JP2012070266A - 入力回路及び入力装置 - Google Patents

入力回路及び入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012070266A
JP2012070266A JP2010214193A JP2010214193A JP2012070266A JP 2012070266 A JP2012070266 A JP 2012070266A JP 2010214193 A JP2010214193 A JP 2010214193A JP 2010214193 A JP2010214193 A JP 2010214193A JP 2012070266 A JP2012070266 A JP 2012070266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
input terminal
switching element
fet
fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010214193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5459161B2 (ja
Inventor
Toshiaki Ukai
敏明 鵜飼
Kokichi Isoda
康吉 磯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010214193A priority Critical patent/JP5459161B2/ja
Priority to CN201110288305.3A priority patent/CN102419568B/zh
Publication of JP2012070266A publication Critical patent/JP2012070266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5459161B2 publication Critical patent/JP5459161B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】入力端子をシンク型又はソース型に切換える場合に、基板を交換する必要がなく、また入力端子に誤って電源を接続してもスイッチング素子の破損を防止することができる入力回路及び該入力回路を備える入力装置を提供する。
【解決手段】ディップスイッチ70にてシンク型入力対応モードを選択した場合に、FET31をオフし、FET32をオンする。作業者が第2入力端子22に外部電源80を誤って接続した場合、FET32に大電流が流れる。定格電流よりも大きな電流がFET32に流れた場合、ヒューズ92は即時に切断される。そのためFET32の破損を防止することができる。またディップスイッチ70にてソース型入力対応モードを選択した場合に、FET31をオンし、FET32をオフするので、基板の交換を行うことなく、入力回路1をシンク型又はソース型に切換えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部機器からシンク型の信号又はソース型の信号を入力する入力回路及び該入力回路を有する入力装置に関する。
一般に工作機械の数値制御装置は、マシニングセンタ又は旋盤などの外部機器に信号を出力する出力回路と外部機器から信号を入力する入力回路とを備えている。外部機器の入出力信号がソース型の信号である場合、数値制御装置には、ソース型の入出力信号に対応した入出力回路を使用する。一方、外部機器の入出力信号がシンク型の信号である場合、数値制御装置には、シンク型の入出力信号に対応した入出力回路を使用する。作業者は、数値制御装置の入出力回路の型と外部機器の入出力信号の型とを整合させるべく、数値制御装置の入出力回路を交換する。
特許文献1には、入出力回路部を交換することができる数値制御装置が開示されており、該数値制御装置は、固定基板と、該固定基板に脱着可能な脱着基板とを備える。固定基板は、制御部を備える。脱着基板は、端子台と、シンク型又はソース型の入出力回路部とを備える。
前記固定基板の制御部は、シンク型及びソース型の入出力回路部に対して共通である。そのため、数値制御装置は、シンク型の入出力回路部を備える脱着基板と、ソース型の入出力回路部を備える脱着基板とを交換することによって、外部機器の入出力信号に対応することができる。
特許第3700315号公報
しかし作業者は、予め2種類の脱着基板を用意する必要があり、数値制御装置の製造費用が嵩む。また脱着基板をシンク型又はソース型に切換える場合、交換作業を要し、シンク型又はソース型への切換えは容易ではない。
基板の交換を回避するために、スイッチング素子のオンオフによって入力端子をシンク型又はソース型へ切替えることが考えられる。作業者は、外部機器を入力回路に接続する場合に、外部機器と該外部機器に対応した入力端子とを接続する必要がある。しかし、作業者が接続作業に不慣れな場合又は作業者が入力端子と外部機器との対応関係を誤認している場合に、作業者は、接地したスイッチング素子に接続された入力端子に外部電源を接続することがある。
スイッチング素子をオンにした状態で、作業者が入力端子に外部電源を接続した場合、スイッチング素子には大電流が流れる。スイッチング素子の容量を超える電流が流れた場合、スイッチング素子は破損する。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、入力端子をシンク型又はソース型に切換える場合に、基板を交換する必要がなく、また入力端子に誤って電源を接続してもスイッチング素子の破損を防止することができる入力回路及び該入力回路を備える入力装置
を提供することを目的とする。
本発明に係る入力回路は、シンク型の第1入力端子又はソース型の第2入力端子のいずれかから信号を入力する入力回路であって、前記第1入力端子又は第2入力端子を選択する選択部と、前記第1入力端子と電源側ラインとの間に並列に接続された第1抵抗及び第1スイッチング素子と、前記第2入力端子と接地側ラインとの間に直列接続された第2抵抗及び第2スイッチング素子の並列回路並びにヒューズを備え、前記選択部によって前記第1入力端子が選択された場合に、前記第1スイッチング素子をオフし、且つ前記第2スイッチング素子をオンし、前記選択部によって前記第2入力端子が選択された場合に、前記第1スイッチング素子をオンし、且つ前記第2スイッチング素子をオフするようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、選択部にて第1入力端子を選択した場合に、第1スイッチング素子をオフし、第2スイッチング素子をオンする。ヒューズの他端側を接地したとき、第2入力端子は、第2スイッチング素子及びヒューズを介して接地される。第2入力端子に誤って外部電源を接続した場合、第2スイッチング素子に大電流が流れ、ヒューズが即時に切断される。選択部にて第2入力端子を選択した場合には、第1スイッチング素子をオンし、第2スイッチング素子をオフする。
本発明に係る入力回路は、前記第2入力端子から信号を入力するポートを有し、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のオンオフを制御する制御装置を備えることを特徴とする。
本発明においては、ヒューズの他端側を接地した状態で、選択部にて第1入力端子を選択した場合に、第2スイッチング素子はオンしているので、第2入力端子は、第2スイッチング素子及びヒューズを介して接地している。このため第2入力端子を接続した制御装置には、ローレベルの信号「L」が入力される。作業者が第2入力端子に誤って電源を接続した場合に、大電流が流れ、ヒューズが切断される。このため第2入力端子の接地が解除され、誤って接続した電源から制御装置にハイレベルの信号「H」が入力される。
本発明に係る入力回路は、前記ヒューズは交換可能にしてあることを特徴とする。
本発明においては、切断されたヒューズを交換することによって、入力回路は回復する。
本発明に係る入力回路は、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子は、FETであることを特徴とする。
本発明においては、FET(Field-Effect Transistor)を第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子に使用することによって、シンク型又はソース型への端子の切換えを実現する。
本発明に係る入力装置は、請求項1から4のいずれか一つに記載の一の入力回路と、シンク型の第3入力端子、ソース型の第4入力端子、該第3入力端子又は第4入力端子を選択する選択手段、前記第3入力端子と電源側ラインとの間に並列に接続された第3抵抗及び第3スイッチング素子並びに前記第4入力端子と接地側ラインとの間に前記ヒューズを介して並列接続された第4抵抗及び第4スイッチング素子を有し、前記選択手段によって前記第3入力端子が選択された場合に、前記第3スイッチング素子をオフし、且つ前記第4スイッチング素子をオンし、前記選択手段によって前記第4入力端子が選択された場合
に、前記第3スイッチング素子をオンし、且つ前記第4スイッチング素子をオフするようにしてある他の入力回路とを備えることを特徴とする。
本発明においては、複数の入力回路を使用する場合に、一の入力回路を除く他の入力回路はヒューズを有さない構成とし、他の入力回路における第4抵抗及び第4スイッチング素子を一の入力回路におけるヒューズを介して接地する。
本発明に係る入力回路にあっては、選択部にて第1入力端子を選択した場合に、第1スイッチング素子をオフし、第2スイッチング素子をオンする。ヒューズの他端側を接地したとき、第2入力端子は、第2スイッチング素子及びヒューズを介して接地される。第2入力端子に誤って外部電源を接続した場合、第2スイッチング素子に大電流が流れ、ヒューズが即時に切断される。そのため第2スイッチング素子の破損を防止することができる。また選択部にて第2入力端子を選択した場合には、第1スイッチング素子をオンし、第2スイッチング素子をオフするので、入力端子をシンク型又はソース型に切換える場合に、大掛かりな切替作業を行う必要がない。またヒューズを使用することによって、電流を遮断するためのIC(Integrated Circuit)を使用する場合に比べて、入力回路の製造費用を削減することができる。
本発明に係る入力回路にあっては、ヒューズの他端側を接地した状態で、選択部にて第1入力端子を選択した場合に、第2スイッチング素子はオンしているので、第2入力端子は、第2スイッチング素子及びヒューズを介して接地している。このため第2入力端子を接続した制御装置には、ローレベルの信号「L」が入力される。作業者が第2入力端子に誤って電源を接続した場合に、大電流が流れ、ヒューズが切断される。このため第2入力端子の接地が解除され、誤って接続した電源から制御装置にハイレベルの信号「H」が入力される。制御装置は、ヒューズの切断によって第2入力端子からの入力信号が「L」から「H」に変化するので、第2スイッチング素子に過剰な電流が流れたことを検出することができる。
また選択部にて第2入力端子を選択した場合には、第2入力端子から信号「H」又は信号「L」を制御装置に入力することができる。そのため、第2入力端子からの信号の入力及び第2スイッチング素子における過剰な電流の検出を同一の構成で実現し、入力回路の複雑化を回避することができる。
本発明に係る入力回路にあっては、切断されたヒューズを交換することによって、入力回路を速やかに回復させることができる。
本発明に係る入力回路にあっては、FETを第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子に使用することによって、シンク型又はソース型への入力端子の切換えを確実に実現することができる。
本発明に係る入力回路にあっては、複数の入力回路を使用する場合に、一の入力回路を除く他の入力回路はヒューズを有さない構成とし、他の入力回路における第4抵抗及び第4スイッチング素子を一の入力回路におけるヒューズを介して接地するので、ヒューズを削減することができる。またいずれかの入力回路における第2スイッチング素子に過剰な電流が流れた場合に、ヒューズが切断され、各入力回路における第2スイッチング素子を一つのヒューズで保護することができる。また全ての入力回路における第2入力端子の信号を監視し、いずれかの入力回路において第2スイッチング素子に過剰に電流が流れたことを検出することができる。
実施の形態1に係る入力回路を示す回路図である。 各モードにおけるディップスイッチ及び端子の状態を示す図である。 シンク型入力対応モードにおいて、外部電源を第2入力端子に誤って接続した場合の回路図である。 実施の形態2に係る入力装置を示す回路図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る入力回路を示す図面に基づいて詳述する。図1は実施の形態1に係る入力回路を示す回路図、図2は各モードにおけるディップスイッチ及び端子の状態を示す図である。なお図においてディップスイッチはディップSWと表記してある。
入力回路1は、工作機械の数値制御装置に設けてあり、図示しない基板に実装してある。入力回路1は制御装置10を備えており、ディップスイッチ70(選択部)と、端子台11とに接続してある。
制御装置10は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Arrey)及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのIC又はマイクロコンピュータを備える。制御装置10は、入力ポート61、62及び出力ポート63、64を備える。また制御装置10は、ディップスイッチ70での選択に基づいて、後述するFETのオン/オフを制御する。制御装置10は、3.3V系の信号で動作する。
入力回路1は、外部機器が接続される第1入力端子21と、電源(電源側ライン)91及び第1入力端子21の接続を行うp型のMOSFET31(第1スイッチング素子、以下FET31という)と、電源91及び第1入力端子21の間に接続された第1抵抗41と、電圧を変換する第1変換回路51とを備えている。FET31及び第1抵抗41は、電源91と第1入力端子21との間にて並列に接続してある。なお電源91は、FET31を過剰な電流から保護するように構成してある。また電源91は、24Vの電圧を供給する。外部機器は、24V系の信号で動作する。
第1入力端子21は、第1変換回路51を介して制御装置10の入力ポート61に接続してある。また第1入力端子21は、FET31のドレインに接続してある。FET31のソースは、電源91に接続してあり、FET31のゲートは、制御装置10の出力ポート63に接続してあり、出力ポート63からオン/オフ制御される。
前記入力回路1は、外部機器が接続される第2入力端子22と、一端部が接地されたヒューズ92と、該ヒューズ92の他端部と第2入力端子22との接続を行うn型のMOSFET32(第2スイッチング素子、以下FET32という)と、第2入力端子22とヒューズ92の他端部とを接続する第2抵抗42と、電圧を変換する第2変換回路52とを備えている。FET32及び第2抵抗42は、第2入力端子22とヒューズ92の他端部との間に、並列に接続してある。
第2入力端子22は、第2変換回路52を介して制御装置10の入力ポート62に接続してある。また第2入力端子22は、FET32のドレインに接続してある。FET32のソースは、ヒューズ92を介して接地してある。ヒューズ92は、FET32の破損を防止する基準となる電流(以下定格電流という)よりも充分に小さい電流で切断されるように構成してある。またヒューズ92は、交換可能である。
FET32のゲートは、制御装置10の出力ポート64に接続してあり、出力ポート64からオン/オフ制御される。
前記端子台11は複数のポートを備えており、第1入力端子21及び第2入力端子22は、各ポートに配置してある。
ディップスイッチ70は、シンク型入力対応モード又はソース型入力対応モードを選択することができる。シンク型入力対応モードは、第1入力端子21を介して外部機器から制御装置10に低電位の信号を入力することが可能な状態をいう。ソース型入力対応モードは、第2入力端子22を介して外部機器から制御装置10に高電位の信号を入力することが可能な状態をいう。
図2Aに示すように、作業者がディップスイッチ70をオンに設定した場合、入力回路1は、シンク型入力対応モードとなる。ディップスイッチ70をオフに設定した場合、入力回路1は、ソース型入力対応モードとなる。
次にシンク型入力対応モードにおける入力回路1の動作について説明する。シンク型入力対応モードの場合、制御装置10は、FET31をオフにし、FET32のゲートをオンにする。これにより、電源91及び第1入力端子21は、第1抵抗41を介して接続され、第2入力端子22から制御装置10にローレベルの信号「L」(0Vの信号)が常時入力される(図2B参照)。すなわち第2入力端子22は、0Vを供給する端子として機能する。
第1入力端子21及び第2入力端子22に外部機器が接続され、外部機器の内部スイッチがオンし、第1入力端子21と第2入力端子22とが接続された場合に、第2入力端子22がローレベルなので、第1入力端子21から制御装置10に信号「L」が入力される。一方外部機器の内部スイッチがオフし、第1入力端子21と第2入力端子22とが切断された場合に、第1抵抗41によってプルアップされた電源電圧が第1入力端子21に印加され、第1入力端子21から制御装置10にハイレベルの信号「H」が入力される。換言すれば、第1入力端子21はシンク型の入力端子として機能する(図2B参照)。
次にソース型入力対応モードにおける入力回路1の動作について説明する。ソース型入力対応モードの場合、制御装置10は、FET31のゲートをオンにし、FET32のゲートをオフ信号にする。これにより、電源91及び第1入力端子21は、直接接続される。そのため、第1入力端子21から制御装置10に信号「H」(24Vの信号)が常時入力される。(図2B参照)。すなわち第1入力端子21は、電源(24V)を供給する端子として機能する。また第2入力端子22は、第2抵抗42を介して接地される。
第1入力端子21及び第2入力端子22に外部機器が接続され、外部機器の内部スイッチがオンし、第1入力端子21と第2入力端子22とが接続された場合に、第1入力端子21がハイレベルなので、第2入力端子22から制御装置10に信号「H」が入力される。一方外部機器の内部スイッチがオフし、第1入力端子21と第2入力端子22とが切断された場合に、第2抵抗42によってプルダウンされた接地電位が第2入力端子22に入力され、第2入力端子22から制御装置10にローレベルの信号「L」が入力される。換言すれば、第2入力端子22は、ソース型の入力端子として機能する(図2B参照)。
なお第1入力端子21から制御装置10に入力される信号「H」(電圧)は、第1変換回路51によって制御装置10に対応した電圧(3.3V)に変換される。また第2入力端子22から制御装置10に入力される信号「H」(電圧)は、第2変換回路52によって制御装置10に対応した電圧(3.3V)に変換される。
次にシンク型入力対応モードにおいて、外部電源を第2入力端子22に誤って接続した場合について説明する。図3は、シンク型入力対応モードにおいて、外部電源を第2入力
端子22に誤って接続した場合の回路図である。
前述したように、シンク型入力対応モードにおいてFET32はオンしており、第2入力端子22は、FET32及びヒューズ92を介して接地している。また第2入力端子22から制御装置10に信号「L」が入力されている。作業者が第2入力端子22に誤って外部電源80を接続した場合、第2入力端子22からFET32及びヒューズ92に大電流が流れる(図3の点線矢印参照)。ヒューズ92は、FET32の定格電流よりも充分に小さい電流で切断される。そのため定格電流よりも大きな電流が第2入力端子22からFET32に入力された場合に、図3に示すように、ヒューズ92は即時に切断され、FET32は破損しない。
ヒューズ92の切断によって、外部電源80から第2入力端子22に高電圧が入力される。第2入力端子22の電位は上昇し、第2入力端子22から制御装置10に信号「H」が入力される。制御装置10は、第2入力端子22から信号「H」が入力された場合に、ヒューズ92の切断、換言すればFET32に過剰な電流が入力されたことを検知する。制御装置10は、ヒューズ92の切断を検知した場合に、ランプ又はブザーなどの報知手段を動作させて、ヒューズ92の交換を作業者に促すことができる。
なおソース型入力対応モードにおいて、第1入力端子21が接地した場合に、FET31に大電流が流れるが、前述したように、電源91はFET31を過剰な電流から保護するように構成してある。例えば電源91はIPD(Intelligent Power Device)を備え、FET31に定格電流よりも大きな電流が流れた場合に、FET31への電流の供給を即時に遮断する。
実施の形態1に係る入力回路1にあっては、ディップスイッチ70にてシンク型入力対応モードを選択した場合に、FET31をオフにし、FET32をオンにする。作業者が第2入力端子22に外部電源80を誤って接続した場合、FET32に大電流が流れる。定格電流よりも大きな電流がFET32に流れた場合、ヒューズ92は即時に切断される。そのためFET32の破損を防止することができる。またディップスイッチ70にてソース型入力対応モードを選択した場合に、FET31をオンにし、FET32をオフにするので、基板の交換を行うことなく、入力回路1をシンク型又はソース型に切換えることができる。
またディップスイッチ70にてシンク型入力対応モードを選択し、第2入力端子22に誤って外部電源80を接続した場合に、ヒューズ92が切断される。ヒューズ92が切断される前は、第2入力端子22は接地されている。そのため制御装置10にはローレベルの信号「L」が入力される。ヒューズ92が切断された後は、第2入力端子22の接地が解除される。そのため制御装置10には、ハイレベルの信号「H」が入力される。制御装置10は、ヒューズ92の切断によって第2入力端子22からの入力信号が「L」から「H」に変化するので、FET32に過剰な電流が流れたことを検出することができる。
またディップスイッチ70にてソース型入力対応モードを選択した場合に、第2入力端子22から信号「H」又は信号「L」を入力すべく、第2入力端子22は制御装置10に接続してある。そのため、第2入力端子22からの信号の入力及びFET32における過剰な電流の検出を同一の構成で実現し、入力回路1の簡素化を図ることができる。また切断されたヒューズ92を交換することによって、入力回路1を速やかに回復させることができる。なおヒューズ92は基板に固定されていても良い。この場合、ヒューズ92の交換は基板の交換によって行われる。
またFET32を過電流から保護し、且つ過電流を検知するために、IC、例えばIPDをFET32と接地端子(接地側ライン)との間に接続して過電流を防止し、ICから
制御装置10に過電流を検知したこと示す信号を出力することも考えられるが、ICよりも安価なヒューズ92を使用することによって、入力回路1の製造費用を削減することができる。
またICを使用した場合、制御装置10に過電流を検知したこと示す信号を出力するために、ICと制御装置10とを接続する配線を新たに設ける必要があるが、第2入力端子22と制御装置10とを接続する既存の配線を利用することによって、新たな配線を設ける必要がない。
実施の形態1に係る入力回路1は、ヒューズ92を接地し、FET32及び第2抵抗42を第2端子22に接続して、FET32及び第2抵抗42とヒューズ92とを直列に接続しているが、FET32及び第2抵抗42を接地し、ヒューズ92を第2端子22に接続して、ヒューズ92とFET32及び第2抵抗42とを直列に接続してもよい。またシンク型入力対応モード又はソース型入力対応モードの選択にディップスイッチ70を使用しているが、ディップスイッチ70に代えて、ボタン式のスイッチ及びトグル式のスイッチなど他のスイッチを使用しても良い。またFETをスイッチング素子として使用しているが、トランジスタ及びIGBT(Insulated Gate Bipolar transistor)など他のスイッチング素子を使用してもよい。
制御装置10は3.3V系の信号で動作し、外部機器は24V系の信号で動作するが、制御装置10及び外部機器が動作する電圧は、これらに限定されない。第1変換回路51及び第2変換回路52にて、外部機器の動作電圧と制御装置10の動作電圧とが適切に変換されればよい。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る入力装置を示す図面に基づいて詳述する。図4は、入力装置を示す回路図である。
入力装置100は、第1入力回路(一の入力回路)1a及び第2入力回路(他の入力回路)1bを備えている。第1入力回路1aは、実施の形態1に係る入力回路1と同じ構成である。第2入力回路1bは制御装置80を備えており、ディップスイッチ90(選択手段)と、端子台110とに接続してある。
制御装置80は、例えばFPGA、ASIC又はマイクロコンピュータを備える。制御装置80は、入力ポート81、82及び出力ポート83、84を備える。制御装置80は、ディップスイッチ90での選択に基づいて、後述するFETのオン/オフを制御する。制御装置80は、3.3V系の信号で動作する。
入力回路1bは、外部機器が接続される第3入力端子23と、電源(電源側ライン)93及び第3入力端子23の接続を行うp型のMOSFET33(第3スイッチング素子、以下FET33という)と、電源93及び第3入力端子23の間に接続された第3抵抗43と、電圧を変換する第3変換回路53とを備えている。FET33及び第3抵抗43は、電源93と第3入力端子23との間に、並列に接続されている。なお電源93は、FET33を過剰な電流から保護するように構成してある。また電源93は、24Vの電圧を供給する。外部機器は、24V系の信号で動作する。
第3入力端子23は、第3変換回路53を介して制御装置80の入力ポート81に接続してある。また第3入力端子23は、FET33のドレインに接続してある。FET33のソースは、電源93に接続してあり、FET33のゲートは、制御装置80の出力ポート83に接続してあり、出力ポート83からオン/オフ制御される。
前記入力回路1bは、外部機器が接続される第4入力端子24と、第4入力端子24にドレインが接続されたn型のMOSFET34(第4スイッチング素子、以下FET34という)と、第4入力端子24に一端部が接続された第4抵抗44と、電圧を変換する第4変換回路54とを備えている。
第4入力端子24は、第4変換回路54を介して制御装置80の入力ポート82に接続してある。FET34のソースは、第1入力回路1aのヒューズ92を介して接地してある。第4抵抗44の他端部は、ヒューズ92を介して接地してある。
FET34のゲートは、制御装置80の出力ポート84に接続してあり、出力ポート84からオン/オフ制御される。前記端子台110は複数のポートを備えており、第3入力端子23及び第4入力端子24は、各ポートに配置してある。
なおディップスイッチ90での選択に基づく入力回路1bの動作は、実施の形態1に係る入力回路1と同様であり、その詳細な説明は省略する。
第1入力回路1aのディップスイッチ70及び第2入力回路1bのディップスイッチ90にてシンク型入力対応モードを選択した状態で、第2入力端子22又は第4入力端子24に誤って外部電源を接続した場合、ヒューズ92が切断される。ヒューズ92の切断前に、第2入力端子22及び第4入力端子24は、接地されている。そのため第2入力端子22から制御装置10にローレベルの信号「L」が入力され、第4入力端子24から制御装置80にローレベルの信号「L」が入力されている。ヒューズ92の切断後は、第2入力端子22及び第4入力端子24の接地が解除される。そのため外部電源から第2入力端子22及び第4入力端子24に高電圧が入力され、第2入力端子22から制御装置10にハイレベルの信号「H」が入力され、第4入力端子24から制御装置80にハイレベルの信号「H」が入力される。各制御装置10、80は、ヒューズ92の切断によって第2入力端子22及び第4入力端子24からの入力信号が「L」から「H」に変化するので、FET32又はFET34に過剰な電流が流れたことを検出することができる。
実施の形態2に係る入力装置100にあっては、第4抵抗44の他端部及びFET34のソースをヒューズ92を介して接地するので、第2入力回路1bは、ヒューズを必要とせず、ヒューズを削減することができる。FET32又はFET34に過剰な電流が流れた場合に、ヒューズ92が切断され、FET32及びFET34を一つのヒューズ92で保護することができる。また第2入力端子22及び第4入力端子24の入力信号を監視し、FET32又はFET34に過剰に電流が流れたことを検出することができる。
なお実施の形態2に係る入力装置100は、二つの入力回路を備えているが、入力回路を三つ以上備えていてもよい。この場合、一の入力回路のみがヒューズ92を有し、残余の入力回路はヒューズを有さない。残余の入力回路における第4抵抗34及びFET44のソースは、一の入力回路のヒューズ92を介して接地される。
また制御装置80は3.3V系の信号で動作し、外部機器は24V系の信号で動作するが、制御装置80及び外部機器が動作する電圧は、これらに限定されない。第3変換回路53及び第4変換回路54にて、外部機器の動作電圧と制御装置80の動作電圧とが適切に変換されればよい。
実施の形態2に係る入力装置100の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
以上説明した実施の形態は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲に記載された
事項及び特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
1 入力回路
10、80 制御装置
91、93 電源
21 第1入力端子
22 第2入力端子
23 第3入力端子
24 第4入力端子
31 MOSFET(第1スイッチング素子)
32 MOSFET(第2スイッチング素子)
33 MOSFET(第3スイッチング素子)
34 MOSFET(第4スイッチング素子)
41 第1抵抗
42 第2抵抗
43 第3抵抗
44 第4抵抗
92 ヒューズ
70、90 ディップスイッチ(選択部、選択手段)
100 入力装置

Claims (5)

  1. シンク型の第1入力端子又はソース型の第2入力端子のいずれかから信号を入力する入力回路であって、
    前記第1入力端子又は第2入力端子を選択する選択部と、
    前記第1入力端子と電源側ラインとの間に並列に接続された第1抵抗及び第1スイッチング素子と、
    前記第2入力端子と接地側ラインとの間に直列接続された第2抵抗及び第2スイッチング素子の並列回路並びにヒューズを備え、
    前記選択部によって前記第1入力端子が選択された場合に、前記第1スイッチング素子をオフし、且つ前記第2スイッチング素子をオンし、前記選択部によって前記第2入力端子が選択された場合に、前記第1スイッチング素子をオンし、且つ前記第2スイッチング素子をオフするようにしてあること
    を特徴とする入力回路。
  2. 前記第2入力端子から信号を入力するポートを有し、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のオンオフを制御する制御装置を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の入力回路。
  3. 前記ヒューズは交換可能にしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力回路。
  4. 前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子は、FETであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の入力回路。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の一の入力回路と、
    シンク型の第3入力端子、
    ソース型の第4入力端子、
    該第3入力端子又は第4入力端子を選択する選択手段、
    前記第3入力端子と電源側ラインとの間に並列に接続された第3抵抗及び第3スイッチング素子並びに
    前記第4入力端子と接地側ラインとの間に前記ヒューズを介して並列接続された第4抵抗及び第4スイッチング素子を有し、
    前記選択手段によって前記第3入力端子が選択された場合に、前記第3スイッチング素子をオフし、且つ前記第4スイッチング素子をオンし、前記選択手段によって前記第4入力端子が選択された場合に、前記第3スイッチング素子をオンし、且つ前記第4スイッチング素子をオフするようにしてある他の入力回路と
    を備えることを特徴とする入力装置。
JP2010214193A 2010-09-24 2010-09-24 入力回路及び入力装置 Active JP5459161B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010214193A JP5459161B2 (ja) 2010-09-24 2010-09-24 入力回路及び入力装置
CN201110288305.3A CN102419568B (zh) 2010-09-24 2011-09-23 输入电路以及输入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010214193A JP5459161B2 (ja) 2010-09-24 2010-09-24 入力回路及び入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012070266A true JP2012070266A (ja) 2012-04-05
JP5459161B2 JP5459161B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45944015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010214193A Active JP5459161B2 (ja) 2010-09-24 2010-09-24 入力回路及び入力装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5459161B2 (ja)
CN (1) CN102419568B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114498547A (zh) * 2022-01-11 2022-05-13 深圳市有为信息技术发展有限公司 可配置的can终端电阻匹配电路

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106896775B (zh) * 2015-12-21 2020-03-20 施耐德电气工业公司 用于可编程逻辑控制器的输出电路
CN112596462B (zh) * 2020-12-22 2022-04-22 深圳市英威腾电气股份有限公司 基于信号类型的输出方法、装置及系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256893A (ja) * 1997-03-07 1998-09-25 Mitsubishi Electric Corp 制御装置のインターフェイス回路
JP2005142595A (ja) * 2005-02-10 2005-06-02 Mitsubishi Electric Corp 制御基板
JP2010239202A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Brother Ind Ltd 入力インタフェース回路

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738408A (ja) * 1993-07-19 1995-02-07 Sharp Corp バッファ回路
JP4133646B2 (ja) * 2003-07-29 2008-08-13 サンクス株式会社 信号出力回路、検出スイッチ及び多光軸光電スイッチ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256893A (ja) * 1997-03-07 1998-09-25 Mitsubishi Electric Corp 制御装置のインターフェイス回路
JP2005142595A (ja) * 2005-02-10 2005-06-02 Mitsubishi Electric Corp 制御基板
JP2010239202A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Brother Ind Ltd 入力インタフェース回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114498547A (zh) * 2022-01-11 2022-05-13 深圳市有为信息技术发展有限公司 可配置的can终端电阻匹配电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP5459161B2 (ja) 2014-04-02
CN102419568B (zh) 2014-08-13
CN102419568A (zh) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5459168B2 (ja) 出力回路及び出力装置
EP2426803B1 (en) Protection circuit for a power conversion apparatus
CN111469783B (zh) 电源装置
CN110785933A (zh) 半导体开关元件的短路保护电路
JP5459161B2 (ja) 入力回路及び入力装置
JP4807431B2 (ja) 入力インタフェース回路
JP4958927B2 (ja) スイッチング回路及び電力変換回路
WO2018146980A1 (ja) 電力供給システム、電力供給システムの制御方法、及び回路基板
US6754058B2 (en) Current breaker circuit for storage devices, and abnormality detection circuit
JP4862912B2 (ja) 出力インタフェース回路
US10599198B2 (en) Load driving device
US20180217652A1 (en) Electronic device
JP3230203U (ja) トランジスタ保護回路
JP2007116873A (ja) 電源装置
WO2014027524A1 (ja) 半導体モジュール
JP6520171B2 (ja) 電圧駆動型半導体スイッチング素子の駆動回路
JP7122899B2 (ja) 電源ユニット、及び電源
US10673228B2 (en) Unit
EP2451068B1 (en) Motor drive device
JP6766352B2 (ja) インタフェース回路
JP2008236605A (ja) プッシュプル回路
KR102554858B1 (ko) 고속충전단자의 단락 보호회로
JP6719346B2 (ja) 車両用電子装置
JP2000333366A (ja) 逆接続保護回路
KR100580754B1 (ko) 이동통신 단말기의 과전압 차단 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131230

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5459161

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150