JP2012069170A - 処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が、時刻を意識することなく電子ペン用帳票の同じ欄に対して、カウントした数に応じたストロークを電子ペンで記入するだけで、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、その欄に記入されたストローク数を算出し、集計結果をデジタルデータとして作成することができる処理装置を提供する。
【解決手段】集計システム100において利用者は、電子ペン10を使用して電子ペン用帳票3に記入を行う。サーバ5は、座標テーブル104を参照することにより、電子ペン10より取得した記入情報から帳票記入情報を抽出する。サーバ5は、まず、帳票記入情報に含まれるストローク数を算出する。さらに、サーバ5は、単位時間当たりのストローク数である単位ストローク数を算出する。そして、サーバ5は、単位ストローク数に基づいて、自動的に集計結果情報を作成する。
【選択図】図12

Description

本発明は、電子ペンで記入した情報に基づいてデータの自動集計を行うための技術に関する。
従来から、キャンペーン等の来店型申込受付では、来店数、勧誘数、申込数といったデータをある一定時間毎に集計し、集計結果を次回以降における人員の最適配置予測に活用している。通常、このような集計を行うためには、受付業務を行うスタッフが、上記データを一定時間毎に集計し、台帳に数値記入する運用となっている。そのため、本来の受付業務とあわせて集計作業を行うスタッフにとっては極めて負荷が高く、本来の受付業務に支障をきたすという問題が生じていた。
一方、近年、「電子ペン」、「デジタルペン」などと呼ばれるペン型入力デバイスが登場しており(以下、本明細書では「電子ペン」と呼ぶ。)、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙(以下、「専用ペーパー」とも呼ぶ。)とペアで使用される。アノトペンは、通常のインクタイプのペン先部に加えて、専用紙上のドットパターンを読み取るための小型カメラと、データ通信ユニットを搭載している。利用者が専用紙上にアノトペンで文字などを書いたり、専用紙上に図案化されている画像をチェックしたりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙上のドットパターンを検出し、利用者が書き込んだ文字、画像などの記入情報が取得される。この記入情報が、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置に送信される。このアノトペンを利用したシステムは、キーボードに代わる入力デバイスとして利用することが可能であり、上述のパーソナルコンピュータやキーボードの使用に抵抗がある利用者にとっては非常に使いやすい。そのため、現在、各種ビジネス上の書類、申込書、契約書等に記入されたデータをデジタル化する手法として、電子ペンを利用したシステムが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
このことから、電子ペンを利用して電子ペン用帳票に記入を行うことで、スタッフが本来の受付業務に集中しつつ、自動的にデータの集計を行うことができれば便利である。
特開2004−153612号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、利用者が、時刻を意識することなく電子ペン用帳票の同じ欄に対して、カウントした数に応じたストロークを電子ペンで記入するだけで、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、その欄に記入されたストローク数を算出し、集計結果をデジタルデータとして作成することができる処理装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票に記入された情報を処理する処理装置であって、電子ペン用帳票を識別する帳票識別情報と、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標情報とを対応付けた帳票座標情報を記憶する帳票座標情報記憶手段と、前記電子ペンを使用して前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、前記記入情報に含まれる座標情報に基づいて、前記帳票座標情報を参照することにより、当該記入情報から電子ペン用帳票に記入された帳票記入情報を抽出する帳票記入情報抽出手段と、前記帳票記入情報抽出手段により抽出された帳票記入情報及び当該帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、前記帳票の同じ欄に対して数をカウントするために記入されたストロークのストローク数を単位ストローク数として算出する単位ストローク数算出手段と、前記単位ストローク数算出手段が算出した単位ストローク数に基づいて、前記所定の時間単位ごとのストローク数を含む集計結果情報を作成する集計結果情報作成手段と、を備える。
これによれば、利用者が、時刻を意識することなく電子ペン用帳票の同じ欄に対して、カウントした数に応じたストロークを電子ペンで記入するだけで、処理装置は、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、その欄に記入されたストロークの数を算出し、集計結果をデジタルデータとして作成することができる。よって、所定の情報の集計結果を算出する際に、利用者の負担を軽減することができる。
上記処理装置の一態様では、前記単位ストローク数算出手段は、前記帳票の同じ欄に、経時的に連続する所定の時間単位に跨ってストロークが記入されていると判断される場合には、記入開始時刻または記入終了時刻が含まれる時間単位に振り分けて、単位ストローク数を算出する。よって、所定の情報の集計結果を算出する際に、利用者の負担を軽減することができる。
上記処理装置の一態様では、前記処理装置は、前記記入情報に含まれる座標情報に基づいて、前記帳票座標情報を参照することにより、前記電子ペンにより記入された電子ペン用帳票の数である帳票数を算出する帳票数算出手段と、前記帳票数算出手段が算出した帳票数及び前記記入情報に含まれる時間情報に基づいて、所定の時間単位の帳票数である単位帳票数を算出する単位帳票数算出手段と、をさらに備え、前記集計結果情報作成手段は、さらに前記単位帳票数算出手段が算出した単位帳票数に基づいて、前記集計結果情報を作成する。
上記のように構成された処理装置は、利用者が記入した電子ペン用帳票の枚数を算出する。さらに、処理装置は、記入情報に含まれる時間情報に基づいて、単位時間当たりの枚数を算出する。これによれば、例えば、1人の顧客が1枚の申込書に記入することで受付が完了する場合等に、申込書を電子ペン用帳票とし、当該申込書の単位時間当たりの枚数を算出することで、容易に単位時間当たりの受付数を算出することができる。
上記処理装置のさらに他の一態様では、前記電子ペン用帳票は、前記電子ペンにより記入される複数の項目から構成されており、前記処理装置は、前記項目を識別する項目識別情報と、前記電子ペン用帳票に印刷された前記ドットパターンの座標情報とを対応付けた項目座標情報を記憶する項目座標情報記憶手段と、前記帳票記入情報に含まれる座標情報に基づいて前記項目座標情報を参照することにより、前記電子ペンにより記入された項目の数である項目数を算出する項目数算出手段と、前記項目数算出手段が算出した項目数及び前記帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、所定の時間単位の項目数である単位項目数を算出する項目数算出手段と、をさらに備え、前記集計結果情報作成手段は、さらに前記項目数算出手段が算出した単位項目数に基づいて、前記集計結果情報を作成する。
上記のように構成された処理装置は、利用者が記入した項目の数を算出する。さらに、処理装置は、帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、単位時間当たりの項目数を算出する。これによれば、例えば、1つの項目に受付が完了した1人の氏名を記入する場合等に、単位時間当たりの項目数を算出することで、容易に単位時間当たりの受付数を算出することができる。
本発明の別の観点では、電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票に記入された情報を処理するコンピュータにより実行されるプログラムであって、電子ペン用帳票を識別する帳票識別情報と、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標情報とを対応付けた帳票座標情報を記憶する帳票座標情報記憶手段、前記電子ペンを使用して前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、前記記入情報に含まれる座標情報に基づいて、前記帳票座標情報を参照することにより、当該記入情報から各電子ペン用帳票に記入された帳票記入情報を抽出する帳票記入情報抽出手段、前記帳票記入情報抽出手段により抽出された帳票記入情報及び当該帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、前記帳票の同じ欄に対して数をカウントするために記入されたストロークのストローク数を単位ストローク数として算出する単位ストローク数算出手段、前記単位ストローク数算出手段が算出した単位ストローク数に基づいて、前記所定の時間単位ごとのストローク数を含む集計結果情報を作成する集計結果情報作成手段、として前記コンピュータを機能させる。
上記プログラムの一態様では、前記単位ストローク数算出手段は、前記帳票の同じ欄に、経時的に連続する所定の時間単位に跨ってストロークが記入されていると判断される場合には、記入開始時刻または記入終了時刻が含まれる時間単位に振り分けて、単位ストローク数を算出する。
上記プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述の処理装置を実現することができる。また、上述の処理装置の各態様も同様に実現することができる。
本発明によれば、利用者が、時刻を意識することなく電子ペン用帳票の同じ欄に対して、カウントした数に応じたストロークを電子ペンで記入するだけで、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、その欄に記入されたストローク数を算出し、集計結果をデジタルデータとして作成することができる。
電子ペンの使用形態を模式的に示す図である。 電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。 専用ペーパーに印刷されたドットパターンによる情報の表現方法を説明する図である。 ドットパターン及びそれに対応する情報の例である。 専用ペーパーにより構成される帳票の構造を示す。 電子ペン用帳票の例を示す。 本発明における集計システムの概略構成を示す図である。 管理台帳の例である。 集計結果情報のデータ構造を模式的に示す図である。 各種カウントメモの記入例である。 受付リストの記入例である。 図7に示す集計システムに含まれるサーバの機能ブロック図である。 座標テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 集計処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。まず、本実施形態のシステムにおいて入力デバイスとして使用される電子ペンの概要について説明する。
[電子ペン]
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16及び圧力センサ18を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
電子ペン10は、ペン先部17により専用ペーパー20上に描かれたインクの軌跡をデータ化するのではなく、専用ペーパー20上で電子ペン10が移動した軌跡座標をデータ化する。LED15が専用ペーパー20上のペン先部17近傍を照明しつつ、カメラ16が専用ペーパー20に印刷されているドットパターンを読み取り、データ化する。つまり、電子ペン10は専用ペーパー20上で利用者が電子ペン10を移動させることにより生じるストロークを画像データ又はベクトルデータとして取得することができる。
圧力センサ18は、利用者が電子ペン10により専用ペーパー上に文字などを書く際にペン先部17に与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、プロセッサ11へ供給する。プロセッサ11は、圧力センサ18から与えられる筆圧データに基づいて、LED15及びカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行う。即ち、利用者が電子ペン10で専用ペーパー20上に文字などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかる。よって、所定値以上の筆圧が検出されたときに、利用者が記述を開始したと判定して、LED15及びカメラ16を作動する。
カメラ16は専用ペーパー20上のドットパターンを読み取り、そのパターンデータをプロセッサ11に供給する。プロセッサ11は、供給されたドットパターンから、専用ペーパー20上でのX,Y座標を算出する。
プロセッサ11は、利用者の記述が行われる間に、筆圧の配列データ及びX,Y座標データを取得し、タイムスタンプ(時間情報)と関連付けてメモリ12に記憶していく。よって、メモリ12内には利用者の記述内容に対応するデータが時系列で記憶されていく。メモリ12の容量は例えば1Mバイト程度とすることができる。
利用者により送信指示がなされるまでは、取得された全てのデータはメモリ12内に保持される。そして、利用者が送信指示を行うと、データ通信ユニット13により、電子ペン10と所定距離内にある端末装置25へメモリ12内のデータが送信される。基本的には、一度送信指示がなされると、電子ペン10はメモリ12内に記憶していた全てのデータを端末装置25へ送信するため、メモリ12内はクリアされる。よって、送信後にもう一度同じ情報を端末装置25へ送信したい場合には、利用者は専用ペーパー20上に再度記述を行う必要がある。なお、この場合、利用者は専用ペーパー20上にインクペンで書かれた文字などをなぞればよいことになる。
送信指示その他の指示は、利用者が専用ペーパー20上の所定位置に設けられた専用ボックスを電子ペン10でチェックすることにより実行される。専用ボックスの位置座標には、予め送信指示が対応付けられており、プロセッサ11は専用ボックスの位置座標を受信すると、データ通信ユニット13にメモリ12内のデータを供給し、端末装置25への送信を行わせる。なお、電子ペン10は、データの送信完了を電子ペンの振動により示すことができる。また、電子ペン10自体が、送信機能を搭載していることとしてもよい。
バッテリー14は電子ペン10内の各要素に電源供給するためのものであり、例えば電子ペンのキャップ(図示せず)により電子ペン10自体の電源のオン/オフを行うことができる。
このように、電子ペン10は利用者が専用ペーパー20上に記述した文字などに対応する座標データ及び筆圧データを取得して近傍の端末装置25へ送信する機能を有するが、電子ペン10のペン先部17は通常のインクペンとなっているため、専用ペーパー20上に記述した内容はオリジナルの原本として残るという特徴がある。即ち、紙の原本に対して記述するのと同時に、その内容を座標データなどの形態でリアルタイムに電子化することができる。
なお、電子ペン10の標準機能によれば、電子ペン10により得られるデータは、原則として座標データ又はベクトルデータの形態であり、テキストデータではない。但し、電子ペン10は標準機能として、専用ペーパー20上に設けられた専用エリアに記述することにより、英数字に限りテキスト化する機能は備えている。
また、電子ペン10内には、ペン自体及びその所有者に関するプロパティ情報(ペン情報及びペン所有者情報)を保持することができ、アプリケーションから参照することができる。ペン情報としては、バッテリーレベル、ペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン、サブスクリプションプロバイダのIDなどを保持できる。また、ペン所有者情報としては、国籍、言語、タイムゾーン、emailアドレス、空きメモリ容量、名称、住所、ファックス/電話番号、携帯電話番号などを保持することができる。
なお、上記の例におけるデータ通信ユニット13では、Bluetooth(登録商標)の無線伝送、USBケーブルを使用した有線伝送、端子などの接触によるデータ伝送など、各種の方法によって電子ペン10から端末装置25へのデータ送信を行うことが考えられる。
次に、電子ペンにより利用者が記述した内容のX,Y座標データを取得する方法について説明する。前述のように専用ペーパー20には、所定のドットパターンが印刷されている。電子ペン10のカメラ16は、利用者が専用ペーパー20上に記述したインクの軌跡を読み取るのではなく、専用ペーパー20上のドットパターンを読み取る。実際、図1に示すように、LED15による照明エリア及びカメラ16の撮影エリア(照明エリア内に位置する)は、ペン先部17が専用ペーパー20に接触する位置とはずれている。
ドットパターンはカーボンを含む専用インキなどで印刷されており、カメラ16はその専用インキによるパターンのみを認識することができる。専用インキ以外のインキ(カーボンを含まない)により、専用ペーパー上に罫線や枠などを印刷しても、電子ペンはそれらを認識することはない。よって、専用ペーパーを利用して各種申込書などの帳票を生成する際は、専用インキ以外のインキで入力枠や罫線、注意書きなどを印刷する。
ドットパターンは、図3に例示するように、各ドットの位置がデータに対応付けされている。図3の例では、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右にシフトすることにより、0〜3の2ビット情報を表示した例である。このようにして表現された情報の組合せにより、専用ペーパー上の位置座標が決定される。図4(a)に例示するように、縦横2mmの範囲内に36個のドットが格子状に配置され、これらのドットにより示されるデータの配列(図4(b))が、その専用ペーパー上の位置座標と対応付けされている。よって、電子ペン10のカメラ16が図4(a)に示すようなドットパターンを撮影すると、プロセッサ11はカメラ16から入力されるドットパターンのデータに基づいて図4(b)に示すデータ配列を取得し、それに対応する専用ペーパー上の位置座標(即ち、そのドットパターンがその専用ペーパー上のどの位置にあるのか)をリアルタイムで算出する。なお、ドットパターンを認識する最小単位は2mm×2mmであり、カメラ16は毎秒100回程度の撮影を行う。
次に、専用ペーパーについて説明する。専用ペーパーの構造の一例を図5に示す。図示のように、専用ペーパー20は、台紙30上にドットパターン32が印刷され、その上に罫線などの図案34が印刷されている。台紙30は通常は紙であり、ドットパターン32は前述のようにカーボンを含んだ専用インキにより印刷される。また、通常のインキなどにより図案34が印刷される。ドットパターンと図案とは同時に印刷してもよいし、いずれかを先に印刷してもよい。
図案34の例を図6に示す。図6は、ある申込書36の例であり、複数の記入欄38や送信ボックス39が印刷されている。図6には明確に図示されておらず、詳細は後述するが、実際にはドットパターンが申込書36の全面に印刷されており、その上に記入欄38や送信ボックス39が通常のインキにより印刷されている。利用者は、ドットパターンを意識することなく、従来からある申込書と同様に、電子ペン10を使用して必要事項を申込書36の各記入欄38に記入すればよい。
専用ペーパー20上のエリアは大きく2種類のエリアに分けることができる。1つは記入エリアであり、電子ペン10による記述内容をそのまま情報として取り扱うエリアである。図6の例では複数の記入欄38がこれに該当する。もう1つは機能エレメントであり、対応するエリア内を電子ペン10でチェックした際に、予めそのエリアに対して定義されているアクション、指示などを実行するようになっている。図6の例における送信ボックス39がこれに該当する。
送信ボックス39は前述したように電子ペン10内に記憶されているデータを近傍の端末装置25へ送信するための指示を行う際に使用される。利用者が送信ボックス39内に電子ペン10でチェックを入れると、電子ペン10が送信ボックス内のドットパターンを読み取る。当該パターンは送信指示に対応付けられており、電子ペン10内のプロセッサ11はデータ通信ユニット13にメモリ12内の記憶データの送信命令を発する。
ドットパターンの割り当ては、通常、アプリケーション(用紙の種類)毎に行われる。即ち、ある申込書内のドットパターンは1枚の用紙の中で重複することはないが、同一の申込書には全て同じドットパターンが印刷されている。よって、利用者が電子ペン10で必要事項を入力すると、その入力事項がその申込書のどの項目に対するものであるかを、申込書上の座標データから特定することができる。
このように、ドットパターンを印刷した専用ペーパー上に所定の図案を印刷することにより、専用ペーパーを利用した各種申込書が生成できる。利用者は電子ペン10を使用して通常の要領で必要事項を記入すれば、その電子データが自動的に取得される。
上記の例では、ドットパターンは専用ペーパー上にカーボンを含むインキにより印刷されているが、プリンタ及びカーボンを含むインクを使用してドットパターンを通常の紙上にプリントすることも可能である。さらに、専用ペーパー上の図案も印刷ではなく、プリンタにより形成することも可能である。ドットパターンをプリンタにより紙上に形成する場合には、1枚1枚に異なるドットパターンを形成することが可能である。よって、形成されたドットパターンの違いにより、それらの用紙1枚1枚を識別し、区別することが可能となる。
なお、本明細書においては、「印刷」の語は、通常の印刷のみならず、プリンタによるプリントも含む概念とする。
次に、電子ペンにより取得したデータの送信処理について図2を参照して説明する。電子ペン10が取得したデータは、主として利用者が入力した事項のデータであるが、通常はそのデータの送信先であるサービスサーバがどこであるかの情報は含まれていない。その代わりに、その専用ペーパーに関するアプリケーションやサービスを特定する情報が専用ペーパー上のドットパターンに含まれており、利用者の入力作業中に専用ペーパーからその情報が取得されている。よって、電子ペン10から記入情報を受け取った端末装置25は、まず、問い合わせサーバ26に対して、その専用ペーパーに対して入力されたデータをどのサービスサーバ27へ送信すべきかの問い合わせを行う。問い合わせサーバ26は、専用ペーパー毎に、対応するサービスサーバの情報を有しており、端末装置25からの問い合わせに応じて、当該専用ペーパーに関するサービスなどを行うサービスサーバ27の情報(URLなど)を端末装置25へ回答する。それから、端末装置25は、電子ペンから取得した記入情報をそのサービスサーバ27へ送信することになる。
なお、上記の例では端末装置25、問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27が別個に構成されているが、これらの幾つか又は全てを1つの装置として構成することも可能である。本実施形態において後述するサーバは、問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27を兼ねていることとしている。
[集計システム]
次に、本実施形態の集計システムについて説明する。この集計システムでは、電子ペンを利用し、ストロークカウント機能、項目カウント機能及び帳票カウント機能と、ペン内時刻取得機能とを組み合わせることで、各種データを自動集計する。図7に集計システムの概略構成を示す。
図7に示すように、集計システム100は、端末装置25及びサーバ5がネットワーク2を通じて接続されることにより構成される。ここで、ネットワーク2の1つの好適な例はインターネットである。また、端末装置25とは、利用者が使用するパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と呼ぶ。)や携帯電話といったネットワークを介してデータの授受が可能な端末装置である。電子ペン10により、上述の専用ペーパーである電子ペン用帳票3に記入された記入内容は、記入情報として端末装置25を介し、サーバ5へ送信される。記入情報には、利用者が記入した記入内容に関するストローク情報や座標情報等が含まれている。
なお、本実施形態において電子ペン用帳票3は、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dの総称である。来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dは、全てドットパターンが印刷された電子ペン用帳票であって、電子ペン10は記入内容をデジタルデータの記入情報として取得することができる。
サーバ5は、取得した記入情報に基づいて、来店数、勧誘数、接客数及び受付数を算出し、時間情報に含まれる記入時刻に基づいて所定の時間単位で分類する。即ち、記入情報に基づいて、単位時間当たりの来店数、勧誘数、接客数及び受付数を自動的に算出する。そして、サーバ5は、算出した単位時間当たりの来店数、勧誘数、接客数及び受付数に基づいて、自動的に、図9に示すような集計結果情報を作成する。サーバ5は、集計結果データベース(以下、「DB」と呼ぶ。)6に接続されており、作成した集計結果情報を集計結果DB6に記憶し、管理する。
従来、キャンペーン等の来店型申込受付において来店数、勧誘数、接客数及び受付数を集計するためには、受付業務を行うスタッフが、本来の業務とあわせて図8に示すような管理台帳に数値を記入する必要があった。管理台帳は、通常の紙媒体であって、図示のように、集計結果及び受付リストから構成されている。集計結果は、30分毎の来店数、勧誘数、接客数及び受付数とその合計である。また、受付リストは、申込受付を完了した顧客の氏名や連絡先である。
通常、集計結果を記入するためには、スタッフが、予め時間を意識しながらメモをすることで、来店数、勧誘数及び接客数を特定する必要がある。また、時間を意識しながら受付リストを参照することにより受付数を特定する必要がある。そして、スタッフは、メモや受付リストを基に集計結果を記入する。そのため、受付業務を行うスタッフの負荷が大きいという問題が生じていた。さらに、管理台帳は、通常の紙媒体であるため、集計結果をデジタルデータとして管理するためには、当該管理台帳に基づくタイプ入力等をしなければならず、余計な人件費がかかっていた。
これに対し、本実施形態の集計システム100では、電子ペン10を利用して、電子ペン用帳票である来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dに記入することで、ストロークカウント機能、項目カウント機能、帳票カウント機能及びペン内時刻取得機能を組み合わせて、デジタルデータの集計結果を自動的に算出する。よって、受付業務を行うスタッフの負荷を軽減すると共に、余計な人件費を削減することができる。
[電子ペン用帳票]
次に、本実施形態で使用される電子ペン用帳票3について図10及び図11を参照して説明する。図10は、来店カウントメモ3a、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dの記入例である。図11は、受付リストの記入例である。
上述のように、本実施形態で使用される電子ペン用帳票3は、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dである。来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dは、上述した専用ペーパーとして作成されている。即ち、図5に例示するように台紙30上に所定のドットパターン32が印刷されており、その上に所定の文字や罫線などが印刷されている。先に述べたように、ドットパターン32は電子ペン10が認識することができるように、カーボンを含んだインキにより印刷されている。一方、文字や解答欄などの図案34は、通常の(カーボンを含まない)インキにより印刷されているため、電子ペン10がそれを認識することはない。
来店数をカウントするスタッフは、電子ペン10を使用して、図10(a)に示すように、来店カウントメモ3aに来店した人数を正の字で記入する。来店した人数とは、キャンペーン等の来店型申込受付において、来店した顧客の人数である。
また、勧誘数をカウントするスタッフは、電子ペン10を使用して、図10(b)に示すように、勧誘カウントメモ3bに勧誘した人数を正の字で記入する。勧誘した人数とは、来店した顧客の内、スタッフが店内で声をかけた人数である。
また、接客数をカウントするスタッフは、電子ペン10を使用して、図10(c)に示すように、接客カウントメモ3cに接客した人数を正の字で記入する。接客した人数とは、単に声をかけるだけではなく、スタッフが店内でキャンペーン中の申込について説明した人数である。
各スタッフは、記入の際に時間を意識する必要はなく、単純に人数を正の字で記入すればよい。記入が完了すると、各スタッフは、電子ペン10により取得した記入情報を、端末装置25を介して、サーバ5へ送信する。記入が完了するときとは、例えば1日の業務が終了したとき等である。
なお、来店数、勧誘数及び接客数をそれぞれカウントするスタッフは、同一人物であってもよいし、別人であってもよい。さらに、使用する電子ペンも同一であってもよいし、別物であってもよい。
また、本実施形態では、電子ペン10で来客カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b及び接客カウントメモ3cに正の字を記入することでデジタルデータの記入情報を取得するが、このときインクの有無は関係ない。よって、電子ペン10にインクが注入されておらず、各種カウントメモを何度も使用できることとしてもよい。一方、電子ペン10にインクが注入されていれば、各種カウントメモと集計結果を照合して検証することが可能となる。よって、電子ペン10にインクを注入するか否かは任意に設定することができる。
また、本実施形態では、人数をカウントするために正の字を記入することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。詳細は後述するが、サーバ5は、記入情報に含まれるストローク数に基づいて人数を算出するため、1人に対して1ストロークであればどのような記号や文字を利用しても構わない。
一方、受付業務を行うスタッフは、電子ペン10を使用して、図11に示すように、受付リストに申込受付を完了した顧客の氏名及び連絡先を記入する。このとき、スタッフは時刻を意識する必要がなく、申込受付が完了した順に顧客の氏名及び連絡先を記入していけばよい。1項目に1人分の情報が記入される。記入が完了すると、受付業務を行うスタッフは、電子ペン10により取得した記入情報を、端末装置25を介して、サーバ5へ送信する。記入が完了するときとは、例えば1日の業務が終了したとき等である。
なお、本実施形態では、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dが全て別々の電子ペン用帳票であることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1部又は全部が同じ1枚の電子用帳票上に配置されていることとしてもよい。即ち、集計システム100において使用する電子ペン用帳票3のデザインは任意である。
このように、本実施形態によれば、スタッフは、時間を意識することなく単純に来店数、勧誘数及び接客数に対応する正の字を各種メモに記入すればよい。また、受付業務を行うスタッフは、電子ペン10を利用して、従来と同様に受付リストに記入を行えばよい。すると、サーバ5は、電子ペン10から取得したデジタルデータである記入情報に基づいて自動的に集計結果情報を作成する。これによれば、スタッフ自身が時間を意識して集計する必要がなくなるため、スタッフの負担を大幅に軽減することができる。
[サーバ]
次に、サーバ5について図12を参照して詳しく説明する。図12は、集計システム100における、特にサーバ5の内部構成を示す図である。図示のように、サーバ5は、集計プログラム101、記入情報取得機能102、帳票記入情報抽出機能103、座標テーブル104、来店数算出機能105、勧誘数算出機能106、接客数算出機能107、受付数算出機能108、集計結果情報作成機能109及び集計結果情報記憶機能110を有する。なお、これら各構成要素は、実際には、予め用意されたプログラムをサーバ5内のCPUなどが実行することにより実現される。
集計プログラム101は、端末装置25を介して電子ペン10から取得した記入情報に基づいて、単位時間当たりの各種人数を算出することで、集計結果情報を作成するプログラムである。
記入情報取得機能102は、集計プログラム101を実行することにより、電子ペン10により電子ペン用帳票3に記入された内容に対応するデジタルデータである記入情報を取得する機能である。なお、記入情報には、記入時刻に関する時間情報や記入されたドットパターン上の位置を示す座標情報が含まれている。
帳票記入情報抽出機能103は、記入情報取得機能102が取得した記入情報から、座標テーブル104を参照することにより、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dのそれぞれに記入された情報を、来店記入情報、勧誘記入情報、接客記入情報及び受付記入情報として抽出する機能である。
ここで、座標テーブル104について図13を参照して説明する。図13は、座標テーブル104のデータ構造を模式的に示す図である。図示のように、座標テーブル104は、帳票ID、帳票名、項目ID及び座標データから構成されている。帳票IDは、各電子ペン用帳票を識別する情報である。帳票名は、各電子ペン用帳票の名称であり、本実施形態では来店カウントメモ、勧誘カウントメモ、接客カウントメモ及び受付リストである。項目IDは、電子ペン用帳票を構成する各項目を識別する情報であり、本実施形態では、受付リスト3dにおいて申込受付を完了した顧客の氏名及び連絡先を記入する各項目を識別する情報であって、図11に示す項目IDに対応している。一方、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b及び接客カウントメモ3cには項目が設けられていないため、項目IDは斜線となっている。座標情報は、各電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンを示す情報である。具体的に、本実施形態における座標情報は、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b及び接客カウントメモ3cにおいては、各種メモ全体に対応するドットパターンを示す情報である。一方、受付リスト3dにおいては、受付リスト3dを構成する各項目に対応するドットパターンを示す情報である。
サーバ5は、座標情報に基づいて図示のような座標テーブル104を参照することで、当該座標情報を含む記入情報が、来店カウントメモ3a、勧誘カウントメモ3b、接客カウントメモ3c及び受付リスト3dのいずれの電子ペン用帳票に記入された内容に対応するかを容易に特定することができる。これによれば、帳票記入情報抽出機能103は、座標テーブル104を参照することにより、記入情報から来店記入情報、勧誘記入情報、接客記入情報及び受付記入情報をそれぞれ抽出することができる。また、サーバ5は、当該座標情報を含む記入情報が受付リストを構成するいずれの項目に記入された内容に対応するかを容易に特定することができる。これによれば、サーバ5は、電子ペン10により記入された項目の数を特定することもできる。
来店数算出機能105は、来店ストローク数算出機能及び単位来店ストローク数算出機能をさらに有する。来店ストローク数算出機能は、帳票記入情報抽出機能103が抽出した来店記入情報に基づいて、記入者が電子ペン10を使用して1回の動作、即ち一筆書きで記入したストロークの数を算出する機能である。つまり、来店記入情報に含まれるストローク数を算出し、来店ストローク数とする機能である。単位来店ストローク数算出機能は、来店ストローク数及び来店記入情報に含まれる時間情報に基づいて、単位時間当たりのストローク数を算出する機能である。時間情報には記入時刻が含まれているため、単位来店ストローク数算出機能は、記入時刻に基づいて所定の時間の間に来店カウントメモ3aに記入されたストローク数を算出する。具体的に、本実施形態では、「9:30〜10:00」、「10:00〜10:30」のように30分の間に来店カウントメモ3aに記入されたストローク数をそれぞれ算出し、単位来店ストローク数とする。
勧誘数算出機能106は、勧誘ストローク数算出機能及び単位勧誘ストローク数算出機能をさらに有する。勧誘ストローク数算出機能は、帳票記入情報抽出機能103が抽出した勧誘記入情報に基づいて、記入者が電子ペン10を使用して1回の動作、即ち一筆書きで記入したストロークの数を算出する機能である。つまり、勧誘記入情報に含まれるストローク数を算出し、勧誘ストローク数とする機能である。単位勧誘ストローク数算出機能は、勧誘ストローク数及び勧誘記入情報に含まれる時間情報に基づいて、単位時間当たりのストローク数を算出する機能である。時間情報には記入時刻が含まれているため、単位勧誘ストローク数算出機能は、記入時刻に基づいて所定の時間の間に勧誘カウントメモ3bに記入されたストローク数を算出する。具体的に、本実施形態では、「9:30〜10:00」、「10:00〜10:30」のように30分の間に勧誘カウントメモ3bに記入されたストローク数をそれぞれ算出し、単位勧誘ストローク数とする。
接客数算出機能107は、接客ストローク数算出機能及び単位接客ストローク数算出機能をさらに有する。接客ストローク数算出機能は、帳票記入情報抽出機能103が抽出した接客記入情報に基づいて、記入者が電子ペン10を使用して1回の動作、即ち一筆書きで記入したストロークの数を算出し、接客ストローク数とする機能である。つまり、接客記入情報に含まれるストローク数を算出する機能である。単位接客ストローク数算出機能は、接客ストローク数及び接客記入情報に含まれる時間情報に基づいて、単位時間当たりのストローク数を算出する機能である。時間情報には記入時刻が含まれているため、単位接客ストローク数算出機能は、記入時刻に基づいて所定の時間の間に接客カウントメモ3cに記入されたストローク数を算出する。具体的に、本実施形態では、「9:30〜10:00」、「10:00〜10:30」のように30分の間に接客カウントメモ3cに記入されたストローク数をそれぞれ算出し、単位接客ストローク数とする。
受付数算出機能108は、受付項目数算出機能及び単位受付項目数算出機能をさらに有する。受付項目数算出機能は、帳票記入情報抽出機能103が抽出した受付記入情報に基づいて、座標テーブル104を参照することで、記入者が電子ペン10を使用して記入した項目の数を算出し、受付項目数とする機能である。単位受付項目数算出機能は、受付項目数及び受付記入情報に含まれる時間情報に基づいて、単位時間当たりに記入された項目数を算出する機能である。時間情報には記入時刻が含まれているため、単位受付項目数算出機能は、記入時刻に基づいて所定の時間の間に、受付リストにおいて受付者氏名及び連絡先が記入された項目数を算出する。具体的に、本実施形態では、「9:30〜10:00」、「10:00〜10:30」のように30分の間に受付リスト3dにおいて記入された項目数をそれぞれ算出し、単位受付項目数とする。
なお、本実施形態では、項目数を算出して受付数としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、座標情報に基づいてカウントできれば行数や列数等を算出して受付数とすることとしてもよい。
集計結果情報作成機能109は、来店数算出機能106が算出した単位来店ストローク数と、勧誘数算出機能106が算出した単位勧誘ストローク数と、接客数算出機能107が算出した単位接客ストローク数と、受付数算出機能108が算出した単位受付項目数とに基づいて、図9に示すような集計結果情報を作成する機能である。具体的に、集計結果情報作成機能109は、時間単位(「9:30〜10:00」等)に応じた、来店ストローク数、勧誘ストローク数、接客ストローク数及び受付項目数を、それぞれ来店数、勧誘数、接客数及び受付数とし、それぞれの合計数を算出することで、図示のような集計結果情報を作成する。
集計結果情報記憶機能110は、集計結果情報作成機能109が作成した集計結果情報を集計結果DB6に記憶し、管理する機能である。
[集計処理]
次に、上記集計システム100により実行される集計処理について説明する。図14は、集計処理のフローチャートである。
来店数をカウントするスタッフは、電子ペン10を使用して、図10(a)に示すように、来店カウントメモ3aに来店した人数を正の字で記入する。また、勧誘数をカウントするスタッフは、電子ペン10を使用して、図10(b)に示すように、勧誘カウントメモ3bに勧誘した人数を正の字で記入する。また、接客数をカウントするスタッフは、電子ペン10を使用して、図10(c)に示すように、接客カウントメモ3cに接客した人数を正の字で記入する。このとき、スタッフは、記入の際に時間を意識する必要はなく、単純に人数を正の字で記入すればよい。さらに、受付業務を行うスタッフは、電子ペン10を使用して、図11に示すように、受付リスト3dに申込受付を完了した顧客の氏名及び連絡先を記入する。このとき、スタッフは時間を意識する必要がなく、申込受付が完了した順に顧客の氏名及び連絡先を記入していけばよい。記入が完了すると、各スタッフは、電子ペン10により取得した記入情報を、端末装置25を介して、サーバ5へ送信する。記入が完了するときとは、例えば1日の業務が終了したとき等である。
サーバ5は、端末装置25を介して、電子ペン10から記入情報を取得する(ステップS1)。そして、サーバ5は、座標テーブル104を参照することにより、記入情報から来店カウントメモ3aに記入された内容に対応する来店記入情報を抽出する(ステップS2)。さらに、サーバ5は、抽出した来店記入情報に含まれるストローク数を算出する。そして、サーバ5は、算出したストローク数と、来店記入情報に含まれる時間情報とに基づいて、来店カウントメモ3aにおける単位時間当たりのストローク数である単位来店ストローク数を算出する(ステップS3)。
また、サーバ5は、座標テーブル104を参照することにより、記入情報から勧誘カウントメモ3bに記入された内容に対応する勧誘記入情報を抽出する(ステップS4)。さらに、サーバ5は、抽出した勧誘記入情報に含まれるストローク数を算出する。そして、サーバ5は、算出したストローク数と、勧誘記入情報に含まれる時間情報とに基づいて、勧誘カウントメモ3bにおける単位時間当たりのストローク数である単位勧誘ストローク数を算出する(ステップS5)。
また、サーバ5は、座標テーブル104を参照することにより、記入情報から接客カウントメモ3cに記入された内容に対応する接客記入情報を抽出する(ステップS6)。さらに、サーバ5は、抽出した接客記入情報に含まれるストローク数を算出する。そして、サーバ5は、算出したストローク数と、接客記入情報に含まれる時間情報とに基づいて、接客カウントメモ3cにおける単位時間当たりのストローク数である単位接客ストローク数を算出する(ステップS7)。
また、サーバ5は、座標テーブル104を参照することにより、記入情報から受付リスト3dに記入された内容に対応する受付記入情報を抽出する(ステップS8)。さらに、サーバ5は、抽出した受付記入情報に基づいて座標テーブル104を参照することにより、受付リスト3dにおい手受付者氏名及び連絡先が記入された項目数を算出する。そして、サーバ5は、算出した項目数と、受付記入情報に含まれる時間情報とに基づいて、受付リスト3dにおける単位時間当たりの記入項目数である単位受付項目数を算出する(ステップS9)。
最後に、サーバ5は、算出した単位来店ストローク数、単位勧誘ストローク数、単位接客ストローク数及び単位受付項目数に基づいて、電子ペン用帳票3に記入された内容を集計し、図9に示すような集計結果情報を作成する。そして、作成した集計結果情報を集計結果DB6に記憶することにより、集計処理は完了する(ステップS10)。
なお、本実施形態では、図13に示すように、サーバ5が各機能及び集計結果DB6を有することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各機能及び集計結果DB6を端末装置25が有することとしてもよい。つまり、電子ペン10から記入情報を取得した端末装置25が、集計処理を行うこととしてもよい。
また、本実施形態では、時間情報に含まれる記入時刻に基づいて、単位時間当たりの来店ストローク数、勧誘ストローク数、接客ストローク数及び受付項目数を算出している。単位時間毎にストローク数や項目数を振り分ける際、時間帯が2つに跨っている場合には、記入開始時刻又は記入終了時刻が含まれる時間帯に振り分けるものとする。記入開始時刻又は記入終了時刻のいずれが含まれる時間帯に振り分けるかは任意に設定することができる。
また、本実施形態では、各種電子ペン用帳票を使用して、図9に示すような集計結果情報を作成することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばマーケティングデータや交通量調査等、個数や人数をカウントする種々の場合に適用することができる。よって、各種電子ペン用帳票のデザインや集計結果情報のデータ構造は任意に設定することができる。
これによれば、電子ペン10を利用し、ストロークカウント機能、項目カウント機能及び帳票カウント機能と、ペン内時刻取得機能とを組み合わせることで、利用者が時間を意識することなく、各種データを自動集計することができる。
[変形例]
上記実施形態では、受付リスト3dにおいて受付者氏名及び連絡先の記入が行われた項目の数に基づいて受付数を算出することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、受付の際に顧客が電子ペン10を使用して、図6に示すような申込書36に記入を行うとする。この場合、サーバ5が予め座標情報に基づいて申込書36を1枚1枚識別することができる座標テーブルを有しており、顧客が記入した申込書36の枚数に基づいて受付数を算出することとしてもよい。具体的に、サーバ5は、まず、座標テーブル及び記入情報に基づいて電子ペン10により記入された申込書36の枚数を算出する。そして、サーバ5は、算出した枚数と、記入情報に含まれる時間情報とに基づいて、単位時間当たりの記入枚数である単位枚数を算出し、当該単位枚数を単位受付数として集計結果情報を作成する。
これによれば、顧客が電子ペン10を使用して申込書36に記入を行うことで、サーバ5は、自動的に単位受付数を算出し、集計結果情報を作成する。よって、受付業務担当のスタッフが、受付リスト3dに記入を行う手間を省くことができる。即ち、集計に関するスタッフの負担を軽減することができる。
本発明は、利用者が、時刻を意識することなく電子ペン用帳票の同じ欄に対して、カウントした数に応じたストロークを電子ペンで記入するだけで、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、その欄に記入されたストローク数を算出し、集計結果をデジタルデータとして作成することが可能な処理装置として利用することができる。
2…ネットワーク
3…電子ペン用帳票
5…サーバ
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
100…集計システム

Claims (6)

  1. 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票に記入された情報を処理する処理装置であって、
    電子ペン用帳票を識別する帳票識別情報と、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標情報とを対応付けた帳票座標情報を記憶する帳票座標情報記憶手段と、
    前記電子ペンを使用して前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
    前記記入情報に含まれる座標情報に基づいて、前記帳票座標情報を参照することにより、当該記入情報から電子ペン用帳票に記入された帳票記入情報を抽出する帳票記入情報抽出手段と、
    前記帳票記入情報抽出手段により抽出された帳票記入情報及び当該帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、前記帳票の同じ欄に対して数をカウントするために記入されたストロークのストローク数を単位ストローク数として算出する単位ストローク数算出手段と、
    前記単位ストローク数算出手段が算出した単位ストローク数に基づいて、前記所定の時間単位ごとのストローク数を含む集計結果情報を作成する集計結果情報作成手段と、
    を備えることを特徴とする処理装置。
  2. 前記単位ストローク数算出手段は、前記帳票の同じ欄に、経時的に連続する所定の時間単位に跨ってストロークが記入されていると判断される場合には、記入開始時刻または記入終了時刻が含まれる時間単位に振り分けて、単位ストローク数を算出することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記処理装置は、
    前記記入情報に含まれる座標情報に基づいて、前記帳票座標情報を参照することにより、前記電子ペンにより記入された電子ペン用帳票の数である帳票数を算出する帳票数算出手段と、
    前記帳票数算出手段が算出した帳票数及び前記記入情報に含まれる時間情報に基づいて、所定の時間単位の帳票数である単位帳票数を算出する単位帳票数算出手段と、をさらに備え、
    前記集計結果情報作成手段は、さらに前記単位帳票数算出手段が算出した単位帳票数に基づいて、前記集計結果情報を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の処理装置。
  4. 前記電子ペン用帳票は、前記電子ペンにより記入される複数の項目から構成されており、
    前記処理装置は、
    前記項目を識別する項目識別情報と、前記電子ペン用帳票に印刷された前記ドットパターンの座標情報とを対応付けた項目座標情報を記憶する項目座標情報記憶手段と、
    前記帳票記入情報に含まれる座標情報に基づいて前記項目座標情報を参照することにより、前記電子ペンにより記入された項目の数である項目数を算出する項目数算出手段と、
    前記項目数算出手段が算出した項目数及び前記帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、所定の時間単位の項目数である単位項目数を算出する項目数算出手段と、をさらに備え、
    前記集計結果情報作成手段は、さらに前記項目数算出手段が算出した単位項目数に基づいて、前記集計結果情報を作成することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の処理装置。
  5. 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票に記入された情報を処理するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    電子ペン用帳票を識別する帳票識別情報と、前記電子ペン用帳票に印刷されたドットパターンの座標情報とを対応付けた帳票座標情報を記憶する帳票座標情報記憶手段、
    前記電子ペンを使用して前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
    前記記入情報に含まれる座標情報に基づいて、前記帳票座標情報を参照することにより、当該記入情報から各電子ペン用帳票に記入された帳票記入情報を抽出する帳票記入情報抽出手段、
    前記帳票記入情報抽出手段により抽出された帳票記入情報及び当該帳票記入情報に含まれる時間情報に基づいて、経時的に連続する所定の時間単位ごとに、前記帳票の同じ欄に対して数をカウントするために記入されたストロークのストローク数を単位ストローク数として算出する単位ストローク数算出手段、
    前記単位ストローク数算出手段が算出した単位ストローク数に基づいて、前記所定の時間単位ごとのストローク数を含む集計結果情報を作成する集計結果情報作成手段、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 前記単位ストローク数算出手段は、前記帳票の同じ欄に、経時的に連続する所定の時間単位に跨ってストロークが記入されていると判断される場合には、記入開始時刻または記入終了時刻が含まれる時間単位に振り分けて、単位ストローク数を算出することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
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