JP2012063840A - 電子メール通信装置 - Google Patents

電子メール通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012063840A
JP2012063840A JP2010205586A JP2010205586A JP2012063840A JP 2012063840 A JP2012063840 A JP 2012063840A JP 2010205586 A JP2010205586 A JP 2010205586A JP 2010205586 A JP2010205586 A JP 2010205586A JP 2012063840 A JP2012063840 A JP 2012063840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
electronic mail
type
communication
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010205586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5625657B2 (ja
Inventor
Takeshi Isaki
健 伊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010205586A priority Critical patent/JP5625657B2/ja
Priority to US13/069,916 priority patent/US8601074B2/en
Publication of JP2012063840A publication Critical patent/JP2012063840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5625657B2 publication Critical patent/JP5625657B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/06Message adaptation to terminal or network requirements
    • H04L51/066Format adaptation, e.g. format conversion or compression
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/214Monitoring or handling of messages using selective forwarding

Abstract

【課題】 電子メールの送信元の電子メール通信装置が、電子メールの送信先の電子メール通信装置によって電子メールが受信されたことを確認できる技術を提供する。
【解決手段】 第2多機能機は、電子メールサーバを介する電子メール通信である第1種の電子メール通信と、電子メールサーバを介さない電子メール通信である第2種の電子メール通信と、を実行する。第2多機能機は、第1種の電子メール通信を実行することによって第1多機能機から電子メールが受信された場合(S54)に、電子メールが出力される前に、受信完了メールを、第1多機能機に送信する(S60,S64)。第2多機能機は、確立された特定の通信セッションを用いて、第2種の電子メール通信を実行することによって、第1多機能機から電子メールが受信された場合に、特定の通信セッションを用いて、受信情報を第1多機能機に送信する。
【選択図】 図4

Description

本明細書では、複数個の電子メール通信装置と、電子メールサーバと、を含むシステムで利用される技術を開示する。
引用文献1には、個別メールサーバを介して電子メール通信を実行する機能と、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従って、個別メールサーバを介さずに電子メール通信を実行する機能(いわゆるダイレクトSMTP)と、を備えるファクシミリ複合装置が開示されている。
特開2008−140355号公報
ファクシミリ複合装置が、ダイレクトSMTPを用いて端末装置に電子メールを送信する場合には、ファクシミリ複合装置と端末装置とが通信セッションを確立する。通常、端末装置は、電子メールを受信するために用いられた通信セッションを用いて、電子メールを受信したことを示す受信情報を、ファクシミリ複合装置に送信する。このため、ファクシミリ複合装置は、端末装置が電子メールを受信したことを確認することができる。
一方において、ファクシミリ複合装置が、個別メールサーバを介して電子メールを端末装置に送信する場合には、ファクシミリ複合装置は、個別メールサーバに電子メールを送信する。端末装置は、ファクシミリ複合装置から送信された電子メールであって、個別メールサーバに格納されている電子メールを、個別メールサーバから受信する。即ち、端末装置は、ファクシミリ複合装置との間で通信セッションを確立することなく、ファクシミリ複合装置から送信された電子メールを受信する。このため、個別メールサーバを介した電子メール通信では、ファクシミリ複合装置は、ダイレクトSMTPを用いた電子メール通信と同様の手法によって、端末装置から受信情報を受信することができない。
本明細書では、電子メールサーバを介して電子メール通信が実行される場合と、電子メールサーバを介さずに電子メール通信が実行される場合と、のどちらの場合でも、電子メールの送信元の電子メール通信装置が、電子メールの送信先の電子メール通信装置によって電子メールが受信されたことを確認できる技術を提供する。
本明細書によって開示される技術は、第1の電子メール通信装置と、第2の電子メール通信装置と、第1及び第2の電子メール通信装置と別体に構成されている電子メールサーバと、を含むシステムで利用される第2の電子メール通信装置である。この第2の電子メール通信装置は、通信部とメール出力制御部とを備える。通信部は、電子メールサーバを介する電子メール通信である第1種の電子メール通信と、電子メールサーバを介さない電子メール通信である第2種の電子メール通信と、を実行する。第2種の電子メール通信は、第1の電子メール通信装置と第2の電子メール装置との間で確立される通信セッションを用いた電子メール通信である。出力制御部は、通信部によって第1の電子メール通信装置から受信される電子メールを出力部に出力させる。通信部は、第1の情報送信部と第2の情報送信部とを備える。第1の情報送信部は、第1種の電子メール通信を実行することによって、第1の電子メール通信装置から第1種の電子メールが受信された第1の場合に、第1種の電子メールが出力部に出力される前に、第1種の電子メールが受信されたことを示す第1の受信情報を、第1の電子メール通信装置に送信する。第2の情報送信部は、第1の電子メール通信装置と第2の電子メール装置との間で確立された特定の通信セッションを用いて、第2種の電子メール通信を実行することによって、第1の電子メール通信装置から第2種の電子メールが受信された第2の場合に、上記の特定の通信セッションを用いて、第2種の電子メールが受信されたことを示す第2の受信情報を、第1の電子メール通信装置に送信する。
上記の第2の電子メール通信装置は、第2種の電子メール(電子メールサーバを介さない電子メール)が受信された場合には、第2種の電子メールを通信するための通信セッションを用いて、第2の受信情報を第1の電子メール通信装置に送信する。第2種の電子メールの受信と、第2の受信情報の送信と、が同じ通信セッションを用いて実行されるために、第1の電子メール通信装置は、第2の受信情報を取得する。これにより、第1の電子メール通信装置は、第2の電子メール通信装置が電子メールを受信したことを確認できる。
さらに、上記の第2の電子メール通信装置は、第1種の電子メール(電子メールサーバを介した電子メール)が受信された場合には、第1種の電子メールが出力される前に、第1の受信情報を第1の電子メール通信装置に送信する。このため第1の電子メール通信装置は、第1の受信情報を早期に取得し得る。これにより、第1種の電子メールを送信した場合であっても、第1の電子メール通信装置にて、第2の電子メール通信装置が電子メールを受信したことを確認できる。
第1の情報送信部は、第1の場合において、第1の電子メール通信装置が第2種の電子メール通信を実行可能である場合に、第2種の電子メール通信を実行することによって、第1の受信情報を第1の電子メール通信装置に送信してもよい。第1の情報送信部は、第1の場合において、第1の電子メール通信装置が第2種の電子メール通信を実行不可能である場合に、第1種の電子メール通信を実行することによって、第1の受信情報を第1の電子メール通信装置に送信してもよい。この構成によれば、第1の電子メール通信装置が第2種の電子メール通信を実行可能である場合には、第1の電子メール通信装置は、電子メールサーバを介して第1の受信情報を取得しなくて済む。このために、第1の電子メール通信装置は、電子メールサーバを介して第1の受信情報を取得する場合と比べて、第1の受信情報を早期に取得し得る。
上記の第2の電子メール通信装置は、第1の電子メール通信装置が第2種の電子メール通信を実行可能であるのか否かを示す実行可能情報が登録されているメモリをさらに備えていてもよい。第1の情報送信部は、メモリ内の実行可能情報を用いて、第1の電子メール通信装置が第2種の電子メール通信を実行可能であるのか否かを判断してもよい。この構成によれば、第2の電子メール通信装置は、第1の電子メール通信装置が第2種の電子メール通信を実行可能であるのか否かを、容易に判断することができる。
第1の情報送信部は、第1の場合において、第1の受信情報の送信を要求することを示す要求情報が、第1種の電子メールに含まれている場合に、第1の受信情報を第1の電子メール通信装置に送信してもよい。第1の情報送信部は、第1の場合において、要求情報が、第1種の電子メールに含まれていない場合に、第1の受信情報を第1の電子メール通信装置に送信しなくてもよい。この構成によれば、第2の電子メール通信装置は、第1の受信情報を送信する必要がない場合に、第1の受信情報を送信しなくて済む。
次の第1の電子メール通信装置も新規で有用である。第1の電子メール通信装置は、通信部を備えている。通信部は、電子メールサーバを介する電子メール通信である第1種の電子メール通信と、電子メールサーバを介さない電子メール通信である第2種の電子メール通信と、を実行する。第2種の電子メール通信は、第1の電子メール通信装置と第2の電子メール装置との間に確立される通信セッションを用いた電子メール通信である。通信部は、第1の情報受信部と第2の情報受信部とを備える。第1の情報受信部は、第1種の電子メール通信を実行することによって、第1種の電子メールを第2の電子メール通信装置に送信した第3の場合に、第1種の電子メールが受信されたことを示す第1の受信情報を、第2の電子メール通信装置から受信する。第2の情報受信部は、第1の電子メール通信装置と第2の電子メール装置との間で確立された特定の通信セッションを用いて、第2種の電子メール通信を実行することによって、第2種の電子メールを第2の電子メール通信装置に送信した第4の場合に、上記の特定の通信セッションを用いて、第2種の電子メールが受信されたことを示す第2の受信情報を、第1の電子メール通信装置から受信する。第1の受信情報は、第1種の電子メールが第2の電子メール通信装置の出力部に出力される前に、第2の電子メール通信装置から送信される情報である。
第1種及び(電子メールサーバを介する)第2種の電子メール通信(電子メールサーバを介さない)のどちらの場合でも、上記の第1の電子メール通信装置は、第2の電子メール通信装置によって、電子メールが受信されたことを確認することができる。
通信部は、第2種の電子メール通信を実行することによって、特定のデータを含む第2種の電子メールを第2の電子メール通信装置に送信することができない特定の場合に、第1種の電子メール通信を実行することによって、上記の特定のデータを含む第1種の電子メールを第2の電子メール通信装置に送信してもよい。例えば、第2の電子メール通信装置の電源がOFFである場合、第1の電子メール通信装置は、第2の電子メール通信装置との間で通信セッションを確立することができない。即ち、第1の電子メール通信装置は、第2種の電子メール通信を実行することができない。この場合、第1の電子メール通信装置は、第1種の電子メール通信を実行することによって、電子メールを送信することができる。
通信部は、上記の特定の場合に、第1の受信情報の送信を要求することを示す要求情報をさらに含む第1種の電子メールを送信してもよい。この構成によれば、第1の電子メール通信装置は、上記の特定の場合に、第2の電子メール通信装置が電子メールを受信したことを確認することができる。
第1の電子メール通信装置は、上記の特定の場合に、第1種の電子メールに関する第1の情報を、メモリに記憶させる記憶制御部をさらに備えていてもよい。記憶制御部は、上記の特定の場合において、第2の電子メール通信装置から第1の受信情報が受信される場合に、第1の情報に対応付けて、第1の受信情報が受信されたことを示す第2の情報をメモリにさらに記憶させてもよい。
第1の電子メール通信装置は、上記の特定の場合において、第1種の電子メールを送信してから予め決められた時間が経過しても、第1の情報に第2の情報が対応付けられていない場合に、第1の受信情報が受信されていないことを示す警告情報を出力部に出力させる警告出力制御部をさらに備えていてもよい。この構成によれば、上記の特定の場合に、ユーザは、第2の電子メール通信装置が電子メールを受信していないことを知ることができる。
なお、上記の第1及び第2の電子メール通信装置を実現するための制御方法、及び、コンピュータプログラムも、新規で有用である。また、上記の第1及び第2の電子メール通信装置と、上記の電子メールサーバと、を含むシステムも新規で有用である。
ネットワークシステムの構成を示す。 第1多機能機によって実行される電子メール送信処理のフローチャートを示す。 第1多機能機によって実行される受信完了メール受信処理のフローチャートを示す。 第2多機能機によって実行されるPOPクライアントプログラムに従った電子メール受信処理のフローチャートを示す。 第2多機能機によって実行されるSMTPサーバプログラムに従った電子メール受信処理のフローチャートを示す。 電子メール通信の様々なケースを説明するための図を示す。
(ネットワークシステムの構成)
図1に示すように、ネットワークシステム2は、第1〜第3多機能機10,200,300と、電子メールサーバ100と、を備える。第1及び第2多機能機10,200は、LAN4を介して、相互に通信可能である。また、各多機能機10,200,300は、LAN4を介して、電子メールサーバ100と通信可能である。なお、各多機能機10,200,300には、固有のデバイス名が付与されている。多機能機10,200,300のデバイス名は、それぞれ、mfp10、mfp200、mfp300である。
(第1多機能機の構成)
第1多機能機10は、操作部12と、表示部14と、制御部20と、ネットワークインターフェイス70と、を備える。なお、第1多機能機10は、さらに、図示省略された印刷実行部、スキャナ部を備える。
制御部20は、CPU22とメモリ30とを備える。メモリ30は、CPU22が様々な処理を実行するためのプログラム32,34を格納している。基本プログラム32は、印刷実行部に印刷処理を実行させるためのプログラム、及び、スキャナ部にスキャン処理を実行させるためのプログラムを含む。
メール通信プログラム34は、SMTPサーバプログラムと、SMTPクライアントプログラムと、POP(Post Office Protocol)クライアントプログラムと、を含む。CPU22は、SMTPサーバプログラム、SMTPクライアントプログラム、及び、POP(Post Office Protocol)クライアントプログラムのそれぞれを実行することによって、SMTPサーバ機能、SMTPクライアント機能、及び、POPクライント機能のそれぞれを実行することができる。SMTPサーバ機能は、電子メールサーバ100を介さずに直接(ダイレクトに)、外部装置(例えば第2及び第3多機能機200,300)から電子メールを受信するための機能を含む。SMTPクライアント機能は、電子メールサーバ100を介さずに外部装置に電子メールを送信する機能と、電子メールサーバ100を介して外部装置に電子メールを送信する機能と、を含む。POPクライント機能は、電子メールサーバ100を介して外部装置から電子メールを受信する機能を含む。
メモリ30は、さらに、アドレス帳40とメール送信テーブル50とを格納する。アドレス帳40には、外部装置(例えば第2及び第3多機能機200,300)のデバイス名42とそのデバイスのメールアドレス44及びダイレクトSMTP宛先アドレス46とが対応付けて記録されている。メールアドレス44は、電子メールサーバ100を介して、外部装置に電子メールを送信する際に、送信先として指定されるアドレスである。ダイレクトSMTP宛先アドレス46は、電子メールサーバ100を介さずに、外部装置(例えば第2多機能機200)に直接(ダイレクトに)電子メールを送信する際に、送信先として指定されるアドレスである。通常、ダイレクトSMTP宛先アドレス46は、外部装置(例えば第2多機能機200)のIPアドレスである。なお、別の実施例では、例えば、ダイレクトSMTP宛先アドレスは、外部装置を特定する特定情報(例えば外部装置のホスト名)であってもよい。この場合、第1多機能機10は、上記の特定情報とIPアドレスとを対応付けて記憶する特定のサーバ(例えばDNSサーバ)と、通信可能に接続されていてもよい。第1多機能機10は、上記の特定のサーバから、上記の特定情報に対応付けて記憶されているIPアドレスを取得してもよい。
本実施例では、第2多機能機200はSMTPサーバ機能を実行可能であり、第3多機能機300はSMTPサーバ機能を実行不可能である。従って、アドレス帳40には、第2多機能機200のデバイス名42(mfp200)に対応付けて、第2多機能機200のダイレクトSMTP宛先アドレス46が記録されている。一方、アドレス帳40には、第3多機能機300のデバイス名42(mfp200)に対応付けて、ダイレクトSMTP宛先アドレス46が記録されていない。なお、ユーザは、操作部12を操作することによって、アドレス帳40に、外部装置のデバイス名42等を記録させることができる。
メール送信テーブル50は、第1多機能機10が送信した電子メールに関する情報を記録するためのテーブルである。メール送信テーブル50には、複数個の組合せ情報52〜58が記録されている。各組合せ情報52〜58は、電子メールの送信日時と、当該電子メールの送信先と、当該電子メールが送信された経路と、当該電子メールに対する受信情報の有無を示す情報と、警告を実行すべきか否かを示す情報と、が対応付けられている。
CPU22は、各プログラム32,34に従って、様々な処理を実行する。CPU22がメール通信プログラム34に従って処理を実行することによって、通信部60、警告出力制御部66、及び、記憶制御部68の機能が実現される。なお、通信部60は、第1の情報受信部62と第2の情報受信部64とを備える。
(電子メールサーバの構成)
電子メールサーバ100には、電子メールサーバ100を利用して電子メール通信を実行する外部装置(例えば各多機能機10,200等)に設定されているメールアドレスが登録されている。電子メールサーバ100は、POPサーバ102とSMTPサーバ104とを備える。SMTPサーバ104は、外部装置(例えば第1多機能機10)から送信された電子メールを受信する。SMTPサーバ104は、受信済みの電子メールの送信先として指定されている電子メールサーバ(送信先のメールアドレスの「@」より後の部分)が、電子メールサーバ100を示すのか、SMTPサーバ104とは異なる特定のSMTPサーバを含む特定の電子メールサーバを示すのか、を判断する。受信済みの電子メールの送信先として指定されている電子メールサーバが電子メールサーバ100を示す場合には、SMTPサーバ104は、受信済みの電子メールの送信先として指定されているアカウント情報(送信先のメールアドレスの「@」より前の部分)と、受信済みの電子メールと、を対応付けて、SMTPサーバ104のメールボックスに格納する。一方、受信済みの電子メールの送信先として指定されている電子メールサーバが上記した特定の電子メールサーバを示す場合には、SMTPサーバ104は、受信済みの電子メールを、上記した特定の電子メールサーバに含まれるSMTPサーバに転送する。SMTPサーバ104は、さらに、他のSMTPサーバから転送された電子メールを受信し、当該電子メールの送信先として指定されているアカウント情報と、当該電子メールと、を対応付けて、SMTPサーバ104のメールボックスに格納する。
POPサーバ102は、LAN4に接続されている外部装置(例えば各多機能機10,200等)からの要求に応じて、当該要求に含まれるアカウント情報に対応付けてメールボックスに格納されている電子メールを、外部装置に送信する。これにより、外部装置が電子メールを受信することができる。
(第2多機能機の構成)
次いで、第2多機能機200の構成について説明する。第2多機能機200は、操作部212と、表示部214と、制御部220と、ネットワークインターフェイス270と、を備える。なお、第2多機能機200は、さらに、図示省略された印刷実行部、スキャナ部を備える。
制御部220は、CPU222とメモリ230とを備える。メモリ230は、CPU220が様々な処理を実行するためのプログラム232,234を格納している。基本プログラム232は、印刷実行部に印刷処理を実行させるためのプログラム、及び、スキャナ部にスキャン処理を実行させるためのプログラムを含む。
メール通信プログラム234は、SMTPサーバプログラムと、SMTPクライアントプログラムと、POPクライアントプログラムと、を含む。従って、第1多機能機10と同様に、CPU222は、SMTPサーバ機能とSMTPクライアント機能とPOPクライアント機能とを実行することができる。
メモリ230は、さらに、アドレス帳240を格納する。アドレス帳240は、アドレス帳40と同様の構成である。
CPU222は、各プログラム232,234に従って、様々な処理を実行する。CPU222がメール通信プログラム234に従って処理を実行することによって、通信部260及びメール出力制御部266の機能が実現される。なお、通信部260は、第1の情報送信部262と第2の情報送信部264とを備える。
(第3多機能機の構成)
第3多機能機300は、以下の構成を除いて、第2多機能機200と同じ構成である。第3多機能機300のメール通信プログラムは、SMTPクライアントプログラムと、POPクライアントプログラムと、を含むが、SMTPサーバプログラムを含まない。即ち、第3多機能機300は、SMTPサーバ機能を実行することができない。また、第3多機能機300は、第2多機能機200の構成のうち、SMTPサーバプログラムに従って処理を実行する各部(例えば第2の情報送信部264)を備えていない。
(第1多機能機10が実行する電子メール送信処理)
次いで、図2を参照して、第1多機能機10が実行する電子メール送信処理について説明する。ユーザは、操作部12を操作することによって、制御部20に電子メールを生成させることができる。ユーザは、メモリ30内のアドレス帳40の中から、電子メールの送信先のデバイス名(mfp200、mfp300等)を選択することができる。また、ユーザは、操作部12を操作することによって、電子メールの件名部分及び本文部分に文字列を入力することができる。また、ユーザは、操作部12を操作することによって、電子メールにデータファイルを添付することができる。以下では、ユーザによって入力された文字列を表わすテキストデータ、及び、電子メールに添付されたデータファイルを、「特定のデータ」と呼ぶ。
S12において、通信部60は、ユーザによって選択された送信先のデバイス名に対応付けられているダイレクトSMTP宛先アドレスが、アドレス帳40に存在するのか否かを判断する。例えば、ユーザによって選択された送信先のデバイス名が、第2多機能機200のデバイス名(即ちmfp200)である場合には、通信部60は、S12でYESと判断する。また、例えば、ユーザによって選択された送信先のデバイス名が、第3多機能機300のデバイス名(即ちmfp300)である場合には、通信部60は、S12でNOと判断する。
S12でYESの場合、S14〜S20において、通信部60は、電子メールサーバ100を介さずに、送信先のアドレスによって特定される外部装置に、電子メールを送信する。以下では、電子メールサーバ100を介さずに実行される電子メール通信を、「第2種の電子メール通信」と呼ぶ。なお、第2種の電子メール通信は、「ダイレクトSMTP」と呼ばれることがある。以下では、ユーザによって選択された送信先のデバイスが第2多機能機200(即ち送信先のデバイスのIPアドレスがダイレクトSMTP宛先アドレス=YYYY)である場合を例にして、S14〜S20の処理を説明する。
S14では、通信部60は、メール通信プログラム34のSMTPクライアントプログラムに従って、第2多機能機200との間で通信セッションを確立することを試行する。具体的には、通信部60は、最初に、SMTPに従って、第2多機能機200のIPアドレス(即ちダイレクトSMTP宛先アドレス=YYYY)を送信先として、接続要求を送信する。通信部60は、接続要求の応答として、接続可能であることを示す接続可能情報(即ち250 OK)を受信することを監視している。通信部60は、第2多機能機200から接続可能情報を受信すると、通信セッションが確立されたと判断して(S14でYES)、S16に進む。第2多機能機200がSMTPサーバ機能を備える場合には、通常、第1多機能機10と第2多機能機200との間で通信セッションが確立される。なお、「第1多機能機10と第2多機能機200との間で通信セッションが確立される」は、例えば、「第1多機能機10と第2多機能機200との間でデータ通信可能な通信路が確立される」、又は、「第1多機能機10と第2多機能機200とは、データ通信可能に接続される」と言い換えてもよい。
一方、通信部60は、第2多機能機200から接続可能情報を受信できなかった場合、通信セッションが確立されなかったと判断する(S14でNO)。通信セッションが確立されない場合とは、例えば、第2多機能機200の電源がOFFの場合である。S14でNOの場合、S22に進む。
S16では、通信部60は、S14で確立された通信セッションを利用して、第2多機能機200に電子メールを送信する。S16では、通信部60は、SMTPの手順に従って、電子メールを送信する。次いで、S18において、通信部60の第2の情報受信部64は、電子メールの送信が完了することを監視する。具体的には、第2の情報受信部64は、通信部60が電子メールを送信した後に、第2多機能機200によって電子メールが受信されたことを示す第2の受信情報(即ち250 OK)を、S14で確立された通信セッションを利用して、第2多機能機200から受信することを監視している。S16で電子メールが送信されてから所定時間が経過しても、第2の受信情報が受信できない場合(S18でNO)、S22に進む。第2の受信情報が受信できない場合とは、例えば、電子メールの送信が完了する前に、第2多機能機200の電源がOFFにされた場合、又は、通信障害が発生して通信セッションが切断された場合である。一方において、第2の受信情報が受信されると(S18でYES)、S20において、通信部60は、S14で確立された通信セッションを終了して、S26に進む。
S22では、通信部60は、第2多機能機200によって電子メールが受信されたことを示す第1の受信情報(例えば電子メールが受信されたことを示すテキストデータ)を含む受信完了メールを要求する要求情報を、電子メールに付加する。次いで、S24では、通信部60は、メール通信プログラム34のSMTPクライアントプログラムに従って、上記の特定のデータを含む電子メールを、SMTPサーバ104に送信する。なお、S22が実行された後に実行されるS24の処理と、S12でNOと判断された後に実行されるS24の処理とでは、S24の処理の内容が異なる。
S22が実行された後に実行されるS24では、通信部60は、上記の特定のデータと要求情報とを含む電子メールを、SMTPサーバ104に送信する。この場合、通信部60は、電子メールの送信先のアドレスとして指定されているダイレクトSMTP宛先アドレス(即ちYYYY)を、当該SMTPサーバアドレスに対応付けてアドレス帳40に記録されているメールアドレス(即ちaaa@bb.cc)に置き換える。なお、以下では、電子メールサーバ100を介して実行される電子メール通信を、「第1種の電子メール通信」と呼ぶ。この構成によれば、通信部60は、第2種の電子メール通信を実行することによって、電子メールを送信することができない場合に、第1種の電子メール通信を実行することによって、電子メールを送信することができる。
一方において、S12でNOの場合(例えばユーザによって第3多機能機300のデバイス名(即ちmfp300)が選択された場合)に実行されるS24では、通信部60は、上記の特定のデータを含む電子メールを、SMTPサーバ104に送信する。ただし、ユーザから指示されない限り、通信部60は、要求情報を含まない電子メールを、SMTPサーバ104に送信する。なお、第3多機能機300は、SMTPサーバ機能を備えていないために、第2種の電子メール通信を実行することができない。このため、ユーザによって第3多機能機300のデバイス名(即ちmfp300)が選択された場合には、電子メールの送信先のアドレスとして、第3多機能機300のメールアドレス(即ちbbb@bb.cc)が指定された電子メールが生成される。
S26では、記憶制御部68は、送信された電子メールに関する情報(例えば組合せ情報58)を、メール送信テーブル50に記録して、電子メール送信処理を終了する。具体的には、記憶制御部68は、電子メールの送信日時と送信先と経路とを、メール送信テーブル50に記録する。送信日時には、電子メールの送信が完了した時点の日時を示す情報が記録される。送信先には、電子メールの送信先のアドレス(メールアドレス又はダイレクトSMTP宛先アドレス)を示す情報が記録される。経路には、「Direct」、「Server」及び「Direct→Server」のいずれかを示す情報が記録される。第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)によって電子メールが送信された場合(S18でYESの場合)には、「Direct」を示す情報が記録される。第1種の電子メール通信によって電子メールが送信された場合(S12でNOと判断されてS22が実行された場合)には、「Server」を示す情報が記録される。第2種の電子メール通信によって電子メールを送信することができずに、第1種の電子メール通信によって電子メールが送信された場合(S14又はS18でNOと判断されてS22が実行された場合)には、「Direct→Server」を示す情報が記録される。
(第1多機能機10が実行する受信完了メール受信処理)
次いで、第1多機能機10が実行する受信完了メール受信処理について説明する。受信完了メール受信処理は、第1多機能機10の電源がONにされると開始される。図3に示すように、S32において、第1の情報受信部62は、受信完了メールを受信することを監視している。第1の情報受信部62は、2通りの方法で、受信完了メールを受信することが可能である。一方の方法では、第1の情報受信部62は、第2種の電子メール通信を実行することによって、受信完了メールを受信する。即ち、第1の情報受信部62は、SMTPサーバプログラムに従って処理を実行することによって、SMTPクライアントプログラムに従って処理を実行する外部装置(例えば第2多機能機200)から、受信完了メールを受信する。他方の方法では、第1の情報受信部62は、第1種の電子メール通信を実行することによって、受信完了メールを受信する。即ち、第1の情報受信部62は、POPクライアントプログラムに従って処理を実行することによって、電子メールサーバ100のPOPサーバ102から受信完了メールを受信する。なお、受信完了メールは、図2のS24で送信された電子メールが外部装置(例えば第2多機能機200)によって受信されたことを示す第1の受信情報と、電子メールの送信日時を示す日時情報と、を含む。
受信完了メールが受信された場合(S32でYES)には、S34において、記憶制御部68は、メール送信テーブル50を更新する。即ち、S34では、記憶制御部68は、受信完了メールに含まれる日時情報と一致する送信日時を含む組合せ情報(例えば組合せ情報58)に、受信完了メールが受信されたことを示す情報(メール送信テーブル50の受信情報に「済」を示す情報)を記録する。なお、受信完了メールに含まれる日時情報と一致する複数個の組合せ情報が、メール送信テーブル50に存在する場合には、記憶制御部68は、複数個の組合せ情報のうち、受信完了メールの送信元のメールアドレスと一致する送信先を含む組合せ情報に、受信完了メールが受信されたことを示す情報を記録する。一方、受信完了メールが受信されなかった場合(S32でNO)、S36に進む。
S36では、警告出力制御部66は、前回にS36を実行してから所定の時間(例えば5分)が経過したのか否かを判断する。なお、1回目のS36の処理では、警告出力制御部66は、受信完了メール受信処理が開始されてから、上記の所定の時間が経過したのか否かを判断する。S36でNOの場合、S32に戻る。一方、S36でYESの場合、S38において、警告出力制御部66は、メール送信テーブル50に、「Direct→Server」を含む組合せ情報が記録されているのか否かを判断する。S38でNOの場合、S32に戻る。一方、S38でYESの場合、S40において、警告出力制御部66は、メール送信テーブル50において、「Direct→Server」を含む組合せ情報(例えば組合せ情報56,58)の受信情報に「済」を示す情報が記録されているのか否かを判断する。即ち、警告出力制御部66は、第2種の電子メール通信の代わりに、第1種の電子メール通信を実行することによって送信された電子メール(S18でNOと判断されてS24で送信された電子メール)について、受信完了メールが受信されたのか否かを判断する。なお、メール送信テーブル50に「Direct→Server」を含む複数個の組合せ情報が記録されている場合には、警告出力制御部66は、複数個の組合せ情報のそれぞれについて、S40の判断を実行する。
「Direct→Server」を含む全ての組合せ情報に、「済」を示す情報が記録されている場合(S40でYES)には、S32に戻る。一方、「済」を示す情報が記録されていない組合せ情報(例えば組合せ情報56)が存在する場合(S40でNO)には、党外組合せ情報を特定する。S42において、警告出力制御部66は、特定された1個以上の組合せ情報(例えば組合せ情報)のそれぞれについて、当該組合せ情報に含まれる送信日時から予め決められた制限時間(例えば12時間)が経過しているのか否かを判断する。S42でNOの場合、S32に戻る。一方、S42のYESの場合、警告出力制御部66は、S44において、制限時間(例えば12時間)が経過している組合せ情報(例えば組合せ情報56)に含まれる情報(即ち、送信日時、送信先)と、第1の受信情報が受信されていないことを示す情報(即ち受信完了メールが受信されていないことを示す情報)と、を含む警告情報を、表示部14に表示させる。この構成によれば、第1多機能機10のユーザは、表示部14を見ることによって、電子メールの送信先の外部装置が電子メールを受信していないことを容易に確認することができる。なお、S44では、記憶制御部68は、さらに、警告情報として表示された組合せ情報に、警告情報を出力したことを示す情報(メール送信テーブル50の警告に「○」)を記録する。
なお、警告出力制御部66は、警告情報を、印刷実行部に印刷させてもよいし、音声として出力してもよい。あるいは、警告出力制御部66は、警告情報を含む電子メールを、予め決められているアドレスを送信先として送信してもよい。また、警告出力制御部66は、ユーザによる操作部12への所定の操作に応じて、メール送信テーブル50に含まれる情報の全部を出力部(例えば、表示部14、印刷実行部)に出力(例えば表示部14による表示、印刷実行部による印刷)させてもよい。
(第2多機能機200が実行する電子メール受信処理)
次いで、第2多機能機200が実行する電子メール受信処理について説明する。制御部220の通信部260は、2通りの方法で、電子メールを受信することができる。一方の方法では、通信部260は、POPクライアントプログラムに従って処理を実行することによって、POPサーバ102から電子メールを受信する。即ち、通信部260は、第1種の電子メール通信を実行することによって、電子メールサーバ100から電子メールを受信する。他方の方法では、通信部260は、SMTPサーバプログラムに従って処理を実行することによって、電子メールサーバ100を介さずに、外部装置(例えば第1多機能機10)から電子メールを受信する。即ち、通信部260は、第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)を実行することによって、電子メールサーバ100を介さずに、電子メールを受信する。以下に、上記の2通りの方法のそれぞれについて説明する。
(POPクライアントプログラムに従った電子メール受信処理)
最初に、図4を参照して、通信部260が、POPクライアントプログラムに従って、電子メールを受信する処理について説明する。通信部260は、第2多機能機200の電源がONにされると、S52において、メール通信プログラム234のPOPクライアントプログラムを起動する。次いで、S54において、通信部260は、第2多機能機200が送信先として指定されている電子メールがPOPサーバ102に格納されているのか否かを、POPサーバ102に問い合わせる。問い合わせの結果として、POPサーバ102から電子メールが受信されない場合(S54でNO)、S66に進む。一方、問い合わせの結果として、POPサーバ102から電子メールが受信された場合(S54でYES)、S56において、通信部260は、受信された電子メールに要求情報が含まれているのか否かを判断する。
なお、S54でYESの場合、通信部260は、電子メールが受信されたことを示す情報を、表示部214に表示させてもよい。なお、この構成では、電子メール自体が表示部214に表示されておらず、「電子メールが出力部に出力される」には該当しない。
受信された電子メールに要求情報が含まれていない場合(S56でNO)には、S66に進む。一方、受信された電子メールに要求情報が含まれている場合(S56でYES)には、通信部260の第1の情報送信部262は、S54で受信された電子メールの送信元の外部装置(例えば第1多機能機10)が、第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)を実行することが可能であるのか否かを判断する(S58)。具体的には、第1の情報送信部262は、アドレス帳240において、S54で受信された電子メールの送信元のメールアドレスに対応付けて、ダイレクトSMTP宛先アドレスが記録されている場合に、電子メールの送信元の外部装置が第2種の電子メール通信を実行可能であると判断する(S58でYESと判断する)。この場合、S60に進む。一方、第1の情報送信部262は、アドレス帳において、S54で受信された電子メールの送信元のメールアドレスに対応付けて、ダイレクトSMTP宛先アドレスが記録されていない場合に、電子メールの送信元の外部装置が第2種の電子メール通信を実行不可能であると判断する(S58でNOと判断する)。この場合、S60に進む。この構成によれば、第2多機能機200は、メモリ230に記憶されているアドレス帳240を用いて、外部装置が第2種の電子メール通信を実行可能であるのか否かを容易に判断することができる。
S60では、第1の情報送信部262は、SMTPクライアントプログラムに従って、第2種の電子メール通信を実行することによって、第1の受信情報を含む受信完了メールを、電子メールの送信元の外部装置に送信することを試行する。即ち、第1の情報送信部262は、電子メールの送信元の外部装置との間で通信セッションを確立するための処理と、受信完了メールを送信するための処理と、を試行する。次いで、S62において、第1の情報送信部262は、受信完了メールの送信が完了したのか否かを判断する。受信完了メールの送信が完了しない場合とは、例えば、通信セッションを確立することができなかった場合、通信セッションは確立されたが、受信完了メールの送信途中で通信セッションが終了した場合、受信完了メールの応答として、受信完了メールの送信先の外部装置から、受信情報(即ち250OK)を受信できなかった場合等である。
受信完了メールの送信が完了した場合(S62でYES)にはS66に進み、受信完了メールの送信が完了しなかった場合(S62でNO)にはS64に進む。S64では、第1の情報送信部262は、SMTPクライアントプログラムに従って、電子メールの送信元の外部装置のメールアドレスを送信先として指定して、SMTPサーバ104に第1の受信情報を含む受信完了メールを送信する。S64を終えると、S66に進む。
S66では、通信部260は、前回のS54の処理を実行してから、予め決められた時間(例えば4時間)経過するまで待機する。予め決められた時間が経過した場合(S66でYES)、S54に戻る。なお、S66では、通信部260は、図4に示す電子メール受信処理を開始してから、最初のS66の処理である場合、POPクライアントプログラムを起動してから(S52)予め決められた時間が経過したのか否かを判断する。
(SMTPサーバプログラムに従った電子メール受信処理)
次に、図5を参照して、通信部260が、SMTPサーバプログラムに従って、電子メールを受信する処理について説明する。S72において、通信部260は、外部装置(例えば第1多機能機10)から接続要求を受信することを監視している。通信部260は、接続要求を受信すると(S72でYES)、S74において、SMTPサーバプログラムに従って、外部装置と通信セッションを確立するための処理を実行する。具体的には、通信部260は、接続要求の応答として、接続可能であることを示す接続可能情報(即ち250 OK)を、外部装置に送信する。これにより、通信セッションが確立される。
次いで、S76では、通信部260は、通信セッションが確立された外部装置から、電子メールを受信する。続いて、S78において、通信部260の第2の情報送信部264は、確立された通信セッションを利用して、外部装置に第2の受信情報を送信する。次いで、S80において、通信部260は、通信セッションを終了して、処理を終了する。
なお、第2多機能機200のメール出力制御部266は、受信完了メール又は第2の受信情報を送信した後、ユーザによって出力操作が実行されることを監視している。第2多機能機200のユーザは、操作部212を操作することによって、図4のS54又は図5のS76で受信された電子メールに含まれるデータを出力するための出力操作を実行することができる。出力操作は、電子メールに含まれるデータを表示部14に表示させるための操作、又は、電子メールに含まれるデータを印刷実行部に印刷させるための操作を含む。メール出力制御部266は、出力操作が実行されると、出力部(即ち表示部14、印刷実行部)に、電子メールに含まれるデータによって表わされる画像を出力させる。
第1多機能機10が第2多機能機200に電子メールを送信する場合を例にして、図6に示す電子メール通信のケース1からケース3を説明する。ケース1では、第1多機能機10は、第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)を実行することによって、第2多機能機200に電子メールを送信する(図2のS16)。即ち、第1多機能機10は、第2多機能機200と通信セッションを確立する(図2のS14でYES)。第1多機能機10は、確立された通信セッションを用いて、電子メールを第2多機能機200に送信する。この場合、第2多機能機200は、既に確立されている通信セッションを用いて、第2の受信情報を第1多機能機10に送信する(図5のS78)。即ち、第2多機能機200は、SMTPに従って電子メールを受信すると、電子メールが出力される前に、第2の受信情報(即ち250 OK)を、第1多機能機10に送信する。ケース1では、電子メールの受信と、第2の受信情報の送信と、が同じ通信セッションを用いて実行されるために、第1多機能機10は、第2の受信を早期に取得することができる。
ケース2では、第1多機能機10は、第2種の電子メール通信を実行して電子メールを送信することができない場合(図2のS14でNO又はS18でNO)に、第2種の電子メール通信に替えて、第1種の電子メール通信を実行して、電子メールを電子メールサーバ100(SMTPサーバ104)に送信する(図2のS24)。この場合、第1多機能機10は、要求情報を含む特定の電子メールを、電子メールサーバ100に送信する。第2多機能機200は、電子メールサーバ100から、上記の特定の電子メールを受信する(図4のS54でYES)。第2多機能機200は、電子メールが出力(表示部14による表示、印刷実行部による印刷)される前に、第2種の電子メール通信を実行することによって、受信完了メールを第1多機能機10に送信する。これにより、第1多機能機10は、第2多機能機200において、上記の特定の電子メールが出力させた際に、第2多機能機200が受信確認メールを送信する構成と比較して、第1多機能機10は、早期に受信情報を取得することができる。また、ケース2では、第1多機能機10は、POPサーバ102から受信完了メールを取得しなくて済む。
ケース3では、ケース2と同様に、第1多機能機10は、第2種の電子メール通信に替えて、第1種の電子メール通信を実行することによって、上記の特定の電子メールを電子メールサーバ100(SMTPサーバ104)に送信する(図2のS24)。第2多機能機200は、電子メールサーバ100から、上記の特定の電子メールを受信する(図4のS54でYES)と、ケース2と同様に、電子メールが出力される前に、第2種の電子メール通信を実行して、受信完了メールを第1多機能機10に送信することを試行する(図4のS60)。第2多機能機200は、第2種の電子メール通信を実行して受信完了メールを送信することができない場合に(図4のS62でNO)、第2種の電子メール通信に替えて、電子メールが出力される前に、第1種の電子メール通信を実行して、受信完了メールを電子メールサーバ100(SMTPサーバ104)に送信する(図4のS64)。第1多機能機10は、電子メールサーバ100(POPサーバ102)から、受信完了メールを取得する。ケース3でも、第1多機能機10は、第2多機能機200において、上記の特定の電子メールが出力させた際に、第2多機能機200が受信確認メールを送信する構成と比較して、第1多機能機10は、早期に受信情報を取得し得る。
上記から明らかなように、ケース1からケース3のいずれのケースにおいても、第1多機能機10は、第2多機能機200から、受信情報を取得することができる。即ち、第1多機能機10は、第1種及び第2種の電子メール通信のいずれの場合にも、電子メールの送信先の第2多機能機200が電子メールを受信したことを確認することができる。
第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)を実行することによって、外部装置に電子メールを送信することのメリットは、外部装置がわざわざPOPサーバ102にアクセスして電子メールを受信する必要がないために、比較的に早く外部装置が電子メールを受信できることである。他のメリットは、電子メール通信のために確立した通信セッションを利用して、外部装置が受信情報を送信することができることである。この結果、第1多機能機10は、外部装置が電子メールを受信したことを早期に確認することができる。
即ち、第2種の電子メール通信を実行して電子メールが送信される場合、第1多機能機10のユーザは、できるだけ早く電子メールを外部装置に受信させることを望んでいる場合が多い。上記の実施例では、第1多機能機10は、第2種の電子メール通信に替えて、第1種の電子メール通信を実行することによって電子メールを送信する場合に、電子メールに要求情報を付加する(図2のS22)。この結果、第2多機能機200は、要求情報を含む電子メールを受信すると(図4のS54及び56でYES)、電子メールが出力される前に(図4のS68)、第1の受信情報を含む受信完了メールを送信する。このため、第1多機能機10のユーザは、第2多機能機200が電子メールを受信したことを、比較的に早く確認することができる。
なお、第1及び第2多機能機10,200が、「第1の通信装置」及び「第2の通信装置」の一例である。表示部14と印刷実行部が、「出力部」の一例である。アドレス帳240が、「実行可能情報」の一例である。メール送信テーブル50に含まれる送信日時52、送信先54及び経路56に記録される情報が「第1の情報」の一例であり、メール送信テーブル50に含まれる受信情報58に記録される「済」を示す情報が「第2の情報」の一例である。また、制限時間が「予め決められた時間」の一例である。
(変形例)
(1)上記の実施例では、第2多機能機200は、POPサーバ102から受信された電子メールのうち、要求情報が含まれている(図4のS56でYES)電子メールに対する応答として、受信完了メールを電子メールの送信元の外部装置に送信する。しかしながら、第2多機能機200は、POPサーバ102から受信された全ての電子メールに対する応答として、受信完了メールを電子メールの送信元の外部装置に送信してもよい。また、第1多機能機10は、第1種の電子メール通信を実行することによって、外部装置に電子メールを送信する場合に、当該電子メールに要求情報を付加することなく、当該電子メールを送信してもよい。
(2)上記の実施例では、第1多機能機10は、メール送信テーブル50の送信日時に記録されている日時情報を用いて、制限時間だけ経過しているのか否かを判断する(図3のS42)。これに替えて、以下に示す構成であってもよい。即ち、第1多機能機10は、「Direct→Server」を含む組合せ情報が記録されている場合に、当該組合せ情報に、図3のS42の処理を実行した回数を示す情報を記録させてもよい。図3のS42では、第1多機能機10は、メール送信テーブル50に記録された回数が所定の回数(例えば5回)以上であって、受信情報に「済」を示す情報が記録されていない場合に、図3のS42でYESと判断してもよい。なお、メール送信テーブル50に記録された回数が、所定の回数(例えば5回)以上であって、受信情報に「済」を示す情報が記録されていない場合は、「第1種の電子メールを送信してから予め決められた時間が経過しても、第1の情報に第2の情報が対応付けられていない場合」に含まれる。なお、この場合、メール送信テーブル50には、送信日時が記録されていなくてもよい。
(3)メール送信テーブル50には、送信された電子メールを識別するための識別情報(例えば電子メールのメッセージID)が記録されてもよい。この変形例では、識別情報も「第1の情報」の一例である。この場合、第1多機能機10は、識別情報を含む受信完了メールの送信を要求する要求情報を、外部装置に送信してもよい。
(4)上記の実施例では、第2多機能機200は、第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)を実行することによって、電子メールを受信した場合、電子メールが出力される前に、第2の受信情報を、第1多機能機10に送信する。しかしながら、第2多機能機200は、第2種の電子メール通信(ダイレクトSMTP)を実行することによって、電子メールを受信した場合、電子メールが出力された後に、第2の受信情報を、第1多機能機10に送信してもよい。
(5)上記した実施例の技術は、各多機能機10,200のみならず、PC、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等の他の通信装置にも適用することができる。
(6)第1多機能機10は、電子メールの送信先のデバイス(例えば第2多機能機200)によって電子メールが出力されたことを示す出力確認情報を第1多機能機10に送信することを、送信先のデバイスに要求する出力確認要求情報を電子メールに付加可能であってもよい。出力確認情報は、例えば、電子メールの送信先のデバイスによって電子メールが開封された(電子メールが出力された)場合に、当該電子メールが開封されたことを示す開封通知情報であってもよい。開封通知情報を含む電子メールが第1多機能機10に送信されてもよい。第1多機能機10は、第1種の電子メール及び第2種の電子メールの少なくとも一方に、出力確認要求情報を付加することが可能であってもよい。本変形例の場合、第2多機能機200は、要求情報と出力確認要求情報とを含む電子メールを受信可能であってもよい。この場合、第2の多機能機200は、電子メールを受信したことを条件として、受信情報を第1多機能機10に送信してもよい。言い換えると、第2多機能機200は、電子メールが出力部によって出力されたのか否かに関わらず、電子メールが受信されたことを条件として、受信情報を、第1多機能機10に送信してもよい。また、第2多機能機200は、電子メールが出力された(電子メールが開封された)ことを条件として、出力確認情報を第1多機能機10に送信してもよい。なお、第2多機能機200は、受信情報送信処理と、電子メールの出力処理及び出力確認情報送信処理と、を同時的に並列に実行してもよい。この場合、第2多機能機200が受信情報を送信するタイミングは、出力確認情報を送信するタイミングよりも早くてもよく、遅くてもよい。
(7)上記の実施例では、CPU22がメール通信プログラム34に従って処理を実行することによって各部60〜68が実現されるが、各部60〜68の少なくとも1個は、論理回路等のハードウェアで実現されてもよい。また、CPU222がメール通信プログラム234に従って処理を実行することによって各部260〜266が実現されるが、各部260〜266の少なくとも1個は、論理回路等のハードウェアで実現されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ネットワークシステム、10:第1多機能機、34、234:メール通信プログラム、40,240:アドレス帳、50:メール送信テーブル、60:通信部、62:第1の情報受信部、64:第2の情報受信部、66:警告出力制御部、68:記憶制御部、100:電子メールサーバ、200:第2多機能機、260:通信部、262:第1の情報送信部、264:第2の情報送信部、266:メール出力制御部、300:第3多機能機

Claims (9)

  1. 第1の電子メール通信装置と、第2の電子メール通信装置と、前記第1及び第2の電子メール通信装置と別体に構成されている電子メールサーバと、を含むシステムで利用される前記第2の電子メール通信装置であって、
    前記電子メールサーバを介する電子メール通信である第1種の電子メール通信と、前記電子メールサーバを介さない電子メール通信である第2種の電子メール通信と、を実行する通信部であって、前記第2種の電子メール通信は、前記第1の電子メール通信装置と前記第2の電子メール装置との間で確立される通信セッションを用いた電子メール通信である、前記通信部と、
    前記通信部によって前記第1の電子メール通信装置から受信される電子メールを出力部に出力させるメール出力制御部と、を備え、
    前記通信部は、
    前記第1種の電子メール通信を実行することによって、前記第1の電子メール通信装置から第1種の電子メールが受信された第1の場合に、前記第1種の電子メールが前記出力部に出力される前に、前記第1種の電子メールが受信されたことを示す第1の受信情報を、前記第1の電子メール通信装置に送信する第1の情報送信部と、
    前記第1の電子メール通信装置と前記第2の電子メール装置との間で確立された特定の通信セッションを用いて、前記第2種の電子メール通信を実行することによって、前記第1の電子メール通信装置から第2種の電子メールが受信された第2の場合に、前記特定の通信セッションを用いて、前記第2種の電子メールが受信されたことを示す第2の受信情報を、前記第1の電子メール通信装置に送信する第2の情報送信部と、を備える、第2の電子メール通信装置。
  2. 前記第1の情報送信部は、
    前記第1の場合において、
    前記第1の電子メール通信装置が前記第2種の電子メール通信を実行可能である場合に、前記第2種の電子メール通信を実行することによって、前記第1の受信情報を前記第1の電子メール通信装置に送信し、
    前記第1の電子メール通信装置が前記第2種の電子メール通信を実行不可能である場合に、前記第1種の電子メール通信を実行することによって、前記第1の受信情報を前記第1の電子メール通信装置に送信する、請求項1に記載の第2の電子メール通信装置。
  3. 前記第1の電子メール通信装置が前記第2種の電子メール通信を実行可能であるのか否かを示す実行可能情報が登録されているメモリをさらに備え、
    前記第1の情報送信部は、
    前記メモリ内の前記実行可能情報を用いて、前記第1の電子メール通信装置が前記第2種の電子メール通信を実行可能であるのか否かを判断する、請求項2に記載の第2の電子メール通信装置。
  4. 前記第1の情報送信部は、
    前記第1の場合において、
    前記第1の受信情報の送信を要求することを示す要求情報が、前記第1種の電子メールに含まれている場合に、前記第1の受信情報を前記第1の電子メール通信装置に送信し、
    前記要求情報が、前記第1種の電子メールに含まれていない場合に、前記第1の受信情報を前記第1の電子メール通信装置に送信しない、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子メール受信装置。
  5. 第1の電子メール通信装置と、第2の電子メール通信装置と、前記第1及び第2の電子メール通信装置と別体に構成されている電子メールサーバと、を含むシステムで利用される前記第1の電子メール通信装置であって、
    前記電子メールサーバを介する電子メール通信である第1種の電子メール通信と、前記電子メールサーバを介さない電子メール通信である第2種の電子メール通信と、を実行する通信部であって、前記第2種の電子メール通信は、前記第1の電子メール通信装置と前記第2の電子メール装置との間に確立される通信セッションを用いた電子メール通信である、前記通信部を備え、
    前記通信部は、
    前記第1種の電子メール通信を実行することによって、第1種の電子メールを前記第2の電子メール通信装置に送信した第3の場合に、前記第1種の電子メールが受信されたことを示す第1の受信情報を、前記第2の電子メール通信装置から受信する第1の情報受信部と、
    前記第1の電子メール通信装置と前記第2の電子メール装置との間で確立された特定の通信セッションを用いて、前記第2種の電子メール通信を実行することによって、第2種の電子メールを前記第2の電子メール通信装置に送信した第4の場合に、前記特定の通信セッションを用いて、前記第2種の電子メールが受信されたことを示す第2の受信情報を、前記第1の電子メール通信装置から受信する第2の情報受信部と、を備え、
    前記第1の受信情報は、前記第1種の電子メールが前記第2の電子メール通信装置の出力部に出力される前に、前記第2の電子メール通信装置から送信される情報である、第1の電子メール通信装置。
  6. 前記通信部は、前記第2種の電子メール通信を実行することによって、特定のデータを含む前記第2種の電子メールを前記第2の電子メール通信装置に送信することができない特定の場合に、前記第1種の電子メール通信を実行することによって、前記特定のデータを含む前記第1種の電子メールを前記第2の電子メール通信装置に送信する、請求項5に記載の第1のメール通信装置。
  7. 前記通信部は、前記特定の場合に、前記第1の受信情報の送信を要求することを示す要求情報をさらに含む前記第1種の電子メールを送信する、請求項6に記載の第1の電子メール通信装置。
  8. 前記特定の場合に、前記第1種の電子メールに関する第1の情報を、メモリに記憶させる記憶制御部をさらに備え、
    前記記憶制御部は、前記特定の場合において、前記第2の電子メール通信装置から前記第1の受信情報が受信される場合に、前記第1の情報に対応付けて、前記第1の受信情報が受信されたことを示す第2の情報を前記メモリにさらに記憶させる、請求項6又は7のいずれか一項に記載の第1の電子メール通信装置。
  9. 前記特定の場合において、前記第1種の電子メールを送信してから予め決められた時間が経過しても、前記前記第1の情報に前記第2の情報が対応付けられていない場合に、前記第1の受信情報が受信されていないことを示す警告情報を出力部に出力させる警告出力制御部をさらに備える、請求項8に記載の第1の電子メール通信装置。
JP2010205586A 2010-09-14 2010-09-14 電子メール通信装置 Active JP5625657B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205586A JP5625657B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 電子メール通信装置
US13/069,916 US8601074B2 (en) 2010-09-14 2011-03-23 Electronic mail communication apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205586A JP5625657B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 電子メール通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012063840A true JP2012063840A (ja) 2012-03-29
JP5625657B2 JP5625657B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=45807742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010205586A Active JP5625657B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 電子メール通信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8601074B2 (ja)
JP (1) JP5625657B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015118613A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 キヤノン株式会社 実行指示装置、実行指示方法、およびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002334043A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Murata Mach Ltd 通信装置
JP2004247841A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Murata Mach Ltd 画像通信装置
JP2009303007A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Kyocera Mita Corp インターネットファクシミリ装置及び画像形成装置
JP2010009263A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Murata Mach Ltd 通信装置
JP2010009620A (ja) * 2009-10-06 2010-01-14 Canon Inc 受信装置及びその制御方法、プログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2985862B2 (ja) 1998-01-07 1999-12-06 ブラザー工業株式会社 インターネット対応ファクシミリ装置
US6700674B1 (en) 1997-11-27 2004-03-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus and storage medium
US20040059789A1 (en) * 1999-10-29 2004-03-25 Annie Shum System and method for tracking messages in an electronic messaging system
US7206806B2 (en) * 2001-05-30 2007-04-17 Pineau Richard A Method and system for remote utilizing a mobile device to share data objects
US20030182383A1 (en) * 2002-02-12 2003-09-25 Xiaopeng He Enterprise electronic mail filtering and notification system
JP3698121B2 (ja) 2002-06-21 2005-09-21 村田機械株式会社 電子メールサーバ装置
JP2005050221A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Nec Corp 電話および電子メールの送受信におけるサーチ検索システム
JPWO2007077603A1 (ja) * 2005-12-28 2009-06-04 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
EP1921814A1 (en) 2006-11-08 2008-05-14 Murata Machinery, Ltd. Communication device for sending emails
JP2008140355A (ja) 2006-11-08 2008-06-19 Murata Mach Ltd 通信装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002334043A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Murata Mach Ltd 通信装置
JP2004247841A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Murata Mach Ltd 画像通信装置
JP2009303007A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Kyocera Mita Corp インターネットファクシミリ装置及び画像形成装置
JP2010009263A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Murata Mach Ltd 通信装置
JP2010009620A (ja) * 2009-10-06 2010-01-14 Canon Inc 受信装置及びその制御方法、プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015118613A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 キヤノン株式会社 実行指示装置、実行指示方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US8601074B2 (en) 2013-12-03
US20120066317A1 (en) 2012-03-15
JP5625657B2 (ja) 2014-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5598111B2 (ja) 通信装置及びコンピュータプログラム
JP6083297B2 (ja) スキャナ及び通信システム
JP5120405B2 (ja) 電子メール通信装置及びコンピュータプログラム
CN102572188B (zh) 通信装置
JP5625657B2 (ja) 電子メール通信装置
JP2008140355A (ja) 通信装置
JP3664581B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置の制御方法
JP5821287B2 (ja) 通信装置
JP2008204052A (ja) ネットワーク通信システム
JP5500045B2 (ja) 通信装置
US20220174126A1 (en) Data transmitting apparatus, control method thereof, and storage medium
JP2019121190A (ja) 画像処理装置、制御方法、制御プログラム及び電子機器
JP4262589B2 (ja) ファクシミリ装置、通信システム、送信方法及び送信プログラム
JP2013207478A (ja) 通信装置及びファクシミリシステム
JP5024306B2 (ja) 電話装置、及びコンピュータプログラム
JP2005184164A (ja) ネットワークファクシミリ装置
JPH11239170A (ja) 分散型メールシステム並びにメール到着確認用プログラムを記録した記録媒体
JP3480419B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2005209075A (ja) 通信端末装置
JP3709878B2 (ja) 通信装置
JP2009253339A (ja) データ送信装置およびデータ転送装置
JP2006352734A (ja) 通信システム及びファクシミリシステム
JP2009049865A (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP2009182749A (ja) 電子メール配信装置、電子メール配信方法および電子メール配信プログラム
JP2006060348A (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5625657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150