JP6719346B2 - 車両用電子装置 - Google Patents

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本発明は、負荷を駆動する負荷駆動回路を、該負荷駆動回路の出力端に印加される過大な電圧から保護する出力保護回路を備えた車両用電子装置に関する。
近年、自動車には、エンジンやトランスミッション、ブレーキ等の制御用に様々な電子装置が搭載されている。例えば、車両の状態をスピーカから運転者に音声で報知したり、警告音を発したりする電子装置は、音声信号や音響信号を生成する信号生成回路と、生成した信号を増幅してスピーカを駆動する負荷駆動回路を備えている。通常、信号生成回路や負荷駆動回路は集積回路化されており、電源となるバッテリの電圧よりも低い、例えば5Vで動作する。
この種の電子装置には、バッテリからハーネスを介して電源が供給され、ハーネスと電子装置はコネクタにより電気的に接続されている。そして、電子装置内では、バッテリの電圧を電源回路で作動電圧まで降下させて装置内の各種回路に供給している。
このような車両用電子装置にあっては、ハーネスやコネクタ部で電源ラインとスピーカへの出力ラインがショートすると、バッテリの高い電圧が負荷駆動回路に印加されて故障する惧れがある。ショートの原因としては、組立て製造中や整備工場での人為的な意図しないショート、ユーザの過った整備による意図しないショート、ハーネスの経年劣化等が想定される。また、ハーネスの不良としては、絶縁皮膜の破断、コネクタ部への導電性の異物の入り込み等が想定される。
そこで、例えば特許文献1では、スピーカを負荷とする出力駆動回路において、出力端子がVCCにショートされる等の異常時に、過電流を検出し、動作電流源を遮断して出力回路への過電流を抑えるようにしている。
特開2006−101044号公報
しかしながら、特許文献1は、異常発生時の過電流を検出して内部回路を保護する構成のため、出力端子に絶対最大定格電圧以上の電圧が印加されても大きな電流が流れない場合、すなわち比較的低電流で且つ高電圧が印加された場合には出力駆動回路(負荷駆動回路)を保護できない、という課題がある。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、大きな電流が流れない場合にも、出力端に印加された過大な電圧から負荷駆動回路を保護できる出力保護回路を備えた車両用電子装置を提供することにある。
本発明の車両用電子装置は、バッテリからハーネスとコネクタを介して電源が供給され、前記バッテリの電圧を電源回路により作動電圧まで降下させて各種回路を動作させる車両用電子装置であって、車両の状態に応じて演算処理部で生成された音声信号または音響信号をスピーカで駆動するための信号に変換する第1信号変換部を有し、前記バッテリの電圧よりも低い電圧で動作する負荷駆動回路と、前記負荷駆動回路におけるスピーカの接続部であるコネクタ部が天絡しているか否かを検出する天絡電圧検出回路と、前記負荷駆動回路の出力端から前記コネクタ部への電流経路に設けられた遮断回路と、前記天絡電圧検出回路前記第1信号変換部の最大定格電圧以上の電圧を検出した場合に、前記遮断回路を遮断状態に制御する遮断制御回路とを具備し、前記遮断回路が、電流通路が並列接続された第1導電型半導体スイッチ素子と第2導電型半導体スイッチ素子とを備え、前記天絡電圧検出回路によりコネクタ部でハーネスと前記スピーカへの出力ラインがショートしたことを検出した場合に前記遮断制御回路で両半導体スイッチ素子が共にオフ状態、検出しない場合に両半導体スイッチ素子が共にオン状態に制御される、ことを特徴とする。
本発明の車両用電子装置によれば、スピーカ接続部に所定値以上の高い電圧が印加されたことを検出した場合に、遮断制御回路で遮断回路を制御して負荷駆動回路からスピーカへの電流経路を遮断するので、スピーカ接続部に大きな電流が流れない場合にも負荷駆動回路を保護できる。従って、低電流且つ高電圧でのショート時にも負荷駆動回路を負荷から切り離すことができ、負荷駆動回路の故障を抑制することができる。更に、遮断回路を、第1導電型半導体スイッチ素子と第2導電型半導体スイッチ素子の電流通路を並列接続した構成にすることで、両半導体スイッチ素子が共にオン状態となる通常動作時のオン抵抗を小さくして遮断回路を設けた影響を小さくすることができる。
本発明の実施形態に係る車両用電子装置の回路図である。 図1に示した遮断回路を構成するPチャネル型MOSFETのオン抵抗、Nチャネル型MOSFETのオン抵抗、及びこれらのオン抵抗の合成抵抗を示す特性図である。 図1に示した天絡電圧検出回路と遮断制御回路の構成例を示す回路図である。 図1に示した天絡電圧検出回路と遮断制御回路の他の構成例を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用電子装置の要部を抽出して示している。電子装置1は、車両の状態をスピーカ2から運転者に音声で報知したり、警告音を発したりするもので、演算処理部(例えばマイクロコンピュータ)3、負荷駆動回路4、フィルタ回路5及び出力保護回路を備えている。
出力保護回路は、スピーカ2を駆動する負荷駆動回路4を、該負荷駆動回路4の出力端(出力端子Vo+,Vo−側のコネクタやハーネス等)に印加される過大な電圧から保護するもので、天絡電圧検出回路6、遮断制御回路7及び遮断回路8を含んで構成されている。
図示しないが、この電子装置1には、バッテリからハーネスを介して電源が供給されており、ハーネスと電子装置1は、コネクタにより電気的に接続されている。そして、バッテリからの電源電圧を電源回路により作動電圧まで降下させ、電子装置1内の各種回路を動作させている。
演算処理部3は、車両の状態に応じた音声信号(または音響信号)を生成して負荷駆動回路4の入力端子IN+,IN−に入力する。負荷駆動回路4は、本例ではD級オーディオアンプであり、入力された音声信号を、スピーカ2を駆動するためのPWM信号に変換する信号変換部4aを備える。信号変換部4aは、第1PWM信号を出力する第1出力系統と、該第1PWM信号と異なる第2PWM信号を出力する第2出力系統とを有している。
負荷駆動回路4は、信号変換部4aで音声信号を変換して生成した第1、第2PWM信号を、出力端子Vo+,Vo−からスピーカ2への出力ライン(電流経路)9−1,9−2上に出力する。負荷駆動回路4の各PWM信号のパルス幅は、入力された音声信号の振幅に比例して変化する。出力ライン9−1,9−2上の第1、第2PWM信号は、遮断回路8を介してフィルタ回路5に入力される。このフィルタ回路5は、第2信号変換部として機能するもので、受動的な積分器として動作し、方形波の平均値に等しい値が得られる。
すなわち、フィルタ回路5は、出力ライン9−1,9−2上にそれぞれ設けられる第1、第2フィルタ部5−1,5−2を備える。フィルタ部5−1はインダクタL1とコンデンサC1とで構成されたLCフィルタ(ローパスフィルタ)であり、フィルタ部5−2はインダクタL2とコンデンサC2とで構成されたLCフィルタ(ローパスフィルタ)である。これら第1、第2フィルタ部5−1,5−2で第1、第2系統のPWM信号をアナログ信号(正弦波信号)に変換し、スピーカ2の第1、第2入力端子に供給して駆動する。
天絡電圧検出回路6は、スピーカ接続部であるコネクタ部10−1,10−2(負荷接続部)が天絡しているか否かを検出するもので、コネクタ部10−1,10−2の電圧を検出する電圧検出手段として働く。この天絡電圧検出回路6は、検出した電圧が過大な電圧、すなわち所定値以上の高い電圧である場合に、遮断制御回路7の制御により遮断回路8をオフさせる。ここで、所定値以上の高い電圧とは、例えば信号変換部4aの最大定格電圧以上の電圧である。遮断制御回路7は、通常動作時にはハイレベル、過大な電圧を検出した場合にはロウレベルを出力するように構成されている。
遮断回路8における遮断部8−1は、出力ライン9−1を遮断するもので、Pチャネル型MOSFET M1、Nチャネル型MOSFET M2及び抵抗R1で構成されている。MOSFET M1のドレインとMOSFET M2のソースは負荷駆動回路4の出力端子Vo+に接続され、MOSFET M1のソースとMOSFET M2のドレインはインダクタL1の一端に接続される。MOSFET M1のゲートとソース間には、抵抗R1が接続されている。
遮断回路8における遮断部8−2は、出力ライン9−2を遮断するもので、Pチャネル型MOSFET M3、Nチャネル型MOSFET M4,M5及び抵抗R2〜R4で構成されている。MOSFET M3のドレインとMOSFET M4のソースは負荷駆動回路4の出力端子Vo−に接続され、MOSFET M3のソースとMOSFET M4のドレインはインダクタL2の一端に接続される。MOSFET M3のゲートとソース間には、抵抗R2が接続されている。抵抗R4の一端は遮断制御回路7の出力端に接続され、他端はMOSFET M2,M4,M5のゲートに接続される。この抵抗R4の他端と接地点間には、抵抗R3が接続される。更に、MOSFET M5のソースは接地され、ドレインはMOSFET M1,M3のゲートに接続される。
次に、上記のような構成において、図1に示した車両用電子装置の動作を説明する。通常動作時には、天絡電圧検出回路6では過大な電圧は検出されないので、遮断制御回路7の出力信号はハイレベルとなる。これによって、MOSFET M2,M4,M5のゲートに、抵抗R3,R4の抵抗分割によって決まるハイレベルの電圧が印加され、これらMOSFET M2,M4,M5がオン状態となる。MOSFET M5のオンによって、MOSFET M1,M3のゲートがロウレベルとなるので、これらのMOSFET M1,M3もオンする。
従って、負荷駆動回路4から出力される第1、第2PWM信号は、出力ライン9−1,9−2を介してフィルタ回路5に供給され、このフィルタ回路5でアナログ信号に変換されてスピーカ2から出力される音声信号(または音響信号)により、運転者に車両の状態が報知される。
図2の特性図に示すように、Pチャネル型MOSFETのオン抵抗は、信号電圧レベル(ゲート・ソース間電圧VGS)が小さいときに抵抗値が高く、大きい時に抵抗値が低くなる。これに対し、Nチャネル型MOSFETのオン抵抗は、信号電圧レベルが小さいときに抵抗値が低く、大きい時に抵抗値が高くなる。従って、Pチャネル型MOSFETとNチャネル型MOSFETの電流通路を並列接続して同時にスイッチング動作させることにより、合成抵抗は信号電圧レベルが小さいときも大きいときも低くなる。PWM信号は、「1」(ハイレベル)と「0」(ロウレベル)の組み合わせであるので、両MOSFETのオン抵抗が小さい領域を利用することができ、通常動作時の出力信号への影響をより小さくすることができる。
一方、コネクタ部10−1,10−2でハーネス(特に電源ライン)とスピーカ2への出力ライン9−1,9−2がショートすると、天絡電圧検出回路6で過大な電圧、例えば12Vが検出され、遮断制御回路7の出力信号はロウレベルとなる。
これによって、MOSFET M2,M4,M5のゲートが抵抗R3介して接地されるので、これらのMOSFET M2,M4,M5がオフ状態となる。MOSFET M5のオフによって、MOSFET M1,M3のゲートとソース間が抵抗R1,R2によって接続され、ゲート・ソース間電圧VGSが「0」になるので、これらのMOSFET M1,M3もオフする。この結果、負荷駆動回路4の出力端子Vo+,Vo−とコネクタ部10−1,10−2との間の出力ライン9−1,9−2が遮断され、負荷駆動回路4の故障を抑制することができる。しかも、コネクタ部10−1,10−2に過大な電圧(所定電圧以上)が印加されたことを検出するので、大きな電流が流れない場合にも負荷駆動回路4を保護できる。
図3は、図1に示した天絡電圧検出回路6と遮断制御回路7の構成例を示している。図3では、遮断制御回路7にマイクロコンピュータ11を用いる例を示しており、マイクロコンピュータ11の出力によって遮断回路8を制御している。すなわち、出力ライン9−1,9−2の電圧を、直列接続された抵抗R5,R6の接続点N1、及び抵抗R7,R8の接続点N2からマイクロコンピュータ11内のA/Dコンバータ(ADC)11−1,11−2にそれぞれ取り込んでデジタルデータに変換する。そして、このデジタルデータに基づいて、コネクタ部10−1,10−2に過大な電圧が印加されたか否かをマイクロコンピュータ11で判定する。そして、遮断回路8に通常動作時にはハイレベル、過大な電圧が検出されたときにはロウレベルとなる信号を供給して制御する。
このような構成によれば、図1に示した回路の動作をソフトウェアによって実現することができる。なお、マイクロコンピュータ11は、遮断回路8の制御のために専用に設けても良いが、図1における演算処理部3を利用することもできる。
図4は、図1に示した天絡電圧検出回路6と遮断制御回路7の他の構成例を示している。ここでは、ツェナーダイオードを用いて過大な電圧を検出し、遮断回路8を制御している。すなわち、出力ライン9−1,9−2と接地点間にそれぞれ、ツェナーダイオードZD1と抵抗R9の直列回路、及びツェナーダイオードZD2と抵抗R10の直列回路を設ける。ツェナーダイオードZD1,ZD2のツェナー電圧は、集積回路用の電源VDDの電圧である5V以上で、且つ信号変換部4aの最大定格電圧より低い、例えば8Vでブレークダウンするようになっている。また、電源VDD(5V)と接地点間に、抵抗R11とNチャネル型MOSFET M6の電流通路を直列接続するとともに、抵抗R12とNチャネル型MOSFET M7の電流通路を直列接続する。
そして、ツェナーダイオードZD1と抵抗R9の接続点N3をMOSFET M6のゲートに、ツェナーダイオードZD2と抵抗R10の接続点N4をMOSFET M7のゲートにそれぞれ接続する。更に、抵抗R11とNチャネル型MOSFET M6の電流通路との接続点N5と、抵抗R12とNチャネル型MOSFET M7の電流通路との接続点N6から得られる信号をオアゲート12に入力し、このオアゲート12の出力で遮断回路8を制御する。
通常動作時には、ツェナーダイオードZD1,ZD2は共にブレークダウンしないので、MOSFET M6,M7がオフし、オアゲート12にはハイレベルの信号が入力されるので、このオアゲート12から遮断回路8にハイレベルの信号が供給され、遮断回路8はオン状態となる。これに対し、コネクタ部10−1,10−2の少なくとも一方に過大な電圧が印加され、ツェナーダイオードZD1またはZD2がブレークダウンすると、MOSFET M6またはM7がオンし、オアゲート12から遮断回路8にロウレベルの信号が供給されてオフ状態となって出力ライン9−1,9−2を遮断する。
このようにハードウェアで構成しても、図3に示した回路と同様な動作を実現することができ、実質的に同じ作用効果が得られる。
上記のような構成によれば、低電流且つ高電圧でのショート時にも電流経路を遮断でき、負荷駆動回路の故障を抑制することができる。また、遮断回路をPチャネル型MOSFETとNチャネル型MOSFETの電流通路を並列接続した構成にすることで、正常動作時のオン抵抗を小さくして出力ラインに遮断回路を介在させることによる影響を小さくすることができる。特に、スピーカを駆動するD級オーディオアンプ等は、PWM出力後にLCフィルタを通して信号成分を取り出すが、LCフィルタ前に遮断回路を挿入することで、通常時にFETのオン抵抗が十分に低い領域を使用することができるため、通常動作時への影響を更に小さくすることができる。よって、消費電力を抑制することができる。
また、負荷駆動回路を効果的に保護できるので、半導体素子の選択自由度が広がり、耐圧が低くサイズが小さい素子を選択できることにより、設計の自由度が広がり、出力保護回路の小スペース化が図れ、車両用電子装置の小型化、基板サイズ縮小等によるコスト低減が図れる。
更に、第1、第2出力系統の出力ラインの両方を遮断するので、ショートが発生した系統からスピーカを介して他の出力系統に高電圧が侵入しても遮断することができる。
以上実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、コネクタ部の過大な電圧を検出する手段として、マイクロコンピュータを用いる例と、ツェナーダイオードのツェナー電圧を利用する例について説明したが、過大な電圧を検出できれば他の様々な構成を適用できる。
また、遮断回路も一例を示したに過ぎず、同様な機能を実現できれば他の構成であっても構わない。
更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…電子装置、2…スピーカ(負荷)、3…演算処理部(マイクロコンピュータ)、4…負荷駆動回路、4a…信号変換部(第1信号変換部)、5…フィルタ回路(第2信号変換部)、6…天絡電圧検出回路(電圧検出手段)、7…遮断制御回路、8…遮断回路、9−1,9−2…出力ライン(電流経路)、10−1,10−2…コネクタ部(負荷接続部)、11…マイクロコンピュータ、11−1,11−2…A/Dコンバータ、M1〜M7…MOSFET、R1〜R12…抵抗、ZD1,ZD2…ツェナーダイオード、IN+,IN−…入力端子、Vo+,Vo−…出力端子

Claims (3)

  1. バッテリからハーネスとコネクタを介して電源が供給され、前記バッテリの電圧を電源回路により作動電圧まで降下させて各種回路を動作させる車両用電子装置であって、
    車両の状態に応じて演算処理部で生成された音声信号または音響信号をスピーカで駆動するための信号に変換する第1信号変換部を有し、前記バッテリの電圧よりも低い電圧で動作する負荷駆動回路と、
    前記負荷駆動回路におけるスピーカの接続部であるコネクタ部が天絡しているか否かを検出する天絡電圧検出回路と、
    前記負荷駆動回路の出力端から前記コネクタ部への電流経路に設けられた遮断回路と、
    前記天絡電圧検出回路前記第1信号変換部の最大定格電圧以上の電圧を検出した場合に、前記遮断回路を遮断状態に制御する遮断制御回路とを具備し、
    前記遮断回路が、電流通路が並列接続された第1導電型半導体スイッチ素子と第2導電型半導体スイッチ素子とを備え、前記天絡電圧検出回路によりコネクタ部でハーネスと前記スピーカへの出力ラインがショートしたことを検出した場合に前記遮断制御回路で両半導体スイッチ素子が共にオフ状態、検出しない場合に両半導体スイッチ素子が共にオン状態に制御される、ことを特徴とする車両用電子装置。
  2. 負荷駆動回路はD級オーディオアンプであり、前記第1信号変換部は音声信号または音響信号をPWM信号に変換して出力し、
    前記第1信号変換部と前記スピーカ接続部との間に第2信号変換部を更に備え、前記第2信号変換部は前記PWM信号をアナログ信号に変換して前記スピーカに出力するフィルタ回路である、ことを特徴とする請求項に記載の車両用電子装置。
  3. 前記第1信号変換部は、第1PWM信号を出力する第1出力系統と、該第1PWM信号と異なる第2PWM信号を出力する第2出力系統とを有し、
    前記第2信号変換部は、前記第1PWM信号をアナログ信号に変換して前記スピーカの第1入力端子に供給する第1フィルタ部と、前記第2PWM信号を変換して前記アナログ信号と逆位相のアナログ信号を前記スピーカの第2入力端子に供給する第2フィルタ部とを備え、
    前記天絡電圧検出回路は、前記第1出力系統と前記第2出力系統の出力端の電圧を検出し、
    前記遮断回路は、負荷駆動回路の前記第1出力系統と前記第2出力系統の出力端子から前記スピーカへの電流経路に設けられ、
    前記遮断制御回路は、前記第1出力系統と前記第2出力系統の出力端子の少なくとも一方で前記第1信号変換部の最大定格電圧以上の電圧を検出したときに、前記遮断回路を制御して前記スピーカへの電流経路を遮断する、ことを特徴とする請求項に記載の車両用電子装置。
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