JP2012077035A - 化粧料 - Google Patents
化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012077035A JP2012077035A JP2010224383A JP2010224383A JP2012077035A JP 2012077035 A JP2012077035 A JP 2012077035A JP 2010224383 A JP2010224383 A JP 2010224383A JP 2010224383 A JP2010224383 A JP 2010224383A JP 2012077035 A JP2012077035 A JP 2012077035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- treatment
- fermentation
- production example
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
アマモ科アマモ属の植物の抽出物は紫外線吸収性を有することから、安全性の面で課題を有していた現状に鑑みて、紫外線吸収性を示さず生体安全性にすぐれたアマモ科アマモ属に属する植物の抽出物の処理方法を見出し、かつ、当該処理方法により得られ、すぐれた皮膚生理活性を有する処理物を含む化粧料を提供することを目的する。
【解決手段】
本発明は、活性炭又は非イオン性多孔性樹脂による吸着処理、限外濾過処理及び発酵処理のうちいずれか1種又は2種以上の処理を施して得られる処理物を配合することを特徴とする化粧料である。
【選択図】 図1
Description
さらに、近年、紫外線、ストレス、加齢等の様々な要因によって生じる皮膚の老化やトラブルを、より多面的かつ効果的に予防・改善することができる化粧料が求められ、従来、有用な化粧料材料として知られている海産顕花植物についても、さらなる有効性の創出及び向上が求められている。
なお、ここで、化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品をも含む広義で用いる。
cerevisiae)(海洋起源のものも含む)、サッカロミセス・アワモリ(Saccharomyces awamori)、サッカロミセス・チェバリエリ(Saccharomyces chevalieri)、サッカロミセス・カールスバージェンシス(Saccharomyces carlsbergensis)、サッカロミセス・バヨナス(Saccharomyces
bayonus)等のサッカロミセス属の酵母;トルラスポラ・デルブルエキ(Torulaspora delbruekii)、トルラスポラ・ファーメンタチ(Torulaspora fermentati)、トルラスポラ・ロゼイ(Torulaspora
rosei)等のトルラスポラ属の酵母;ジゴサッカロミセス・ローキシ(Zygosaccharomyces
rouxii)、ジゴサッカロミセス・ソーヤ(Zygosaccharomyces soya)、ジゴサッカロミセス・サケ(Zygosaccharomyces sake)、ジゴサッカロミセス・ミソ(Zygosaccharomyces
miso)、ジゴサッカロミセス・ラクティス(Zygosaccharomyces lactis)等のジゴサッカロミセス属の酵母;カンディダ・ベルサチリス(Candida versatilis)、カンディダ・エチェリシイ(Candida etchellsii)、カンディダ・ケフィール(Candida kefyr)、カンディダ・サケ(Candida sake)、カンディダ・スコッティ(Candida scottii)等のカンディダ属の酵母等が使用可能であるが、中でも食品に最も広く利用され、発酵力が強いといった点で、サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)が最も好ましい。
brevis)、ラクトバチルス・カゼイ(L. casei)等のラクトバチルス(Lactobacillus)属の乳酸菌;カルノバクテリウム・ディバージェンス(Carmobacterium
divergens)、カルノバクテリウム・ピシコーラ(Carmobacterium piscicola)等のカルノバクテリウム(Carmobacterium)属の乳酸菌;ロイコノストック・メセントロイズ(Leuconostoc
mesenteroides)、ロイコノストック・シトレウム(Leuconostoc citreum)等のロイコノストック(Leuconostoc)属の乳酸菌;ストレプトコッカス・フェーカリス(Streptococcus
faecalis)、ストレプトコッカス・ビオジェネス(Streptococcus pyogenes)等のストレプトコッカス属の乳酸菌;エンテロコッカス・カゼリフラバス(Enterococcus caseliflavus)、エンテロコッカス・サルフレウス(Enterococcus
sulfreus)等のエンテロコッカス(Enterococcus)属の乳酸菌;ラクトコッカス・プランタラム(Lactococcus plantarum)、ラクトコッカス・ラフィノラクティス(Lactococcus
rafinolactis)等のラクトコッカス属の乳酸菌;ヴェイセラ・コンフューザ(Weissella confusa)、ヴェイセラ・カンドュレリ(Weissella kandleri)等のヴェイセラ属の乳酸菌;アトポビウム・ミニュタム(Atopobium minutum)、アトポビウム・パービュラス(Atopobiumparvulus)等のアトポビウム(Atopobium)属の乳酸菌;バゴコッカス・フルビアリス(Vagococcus
fluvialis)、バゴコッカス・サーモニナラ(Vagococcus salmoninarum)等のバゴコッカス(Vagococcus)属の乳酸菌;ペディオコッカス・ダムノサス(Pediococcus damnosus)、ペディオコッカス・ペントサセウス(Pediococcus pentosaceus)等のペディオコッカス(Pediococcus)属の乳酸菌等が使用可能であるが、それら乳酸菌のうちでも、得られる発酵物の作用効果の観点と取り扱いの容易性の点から、マリニラクトバシルス・フィコロトレランス(Marinilactobacillus phychrotolerans)の使用が最も好ましい。
oryzae)等のテンペ菌も同様に利用できる。
それら酵素のうちでも、アクチナーゼなどのアクチナーゼ類、パパイン、キモパパインなどのパパイン類が特に好ましい。
又、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジョアゼイロ(Zizyphus joazeiro)抽出物等を配合することもできる。
pilosula)抽出物、カミツレ抽出物(商品名:カモミラET)、ジンコウ抽出物、ハマメリス抽出物、イタドリ抽出物、サワヒヨドリ抽出物、甘草抽出物、フキタンポポ抽出物、アルテア抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ユキノシタ抽出物、ナツメ抽出物、シャクヤク抽出物、トウキ抽出物、モモ抽出物、コンブ等の海藻の抽出物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、又皮膚老化防止・肌荒れ改善成分であれば、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、セラミドなどの細胞間脂質、ニコチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体(d,l−α−トコフェリルリン酸ナトリウムなど)、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、コエンザイムQ−10、α−リポ酸、エルゴチオネイン、ゲンチアナエキス、甘草エキス、ハトムギエキス、カミツレエキス、ニンジンエキス、アロエエキスなどの生薬抽出エキス、米糠抽出物加水分解物、米抽出物加水分解物、低アレルゲン米抽出物加水分解物、米醗酵エキス、ミツイシコンブ抽出物、アナアオサ抽出物、海草の抽出物、ソウハクヒエキス、ジョアゼイロ(Zizyphus joazeiro)抽出物、ブナ抽出物、キダチアロエ抽出物、マンネンロウ抽出物、イチョウ抽出物、スギナ抽出物、ベニバナ抽出物、オタネニンジン抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、ハゴロモグサ抽出物、レンゲ抽出物、マンゴー抽出物、チェリモヤ抽出物、マンゴスチン抽出物、タベブイア・インティギノーサ抽出物、酵母抽出物、卵殻膜抽出タンパク質、デオキシリボ核酸カリウム塩、ハス発酵液、水ナス抽出物、紫蘭根抽出物、ムラサキシキブ抽出物、イネ抽出物、サンゴ草抽出物、花粉荷エキス等が挙げられる。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し 細切した。この乾燥物20gを水とエタノールの混液(体積比
100:7)の溶媒1kgを用いて室温条件下で7日間抽出した。 これを濾過し、粉末活性炭を濾液重量の2%添加し、10分間撹拌した。この液を濾過して淡黄色の処理物(固形分含量 0.15重量%)約800gを得た。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し 細切した。この乾燥物50gに水1kgを加え、80℃で2時間加熱抽出した。 これを濾過し、粉末活性炭を濾液重量の1%添加し、40分撹拌した。この液を濾過して微黄色の処理物(固形分含量 0.7重量%)約720gを得た。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し、細切した。この乾燥物50gに水950gを加え、80℃で2時間加熱抽出した。これを濾過し、85℃で1時間加熱殺菌した後、海洋性酵母(Saccharomyces cerevisiae)を108個/mL接種し、37℃で3日間静置培養した。培養終了後、培養液を加熱殺菌し、室温まで冷却した。この液を濾過して黄色の酵母発酵処理物(固形分含量 1.4重量%)約700gを得た。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し、細切した。この乾燥物50gに水950gを加え、80℃で2時間加熱抽出した。これを濾過し、85℃で1時間加熱殺菌した後、溶液中の固形分の量に対してセルラーゼ0.5%及びペクチナーゼ0.5%を加え、さらに、海洋性酵母(Saccharomyces cerevisiae)を108個/mL接種し、37℃で3日間静置培養した。培養終了後、培養液を加熱殺菌し、室温まで冷却した。この液を濾過し、粉末活性炭を濾液重量の1%添加し、60分撹拌した。活性炭処理液を濾過して淡黄色の酵素処理・酵母発酵・活性炭処理物(固形分含量 1.2重量%)約600gを得た。
酵母に代えて、海洋性乳酸菌(Marinilactobacillus
phychrotolerans)を用いるほかは製造例3と同様にして、黄色の乳酸菌発酵処理物(固形分含量1.3
重量%)約700gを得た。
酵母に代えて、植物性乳酸菌(Lactobacillus plantarum)を用いるほかは製造例3と同様にして、黄色の乳酸菌発酵処理物(固形分含量1.3 重量%)約700gを得た。
酵母に代えて、納豆菌(Bacillus subtilis)を用いるほかは製造例3と同様にして黄色の納豆菌発酵処理物(固形分含量1.4 重量%)約710gを得た。
酵母に代えて、テンペ菌(Rhizopus microsporus
oligosporus)を用いるほかは製造例3と同様にして黄色のテンペ菌発酵処理物(固形分含量1.3
重量%)約700gを得た。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し 細切した。この乾燥物20gを水とエタノールの混液(体積比、100:7)の溶媒1kgを用いて室温条件下で7日間抽出した。これを濾過し、非イオン性多孔性樹脂(三菱化学製 スチレン−ジビニルベンゼン系樹脂 ダイヤイオンHP-20)を濾液重量の3%添加し、60分間撹拌した。この液を濾過して淡黄色の抽出物(固形分含量0.18
重量%)約780gを得た。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し 細切した。この乾燥物20gを水とエタノールの混液(体積比、100:7)の溶媒1kgを用いて室温条件下で7日間抽出した。これを濾過し、非イオン性多孔性樹脂(三菱化学製 スチレン系弱塩基性樹脂 WA-30)を濾液重量の3%添加し、60分間撹拌した。この液を濾過して淡黄色の処理物(固形分含量0.18
重量%)約760gを得た。
新鮮なアマモの全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し 細切した。この乾燥物20gを水とエタノールの混液(体積比、100:7)の溶媒1kgを用いて室温条件下で7日間抽出した。これを濾過した後、MWCO
50,000の限外濾過膜を用いて限外濾過処理を行い、淡黄色の処理物(固形分含量0.17重量%) 約720gを得た。
まず、特許文献1の調製例1に記載された方法によりアマモ抽出物を得た。すなわち、新鮮なアマモ(Zostera marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し細切し、この乾燥物20gを水とエタノールの混液(体積比、3:1)の溶媒1kgを用いて室温条件下で7日間抽出してアマモ抽出物を得た。次に、得られた抽出物に対して、粉末活性炭を抽出液重量の2%添加し、10分間撹拌した。この液を濾過して淡黄色の処理物(固形分含量0.13重量%)約840gを得た。
新鮮なアマモ(Zostera
marina)の全草をよく洗浄したのち天日で乾燥し細切した。この乾燥物20gを水とエタノールの混液(体積比、3:1)の溶媒1kgを用いて室温条件下で7日間抽出し、得られた液を濾過して淡緑褐色の抽出物(固形分含量0.15
重量%)約900gを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン(注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例1の処理物 10.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C(注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例2の処理物 5.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例2のB成分中製造例2の処理物に代えて製造例3の処理物を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例2のB成分中製造例2の処理物に代えて製造例4の処理物を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例2のB成分中製造例2の処理物に代えて製造例5の処理物を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例2のB成分中製造例2の処理物に代えて製造例6の発酵物を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例2のB成分中製造例2の処理物に代えて製造例9の処理物を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
処方例2のB成分中製造例2の処理物に代えて製造例10の処理物を用いるほかは処方例2と同様にして乳液を得た。
[成分] 部
製造例1の処理物 10.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
処方例9の成分中製造例1の処理物に代えて製造例4の処理物を用いるほかは処方例9と同様にしてローションを得た。
[成分] 部
エタノール 2.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
ヒアルロン酸 0.1
製造例4の処理物 60.0
クエン酸 0.3
クエン酸ナトリウム 0.6
精製水 全量が100部となる量
精製水にヒアルロン酸を溶解させた後、残りの原料を順次加えて攪拌溶解させ、透明のエッセンスを得た。
処方例11の成分中製造例1の処理物に代えて製造例4の処理物を用いるほかは処方例11と同様にしてエッセンスを得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の処理物 10.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例4の処理物 5.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
処方例14のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは処方例14と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
製造例2の処理物 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーションを得た。
処方例19.クリームファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例3の処理物 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例4の処理物 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
[A成分] 部
硬化ヒマシ油 26.0
ヤシ油 10.0
オリーブ油 4.0
[B成分]
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
製造例4の処理物 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
[成分]
部
トラガントガム
2.0
グリセリン 1.0
エタノール 20.0
メチルパラベン 0.2
製造例1の処理物 10.0
香料
微量
精製水
全量が100.0部となる量
上記成分を混合撹拌して均一なヘアーセットローションをえた。
処方例22の成分中製造例1の処理物に代えて製造例4の処理物を用いるほかは処方例22と同様にしてヘアーローションを得た。
処方例22の成分中製造例1の処理物に代えて製造例9の処理物を用いるほかは処方例22と同様にしてヘアーローションを得た。
処方例22の成分中製造例1の処理物に代えて製造例11の処理物を用いるほかは処方例22と同様にしてヘアーローションを得た。
処方例22の成分中製造例1の処理物に代えて製造例12の処理物を用いるほかは処方例22と同様にしてヘアーローションを得た。
処方例22の成分中製造例1の処理物に代えて比較製造例1の抽出物を用いるほかは処方例22と同様にしてヘアーローションを得た。
製造例1〜12で得られた処理物、及び比較製造例1の抽出物を、固形分濃度0.04重量%になるように精製水で希釈した溶液について、分光光度計を用いた極大吸収波長の測定を行なった。その結果、比較製造例1の抽出物には、図13に示したように、特許文献1の図1と同様にUV−A及びUV−Bの両波長域の紫外線吸収が認められたが、図1〜12に示すように、本発明の製造例1〜12の処理物又は発酵物には紫外線吸収性は認められなかった。
[被験物質及び試験用検体の調製]
製造例1〜6,9〜12の処理物、及び比較製造例1の抽出物それぞれ20mLを、各2本ずつ50mL容量のガラス製スクリュー管にとり、一方はそのまま、もう一方にはUV−A及びUV−Bを発生する紫外線ランプで、30分間紫外線を照射した(累積紫外線量:1260 mJ:夏期屋外30分の日照相当)。紫外線照射をしていない被験物質10種と、紫外線照射を行った被験物質10種の皮膚刺激性について、ヒトパッチテストで調査した。
[試験方法]
健常人5名を対象とし、試料 それぞれ0.015mLを予め塗布したフィンチャンバー(EPITE-ST Ltd, フィンランド )及びスカンポールテープ(Alpharma
A/S, ノルウェー)を用い被験者の上背部皮膚に24時間閉塞貼付した。
刺激性の評価は、本邦基準を基にして考えられた須貝の方法(須貝哲郎,皮膚,27,No.4,793-803 (1985))に準じて行った。
[表1]
刺激性についての判定結果を表2に示した。
[表2]
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGB(Lot.070512(6))を、0.5%NCS含有イーグル最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×104個/穴播種し、37℃、5.0%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、培地に製造例1〜6,9〜12の処理物、並びに比較製造例1の抽出物を試料溶液として5.0%の濃度(溶液として)となるように添加し、同条件でさらに3日間培養した。次に、培地を除去し、0.03%のMTTを添加して37℃に1時間保持した後、生成したホルマザンを酸性イソプロパノールで抽出し、マイクロプレートリーダー(Model 450、バイオラッド社製)を用いて波長570−630nmでMTT値を測定した。試料無添加の場合(対照)についても上記と同様の操作を行い、ここに得られたMTT値に対する各試料添加時のMTT値の相対値を求め、線維芽細胞MTT活性率(%)とした。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりにグルコースを100mM添加した場合(陽性対照)についても、同様の試験を行った。
[表3]
まず、チロシナーゼ(2200単位)1.0mgを正確に秤量し、リン酸緩衝液(pH6.8)2.0mLに溶解してチロシナーゼ溶液を調製した。
次に、製造例1〜6,9〜12で得られた処理物を10倍に希釈した水溶液0.8mLを正確に秤量し、これに0.05%L−チロシン溶液1.0mL及びリン酸緩衝液(pH6.8)1.0mLを加えて充分に混合した。この液に前記チロシナーゼ溶液0.2mLを加えて充分に混合し、この溶液の波長475nmにおける吸光度をただちに測定したのち、37℃の恒温槽中に入れた。24分経過後、恒温槽からこの溶液を取り出し、再び波長475nmにおける吸光度を測定し、下式からチロシナーゼ活性指数を求めた。また、処理物の代わりに水を用いて同様に操作したものをブランクとした。
チロシナーゼ活性指数=[(T24−T0)/(B24−B0)]×100(%)
(式中、T24 は試験開始から24分間経過後の処理物が添加された溶液の吸光度、B24は試験開始から24分間経過後の処理物の代わりに水が添加された溶液の吸光度、T0は試験開始直後の処理物が添加された溶液の吸光度、B0は試験開始直後の処理物のかわりに水が添加された溶液の吸光度を示す)。
[表4]
まず、0.5Mリノール酸エタノール1.0mL、0.2Mリン酸緩衝液
(pH7.0)10mL及びエタノール9.0mLをそれぞれ正確に秤量し、共栓つき三角フラスコ中で充分に振り混ぜた。この液に正確に秤量した製造例1〜6,9〜12の処理物の5%水溶液5.0mLを加えて充分振り混ぜた。この液の調製直後のものと40℃の恒温槽中で7日間放置したものとについて、それぞれ0.1mLずつを正確に秤量し、これに75%エタノール4.7mL、30%チオシアン酸アンモニウム溶液0.1mLを加えて充分に混合したのち、0.02M塩化第一鉄13.5%塩酸溶液を添加し、正確に3分後の500nmにおける吸光度を測定し、下式から過酸化物価指数を求めた。
また、処理物の代わりに水を用いて同様に操作したものをブランクとした。
過酸化物価指数=[(T7−T0)/(B7−B0)]×100(%)
(式中、T7 は試験開始から7日間経過後の処理物が添加された溶液の吸光度、B7
は試験開始から7日間経過後の処理物の代わりに水が添加された溶液の吸光度、T0 は試験開始直後の処理液が添加された溶液の吸光度、B0は試験開始直後の処理物の代わりに水が添加された溶液の吸光度を示す)。
[表5]
被験者(26〜38才の男女5名)の前腕内側部に、試験区を設定し、それぞれの試験区の角層水分量を測定する(塗布前)。次に、それぞれの被験部位(試験区)に、試験液として製造例1〜6,9〜12の処理物、及び比較製造例1の抽出物の水溶液(固形分,0.1%)100μLをそれぞれ負荷(滴下)し、10秒後に軽く拭き取り、直ちに角層水分量を測定する。その後20秒毎に120秒後まで角層水分量の測定を行う(測定機器:SKIN SURFACE HYGROMETER(SKICON-200)I.B.S社製)。120秒後のコンダクタンス値と塗布前のコンダクタンス値を比較し、保湿性能の持続力を評価する。当該処置を同様に3回行い、平均をとる。陽性対照は、化粧品原料の保湿剤として使用されるグリセリンの5%水溶液とした。
[表6]
処方例22(製造例1の活性炭処理物を配合したヘアーローション)、処方例23(製造例4の発酵処理物を配合したヘアーローション)、処方例24(製造例9の非イオン性多孔性樹脂処理物を配合したヘアーローション)、処方例25(製造例11の限外濾過処理物を配合したヘアーローション)、処方例26(製造例12の活性炭処理物を配合したヘアーローション) 、及び比較処方例1(比較製造例1のアマモ抽出物(非処理物)を配合したヘアーローション)について、それぞれ以下に示すハーフヘッドテストを行なった。
〔つややかさ〕
A:非常につややかになった
B:なんとなくつややかになった
C:変化なし
D:なんとなくつややかさがなくなった
E:明らかにつややかさがなくなった
〔しっとり感〕
A:非常にしっとりして感じがよくなった
B:なんとなくしっとりして感じがよくなった
C:変化なし
D:あまりしっとりした感じがない
E:まったくしっとりした感じがない
〔櫛通り〕
A:非常によくなった
B:なんとなくよくなった
C:変化なし
D:なんとなく悪くなった
E:まったく悪くなった
[表7]
Claims (5)
- アマモ科 (Zosteraceae)アマモ属 (Zostera sp.) に属する植物の抽出物に対して、活性炭又は非イオン性多孔性樹脂による吸着処理、限外濾過処理及び発酵処理のうちいずれか1種又は2種以上の処理を施して得られる処理物を配合することを特徴とする化粧料。
- アマモ科 (Zosteraceae)アマモ属 (Zostera sp.) の植物がアマモ(Zostera marina)である請求項1の化粧料。
- 発酵に用いる微生物が、酵母,乳酸菌,納豆菌あるいはテンペ菌から選ばれた少なくとも1種である請求項1又は2に記載の化粧料。
- 酵母としてサッカロミセスセレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)を用いる請求項3に記載の化粧料。
- 乳酸菌として海洋由来のマリニラクトバシルスフィコロトレランス(Marinilactobacillus
phychrotolerans)を用いる請求項3に記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010224383A JP5737896B2 (ja) | 2010-10-01 | 2010-10-01 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010224383A JP5737896B2 (ja) | 2010-10-01 | 2010-10-01 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012077035A true JP2012077035A (ja) | 2012-04-19 |
JP5737896B2 JP5737896B2 (ja) | 2015-06-17 |
Family
ID=46237685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010224383A Active JP5737896B2 (ja) | 2010-10-01 | 2010-10-01 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5737896B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017105745A (ja) * | 2015-12-02 | 2017-06-15 | 共栄化学工業株式会社 | 皮膚外用剤 |
JP2019189597A (ja) * | 2018-10-16 | 2019-10-31 | 共栄化学工業株式会社 | 皮膚外用剤 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003104834A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | 化粧料 |
KR20030069659A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 박영호 | 천연 생약 및 해조류를 이용한 바디 영양크림 제조방법 |
KR20030086933A (ko) * | 2002-05-06 | 2003-11-12 | 한불화장품주식회사 | 잘피 추출물을 주요 활성성분으로 하는 화장료 조성물 |
JP2005521649A (ja) * | 2002-01-15 | 2005-07-21 | コグニス・フランス・ソシエテ・アノニム | 植物成分および/または植物抽出物の発酵によって得られる、化粧製品および/または医薬製品において使用するための活性物質 |
JP2006089407A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Toyo Shinyaku:Kk | キウイから得られる発酵物 |
JP2010043088A (ja) * | 2004-03-15 | 2010-02-25 | Kyoei Kagaku Kogyo Kk | 化粧料 |
-
2010
- 2010-10-01 JP JP2010224383A patent/JP5737896B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003104834A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | 化粧料 |
JP2005521649A (ja) * | 2002-01-15 | 2005-07-21 | コグニス・フランス・ソシエテ・アノニム | 植物成分および/または植物抽出物の発酵によって得られる、化粧製品および/または医薬製品において使用するための活性物質 |
KR20030069659A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 박영호 | 천연 생약 및 해조류를 이용한 바디 영양크림 제조방법 |
KR20030086933A (ko) * | 2002-05-06 | 2003-11-12 | 한불화장품주식회사 | 잘피 추출물을 주요 활성성분으로 하는 화장료 조성물 |
JP2010043088A (ja) * | 2004-03-15 | 2010-02-25 | Kyoei Kagaku Kogyo Kk | 化粧料 |
JP2006089407A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Toyo Shinyaku:Kk | キウイから得られる発酵物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017105745A (ja) * | 2015-12-02 | 2017-06-15 | 共栄化学工業株式会社 | 皮膚外用剤 |
JP2019189597A (ja) * | 2018-10-16 | 2019-10-31 | 共栄化学工業株式会社 | 皮膚外用剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5737896B2 (ja) | 2015-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4693623B2 (ja) | 化粧料 | |
JP4563225B2 (ja) | 化粧料 | |
JP5129440B2 (ja) | 植物発酵物及びこれを含む化粧料 | |
JP4734093B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2018193341A (ja) | 植物発酵物 | |
JP4927337B2 (ja) | 化粧料 | |
JP5147805B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2017039680A (ja) | 皮膚外用組成物、及び経口組成物 | |
JP2013103906A (ja) | 化粧料 | |
JP6462200B2 (ja) | 皮膚外用組成物 | |
JP5780706B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP2018020990A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP6951908B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP6706017B2 (ja) | 幹細胞機能維持剤 | |
JP4488861B2 (ja) | 化粧料 | |
JP5483928B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2011032186A (ja) | 化粧料 | |
JP7489688B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2017105745A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP4769153B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2012240971A (ja) | 化粧料 | |
JP5900915B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP5737896B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2010138139A (ja) | 美白剤及び美白化粧料 | |
JP2021172593A (ja) | 皮膚外用剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5737896 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |