JP2010124078A - ラインアレイスピーカの設置方法、部屋、ラインアレイスピーカ - Google Patents
ラインアレイスピーカの設置方法、部屋、ラインアレイスピーカ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010124078A JP2010124078A JP2008293846A JP2008293846A JP2010124078A JP 2010124078 A JP2010124078 A JP 2010124078A JP 2008293846 A JP2008293846 A JP 2008293846A JP 2008293846 A JP2008293846 A JP 2008293846A JP 2010124078 A JP2010124078 A JP 2010124078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line array
- array speaker
- room
- speaker
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
【解決手段】壁面1〜壁面4および天井面5、床面6を有する部屋において、ラインアレイスピーカS41とラインアレイスピーカS23がそれぞれ部屋の対角を成す角部41および角部23に設置されている。より具体的には、ラインアレイスピーカS41の長手方向を部屋の天地方向に向けるとともに、短手方向において壁面1および壁面4に接するように配置する。
【選択図】図1
Description
上記構成によると、ラインアレイスピーカの長手方向において部屋を構成する他の構成面に近接させるようにラインアレイスピーカを設置するため、ミラー効果により、ラインアレイスピーカが線音源として機能する距離を延長することが可能となる。従って、音の明瞭性を一層改善することができる距離を延長することができる。
ラインアレイスピーカが薄型平板スピーカであれば、ラインアレイスピーカの反出力面側を小さく構成することが可能であるため、構成面を音道として利用できる態様で、前記ラインアレイスピーカを部屋の角部に設置することが容易となる。
ラインアレイスピーカが等波面スピーカで構成されていれば、出力される音波が略同位相であるため、線音源を一層容易かつ高精度に得ることができる。従って、音の明瞭性を一層改善することができる。
上記構成によると、本発明に係るラインアレイスピーカは、柱状であるため、部屋の角部に設置した場合に邪魔にならず、また意匠上もすっきりとしたデザインとすることが可能となる。更に、互いに異なる方向に指向性を有する態様で側面に複数のラインアレイスピーカユニットを備えるため、例えば、1つのラインアレイスピーカユニットが一方の壁を音道として使用できるとともに、他の1つのラインアレイスピーカユニットが他の一方の壁を音道として使用できる態様で設置することにより、本発明に係るラインアレイスピーカの設置方法を容易に実現することが可能となる。また、複数のラインアレイスピーカユニットを備えるため、1つのラインアレイスピーカによってステレオ効果を得ることも可能となる。
本発明を具体化したラインアレイスピーカの設置方法、およびラインアレイスピーカの設置方法を用いてラインアレイスピーカを設置した部屋の一実施形態を図1〜図8を用いて、以下に説明する。
(1)ラインアレイスピーカS41を用いるため、ラインアレイスピーカの長手方向において近接する構成面である天井面5および床面6においてラインアレイスピーカS41から出力された音波が反射することを防止することができる。また、ラインアレイスピーカS41をその短手方向において部屋の構成面である壁面1および壁面4に近接させることにより、壁面1および壁面4を音道として利用できる態様で、ラインアレイスピーカS41を部屋の角部41に設置する。従って、ラインアレイスピーカS41から出力された音波が、近接する部屋の壁面1および壁面4において反射することを防止することができるため、音の明瞭性を一層改善することができる。
次に、本発明を具体化したラインアレイスピーカの設置方法、およびラインアレイスピーカの設置方法を用いてラインアレイスピーカを設置した部屋の第2の実施形態を図9を用いて説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のラインアレイスピーカの設置位置を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
(1)第2の実施形態によると、複数のラインアレイスピーカS12,S23,S34,S41を部屋の壁面同士により形成された角部12,23,34,41の全てに設置するためラインアレイスピーカが設置された部屋の音量の均一性がより一層向上する。特に、部屋の隣り合う角間の距離が、線音源としての有効距離を超えている場合に有効な方法となる。即ち、部屋の長辺である角部12と角部23がラインアレイスピーカS12の線音源としての有効距離CDを超えている場合において有効な設置方法である。
次に、本発明を具体化したラインアレイスピーカの設置方法、およびラインアレイスピーカの設置方法を用いてラインアレイスピーカを設置した部屋の第3の実施形態を図10
を用いて説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態のラインアレイスピーカの設置位置を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
(1)天井面5および壁面1を音道として利用できる態様で、ラインアレイスピーカS15を部屋の角部に設置するため、音道の長さは壁面1の高さまたは壁面1に直交する方向の天井面5の長さと一致する。その結果、本実施形態における部屋は、壁面1の高さに比して壁面1に直交する方向の天井面5の長さが大きい部屋であるため、係る方法により、ラインアレイスピーカS15が線音源として機能する距離を壁面の高さと同じ距離に制限することができる。従って、壁面1の高さと同じ距離に限定して、音の明瞭性を改善することができる。
次に、本発明を具体化したラインアレイスピーカの設置方法、およびラインアレイスピーカの設置方法を用いてラインアレイスピーカを設置した部屋の第4の実施形態を説明する。なお、第4の実施形態は、第1〜第3の実施形態のラインアレイスピーカの設置位置を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
(1)床面6および壁面1を音道として利用できる態様で、ラインアレイスピーカS16を部屋の角部に設置するため、音道の長さは壁面1の高さまたは床面6の距離のいずれか小さい距離と一致する。その結果、本実施形態においては、壁面1の高さに比して床面6の水平方向の長さが大きい部屋であるため、係る方法により、ラインアレイスピーカS16が線音源として機能する距離を壁面の高さと同じ距離に制限することができる。従って、壁面1の高さと同じ距離に限定して、音の明瞭性を改善することができる。
次に、本発明を具体化したラインアレイスピーカの設置方法、およびラインアレイスピーカの設置方法を用いてラインアレイスピーカを設置した部屋の第5の実施形態を説明する。なお、第5の実施形態は、第1の実施形態のラインアレイスピーカを変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
(1)第5の実施形態に係るラインアレイスピーカS41は、四角柱状であるため、部屋の角部に設置した場合に邪魔にとらず、また意匠上もすっきりとしたデザインとすることが可能となる。こればラインアレイスピーカS23についても同様である。
・ラインアレイスピーカを薄型平板スピーカとしても良い。ラインアレイスピーカが薄型平板スピーカであれば、ラインアレイスピーカの反出力面側を小さく構成することが可能であるため、構成面を音道として利用できる態様で、ラインアレイスピーカを部屋の角部に設置することが容易となる。薄型平板スピーカとしては、例えば、特開平9―331596に示される薄型電磁変換器をスピーカとして利用することが考えられる。
Claims (12)
- ラインアレイスピーカの短手方向において部屋を構成する構成面に近接させることにより、該構成面を音道として利用できる態様で、前記ラインアレイスピーカを前記部屋の角部に設置するラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカの長手方向において前記部屋を構成する他の構成面に近接させるように該ラインアレイスピーカを設置する請求項1に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカの短手方向において部屋の壁を構成する2つの壁面に近接させることにより、該2つの壁面を音道として利用できる態様で、前記ラインアレイスピーカを部屋の角部に設置する請求項1または請求項2に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカを複数用い、該複数のラインアレイスピーカを部屋の対角を成す角部に設置する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカを複数使用し、該複数のラインアレイスピーカを前記部屋の壁面同士により形成された角部の全てに設置する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカの短手方向において部屋の天井を構成する天井面および部屋の壁を形成する壁面に近接させることにより、該天井面および該壁面を音道として利用できる態様で、前記ラインアレイスピーカを部屋の角部に設置する請求項1、請求項2および請求項4のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカの短手方向において部屋の床を構成する床面および部屋の壁を形成する壁面に近接させることにより、該床面および該壁面を音道として利用できる態様で、前記ラインアレイスピーカを部屋の角部に設置する請求項1、請求項2および請求項4のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカが平板スピーカで構成されている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 前記ラインアレイスピーカが等波面スピーカで構成されている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法。
- 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のラインアレイスピーカの設置方法を用いてラインアレイスピーカを設置した部屋。
- 前記ラインアレイスピーカと一体的に形成された請求項10に記載の部屋。
- 柱状であるとともに、複数のラインアレイスピーカユニットを互いに異なる方向に指向性を有する態様で側面に備えたラインアレイスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008293846A JP2010124078A (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | ラインアレイスピーカの設置方法、部屋、ラインアレイスピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008293846A JP2010124078A (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | ラインアレイスピーカの設置方法、部屋、ラインアレイスピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010124078A true JP2010124078A (ja) | 2010-06-03 |
Family
ID=42325043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008293846A Pending JP2010124078A (ja) | 2008-11-17 | 2008-11-17 | ラインアレイスピーカの設置方法、部屋、ラインアレイスピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010124078A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015132855A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | Toa 株式会社 | ホーンスピーカー及びホーンアレイスピーカー |
WO2018111912A1 (en) | 2016-12-13 | 2018-06-21 | Schuemann Karl | High-fidelity electrodynamic line-source loudspeaker |
GB2543577B (en) * | 2015-10-23 | 2018-07-11 | Smart Studio Ltd | A System and Method for Providing a Modular Acoustics Studio |
WO2020144937A1 (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-16 | ソニー株式会社 | サウンドバー、オーディオ信号処理方法及びプログラム |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205490A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-07-22 | Canon Audio Ltd | スピーカユニット |
JP2006173989A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Yamaha Corp | スピーカ装置 |
US20060153407A1 (en) * | 2003-05-27 | 2006-07-13 | KEELE D B Jr | Reflective loudspeaker array |
JP2006245680A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像音響再生方法及び映像音響再生装置 |
JP2007037058A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Sony Corp | スピーカ装置 |
JP2007104391A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Onkyo Corp | スピーカーシステム |
JP2007336390A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Onkyo Corp | スピーカーシステムおよびスピーカーシステムの取付方法 |
-
2008
- 2008-11-17 JP JP2008293846A patent/JP2010124078A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205490A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-07-22 | Canon Audio Ltd | スピーカユニット |
US20060153407A1 (en) * | 2003-05-27 | 2006-07-13 | KEELE D B Jr | Reflective loudspeaker array |
JP2006173989A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Yamaha Corp | スピーカ装置 |
JP2006245680A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像音響再生方法及び映像音響再生装置 |
JP2007037058A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Sony Corp | スピーカ装置 |
JP2007104391A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Onkyo Corp | スピーカーシステム |
JP2007336390A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Onkyo Corp | スピーカーシステムおよびスピーカーシステムの取付方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015132855A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | Toa 株式会社 | ホーンスピーカー及びホーンアレイスピーカー |
JPWO2015132855A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2017-03-30 | Toa株式会社 | ホーンスピーカー及びホーンアレイスピーカー |
GB2543577B (en) * | 2015-10-23 | 2018-07-11 | Smart Studio Ltd | A System and Method for Providing a Modular Acoustics Studio |
WO2018111912A1 (en) | 2016-12-13 | 2018-06-21 | Schuemann Karl | High-fidelity electrodynamic line-source loudspeaker |
US10506330B2 (en) | 2016-12-13 | 2019-12-10 | Karl Schuemann | High-fidelity electrodynamic line-source loudspeaker |
EP3556113A4 (en) * | 2016-12-13 | 2020-08-05 | Schuemann, Karl | ELECTRODYNAMIC LINE SOURCE SPEAKER WITH HIGH Fidelity |
WO2020144937A1 (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-16 | ソニー株式会社 | サウンドバー、オーディオ信号処理方法及びプログラム |
US11503408B2 (en) | 2019-01-11 | 2022-11-15 | Sony Group Corporation | Sound bar, audio signal processing method, and program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8960367B1 (en) | Acoustic panel | |
JP4528581B2 (ja) | 複合音場を提供するイヤホン機構 | |
JP4127156B2 (ja) | オーディオ再生装置、ラインアレイスピーカユニットおよびオーディオ再生方法 | |
JP2002095080A (ja) | フラットパネル音放射体およびアセンブリシステム | |
JP2009159104A (ja) | 表示装置設置用パネル | |
CN101904180A (zh) | 具有指向性调整板的扬声器装置 | |
CN110073675A (zh) | 具有用于反射声音投射的全频向上发声驱动器的音频扬声器 | |
JP2010124078A (ja) | ラインアレイスピーカの設置方法、部屋、ラインアレイスピーカ | |
US20100212996A1 (en) | Speaker system | |
JP5294731B2 (ja) | 間仕切 | |
JP2015053540A (ja) | スピーカ構造 | |
US8660290B2 (en) | Display device | |
JP6612344B2 (ja) | スピーカシステム、表示装置、及びテレビジョン受像機 | |
US20060251271A1 (en) | Ceiling Mounted Loudspeaker System | |
JP5877295B2 (ja) | 音響システム | |
JP2018123661A (ja) | 音響調整パネル | |
KR101765993B1 (ko) | 주파수 선택과 확산 기능을 갖는 가변 잔향장치 | |
JP2002194836A (ja) | 吸音外装を有するフラットパネル放射体 | |
JP5167164B2 (ja) | 音響拡散体及び音響拡散方法 | |
JP2008118166A (ja) | スピーカエンクロージャ、これを備えたスピーカシステムおよび多チャンネルステレオシステム | |
JP2011215187A (ja) | 音響再生装置 | |
JP2019039166A (ja) | 音響システム | |
JP2011133880A (ja) | 防音型スピーカシステム | |
JP2012180639A (ja) | 遮音機構 | |
JP7415323B2 (ja) | 音声出力ユニット、サウンドマスキング設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100629 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20100629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120313 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130430 |