JP4581139B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、音制御機能と表示制御機能を有する副制御装置(副制御手段)が設けられている副制御基板を備えている遊技機も知られている。(特許文献1参照)
ここで、制御基板の占有面積を減少させる方法として、部品の実装密度を高めることができる多層基板(例えば、6層基板)を用いることが考えられる。
しかしながら、多層基板を用いることによって部品の実装密度を高めると、部品間の熱による影響が大きくなる。特に、音信号を増幅してスピーカに出力するパワーアンプは発熱量が多いため、このような多層基板にパワーアンプが配設されていると、パワーアンプから発生する熱による他の部品への影響が大きい。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、音制御手段を含む複数の制御手段を構成する構成要素が配設された制御基板の占有面積を効果的に減少させることができる遊技機を提供することである。
請求項1に記載の遊技機は、
本体枠と、前記本体枠に着脱自在な遊技盤を備えているとともに、遊技機全体の遊技動作を制御する主制御手段と、音発生手段と、前記主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて前記音発生手段を制御する音制御手段と、表示手段あるいは発光手段の少なくとも一方と、前記主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて前記表示手段を制御する表示制御手段あるいは前記主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて前記発光手段を制御する発光制御手段の少なくとも一方を備える遊技機であって、
前記音制御手段は、
プリアンプと、プリアンプ以外の音データROMを含む他の構成要素を有し、前記主制御手段から出力されるコマンド信号に対応する音信号を作成する音信号作成部と、
パワーアンプを有し、前記音信号作成部で作成された音信号を増幅して前記音発生手段に出力する音信号増幅部により構成されており、
前記音信号作成部は、前記表示制御手段あるいは前記発光制御手段の少なくとも一方が配設されている第1の基板に配設され、前記音信号増幅部は、前記第1の基板に接続されている第2の基板に配設されており、
前記第1の基板は、前記遊技盤に配置され、前記第2の基板は、前記本体枠に配置されており、
前記第2の基板には、電源回路が配設されているとともに、前記第1の基板から電源が供給される1組の電源端子および接地端子と、前記第1の基板に配設されているプリアンプに電源を供給するための一方の組の電源端子および接地端子と、前記第1の基板に配設されている前記他の構成要素に電源を供給するための他方の組の電源端子および接地端子と、前記第1の基板から音信号が入力される信号端子が設けられており、
前記第2の基板に配設されている前記電源回路は、前記第2の基板に設けられている前記1組の電源端子および接地端子に供給される電源の電圧を変換し、共通の電源出力端子から前記第2の基板に配設されている前記パワーアンプ、前記第2の基板に設けられている前記一方の組の電源端子および接地端子と前記他方の組の電源端子および接地端子に供給し、前記第2の基板に設けられている前記信号端子に入力される音信号は、前記第2の基板に設けられている前記パワーアンプに出力され、
前記第1の基板には、前記第2の基板に設けられている前記1組の電源端子および接地端子に電源を供給する1組の電源端子および接地端子と、前記第2の基板に設けられている前記一方の組の電源端子および接地端子から電源が供給される一方の組の電源端子および接地端子と、前記第2の基板に設けられている前記他方の組の電源端子および接地端子から電源が供給される他方の組の電源端子および接地端子と、前記第2の基板に設けられている前記信号端子に音信号を出力する信号端子が設けられており、前記第1の基板に設けられている前記一方の組の電源端子および接地端子には、前記第1の基板に配設されているプリアンプが接続され、前記第1の基板に設けられている前記他方の組の電源端子および接地端子には、前記第1の基板に配設されている前記他の構成要素が接続されていることを特徴とする。
プリアンプが第1の基板に、パワーアンプが第2の基板に配設されている場合、第1の基板の共通の電源にプリアンプを接続すると、プリアンプの基準電圧が変動し、スピーから出力される音の音質が悪化する可能性がある。本発明を用いれば、第1の基板に設けられている他の構成要素に流れる電流によるプリアンプの基準電圧の変動を抑制することができ、スピーカから出力される音の音質の悪化を防止することができる。
第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技機である。
請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、前記音信号作成部は、前記プリアンプから出力される音信号を増幅する増幅手段を有しており、前記音信号増幅部は、前記パワーアンプの前段に設けられ、入力された音信号を減衰させる減衰手段を有していることを特徴とする。
本発明を用いれば、第1の基板と第2の基板を接続するハーネスを流れる音信号のレベルが増大(すなわち、S/N比が増大)するため、ハーネスを介して進入したノイズの影響を低減することができ、音発生手段から出力される音の音質の悪化を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態を図1に示す。本実施の形態は、本発明を、パチンコ機に適用したものである。
本実施の形態は、主制御回路11、副制御回路21等の制御回路と、液晶表示装置等の表示装置(表示手段)35、スピーカ(音発生手段)55、ランプ(光発生手段)65等の被制御機器を備えている。なお、図示していないが、パチンコ機は、これ以外にも種々の制御回路や被制御機器を備えている。
また、本実施の形態では、副制御基板20は、表示制御回路、音制御回路及びランプ制御回路としての機能を備え、副制御基板20に、表示装置35、ランプ65を駆動する駆動部が配設されている。また、スピーカ55を駆動する音モジュールを副制御基板20に配設し、音信号増幅部58をアンプ基板50に配設している。すなわち、音信号増幅回路58を構成するパワーアンプを、表示駆動回路30、音モジュール40、ランプ駆動回路60が配設されている副制御基板20と異なるアンプ基板50に配設している。
主制御回路11は、パチンコ機全体の遊技動作を制御する。例えば、遊技球が始動口に入賞したことを示す始動信号や遊技球が入賞口に入賞したことを示す入賞信号と記憶回路12に記憶されている制御プログラム等に基づいて、各制御回路へのコマンド信号や各駆動回路(例えば、大入賞口を開閉する開閉部材の駆動回路)への制御信号を出力する。
副制御回路21は、記憶回路22、表示駆動回路30、音モジュール40、ランプ駆動回路60とともに副制御基板20に配設されている。
また、音信号増幅回路(音信号増幅手段)58がアンプ基板50に配設されている。
副制御回路21、記憶回路22、表示駆動回路30、音モジュール40、音信号増幅回路58、ランプ駆動回路60によって本実施の形態の副制御装置(副制御手段)が構成されている。
このように、副制御回路21、記憶回路22、表示駆動回路等30によって、表示制御装置(表示制御手段)が構成されている。
また、副制御回路21は、スピーカ55からの演出用の音の出力を制御する。例えば、主制御回路11から出力されるコマンド信号(例えば、変動パターンコマンド信号や大当たり演出開始コマンド信号等)と記憶回路22に記憶されている制御プログラム等に基づいて、音モジュール40に音指示信号を出力する。音モジュール40は、入力された音指示信号に対応する音信号を音データROMから読み出し、音信号増幅回路58を介してスピーカ55に出力する。音モジュール40及び音信号増幅回路58の構成作の詳細は、後述する。
このように、副制御回路21、記憶回路22、音モジュール40、音信号増幅回路58等によって音制御装置(音制御手段)が構成されている。
また、副制御回路21は、ランプ65からの演出用の光の出力を制御する。例えば、主制御回路11から出力されたコマンド信号(例えば、変動パターンコマンド信号や大当たり演出開始コマンド信号等)と記憶回路22に記憶されている制御プログラム等に基づいて、ランプ65を駆動するランプ駆動回路60にランプ指示信号を出力する。
このように、副制御回路21、記憶回路22、ランプ駆動回路60等によってランプ制御装置(ランプ制御手段)が構成されている。
そして、音信号作成回路を構成する、副制御回路21、音源IC41、音データROM、第1のプリアンプ42、第2のプリアンプ43、コンバータ46等を副制御基板20(6層基板)に配設する。また、音信号増幅回路を構成する、抵抗51、抵抗52、パワーアンプ53、コンバータ54等をアンプ基板50(両面基板)に配設している。
また、[12V]電源を供給する[34V/12V]コンバータ54は、副制御基板20及びアンプ基板50のいずれにも設けることができるが、本実施の形態では、アンプ基板50に配設している。ここで、第1及び第2のプリアンプ42及び43やパワーアンプ53等の[12V]電源やパワーアンプ53は、機種に関係なく共通に使用することができる。このため、本実施の形態では、アンプ基板50を機種に関係なく共通に使用することができ、資源を節約し、コストを軽減することができる。
一方、[3.3V]電源はアンプ基板50側では使用しないため、[3.3V]電源を供給する[12V/3.3V]コンバータ46は、副制御基板20に配設されている。
ここで、例えば、音信号作成回路と音信号増幅回路が同一の基板に配設されている音制御基板を用いる場合には、機種の変更に応じて(回路変更に応じて)音信号作成回路への熱の影響を考慮して、音信号増幅回路の配置を検討する必要がある。
一方、本実施の形態のように、音信号作成回路が配設された副制御基板と音信号増幅回路が配設されたアンプ基板を用いる場合には、独立して考えることができる。
また、種々のスピーカを使用することができるため、設計の自由度が増加する。
なお、機種変更時には、副制御基板20を交換すればよいため、副制御基板20やアンプ制御基板50の配置位置は適宜設定可能であるが、アンプ基板50をパチンコ機の本体枠に配置し、副制御基板20を、本体枠に着脱自在な遊技盤に配置すると、機種変更時の作業が容易となる。
副制御基板20上では、コンバータ44の電源入力端子は[12V]電源端子20cに、[3.3V]電源出力端子は音源IC41の電源端子に、接地端子は接地端子20hに接続されている。また、音源IC41の信号入力端子は副制御回路21に、信号出力端子は第1のプリアンプ42の信号入力端子に、接地端子は接地端子20hに接続されている。また、第1のプリアンプ42の信号出力端子は第2のプリアンプ43の信号入力端子に、電源端子は[12V]電源端子20dに、接地端子は接地端子20fに接続されている。また、第2のプリアンプ43の信号出力端子は信号端子20eに、電源端子は[12V]電源端子20dに、接地端子は接地端子20fに接続されている。
アンプ基板50上では、コンバータ54の電源入力端子は[34V]電源端子50aに、[12V]電源出力端子はパワーアンプ53の電源端子、[12V]電源端子50c、50dに、接地端子は接地端子50bに接続されている。また、抵抗51は、信号端子50eとパワーアンプ53の信号入力端子の間に接続され、抵抗52は、接地端子50fとパワーアンプ53の信号入力端子の間に接続されている。また、パワーアンプ53の信号出力端子は信号端子50g、50hに、接地端子は接地端子50bに接続されている。
また、副制御基板20の[12V]電源端子20cと[GND]端子20bの組及び[12V]電源端子20dと[GND]端子20fの組が本発明の「第1の基板に設けられている少なくとも2組の電源端子と接地端子の組」に対応し、また、アンプ基板50の[12V]電源端子50cと[GND]端子50bの組及び[12V]電源端子50dと[GND]端子50fの組が本発明の「第2の基板に設けられている少なくとも2組の電源端子と接地端子の組」に対応する。
副制御回路21は、主制御回路11から出力されたコマンド信号(例えば、変動パターンコマンド信号や大当たり演出開始コマンド信号等)が入力されると、入力されたコマンド信号に対応する音(音パターンを含む)を発生させるための音指示信号を音源IC41に出力する。
音源IC41は、入力された音指示信号に対応する音信号を音声データROMから読み出し、第1のプリアンプ42、第2のプリアンプ43を介して信号端子20eから出力する。
信号端子20eから出力された音信号はハーネス80e、信号端子50eを介して、抵抗51及び52により構成される減衰回路に入力される。
減衰回路で減衰された音信号は、パワーアンプ53、信号端子50g及び50hを介してスピーカ50に出力される。
ここで、第1及び第2のプリアンプ42及び43を、副制御基板20に配設されている構成要素が共通に接続される電源端子と接地端子の組に接続した場合と、副制御基板20に配設されている構成要素が共通に接続される電源端子と接地端子の組と異なる電源端子と接地端子の組に接続した場合の、第1及び第2のプリアンプ42及び43の動作を比較する。
第1及び第2のプリアンプ42及び43を、副制御基板20に配設されている構成要素が共通に接続される電源端子と接地端子の組に接続した音制御装置は、例えば、図4に示す構成となる。図4に示す音制御装置では、第1及び第2のプリアンプ42及び43の電源端子は、副制御基板20側に共通の[12V]電源を供給する[12V]電源端子20cに接続されている。また、第1及び第2のプリアンプ42及び43の接地端子は、音源IC41の接地端子とともに、副制御基板20側の共通の接地端子である[GND]端子20hに接続されている。
この場合、例えば、図5に示すように、オペアンプの非反転入力端子に基準電圧を入力するとともに、反転入力端子に音信号を入力し、基準電圧と音信号の差を出力するように構成される。
いま、オペアンプの非反転入力端子に、例えば、図5に示すように、電源端子と接地端子間に供給される[12V]を等しい抵抗値を有する抵抗R1とR2からなる分圧回路で分圧し、分圧点Aの電圧6Vが基準電圧として入力されるように設定されているものとする。
音制御基板40に配設されているプリアンプが、副制御基板20の共通の電源端子と接地端子に接続されている場合には、図5に示すように、分圧回路を流れる電流IRと、副制御基板20に配設されている他の構成要素の抵抗Sを流れる電流ISや副制御基板20とアンプ基板50間に設けられているハーネスの抵抗r1を流れる電流によって、分圧点Aの電圧、したがってオペアンプの基準電圧が決定される。このため、オペアンプの基準電圧が、他の構成要素(副制御回路21や音源IC41)の動作電流の影響を受けて変動する。
図4にあてはめると、プリアンプ42、43の基準電圧が変動することにより、その変動量がパワーアンプ53で増幅されて、スピーカ55から出力されることになる。また、プリアンプ42、43あるいはパワーアンプ53の基準電圧が変動することにより、増幅された音信号がダイナミックレンジを越えると、パワーアンプ53から出力される音信号がひずみ、高周波成分が含まれて、スピーカ55から出力される音が劣化する。
なお、図3において、抵抗r2は、共通の電源端子と接地端子に接続されているハーネスの抵抗である。
そこで、本実施の形態では、副制御基板20側に、第1のプリアンプ42の後段に第2のプリアンプ43を設けるとともに、アンプ基板50側に、パワーアンプ53の前段に、抵抗51と52により構成される減衰回路を設けている。
このように、レベルを高めた状態で音信号を副制御基板20からハーネス80eを介してアンプ基板50に出力し、アンプ基板50側で音信号のレベルを減衰させて、通常のレベルに戻すことにより、ハーネス80eを介して侵入したノイズの影響を低減することができ、スピーカ55から出力される音の音質の劣化を低減することができる。
また、機種変更時等に、副制御基板の交換で対処することが可能となり、構成要素の再利用率を高めることができる。これにより、資源を節約するとともに、コストを低減することができる。
さらに、音信号増幅回路と音信号作成回路を異なる基板に配設しているため、これら基板を独立して考えることできる。これにより、遊技機の設計の自由度が増す。
また、副制御基板とアンプ基板に、それぞれ接続される2組の電源端子と接地端子の組を設け、副制御基板に配設されているプリアンプを一方の組の電源端子と接地端子に接続し、他の構成要素を他方の組の電源端子と接地端子に接続しているため、副制御基板に配設されている他の構成要素によるプリアンプやパワーアンプの動作への影響を低減することができる。これにより、スピーカから出力される音の音質の劣化を低減することができる。
また、レベルを増加させた状態で、音信号を副制御基板からハーネスを介してアンプ基板に出力しているため、ハーネスを介して侵入したノイズによる影響を低減することができる。これにより、スピーカから出力される音の音質の劣化を低減することができる。
本発明の第2の実施の形態を図6に示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の表示制御装置、音制御装置、ランプ制御装置の機能を有する副制御装置を備えるパチンコ機に適用したものである。
音制御回路とランプ制御回路の機能を備える副制御回路を用いた第2の実施の形態を図6に示す。
本実施の形態では、第1の実施の形態の副制御基板20に配設されていた表示モジュール30が削除されて、表示制御基板130が設けられている。
また、副制御回路121は、音モジュール140に音指示信号を出力する処理、ランプ駆動回路160にランプ支持信号を出力する処理、表示用のコマンド信号を表示制御回路131に中継する処理等を実行する。
すなわち、副制御回路121は、主制御回路111から出力されたコマンド信号が表示装置135に関するものである場合には、当該コマンド信号を表示制御回路131に出力する。一方、主制御回路111から出力されたコマンド信号がスピーカ155あるいはランプ165に関するものである場合には、音モジュール140あるいはランプ駆動回路160に出力する。
音モジュール140、アンプ基板150、ランプ駆動回路160の構成及び動作は第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、副制御回路121、記憶回路122、音モジュール140、アンプ基板150に設けられている構成要素によって音制御装置(音制御手段)が構成され、副制御回路121、記憶回路122、ランプ駆動回路160によってランプ制御回路(ランプ制御手段)が構成され、表示制御回路131、記憶回路132、表示駆動回路133によって表示制御装置(表示制御手段)が構成されている。
なお、本実施の形態では、副制御基板120は、多層基板(6層基板)で構成され、アンプ基板150は両面基板で構成されている。
例えば、副制御基板とアンプ基板にそれぞれ接続される2組の電源端子と接地端子を設け、一方の組の電源端子と接地端子に副制御基板に配設したプリアンプを接続し、他方の組の電源端子と接地端子に副制御基板に配設した他の構成要素を接続したが、プリアンプの基準電圧の変動を考慮する必要がない場合には、副制御基板とアンプ基板に1組の電源端子と接地端子のみを設けてもよい。また、電源端子と接地端子の組を3組以上設けてもよい。
また、第1のプリアンプから出力される音信号のレベルを増大させる増幅回路として第2のプリアンプを設けたが、第1のプリアンプに第2のプリアンプの機能を持たせてもよい。
また、プリアンプやパワーアンプは、オペアンプにより構成されるアンプ以外の種々のアンプを用いることができる。
また、増幅回路と減衰回路を設けたが、ハーネスを介して侵入するノイズの影響を考慮する必要がない場合には、増幅回路と減衰回路は省略してもよい。
また、音制御装置を構成する構成要素をそれぞれ第1の基板と第2の基板に配設したが、他の制御装置を構成する構成要素をそれぞれ第1の基板と第2の基板に配設してもよい。
また、制御装置を構成する構成要素を機種毎に使用される構成要素と共通に使用可能な構成要素に分けて、それぞれ異なる基板に配設してもよい。
また、構成要素を配設する基板の数は2つに限定されない。
また、各基板の配置位置は適宜選択可能である。
また、パチンコ機の構成は実施の形態で説明した構成に限定されない。
また、パチンコ機の制御装置を構成する構成要素について説明したが、本発明は、パチンコ機以外のスロットマシン等の種々の遊技機の制御装置を構成する構成要素に対して用いることができる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、前記音信号作成部はプリアンプにより構成され、前記音信号増幅部はパワーアンプにより構成されていることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様1の遊技機では、音信号作成部はプリアンプにより構成され、音信号増幅部はパワーアンプにより構成されている。
態様1の遊技機を用いれば、パワーアンプの発熱による他の構成要素へ影響を防止しながら、他の制御部と音信号作成部が配設されている基板の占有面積を効果的に減少させることができる。また、第1の基板と第2の基板を独立して考えることができる。
また、「(態様2)態様1の遊技機であって、前記第2の基板には、電源回路と、電源回路が接続されている電源端子と接地端子の組が少なくとも2組設けられており、前記第1の基板には、前記第2の基板に設けられている2組の電源端子と接地端子に接続される2組の電源端子と接地端子とが設けられており、前記第1の基板の一方の組の電源端子と接地端子には前記プリアンプが接続され、他方の組の電源端子と接地端子には、他の構成要素が接続されていることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様2の遊技機では、第2の基板に設けられている電源回路から第1の基板に2系統で電源が供給され、一方の電源系統にプリアンプが接続され、他方の電源系統に他の構成要素が接続される。
態様2の遊技機では、第1の基板には、電源端子と接地端子の組が少なくとも2組設けられているとともに、第2の基板には、第1の基板に設けられている2組の電源端子と接地端子が接続される2組の電源端子と接地端子が設けられており、プリアンプが、一方の組の電源端子と接地端子に接続されている。
プリアンプが第1の基板に、パワーアンプが第2の基板に配設されている場合、第1の基板の共通の電源にプリアンプを接続すると、プリアンプの基準電圧が変動し、スピーから出力される音の音質が悪化する可能性がある。
態様2の遊技機を用いれば、第1の基板に設けられている他の構成要素に流れる電流によるプリアンプの基準電圧の変動を抑制することができ、スピーカから出力される音の音質の悪化を防止することができる。
また、「(態様3)態様1または2の遊技機であって、前記プリアンプは、オペアンプにより構成されていることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様3の遊技機では、プリアンプがオペアンプにより構成されている。
態様3の遊技機を用いれば、安価なオペアンプを用いて構成することができる。
また、「(態様4)態様1〜3のいずれかの遊技機であって、前記音信号作成部は、前記プリアンプから出力される音信号を増幅する増幅手段を有し、前記音信号増幅部は、前記パワーアンプの前段に設けられ、入力された音信号を減衰させる減衰手段を有することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機では、第1の基板側には、プリアンプから出力される音信号を増幅する増幅手段を配設し、第2の基板側には、入力された音信号を減衰させる減衰手段をパワーアンプの前段に設けている。
態様4の遊技機を用いれば、第1の基板と第2の基板を接続するハーネスを流れる音信号のレベルが増大(すなわち、S/N比が増大)するため、ハーネスを介して進入したノイズの影響を低減することができ、スピーカから出力される音の音質の悪化を防止することができる。
また、「(態様5)請求項1、態様1〜4のいずれかの遊技機であって、音発生手段と表示手段と発光手段を備え、前記第1の基板には、音信号作成部と表示制御手段と発光制御手段が配設されていることを特徴とする遊技機、」として構成することができる。
態様5の遊技機では、第1の基板に音信号作成部と表示制御手段と発光制御手段が配設されている。
態様5の遊技機を用いれば、制御回路を音制御回路、表示制御回路、発光制御回路として用いることができるため、プログラムの作成や変更作業が容易である。
11、111 主制御回路
20、120 副制御基板
21、121 副制御回路
30 表示駆動回路
35、135 表示装置
40、140 音モジュール
41 音源IC
42、43 プリアンプ
44、54 コンバータ
50、150 アンプ基板
51、52 抵抗(減衰回路)
53 パワーアンプ
58 音信号増幅回路
55、155 スピーカ
130 表示制御基板
131 表示制御回路
Claims (2)
- 本体枠と、前記本体枠に着脱自在な遊技盤を備えているとともに、遊技機全体の遊技動作を制御する主制御手段と、音発生手段と、前記主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて前記音発生手段を制御する音制御手段と、表示手段あるいは発光手段の少なくとも一方と、前記主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて前記表示手段を制御する表示制御手段あるいは前記主制御手段から出力されるコマンド信号に基づいて前記発光手段を制御する発光制御手段の少なくとも一方を備える遊技機であって、
前記音制御手段は、
プリアンプと、プリアンプ以外の音データROMを含む他の構成要素を有し、前記主制御手段から出力されるコマンド信号に対応する音信号を作成する音信号作成部と、
パワーアンプを有し、前記音信号作成部で作成された音信号を増幅して前記音発生手段に出力する音信号増幅部により構成されており、
前記音信号作成部は、前記表示制御手段あるいは前記発光制御手段の少なくとも一方が配設されている第1の基板に配設され、前記音信号増幅部は、前記第1の基板に接続されている第2の基板に配設されており、
前記第1の基板は、前記遊技盤に配置され、前記第2の基板は、前記本体枠に配置されており、
前記第2の基板には、電源回路が配設されているとともに、前記第1の基板から電源が供給される1組の電源端子および接地端子と、前記第1の基板に配設されているプリアンプに電源を供給するための一方の組の電源端子および接地端子と、前記第1の基板に配設されている前記他の構成要素に電源を供給するための他方の組の電源端子および接地端子と、前記第1の基板から音信号が入力される信号端子が設けられており、
前記第2の基板に配設されている前記電源回路は、前記第2の基板に設けられている前記1組の電源端子および接地端子に供給される電源の電圧を変換し、共通の電源出力端子から前記第2の基板に配設されている前記パワーアンプ、前記第2の基板に設けられている前記一方の組の電源端子および接地端子と前記他方の組の電源端子および接地端子に供給し、前記第2の基板に設けられている前記信号端子に入力される音信号は、前記第2の基板に設けられている前記パワーアンプに出力され、
前記第1の基板には、前記第2の基板に設けられている前記1組の電源端子および接地端子に電源を供給する1組の電源端子および接地端子と、前記第2の基板に設けられている前記一方の組の電源端子および接地端子から電源が供給される一方の組の電源端子および接地端子と、前記第2の基板に設けられている前記他方の組の電源端子および接地端子から電源が供給される他方の組の電源端子および接地端子と、前記第2の基板に設けられている前記信号端子に音信号を出力する信号端子が設けられており、前記第1の基板に設けられている前記一方の組の電源端子および接地端子には、前記第1の基板に配設されているプリアンプが接続され、前記第1の基板に設けられている前記他方の組の電源端子および接地端子には、前記第1の基板に配設されている前記他の構成要素が接続されていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機であって、
前記音信号作成部は、前記プリアンプから出力される音信号を増幅する増幅手段を有しており、
前記音信号増幅部は、前記パワーアンプの前段に設けられ、入力された音信号を減衰させる減衰手段を有していることを特徴とする遊技機。
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