JP2012076476A - 農作業機の変速操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前方視界の良さを妨げないように比較的小型な変速レバーやレバーガイドを使用したものでありながら、変速レバーによる変速位置の操作精度を向上させられるようにする。
【解決手段】作業速度の出力に適した変速操作位置を備えた作業用変速領域と、作業速度の出力に適した変速操作位置とは異なる速度での出力に適した複数の変速操作位置を備えた非作業用変速領域とを備え、作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所、及び非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所の夫々に牽制位置を設けて、変速操作具41による変速操作を牽制位置で規制する牽制手段A1,A2を備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、小型の乗用型田植機などの農作業機に用いる変速操作装置に関する。
小型の乗用型田植機としては、操向操作される前車輪より後方にエンジンを配備し、操向不能な後車輪を装備したミッションケースとエンジンとを連動連結し、ミッションケースから取り出した走行動力を前車輪に伝達するよう構成するとともに、機体後部に苗植付け装置を駆動昇降自在に連結し、ミッションケースに備えた変速機構を操作する変速レバーを操縦ハンドルの下方近傍において前後に揺動操作するよう配備している。
上記のように前車輪より後方にエンジンを配備した小型の乗用型田植機は、運転座席の前方に大きいエンジンボンネットが存在しないので、前方見通しが良好で運転し易いという大きな特徴がある。そして、この乗用型田植機では、前方視界の邪魔にならないように変速レバーも比較的短いもので構成され、そのレバーガイドも小さなもので操縦ハンドルの下方に設けられている。
ところが、その変速レバーをつい誤って過剰に操作してしまった場合には、走行速度が急変する可能性があって好ましくない。このため、前記従来構造のものでは、変速レバーが設けられたレバーガイドの一部に、変速操作領域が特定範囲に制限されるように牽制する牽制具を装備していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−218895号公報(段落「0045」、図1、図10、図11参照)
上記のように、レバーガイドの一部に、変速操作領域が特定範囲に制限されるように牽制する牽制具を装備すれば、変速レバーの操作範囲が牽制具によって制限されるため、変速レバーの過剰な操作が行われることを回避でき、走行形態に適した変速位置に操作し易い点で有用なものである。
しかしながら、変速レバーによる変速位置が複数あって、特に、その複数の変速位置が使用頻度の少ない位置である場合などには、変速レバーの操作感覚が慣れていず適切な変速位置を選択する操作が行なわれずに、予定外の変速位置を選択してしまう可能性がある。
本発明の目的は、前方視界の良さを妨げないように比較的小型な変速レバーやレバーガイドを使用したものでありながら、変速レバーによる変速位置の操作精度を向上させられるようにした農作業機の変速操作装置を提供することにある。
〔解決手段1〕
上記課題を解決するために講じた本発明による農作業機の変速操作装置における技術手段は、作業速度の出力に適した変速操作位置を備えた作業用変速領域と、前記作業速度の出力に適した変速操作位置とは異なる速度での出力に適した複数の変速操作位置を備えた非作業用変速領域とを備え、
前記作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所、及び前記非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所の夫々に牽制位置を設けて、変速操作具による変速操作を前記牽制位置で規制する牽制手段を備えた点に特徴がある。
〔解決手段1にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段1にかかる発明によると、牽制手段による牽制作用が発揮される牽制位置を、作業用変速領域と非作業用変速領域との間に相当する箇所に設けることによって、農作業機として比較的使用頻度の高い作業変速領域と、比較的使用頻度の低い非作業変速領域とを明確に区分して使い分けることができ、これらの領域を越えての誤った変速操作位置の選択を確実に回避し得る利点がある。
さらに本発明では、牽制手段による牽制作用が発揮される牽制位置を、非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所にも設けることによって、比較的使用頻度が少なくて変速操作位置の操作感覚に慣れていない変速操作位置であっても、確実に区分して精度良く変速操作位置を選択し得る利点がある。
〔解決手段2〕
上記課題を解決するために講じた本発明による他の技術手段は、前記牽制手段が、前記変速操作具による牽制位置を越えての変速移動を阻止及び阻止解除状態に切換可能な第1牽制具と、前記変速操作具の操作軌跡の変更によって牽制位置を越えての移動を許容する第2牽制具とを備えたものである点に特徴がある。
〔解決手段2にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段2にかかる発明では、牽制手段として、第1牽制具と第2牽制具との二種の牽制具を用いるものであるから、牽制位置の特性に応じて牽制具の種類も使い分けることができる。
したがって、変速操作中における牽制位置を越えての変速移動がまったく必要のない牽制位置では第1牽制具を用い、場合によっては牽制位置を越えて変速した方が便利である箇所では第2牽制具を用いるなど、牽制位置の特性に応じて好適に用いることのできる牽制具を選択して設けることができる。
〔解決手段3〕
上記課題を解決するために講じた本発明による他の技術手段は、前記第1牽制具を、前記作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所に備え、前記第2牽制具を、前記非作業用変速領域内で前記変速操作位置同士の間に相当する箇所に備えた点に特徴がある。
〔解決手段3にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段3にかかる発明によれば、作業用変速領域と非作業用変速領域との間に相当する箇所では、第1牽制具によって、変速操作具による牽制位置を越えての変速移動を阻止及び阻止解除状態に切換えられるので、作業用変速領域と非作業用変速領域とで変速操作具の操作可能領域を確実に区分して、一方の変速領域に位置する変速操作具を誤って他方の変速領域側へ操作してしまう虞を確実に回避することができる。
そして、非作業用変速領域内では、変速操作位置同士の間を、変速操作具の操作軌跡の変更によって牽制位置を越えての移動を許容する第2牽制具によって牽制するので、牽制による誤操作の抑制を行えるものでありながらも、牽制位置を越えての変速操作位置の変更の必要が生じたときには、意識的に変速操作具の操作軌跡を変更して変速操作位置を所望の位置へ移動させて、便利に用いることができる。
〔解決手段4〕
上記課題を解決するために講じた本発明による他の技術手段は、前記第1牽制具を、前記非作業用変速領域内で前記変速操作位置同士の間に相当する箇所に備え、前記第2牽制具を、前記作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所に備えた点に特徴がある。
〔解決手段4にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段4にかかる発明では、非作業用変速領域内における変速操作位置同士の間における牽制を第1牽制具で行うようにすることで、非作業用変速領域内での変速操作位置同士で大きな速度差を有した変速操作位置が設定される場合等に、その非作業用変速領域内での変速操作位置同士の間での変速操作位置の変更を確実に阻止した状態の非作用状態で使用することができる。
そして、この非作業用変速領域内での変速操作位置同士の間での変速操作位置の変更の必要が生じれば、第1牽制具による牽制作用を解除することにより、変速操作位置の変更を確実に意識して慎重に行うことができる。
また、作業用変速領域と非作業用変速領域との間に相当する箇所では、変速操作具の操作軌跡の変更によって牽制位置を越えての移動を許容する第2牽制具によって牽制するので、牽制による誤操作の抑制を行えるものでありながらも、牽制位置を越えての変速領域の変更の必要が生じたときには、意識的に変速操作具の操作軌跡を変更して所望の変速領域を選択することにより便利に用いることができる。
〔解決手段5〕
上記課題を解決するために講じた本発明による他の技術手段は、前記変速操作具の変速操作位置を表示するレバーガイドを操縦ハンドルのハンドルポストに装着し、そのレバーガイドに前記第1牽制具と前記第2牽制具とを備えた点に特徴がある。
〔解決手段5にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段5にかかる発明では、操縦ハンドルのハンドルポストに装着されたレバーガイドに、第1牽制具のみならず第2牽制具も装備させるものであるから、レバーガイドが第1牽制具及び第2牽制具の構成要素として機能し、構成の簡素化ならびに全体構造の小型化を図ることができる。
〔解決手段6〕
上記課題を解決するために講じた本発明による他の技術手段は、前記変速操作位置を、後進位置、中立位置、前進中速位置、前進低速位置、前進高速位置の夫々で構成した点に特徴がある。
〔解決手段6にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段6にかかる発明では、作業用変速領域内の変速操作位置として、後進位置、中立位置、前進中速位置を設定し、非作業用変速領域における変速操作位置として、前進低速位置、前進高速位置を設定するなどのように、使用形態に合わせて使用頻度の高い組み合わせと低い組み合わせとに区分して牽制したり、前進低速位置と前進高速位置とが同じ非作業用変速領域に配備された場合のように、変速速度差の大きい組み合わせの変速操作位置同士の間での牽制を行ったりすることができる。
つまり、使用形態に即した牽制や、速度差に即した牽制などを、変速操作位置の配置や組み合わせに応じて適宜に選択して行うことのできる利点がある。
乗用型田植機の全体側面図である。 乗用型田植機の全体平面図である。 操縦ハンドル付近の縦断側面図である。 レバーガイド部分を示す斜視図である。 変速レバーの取付構造部分を示し、(a)は上部の拡大側面図、(b)は下部の拡大側面図である。 レバーガイド部分を示す平面図である。 レバーガイド部分における牽制手段の操作状態を示し、(a)及び(b)は断面図である。 別実施形態におけるレバーガイド部分を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。 別実施形態を示す操縦ハンドルポスト部分を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
〔農作業機の全体構成〕
図1に、本発明に係る農用作業機の一例である乗用型田植機の全体側面が、また、図2に、その全体平面がそれぞれ示されている。
この乗用型田植機は、操向自在な前車輪1と操向不能な後車輪2を備えた四輪駆動型の走行機体3の後部に、単動型の油圧シリンダ4で上下に揺動駆動される四連リンク機構5を介して、3条植え仕様の苗植付け装置6(作業装置)が昇降可能に連結されている。走行機体3の後部にエンジン7が搭載配備されるとともに、エンジン7および走行機体3を上方から覆うステップ8が脱着自在に設けられている。
このステップ8における後方隆起部8aの左右中央部位に運転座席9が設けられ、この運転座席9の左右横側には左側に2枚、右側に1枚の予備苗を載置収容する予備苗のせ台15が配備され、また、走行機体3の前端部に立設されたセンターポスト10の上部に操縦ハンドル11が配備された構造となっている。
前記センターポスト10よりも機体前方側の走行機体3の前端部には、後述する前車軸ケース22から前方に突設された鋳造製のブラケット31に対して、一体的にボルト連結された畦越えアーム18が固定されている。
前記苗植付け装置6には、3条分のマット状苗を並列載置して一定ストロークで往復横移動する苗のせ台12、この苗のせ台12の下端から1株分づつ苗を切り出して田面に植付けてゆく3組のクランク式の植付け機構13、田面の植付け箇所を均平整地する整地フロート14、等が備えられている。
図3に示すように、前記走行機体3は、太いパイプ材からなる主フレーム20の後端に、後車輪2を軸支したミッションケース21が連結されるとともに、主フレーム20の前端に、前車輪1を装備した前車軸ケース22が連結された構造となっており、主フレーム20はミッションケース21からの走行動力を前車軸ケース22に伝達する前輪駆動軸(図外)が挿通される動力伝達ケースとしての機能を備えている。
ステップ8における後方隆起部8aの右側には、苗植付け装置6の昇降と苗植付け装置6への動力断続を行う昇降レバー25、前記植付け深さ自動制御の感度を調節する感度調節レバー26、および、油圧シリンダ4の伸長作動を油圧ロックして阻止する下降ロックレバー27などが設けられている。また、ステップ8における後方隆起部8aの後部には、フレーム杆16に連結支持された燃料タンク28の上半部が上方に突出されている。
図3に示すように、ステップ8の前端側における左右中央部位は前方に解放された凹部8dが形成されており、走行機体3の前端部に立設された前記センターポスト10が上下に挿通されることで凹部8dが閉塞されるようになっている。なお、ステップ8の床面中央部には補強用のリブ8bが隆起形成されるとともに、床面左右部には乗降時の滑り止めのために上向きにバーリング処理された打ち抜き8c群が形成されている。
前記センターポスト10は、板金材で形成された剛性の高い半割り筒状の主部10Rと樹脂材で形成されたフロントカバー部10Fとから構成されており、主部10Rの下端の底板10Rbが前車軸ケース22から前方に突設された鋳造製のブラケット31にボルト締め固定されるとともに、この主部10Rの前部にフロントカバー部10Fが脱着可能に係止連結されるようになっている。なお、前記ブラケット31は走行機体3の前後重量バランスをとるためのフロントウエイトとしての機能を備えており、ブラケット31の前端突出部がフロントカバー部10Fの下方延長部で前方から覆い隠されている。
センターポスト10の内部には、ブラケット31から立設された丸パイプ製のハンドルポスト32が配備され、このハンドルポスト32の上端部がセンターポスト10の主部10Rの上端側の連結板部10Raに溶接連結され、もってハンドルポスト32の立設強度が高められている。そして上端に前記操縦ハンドル11を連結したステアリング軸33がハンドルポスト32に挿通支持されるとともに、ステアリング軸33の下部が前記ブラケッ31に貫通支持され、ステアリング軸33の下端に一体形成されたピニオンギヤ34が、ブラケット31の下方に回動自在に軸支された大径のセクトギヤ35に咬合され、図3に示すように、このセクトギヤ35と左右の前車輪1を操向回動するナックルアーム(図外)とがタイロッド(図外)で連動連結されている。
〔変速操作装置〕
上記のように構成された乗用型田植機は、次のような変速操作装置を備えている。
つまり変速操作装置は、ミッションケース21内に備えられた変速機構(図外)を操作するための変速レバー41(変速操作具の一例)と、その変速レバー41による操作可能範囲を設定するための牽制手段とから構成されている。
前記変速レバー41は、次のようにしてミッションケース21内の変速機構の操作を行うように構成されている。
センターポスト10の内部には、変速操作軸40がハンドルポスト32に沿う縦軸心g周りに回動自在に配備されており、この変速操作軸40の上端部を左横側方に屈曲して形成した変速レバー41が、センターポスト10の上端に備えたレバーガイド50の外周から握り部41aを横側方へ向けて突出させた状態で設けられている。
そして、変速操作軸40の下端部近くから突設した操作アーム42とミッションケース21内に備えられたギヤ変速式の変速機構(図外)の変速操作用のシフト軸(図外)とに亘って連係部材としての押し引きロッド43が架設され、変速レバー41を縦軸心g周りに回動操作して変速操作軸40を回動させると、前記押し引きロッド43を介して変速操作用のシフト軸がミッションケース21内の変速機構を操作するように構成されている。
尚、この押し引きロッド43は、図外の後端側の横軸心周りで前端側が上下揺動可能であるように前記変速機構側に連結されていて、前記変速操作軸40が縦軸心gに沿う方向で上下移動することを許容するように構成されている。
図6に示すように、変速レバー41を最後方側に位置させた位置が、機体を後進させる「後進位置」であり、その前方側の位置が機体を停止させる「中立位置」であり、さらにその前方位置が通常の植付け走行作業に用いる「前進中速位置」(「植付け作業位置」)であるように、変速レバー41の作動とミッションケース21内の変速機構(図外)の操作位置の切換作動とが連係するように構成されている。
変速レバー41をさらに前方側へ操作させると、主として畦越えなどの低速走行に用いる「前進低速位置」(「畦越え位置」)となり、さらに変速レバー41を前方側へ操作した最前端位置が非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」(「移動位置」)となるように、変速レバー41の作動とミッションケース21内の変速機構(図外)の操作位置の切換作動とが連係するように構成されている。
上記の「前進低速位置」で畦越え作業を行う時には、運転者が走行機体3から降りて機体前方側に位置し、走行機体3の前端部に設けられた前記畦越えアーム18を握って、機体前部を押し下げ操作しながら、変速レバー41を「中立位置」から「前進低速位置」に切換えて畦越え作業を行う。
図6に示す符号24は、前記レバーガイド50の下側で、前記連結板部10Raに装着されて、操縦ハンドル11の右側から前後に揺動操作可能な位置に設けられたアクセルレバーであり、図示しない連係機構を介してエンジン7の回転数を高低変更可能に構成してある。
〔変速レバーの取付構造〕
変速レバー41は、前述したように変速操作軸40とともに一本の屈曲杆で構成されたものであるが、センターポスト10やハンドルポスト32に対して次のように装着されている。
図5(a),(b)に示すように、変速操作軸40は、ハンドルポスト32の上端部に連結されたセンターポスト10の主部10Rに対して、その上端側の連結板部10Raに形成されている支持孔に挿通され、水平方向の動きを規制されながら上下方向では摺動自在に支持されている。
また、前記変速操作軸40の上端近くで前記連結板部10Raの下方側には、変速操作軸40の外周部で径方向外方側へ部分的に突出する突起部40aを周方向の複数箇所に設けてあり、この突起部40aが前記連結板部10Raの下面側に接当することで、前記変速操作軸40の上昇限界位置が定められている。
前記変速操作軸40の下部では、図5(b)に示すように、変速操作軸40の下端部近くから突設された操作アーム42と、前記センターポスト10の主部10Rの下端の底板10Rbとの間で、変速操作軸40の外周部に圧縮バネ44が介装されている。
そして、前記センターポスト10の主部10Rの下端の底板10Rbには、前記変速操作軸40の下端側が入り込み可能な貫通孔45が形成され、その底板10Rbが取り付けられた下方の鋳造製のブラケット31にも、前記変速操作軸40の下端側が入り込み可能な穴部46が形成されている。
このブラケット31の穴部46の底面に前記変速操作軸40の下端が接当することで、変速操作軸40の下降限界位置が設定されている。
このように構成されていることにより、変速レバー41は、変速操作軸40とともに前記圧縮バネ44による上方側への付勢力を受けて上方側へ押圧付勢されている。したがって、変速レバー41に下方側への押圧力が加えられていない状態では、前記変速操作軸40の外周部に設けられた突起部40aが前記連結板部10Raの下面側に接当する状態で変速操作軸40が縦軸心g周りで揺動操作されるように構成してある。
この状態で変速レバー41は、レバーガイド50の下縁側に形成された後述するガイド縁51のうち、レバーガイド50の上面と平行で、かつレバーガイド50の上面から下方側へ第1所定距離L1だけ離れた直線的な第1案内縁51aに近接して位置する。この第1所定距離L1だけ離れた直線的な第1案内縁51aは、レバーガイド50の上面に最も近い最上方位置の第1案内縁51aであり、前記変速レバー41の操作範囲のうち、前記「後進位置」から、主として畦越えなどの非作業時の低速走行に用いる「前進低速位置」に至るまでの範囲に形成されている。
前記「前進低速位置」よりも前記変速レバー41の操作範囲での前方側には、前記第1所定距離L1よりも大きい第2所定距離L2だけ下方側へ離れた第2案内縁51bが形成されるように段差部分52が形成され、その段差部分52よりも前方側には非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」が形成されている。
前記変速レバー41は、下方への押し下げ操作を行うことで、この段差部分52を乗り越えて「前進高速位置」へ移行することが可能であるように、前記変速操作軸40の上昇限界位置と下降限界位置との上下移動距離に相当する範囲が、前記変速レバー41を上方側へ付勢する圧縮バネ44の付勢力に抗して押し下げた場合における変速レバー41の上下移動量L4として設定されている。
つまり、押し下げ操作された場合における変速レバー41の位置が、前記段差部分52が存在する第2所定距離L2よりも下方で、後述する牽制金具60が牽制位置にあるときの牽制作用部60bの下端までの第3所定距離L3よりも上方となるように構成されている。
〔牽制手段〕
変速レバー41の操作可能範囲を設定するための牽制手段は、変速レバー41が牽制位置を越えて移動することを阻止した状態と、その阻止状態を解除した状態に切換可能な第1牽制具A1と、前記変速レバー41の操作軌跡を人為的に変更することによって牽制位置を越えての変速レバー41の移動を許容することのできる第2牽制具A2とを備えて構成されている。
前記第1牽制具A1(牽制手段に相当する)は、図6、及び図7に示すように、レバーガイド50の上面に装着された牽制金具60と、レバーガイド50の上面に形成された係止孔62及び凹部63と、前記牽制金具60を下向きに移動付勢するコイルスプリング61とを備えて構成されている。
この牽制金具60は、丸棒材を逆U形に屈曲して構成されたものであり、その一端側の支点軸60aがレバーガイド50に形成された枢支孔64に回動可能および上下スライド可能に貫通されている。そして、前記レバーガイド50の下側で前記支点軸60aの貫通箇所に装着したコイルスプリング61によって牽制金具60の全体が下方側にスライド移動するように付勢されている。
牽制金具60は前記支点軸60aまわりに回動することで、その他端側を屈曲して形成した牽制作用部60bが、レバーガイド50に形成された係止孔62に貫通して下方側へ大きく突入する牽制位置と、牽制作用部60bがレバーガイド50の上面に形成された凹部63に支持されてレバーガイド50の下方側への突入を阻止された牽制解除位置とに切換え可能に構成されている。
この牽制金具60の前記支点軸60a、及び前記牽制作用部60bの各上端近くには、図5及び図7(a)に示すような牽制位置に操作された状態で、レバーガイド50の上面との間に手指で牽制金具60の上部を把持可能な程度の間隔を確保するための突部60c,60cを形成してある。
前記牽制金具60を牽制位置に操作した状態では、図7(a)に示すように、牽制作用部60bが変速レバー41の操作径路を横断するようにレバーガイド50の下面側に突入して、変速レバー41が、通常の植付け走行作業に用いる「前進中速位置」、機体を停止させる「中立位置」、及び機体を後進させる「後進位置」の範囲内でのみ変速操作可能であるように、変速可能範囲を制限した状態とすることができる。
そして、牽制金具60をコイルスプリング61に抗して持上げて牽制作用部60bを係止孔62から抜き出し、レバーガイド50の上面に形成されている凹部63からなる牽制解除位置に移動させることで、前記牽制金具60による牽制を解除して、変速レバー41が前記「後進位置」から非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」に至るまでの全域で前記第1牽制具A1による牽制作用が解除された状態となる。
なお、牽制金具60の前端支点軸60aに貫通装着されたバネ受け用のベータピン65は、牽制金具60の長手方向に沿った方向から前端支点軸60aに挿通装着されることで、ベータピン65に受け止められたコイルスプリング61が牽制金具60に対して直交した姿勢に安定保持されて、牽制金具60が適正に下方にスライド付勢されるようになっている。
また、図2中に示すように、前記レバーガイド50は、その前側の端縁mが機体中心線xと一致するよう固定され、着座した運転者がレバーガイド50の前側端縁mをセンター照準に利用できるよう構成されている。
前記変速レバー41の操作軌跡を人為的に変更することによって牽制位置を越えての変速レバー41の移動を許容することのできる牽制部となるようにした第2牽制具A2(牽制手段に相当する)は次のように構成されている。
すなわち、図4、及び図7に示すように、レバーガイド50の前記変速レバー41の縦軸心gから遠い側の円弧状の外周面部分には、変速レバー41の上縁側を案内するガイド縁51が形成されている。
このガイド縁51は、前記変速レバー41の操作範囲のうち、前記「後進位置」から、主として畦越えなどの非作業時の低速走行に用いる「前進低速位置」に至るまでの範囲では、レバーガイド50の上面と平行で、かつレバーガイド50の上面から下方側へ第1所定距離L1だけ離れた直線的な第1案内縁51aに形成されている。
そして、前記「前進低速位置」から非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」への移行箇所では、前記レバーガイド50の上面から前記第1所定距離L1よりも大きい第2所定距離L2だけ下方側へ離れた第2案内縁51bが形成されるように段差部分52が形成されている。
前記レバーガイド50の第1案内縁51a、及び第2案内縁51bは、畦越え作業時に機体前方側からレバーガイド50の表示とともに視認し易い位置に形成されている。
上記のように、「後進位置」から「前進低速位置」に至るまでの範囲では、変速レバー41はレバーガイド50の上面からの距離が変化しない状態で、前記縦軸心g周りでの仮想平面上を、側面視では直線的な軌跡を描いて揺動操作される。このとき、前記第1牽制具A1による牽制が行われなければ、前記「後進位置」から「前進低速位置」に至るまでの範囲で自由に変速操作を行うことができる。
ところが、前記「前進低速位置」から「前進高速位置」への移行箇所では、前記レバーガイド50の上面から第2所定距離L2だけ下方側へ離れた第2案内縁51bが形成されるように段差部分52が存在するので、前記変速レバー41を前記「後進位置」から「前進低速位置」に至るまでの範囲における揺動方向の延長方向へ操作するだけでは、その変速操作が牽制された状態となる。この段差部分52が存在することによって第2牽制具A2としての機能を果たしている。
この第2牽制具A2は、変速レバー41の操作軌跡を人為的に変更することによって牽制位置を越えての変速レバー41の移動を許容することのできるものである。すなわち、前記変速レバー41は、前記縦軸心g周りでの揺動操作のみならず、その縦軸心g周りでの揺動軌跡による仮想平面に対して直交する方向にも所定範囲だけ移動できるように、上下方向にも操作可能であるように構成されている。
この変速レバー41の前記所定範囲の上下移動量L4は、その変速レバー41が前記段差部分52を乗り越えて「前進高速位置」へ移行することを許す程度の作動量であり、かつ、前記第1牽制具A1の牽制金具60が係止孔62に突入して牽制位置に操作された状態における牽制作用部60bの下端を越えることができない範囲に設定されている。
つまり、変速レバー41の操作軌跡を人為的に変更するように、変速レバー41を上方側へ押し上げ付勢している圧縮バネ44の付勢力に抗して押し下げた場合における変速レバー41の位置は、前記段差部分52が存在する第2所定距離L2よりも下方で、前記牽制金具60が牽制位置にあるときの牽制作用部60bの下端までの第3所定距離L3よりも上方となるように構成されている。
牽制手段は上記のように構成されているので、第1牽制具A1を牽制位置に操作した場合に、変速レバー41が通常の作業走行速度位置であるところの「前進中速位置」、「中立位置」、「後進位置」が存在する操作領域にあるときには、変速レバー41を上記の「前進中速位置」、「中立位置」、「後進位置」の各操作位置に操作して、通常の作業走行速度での変速操作を確実に行うことができる。この状態では、変速レバー41を、非作業速度であるところの「前進低速位置」や「前進高速位置」側へ移行させる操作が牽制されている。
前記第1牽制具A1が牽制位置に操作されている状態で、変速レバー41が畦越えなどの非作業時の低速走行に用いる「前進低速位置」に位置している場合には、その「前進低速位置」が通常の作業走行速度である「前進中速位置」側に外れることを前記第1牽制具A1が阻止し、非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」側に外れることは、前記第2牽制具A2の作用で規制されている。したがって、必要に応じて変速レバー41を押し下げて操作軌跡を変更すると非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」側へ移行させることが可能となる。尚、変速レバー41が「前進高速位置」に位置している状態から「前進低速位置」側への移動は、変速レバー41の移動を妨げるものがないので簡単に変速操作を行うことができる。
〔別実施形態の1〕
牽制手段としては、図8に示すような構造を採用してもよい。
この構造では、第1牽制具A1である牽制金具60が、変速レバー41の操作範囲のうちで、畦越えなどの非作業時の低速走行に用いる「前進低速位置」と、非作業時の移動走行に用いる「前進高速位置」との間で牽制位置となるように係止孔62の位置を設定してある。
そして、第2牽制具A2であるレバーガイド50の段差部分52は、通常の作業走行速度位置であるところの「前進中速位置」から、畦越えなどの非作業時の低速走行に用いる「前進低速位置」への移行箇所に設けられている。
その他の構成は前記実施形態のものと同様である。
したがって、この実施形態のものでは、使用頻度の少ない非作業時の走行形態であっても速度変化の大きい「前進高速位置」と「前進低速位置」との間での変速操作を、第1牽制具A1によって確実に阻止できるようにしている。
また、比較的速度変化の少ない「前進低速位置」と「前進中速位置」との間では、第2牽制具A2による規制を行うことで使用頻度の差に対応した牽制を行うことができるようにしている。
〔別実施形態の2〕
図9はステアリング軸33の途中にパワーステアリング装置70を組み込んだ構造のものを示している。
この構造では、トルクジェネレータ71の下方側に位置する出力側の軸73と、下方のステアリング軸33とを、内側にスプライン部74aを形成したスプラインボス74によって連結するとともに、前記トルクジェネレータ71の上方側に位置する入力側の軸72を、外周にスプライン部72aを形成した軸で形成し、その入力側の軸72に接続される上方のステアリング軸33の下端に、内側にスプライン部75aを形成した筒軸部75を備えたものによって構成してある。
このように構成したことにより、上方側からステアリング軸33を伝う雨水などがトルクジェネレータ71の内部に入り込むことを確実に回避できる利点がある。
また、上記のようにトルクジェネレータ71の上方側に位置する入力側の軸72を、外周にスプライン部72aを形成した軸で形成してあることにより、例えばトルクジェネレータ71の上方側に位置する入力側の軸72を、内周側にスプライン部を形成した筒軸状のもので構成した場合に比べて、トルクジェネレータ71の上方側に位置する入力側の軸72の軸長やスプライン長さを精度良く定め易く、操縦ハンドル11側にガタが発生するなどの虞が少ない。
〔別実施形態の3〕
ミッションケース21内に備えられる変速機構としては、上記のようにミッションケース21に内装したギヤ式のものの他に、ミッションケース21の側面に装着した油圧式無段変速装置、あるいは、エンジン7とミッションケース21との巻き掛け伝動系に装備したベルト式無段変速装置、などの任意の変速機構を利用することが可能である。
〔別実施形態の4〕
前述した実施形態では、変速操作軸40と変速レバー41とを、単一の棒状部材を屈曲形成することによって一体に形成したものであるが、前記変速レバー41と変速操作軸40とは、夫々別部材で構成して一体に組み合わせたものであってもよい。
また、前記変速レバー41と変速操作軸40とは、夫々別部材で構成して、その変速レバー41を変速操作軸40に対して所定範囲の上下移動量L4を得られるように、上下方向で相対移動可能に構成してもよい。
〔別実施形態の5〕
前述した実施形態では、前記牽制手段のうち、第1牽制具A1として単一の牽制金具60と、レバーガイド50側の一つの係止孔62、及び一つの凹部63の組み合わせで、一箇所の牽制対象箇所において、牽制位置と牽制解除位置との切換が可能であるようにした構造を示したが、これに限らず次のようにしてもよい。
すなわち、牽制対象箇所が複数箇所である場合に、牽制金具60の支点軸60a周りで回動操作される牽制作用部60bの回動軌跡が、前記レバーガイド50のガイド縁51が存在する箇所におけるレバーガイド50の外周縁部分に沿うように、前記支点軸60aの位置を定め、前記牽制作用部60bの回動軌跡上で、牽制対象箇所に対応する複数箇所に係止孔62を形成して、目的とする牽制対象箇所の係止孔62に牽制金具60の牽制作用部60bを挿入し、牽制位置となるように構成してもよい。
この場合、牽制解除位置とするための凹部63は、前記前記牽制作用部60bの回動軌跡上で前記牽制対象箇所に相当する箇所から外れた位置の一箇所、もしくは複数箇所に設ければよく、変速レバー41の変速操作範囲から外れた位置のレバーガイド上に係止孔62を形成することが可能な場合には、前記凹部63を形成せずに係止孔62のみで構成することも可能である。
〔別実施形態の6〕
前述した実施形態では、牽制手段として、牽制金具60を用いた第1牽制具A1、及びレバーガイド50の外周縁に形成した段差部分52を用いた第2牽制具A2を示したが、これに限らず、次のように構成してもよい。
すなわち、作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所、及び前記非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所の両方の牽制を、共に牽制金具60を用いた第1牽制具A1を用いて行うようにしてもよい。
逆に、作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所、及び前記非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所の両方の牽制を、共に段差部分52を用いた第2牽制具A2を用いて行うようにしてもよい。
また、上記の作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所における牽制を第2牽制具A2で行い、非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所の夫々における牽制を第1牽制具A1で行うようにしてもよい。
本発明は、実施形態で示したような小型の乗用型田植機に限らず、小型の播種機や移植機等の農作業機にも適用することができる。
11 操縦ハンドル
21 ミッションケース
32 ハンドルポスト
33 ステアリング軸
40 変速操作軸
41 変速レバー(変速操作具)
50 レバーガイド
60 牽制金具
A1 第1牽制具
A2 第2牽制具

Claims (6)

  1. 作業速度の出力に適した変速操作位置を備えた作業用変速領域と、前記作業速度の出力に適した変速操作位置とは異なる速度での出力に適した複数の変速操作位置を備えた非作業用変速領域とを備え、
    前記作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所、及び前記非作業用変速領域内で変速操作位置同士の間に相当する箇所の夫々に牽制位置を設けて、変速操作具による変速操作を前記牽制位置で規制する牽制手段を備えた農作業機の変速操作装置。
  2. 前記牽制手段は、前記変速操作具による牽制位置を越えての変速移動を阻止及び阻止解除状態に切換可能な第1牽制具と、前記変速操作具の操作軌跡の変更によって牽制位置を越えての移動を許容する第2牽制具とを備えたものである請求項1記載の農作業機の変速操作装置。
  3. 前記第1牽制具を、前記作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所に備え、前記第2牽制具を、前記非作業用変速領域内で前記変速操作位置同士の間に相当する箇所に備えた請求項2記載の農作業機の変速操作装置。
  4. 前記第1牽制具を、前記非作業用変速領域内で前記変速操作位置同士の間に相当する箇所に備え、前記第2牽制具を、前記作業用変速領域と前記非作業用変速領域との間に相当する箇所に備えた請求項2記載の農作業機の変速操作装置。
  5. 前記変速操作具の変速操作位置を表示するレバーガイドを操縦ハンドルのハンドルポストに装着し、そのレバーガイドに前記第1牽制具と前記第2牽制具とを備えた請求項2〜4のいずれか一項記載の農作業機の変速操作装置。
  6. 前記変速操作位置を、後進位置、中立位置、前進中速位置、前進低速位置、前進高速位置の夫々で構成した請求項1〜5のいずれか一項記載の農作業機の変速操作装置。
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