抑制構造2の正面図であ
る。なお、図2の(a)では断面形状を明確に表すために仕切り板300及び吸音材400の一部を破線で示す。
図2に示すように、管内伝搬音抑制構造2は、管体20と、管体20に設けられた伝搬音抑制構造1と、を備える。伝搬音抑制構造1は、上述した通りであるので重複する説明を省略するが、設置面10が管体20の内面22であることにより異なる点を中心に説明する。
管体20は、伝搬方向Dに沿って延びる。管体20は、例えば、建築物に設けられるダクトやトンネルである。管体20は、管体20の内面22が正面視で四角形であるが、これに限らず、例えば四角形以外の多角形や円形であってもよい。
仕切り板300は、内面22から管体20の中心側へ向けて突出するように配置される。そのため、管体20の内面22の各面において図1を用いて説明した伝搬音抑制構造1と同様に騒音低減効果が得られる。仕切り板300は、正面視で上面、底面及び両側面の内面22に沿ってそれぞれ連続して設けられる。仕切り板300は、図2の(b)に示すように中央に開口を有する一枚の板状体である。仕切り板300は、内面22の一部の面例えば両側面のみに設けてもよい。
吸音材400は、連続する自由端340から管体20の内側へ突出する。図2の(a)のようにA-A断面図で見ると、基本的な構造は図1の(a)における伝搬音抑制構造1と同じであるが、(b)に示すように吸音材400は中心に四角形の開口を有する四角形に形成される。吸音材400が形成する開口は、仕切り板300の自由端340によって形成される四角形の開口よりも小さく、自由端340の内側に形成される。
内面22の各辺における吸音材400の突出した高さは、自由端340から5mm以上であり、特に25mm以上であることが好ましい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図3に示す装置を用いて音圧レベルを測定した。図3は、音源であるスピーカ6と測定点7の配置を説明する縦断面図である。図3では、基準試験体2aを中心に開口のあるベニヤ板4の上に配置させ、ベニヤ板4の開口を塞ぐようにスピーカ6を配置した。ベニヤ板4とスピーカ6との間には緩衝材5を設けた。スピーカ6は、WASEDA E.E.W-3232平面スピーカ(300×300mm)を使用した。試験音にはピンクノイズを用い、測定状況によらず入力電圧を一定とした。基準試験体2aの管体20は、長さ1000mmの塩化ビニル製の角筒であり、第1開口部24をベニヤ板4上に配置して伝搬方向Dが基準試験体2aの中心軸線上を通るようにした。第2開口部26の中心と測定点7との距離は500mmであった。図3の装置は、無響室内に配置した。
まず、スピーカ6から試験音を放出しながら、測定点7における音圧レベルを測定した。次に、基準試験体2aを図4及び図6に示す試験体2b~試験体2hに替えてそれぞれの音圧レベルを同様に測定した。なお、基準試験体2a及び試験体2b~試験体2hにお
ける管体20は同じであり、試験体2b~試験体2hにおける仕切り板300及び吸音材400の材質及び厚さは同じである。
図4の(a)~(d)を用いて基準試験体2a、比較例1~3の試験体2b~2dについて説明する。図4は、基準試験体2aと比較例1~3に用いた試験体2b~2dを説明する模式図である。基準試験体2aは、その内面22に仕切り板300及び吸音材400を有しない上述の塩化ビニル製の角筒であった。
比較例1の試験体2bは、第1開口部24から250mmと750mmの位置に厚さ5mmの仕切り板300が内面22に固定され、2枚の仕切り板300の間に長さ490mmの吸音材400が固定された。吸音材400は、自由端340の各辺から25mm管体20の中心側へ突出させた(高さHa=25mm)。仕切り板300の内面22からの高さHbは100mmであり、自由端340により形成される四角形の開口は幅300mmであった。吸音材40は、長さが490mm、厚さが50mm、材質がグラスウール(32kg/m)であった。
比較例2の試験体2cは、比較例1の試験体2bと同様に仕切り板300を配置して、吸音材400を設けなかった。比較例3の試験体2dは、仕切り板300を設けずに、第1開口部24から250mmの位置に長さが500mmの吸音材400を内面22に沿って固定した。
比較例1~3の試験体2b~2dを図3に示す装置に基準試験体2aに替えて順に設置して、音圧レベルを測定した。基準試験体2aの音圧レベルを基準レベルとする各試験体の騒音低減効果(dB)を算出し、図4に試験体2b~2dにおける160Hz~1.6kHzの騒音低減効果(dB)を示した。図4において、横軸は周波数(Hz)であり、縦軸は騒音低減効果(dB)であり、実線Ce1は試験体2bの騒音低減効果であり、破線Ce2は試験体2cの騒音低減効果であり、破線Ce3は試験体2dの騒音低減効果である。騒音低減効果が大きいほど基準試験体2aに比べて管内伝搬音が抑制されたことを示す。
図5に示すように、160Hz~1.6kHzの全体に渡って比較例1の試験体2bが比較例2,3の試験体2c,2dに比べて騒音低減効果が大きかった。特に、比較例1の試験体2bは、1kHz~1.6kHzの高い周波数における騒音低減効果に優れていた。
図6の(e)~(h)を用いて実施例1,2及び比較例4,5の試験体2e~2hについて説明する。図6は、実施例1,2及び比較例4,5に用いた試験体2e~2hの管内伝搬音抑制構造を説明する模式図である。試験体2e~2hは、吸音材400が自由端340から突出する高さが異なるだけで、他の構成は同一であった。なお、試験体2gは、上述の特許文献1に対応する。
実施例1,2及び比較例4,5の試験体2e~2hは、第1開口部24から250mm~750mmの位置まで厚さ5mmの仕切り板300を50mm間隔で10枚配置し、隣接する仕切り板300の間に長さ50mmの吸音材400がそれぞれ固定された。仕切り板300は、比較例1の仕切り板300と同じであった。吸音材40は、長さが50mm、厚さが50mm、材質がグラスウール(32kg/m)であった。
実施例1の試験体2eにおける吸音材400は、自由端340の各辺から5mm管体20の中心側へ突出させた(高さHa=5mm)。実施例2の試験体2fにおける吸音材400は、自由端340の各辺から25mm管体20の中心側へ突出させた(高さHa=2
5mm)。比較例4の試験体2gにおける吸音材400は、自由端340の各辺と面一(高さHa=0mm)であった。比較例5の試験体2hにおける吸音材400は、自由端340の各辺から5mm管体20の内面22側に入り込んでいた(高さHa=-5mm)。
実施例1,2及び比較例4,5の試験体2e~2hを図3に示す装置に基準試験体2aに替えて順に設置して、音圧レベルを測定した。基準試験体2aの音圧レベルを基準レベルとする各試験体の騒音低減効果(dB)を算出し、図7に試験体2e~2hにおける160Hz~1.6kHzの騒音低減効果(dB)を示した。図7において、横軸は周波数(Hz)であり、縦軸は騒音低減効果(dB)であり、実線Ex1は試験体2eの騒音低減効果であり、破線Ex2は試験体2fの騒音低減効果であり、破線Ce4は試験体2gの騒音低減効果であり、破線Ce5は試験体2hの騒音低減効果である。騒音低減効果が大きいほど基準試験体2aに比べて管内伝搬音が抑制されたことを示す。
図5と図7を比較すると、実施例1,2及び比較例4,5の方が比較例1~3に比べて200Hz~800Hzにおける騒音低減効果が大きかった。また、図7に示すように、160Hz~500Hzの範囲で実施例1,2の試験体2e,2fが比較例4,5の試験体2g,2hに比べて騒音低減効果が大きかった。特に、実施例2の試験体2fは、試験体2e,2g,2hに比べて160Hz~400Hzの周波数における騒音低減効果に優れていた。
1…伝搬音抑制構造、2…管内伝搬音抑制構造、2a基準試験体、2b~2h…試験体、4…ベニヤ板、5…緩衝材、6…スピーカ、7…測定点、10…設置面、20…管体、22…内面、24…第1開口部、26…第2開口部、30…仕切り板、32…固定端、34…自由端、40…吸音材、50…空気層、300…仕切り板、320…固定端、340…自由端、400…吸音材、500…空気層、D…伝搬方向、Ha…高さ、Hb…高さ、Ta…厚さ

Claims (3)

  1. 設置面に、伝搬音の伝搬方向に沿って50mm~200mmの間隔をあけて配置された3枚以上の仕切り板と、
    隣り合う一方の前記仕切り板から他方の前記仕切り板まで延在する吸音材と、
    前記吸音材と前記設置面との間に設けられた空気層と、
    を備え、
    前記仕切り板は、それぞれ前記伝搬方向と交差して配置され、かつ、前記設置面から前記設置面とは反対側の自由端までの高さが100mm~400mmであり、
    前記吸音材は、前記仕切り板における前記自由端から5mm以上突出すると共に、突出した高さ以上の厚さを備えることを特徴とする、伝搬音抑制構造。
  2. 請求項1において、
    前記吸音材は、前記自由端から25mm以上突出することを特徴とする、伝搬音抑制構造。
  3. 管体と、
    前記管体に設けられた請求項1または請求項2に記載の前記伝搬音抑制構造と、
    を備え、
    前記管体は、前記伝搬方向に沿って延び、
    前記設置面は、前記管体の内面であり、
    前記仕切り板は、前記内面に沿ってそれぞれ連続して設けられ、
    前記吸音材は、連続する前記自由端から前記管体の内側へ突出することを特徴とする、管内伝搬音抑制構造。
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