JP2015229839A - 連結型携帯端末用ブース - Google Patents

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Abstract

【課題】公共スペースなどで、携帯端末を利用する為の連結型携帯端末用ブースを提供する。【解決手段】携帯端末用ブースは、複数の吸音ユニット110と吸音ユニットを所定の高さに支持する複数の支柱とからなる。隣接する単体携帯端末用ブースは1つの連結用吸音パネルを共有することにより連結され、連結型携帯端末用ブース200を構成する。連結用吸音パネルは、両側に蟻ホゾと蟻溝が一対づつ設けられる。【選択図】図16

Description

本発明は、公共スペースなどで、携帯端末を利用する為の場所を提供する連結型携帯端末用ブースに関する。
現在、日本でのスマートフォンや携帯電話の普及率は100%を超え、ほぼ全ての人が常時通信手段を保持しているという状況となった。こういった携帯端末は、移動中などすき間時間に情報を収集・発信したり、通常の会話を行ったりでき利便性が高い。事実、往来や建物の中、公園などの公共スペースにいる人々のかなりの割合が、何らかの目的で携帯端末を操作している。
しかしながら、外出中に携帯端末で会話を行う際には、これまでの電話ボックスなどに置かれた公衆電話とは違って、他の人々が普通に歩行している場所で行うという場合が多い。従って、雑踏などでは、周りの雑音で相手の声が良く聞こえないということも少なくない。
駅や建物の中であっても、周囲の反響音が響いて、ゆっくりと会話を行うということはできない。普通は壁の近くなどへ寄って、いくらかでも静かな場所で話そうとする。しかし、実際には壁で反射する雑音が加わって、壁の近くは決して静かな場所ではない。通話相手にとっても、この反射雑音によって音声が聞き取りづらくなってしまうということもある。
また、会話の内容は周囲の人に聞こえる可能性があり、プライベートな内容は話しにくいということもある。更に、歩行しながらの会話や携帯端末の利用は、周りの通行人に迷惑を与える場合もあり、余りマナーの良い行為とは言えない。
このような状況に鑑みて、本件出願人は、特許出願2013−154211号において、携帯端末の利用者の利便性を高めることができる携帯端末用ブースの提案を行った。この携帯端末用ブースによれば、例えば、ホテルのロビーなどに設置することで、マナーよく快適に携帯端末を使うことができ、それと共に利用者のマナーを向上させ、ホテル自体の雰囲気を良くする、といったことが期待できる。また、非特許文献1に開示されている携帯電話用ボックスも、これに近い目的を持っている。
インターネット
本件出願人は、このような携帯端末用ブースの製作と展示を行い、実際に利用した結果、上記目的を十分に達成する機能を持っていることが分かった。その一方で、当然ながら一人が携帯端末用ブースを利用している間は、他の人は利用できないという問題がある。また、携帯端末用ブースの重量は40kg程度であり、それ程重いものではない。その為、地震などで転倒する虞れがある。
そこで、本発明の目的は、複数の人が利用できると共に、地震などでも転倒しにくい連結型携帯端末用ブースを提供することである。
本発明の別の目的は、既存の携帯端末用ブースをそのまま利用し、更に必要に応じて追加の携帯端末用ブースを連結して利用可能なユーザーの人数を増やすことの出来る連結型携帯端末用ブースを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の連結型携帯端末用ブースは、平面視で空間を区画する柱状の吸音ユニットと、この吸音ユニットを所定の高さに支持する複数の支柱とからなる携帯端末用ブースを複数連結した連結型携帯端末用ブースであって、個々の携帯端末用ブースは、前記吸音ユニットの柱状の周縁方向についての分割片である複数の板状吸音パネルと、前記吸音ユニットを所定の高さに支持する複数の支柱とからなり、前記板状吸音パネルは、側面の上下方向に亘って形成された第1係合手段および第2係合手段が設けられており、この係合手段により隣接する前記板状吸音パネル同士を互いに接続でき、前記個々の携帯端末用ブースを構成する板状吸音パネルの少なくとも1つは、前記第1係合手段および第2係合手段を二組備えた連結用吸音パネルであり、当該携帯端末用ブースと隣接する携帯端末用ブースは、1つの連結用吸音パネルを共有することによって連結されている。
好ましい実施例では、前記第1係合手段および前記第2係合手段は、縦方向に延びた蟻ホゾと蟻溝であり、前記板状吸音パネルの縁部にそって設けられている。
また、好ましい実施例では、前記連結用吸音パネルの縦方向の両端部の夫々に、前記蟻ホゾと蟻溝が設けられている。
更に、好ましい実施例では、前記第1係合手段と第2係合手段は、互いに係合した状態では、その延長方向に相対的な移動が可能である。
更に、好ましい実施例では、前記吸音パネルは、吸音材と、この吸音材を装着するアルミパネルとからなり、このアルミパネルに前記第1係合手段および前記第2係合手段が設けられている。前記柱状の吸音ユニットは、例えば、円筒形である。
本発明に係わる連結型携帯端末用ブースによれば、地震などでも転倒しにくく、既存の携帯端末用ブースに増設するという方法で、利用可能人数を増加させることができる。
図1は、単体の携帯端末用ブースを示す斜視図である。 図2は、図1の携帯端末用ブースの板状吸音パネルの構造を示す分解斜視図である。 図3は、図1の携帯端末用ブースの吸音材の吸音構造を示す断面図である。 図4は、図1の携帯端末用ブースの板状吸音パネルを上から見た図である。横断面図である。??? 図5は、図1の携帯端末用ブースを組み立て工程で行われる板状吸音パネルの接続方法を説明する図である。 図6は、図1の携帯端末用ブースを組み立て工程で接続された2枚の板状吸音パネルを示す斜視図である。 図7は、図1の携帯端末用ブースを組み立て工程で組み立てられた吸音ユニットを示す斜視図である。 図8は、図6の板状吸音パネルへ看板を取り付ける場合を説明する斜視図である。 図9は、図1の携帯端末用ブースを組み立て工程で組み立てられた吸音ユニットから、板状吸音パネルを上方へずらせてパイプへ接続する方法を説明する図である。 図10は、パイプへの板状吸音パネルの接続を終えた段階の携帯端末用ブースの状態を示す斜視図である。 図11は、図1の携帯端末用ブースの吸音ユニットへの縁部固定用リムを取付けを説明する図である。 図12は、図1の携帯端末用ブースを組み立て工程で用いられる板状吸音パネルのアルミフレームの横断面図であり、組み立て工程の一部を説明する図である。 図13は、図12の携帯端末用ブースの板状吸音パネルの横断面図であり、組み立て工程の一部を説明する図である。???横断面図である。??? 図14は、図1の携帯端末用ブースの組み立てを説明する図であり、支柱としてのパイプに仮止めされたボルトを利用して、板状吸音パネルを接続する工程を説明する図である。 図15は、図1の携帯端末用ブースの組み立てを説明する図であり、図14に示した工程をパイプに仮止めされたボルトと、板状吸音パネルのネジ孔の周辺を拡大して示した図である。 図16は、本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースを示す正面図である。 図17は、図16に示した連結型携帯端末用ブースの平面図である。 図18は、図16に示した連結型携帯端末用ブースで用いられる連結用吸音パネルを示す正面図である。 図19は、図18のA−A線に沿った連結用吸音パネルを示す横断面図である。??? 図20は、図16に示した連結型携帯端末用ブースにおいて、通常の板状吸音パネルと連結用吸音パネルとの連結部分の近傍を示す拡大断面図である。 図21は、図16に示した連結型携帯端末用ブースの吸音ユニット本体を示す斜視図である。 図22は、図16に示した連結型携帯端末用ブースの吸音ユニット本体の別の例を示す図である。 図23は、単体の携帯端末用ブースを本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースに増設する工程を示す図である。 図24は、更に増設数を増やした例を示す本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースの平面図である。 図25は、部屋の右隅へ設置するのに適した例を示す本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースの平面図である。 図26は、本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースの変形例を示す概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態による連結型携帯端末用ブースを説明する。この携帯端末用ブースは、駅の構内、ビルのロビー、雑踏などに設置しておく。携帯電話を利用したい人は、このブースに入って電話をかけることで周りの反響音などを避け、また話の内容を近くにいる人には聞き取りにくい状態で会話を行うことができる。さらに、周囲の人の視線に気兼ねなく携帯電話を利用できる。
最初に、連結型でない単体の携帯端末用ブースを説明する。好適な実施の形態においては、単体の携帯端末用ブースを組み合わせることで連結型携帯端末用ブースを組み立てることができる。
図1に、本発明の実施形態による連結型携帯端末用ブースで利用できる単体の携帯端末用ブースを示す。この携帯端末用ブース100は、前面に開いた円筒形状の吸音ユニット110と、この吸音ユニット110を支える支持フレーム120とからなっている。それぞれ分解状態で搬入し、現地で組み立てることができる。
吸音ユニット110は、幅20cm、長さ120cm、厚み3cmの板状の板状吸音パネル111を、平面視でアーチ状に連結して構成されている。また、支持フレーム120は、吸音ユニット110に垂直に接続した4本のパイプ(支柱)121と、パイプ121の下面に貼り付けられているスチール製のアジャスタフット123からなる。
パイプ121の長さを210cmとすると、アーチ状の吸音ユニット110の下端は床から90cmの高さとなる。また、吸音ユニット110は耳の位置よりも少し上まであればよい。概ね、この携帯端末用ブース100を設置する国の平均身長よりも、板状吸音パネル101の上端が10〜15cm程度上にあるようにする。また、吸音ユニット110の直径は1m〜1.5m、例えば1.2m程度とし、基本的に一人での利用を想定しているが、二人での利用も可能な大きさとする。
板状吸音パネル111は、アルミパネルに吸音材115を装着したものである。この吸音材115は、例えば、株式会社ハウス119から販売されている「ルームクリエータ」を利用する。また、吸音材115を装着したアルミパネル113の上端および下端には、パネルキャップ(図不示)が嵌合されている。また、図示の通り、板状吸音パネル111を組み合わせた状態で、前方が開口した円筒形となる。この場合で、開口部は、円筒形の中心からの見込み角で90〜120度、つまり円周の1/4から1/3程度の大きさとなっている。この角度範囲は、発明者が実験によって特定したものであり、今回の目的では重要である。
ルームクリエータ(吸音材115)は、優れた調音素材であり、図2に示したような吸音構造を持っている。これは、ニードルフェルト、ベストレイ、ソフトレイ、グラスウール、サーモウールといった材質の吸音シート115aを2枚積層させ、間に音波拡散フィルムとして機能する薄いビニールシート(樹脂シート)115bを挟んで接着させたものである。吸音シート115aの他の材質としては、フェノール樹脂、ポリウレタンなどがある。一枚の吸音シート115aの厚みは1〜2cmであり、ビニールシート115bの厚みは0.1mm〜0.5mm程度である。更に、保護および支持用の軟質塩化ビニル樹脂板105cを裏面に設ける。また、内側の面は布115dが貼ってある。全体として、2〜4cm程度となる。
ビニールシート115bは、図3の平面図に示したように、多数の円形開口部115hが設けられている。例えば、開口部115hの直径は2cmで、互いの間隔は7cmである。このような開口部115hを設けることで、入力する音波を横方向に散乱させ、吸音シート115aによる吸音効果を高めることが出来る。また、開口部115hは、入力する音波の一部を通過させることにより、反射と透過のバランスを取るという調音機能も持っている。
ビニールシート115bと吸音シート115aとは粘性接着剤によって接着されている。また、円形開口部115h越しに、吸音シート115a同士が粘性接着剤によって接着されている。この粘性接着剤は、ビニールシート115bと吸音シート115aとの間に、一定の粘性を保って介在する。また、この粘性接着剤は、開口部115hを介して、吸音シート115a間にも、一定の粘性を保って介在する。すなわち、使用時においても完全に硬化せず、ネバネバした状態を保っているという点が重要である。
このような吸音構造は、国際出願(公開番号:WO/2012/137353)に記載されている。その特徴としては、低周波から高周波まで広い帯域において優れた吸音性能を持っていることにある。特に、今回の目的では、この吸音構造によって、通話の際に騒音と感じられる帯域500HZ以上の音圧を大幅に低減させるという点が重要である。一般的には、低周波において吸音性能を維持することは困難とされている。このように高周波成分のみを取っても、それは音の環境としては不自然であり、ブース内部に入った場合にやや窮屈な印象を受ける。それに対して、一様に吸音された空間では、囲まれているにも拘わらず不自然さは感じず、空間がひろがったような印象を受けるものである。このような吸音材115を用いることで、携帯端末用ブース内部での音の反響は起こらず、静かで落ち着いた空間で会話を行うことができる。
次に、図4乃至図11を参照しながら、この携帯端末用ブースの組み立て方法を説明する。図4は、板状吸音パネル111の横断面図である。この図に示したように、板状吸音パネル111の両側面には、夫々縦方向に延びた蟻ホゾ111mと蟻溝111nが設けられている。この蟻ホゾ111mと蟻溝111nは互いに係合して一体化するように対応する形状となっている。
先ず、板状吸音パネル111を組み合わせて円筒形とする。これには、図5に示したように、板状吸音パネル111を2枚立てた状態で、一方のパネル側面に形成された蟻ホゾ111mに他方の蟻溝111nを上下方向に滑りこませることで互いに接続し一体化する(図6参照)。ここでは、床においた板状吸音パネル111の蟻ホゾ111mに、上から別の板状吸音パネル111の蟻溝111nを下方向に滑りこませているが、言うまでもなく逆でも構わない。
同様に他のパネルも接続していき、すべての板状吸音パネル111を接続して、円筒面を並べるようにする(図7参照)。全ての板状吸音パネル111を係合させた後、最後に、図8に示したように板状吸音パネルの上部を連結するアーチ状の接続部である看板140を係合する。この看板140にも蟻ホゾと蟻溝が設けられており、これを用いて同様に接続する。この看板140は、後で一旦外すのでこの段階では取り付けなくとも良いが、取り付けておけば構造が安定する。以上の作業は、床の上の比較的狭い場所で十分に可能である。
次に、図9に示したように、パイプ121の取り付けを行う。先ず、アジャスタフット123をパイプ121の下端に取り付ける。そして、接続すべき板状吸音パネル111bの側で直立させる。そして、板状吸音パネル111bを、隣接するパネルと係合している状態のまま、上方へスライドさせて、上端の雌ネジ孔111hの位置を、対応するパイプ121の上端付近の接続孔121hの位置に合わせる。この状態で、これら接続孔にボルトBを螺合して固定すれば板状吸音パネル111bを所定の高さに支持することができる。なお、図9や図10では、板状吸音パネル111を個別に区別して、参照番号111a〜111gを付している。
同様に、携帯端末用ブースの前方開口部の両側に位置する板状吸音パネル111f、111gについても、上方へスライドさせて、パイプ121を接続する。この場合、看板140は、作業性のため一旦外しておく。更に、残りのパイプ121も同様に、対応する板状吸音パネル111dへ取り付ける。これにより図10に示したような状態となる。
次に、パイプ121へ取り付けられた板状吸音パネル111b、111d、111f、111gの間に位置する他の板状吸音パネル111a、111c、111eを、同じ高さまで上方へスライドさせる。これにより円筒形の構造全体が4本のパイプ121で所定の高さに支持される。この際、板状吸音パネル同士を後述の方法で互いにネジ止め固定する。また、一旦外しておいた看板140も再度取り付ける。
次に、夫々の板状吸音パネル111と看板140の上部を、縁部固定用リム141で固定する。この縁部固定用リム141は、図11に示したように、板状吸音パネル111や看板140と同じ曲率を持った円弧状の部材で、貫通孔141hを備えた両端の係合部141a、141bにより連結すると共に板状吸音パネル111や看板140の上部でループ状に接続することができる。この縁部固定用リム141を板状吸音パネル111と看板140の上面に載置し、貫通孔141hを介して板状吸音パネル111側の雌ネジ孔111hにネジ止めする。なお、縁部固定用リム141の取付を行う際には、間に天井151を挟みこむようにする。これにより、天井151の取付も同時に行うことが出来る(図10参照)。
図には示されていないが、板状吸音パネル111の下面にも、上面と同様に雌ネジ孔が設けられている。この雌ネジ孔に対して上記縁部固定用リム141を取付け、板状吸音パネル111を下面側からも固定する。更に、看板140の下面にも、上面と同様に雌ネジ孔が設けられている。この雌ネジ孔に対しても上記縁部固定用リム141を取付け、看板140を下面側からも固定する(図1参照)。以上の処理で、パイプ121へ直接は取り付けられていない板状吸音パネル111も含めて、吸音ユニット110の全体が所定の高さに支持される。
なお、図10では、天井151を、縁部固定用リム141の下に挟みこむようにしている。しかし、縁部固定用リム141を板状吸音パネル111a〜111gに取り付けた後に、別途板状吸音パネル111a〜111gの上にネジ止めしても良い。この場合、工程数は増えるが、組み立てを楽に行うことが出来る。
なお、板状吸音パネル111は吸音材115を組み込んだ状態で搬入し、上記の通りに組み立てることもできるが、この実施例では、吸音材115を板状吸音パネル111とは分離した状態で搬入し、現地での組み立てを行う過程で、吸音材115を板状吸音パネル111に組み込むようにする。その場合、組み立て工程が増えるので、現地での作業時間が増えるということがある。しかし、以下に説明するようなメリットも存在する。
まず、板状吸音パネル111が軽くなるので、板状吸音パネル111を組み合わせる作業が楽になる。これにより、女性でも困難を感じること無く作業を進めることができるようになる。また、ユーザー側に組み立て工程の一部を委ねることで、メーカー側でのコストが下がり、キット価格を低く抑えることが出来るといったこともある。
更に、組み立て過程で、吸音材115を収納すべき板状吸音パネルの内側のアルミ側面が、組み立て段階で露出しているので、それを利用して隣接する板状吸音パネルの側面同士をネジ止めすることができる。上記例では、隣接する板状吸音パネル111は、縁部固定用リム141によって上下の縁部位置で連結固定している。これに加えて、後述の通り、板状吸音パネル111の側面同士をネジ止めしているので、よりしっかりと一体化した吸音ユニット110が形成できる。
更に、板状吸音パネル111をパイプ121へ取り付ける場合も、やはり板状吸音パネルのアルミ内面を利用して、パイプ121の複数位置に板状吸音パネル111をネジ止めすることができ、効率的に且つよりしっかりと固定できる。以下、その具体的な方法を説明する。
図12には、吸音材115が取り付けられていない板状吸音パネル111のアルミフレーム211が示されている。吸音材115は、アルミフレーム211が、パイプ121で所定の高さに支持され互いに連結した状態としてから、そのアルミ内面に取り付けることになる。
また、パイプ121に接続すべき位置に対応して、アルミフレーム211の内側の面に貫通孔240が設けられている。この貫通孔240は、パイプ121の長さ方向(上下方向)の4箇所、図12で紙面に垂直な方向に一列に離隔して設けられている。
更に、アルミフレーム211の内側の一側面211sには貫通孔211hが設けられており、反対側の側面211gの対応する位置には雌ネジ孔211fが貫通して設けられている。この貫通孔211hと雌ネジ孔211fのペアも、アルミフレーム211の長さ方向(上下方向)の4箇所、図12で紙面に垂直な方向に離隔して設けられている。これらの貫通孔211hと雌ネジ孔211fとのネジ止めを行うことで、しっかりと一体化した吸音ユニット110が形成できる(図13参照)。特に、アルミフレーム211のパイプ121へのネジ止めは、以下のように行うことで、作業効率を高めることが出来る。
パイプ121には長さ方向の4箇所に雌ネジ孔121hが設けられているが、組み立てキットの段階で予めボルト250が仮止めされている(図14(A)参照)。このボルト250にアルミフレーム211の貫通孔240を係合させる。貫通孔240は、本体部分241と拡大部分242とからなり、拡大部分242はボルト250の頭部250bよりも若干大きな経を持つ(図15(A)参照)。本体部分241は、ボルト250の頭部250bよりも小さく、軸部250sよりも大きな経を持つ。
従って、まずボルト250の頭部250bを貫通孔240の拡大部分242に挿入し(図14(B)および図15(B)参照)、次にアルミフレーム211を若干下降させてボルト250の軸部250sを貫通孔240の本体部分241に移動させる(図14(C)および図15(C)参照)。そして、ボルト250を回転させて、アルミフレーム211をパイプ121にネジ止め固定する(図14(D)参照)。この様な手順を取ることによって、作業が大幅に楽になる。
以上、単体の携帯端末用ブースを詳しく説明した。この携帯端末用ブースにもう一つの携帯端末用ブースを連結して、連結型携帯端末用ブースを組み立てることができる。図16は、このような本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースを示す正面図であり、図17は、本発明の実施例による連結型携帯端末用ブースを示す平面図である。
この連結型携帯端末用ブース200は、図17の平面図から分かるように2つの単体の携帯端末用ブースが、連結用吸音パネル111sを介して連結されている。図18および図19に、この連結用吸音パネル111sの正面図および横断面を示す。図20に、2つの単体の携帯端末用ブースを連結している連結用吸音パネル111sの要部拡大断面図をしめす。???
図19に示すように、連結用吸音パネル111sには、通常の板状吸音パネル111と同様に縦方向に延びた蟻ホゾ111mと蟻溝111nが設けられている。ただし、これらの蟻ホゾ111mと蟻溝111nは、パネルの両側に夫々一対設けられており、内側外側の区別なく両面に吸音材115をはめ込むことが出来る。
従って、連結用吸音パネル111sと通常の板状吸音パネル111は、互いに対応する蟻ホゾ111mと蟻溝111nを介して、単体の携帯端末用ブースの組み立て方法で説明したのと同じように互いに接続し一体化することができる。そして、貫通孔211hと雌ネジ孔211fを利用してネジ止め固定することができる。
この連結型携帯端末用ブース200は、上記の単体の携帯端末用ブースとほぼ同じようにして組み立てることができる。すなわち、単体の携帯端末用ブースの場合、図8に示したように板状吸音パネル111を連結して円筒形の吸音ユニット本体を組み立てる。それに対して、連結型携帯端末用ブース200の場合は、吸音ユニット本体の組み立てを2つ分行う。但し、これら2つの吸音ユニット本体は、ひとつの板状吸音パネルを連結用吸音パネル111sとして共有し、図21に示すような連結型携帯端末用ブース200の吸音ユニット本体として組み立てられる。この後は、図9に示した方法と同様にパイプ121の取り付けを行い、所定の高さで板状吸音パネル同士を互いにネジ止め固定する。
単体の携帯端末用ブースの場合、パイプ121は4本設けられている。しかし、連結型携帯端末用ブース200では、全部で6本となっている。これは、連結されたブース同士が互いに支持しあうためである。更に、図22に示したようにパイプの数を少なくし、全部で4本としても良い。
既存の単体携帯端末用ブースを、増設キットを用いて連結型携帯端末用ブース200に組み立てなおすことも可能である。すなわち、連結型携帯端末用ブース200の為の増設用キットは、通常の単体携帯端末用ブースの為の組み立てキットと比較して、連結用吸音パネル111sが一枚追加されている。その一方で、通常の単体携帯端末用ブースの為の組み立てキットでは7枚だった板状吸音パネル111は5枚となり、4本だったパイプ121は2本となっている。
携帯端末用ブースの増設は次のようにして行う。予め、既存の単体携帯端末用ブースの板状吸音パネル111のうち、連結用吸音パネル111sと交換すべき板状吸音パネル111を一枚取り外して、代わりに連結用吸音パネル111sを接続しておく。上記実施例では、外すべき支柱121は、連結用吸音パネル111sと交換すべき板状吸音パネル111に接続しているので、先に支柱121を外してから板状吸音パネル111を外すようにする。ここで連結用吸音パネル111sは、図23に示すように床まで降ろしておく。
この連結用吸音パネル111sの蟻ホゾ111mと蟻溝111nの一対は、取り外した板状吸音パネル111に代わって既存の単体携帯端末用ブース側に係合している。もう一方の一対は、この既存の単体携帯端末用ブースの外側に露出している。
この床に降ろされている連結用吸音パネル111sの露出した蟻ホゾ111mと蟻溝111nに上記取り外した板状吸音パネル111を係合し(図23の左方を参照)、更に増設用キットに含まれる5枚の板状吸音パネル111を係合していくことで、図8に対応する増設用の吸音ユニット本体を組み立てる。この吸音ユニット本体を図8に示したものと比較すると、板状吸音パネル111の一枚が既存の単体携帯端末用ブースと部分的に係合している連結用吸音パネル111sとなっている点で異なっている。
この露出した蟻ホゾ111mと蟻溝111nを持つと共に床に降ろされている連結用吸音パネル111sおよび上記取り外した板状吸音パネル111を用い、増設用キットに含まれる5枚の板状吸音パネル111と共に、図8に対応する増設用の吸音ユニット本体を組み立てる。この吸音ユニット本体を図8に示したものと比較すると、板状吸音パネル111の一枚が既存の単体携帯端末用ブースと部分的に係合している連結用吸音パネル111sとなっている点で異なっている。
次に、板状吸音パネル11を上方へスライドさせ、図9に示した方法と同様の方法でパイプ121に接続する。その際、既存の単体携帯端末用ブースから外したパイプ121も用いる。また、板状吸音パネル111と共に連結用吸音パネル111sも上方へスライドさせ互いにネジ止め接続する。連結用吸音パネル111sは、既存の単体携帯端末用ブース側の板状吸音パネル111とも接続するようにする。また、各パネルには吸音材115を組み込み、縁部固定用リム141や天井151を取り付けて、連結型携帯端末用ブース200が完成する。
上記のような方法を用いて更に多数の携帯端末用ブースを連結しても良い。図24に直線上に(実際にはやや蛇行)5個のブースを連結した例を示す。また、パイプ121も、連結状態に応じて適切な位置にずらすことが望ましい。また、吸音ユニットの入り口である前方開口部の位置も、ブースの設置場所や配置などに応じて適宜選択できる。例えば、図25に示した例では、3個のブースを角度をもって連結することで、部屋の右隅のスペースCへ設置するのに適した形態の連結型携帯端末用ブース300を組み立てている。この場合、パイプ121は全体のバランスを考慮した位置に取り付けられている。
以上、本発明を実施例により詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本願中に説明した実施例に限定されるものではないということは明らかである。本発明の装置は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本願の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、上記実施例では、吸音ユニットは断面円形の柱状、すなわち円筒形状となっている。しかし、これに限らず、断面六角形、八角形などの多角形の柱状、または直方体といった形状としても上記実施例は困難なく実施されることは容易に理解されるであろう。例えば、上記では板状吸音パネル111は、吸音ユニットの断面円に応じた一定の曲率を持っているが、多角形の柱状では、その一辺に合わせた平面の形状となる。また、蟻ホゾや蟻溝は、係合した際に全体として多角形の断面となるように斜めに形成される。
具体例として、図26の概略横断面図に示したように上記連結型携帯端末用ブースの1つの吸音ユニットを、断面六角形としてもよい。ここでは2つの吸音ユニットが六角形の一つの辺Sを共有している。また、入り口である前方開口部の位置としては、例えば辺S1と辺S2としたり、辺S3と辺S4としたりすれば良い。
本発明に係わる連結型携帯端末用ブースは、利用者が多くなってきても、増設により利用可能人数を増やすことができ、多くの人が集まる様々な場所で利便性を高めることが出来る。
100 携帯端末用ブース
101 板状吸音パネル
105c 軟質塩化ビニル樹脂板
110 吸音ユニット
111a〜111g 板状吸音パネル
111h 雌ネジ孔
111m 蟻ホゾ
111n 蟻溝
111s 連結用吸音パネル
113 アルミパネル
115 吸音材
115a 吸音シート
115b ビニールシート
115d 布
115h 円形開口部
120 支持フレーム
121 パイプ
121h 雌ネジ孔
121h 接続孔
123 アジャスタフット
123c 切断部分
140 看板
141 縁部固定用リム
141a、141b 係合部
141h 貫通孔
151 天井
200 連結型携帯端末用ブース
201h、211h 貫通孔
211 板状吸音パネル
211f 雌ネジ孔
211g 側面
211h 貫通孔
211s 側面
240 貫通孔
241 貫通孔本体部分
242 貫通孔拡大部分
250 ボルト
250b ボルト頭部
250s ボルト軸部
300 連結型携帯端末用ブース

Claims (6)

  1. 平面視で空間を区画する柱状の吸音ユニットと、この吸音ユニットを所定の高さに支持する複数の支柱とからなる携帯端末用ブースを複数連結した連結型携帯端末用ブースであって、
    個々の携帯端末用ブースは、前記吸音ユニットの柱状の周縁方向についての分割片である複数の板状吸音パネルと、前記吸音ユニットを所定の高さに支持する複数の支柱とからなり、
    前記板状吸音パネルは、側面の上下方向に亘って形成された第1係合手段および第2係合手段が設けられており、この係合手段により隣接する前記板状吸音パネル同士を互いに接続でき、
    前記個々の携帯端末用ブースを構成する板状吸音パネルの少なくとも1つは、前記第1係合手段および第2係合手段を二組備えた連結用吸音パネルであり、当該携帯端末用ブースと隣接する携帯端末用ブースは、1つの連結用吸音パネルを共有することによって連結されていることを特徴とする連結型携帯端末用ブース。
  2. 前記第1係合手段および前記第2係合手段は、縦方向に延びた蟻ホゾと蟻溝であり、前記板状吸音パネルの縁部にそって設けられていることを特徴とする請求項1に記載された連結型携帯端末用ブース。
  3. 前記連結用吸音パネルの縦方向の両端部の夫々に、前記蟻ホゾと蟻溝が設けられていることを特徴とする請求項2に記載された連結型携帯端末用ブース。
  4. 前記第1係合手段と第2係合手段は、互いに係合した状態では、その延長方向に相対的な移動が可能であることを特徴とする請求項3に記載された連結型携帯端末用ブース。
  5. 前記吸音パネルは、吸音材と、この吸音材を装着するアルミパネルとからなり、このアルミパネルに前記第1係合手段および前記第2係合手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載された連結型携帯端末用ブース。
  6. 前記柱状の吸音ユニットは、円筒形であることを特徴とする請求項5に記載された連結型携帯端末用ブース。
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