JP2012063966A - オーダ入力端末及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オーダ入力端末100において、CPU111が、セットメニューのメニュー画面を表示部150に表示した状態で、ガイドキー162が押下されると、当該ガイドキー162の押下された時点におけるセットメニューの表示状態を特定し、当該特定した表示状態に応じたガイダンスをガイダンステーブル302より取得し、取得したガイダンスをセットメニューに替えて表示部150に表示させることでガイダンス表示を行うように構成した。
【選択図】図3
Description
特に、オーダ入力端末にあっては、例えば、図9(i)に示されるように、「ステーキ」「定食セット」「白米パンセレクト」のような複数のメニュー項目を含み、しかも、それぞれのメニュー項目が階層状に配置される、所謂セットメニュー等のオーダを入力する必要のある場合が多い。このような、階層構造を有するメニューのオーダを入力する場合、メニュー項目の選択操作などを伴うため、単品の(単体のメニュー項目からなる)メニューのオーダを入力する場合に比べて、操作に不慣れなユーザが誤操作を行う可能性は一層高くなる。
そのため、オーダ入力端末は、ユーザによる誤操作を防止するため、オーダ入力端末の操作手順や注意事項のガイダンスを表示できる機能が必要とされる。
また、ヘルプ機能付き入力モードを備えたオーダ入力端末において、当該入力モードが選択されると、ユーザがセットメニューのオーダを入力する際にヘルプボタンを押下することで、入力するメニューの品名など、オーダ入力端末を通常操作した際に表示される(ガイダンス以外の)通常情報に加えて、そのメニューの詳細情報や入力手順などのガイダンスも併せて表示画面に表示するものが知られている(特許文献2参照)。
また、上記特許文献2に記載の発明によると、階層構造を有するメニューのオーダ時にヘルプボタンを押下することで、そのオーダ時にユーザの所望するガイダンスを表示することは可能となる。ただし、一般に携帯性を考慮したオーダ入力端末の表示画面は画面サイズが制限され画面解像度も低く、表示できる文字数が少ない。そのため、上記特許文献2に記載の発明の如く、ガイダンスに加えて通常情報も表示する構成を採用した場合、情報の制限されたガイダンスしかユーザに提供できない等の事態に陥るおそれがあるため、ユーザにとってガイダンスの使い勝手が悪いという問題があった。
図3は、図2に示すオーダ入力端末100のブロック図である。
オーダ入力端末100は、図2及び図3に示すように、制御部110と、表示部150と、キー入力部160と、通信部190と、を含んで構成される。
RAM120は、CPU111によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するためのデータ格納領域などを備える。具体的には、RAM120は、後述するガイダンスリスト401、種別階層データ402、などを一時的に記憶する。
固定キー部161は、テンキー、カーソルキー、電源キー、画面や頁の切換えキー、ガイドキー162や送信キー163からなる各種ファンクションキー等の固定キーで構成される。そして、固定キー部161は、ユーザによって当該固定キーが押下操作されると、各固定キーに応じた操作信号を制御部110に出力する。ここで、ガイドキー162(指示部)は、後述するように、押下操作された時点における表示部150の表示状態に応じたガイダンスを表示させることを指示するためのキーである。また、送信キー163は、メニューキー部164を介して受付けたオーダをコントローラボックス10へ送信させるためのキーである。
メニューキー部164は、図2に示すとおり、各メニュー(商品名)がマトリクス状に印字されたメニューシートの下部に位置する。そして、メニューキー部164には、メニューシートの各メニューに応じて複数のメニューキーが配置される。そのため、メニューキー部164は、ユーザがゲストよりオーダを受付ける際に、メニューに応じたメニューキーが押下操作されると、当該メニューをオーダとして受付けることができる。
次に、CPU111が、表示部150に非メニュー画面が表示された状態で、ユーザによってガイドキー162が押下された場合に行うガイダンス表示処理について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る送信方法設定画面500を例示する図である。
非メニュー画面とは、例えば、図4に示す送信方法設定画面500のように、表示部150に表示される画面のうち、メニューキー部164が押下操作された場合に表示されるメニュー画面以外の画面である。以下では、表示部150に送信方法設定画面500が表示された場合のガイダンス表示処理を例にとって説明する。
まず、CPU111は、送信方法設定画面500が表示した状態で、ガイドキー162が押下されると、図5に示す表示管理テーブル301をROM130より読み出す。ここで、表示管理テーブル301は、各非メニュー画面に割り振られる画面IDと、画面IDに対応する画面タイトルと、当該非メニュー画面にてユーザが選択可能な項目と、各項目にて表示させるガイダンスの番号(ガイダンス番号)と、が対応付けられたテーブルである。そのため、CPU111は、送信方法設定画面500が表示された場合、当該送信方法設定画面500に割り振られる画面IDが「1」のレコード(項目が無線のレコードと赤外線のレコード)を参照する。
さらに、CPU111は、ユーザが図4に示す送信方法設定画面500にて何れの項目にカーソルを合わせているかを判断し、合わせられた項目に相当するレコードを特定し、当該レコードのガイダンス番号を抽出する。ここでは、CPU111は、図5に示すとおり項目が無線のレコードに含まれるガイダンス番号:10,11,12を抽出する。
次いで、CPU111は、図6に示すガイダンステーブル302をROM130より読み出す。そして、CPU111は、抽出したガイダンス番号:10,11,12に相当するレコードをガイダンステーブル302より特定する。
ここで、ガイダンステーブル302は、ガイダンス番号と、ガイダンス文字列と、優先度(優先度情報)と、閲覧頻度(頻度)と、が対応付けられたテーブルである。
ガイダンス文字列は、対応するガイダンス番号のガイダンス表示を行う際に表示部150に表示する文字列である。
優先度は、対応するガイダンス番号のガイダンス表示を行う優先度合いを予め定めた値である。そして、優先度は、数値が大きいほど優先度合いが高いことを表し、3が最重要であること、2が重要であること、1が単なる情報であること、をそれぞれ意図する。
閲覧頻度は、対応するガイダンス番号のガイダンス文字列が過去に表示部150に表示された(ユーザに閲覧された)頻度を表す。そして、閲覧頻度は、数値が大きいほど閲覧された頻度が高いことを表し、3が高頻度であること、2が中頻度であること、1が低頻度であること、をそれぞれ意図する。
次いで、CPU111は、抽出した各ガイダンス番号:10,11,12に相当する行の優先度と閲覧頻度とを各ガイダンス番号に対応付け、図7(i)に示す様にガイダンスリスト401としてRAM120に記憶しておく。さらに、CPU111は、記憶した優先度と閲覧頻度の積を計算し、算出される積の値を重要度として、ガイダンスリスト401に格納する。そして、CPU111は、ガイダンスリスト401を、図7(ii)に示すように重要度の値が大きい順に並び替える。
図8は、非メニュー画面でのカーソルキーの操作に応じたガイダンス表示画面551〜553を例示する図であり、図8(i)は重要度が最も高いガイダンス表示画面551を、図8(ii)は図8(i)よりも重要度の低いガイダンス表示画面552を、図8(iii)は図8(ii)よりも重要度の低いガイダンス表示画面553を、それぞれ示す。
すると、CPU111は、図8(i)〜(iii)に示すガイダンス表示画面551〜553のように、ガイダンスリスト401に基づいて、重要度の高いガイダンス番号に係るガイダンス文字列から順に表示部150に表示できる。つまり、CPU111は、抽出したガイダンス番号が複数存在する場合のガイダンス文字列の表示順序を重要度(優先度や閲覧頻度)に基づいて決定することが出来る。
以上により、CPU111は、非メニュー画面でカーソルが合わせられた項目に応じたガイダンス表示を行う。なお、CPU111は、ユーザによる固定キー部161の切換えキーの押下に応じて、ガイダンス表示画面551〜553の各画面を切換える。
次に、CPU111が、表示部150にメニュー画面が表示された状態で、ユーザによってガイドキー162が押下された場合に行うガイダンス表示処理について説明する。
メニュー画面とは、例えば、表示部150に表示される画面のうち、メニューキー部164のメニューキーが押下された場合に表示されるメニューのオーダ画面である。ここで、メニューキーに係るメニューは、「ポテト」や「コーヒー」などの様に単品のメニューに限らず、「ステーキ定食セット」のように、複数の品目(アイテム)が一のメニューに包含されるセットメニューも含む。
図9は、本発明の実施形態に係るメニュー画面を説明するための図であり、図9(i)〜図9(iv)は第1メニュー画面〜第4メニュー画面をそれぞれ示す。
図10は、各アイテムが複数の階層に亘って配置されるセットメニューを説明するための図である。
CPU111は、このようなセットメニューのメニュー画面を表示する場合、図10に示すように、セットメニューに包含される複数のアイテム(メニュー項目)が0層〜N層(N:1以上の整数)までの階層に亘って各々配置された構成をとるため、単に包含されるアイテムを羅列するだけでは足りない。そのため、CPU111は、非メニュー画面のように固定的に画面IDを割り振って管理する画面と異なり、図9(i)に示す第1メニュー画面510〜図9(iv)に示す第4メニュー画面513のように表示状態が遷移し、セットメニューに含まれるアイテムを文字のインデントを用いて階層形式で表現したメニュー画面を、メニューキーが押下される都度形成する。以下に、CPU111がメニュー画面を表示する手順について説明する。
図11は、本発明の実施形態に係るアイテムファイルとリンクファイルを説明するための図であり、図11(i)はアイテムファイル310を、図11(ii)はリンクファイル320を、それぞれ示す。
CPU111が、図9(i)に示す第1メニュー画面510〜図9(iv)に示す第4メニュー画面513のような階層構造を有するメニュー画面を表示するため、ROM130には、図11(i)に示すアイテムファイル310や図11(ii)に示すリンクファイル320が予め格納される。
一方、リンクファイル320は、アイテムファイル310のリンク番号に対応するリンク番号と、当該リンク番号でリンク先のアイテムを取得するためのアイテム番号が列記されたリンク情報(リンク先1〜リンク先n)と、がリンク番号ごとに記憶されている。
そして、リンク番号の先頭が「SEL−」で始まるもの(以下、セレクトリンクとする)は、リンク元であるアイテムがリンク情報に係るアイテムから一のアイテムを選択する必要のあるもの、であることを表す。具体的には、リンク番号が「SEL−0001」のセレクトリンクは、リンク元である「白米パンセレクト」(アイテム番号:PLU−0005)が、「白米」(アイテム番号:PLU−0002)と「パン」(アイテム番号:PLU−0003)から、どちらかのアイテムを選択する必要のあるもの、であることを表す。
また、リンク番号の先頭が「SET−」で始まるもの(以下、セットリンクとする)は、リンク情報に係る全てのアイテムがリンク元であるアイテムに固定的に包含されることを表す。具体的には、リンク番号が「SET−0001」のセットリンクは、「白米パンセレクト」(アイテム番号:PLU−0005)と「サラダ」(アイテム番号:PLU−0004)と、がリンク元であるステーキ定食セット(アイテム番号:PLU−0006)に包含されることを表す。
CPU111は、上記の処理をアイテムファイル310に含まれる全てのアイテムについて繰り返すことで、図12に示すようなアイテム名と、種別(メニュー項目に設定される種類)と、階層と、が対応付けられた種別階層データ402を取得できる。ここで、種別及び階層は、CPU111が複数のアイテムそれぞれを表示部150に表示する都度設定する設定情報である。
種別は、アイテム名に対応するアイテムがどのような性質であるかを特定するためのデータ項目であり、0〜3の4種類からなる。種別が0(単体)は、当該アイテムが階層構造を有するセットメニュー用のアイテムではなく、単体のアイテムであることを表す。種別が1(親)は、例えば、「ステーキ定食セット」のように、アイテム名がセットメニューの名称そのものを表すアイテム(つまり、親アイテム)であることを表す。種別が2(セット固定)は、例えば、図11(i)(ii)において、「ステーキ定食セット」のセットリンクに設定された「ステーキ」や「定食セット」のように、上位の階層にあるアイテムに固定的に含まれるアイテムであることを表す。種別が3(プルダウン)は、例えば、図11(i)(ii)において、「白米パンセレクト」のセレクトリンクに設定された「白米」及び「パン」から、ユーザによって選択された何れかのアイテムであることを表す。
一方、階層は、それぞれのアイテム名に対応するアイテムに設定される階層を数値化したものである。つまり、CPU111は、ユーザがカーソルキーを介してメニュー画面で選択したアイテム(アイテム名)を特定した後、当該アイテムの階層を種別階層データ402で確認することで、メニューの表示状態(つまり、メニュー画面のうち何れの階層を表示しており、当該メニュー画面に含まれるどのアイテムが選択されているか)を特定できる。
また、階層は、表示部150にアイテムを表示する際に、0層のアイテムに対して何文字分インデントさせた位置に表示するかを定めるためのパラメータとしても機能する。
そして、CPU111は、当該種別階層データ402に基づいて、各アイテムの種別及び階層を識別することで、図9(i)に示す第1メニュー画面510〜図9(iv)に示す第4メニュー画面513のような階層構造を有するメニュー画面を表示部150に表示することができる。
なお、図12において、種別階層データ402の左側に示す階層模式図は、各アイテム番号(及びリンク番号)と、アイテム番号に係るアイテムに設定される階層と、の対応付けを模式的に表したものである。
次に、メニュー画面が表示された状態でユーザにガイドキー162が押下された場合のガイダンス表示処理について説明する。ここでは、一例として、図9(i)に示す第1メニュー画面510が表示され、ユーザがカーソルキーを介して「白米パンセレクト」にカーソルを合わせた状態で、ガイドキー162を押下した場合について述べる。
図13は、本発明の実施形態に係る種別テーブル330と階層テーブル340を説明するための図であり、(i)は種別テーブルを、(ii)は階層テーブルを、それぞれ示す。
ここで、種別テーブル330は、図13(i)に示すように、0〜3の4種類からなる種別に応じて一又は複数のガイダンス番号を割り振ったテーブルである。階層テーブル340は、図13(ii)に示すように、0層〜3層の各階層に応じて一又は複数のガイダンス番号を割り振ったテーブルである。つまり、種別テーブル330や階層テーブル340は、CPU111がメニュー画面の表示状態を特定するための種別や階層に応じてどのようなガイダンス表示を行うべきか(ガイダンス文字列を表示すべきか)を、種別や階層に関連付けされたガイダンス番号によって定めるテーブルである。
図14は、本発明の実施形態に係るメニュー画面用のガイダンステーブル302を説明するための図である。
なお、図6に示すガイダンステーブル302と異なり、図14に示す閲覧頻度は、CPU111が過去にそれぞれのガイダンス文字列を表示部150に表示した回数を表すものとする。つまり、CPU111は、それぞれのガイダンス文字列が表示される都度、閲覧頻度の数値に1を加算する。
さらに、CPU111は、ガイダンステーブル302より、取得したガイダンス番号に相当するガイダンス文字列(「アイテムをクリックするとプルダウンを再選択できます。」、「子アイテムは単独で削除、個数変更できません。」)を抽出する。
次に、CPU111は、抽出したガイダンス文字列を、図9(i)に示すセットメニューに含まれる各アイテムのアイテム名に替えて表示部150に表示することで、図15(i)(ii)に示すガイダンス表示画面554、555のように、メニュー画面におけるガイダンス表示処理を行う。
図15は、メニュー画面でのカーソルキーの操作に応じたガイダンス表示画面554、555を例示する図であり、図15(i)は重要度が最も高いガイダンス表示画面554を、図15(ii)は(i)よりも重要度の低いガイダンス表示画面555を、それぞれ示す。図16は、閲覧頻度の補正値を用いて重要度を算出した場合のガイダンスリスト401を説明するための図である。
ここで、CPU111は、ガイダンス番号:102のガイダンス文字列と、ガイダンス番号:112のガイダンス文字列と、の表示順序を、前述の通り重要度(ガイダンスリスト401)に基づいて決定する。ただし、図14に示される、ガイダンス番号:102、112に相当する閲覧頻度:8、17のように、それぞれの閲覧頻度の値に大きな隔たりがある場合、重要度の算出時に閲覧頻度のみが支配的(重要度に優先度が殆ど影響しない)可能性がある。そこで、CPU111は、例えば、それぞれの閲覧頻度を5で除した値を四捨五入する。そして、CPU111は、図16に示すように、四捨五入の結果得られる値を閲覧頻度の補正値としてガイダンスリスト401に記憶し、当該補正値を重要度の算出に用いる。
次に、CPU111が、アイテムファイル310、リンクファイル320、種別階層データ402を用いて、階層構造を有するセットメニューのメニュー画面を表示し、当該メニュー画面を介して生成されるオーダをオーダデータとして記憶するまでのオーダ処理の流れを、図17のフローチャートを用いて説明する。
図17は、本発明の実施形態に係るオーダ処理を説明するためのフローチャートである。
この際、CPU111は、ステップS101で参照したアイテムがセットメニューに相当するアイテムの場合、当該アイテムを0層に設定する。一方で、CPU111は、ステップS101で参照したアイテムが再帰アイテムである場合、ステップS102を再帰的に実行した回数に応じて階層(例えば、2回目の場合は1層、3回目の場合は2層、・・・)を設定する。
次いで、CPU111は、ステップS103にて表示するアイテムについて、アイテムファイル310のリンク番号を確認し、リンク先が存在するか否かを判断する(ステップS104)。
次いで、CPU111は、ステップS106にて取得したアイテムの種別を2(セット固定)に設定する(ステップS107)。つまり、CPU111は、種別階層データ402において、ステップS106にて取得したアイテムのアイテム名に対応させて種別に2を入力し、RAM120に記憶する。
次いで、CPU111は、ステップS106にて取得したアイテム(再帰アイテム)について、本オーダ処理を再帰的に実行させる(ステップS108)。つまり、CPU111は、ステップS106に係る再帰アイテムについて、ステップS101〜ステップS118の処理を実行させる。
次いで、CPU111は、リンクファイル320のリンク情報よりリンクされる全てのアイテムを取得したか否かを判断する(ステップS109)。
そして、CPU111は、ステップS109にて全てのアイテムを取得していないと判断する場合(ステップS109;No)、ステップS106以降の処理を繰り返す。一方で、CPU111は、ステップS109にて全てのアイテムを取得したと判断する場合(ステップS109;Yes)、ステップS117の処理へと移行する。
次いで、CPU111は、リンクファイル320のリンク情報よりリンクされる全てのアイテムを取得したか否かを判断する(ステップS112)。
そして、CPU111は、ステップS112にて全てのアイテムを取得していないと判断する場合(ステップS112;No)、ステップS110以降の処理を繰り返す。
一方で、CPU111は、ステップS112にて全てのアイテムを取得したと判断する場合(ステップS112;Yes)、ステップS111にて表示部150に表示される複数のアイテムより何れかのアイテムがユーザに選択されたか否かを判断する(ステップS113)。そして、CPU111は、ステップS113にてユーザに選択されていないと判断する場合(ステップS113;No)、選択されるまで待機する。一方で、CPU111は、ステップS113にてユーザに選択されたと判断する場合(ステップS113;Yes)、ステップS113にて選択されたアイテム(再帰アイテム)について、本オーダ処理を再帰的に実行させる(ステップS114)。
次いで、CPU111は、ステップS114に係る再帰アイテムの種別を3(プルダウン)に設定する(ステップS115)。つまり、CPU111は、種別階層データ402において、再帰アイテムのアイテム名に対応させて種別に3を入力し、RAM120に記憶する。
そして、CPU111は、ステップS117の処理へ移行する。
具体的には、CPU111は、「ステーキ定食セット」(アイテム番号:PLU−0007)についてオーダ処理を実行した場合、始めにステップS106にて「ステーキ」(アイテム番号:PLU−0001)を取得し、ステップS108にて当該「ステーキ」についてのオーダ処理を再帰的に実行する。その後、CPU111は、ステップS109の判断に従って、ステップS106にて「定食セット」(アイテム番号:PLU−0006)を取得し、ステップS108にて当該「定食セット」についてのオーダ処理を再帰的に実行する。
そして、CPU111は、「定食セット」についてオーダ処理を再帰的に実行した場合、ステップS106にて「白米パンセレクト」(アイテム番号:PLU−0005)を取得し、ステップS108にて当該「白米パンセレクト」についてオーダ処理を再帰的に実行させることとなる。
そのため、CPU111は、「白米パンセレクト」についてステップS103の処理を実行することで、0層の「ステーキ定食セット」、1層の「ステーキ」及び「定食セット」、2層の「白米パンセレクト」、から構成される第1メニュー画面510を表示する。
同様に、図9(ii)に示す第2メニュー画面511は、CPU111が「パン」について、ステップS111の処理を実行する際に表示される画面である。同様に、図9(iii)に示す第3メニュー画面512は、ステップS113にて「白米」が選択された状態で、CPU111が当該「白米」について、ステップS103の処理を再帰的に実行する際に表示される画面である。同様に、図9(iv)に示す第4メニュー画面513は、CPU111が「サラダ」について、ステップS103の処理を再帰的に実行する際に表示される画面である。
次に、CPU111が、オーダ処理のステップS103又はステップS111にて、第1メニュー画面510〜第4メニュー画面513の様なメニュー画面を表示した際に、ユーザがガイドキー162を押下することで実行されるガイダンス表示処理の流れを、図18及び図19のフローチャートを用いて説明する。
図18及び図19は、本発明の実施形態に係るガイダンス表示処理を説明するためのフローチャートである。
すると、CPU111は、ステップS201にて選択されたアイテムを特定し、当該アイテムの種別及び階層を種別階層データ402より取得する(ステップS203)。
次いで、CPU111は、ステップS203にて取得した種別とステップS204にて取得したレコードの種別とが一致するか否かを判断する(ステップS205)。
そして、CPU111は、ステップS205にて一致しないと判断する場合(ステップS205;No)、種別テーブル330より次の(ステップS204で取得したレコードと異なる)レコードを取得し(ステップS206)、ステップS205以降の処理を繰り返す。
一方で、CPU111は、ステップS205にて一致すると判断する場合(ステップS205;Yes)、当該取得したレコードに含まれる一のガイダンス番号を取得し、取得したガイダンス番号をガイダンスリスト401に追加し、RAM120に記憶する(ステップS207)。同時に、CPU111は、ガイダンステーブル302をROM130より読み出し、追加するガイダンス番号の優先度及び閲覧頻度を抽出し、ガイダンスリスト401に追加する。
次いで、CPU111は、取得したレコードに含まれる全てのガイダンス番号を取得したか否かを判断し(ステップS208)、取得していないと判断する場合(ステップS208;No)、全てのガイダンス番号を取得するまで、ステップS207以降の処理を繰り返す。
次いで、CPU111は、ステップS203にて取得した階層とステップS209にて取得したレコードの階層とが一致するか否かを判断する(ステップS210)。
そして、CPU111は、ステップS210にて一致しないと判断する場合(ステップS210;No)、種別テーブル330より次の(ステップS209で取得したレコードと異なる)レコードを取得し(ステップS211)、ステップS210以降の処理を繰り返す。
一方で、CPU111は、ステップS210にて一致すると判断する場合(ステップS210;Yes)、当該取得したレコードに含まれる一のガイダンス番号を取得し、取得したガイダンス番号をガイダンスリスト401に追加し、RAM120に記憶する(ステップS212)。同時に、CPU111は、ガイダンステーブル302をROM130より読み出し、追加するガイダンス番号の優先度及び閲覧頻度を抽出し、ガイダンスリスト401に追加する。
次いで、CPU111は、取得したレコードに含まれる全てのガイダンス番号を取得したか否かを判断し(ステップS213)、取得していないと判断する場合(ステップS213;No)、全てのガイダンス番号を取得するまで、ステップS212以降の処理を繰り返す。
次いで、CPU111は、ガイダンスリスト401の優先度及びステップS214にて補正した閲覧頻度の積により重要度を算出する(ステップS215)。
次いで、CPU111は、ステップS215にて算出した重要度が高い順に、ガイダンスリスト401に記憶したガイダンス番号を並べ替える(ステップS216)。
そして、CPU111は、ガイダンスリスト401において、並べ替えたガイダンス番号のうち先頭の(最も重要度の高い)ガイダンス番号を取得する(ステップS217)。
次いで、CPU111は、ガイダンステーブル302を参照し、ステップS217で取得したガイダンス番号に該当するガイダンス文字列を表示部150に表示することでガイダンス表示を行う(ステップS218)。
次いで、CPU111は、ステップS218にてガイダンス表示を行った状態で、ユーザに切換えキーが押下されたか否かを判断し(ステップS219)、押下されていないと判断する場合(ステップS219;No)、本処理を終了する。
一方で、CPU111は、ステップS219にて押下されたと判断する場合(ステップS219;Yes)、ガイダンスリスト401に含まれる次の行の(次に重要度の高い)ガイダンス番号を取得し(ステップS220)、ステップS218以降の処理を繰り返す。
つまり、オーダ入力端末100によると、ユーザはガイドキー162を押下するだけで、メニュー画面の表示状態に応じたガイダンスを簡単に閲覧することが出来る。また、オーダ入力端末100によると、ガイダンス文字列はセットメニューに替えて表示されるので、画面サイズや画面解像度に制限のあるハンディターミナルの画面上でも十分なガイダンスをユーザに提供できる。
したがって、オーダ入力端末100は、ユーザが階層構造を有するメニューのオーダを入力する際に、ユーザの所望するガイダンスを容易に表示でき、且つガイダンスの使い勝手がよいオーダ入力端末といえる。
つまり、CPU111は、種別テーブル330及び階層テーブル340を参照することで、特定したメニューの表示状態に適したガイダンスを容易に取得することが出来る。
つまり、CPU111は、ユーザに優先的に報知すべきガイダンスやユーザが過去に頻繁に閲覧したガイダンスから順に表示するため、ユーザにとってのガイダンスの使い勝手が一層向上する。
また、以上の実施形態におけるオーダ入力端末を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 オーダ入力端末
110 制御部
111 CPU
120 RAM
130 ROM(記憶部)
150 表示部
160 キー入力部
162 ガイドキー
190 通信部
302 ガイダンステーブル
330 種別テーブル
340 階層テーブル
Claims (6)
- 複数のメニュー項目を含みそれぞれのメニュー項目が階層状に配置され表示状態の遷移するメニューを表示する表示部と、
前記表示部により表示されるメニューの表示状態に応じたガイダンスを記憶する記憶部と、
前記表示部に前記メニューが表示された際に、前記ガイダンスを当該表示部に表示させることを指示する指示部と、
前記指示部の指示に応じて、当該指示された時点における前記メニューの表示状態を特定し、当該特定した表示状態に応じたガイダンスを前記記憶部より取得し、取得したガイダンスを前記表示部に表示させる制御部と、
を備えることを特徴とするオーダ入力端末。 - 請求項1に記載のオーダ入力端末において、
前記制御部は、前記メニューの表示状態を、前記表示部に前記メニューが表示される際の前記メニュー項目ごとに設定される設定情報を用いて特定し、
前記記憶部は、前記ガイダンスを前記設定情報と関連付けたテーブルとして記憶することを特徴とするオーダ入力端末。 - 請求項2に記載のオーダ入力端末において、
前記設定情報は、前記メニュー項目に設定される種類及び前記メニュー項目の配置される階層に関する情報であることを特徴とするオーダ入力端末。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のオーダ入力端末において、
前記記憶部は、さらに、前記制御部が前記ガイダンスを前記表示部に表示させる優先度をガイダンスごとに定めた優先度情報を記憶し、
前記制御部は、前記記憶部より取得するガイダンスが複数存在する場合、前記ガイダンスを前記表示部に表示させる順序を前記優先度情報に基づいて決定することを特徴とするオーダ入力端末。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のオーダ入力端末において、
前記記憶部は、さらに、前記制御部が過去に前記ガイダンスを前記表示部に表示させた頻度をガイダンスごとに記憶し、
前記制御部は、前記記憶部より取得するガイダンスが複数存在する場合、前記ガイダンスを前記表示部に表示させる順序を前記頻度に基づいて決定することを特徴とするオーダ入力端末。 - オーダ入力端末に備わるコンピュータを、
複数のメニュー項目を含みそれぞれのメニュー項目が階層状に配置され表示状態の遷移するメニューを表示する表示部、
前記表示部により表示されるメニューの表示状態に応じたガイダンスを記憶する記憶部、
前記表示部に前記メニューが表示された際に、前記ガイダンスを当該表示部に表示させることを指示する指示部、
前記指示部の指示に応じて、当該指示された時点における前記メニューの表示状態を特定し、当該特定した表示状態に応じたガイダンスを前記記憶部より取得し、取得したガイダンスを前記表示部に表示させる制御部、
として機能させるためのプログラム。
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