JP2008217599A - 操作支援装置及びネットワーク複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】限られた大きさの表示領域を用いて、階層型メニューに対するユーザの操作を良好に支援する操作支援装置及びネットワーク複合機を提供する。
【解決手段】コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワークスキャナ機能、及びネットワークプリンタ機能に関する操作を行うための複数のメニュー項目を木構造に従って記憶しているROM11と、前記複数のメニュー項目の1つを指定する操作をユーザから受け付ける操作パネル15と、前記木構造においてルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目へ到るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目をディスプレイ16に表示するメニュー制御部102と、前記指定されたメニュー項目に関する処理を実行する処理実行部103と備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、木構造に従って設けられた複数のメニュー項目に対するユーザの操作を支援する操作支援装置及びネットワーク複合機に関する。
近年、省スペース化を指向して、コピー機能、ファクシミリ通信機能、スキャナ機能、及びプリンタ機能を一台で兼ね備えたネットワーク複合機の普及が進んでいる。
このようなネットワーク複合機では、例えば木構造に従って設けられた複数のメニュー項目(いわゆる階層型メニュー)を通してユーザからの操作を受け付けることがよく行われる。ユーザは、ネットワーク複合機で目的の作業をこなすために、階層型メニューにおけるルートメニュー項目から下位のメニュー項目へと段階的に操作を行う。
階層型メニューは、一般にユーザにとって理解性が良いため、ユーザがネットワーク複合機の多様な機能に関する操作を迅速かつ円滑に行うことを可能にする。とは言え、階層型メニューが持つ階層が深くなるにつれて、階層型メニューにおける現在の位置をユーザが見失い操作に混乱をきたすといった操作性の問題が生じやすくなることは避けがたい。
従来、この問題を緩和するための技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
図10は、特許文献1の図2に示される画面表示例910である。この例では、ユーザによって段階的に操作されたメニュー項目(斜線で示される)と、最後に操作されたメニュー項目の下位のメニュー項目とが、各階層における他のメニュー項目と共に、樹形図で表示される。
図11は、特許文献2の図15に示される画面表示例920である。表示領域は、階層型メニュー表示領域921と、設定メニュー表示領域922とに分割される。
階層型メニュー表示領域921には、ユーザによって段階的に操作されたメニュー項目(囲みを右方へ延長して示される)と、各階層における他のメニュー項目(操作されたメニュー項目の上下に縦に並べて示される)とが表示される。
設定メニュー表示領域922には、最後に操作されたメニュー項目、つまり現在のメニュー項目に関する情報として、例えば単色コピーに使う色といった詳細な設定データを受け付けるための選択肢が表示される。
このようにメニュー項目の操作履歴が表示されることによって、ユーザは階層型メニューにおける現在の位置を見失いにくくなる。その結果、階層型メニューが深い階層を持つ場合でも操作に混乱をきたすことが少ない、良好な操作性が得られる。
特開平11−191029号公報(図2) 特開2001−273068号公報(図15)
しかしながら、従来の技術によれば、メニュー項目の操作履歴を表示するために比較的大きな領域を使うため、現在のメニュー項目に関する情報を表示するための領域が圧迫される。
そのため、階層型メニューにおける現在の位置について良好な理解性が得られるメリットよりも、現在のメニュー項目に関する情報を表示するための領域不足によって操作性が悪化するデメリットのほうが大きくなる問題が生じ得る。この問題は、例えば装置の小型化やコスト削減のために、小さな表示装置が組み込まれたネットワーク複合機において生じやすい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、限られた大きさの表示領域を用いて、階層型メニューに対するユーザの操作を良好に支援する操作支援装置及びネットワーク複合機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る操作支援装置は、複数のメニュー項目に対するユーザの操作を支援する操作支援装置であって、木構造に従って前記複数のメニュー項目を記憶している記憶手段と、前記複数のメニュー項目の1つを指定する操作を前記ユーザから受け付ける受付手段と、前記木構造においてルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目に至るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目を表示する表示手段とを備える。
この構成によれば、ユーザからメニュー項目が指定されると、ルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目に至るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目が表示される。
この表示されるメニュー項目は、階層型メニューにおける現在の位置を明示するのみならず、ユーザが階層型メニューに含まれるメニュー項目をルートメニュー項目から現在のメニュー項目まで後戻りなしに操作した場合に、そのユーザの操作履歴を表している。
ユーザはその表示を見ることによって階層型メニューにおける現在の位置を見失いにくくなる。これにより、本操作支援装置は、階層型メニューに対するユーザの操作を良好に支援する。
また、この構成によれば、従来の技術による表示とは異なり、ユーザが操作しなかったメニュー項目は省略され、ユーザによって操作された階層ごとに1つのメニュー項目が表示されるから、従来よりも小さな、つまり限られた大きさの領域にユーザの操作履歴を表すことができる。これにより、操作履歴を表示する領域の大きさと、現在のメニュー項目に関する情報を表示する領域の大きさとに、従来よりも好ましいトレードオフが得られる可能性が高まる。
また、前記表示手段は、前記メニュー項目を1行で表示してもよく、また、前記メニュー項目の一部分をスクロール可能に表示してもよい。
この構成によれば、限られた大きさの領域にユーザの操作履歴を表すことができるので、操作履歴を表示する領域の大きさと、現在のメニュー項目に関する情報を表示する領域の大きさとに、従来よりも好ましいトレードオフが得られる可能性が高まる。
なお、本発明は、このような操作支援装置として実現できるだけでなく、このような操作支援装置を内蔵するネットワーク複合機として実現することもできる。
上述したように、本発明に係る操作支援装置及びネットワーク複合機では、ユーザからメニュー項目が指定されると、ルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目に至るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目が表示される。
この表示によって、階層型メニューにおける現在の位置が、階層ごとに1つのメニュー項目を用いて表されるので、従来よりも小さな、つまり限られた大きさの表示領域を用いて、階層型メニューに対するユーザの操作を良好に支援する操作支援装置及びネットワーク複合機が実現される。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るネットワーク複合機を含む通信システムの構成の一例を示す図である。
この通信システムは、ネットワーク複合機1及び2、端末装置3及び4、PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆電話交換回線網)5、並びにLAN(Local Area Network)6から構成される。
ここで、ネットワーク複合機1が本発明に係る操作支援装置の一例としてのネットワーク複合機であり、PSTN5を介してネットワーク複合機2と接続され、またLAN6を介して端末装置3及び4と接続される。
ネットワーク複合機1は、スキャナ及びプリンタを備え、スキャナで原稿を読み取って得た画像データを、PSTN5を介してネットワーク複合機2へファクシミリ送信し、LAN6を介して端末装置3及び4へ送信し、またプリンタで印刷出力する。これにより、それぞれファクシミリ機能、スキャナ機能、及びコピー機能が実現される。さらに、ネットワーク複合機1は、LAN6を介して端末装置3及び4から受信した印刷データを、プリンタで印刷出力する。これにより、プリンタ機能が実現される。
図2は、ネットワーク複合機1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ネットワーク複合機1は、階層型メニュー、つまり木構造に従って設けられた複数のメニュー項目に対するユーザの操作を支援する操作支援装置の一例であって、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、モデム13、NCU(Network Control Unit)14、操作パネル15、ディスプレイ16、スキャナ17、プリンタ18、及びLAN(Local Area Network)I/F19を備える。
CPU10は、ROM11に格納された制御プログラム11aを実行することにより、ネットワーク複合機1の全体を制御する。
CPU10は、例えば、スキャナ17で原稿を読み取って得た画像データ、及びLANI/F19で受信された印刷データをRAM12に保持する。そして、保持された画像データをRAM12からプリンタ18、モデム13、及びLANI/F19へ転送し、また保持された印刷データをRAM12からプリンタ18へ転送する。これにより、それぞれ原稿のコピー、ファクシミリ送信、及び端末装置3等への送信、並びに印刷データの印刷出力が行われる。
ROM11は、CPU10が実行する制御プログラム11aを保持する読み出し専用メモリである。
RAM12は、CPU10が制御プログラム11aを実行する際に用いられるワークデータ、スキャナ17から得られた画像データ、及びLANI/F19から得られた印刷データを保持する読み書き可能なメモリである。
モデム13は、RAM12に保持された画像データをファクシミリ信号に変調して送信し、また外部からから受信されたファクシミリ信号を画像データに復調する。モデム13は、例えばG3規格に準拠したファックスモデムである。
NCU14は、モデム13とPSTN5との接続を制御する網制御装置である。
操作パネル15は、利用者からの操作を受け付ける入力装置であり、例えばディスプレイ16を覆うタッチパネルである。
ディスプレイ16は、利用者への操作ガイドや、ネットワーク複合機1の動作状態を表示する表示装置であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)である。
スキャナ17は、画像読み取り装置であり、CPU10の制御下で、原稿を光学的に読み取ることによって得た画像データを出力する。
プリンタ18は、印刷装置であり、CPU10の制御下で、例えばRAM12に保持された画像データ、及び印刷データを印刷出力する。
LANI/F19は、ネットワーク複合機1とLAN6とを接続する通信アダプタであり、CPU10の制御下で、例えばRAM12に保持された画像データを端末装置3等へ送信し、また端末装置3等から印刷データを受信する。
ネットワーク複合機1は、ファクシミリ機能、スキャナ機能、コピー機能、及びプリンタ機能を制御するための階層型メニューを持ち、その階層型メニューに対してユーザによって行われる操作に従って動作する。
ネットワーク複合機1は、ユーザからメニュー項目を指定する操作を受け付けると、その階層型メニューにおけるルートメニュー項目からその指定されたメニュー項目に至るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目を表示することによって、そのユーザの操作を支援することを特徴とする。
図3は、本発明に関わるネットワーク複合機1の特徴的な機能構成を示すブロック図である。
図3には、図2に示されるCPU10が制御プログラム11aを実行することによって実現されるソフトウェア機能のうち、特に本発明に関わる特徴的な操作支援機能を、操作支援部100として示している。
コピー、ファクシミリ、スキャナ、及びプリンタに関する一般的な機能については、本発明の特徴部分ではないため記載を省略する。また、説明の便宜のため、図2に示されるいくつかのユニットを再掲している。これらのユニットには図2と同じ符号を付して説明を省略する。
操作パネル15は、ユーザの操作を受け付けると、その操作を示す信号をイベント管理部101へ通知する。
イベント管理部101は、操作パネル15からユーザの操作を示す信号が通知されると、その信号によって示される操作の内容を判断する。その信号がメニュー項目を指定する操作を示していると判断すると、メニュー制御部102を起動し、指定されたメニュー項目をメニュー制御部102へ通知する。
操作パネル15が、例えばディスプレイ16を覆って設けられるタッチパネルである場合、ユーザは一般に、ディスプレイ16に表示されるメニュー項目と関係付けられた画面項目を、操作パネル15を介して直接タッチすることで、そのメニュー項目を指定することができる。
イベント管理部101は、例えば、ユーザによってタッチされた位置を示す信号を、操作パネル15から通知されることによって、その信号によって示されるディスプレイ16上の位置に表示されているメニュー項目が指定されたと判断することができる。
ROM11には、階層型メニューに含まれる複数のメニュー項目を木構造に従って記憶しているメニューデータ11b、及び各メニュー項目に関する処理を行うための処理プログラム11cが保持されている。
メニュー制御部102は、メニュー項目が通知されると、メニューデータ11bを参照することにより、ルートメニュー項目からその通知されたメニュー項目に至るパス上の階層ごとに1つのメニュー項目の名称を、メニューパスデータ12aとしてROM11に保持する。
そして、そのメニュー項目の名称をディスプレイ16の一部に、例えば一列に表示する。便宜上、ディスプレイ16に表示されるメニュー項目の名称をメニューパスと呼ぶ。
メニュー制御部102は、処理実行部103を起動して、その通知されたメニュー項目に関する処理を行うために実行すべき処理プログラムを通知する。
処理実行部103は、通知された処理プログラムをROM11から取得して実行することにより、メニュー項目に関する処理を行う。
ここで、メニュー項目に関する処理とは、そのメニュー項目に固有の処理を言う。この処理は、メニュー項目の名称やメニューパスの表示といった各メニュー項目に共通の処理とは異なる。
このメニュー項目に関する処理は、例えば、メニュー項目に固有の詳細な設定データをユーザから受け付けるといった処理であり、処理実行部103がディスプレイ16の残部にその設定データの選択肢を表示するなどして行われる。
また、メニュー項目に関する処理の他の例として、処理実行部103が、プリンタ18、LANI/F19、及びモデム13を直接的に操作することによって、コピー、ファクシミリ、スキャナ、及びプリンタの各機能に対してそのメニュー項目に応じた特定の動作(例えば、コピーの開始、中止など)をさせる制御を行っても構わない。
ここで、特許請求の範囲に記載の記憶手段の一例がROM11であり、受付手段の一例が操作パネル15であり、表示手段の一例がメニュー制御部102及びディスプレイ16であり、処理実行手段の一例が処理実行部103である。
図4は、以下の説明で使用する階層型メニューの一例を示す図である。この階層型メニューは、特に、ネットワーク複合機1の機器設定を行うためのメニュー項目を含んで構成される。この階層型メニューにおいて、ルートのメニュー項目は「機器設定」であり、その下位のメニュー項目は「短縮ダイヤル」及び「自局番号」である。そして「短縮ダイヤル」の下位のメニュー項目は「登録/変更」及び「インポート/エクスポート」である。
メニュー項目に付した番号は、一般的なドット区切りの表記に従ってメニュー項目の階層構造を表す。
図5は、メニューデータ11bの一例を示す図である。このメニューデータ11bは、図4に示される階層型メニューを表す。
このメニューデータ11bにおいて、1つの行が1つのメニュー項目に対応する。また、メニュー項目ごとに、番号、名称、ガイダンス、及び処理プログラムが示される。
番号は、メニュー項目を識別すると共に、ドット区切りの表記に従ってメニュー項目の階層構造を表す。名称は、メニュー項目の表示名を表す。ガイダンスは、メニュー項目に関してユーザに提示されるべきメッセージを表す。処理プログラムは、メニュー項目に関する処理を行うための処理プログラムを識別する。
図6は、メニューパスデータ12aの一例を示す図である。このメニューパスデータ12aは、メニュー項目「登録/変更」が指定されたときの、ルートメニュー項目からその通知されたメニュー項目に至るパス上の階層ごとに1つのメニュー項目の名称を表す。
次に、メニュー制御部102の詳細な動作について、フローチャート及び具体的な画面例を参照して説明する。
図7は、メニュー制御部102及び処理実行部103が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、メニュー項目「短縮ダイヤル」が指定されたときに表示される画面161を一例として示す図である。
図9は、メニュー項目「登録/変更」が指定されたときに表示される画面162を一例として示す図である。
まず、メニュー項目「機器設定」について表示された画面(不図示)において、メニュー項目「短縮ダイヤル」を指定するユーザ操作が行われたとして説明する。
イベント管理部101は、操作パネル15からの信号に基づいて、メニュー制御部102を起動し、メニュー制御部102へメニュー項目「短縮ダイヤル」を通知する。
メニュー制御部102は、メニューデータ11bを参照することにより、通知されたメニュー項目「短縮ダイヤル」が現在のメニュー項目「機器設定」の下位であると判断し(S10で下位)、メニューパスデータ12aに「短縮ダイヤル」を付け加えることによりメニューパスを延長する(S12)。
そして、通知されたメニュー項目について、名称「短縮ダイヤル」、メニューパス「機器設定→短縮ダイヤル」、及びガイダンス「処理を選択してください」を表示する(S14〜S16、図8の画面161の上部)。
ここで、図8において、メニューパスが、履歴として表示されていることに注意する。前述したように、メニューパスは、階層型メニューにおける現在の位置を明示するのみならず、ユーザが階層型メニューに含まれるメニュー項目をルートメニュー項目から現在のメニュー項目まで後戻りなしに操作した場合に、そのユーザの操作履歴を表している。
メニュー制御部102は、さらにメニュー項目「短縮ダイヤル」に関する処理を行うため、処理実行部103を起動し、処理実行部103へ処理プログラムの識別名「fn1.1」を通知する。
処理実行部103は、処理プログラムfn1.1を実行することにより、メニュー項目「短縮ダイヤル」に関する処理を行う(S17)。この処理は、一例としてメニュー項目「短縮ダイヤル」の下位のメニュー項目「登録/変更」及び「インポート/エクスポート」の指定を受け付けるための選択肢を、画面161の下部に表示するものである。この処理により、図8の画面161の下部が表示される。
図8において、画面161の中の下線を付して示された文字列は、それぞれメニュー項目を指定するための画面項目である。また、戻るボタンは、現在のメニュー項目の親メニュー項目を指定するための画面項目である。
これらの画面項目には、プロパティやリンク先といった周知のデータ形式に従ってメニュー項目が関係付けられており、これらの画面項目を選択するユーザ操作が行われることによって、操作された画面項目に関係付けられたメニュー項目がイベント管理部101からメニュー制御部102へと通知される。
次に、この画面161において、メニュー項目「登録/変更」を指定するユーザ操作、例えば具体的にはメニュー項目「登録/変更」の表示位置に対応する操作パネル15における領域へのタッチ操作が行われたとして説明する。
上述した処理と同様の処理によって、メニュー制御部102は、メニューパスデータ12aに「登録/変更」を付け加えることによってメニューパスを延長する。その結果として、図6に示されるメニューパスデータ12aが得られる。
そして、通知されたメニュー項目について、名称「登録/変更」、メニューパス「機器設定→短縮ダイヤル→登録/変更」、及びガイダンス「登録/変更したい短縮ダイヤル番号を選択してください」を表示する(図9の画面162の上部)。
メニュー制御部102は、さらにメニュー項目「登録/変更」に関する処理を行うため、処理実行部103に処理プログラムfn1.1.1を実行させる。この処理は、一例として、短縮ダイヤル番号を所定の個数まで受け付けてRAM12に記録するものである。この処理により、図9の画面162の下部が表示される。
ここで、図9の画面162がディスプレイ16に表示されているときに、操作パネル15に対してメニューパス上の各メニュー項目「短縮ダイヤル」及び「機器設定」を指定する操作を行うことができることに注意する。
操作パネル15に対して「短縮ダイヤル」を指定する操作が行われた場合、つまり、具体例としては操作パネルを介してメニュー項目「短縮ダイヤル」へのタッチ操作が行われた場合、親メニュー項目である「短縮ダイヤル」の画面へ移行する。
また、操作パネル15に対して「機器設定」を指定する操作が行われた場合、つまり、具体例としては操作パネルを介してメニュー項目「機器設定」へのタッチ操作が行われた場合、親メニュー項目「短縮ダイヤル」を経由せずに、さらに上位のルートメニュー項目「機器設定」の画面へ直接移行する。
なお、メニューデータ11bは、図5に示される機器設定に関するメニュー項目以外にも、図には示されないが、例えば、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、及びプリンタ機能に関するメニュー項目を含んでもよい。これらのメニュー項目は、機能ごとに独立した木構造に従って、上位、下位の関係を持たない複数の階層型メニューとして実現されてもよい。
そして、現在のメニュー項目とは上位、下位の関係を持たないメニュー項目を指定するための画面項目を、現在の画面に設けてもよい。例えば、他の機能に関するルートメニュー項目を直接指定するための画面項目を主要な画面に設けておけば、他の機能のルートメニュー項目の画面へ直接移行できるので、操作を迅速かつ円滑に行うために役立つ。
メニュー制御部102は、現在のメニュー項目とは上位、下位の関係を持たないメニュー項目が指定された場合(図7のS10でその他)、指定されたメニュー項目の階層型メニューにおける位置を示す新たなメニューパスデータ12aを設定する(S13)。そして、前述したように、そのメニュー項目について、名称、メニューパス、及びガイダンスを表示し(S14〜S16)、そのメニュー項目に関する処理を行う(S17)。
以上説明したように、本発明のネットワーク複合機1、及びネットワーク複合機1に備えられる操作支援部100によれば、ユーザからメニュー項目が指定されると、ルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目に至るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目がメニューパスとして表示される。
このメニューパスは、階層型メニューにおける現在の位置を明示するので、ユーザはメニューパスを見ることによって階層型メニューにおける現在の位置を見失いにくくなる。これにより、本操作支援装置は、階層型メニューに対するユーザの操作を良好に支援する。
また、このメニューパスには、従来の技術による表示とは異なり、ユーザが操作しなかったメニュー項目は省略され、ユーザによって操作された階層ごとに1つのメニュー項目が表示されるから、従来よりも小さな、つまり限られた大きさの領域にユーザの操作履歴を表すことができる。これにより、操作履歴を表示する領域の大きさと、現在のメニュー項目に関する情報を表示する領域の大きさとに、従来よりも好ましいトレードオフが得られる可能性が高まる。
より好ましくは、メニューパスを1行で表示し、また、メニューパスの一部分をスクロール可能に表示してもよい。そうすれば、操作履歴を表示する領域をさらに小さくすることができ、その結果として、画面のより大きな領域を現在のメニュー項目に関する情報を表示するために振り向けることが可能となる。
本発明は、木構造に従って設けられた複数のメニュー項目に対するユーザの操作を支援する操作支援装置として、ネットワーク複合機をはじめとして、階層型メニューによるユーザインタフェースを持つあらゆる装置に利用することができる。
本発明に係るネットワーク複合機を含む通信システムの構成の一例を示す図。 ネットワーク複合機のハードウェア構成の一例を示す図。 ネットワーク複合機の特徴的な機能構成を示すブロック図。 階層型メニューの一例を示す図。 メニューデータの一例を示す図。 メニューパスデータの一例を示す図。 メニュー制御部及び処理実行部が行う処理の一例を示すフローチャート。 メニュー項目「短縮ダイヤル」が指定されたときに表示される画面の一例を示す図。 メニュー項目「登録/変更」が指定されたときに表示される画面の一例を示す図。 従来技術に係る画面表示の一例を示す図。 他の従来技術に係る画面表示の一例を示す図。
符号の説明
1、2 ネットワーク複合機
3、4 端末装置
5 PSTN
6 LAN
10 CPU
11 ROM
11a 制御プログラム
11b メニューデータ
11c 処理プログラム
12 RAM
12a メニューパスデータ
13 モデム
14 NCU
15 操作パネル
16 ディスプレイ
17 スキャナ
18 プリンタ
19 LANI/F
100 操作支援部
101 イベント管理部
102 メニュー制御部
103 処理実行部
161、162、910、920 画面表示例

Claims (4)

  1. 複数のメニュー項目に対するユーザの操作を支援する操作支援装置であって、
    木構造に従って前記複数のメニュー項目を記憶している記憶手段と、
    前記複数のメニュー項目の1つを指定する操作を前記ユーザから受け付ける受付手段と、
    前記木構造においてルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目へ到るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする操作支援装置。
  2. 前記表示手段は、前記メニュー項目を1行で表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作支援装置。
  3. 前記表示手段は、前記メニュー項目の一部分をスクロール可能に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作支援装置。
  4. コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワークスキャナ機能、及びネットワークプリンタ機能を有するネットワーク複合機であって、
    前記コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワークスキャナ機能、及びネットワークプリンタ機能に関する操作を行うための複数のメニュー項目を木構造に従って記憶している記憶手段と、
    前記複数のメニュー項目の1つを指定する操作をユーザから受け付ける受付手段と、
    前記木構造においてルートメニュー項目から前記指定されたメニュー項目へ到るパス上にある階層ごとに1つのメニュー項目を表示する表示手段と、
    前記指定されたメニュー項目に関する処理を実行する処理実行手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク複合機。
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