JP5294731B2 - 間仕切 - Google Patents

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本発明は、オフィスや応接ルーム等を区画するために用いられる間仕切に関する。
複数人が集うオフィスで業務に従事しているとき、複写機、ファクシミリ等の作動音や他人の会話がうるさく感じられ、作業への集中を妨げることがある。また、会議室や応接室、あるいは接客ブースでの他人の会話が聞こえ伝わってくるのは、プライバシーやセキュリティの観点から見ても好ましくない。
上述の問題を緩和ないし解消する具体的手段として、下記文献に開示されているような音響システムが既知である。特許文献1に記載のシステムは、吸音材を充填した間仕切にマイク及びスピーカを実装し、騒音の高周波成分を吸音材で吸音するとともに、低周波成分をマイクで集音した上でそれを打ち消す逆位相の音をスピーカから出力するノイズキャンセリングを行うものである。非特許文献1に記載のシステムは、いわゆるマスキング効果及びカクテルパーティ効果を応用しており、部屋の天井裏に数m間隔で設置したスピーカから特定のマスキング音を出力して機器作動音や他人の会話をマスキングするものである。何れのシステムも、何らかの音をスピーカから出力する点で共通している。
特開平09−281977号公報 "サウンドマスキングシステム",コクヨ総合カタログ2008年版ファニチャー編,コクヨ株式会社,平成19年12月,p.223
上掲の特許文献1に記載のシステムでは、上向き、下向きまたは外装パネルの法線方向を向いたスピーカが外部に露出しており、そのスピーカから音が発せられることを明確に知覚できる。当該システムの如く音の出所が明らかであると、却ってそれが気になり、不快感を覚えたり作業への集中の妨げとなったりするきらいがある。
他方、非特許文献1に記載のシステムでは、スピーカが天井板により遮蔽され、スピーカから発せられた音が天井板を介して伝わるので、音の出所は露わとならない。だが、天井裏にスピーカを敷設する施工コストの負担は否めない。
以上に鑑みてなされた本発明は、音の出所が明らかとならず効果的に機器作動音や他人の会話をマスキングできるようにし、かつ施工コストの軽減を図ることを所期の目的とする。
本発明では、外装パネル間に空洞が形成されている間仕切本体と、前記間仕切本体内部の前記空洞を上下に区画し得る位置に配置され、下方若しくは斜め下方、または、上方若しくは斜め上方に向けて音を発するスピーカとを具備してなる間仕切を構成した。ここにいう間仕切は、高さ寸法が天井よりも低いローパーティション、天井付近まで到達するパーティションの双方を含む。前記スピーカは、好ましくは平面スピーカとする。
本発明に係る間仕切では、スピーカから発せられた音が外装パネル間の空洞内を伝搬し、床面(スピーカから下方若しくは斜め下方に音を発する場合)または天井面(スピーカから上方若しくは斜め上方に音を発する場合)で反射したり、外装パネルを振動させたりして室内に拡がる。いうなれば、空洞をチャンバとして外装パネルの広範囲から音を鳴らせ、機器作動音や他人の会話等をマスキングする作用を営む。このようなものであれば、音の出所が明確に知覚されることがない。しかも、室内に間仕切を配置することを通じてスピーカの設置が完了するため、天井裏にスピーカを敷設する場合のような施工コストの負担も不要である。
前記スピーカが下方若しくは斜め下方に向けて音を発するものである場合に、前記空洞が前記間仕切本体の下端部において外部に連通していれば、スピーカから発せられた音を間仕切本体の下端部から外部に放射することができるので、音の出所の隠蔽に一層好都合である。
前記スピーカが下方若しくは斜め下方に向けて音を発するものである場合に、前記空洞における前記スピーカが音を発する方向と反対方向にある領域(前記スピーカよりも上方に位置する領域に吸音材が充填されていれば、スピーカから発せられる音が空洞内を上方に伝搬することを抑制できる。これにより、室内におけるある高さ位置以下の区域に重点的に音を行き渡らせることが可能となる。よって、例えば、スピーカから発せられた音が座った姿勢では耳に入るが、立った姿勢では耳に入らないという音環境を構築することができ、特に執務スペースへの適用に好適となる。なお、前記スピーカが上方若しくは斜め上方に向けて音を発するものである場合においても、前記空洞における前記スピーカが音を発する方向と反対方向にある領域(前記スピーカよりも下方に位置する領域)には吸音材を充填することが考えられる。さすれば、吸音材の存在により、室内におけるある高さ位置以上の区域に、重点的に音を行き渡らせることが可能となる。
前記スピーカが下方若しくは斜め下方に向けて音を発するものである場合に、スピーカから発せられた音が座った姿勢では耳に入るが、立った姿勢では耳に入らないという音環境を構築するためには、前記スピーカを床面から1200mm近傍またはそれ以下の高さに位置づけることが望ましい。
外装パネル間に空洞が形成されている間仕切本体と、前記間仕切本体内部の前記空洞を上下に区画し得る位置に配置され少なくとも下方若しくは斜め下方に向けて音を発するスピーカとを具備してなる間仕切において、前記間仕切本体が、鉛直方向に延伸した複数本の立柱と、水平方向に延伸しそれら立柱同士を連結する横桟と、立柱の表側及び裏側にそれぞれ取り付けられる外装パネルとを要素とし、立柱及び外装パネルに包囲された空洞内に前記スピーカが配置されるとともに、そのスピーカよりも下方には横桟が存在しない構造をなしていれば、スピーカよりも下方の空洞を床面まで連通させることができ、スピーカから発せられた音の伝搬を阻害しない。
スピーカは、必ず下方に音を発するとは限られない。スピーカが上方若しくは斜め上方に向けて音を発するものである場合には、室内の天井面に音を当て反射させて室内に拡散させることができ、音の出所を有効に隠蔽できる。あるいは、外装パネル間に空洞が形成されている間仕切本体と、前記間仕切本体内部の前記空洞を左右に区画し得る位置に配置され、室内の壁面に臨む側方若しくは斜め側方に向けて音を発するスピーカと、前記空洞における前記スピーカの反壁面側にある領域に充填される吸音材とを具備してなる間仕切を構成すれば、室内の壁面に音を当て反射させて室内に拡散させることができ、音の出所を有効に隠蔽できる。並びに、吸音材の存在により、室内における壁面からある距離以内の区域に、重点的に音を行き渡らせることも可能となる。
本発明によれば、音の出所が明らかとならず効果的に機器作動音や他人の会話をマスキングできる。特段の施工コストの負担も不要である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、説明の簡明化のため、外装パネル24、25、26の法線方向から見て前後左右を定義している。
図1ないし図3に、本実施形態の間仕切1を示す。本間仕切1は、高さ寸法が約1500mmのローパーティションであり、寝台金具やその他の既知の連結具(図示せず)を使用して複数基を連接することができる。また、本間仕切1とは別種の(スピーカを内蔵していない)パーティション類4と連接することもできる。
本間仕切1は、表裏の外装パネル24、25、26間に空洞を形成した間仕切本体2と、間仕切本体2に内蔵したスピーカ3とを具備する。
間仕切本体2は、鉛直方向に延伸し床面Fに接地する複数本の立柱21、22と、水平方向に延伸して立柱21、22同士を連結する横桟23と、立柱21、22及び横桟23の正面に取り付ける表側外装パネル24、25と、立柱21、22及び横桟23の背面に取り付ける裏側外装パネル26とを要素とする。
立柱21、22は、一基の間仕切本体2の左右両側縁部及びそれらの中間部に存在する。図示例では、左右及び中央に都合三本の立柱21、22を設立している。間仕切本体2の上縁部に存在する横桟23は、立柱21、22の上端同士を連結する。この横桟23には、間仕切本体2の内外を連通する配線用開口231を穿ってある。
そして、立柱21、22及び横桟23に跨ってこれらの背面を隠蔽するように、裏側外装パネル26を取り付けている。本実施形態にあって、裏側外装パネル26は一枚の大形のパネルである。裏側外装パネル26は、取り外し不能である。
並びに、立柱21、22及び横桟23に跨ってこれらの正面を隠蔽するように、表側外装パネル24、25を取り付けている。本実施形態にあって、表側外装パネル24、25は複数枚に分かれており、それらパネル24、25を上下方向にほぼ隙間なく配列するものとしている。複数枚の表側外装パネル24、25のうちの一部24は取り外し不能、残り25は取り外し可能である。具体的には、最上段のパネル25が取り外し可能、その直下のパネル24が取り外し不能、さらに残りのパネル25が取り外し可能である。図示例では、左右の立柱21の正面における、取り外し可能な表側外装パネル25の四隅に対応する箇所に鬼目ナット211を埋め込んでおり、表側外装パネル25の四隅に挿し通した化粧ビス251を各鬼目ナット211にねじ込むことで表側外装パネル25を取り付けている。取り外し不能の表側外装パネル24もまた、その四隅に挿し通したタッピングビス241を立柱21の正面にねじ込んで取り付けている。
総じて言えば、複数本の立柱21、22を横桟23、裏側外装パネル26及び表側外装パネル24によって相互連結して、間仕切本体2の基幹構造を構築している。
しかして、立柱21、22、横桟23及び外装パネル24、25、26が包囲する空洞内の、当該空洞を上下に区画し得る位置に、音Sを発するスピーカ3を設置している。スピーカ3は、主に鉛直下方に向けて音Sを発するものであり、本実施形態では平面スピーカ3を採用している。スピーカ3は、取り外し不能の表側外装パネル24の上縁近傍の高さ位置に配置する。図示例では、外装パネル24、26の内面に沿って横木27を取り付けており、この横木27にスピーカ3を支持させている。スピーカ3(の振動板)の高さ位置は、床面Fから約1200mmである。
スピーカ3は、当該スピーカ3を介して出力する音声を再生するための音響再生装置(図示せず)、即ちオーディオ機器やパーソナルコンピュータ等と接続する。音響再生装置とスピーカ3とを繋ぐ配線(図示せず)は、横桟23に穿った配線用開口231を介して間仕切本体2内部に導き入れることができる。
スピーカ3よりも上方にある空洞領域には、吸音材29を充填する。吸音材29は、例えばウレタンスポンジ等である。吸音材29は、スピーカ3から発せられるマスキング音Sを吸音して上方への伝搬、拡散を抑制する役割を担う。
スピーカ3が出力する音声Sは、作業に伴って発生する騒音、各種機器の作動音、他人の会話、生活騒音等をマスキングする効果のある音とする。好適なマスキング音Sは、ピンクノイズ(少なくとも可聴域にて、パワーが周波数に反比例する傾向を有した雑音)、ホワイトノイズ(少なくとも可聴域にて、パワーが周波数によらず略均一な傾向を有した雑音)等であるが、これらのノイズではない音、環境音楽または楽曲類をスピーカ3から出力しても構わない。
図4に模式的に示しているように、スピーカ3から発せられたマスキング音Sは、間仕切本体2内部の空洞内を下方に伝搬する。空洞は、間仕切本体2の下端部において外部に連通している。具体的には、表側外装パネル25の下端と床面Fとの間に約10mmないし20mmの隙間を設けており、その隙間を介してマスキング音Sを外部に放出する。隙間には、遮音性の低い目隠し部材28、例えば布や網、刷毛等を装着することが好ましい。尤も、目隠し部材28を装着することは必須ではない。
また、スピーカ3から発せられたマスキング音Sは、複数枚に分割している表側外装パネル24、25間の目地部分から外部に伝わることがあり得るし、スピーカ3よりも下方にある表側外装パネル24、25を共鳴振動させる等して上記の隙間や目地部分を通過せずに外部に伝わることもあり得る。
かくして、本間仕切1は、少なくとも表側、スピーカ3の配置高さ以下の区域に重点的にマスキング音Sを拡散させ行き渡らせることができる。勿論、裏側外装パネル26の下端を床面Fから浮かせて隙間を設けたり、裏側外装パネル26を複数枚に分割して目地を設けたり、あるいは裏側外装パネル26を共鳴振動させたりして、図5に模式的に示しているように間仕切1の裏側にもマスキング音Sを拡散させることは可能である。
本間仕切1を用い、表側外装パネル24、25を内に向けて室内を区画したとき、区画された内側の執務スペースに所在する者は、内外で発生する機器作動音や他人の会話等を気にすることなく作業に集中できるようになる。また、複数基の間仕切1により複数の接客ブース等を設営したときには、各接客ブースにおける会話の内容が他の接客ブースに聞こえ伝わりにくくなる。
本実施形態によれば、外装パネル24、25、26間に空洞が形成されている間仕切本体2と、前記間仕切本体2内部の前記空洞を上下に区画し得る位置に配置され少なくとも下方に向けて音Sを発するスピーカ3とを具備する間仕切1を構成したため、スピーカ3から下方に発せられた音Sが外装パネル24、25、26間の空洞内を伝搬し、床面Fで反射したり、外装パネル24、25、26を振動させたりして室内に拡がり、機器作動音や他人の会話等をマスキングする作用を営むことができる上、音Sの出所が明確に知覚されることがない。しかも、室内に間仕切1を配置することを通じてスピーカ3の設置が完了するため、天井裏にスピーカ3を敷設する場合のような施工コストの負担も不要である。
前記空洞が前記間仕切本体2の下端部において外部に連通しているため、スピーカ3から発せられた音Sを間仕切本体2の下端部から外部に放射することができるので、音Sの出所の隠蔽に一層好都合である。
前記空洞における前記スピーカ3よりも上方に位置する領域に吸音材29が充填されているため、スピーカ3から発せられる音Sが空洞内を上方に伝搬することを抑制できる。これにより、室内におけるある高さ位置以下の区域に重点的に音Sを行き渡らせることが可能となる。よって、例えば、スピーカ3から発せられた音Sが座った姿勢では耳に入るが、立った姿勢では耳に入らないという音環境を構築することができ、特に執務スペースへの適用に好適となる。
前記スピーカ3を床面Fから1200mm近傍またはそれ以下の高さに位置づけているため、スピーカ3から発せられた音Sが座った姿勢では耳に入るが、立った姿勢では耳に入らないという音環境を効果的に構築することが可能である。
前記間仕切本体2が、鉛直方向に延伸した複数本の立柱21、22と、水平方向に延伸しそれら立柱21、22同士を連結する横桟23と、立柱21、22の表側及び裏側にそれぞれ取り付けられる外装パネル24、25、26とを要素とし、立柱21、22及び外装パネル24、25、26に包囲された空洞内に前記スピーカ3が配置されるとともに、そのスピーカ3よりも下方には横桟23が存在しない構造をなしているため、スピーカ3よりも下方の空洞を床面Fまで連通させることができ、スピーカ3から発せられた音Sの伝搬を阻害しない。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、スピーカ3の配置は、床面Fから約1200mmの高さ位置には限定されず、それよりも低位置に配置してもよく、それよりも高位置に配置してもよい。スピーカ3の配置を調整することで、所望の音場の設定が可能になる。スピーカ3が、鉛直下方でなく斜め下方を向いていても構わない。
スピーカ3は、平面スピーカ3には限られない。無指向性のスピーカ3を採用してもよい。
スピーカ3から斜め下方に向けて音Sが出力されてもよく、外装パネル24、25、26の法線方向に向けて音Sが出力されてもよい。さらには、スピーカ3から上方に向けて音Sが出力されてもよい。スピーカ3上方の吸音材29を除くことも許される。
さらに、スピーカ3は、必ず下方に音Sを発するとは限られない。図6に示す変形例は、外装パネル24、25、26間に空洞が形成されている間仕切本体2と、前記間仕切本体2内部の前記空洞を上下に区画し得る位置に配置され少なくとも上方または斜め上方に向けて音を発するスピーカ3と、前記空洞における前記スピーカ3が音を発する方向と反対方向即ちスピーカ3の下方にある領域に充填された吸音材29とを具備する間仕切1である。空洞は、間仕切本体2の上端部において外部に連通している。外装パネル24、25、26または横桟23の上端と室内の天井面Cとの間には隙間があり、その隙間を介してマスキング音Sを外部に放出する。このようなものであれば、天井面Cに音Sを当てて反射させる等して音Sを室内に拡散させることができ、音Sの出所を有効に隠蔽できる。並びに、吸音材29の存在により、室内におけるある高さ位置以上の区域に重点的に音を行き渡らせることも可能となる。
図7に示す変形例は、外装パネル24、25、26間に空洞が形成されている間仕切本体2と、前記間仕切本体2内部の前記空洞を左右に区画し得る位置に配置され少なくとも室内の壁面Wに臨む側方または斜め側方に向けて音を発するスピーカ3と、前記空洞における前記スピーカ3が音を発する方向と反対方向即ちスピーカ3の反壁面W側にある領域に充填された吸音材29とを具備する間仕切1である。空洞は、間仕切本体2の側端部において外部に連通している。外装パネル24、25、26または、立柱21の側端と室内の壁面Wとの間には隙間があり、その隙間を介してマスキング音Sを外部に放出する。このようなものであれば、壁面Wに音Sを当てて反射させる等して音Sを室内に拡散させることができ、音Sの出所を有効に隠蔽できる。並びに、吸音材29の存在により、室内における壁面Wからある距離以内の区域に重点的に音を行き渡らせることも可能となる。
その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態の間仕切を示す斜視図。 同間仕切の分解斜視図。 同間仕切の側断面図。 マスキング音の伝搬方向を模式的に示す側断面図。 マスキング音の伝搬方向を模式的に示す側断面図。 本発明の変形例の一を示す側断面図。 本発明の変形例の一を示す正断面図。
符号の説明
1…間仕切
2…間仕切本体
24、25、26…外装パネル
3…スピーカ

Claims (7)

  1. 外装パネル間に空洞が形成されている間仕切本体と、
    前記間仕切本体内部の前記空洞を上下に区画し得る位置に配置され、下方若しくは斜め下方、または、上方若しくは斜め上方に向けて音を発するスピーカとを具備してなる間仕切。
  2. 前記空洞における前記スピーカが音を発する方向と反対方向にある領域に吸音材が充填されている請求項1記載の間仕切。
  3. 外装パネル間に空洞が形成されている間仕切本体と、
    前記間仕切本体内部の前記空洞を左右に区画し得る位置に配置され、室内の壁面に臨む側方若しくは斜め側方に向けて音を発するスピーカと、
    前記空洞における前記スピーカの反壁面側にある領域に充填される吸音材とを具備してなる間仕切。
  4. 前記スピーカが平面スピーカである請求項1、2または3記載の間仕切。
  5. 前記スピーカが下方若しくは斜め下方に向けて音を発するものであり、
    前記空洞が前記間仕切本体の下端部において外部に連通している請求項1または2記載の間仕切。
  6. 前記スピーカが下方若しくは斜め下方に向けて音を発するものであり、
    前記スピーカが床面から1200mm近傍またはそれ以下の高さに配置されている請求項1、2または5記載の間仕切。
  7. 外装パネル間に空洞が形成されている間仕切本体と、
    前記間仕切本体内部の前記空洞を上下に区画し得る位置に配置され少なくとも下方若しくは斜め下方に向けて音を発するスピーカとを具備してなり、
    前記間仕切本体は、鉛直方向に延伸した複数本の立柱と、水平方向に延伸しそれら立柱同士を連結する横桟と、立柱の表側及び裏側にそれぞれ取り付けられる外装パネルとを要素とし、
    立柱及び外装パネルに包囲された空洞内に前記スピーカが配置されるとともに、そのスピーカよりも下方には横桟が存在しない構造をなす間仕切。
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