JP2018120513A - 飲食店用多言語表示システムおよび飲食店案内システム - Google Patents

飲食店用多言語表示システムおよび飲食店案内システム Download PDF

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Abstract

【課題】外国人客向けのメニューを制作するコストを軽減し、表示されたメニューを見て外国人客でも料理を確実に注文できる飲食店用多言語表示システムおよび飲食店の情報を容易に得ることができる飲食店案内システムを提供する。【解決手段】情報管理端末12と、サーバ14と、翻訳端末16とを具備し、情報管理端末12は、入力言語で記載された第1メニュー情報を入力する入力部と、目的言語に翻訳された第2メニュー情報を表示する出力部とを有し、サーバ14は翻訳端末16から第2メニュー情報を受信した場合に入力言語と、目的言語と、第1メニュー情報と、第2メニュー情報とを関連付けしたデータテーブルをデータベースに記憶し、情報管理端末12から目的言語が選択された場合にデータベースから第2メニュー情報を情報管理端末12へ送信し、情報管理端末12は出力部により第2メニュー情報を情報管理端末12に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店で提供されるメニュー情報を複数の言語の中から選択して表示可能な飲食店用多言語表示システムおよびこれを用いた飲食店案内システムに関する。
海外から日本に訪れる外国人が飲食店に来た際に、日本語でのコミュニケーションが難しく、店員が料理の内容を十分に説明できず、外国人客が料理の内容を把握して注文できないケースがある。外国人客向けのメニューを制作すればよいが、季節ごとや商品の入れ替えをする度に変わるメニューを都度制作することは現実的ではなく、多くの飲食店が外国人客専用のメニューを揃えていない。メニュー名を外国人客が日本語による発音が可能なメニュー表記へ自動変換して表示するメニュー生成システムが特許文献1に記載されている。
特開2016−71870号公報
飲食店の担当者が外国語に不慣れな場合、担当者が翻訳サイトなどを利用して外国語に翻訳されたメニュー表を制作することは困難である。翻訳専門業者にメニュー表の翻訳を依頼するにはコストが大きくなり、小規模なレストランなどでは大きな負担となるという課題がある。また、特許文献1に記載されたメニュー生成システムの場合、ローマ字表記された日本語のメニューを外国人客が発音しても必ずしもスムーズに日本語で伝えることができるとは限らない。そして、外国語訛りの日本語になることもあって店員が聞き取れない可能性もあり、注文を誤ってしまう可能性がある。また、観光で訪れた外国人客が、例えば宿泊するホテル周辺で飲食店の情報を得る場合には、手元の端末を用いて検索をすることがあるが、外国人客向けに説明されたものではないので外国人客が理解しづらい。そして、飲食店が提供する季節ごとの商品や新しいメニューについても、外国人客は把握できないことが多い。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、外国人客向けのメニューを制作するコストを軽減すると共に、表示されたメニューを見て外国人客でも提供される料理を理解でき、確実に注文できる飲食店用多言語表示システムおよび飲食店の情報を容易に得ることができる飲食店案内システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の飲食店用多言語表示システムは次の構成を備える。すなわち本発明は、情報管理端末と、サーバと、翻訳端末と、を具備し、飲食店で提供されるメニュー情報を複数の言語の中から選択して、前記情報管理端末に表示可能な飲食店用多言語表示システムであって、前記情報管理端末と、前記サーバと、前記翻訳端末とは、それぞれ互いに通信回線を通じて通信可能に接続され、前記メニュー情報は、少なくとも提供される料理の料理品名、料理写真を含む種別ごとに項目分けされたデータを含み、飲食店情報は、少なくとも料理を提供する飲食店名を含む種別ごとに項目分けされたデータを含み、前記情報管理端末は、入力言語で記載された翻訳前の第1メニュー情報と、前記飲食店情報とを入力する入力部と、目的言語を選択する選択部と、前記目的言語に翻訳された翻訳後の第2メニュー情報を前記情報管理端末に表示する出力部と、前記第1メニュー情報および前記第2メニュー情報を記憶する情報管理端末記憶部と、前記通信回線を通じて、入力された前記第1メニュー情報、翻訳された前記第2メニュー情報、前記飲食店情報を前記サーバとの間で双方向に通信を行って、データの受送信する情報管理端末受送信部とを有し、前記サーバは、前記通信回線を通じて、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報、前記飲食店情報を、前記情報管理端末との間で、および前記翻訳端末との間で双方向に通信を行って、データの受送信を行うサーバ受送信部と、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報および前記飲食店情報に含まれる項目分けされたデータに対して個別に識別子を付与する識別子付与部と、前記入力言語、前記目的言語、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報および前記飲食店情報と、識別子とを関連付けしたサーバ用データテーブルを記憶し、読み出し可能なデータベースとを有し、前記翻訳端末は、前記通信回線を通じて、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報、前記飲食店情報を、前記サーバとの間で双方向に通信を行って、データの受送信を行う翻訳端末受送信部を有し、前記入力言語と前記目的言語の種類を認識し、前記第1メニュー情報を前記入力言語から前記目的言語に翻訳して前記第2メニュー情報を生成し、前記サーバは、前記翻訳端末から前記目的言語に翻訳された前記第2メニュー情報を受信した場合に、前記第2メニュー情報に識別子を付与し、前記データベースから前記第1メニュー情報を読み出して、識別子に対応する前記第1メニュー情報と前記第2メニュー情報とを関連付け、前記入力言語と、前記目的言語と、前記第1メニュー情報と、前記第2メニュー情報と、前記飲食店情報と、識別子とを関連付けした前記サーバ用データテーブルを前記データベースに記憶し、前記情報管理端末の前記選択部から前記目的言語が選択された場合に、前記データベースから前記第2メニュー情報を読み出して前記情報管理端末へ送信し、前記情報管理端末は、前記第2メニュー情報を受信して前記情報管理端末記憶部に記憶し、前記出力部により前記第2メニュー情報を前記情報管理端末に表示することを特徴とする。この構成によれば、外国人客向けのメニューを制作するコストを軽減すると共に、端末に表示されたメニューを見て外国人客でも提供される料理を理解でき、確実に注文できる。
また、本発明において、前記翻訳端末は、オペレータにより操作が行われ、前記データベースに記憶された前記第1メニュー情報と、前記飲食店情報に含まれるデータを受信した場合に、前記オペレータは、前記入力言語と前記目的言語の種類を認識し、前記第1メニュー情報を前記目的言語に翻訳して前記第2メニュー情報を生成する。これによれば、各言語に精通するオペレータによる翻訳を行うことで、料理品名や料理説明文のニュアンスなどの繊細な表現も可能であり、外国人客が内容を詳細に理解して注文できる。
また、本発明において、前記入力部は、前記第1メニュー情報と、前記飲食店情報とが、文字および/または画像によって入力可能であり、前記サーバは、前記第1メニュー情報が文字入力によるものであるか、画像入力によるものであるかを判別する判別部を有し、前記翻訳端末は、画像入力された場合に前記第1メニュー情報の中から前記入力言語による文字情報を抽出し、前記第1メニュー情報を前記目的言語に翻訳して前記第2メニュー情報を生成する。これによれば、第1メニュー情報を情報管理端末から文字や画像で入力するだけで第2メニュー情報を生成して表示することができるので、飲食店側ではメニューを作成する人的、物理的コストを低減することができる。
また、本発明において、前記サーバは、前記情報管理端末より受信した情報に基づいて、所定の基準により前記料理品名に優先度を付け、前記情報管理端末は、所定の基準により優先度が付けられた前記料理品名が、優先度が高い順に前記情報管理端末に表示されるように制御する優先表示制御部を有している。これによれば、飲食店で注文される料理の数が多い順に表示されるようにして、人気メニューが多く注文されるように情報管理端末に表示させることができる。これによれば、飲食店で注文される料理の数が多い順に情報管理端末に表示されるようにして人気メニューが多く注文されるようにすることができる。
また、本発明において、前記メニュー情報は、使用食材名のデータを含み、前記サーバは、前記情報管理端末より受信した情報に基づいて、特定の食材が含まれていないことを示す飲食不許可情報を前記使用食材名に付け、前記情報管理端末は、所定の基準により飲食不許可情報が付けられた前記使用食材名を抽出し、飲食不許可情報が付けられた前記使用食材名が含まれる前記料理品名が前記情報管理端末に表示または不表示されるように制御する飲食不許可表示制御部を有している。これによれば、アレルギーや宗教で飲食できない食材などが選択されると情報管理端末に示されるので、客が食べられない料理を選択することがない。
また、本発明において、前記情報管理端末の前記入力部は、飲食店内における客数を入力可能であり、前記サーバは、前記情報管理端末より受信した情報に基づいて、1つの飲食店内において、飲食店内における客数、単位時間当たりで発注された前記メニュー情報に含まれる前記料理品名の総数を計測する店内状況計測部を有している。これによれば、曜日や時間の違いによる混雑状況を把握することができる。
上記の目的を達成するため、本発明の飲食店案内システムは次の構成を備える。すなわち本発明は、非飲食店舗内に設置される飲食店案内システムであって、上記の飲食店用多言語表示システムと、非飲食店舗内に設置され、表示部を有する非飲食店コンピュータと、複数のキーが設けられ、キーが押下された場合には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードを非飲食店コンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードとを具備し、飲食店用多言語表示システムと、前記非飲食店コンピュータとは、通信回線を通じて通信可能に接続され、前記非飲食店コンピュータは、特殊キーボードからの前記特殊キーコードに対応する非飲食店舗周辺の飲食店を案内する飲食店ごとのURLを予めコンピュータ用データテーブルとして記憶するコンピュータ記憶部と、前記特殊キーボードから前記特殊キーコードを受信した場合には、前記コンピュータ用データテーブルから対応するURLを参照し、対応するURLに自動的にアクセスして対応するURLのWEBサイトを表示部に表示させるようにブラウザを制御する自動アクセス部とを有し、前記コンピュータ記憶部には、前記コンピュータ用データテーブルが複数記憶されており、複数の前記コンピュータ用データテーブルは、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されている場合において、同一内容のWEBサイトであって異なる言語で表示されている場合であっても異なる言語ごとのURLに対しては同一の前記特殊キーコードが関連付けされて、前記コンピュータ用データテーブルごとに、異なる言語で表示されるWEBサイトのURLと、該URLに対応する前記特殊キーコードが記憶されており、前記特殊キーボードには、複数の前記コンピュータ用データテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されている前記コンピュータ用データテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記自動アクセス部は、入力された切り換えキーコードに基づいて該当する前記目的言語の前記コンピュータ用データテーブルから、該当する前記特殊キーコードに該当するURLに自動的にアクセスし、前記通信回線を通じて前記サーバの前記データベースから、切り換えキーコードに基づいて該当する前記目的言語の前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報とを受信して、前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報を前記表示部に表示させるようにブラウザを制御することを特徴とする。この構成によれば、外国人客向けのメニューを表示して飲食店の情報を容易に得ることができる。
上記の目的を達成するため、本発明の飲食店案内システムは次の構成を備える。すなわち本発明は、非飲食店舗に設置される飲食店案内システムであって、上記の飲食店用多言語表示システムと、非飲食店舗内に設置され、表示部を有する非飲食店コンピュータと、複数のキーが設けられ、各キーに対応する非飲食店舗周辺の飲食店を案内する飲食店ごとのURLを予め特殊キーボード用データテーブルとして記憶する特殊キーボード記憶部が設けられ、キーが押下された場合には、押下されたキーに対応するURLを特殊キーボード用データテーブルから参照し、対応するURLに自動的にアクセスするように前記非飲食店コンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力する制御信号出力部が設けられた特殊キーボードとを具備し、飲食店用多言語表示システムと、前記非飲食店コンピュータとは、通信回線を通じて通信可能に接続され、前記特殊キーボード記憶部には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語ごとにそれぞれ異なる特殊キーボード用データテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各特殊キーボード用データテーブルに共通の同一の特殊キーコードと関連付けされて記憶されており、複数の特殊キーボード用データテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されている特殊キーボード用データテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、前記制御信号出力部は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数の特殊キーボード用データテーブルのうち該当する特殊キーボード用データテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするように前記非飲食店コンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力し、前記通信回線を通じて前記サーバの前記データベースから、切り換えキーコードに基づいて該当する前記目的言語の前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報を受信して、前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報を前記表示部に表示させるように前記非飲食店コンピュータ内のブラウザを制御することを特徴とする。この構成によれば、外国人客向けのメニューを表示して飲食店の情報を容易に得ることができる。
本発明に係る飲食店用多言語表示システムおよび飲食店案内システムによれば、外国人客向けのメニューを制作するコストを軽減すると共に、表示されたメニューを見て外国人客でも提供される料理を理解でき、確実に注文でき、飲食店の情報を容易に得ることができる。
本発明の実施形態に係る飲食店用多言語表示システムの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る飲食店案内システムの一例を示す説明図である。 サーバの構成を説明する説明図である。 情報管理端末に表示される入力部の一例であり、メニュー情報を管理するための管理画面である。 目的言語を選択するために情報管理端末に表示される選択部の一例である。 情報管理端末に表示されるメニューレイアウトの一例であり、(A)日本語で表示されたメニューレイアウト、(B)英語で表示されたメニューレイアウトである。 情報管理端末に表示される使用食材名の表示方法の一例を示す。 特殊キーボードの概略を説明する説明図である。 飲食店案内システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 飲食店案内システムの第2の実施形態の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る飲食店用多言語表示システム10および飲食店案内システム30について、添付図面を参照しながら説明する。図1に本発明の実施形態に係る飲食店用多言語表示システム10の一例を説明する説明図を示す。図2に本発明の実施形態に係る飲食店案内システム30の一例を説明する説明図を示す。図3にサーバ14の構成を説明する説明図を示す。本実施形態では、非飲食店舗の一例としてホテルの場合について説明するがこれに限られるものではない。
本実施形態の飲食店用多言語表示システム10は、情報管理端末12と、サーバ14と、翻訳端末16とを具備する。情報管理端末12と、サーバ14と、翻訳端末16とは、それぞれ互いに通信回線を通じて通信可能に接続されていて、情報を受送信できる。そして、飲食店の店員や客が情報管理端末12を操作し、飲食店で提供されるメニュー情報を複数の言語の中から選択して、選択された言語でメニュー情報を情報管理端末12に表示させることができる。
メニュー情報には、種別ごとに項目分けされた1種以上のデータを含み、提供される料理の料理品名、料理写真、料理説明文、提供される料理に使用されている食材を示す使用食材名などの飲食店で提供されるメニューの中にある料理に関するデータを含んでいる。また、メニュー情報は、原言語(入力言語)で記載された翻訳前の第1メニュー情報と、目的言語に翻訳された翻訳後の第2メニュー情報とがあり、第1メニュー情報と第2メニュー情報の中にそれぞれに上述の料理品名などの各種データがある。また、飲食店情報には、料理を提供する飲食店名を含む種別ごとに項目分けされたデータを含んでいる。メニュー情報と、飲食店情報とに含まれるそれぞれのデータは、識別子が付与されて管理されている。
情報管理端末12は、入力言語で記載された翻訳前の第1メニュー情報と、飲食店情報とを入力する入力部と、目的言語を選択する選択部とを有している。さらに、情報管理端末12は、目的言語に翻訳された翻訳後の第2メニュー情報を情報管理端末12に表示する出力部を有している。これにより、情報管理端末12は、客ではない飲食店の店員などが、予め入力言語で第1メニュー情報を入力する端末として利用できる。併せて、客が目的言語で表示された第2メニュー情報の中から希望の料理を選択して注文する端末として利用でき、席に着いたままでも注文可能なテーブルオーダシステムに用いることも可能である。
図4に情報管理端末12に表示される入力部の一例を示し、飲食店の店員が第1メニュー情報、第2メニュー情報を管理するための管理画面を示す。情報管理端末12としては、ノートパソコン、タブレットPC、スマートフォンなどがある。入力部としては、文字入力による入力部、画像入力による入力部があり、キーボードやタッチパネルなどによってメニュー情報を文字で入力してもよい。また、外部から画像データの取り込んでもよく、情報管理端末12に内蔵されたカメラによって撮影されたメニュー表や料理写真などのメニュー情報を入力してもよい。使用食材名は、文字による入力方式、あらかじめ提示されている食材名にチェックを入れる入力方式でもよい。選択部は、タッチパネル、キーボードやボタンによるものであり、複数の言語の選択肢がディスプレイに表示されてタッチして選択するタッチパネル式でもよく、目的言語に対応するキーボードやボタンを押して選択するボタン式でもよい。
情報管理端末12は、情報管理端末受送信部を有していて、通信回線を通じて、入力された第1メニュー情報、翻訳された第2メニュー情報、飲食店情報をサーバ14との間で双方向に通信を行って、データの受送信を行う。そして、情報管理端末12は、通信回線を通じて受送信されるメニュー情報のデータを記憶する情報管理端末記憶部を有し、第1メニュー情報、第2メニュー情報、飲食店情報などが記憶される。通信回線は限定されるものではなく、一例として、インターネット回線を通じてデータが送受信される。
サーバ14は、サーバ受送信部を有していて、通信回線を通じて、第1メニュー情報、第2メニュー情報、飲食店情報などを情報管理端末12との間で、さらには後述する翻訳端末16との間で双方向に通信を行って、データの受送信を行う。サーバ14は、第1メニュー情報、第2メニュー情報および飲食店情報に含まれる項目分けされたデータに対して個別に識別子を付与する識別子付与部を有している。そして、入力言語、目的言語、第1メニュー情報、第2メニュー情報および飲食店情報に含まれるデータと、識別子とを関連付けする。識別子と関連付けした各種データはサーバ用データテーブル20としてサーバ14内にあるデータベース18に記憶され、読み出し可能となっている。
さらに、サーバ14は、第1メニュー情報が、文字入力によるものであるか、画像入力によるものであるかを判別する判別部を有していて、情報管理端末12の入力部から入力されたメニュー情報を文字による情報か画像による情報かを判別する。判別されたデータは、識別子が付与された後に翻訳端末16に送信される。
翻訳端末16は、翻訳端末受送信部を有し、通信回線を通じて、第1メニュー情報、第2メニュー情報、飲食店情報を、サーバ14との間で双方向に通信を行って、データの受送信を行う。
翻訳端末16は、入力言語と目的言語の種類を認識し、第1メニュー情報を入力言語から目的言語に翻訳して第2メニュー情報を生成する。文字入力された情報は文字情報を理解して翻訳し、画像入力された情報はその中から文字情報を抽出して翻訳する。生成された第2メニュー情報はサーバ14へ送信する。翻訳方法は、言語認識部を設けて機械的に自動で翻訳することも可能であり、後述するように、オペレータの操作により、オペレータが入力言語と目的言語の種類を認識し、第1メニュー情報を目的言語に翻訳して第2メニュー情報を生成することも可能である。
サーバ14では、サーバ受送信部で翻訳端末16から送信された第2メニュー情報を受信する。そして、識別子付与部で第2メニュー情報の項目分けされたデータに対してそれぞれ識別子を付与する。さらに、飲食店情報と、第2メニュー情報と、識別子とを関連付けたサーバ用データテーブル20としてデータベース18に記憶する。さらには上述のように、入力言語、目的言語、第1メニュー情報に含まれるデータと、識別子とを関連付けしてサーバ用データテーブル20としてデータベース18に記憶する。そして、情報管理端末12からの要求に応じて第2メニュー情報を、サーバ受送信部を通じて情報管理端末12へ送信する。サーバ用データテーブル20は種類の異なるデータテーブルを複数個設けてもよい。図3に示すように、各言語に対応するデータテーブルを設けて言語毎に管理し、各言語の飲食店情報、メニュー情報を含めてもよく、複数個あるデータテーブルに入れるデータの種類は特に限定されない。翻訳された第2メニュー情報は、情報管理端末12で各言語の文字で表示されるように、サーバ14に記憶され、英語、フランス語、インドネシア語などはラテン文字(アルファベット)、中国語は簡体字、繁体字、韓国語はハングルが表示されるように記憶される。
また、情報管理端末12は、情報管理端末受送信部によってサーバ14から第2メニュー情報を受信(ダウンロード)し、出力部によって第2メニュー情報を情報管理端末12のディスプレイなどに表示する。翻訳された第2メニュー情報を情報管理端末12に表示させることにより、料理品名を外国人客が選択して注文可能となる。これにより、日本語から日本語以外の言語に翻訳されたメニューを容易に作成でき、情報管理端末12に表示されたメニューを見て外国人客でも提供される料理を理解して注文できる。また、第1メニュー情報を情報管理端末12から入力するだけで第2メニュー情報を生成して表示することができるので、飲食店側ではメニューを作成する人的、物理的コストを低減することができる。
翻訳端末16は、オペレータにより操作が行われてもよく、サーバ14はクラウドサーバであってもよい。翻訳端末16は、サーバ14のデータベース18に記憶された第1メニュー情報と飲食店情報に含まれるデータをサーバ14から受信した場合、オペレータは入力言語と目的言語の種類を、選択部から選択して入力された言語情報や、文字や文章自体を見て認識する。そして、第1メニュー情報を目的言語に翻訳して第2メニュー情報を生成する。また、画像入力された場合、画像入力された情報の中から文字情報を目視して認識して抽出し、入力言語による第1メニュー情報に含まれる料理品名情報などを抽出して翻訳する。各言語に精通するオペレータによる翻訳を行うことで、料理品名や料理説明文のニュアンスなどの繊細な表現も可能であり、外国人客が内容を詳細に理解して注文できる。その他、料理提供者のこだわりなど、料理に対する細かな情報を翻訳できるので、外国人客に情報が伝わりやすい。このように、第1メニュー情報をクラウド上で翻訳して第2メニュー情報をタブレットPCなどの情報管理端末12に表示することができる。
以下、本実施形態の飲食店用多言語表示システム10の処理について具体的に説明する。予め、客ではない飲食店の店員などによって情報管理端末12が操作され、情報管理端末12の入力部で第1メニュー情報と飲食店情報とが入力され、選択部で翻訳したい言語である目的言語が選択される。そして、情報管理端末12は、入力された第1メニュー情報と飲食店情報とをサーバ14へ送信する。このとき、飲食店名などの飲食店情報は個別に付与されたIDを入力することで識別されるようにしてもよい。
サーバ14は、情報管理端末12から送信された第1メニュー情報と飲食店情報とを受信した場合に、判別部で、第1メニュー情報が文字入力であるか画像入力であるかを判別する。文字入力された場合に、識別子付与部で、文字入力された第1メニュー情報に含まれる料理品名データに対して料理品名識別子を付与し、飲食店情報に含まれる送信元の飲食店データに対して飲食店識別子を付与する。その他の項目分けされたデータに対しても、それぞれ識別子を付与する。そして、入力言語と、第1メニュー情報のうち、例えば料理品名に付与される料理品名識別子と、飲食店情報のうち、例えば飲食店名に付与される飲食店識別子とを関連付けしたサーバ用データテーブル20をデータベース18に記憶する。画像入力された場合には、識別子付与部において、画像入力した送信元の飲食店に対して飲食店識別子を付与し、画像と飲食店識別子とを関連付けしたサーバ用データテーブル20をデータベース18に記憶する。データベース18に各情報が記憶されると、サーバ14は、翻訳端末16へデータベース18に記憶されたデータを送信する。サーバ用データテーブル20は、入力言語が日本語の場合は、日本語データテーブルとしてもよい。
翻訳端末16は、サーバ14から送信されたサーバ14内のデータベース18に記憶されたデータを受信した場合に、入力言語と目的言語の種類を認識する。文字入力された情報の場合に、第1メニュー情報を目的言語に翻訳して第2メニュー情報を生成し、第2メニュー情報がサーバ14へ送信される。画像入力された情報の場合に、第1メニュー情報の中から入力言語による文字情報を抽出し、第1メニュー情報を目的言語に翻訳して第2メニュー情報を生成し、第2メニュー情報がサーバ14へ送信される。
サーバ14は、翻訳端末16から送信された目的言語に翻訳された第2メニュー情報を受信した場合に、第2メニュー情報に識別子を付与し、データベース18から識別子に対応する第1メニュー情報を読み出し、第1メニュー情報と第2メニュー情報とを関連付ける。そして、入力言語と、目的言語と、第1メニュー情報と、第2メニュー情報と、飲食店情報と、識別子とを関連付けしたサーバ用データテーブル20をデータベース18に記憶し、読み出し可能になっている。例えば、サーバ用データテーブル20は、目的言語が英語の場合は、第2メニュー情報を含む英語で表示される情報のみがある英語データテーブルとしてもよい。そして、表示言語が異なるだけで、同一内容のメニュー情報は、即ち第1メニュー情報と第2メニュー情報との関連付けは、言語間を対応させる識別子によって行われる。
第2メニュー情報を受信した後の情報管理端末12は客による操作も可能であり、情報管理端末12からの要求に応じ、サーバ14は、情報管理端末12の選択部から選択される目的言語に対応する識別子に応じた第2メニュー情報をデータベース18から読み出す。サーバ14は、読み出した第2メニュー情報を情報管理端末12へ送信する。情報管理端末12は、受信した第2メニュー情報を情報管理端末記憶部に記憶し、出力部により第2メニュー情報を情報管理端末12に表示する。なお、情報管理端末記憶部は第2メニュー情報の他に、付与された識別子、第1メニュー情報を記憶してもよい。
後述する飲食店案内システム30の切り換えキーコードをサーバ14が受信した場合、サーバ14の対応について述べる。サーバ14は、切り換えキーコードを受信した場合、言語間を対応させる識別子によって、対応する言語のサーバ用データテーブル20より、サーバ14のデータベース18から読み出して、非飲食店コンピュータ40へ送信する。ただし、目的言語が日本語の場合は、第1メニュー情報でもよい。
情報管理端末12は、本実施形態の飲食店用多言語表示システム10を実行するためのアプリケーションソフトを有している。これにより、1つの飲食店で複数台のタブレットPCにインストールして利用することもでき、複数店舗からの情報をサーバ14に記憶して、各店舗にメニュー情報を送信することも可能である。
飲食店側では、例えば日本語で記載されたメニュー情報を入力するだけで外国人客向けのメニューを制作することができるので、専門的な翻訳知識がなくても外国人客に理解できるメニューを作成することができる。そして、客が情報管理端末12を操作して、メニューから料理品名や料理品名の近くにある料理の画像を指で指してもよく、タッチパネルから料理品名を押して数量を入力してもよいので、言葉を発しなくても提供される料理を確実に注文できる。
また、サーバ14は、情報管理端末12より受信した情報に基づいて所定の基準により料理品名に優先度を付けることができる。そして、情報管理端末12は、所定の基準により優先度が付けられた料理品名が、優先度が高い順に情報管理端末12に表示されるように制御する優先表示制御部を有している。優先度に関するデータは、情報管理端末12でデータを情報管理端末記憶部で蓄積してからサーバ14へ送信してサーバ14が優先度を付けてもよく、サーバ14内で情報管理端末12から送信されたデータを受信し、蓄積してサーバ14が優先度を付けてもよい。情報管理端末12からの要求に応じて、サーバ14から優先度のデータをダウンロードし、これを基にして、情報管理端末12の優先表示制御部で制御し、出力部で優先度が高い順に表示すればよい。優先度の一例としては、飲食店で注文される料理の数であり、数が多いことを優先度が高いものとして、数が多い順に情報管理端末12に表示されるようにしたり、数が多い料理だけがメニューのメイン画面に表示されるようにしたりする。このことで、人気メニューが多く注文されるようにすることができる。その他、目的言語ごとに注文されるメニューの数を数えて、目的言語によって分けた人気メニューを表示して、国や共通言語を話す地域単位などで分けられた外国人客の嗜好を理解することもできる。
また、サーバ14は、情報管理端末12より受信した情報に基づいて、特定の食材が含まれないことを示す飲食不許可情報を使用食材名に付けてもよい。そして、情報管理端末12は、特定の食材が含まれないこと示す飲食不許可情報が付けられた使用食材名を抽出し、使用食材名が含まれる料理品名が情報管理端末12に表示または不表示されるように制御する飲食不許可表示制御部を有している。飲食不許可情報の一例としては、アレルギーにより飲食できない食材、宗教上の理由で飲食できない食材に関する情報が含まれる。その他、個人の嗜好から好まない使用食材に対しても飲食不許可情報を付与してもよい。
サーバ14には予め、アレルギーやイスラム教やヒンズー教などの宗教で飲食ができない食材、禁止されている食材が入力されている。このため、情報端末から第1メニュー情報をサーバ14が受信した時点で、メニュー情報のうち使用食材名の識別子にアレルギーや宗教に対する飲食不許可情報を付与することができる。飲食不許可情報が付与された第2メニュー情報は、情報管理端末12に送信されて情報管理端末記憶部に記憶される。情報管理端末12では、客が飲食不許可な食材が含まれる料理を希望しないとき、アレルギーや宗教を選択部で選択し、飲食不許可情報を認識する。そして、情報管理端末12の飲食不許可表示制御部は、使用食材名が含まれる料理品名に対してチェックマークを付けたり、情報管理端末12に表示されないようにする。これにより、客が飲食できない特定の食材が含まれる料理品名を選択すること、注文することを防ぐことができる。
また、客が情報管理端末12から苦手な使用食材名を入力または選択して、サーバ14へ情報が送信されると、サーバ14は苦手な使用食材名に対し、飲食不許可情報を付与してもよい。そして、情報管理端末12の飲食不許可表示制御部によって、メニュー情報の中から使用食材名が含まれる料理品名を情報管理端末12に表示または不表示されるようにしてもよい。その他、情報管理端末12から苦手な使用食材名が入力もしくは選択されると、情報管理端末12の飲食不許可表示制御部によって、情報管理端末記憶部に記憶された使用食材名の識別子に基づいて、使用食材名が含まれる料理品名に対してチェックマークを付けたり、情報管理端末12に表示されないようにしてもよい。
また、情報管理端末12の入力部は、飲食店内における客数を入力可能である。そして、サーバ14は、情報管理端末12より受信した情報に基づいて、1つの飲食店内において、飲食店内における客数、単位時間当たりで発注されたメニュー情報に含まれる料理品名の総数を計測する店内状況計測部を有している。店内状況計測部で収集したデータは、情報管理端末12に送信され、曜日や時間の違いによる混雑状況を把握することができる。また、後述する非飲食店舗内に設置される飲食店案内システム30の非飲食店コンピュータ40に店内状況計測部で収集したデータを送信してもよい。このように、サーバ14は、注文される料理を管理する機能も有している。
図5に客が目的言語を選択するために情報管理端末12に表示される選択部の一例を示し、言語選択画面を示す。本実施形態の飲食店用多言語表示システム10は、目的言語に制限がなく、複数の言語による第2メニュー情報の作成が可能であるので、複数の言語の中から表示させたい言語を選択してメニュー情報を情報管理端末12に表示させることができる。また、これまで入力言語は日本語を想定して述べていたが、日本語に限定されず、日本語以外の言語から異なる言語にメニューを作成することも可能である。また、入力言語と目的言語を同じ言語にすることも可能である。例えば、日本語のメニュー情報が記載された用紙を撮影して情報管理端末12に入力することで、翻訳端末16が文字情報を抽出して変換し、情報管理端末12に、電子的な日本語によるメニュー情報を表示させることもできる。これにより、紙のメニュー表から情報管理端末12を用いたメニュー表を作成し、情報管理端末12を用いた料理の注文が可能になる。
また、サーバ14は、サーバ14が第1メニュー情報や第2メニュー情報を含む各種データを受信した場合、翻訳依頼があったことまたは翻訳が完了したことなどを、サーバ受送信部を介して通知する通知部を有してもよい。サーバ14が第1メニュー情報を受信した場合、情報管理端末12にデータ入力がされたことを通知し、翻訳端末16に翻訳依頼があったことを通知する。また、サーバ14が第2メニュー情報を受信した場合、情報管理端末12に翻訳が完了したことを通知する。通知方法は指定のメールアドレスに通知文が送られるようにしてもよい。
図6に情報管理端末12に表示されるメニューレイアウトの一例を示す。図6は、日本語で入力された第1のメニュー情報と、英語に翻訳された第2のメニュー情報であり、図6(A)日本語で表示されたメニューレイアウト、図6(B)英語で表示されたメニューレイアウトである。サーバ14には、予めメニューレイアウトのデザインテンプレートが保存されていてもよい。和食、洋食、中華の違いや店の雰囲気に合うデザインなどの複数のデザインテンプレートの中から、飲食店側で選択して情報管理端末12に表示されるようにしてもよい。また、オペレータによる翻訳の場合は、オペレータが選択してもよい。なお、図6(B)に示すボタン、ジャンル、使用食材名の記載は英語で表示される。図7に情報管理端末12に表示される使用食材名の表示方法の一例を示す。使用食材名は、図7に示すアイコン表示でもよく、それぞれのアイコンの説明は目的言語に合わせて変えることができる。
また、本実施形態の飲食店用多言語表示システム10は、POSシステムと組み合わせて、情報管理端末12から注文された料理を厨房で受信して注文を把握する端末と、注文された料理の情報を受信して合計金額を計算する会計端末と組み合わせてもよい。
以下、本発明の実施形態に係る飲食店案内システム30について説明する。本実施形態の飲食店案内システム30は、本実施形態の飲食店用多言語表示システム10と、非飲食店舗内に設置されて表示部を有する非飲食店コンピュータ40と、複数のキー60が設けられた特殊キーボード50とを具備する。非飲食店舗内に設置される本実施形態の飲食店案内システム30は、例えばホテルの宿泊客がホテルの近所の飲食店の情報を容易に得るためのものである。また、ホテルフロントに多くの飲食店などの店舗情報のチラシやパンフレットを設置しなくてもよく、ホテルフロントのスペース効率を上げることができるものである。
飲食店用多言語表示システム10と、非飲食店コンピュータ40とは、通信回線を通じて通信可能に接続されている。非飲食店コンピュータ40は、一般的に用いられているパーソナルコンピュータでよい。
特殊キーボード50は、複数のキー60のいずれかをユーザ(宿泊客)が押下することで、ワンタッチで所望のURLにブラウザ80をアクセスさせるためのものである。特殊キーボード50は、複数のキー60と、各キー60の下方に配置されたマトリクス状または1コモン状に配線を形成した電極部(図示せず)と、特殊キーボード制御部90とが設けられている。特殊キーボード制御部90は、キー60が押下されたときに電極部において発生した接点信号に基づいて押下されたキー60のキーコードを特定する機能および非飲食店コンピュータ40に対して特定されたキーコードを送信する機能を有する。特殊キーボード50は、非飲食店コンピュータ40に接続して使用し、非飲食店コンピュータ40には何らの特別な機能を設けておかなくとも、特殊キーボード50を接続するだけで、ワンタッチで容易にWEBサイトへのアクセスすることができる。
また、特殊キーボード50が非飲食店コンピュータ40へ送信するキーコードは規格では規定されていない特殊なものであるか、または規格で規定されていても通常使用されないように既存のキーコードの特殊組み合わせを利用したものである。本明細書中ではこれらを合わせて特殊キーコードと称している。キーコードを規格で規定されていないものとすることによって、非飲食店コンピュータ40内には特殊キーボード50を解析する特殊ドライバが必要となる。しかし、非飲食店コンピュータ40内で、特殊キーボード50から送信されてきたキーコードと通常のキーボードから送信されてきたキーコードとを混同させないようにすることができる。
(飲食店案内システム30の第1の実施形態)
図8に本実施形態に係る飲食店案内システム30に用いられる特殊キーボード50の概略を説明する説明図を示す。図9に本実施形態の構成を説明するブロック図を示す。飲食店案内システム30の第1の実施形態は、特殊キーボード50を所定のURLにアクセスするための機能に特化したものである。そして、該当するWEBサイトが複数の言語で表示されるように作成されている場合には、特殊キーボード50の言語切り換えキー70を押下することで、各URLへのキー割り当ては変えず、表示されるWEBサイトの言語のみを変更することができるものである。これにより、ユーザが利用しやすくなる。
特殊キーボード50は、キー60が押下された場合には、押下されたキー60を特定するための特殊キーコードを非飲食店コンピュータ40へ出力するように設けられている。
図8に示す特殊キーボード50は、一例として、30個のキー60を有し、このうち25番キー〜28番キーまでを言語切り換えキー70a〜70dとする。言語切り換えキー70a〜70dは、例として、25番キー70aは日本語、26番キー70bは英語、27番キー70cは中国語、28番キー70dは韓国語を割り当られている。他の1番キーから24番キーまで、29番キーおよび30番キーは、それぞれ所定のURLが割り当てられている。
ユーザが25番キー70aを押下して日本語を選択した後、1番キーを押下すると1番キーに割り当てられた所定のWEBサイトの日本語表示のページにアクセスする。また、ユーザが26番キー70bを押下して英語を選択した後、1番キーを押下すると、1番キーに割り当てられた所定のWEBサイト(日本語表示のページと同一のWEBサイト)の英語表示のページにアクセスする。このとき、通信回線を通じてサーバ14のデータベース18から、切り換えキーコードに基づいて該当する目的言語の飲食店情報と、第2メニュー情報とを受信して、飲食店情報と、第2メニュー情報を表示部に表示させるようにブラウザ80を制御してもよい。また、予め受信した目的言語の飲食店情報や第2メニュー情報などを、後述のコンピュータ記憶部42に記憶し、コンピュータ記憶部42にアクセスし、表示部に表示させるようにブラウザ80を制御してもよい。
非飲食店コンピュータ40は、HDD等のコンピュータ記憶部42を有している。コンピュータ記憶部42は、特殊キーボード50からの特殊キーコードに対応する非飲食店舗周辺の飲食店を案内する飲食店ごとのURLを予めコンピュータ用データテーブル44として記憶する。コンピュータ用データテーブル44は複数個あり、例えば、コンピュータ用データテーブル44a〜44dが記憶されている。それぞれのコンピュータ用データテーブル44は、特殊キーボード50から送信される特殊キーコードを記憶し、それぞれURLを各特殊キーコードに関連付けして記憶している。コンピュータ用データテーブル44に記憶されるキーコードとURLは1対1に対応するものであり、コンピュータ用データテーブル入力プログラムに基づいてユーザが自ら登録する。コンピュータ記憶部42には他にもブラウザ80を記憶する。
また、非飲食店コンピュータ40は、自動アクセス部を有している。自動アクセス部は、特殊キーボード50から特殊キーコードを受信した場合には、コンピュータ用データテーブル44から対応するURLを参照する。そして、対応するURLに自動的にアクセスして対応するURLのWEBサイトを表示部に表示させるようにブラウザ80を制御する。また、自動アクセス部は、インストール時にコンピュータ記憶部42内の所定の容量の記憶領域を確保して、コンピュータ用データテーブル44を作成する機能を有する。コンピュータ用データテーブル44内のデータの入力は、コンピュータ用データテーブル入力プログラムが行う。
複数のコンピュータ用データテーブル44は、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されている場合には、同一内容のWEBサイトであって異なる言語で表示されている場合であっても、異なる言語ごとのURLに対しては同一の特殊キーコードが関連付けされている。そして、コンピュータ用データテーブル44ごとに、異なる言語で表示されるWEBサイトのURLと、URLに対応する特殊キーコードが記憶されている。特殊キーボード50には、複数のコンピュータ用データテーブル44のうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されているコンピュータ用データテーブル44に切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキー70が設けられている。これにより、特殊キーボード50の言語切り換えキー70以外の1つのキー60には、1つの飲食店のWEBサイトにアクセスされるように対応させ、言語切り換えキー70以外のキー60を押下すと対応するWEBサイトへアクセスされる。そして、該当するWEBサイトが複数の言語で表示されるように作成されている場合には、特殊キーボード50の言語切り換えキー70を押下することにより、各URLへのキー60割り当ては変えずに、表示されるWEBサイトの言語のみを変更することができる。
複数のコンピュータ用データテーブル44a〜44dは、それぞれが同一の言語で表示されたWEBサイトに対するURLが記憶されている。ここでは、コンピュータ用データテーブル44aが日本語のWEBサイト、44bが英語のWEBサイト、44cが中国語のWEBサイト、44dが韓国語のWEBサイトのURLが記憶されている。各コンピュータ用データテーブル44においてURLと対応付けされている特殊キーコードは、各コンピュータ用データテーブル44に共通した同一の特殊キーコードであり、この同一の特殊キーコードが、表示言語が異なるだけで同一内容のWEBサイトのURLと対応付けされている。
自動アクセス部は、入力された切り換えキーコードに基づいて該当する目的言語のコンピュータ用データテーブル44から、該当する特殊キーコードに該当するURLに自動的にアクセスする。そして、通信回線を通じてサーバ14のデータベース18から、切り換えキーコードに基づいて該当する目的言語の飲食店情報と、第2メニュー情報とを受信して、飲食店情報と、第2メニュー情報を表示部に表示させるようにブラウザ80を制御する。これにより、ホテル内に設置されたコンピュータに目的言語で表示された飲食店情報と、メニュー情報を表示させることができる。
特殊キーボード50内の制御部が、押下されたキー60のキーコードを特定し、非飲食店コンピュータ40に対して特定されたキーコードを送信する。特殊キーボード50に設けられたキー60のうちのいずれか複数が言語切り換えキー70として設けられており、制御部は、いずれかの言語切り換えキー70が押下された場合には、該当する切り換えキーコードを出力する。ただし、ここでいう切り換えキーコードとは、実際には特殊キーコードと同一のものであり、規格で規定されていない特殊なものか、または規格で規定されていても通常使用されないように既存のキーコードの特殊組み合わせを利用したものである。
本実施形態における非飲食店コンピュータ40では、特殊キーボード50から受信した切り換えキーコードに基づいて、自動アクセスプログラムが、切り換えキーコードをROMなどに一旦記憶させる。その後、URLを指定するキーコードを特殊キーボード50から受信した場合には、先に受信した切り換えキーコードに対応する言語で表示されるWEBサイトのコンピュータ用データテーブル44を選択する。そして、選択したコンピュータ用データテーブル44から、受信したキーコードに対応するURLを読み出す。
以下、本実施形態の飲食店案内システム30の自動アクセスプログラムを読み込んだ非飲食店コンピュータ40のCPUの処理動作について具体的に説明する。ユーザが特殊キーボード50のキー60のうちのいずれかを押下すると、特殊キーボード50のキー60は電極部で接点信号を発生させ、内部のCPUに接点信号を入力させる。CPUは、接点信号が発生した配線位置に基づいてROM内のコンピュータ用データテーブル44から対応する特殊キーコードを出力する。
非飲食店コンピュータ40では、送信されてきた特殊キーコードを、キーボードコントローラを介してCPUが受信する。CPUは、受信した特殊キーコードが言語を切り換える切り換えキーコードであるか、URLを指定するキーコードであるかを判別する。CPUは、受信した特殊キーコードがURLを指定するキーコードであると判別した場合には、日本語で表示されるWEBサイトに関するコンピュータ用データテーブル44から対応するURLを参照する。
そして、CPUは、ブラウザ80が起動済みかどうかを判断し、ブラウザ80が起動していない場合には、対応するURLにアクセスさせるようにブラウザ80を起動させ、ブラウザ80が起動済みの場合、ブラウザ80が対応するURLにアクセスするように制御する。
なお、CPUは、受信した特殊キーコードが切り換えキーコードであると判別した場合、この切り換えキーコードをROMなどに一旦記憶させる。そして、CPUは、予め設定した所定時間内に新たに特殊キーコードが受信されるかどうかを判断する。CPUは、切り換えキーコードを受信してから所定時間経過する前に、次の特殊キーコードを受信しなかった場合、先に受信した切り換えキーコードをROMから消去する。そして次に特殊キーコードを受信したとしても、再度受信した特殊キーコードが言語を切り換える切り換えキーコードであるか、URLを指定するキーコードであるかを判別する。
CPUは、所定時間経過する前に次の特殊キーコードを受信した場合には、受信した特殊キーコードが言語を切り換える切り換えキーコードであるか、URLを指定するキーコードであるかを判別する。受信した特殊キーコードが、切り換えキーコードであると判別された場合、CPUは、この切り換えキーコードを一旦ROMなどに記憶させる。そして、この切り換えキーコードを受信してから予め設定した所定時間内に新たに特殊キーコードが受信されるかどうかを判断する。
受信した特殊キーコードが、URLを指定するキーコードであると判別された場合、CPUは、ROMから先に受信していた切り換えキーコードを読み出す。そして、コンピュータ記憶部42内の該当するコンピュータ用データテーブル44のいずれかに接続し、接続したコンピュータ用データテーブル44中の該当するURLを参照する。
そして、CPUは、ブラウザ80が起動済みかどうかを判断し、ブラウザ80が起動していない場合には、対応するURLにアクセスさせるようにブラウザ80を起動させ、ブラウザ80が起動済みの場合、ブラウザ80が対応するURLにアクセスするように制御する。
一方で、CPUは通信回線を通じてサーバ14にアクセスし、サーバ14のデータベース18から、切り換えキーコードに基づいて該当する目的言語の飲食店情報と、第2メニュー情報とを受信する。そして、受信した飲食店情報と、第2メニュー情報を表示部に表示させるようにブラウザ80を制御する。
(飲食店案内システム30の第2の実施形態)
図10に言語切り換え機能と、コンピュータへ制御信号を出力する機能を設けた飲食店案内システム30の第2の実施形態の構成を示すブロック図を示す。特殊キーボード50の内部構成を示すブロック図を示す。飲食店案内システム30の第2の実施形態は、図10に示すように、各言語に対応する特殊キーボード用データテーブル52を記憶する特殊キーボード記憶部を特殊キーボード50内に設ける形態を採用したものである。本実施形態の飲食店用多言語表示システム10と、非飲食店舗内に設置されて表示部を有する非飲食店コンピュータ40と、複数のキー60が設けられた特殊キーボード50とを具備する。特殊キーボード50は、各キー60に対応する非飲食店舗周辺の飲食店を案内する飲食店ごとのURLを予め特殊キーボード用データテーブル52として記憶する特殊キーボード記憶部が設けられている。さらに、キー60が押下された場合には、押下されたキー60に対応するURLを特殊キーボード用データテーブル52から参照し、対応するURLに自動的にアクセスするように非飲食店コンピュータ40内のブラウザ80を制御する制御信号を出力する制御信号出力部が設けられている。
また、飲食店用多言語表示システム10と、非飲食店コンピュータ40とは、通信回線を通じて通信可能に接続されている。特殊キーボード記憶部には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語ごとにそれぞれ異なる特殊キーボード用データテーブル52に記憶されている。そして、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各特殊キーボード用データテーブル52に共通の同一の特殊キーコードと関連付けされて記憶されている。
特殊キーボード50は、複数のキー60が設けられている。このうち幾つかは、複数の特殊キーボード用データテーブル52のうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されている特殊キーボード用データテーブル52に切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキー70(70a〜70d)として設けられている。図10は、表示させるWEBサイトの言語を日本語に切り換える言語切り換えキー70a、英語に切り換える言語切り換えキー70b、中国語に切り換える言語切り換えキー70c、韓国語に切り換える言語切り換えキー70dの4つの言語切り換えキー70を設けている。
特殊キーボード50の制御信号出力部は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数の特殊キーボード用データテーブル52のうち該当する特殊キーボード用データテーブル52を選択する。そして、該当する特殊キーボード用データテーブル52から、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするように非飲食店コンピュータ40内のブラウザ80を制御する制御信号を出力する。さらには、通信回線を通じてサーバ14のデータベース18から、切り換えキーコードに基づいて該当する目的言語の飲食店情報と、第2メニュー情報とを受信して第2メニュー情報を表示部に表示させるように非飲食店コンピュータ40内のブラウザ80を制御する。
具体的には、特殊キーボード50には、特殊キーボード制御部90が設けられており、具体的にはUSBコントローラ等が該当する。特殊キーボード制御部90のROMには、各キー60の電極部の配線位置とユーザが予め設定したURLとが関連付けされた特殊キーボード用データテーブル52(52a〜52d)が複数記憶されている。また、ROMでは、言語切り換えキー70aに該当する電極部の配線位置と特殊キーボード用データテーブル52aを、言語切り換えキー70bに該当する電極部の配線位置と特殊キーボード用データテーブル52bを、言語切り換えキー70cに該当する電極部の配線位置と特殊キーボード用データテーブル52cを、言語切り換えキー70dに該当する電極部の配線位置と特殊キーボード用データテーブル52dを対応づけて記憶させている。
さらに、特殊キーボード制御部90のROMには、特殊キーボード用データテーブル52を参照して、対応するURLにアクセスするように非飲食店コンピュータ40に制御信号を出力する制御信号出力プログラムが記憶されている。
以下、本実施形態の飲食店案内システム30の特殊キーボード50内のCPUの処理動作についていて具体的に説明する。ユーザが特殊キーボード50のキー60のうちのいずれかを押下すると、CPUは押下して発生したキー60の電極部の接点信号を受信し、押下されたキー60が言語切り換えキー70かURLの指定キー60かを判別する。
CPUは、押下されたキー60がURLを指定するキー60であると判別した場合には、日本語で表示されるWEBサイトに関する特殊キーボード用データテーブル52から対応するURLを参照する。そして、CPUは、非飲食店コンピュータ40内のブラウザ80が対応するURLにアクセスするように制御する制御信号を非飲食店コンピュータ40へ出力する。
なお、CPUは、押下されたキー60が言語切り換えキー70であると判別した場合、この接点信号におけるキー60位置をROMなどに一旦記憶させる。そして、予め設定した所定時間内に新たに何らかのキー60が押下されるかどうかを判断する。CPUは、所定時間経過する前に、次のキー60の押下を検出しなかった場合、先に押下された言語切り換えキー70の位置についての情報は消去する。そして、次に何らかのキー60が押下されたとしても、押下が検出されたキー60が言語切り換えキー70であるか、URLを指定するキー60であるかを判別する。
CPUは、所定時間経過する前にキー60が押下されたことを検出した場合には、押下されたキー60が言語切り換えキー70であるか、URLを指定するキー60であるかを判別する。押下されたキー60が、言語切り換えキー70であると判別された場合、CPUは、このキー60のキー60位置をROMなどに記憶させる。そして、このキー60が押下されてから予め設定した所定時間内に新たに何らかのキー60が押下されるかどうかを判断する。
押下されたキー60が、URLを指定するキー60であると判別された場合、CPUは、ROMから先に押下されていた言語切り換えキー70のキー60位置を読み出し、該当する特殊キーボード用データテーブル52のいずれかに接続し、接続した特殊キーボード用データテーブル52中の該当するURLを参照する。そして、CPUは、非飲食店コンピュータ40内のブラウザ80が対応するURLにアクセスするように制御する制御信号を非飲食店コンピュータ40へ出力する。
一方で、CPUは非飲食店コンピュータ40、通信回線を通じてサーバ14にアクセスし、サーバ14のデータベース18から、切り換えキーコードに基づいて該当する目的言語の飲食店情報と、第2メニュー情報とを受信する。そして、受信した飲食店情報と、第2メニュー情報を表示部に表示させるようにブラウザ80を制御する。
このように、本実施形態ではコンピュータに自動アクセスプログラムを設けたり、複数の特殊キーボード用データテーブル52を記憶させたりしておく必要がない。また、ユーザは特殊キーボード50を持ち歩くことでいずれのコンピュータからでも所望の言語で表示されたURLにアクセスすることができる。
また、飲食店案内システム30の非飲食店コンピュータ40内のブラウザ80は、飲食店用多言語表示システム10のサーバ14にある店内状況計測部から飲食店の混雑状況に関するデータを受信して、表示させるように制御してもよい。これにより、ホテルの宿泊客は、飲食店に行かなくても混雑状況を把握できるので、行きたい飲食店を探すことができる。
10 飲食店用多言語表示システム
12 情報管理端末
14 サーバ
16 翻訳端末
18 データベース
20 サーバ用データテーブル
30 飲食店案内システム
40 非飲食店コンピュータ
42 コンピュータ記憶部
44 コンピュータ用データテーブル
50 特殊キーボード
52 特殊キーボード用データテーブル
60 キー
70 言語切り換えキー
80 ブラウザ
90 特殊キーボード制御部

Claims (8)

  1. 情報管理端末と、
    サーバと、
    翻訳端末と、を具備し、
    飲食店で提供されるメニュー情報を複数の言語の中から選択して、前記情報管理端末に表示可能な飲食店用多言語表示システムであって、
    前記情報管理端末と、前記サーバと、前記翻訳端末とは、それぞれ互いに通信回線を通じて通信可能に接続され、
    前記メニュー情報は、少なくとも提供される料理の料理品名、料理写真を含む種別ごとに項目分けされたデータを含み、飲食店情報は、少なくとも料理を提供する飲食店名を含む種別ごとに項目分けされたデータを含み、
    前記情報管理端末は、
    入力言語で記載された翻訳前の第1メニュー情報と、前記飲食店情報とを入力する入力部と、
    目的言語を選択する選択部と、
    前記目的言語に翻訳された翻訳後の第2メニュー情報を前記情報管理端末に表示する出力部と、
    前記第1メニュー情報および前記第2メニュー情報を記憶する情報管理端末記憶部と、
    前記通信回線を通じて、入力された前記第1メニュー情報、翻訳された前記第2メニュー情報、前記飲食店情報を前記サーバとの間で双方向に通信を行って、データの受送信する情報管理端末受送信部とを有し、
    前記サーバは、
    前記通信回線を通じて、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報、前記飲食店情報を、前記情報管理端末との間で、および前記翻訳端末との間で双方向に通信を行って、データの受送信を行うサーバ受送信部と、
    前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報および前記飲食店情報に含まれる項目分けされたデータに対して個別に識別子を付与する識別子付与部と、
    前記入力言語、前記目的言語、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報および前記飲食店情報と、識別子とを関連付けしたサーバ用データテーブルを記憶し、読み出し可能なデータベースとを有し、
    前記翻訳端末は、
    前記通信回線を通じて、前記第1メニュー情報、前記第2メニュー情報、前記飲食店情報を、前記サーバとの間で双方向に通信を行って、データの受送信を行う翻訳端末受送信部を有し、前記入力言語と前記目的言語の種類を認識し、前記第1メニュー情報を前記入力言語から前記目的言語に翻訳して前記第2メニュー情報を生成し、
    前記サーバは、前記翻訳端末から前記目的言語に翻訳された前記第2メニュー情報を受信した場合に、前記第2メニュー情報に識別子を付与し、前記データベースから前記第1メニュー情報を読み出して、識別子に対応する前記第1メニュー情報と前記第2メニュー情報とを関連付け、前記入力言語と、前記目的言語と、前記第1メニュー情報と、前記第2メニュー情報と、前記飲食店情報と、識別子とを関連付けした前記サーバ用データテーブルを前記データベースに記憶し、前記情報管理端末の前記選択部から前記目的言語が選択された場合に、前記データベースから前記第2メニュー情報を読み出して前記情報管理端末へ送信し、
    前記情報管理端末は、前記第2メニュー情報を受信して前記情報管理端末記憶部に記憶し、前記出力部により前記第2メニュー情報を前記情報管理端末に表示することを特徴とする飲食店用多言語表示システム。
  2. 前記翻訳端末は、オペレータにより操作が行われ、前記データベースに記憶された前記第1メニュー情報と、前記飲食店情報に含まれるデータを受信した場合に、前記オペレータは、前記入力言語と前記目的言語の種類を認識し、前記第1メニュー情報を前記目的言語に翻訳して前記第2メニュー情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の飲食店用多言語表示システム。
  3. 前記入力部は、前記第1メニュー情報と、前記飲食店情報とが、文字および/または画像によって入力可能であり、
    前記サーバは、前記第1メニュー情報が文字入力によるものであるか、画像入力によるものであるかを判別する判別部を有し、
    前記翻訳端末は、画像入力された場合に前記第1メニュー情報の中から前記入力言語による文字情報を抽出し、前記第1メニュー情報を前記目的言語に翻訳して前記第2メニュー情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲食店用多言語表示システム。
  4. 前記サーバは、前記情報管理端末より受信した情報に基づいて、所定の基準により前記料理品名に優先度を付け、前記情報管理端末は、所定の基準により優先度が付けられた前記料理品名が、優先度が高い順に前記情報管理端末に表示されるように制御する優先表示制御部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の飲食店用多言語表示システム。
  5. 前記メニュー情報は、使用食材名のデータを含み、前記サーバは、前記情報管理端末より受信した情報に基づいて、特定の食材が含まれていないことを示す飲食不許可情報を前記使用食材名に付け、前記情報管理端末は、所定の基準により飲食不許可情報が付けられた前記使用食材名を抽出し、飲食不許可情報が付けられた前記使用食材名が含まれる前記料理品名が前記情報管理端末に表示または不表示されるように制御する飲食不許可表示制御部を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の飲食店用多言語表示システム。
  6. 前記情報管理端末の前記入力部は、飲食店内における客数を入力可能であり、前記サーバは、前記情報管理端末より受信した情報に基づいて、1つの飲食店内において、飲食店内における客数、単位時間当たりで発注された前記メニュー情報に含まれる前記料理品名の総数を計測する店内状況計測部を有していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の飲食店用多言語表示システム。
  7. 非飲食店舗内に設置される飲食店案内システムであって、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載された飲食店用多言語表示システムと、
    非飲食店舗内に設置され、表示部を有する非飲食店コンピュータと、
    複数のキーが設けられ、キーが押下された場合には、押下されたキーを特定するためのキーコードであって規格に規定されていない特殊キーコードを非飲食店コンピュータへ出力するように設けられた特殊キーボードとを具備し、
    飲食店用多言語表示システムと、前記非飲食店コンピュータとは、通信回線を通じて通信可能に接続され、
    前記非飲食店コンピュータは、
    特殊キーボードからの前記特殊キーコードに対応する非飲食店舗周辺の飲食店を案内する飲食店ごとのURLを予めコンピュータ用データテーブルとして記憶するコンピュータ記憶部と、
    前記特殊キーボードから前記特殊キーコードを受信した場合には、前記コンピュータ用データテーブルから対応するURLを参照し、対応するURLに自動的にアクセスして対応するURLのWEBサイトを表示部に表示させるようにブラウザを制御する自動アクセス部とを有し、
    前記コンピュータ記憶部には、前記コンピュータ用データテーブルが複数記憶されており、
    複数の前記コンピュータ用データテーブルは、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されている場合において、同一内容のWEBサイトであって異なる言語で表示されている場合であっても異なる言語ごとのURLに対しては同一の前記特殊キーコードが関連付けされて、前記コンピュータ用データテーブルごとに、異なる言語で表示されるWEBサイトのURLと、該URLに対応する前記特殊キーコードが記憶されており、
    前記特殊キーボードには、複数の前記コンピュータ用データテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されている前記コンピュータ用データテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、
    前記自動アクセス部は、入力された切り換えキーコードに基づいて該当する前記目的言語の前記コンピュータ用データテーブルから、該当する前記特殊キーコードに該当するURLに自動的にアクセスし、
    前記通信回線を通じて前記サーバの前記データベースから、切り換えキーコードに基づいて該当する前記目的言語の前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報とを受信して、前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報を前記表示部に表示させるようにブラウザを制御することを特徴とする飲食店案内システム。
  8. 非飲食店舗に設置される飲食店案内システムであって、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載された飲食店用多言語表示システムと、
    非飲食店舗内に設置され、表示部を有する非飲食店コンピュータと、
    複数のキーが設けられ、各キーに対応する非飲食店舗周辺の飲食店を案内する飲食店ごとのURLを予め特殊キーボード用データテーブルとして記憶する特殊キーボード記憶部が設けられ、キーが押下された場合には、押下されたキーに対応するURLを特殊キーボード用データテーブルから参照し、対応するURLに自動的にアクセスするように前記非飲食店コンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力する制御信号出力部が設けられた特殊キーボードとを具備し、
    飲食店用多言語表示システムと、前記非飲食店コンピュータとは、通信回線を通じて通信可能に接続され、
    前記特殊キーボード記憶部には、同一内容のWEBサイトに対して異なる言語で表示されるWEBサイトのURLが、言語ごとにそれぞれ異なる特殊キーボード用データテーブルに記憶され、異なる言語で表示されるWEBサイトであっても同一内容のWEBサイトには各特殊キーボード用データテーブルに共通の同一の特殊キーコードと関連付けされて記憶されており、
    複数の特殊キーボード用データテーブルのうちいずれの言語で表示されているURLが記憶されている特殊キーボード用データテーブルに切り換えるかを指示する切り換えキーコードを出力する言語切り換えキーが設けられ、
    前記制御信号出力部は、入力された切り換えキーコードに基づいて、複数の特殊キーボード用データテーブルのうち該当する特殊キーボード用データテーブルから、入力された特殊キーコードに対応するURLに自動的にアクセスするように前記非飲食店コンピュータ内のブラウザを制御する制御信号を出力し、
    前記通信回線を通じて前記サーバの前記データベースから、切り換えキーコードに基づいて該当する前記目的言語の前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報を受信して、前記飲食店情報と、前記第2メニュー情報を前記表示部に表示させるように前記非飲食店コンピュータ内のブラウザを制御することを特徴とする飲食店案内システム。
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