JP5192844B2 - 農作業機 - Google Patents
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あるいは、農作業を終えて作業機を納屋等に収納する場合に後進状態で収めようとする場合に、不測に昇降操作具が自動位置に操作されるおそれがあるために、後進とともに上昇手段が作動して、納屋の天井等に苗植付装置を接触させるといった事態が想定される。
本発明に係る農作業機は、作業装置に対する昇降手段、昇降手段を操作するもので人為的に操作される昇降操作具、及び、走行変速装置、走行変速装置を操作するもので人為的に操作される変速操作具を備え、変速操作具が後進域に操作されると作業装置を上昇作動させる後進上昇手段を設け、後進上昇手段を作動させる状態と作動させない状態とに切り換える人為的切換操作具を、昇降操作具とは別個に備え、後進域に操作される変速操作具に連動し後進上昇手段を作動させる連動状態と、変速操作具が後進域に操作された状態でも連動せずに後進上昇手段を作動させない非連動状態とに切り換わる連係具を設け、人為的切換操作具で連係具を前記連動状態と前記非連動状態とに切換操作可能に構成してあり、前記人為的切換操作具は、握り操作部と当該握り操作部に対する人為的操作により、握り操作部と一体的に移動する操作部とを有し、
前記握り操作部に対する人為的操作により前記操作部が前記連係具に接触して当該連係具を前記連動状態と前記非連動状態とに切換えるように構成され、前記変速操作具が後進域に操作されると移動するキック部材を備え、前記連動状態において、前記連係具は前記キック部材の移動軌跡と干渉する位置に存在し、前記非連動状態において、前記連係具は前記キック部材の移動軌跡と干渉しない位置に存在して、前記連動状態において、前記キック部材が移動すると当該キック部材が前記連係具と連係して当該連係具を前記後進上昇手段が作動する位置に移動し、前記非連動状態において、前記キック部材が移動しても前記連係具と連係せず当該連係具を前記後進上昇手段が作動する位置に移動しないように構成し、前記操作部に前記連係具が係入する切欠部が形成され、当該切欠部は前記キック部材と連係した前記連係具の移動方向に開口しており、前記人為的切換操作具の操作部と連係具とは、前記人為的切換操作具の握り操作部への人為的操作が行われていない状態では、非接触状態にあり、前記握り操作部への人為的操作が行われている状態では接触状態にある。
人為的切換操作具を昇降操作具とは別個に設けることによって、昇降操作具等の他の操作具の操作状況とは拘わりなく、人為的切換操作具により、任意のタイミングで後進上昇手段を作動させる状態と作動させない状態とに切り換えることができる。
これによって、畦越時や納屋収納時には昇降操作具が不測に中立位置以外の操作位置に操作されていても、人為的切換操作具により後進上昇手段を作動させない状態に切り換えることによって、後進上昇手段が作用することはない。一方、植付作業時等の必要な場合
であれば、昇降操作具を自動位置にしなくとも、人為的切換操作具により後進上昇手段を作動させる状態に切り換えることによって、後進上昇手段を作用させることができる。
昇降操作具とは別個に人為的切換操作具を設けたので、昇降操作具の操作位置に制約を受けることなく、任意に切換操作が可能であり、操作性を向上させることができた。
また、変速操作具を後進域に操作すると、連係具が連動し、後進上昇手段を作動させる。人為的切換操作具で連係具を切り操作位置に切り換えると、変速操作具が後進域に操作された状態であっても、連係具を連動しない状態に切り換えることができる。
このように、変速操作具と後進上昇手段との間に連係具という機械式連動機構を導入してあるので、人為的切換操作具もこの連係具に作用させればよく、センサを使用した電気的制御構成を採る必要がなくなった。
また、人為的切換操作具への操作が行われていない状態では、連係具と非接触状態にあるので、連係具から振動等が伝わることが少なく、人為的切換操作具が操作されていないにも拘わらず不測に振動等することを回避できる。
上記構成において、前記握り操作部に対する人為的操作により前記操作部が前記切欠部の延在方向と垂直な方向に移動して切欠部内において前記連係具が前記操作部に接触すると好適である。
上記構成において、連係具の非連動状態に対応する人為的切換操作具の切り操作位置に比べて、連係具の連動状態に対応する人為的切換操作具の入り操作位置の運転操縦空間内への突出量を小さくしてあると好適である。
つまり、作業形態を考慮すると、人為的切換操作具を切り操作位置に操作することが比較的多い状態であり、入り操作位置に操作することが通常の状態であると考えられる。そこで、入り操作位置に操作した場合に、運転操縦室内空間への突出量を小さくして目立たせないようにした。
反対に、切り操作位置に操作する場合には、比較的少ない状態であるので、作業者の目に付き易いように、運転操縦空間内への突出量を大きくしてある。
上記構成において、連係具の非連動状態に対応する人為的切換操作具の切り操作位置を、作業走行と路上走行状態とを切換設定する副変速操作具に近接する状態に構成してあると好適である。
つまり、人為的切換操作具の切り操作位置を、副変速操作具に近接する状態に設けることによって、人為的切換操作具が切り操作位置にあることを目立たせて、作業者に容易に認識させることができる。
上記構成において、昇降操作具を上昇操作位置に付勢する付勢手段と付勢手段の付勢力に抗して操作位置を保持するデテント手段とを設け、連動状態の連係具によりデテント手段の保持を解除するように、後進上昇手段を構成してあると好適である。
昇降操作具の構造として、上昇操作位置に向かうように付勢手段によって付勢し、その付勢手段の付勢力に抗して昇降操作具を操作位置に位置保持するデテント手段を備えている。
後進上昇手段は、この点に着目し、連係具によって、デテント手段の位置保持機能を解除することによって、苗植付装置を上昇作動させる構成を採った。
このように、電気的制御手段を利用せずに、機械的な連動構造によって後進上昇手段を構築できるので、泥土内を走行して作業を行う農作業機に適した後進上昇手段を設けることができた。
農作業機の一例である乗用型の田植機は、図1、図2に示すように、自走機体1の後部に作業装置の一例である複数条植え式の苗植付装置2を四連リンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧油供給に伴い苗植付装置2を上昇させるとともに排油に伴い苗植付装置2を重量で下降させる油圧シリンダ4を設け、施肥装置を設けて構成されている。四連リンク機構3と油圧シリンダ4とで昇降手段を構成する。
かつ、この苗植付装置2には、次回植付け走行時の指標線を圃場に引く倒伏作用姿勢と起立格納姿勢とに揺動切り換え自在で苗植付装置2の上昇に伴い起立格納姿勢に切り換え固定される左右一対の線引きマーカ2mが付設されている。
うち各植付け条の左右横脇それぞれに施肥用の溝を形成するとともに搬送されてくる肥料をその溝に投入する左右複数の作溝器51を装着し、繰出し機50から繰り出された肥料を供給管52を介して作溝器51に圧送するための気流を発生する電動遠心式の送風機53を自走機体1の後部に搭載して構成されている。繰出し機50は、粉粒状肥料を貯溜する肥料ホッパー50aとこの肥料ホッパー50aから肥料を繰り出す繰出し器50bとから構成されている。
したときそのクラッチ切り操作ピン30aを切り操作力で付勢力に抗してクラッチ切り位置に移動させてそのクラッチ切り操作ピン30aによりカム機構30bを介して出力体30cを入力体30dから離脱移動させて伝動を断つ定位置停止機能と、フォーク30eを切り操作させたときその切り操作されるフォーク30eにより出力体30cを付勢力に抗して入力体30dから直ちに離脱移動させて出力体30cの位相に関わらず伝動を断つ即停止機能とを備えている。
力に抗して保持する板バネ製の係合部材40を変速案内板35に取り付けて構成されている。
ように、つまり、植付け深さを設定範囲内に維持するように構成されている。
図9及び図11に示すように、変速操作具33は、昇降操作具55と同一の左右向き軸芯x1周りに揺動して前後進変速操作位置を設定するとともに、左右向き軸芯x1に直交する前後向き軸芯y1周りで左右に揺動可能である。変速操作具33の基端ボス部より左右向き軸芯x1軸芯上で横側方に向けて出力アーム58が設けてある。この出力アーム58は変速操作具33の左右向き軸芯x1周りの揺動作動ではその軸芯x1周りで揺動するだ
けで、変速操作具33が前後向き軸芯y1周りで揺動すると、その揺動につれて上下揺動する。
亘って、前記人為的操作部89を複数箇所の切換操作位置に位置保持可能なデテント手段Bを構成し、前記人為的操作部89から支持軸89Aを支持部90の一側面側からその他側面に対して貫通させて前記支持軸89A周りに前記人為的操作部89を前記支持部90に回転操作自在に構成し、前記他側面から突出した支持軸89Aの突出部分に受止部材92を装着し、圧縮コイルバネ91を前記支持軸89Aの突出部分に外嵌し前記受止部材92と前記支持部90の他側面とで前記圧縮コイルバネ91の両端部を受止め、前記支持軸89Aを前記他側面に直交する軸線に対して傾斜する状態で貫通させ、前記受止部材92を前記他側面に対して傾斜する状態に配置して、前記圧縮コイルバネ91で前記支持軸89Aの傾斜状態を修正する状態に付勢して、人為的切換操作具Aを支持部90に押し付け、前記デテント手段Bの係合状態を維持するべく構成してある。
支持軸89Aを支持部90にその支持部90の他側面に直交する軸線に対して傾斜する状態で貫通させてあるので、支持軸89Aの突出部分に装着される受止部材92は、前記他側面に対して傾斜する状態となる。したがって、その受止部材92と支持部90の他側面との間に装着される圧縮コイルバネ91は、支持軸89Aの突出部分を挟んで一方の側に位置する部分に比べて他方の側に位置する部分がより圧縮する状態となる。
圧縮コイルバネ91の圧縮状態がアンバランスとなっているので、この圧縮コイルバネ91は、支持軸89Aを貫通する方向に付勢して人為的操作部89と支持部90とをより密接する状態に付勢すると同時に支持軸89Aの傾斜状態を解消して他側面に直交する姿勢に切り換えるべく付勢してある。
このように、圧縮コイルバネ91は、支持軸89Aを貫通方向に引き寄せると同時に傾斜状態を修正して直交する状態に戻そうとする付勢力を付与するので、人為的操作部89と支持部90とがより密接する状態になり、両者の間に形成したデテント手段Bの係合度合いをより強くする方向にしてある。
支持枠フレーム90の底壁90aには、人為的操作部89の支持軸89Aを挿通する貫通孔90dと、デテント手段Bを構成する上向き凹部90eを二箇所設けてある。
平面部89Bの上面には、支持枠フレーム90の上向き凹部90eに係合する凸部89eを形成し、前記上向き凹部90eと凸部89eとでデテント手段Bを構成している。平面部89Bのレバー支持フレーム19に面する一端に下向きの折り返し部89dを立ち下げ形成してあり、平面部89Bの剛性の強化を図っている。
しかも、支持軸89Aの突出部89aは、支持枠フレーム90の底壁90aに対して貫
通しているが、その軸線の方向は、底壁90aの平坦面に対して垂直方向からやや前方側に傾斜して設けてある。
上記した一体構成品を支持枠フレーム90の底壁90aの下面側から近づけて、支持軸89Aの突出部89aを貫通孔から底壁90aの上方に突出させ、一体構成品の平面部89Bを底壁90aの下面に沿った状態で設ける。
一方、支持軸89Aは前記平面部89Bの下方にも突出しており、その下方突出部は水平方向に屈曲して、運転操縦空間内に突出し、水平突出端に握り操作部89bを取り付けている。
圧縮コイルバネ91が所定長さに設置されると、平面部89Bが底壁90aの下面に密着する状態となり、平面部89Bに設けた凸部89eが底壁90aの一方の上向き凹部90eに係合し、デテント手段Bの保持状態を現出するものである。
したがって、底壁90aの上面とワッシャ部材92との間に装着される圧縮コイルバネ91は、同一の長さで張設されてはいない。つまり、図14に示すように、圧縮コイルバネ91の軸線上に位置する支持軸89Aの突出部89aより前方側に位置する部分91Aにおける張設長さL1は、支持軸89Aの突出部89aより後方側に位置する部分91Bにおける張設長さL2より短くなっている。このような状態が現出されるのは、ワッシャ部材92が底壁90aの上面に対して傾斜する状態にあるからである。
てキック部材72の作動を受けると、連係具73が一体でアーム軸74とそのアーム軸74の軸芯周りで回転し、前記したデテントレバー77がデテント解除姿勢に切り換わり、
昇降操作具55が上昇位置に操作されて、苗植付装置2が上昇操作される。
図17(b)で示すように、握り操作部89hを仮想線で示す切り操作位置に操作すると、キック部材72が下方作動した場合にも、連係具73がキック部材72との当接範囲外に退避するので、苗植付装置2の後進上昇作動は行われない。
しかも、苗植付装置2を後進上昇作動させる場合に、キック部材72と人為的操作部89とが接触する状態にある場合に比べて、人為的操作部89が振動したり、ぴく付く現象等がなくなる。
ここでは、人為的切換操作具Aの別実施形態について説明する。図18及び図19に示すように、人為的切換操作具Aは、前記したアーム軸74の左端に取付られる支持枠フレーム90と、支持枠フレーム90に取り付けられる人為的操作部89とで構成される。支持枠フレーム90は、天井壁90Aと、天井壁90Aの左端から下方に垂下された側壁90Bと、天井壁90Aの上方に設けてあるアングル状の屋上壁90Cとを一体形成して構成してある。
操作体89Eを仮想線で示す切り操作位置bに操作すると、キック部材72が下方作動した場合にも、連係具73がキック部材72との当接範囲外に退避するので、苗植付装置2の後進上昇作動は行われない。
この切り操作位置bにおいて、作業位置に操作された副変速操作具41の握り部に近接した状態となる。これによって、人為的切換操作具Aの下方に位置する副変速操作具41を操作しようとすると、人為的切換操作具Aと副変速操作具41との上下間隔が狭くなっており、副変速操作具41が握り難く、人為的切換操作具Aが稀な状態である切り操作位置bにあることを認識させることができる。
ここでは、人為的切換操作具Aと連係具73とを別個の部品として構成する別実施形態について説明する。なお、連係具73について第1実施形態で示したものと同じ構成を採るので、説明は省略する。
図20及び21に示すように、人為的切換操作具Aは、前記したレバー支持フレーム19の左端に取付られる支持枠フレーム90と、支持枠フレーム90に取り付けられる人為的操作部89とで構成される。
支持枠フレーム90の底壁90aには、人為的操作部89の支持軸89Aを挿通する貫通孔と、デテント手段Bを構成する上向き凹部90eを二箇所設けてある。
平面部89Bの上面には、支持枠フレーム90の上向き凹部90eに係合する凸部89eを形成し、前記上向き凹部90eと凸部89eとでデテント手段Bを構成している。
第1株間変速部16Aに対して第1株間変速操作部16Cと、第2株間変速操作部16Bに対して第2株間変速操作部16Dとが設けてある。これらの操作方向と設定株間との関係を同一にしてある。つまり、第1株間変速操作部16Cと第2株間変速操作部16Bとを、ミッションケース11内に押し込み操作する程、株間が大きくなるように設定してあり、株間を設定する操作方向が両操作部16C、16Dとも一致しているので、操作性がよい。
(1) 変速操作具33、昇降操作具55、人為的切換操作具Aについては、いずれも、操作レバー、ペダル、スイッチ等のいずれの形態でも採れる。
(2)デテント手段Bとしては、凹凸部の形成部位は、人為的操作部89に凹部、支持部90に凸部を形成してよく、また、凹凸形式ものではなく、スプリングボール形式を採用してもよい。
この場合、人為的操作部89において、支持軸89Aの突出部89aを、下向き、右又は後向きに設定してもよい。人為的操作部89は後進上昇手段を作動させる状態と作動させない状態とに切り換えるものばかりではなく、他の操作レバーや操作ペダルにも使用できる。
(3) また、本発明は、田植え機以外の農用トラクター、芝刈り機など各種の作業車にも適用できる。
21 静油圧式無段変速装置(走行変速装置)
33 変速操作具
41 副変速操作具
55 昇降操作具
73 連係具
A 人為的切換操作具
B デテント手段
R 後進域
Claims (5)
- 作業装置に対する昇降手段、昇降手段を操作するもので人為的に操作される昇降操作具、及び、走行変速装置、走行変速装置を操作するもので人為的に操作される変速操作具を備え、変速操作具が後進域に操作されると作業装置を上昇作動させる後進上昇手段を設け、後進上昇手段を作動させる状態と作動させない状態とに切り換える人為的切換操作具を、昇降操作具とは別個に備え、
後進域に操作される変速操作具に連動し後進上昇手段を作動させる連動状態と、変速操作具が後進域に操作された状態でも連動せずに後進上昇手段を作動させない非連動状態とに切り換わる連係具を設け、人為的切換操作具で連係具を前記連動状態と前記非連動状態とに切換操作可能に構成してあり、
前記人為的切換操作具は、握り操作部と当該握り操作部に対する人為的操作により、握り操作部と一体的に移動する操作部とを有し、
前記握り操作部に対する人為的操作により前記操作部が前記連係具に接触して当該連係具を前記連動状態と前記非連動状態とに切換えるように構成され、
前記変速操作具が後進域に操作されると移動するキック部材を備え、
前記連動状態において、前記連係具は前記キック部材の移動軌跡と干渉する位置に存在し、前記非連動状態において、前記連係具は前記キック部材の移動軌跡と干渉しない位置に存在して、
前記連動状態において、前記キック部材が移動すると当該キック部材が前記連係具と連係して当該連係具を前記後進上昇手段が作動する位置に移動し、前記非連動状態において、前記キック部材が移動しても前記連係具と連係せず当該連係具を前記後進上昇手段が作動する位置に移動しないように構成し、
前記操作部に前記連係具が係入する切欠部が形成され、当該切欠部は前記キック部材と連係した前記連係具の移動方向に開口しており、
前記人為的切換操作具の操作部と連係具とは、前記人為的切換操作具の握り操作部への人為的操作が行われていない状態では、非接触状態にあり、前記握り操作部への人為的操作が行われている状態では接触状態にある農作業機。 - 前記握り操作部に対する人為的操作により前記操作部が前記切欠部の延在方向と垂直な方向に移動して切欠部内において前記連係具が前記操作部に接触する請求項1記載の農作業機。
- 連係具の非連動状態に対応する人為的切換操作具の切り操作位置に比べて、連係具の連動状態に対応する人為的切換操作具の入り操作位置の運転操縦空間内への突出量を小さくしてある請求項1又は2に記載の農作業機。
- 連係具の非連動状態に対応する人為的切換操作具の切り操作位置を、作業走行と路上走行状態とを切換設定する副変速操作具に近接する状態に構成してある請求項1から3のうちのいずれかひとつに記載の農作業機。
- 昇降操作具を上昇操作位置に付勢する付勢手段と付勢手段の付勢力に抗して操作位置を保持するデテント手段とを設け、連動状態の連係具によりデテント手段の保持を解除するように、後進上昇手段を構成してある請求項1から4のうちいずれかひとつに記載の農作業機。
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