JP2012062541A - 磁性材料の製造方法 - Google Patents

磁性材料の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012062541A
JP2012062541A JP2010208717A JP2010208717A JP2012062541A JP 2012062541 A JP2012062541 A JP 2012062541A JP 2010208717 A JP2010208717 A JP 2010208717A JP 2010208717 A JP2010208717 A JP 2010208717A JP 2012062541 A JP2012062541 A JP 2012062541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic material
magnetic
powder
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010208717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5715362B2 (ja
Inventor
Kosaku Okamura
興作 岡村
Kazuhiko Madokoro
和彦 間所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2010208717A priority Critical patent/JP5715362B2/ja
Priority to DE112011102958T priority patent/DE112011102958T5/de
Priority to CN201180042824XA priority patent/CN103081035A/zh
Priority to US13/820,903 priority patent/US20130280119A1/en
Priority to PCT/JP2011/069494 priority patent/WO2012032961A1/ja
Publication of JP2012062541A publication Critical patent/JP2012062541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5715362B2 publication Critical patent/JP5715362B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

【課題】優れた磁気特性を備える磁性材料を、簡易な操作で確実に製造することができる磁性材料の製造方法を提供する。
【解決手段】磁石粉末と、変形開始温度が600℃以下の金属ガラスとを混合し、混合粉末を得て、その混合粉末を金型に充填するとともに、磁場中で圧力成形し、成形体を得た後、成形体を、同一の金型内において、放電プラズマ焼結することにより、金属ガラスの前記変形開始温度以上の温度に加熱し、これにより、磁性材料を製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は、磁性材料の製造方法に関する。
従来より、高い磁気特性を有する磁石として、希土類元素−遷移金属−B系の組成を有する焼結磁石(希土類永久磁石)が知られている。
このような希土類永久磁石は、例えば、磁石粉末を磁場プレスし、配向させることにより磁気特性を向上させ、その後、焼結することにより、製造することができる。
より具体的には、例えば、Nd12.5FebalCo17.56.6Ga0.2Zr0.1Si0.1の組成を有する異方性磁石粉末にパラフィン系炭化水素を混練し、さらに、その磁石粉末とCaF(高電気抵抗化の絶縁物)とを混合して、磁場中成形を行った後、得られた成形体を脱バインダー処理し、放電プラズマ焼結用グラファイト型に挿入して放電プラズマ焼結することにより、高電気抵抗希土類永久磁石を製造する方法が、提案されている(例えば、特許文献1(実施例1)参照。)。
特開平10−163055号公報
しかしながら、このような高電気抵抗希土類永久磁石の製造方法では、異方性磁石粉末および絶縁物の混合物を高温で焼結する必要があることから、磁石粉末を磁場中でプレス成形した後、放電プラズマ焼結するときに、成形体を、プレス成形用型から放電プラズマ焼結用グラファイト型に移し替える必要がある。
そのため、このような高電気抵抗希土類永久磁石の製造方法は、操作が煩雑であり、さらに、その移し替えにおいて、成形体に破損を生じる場合がある。
この点、型を移し替えることなく成形体を焼結することも検討されており、例えば、放電プラズマ焼結用グラファイト型を、磁場プレス工程に用いることが検討される。しかし、放電プラズマ焼結用グラファイト型の強度が十分ではないため、磁場プレス工程で用いると、型に破損を生じる場合がある。
また、型の破損を抑制するため、低い圧力の磁場プレスにより磁石を配向させることも検討されるが、このような場合には、プレス圧力が十分ではないため、焼結時に磁石の配向が崩れる場合がある。
一方、例えば、磁場プレス装置に焼結機を備え、磁場プレス装置内において、同一の型で磁気プレスおよび焼結する方法も検討されるが、このような場合には、熱の影響により、磁石を適正に配向させることができず、さらには、装置が大型化するという不具合がある。
本発明の目的は、優れた磁気特性を備える磁性材料を、簡易な操作で確実に製造することができる磁性材料の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の磁性材料の製造方法は、磁石粉末と、変形開始温度が600℃以下の金属ガラスとを混合し、混合粉末を得る工程、前記混合粉末を金型に充填するとともに、磁場中で圧力成形し、成形体を得る工程、および、前記成形体を、同一の前記金型内において、放電プラズマ焼結することにより、前記金属ガラスの前記変形開始温度以上の温度に加熱する工程を備えることを特徴としている。
本発明の磁性材料の製造方法によれば、金属ガラスのガラス転移温度が600℃以下であるため、放電プラズマ焼結における焼結温度を低くすることができる。そのため、磁石粉末および金属ガラスを金型内で、磁場中において圧力成形した後、成形体を耐熱性の高い金型に移し替えることなく同型内で放電プラズマ焼結することができる。
その結果、本発明の磁性材料の製造方法によれば、優れた磁気特性を備える磁性材料を、簡易な操作で確実に製造することができる。
本発明の磁性材料の製造方法では、まず、磁石粉末と金属ガラスとを混合し、混合粉末を得る。
磁石粉末としては、例えば、窒素系磁石粉末(以下、窒素系磁石と称する)、ナノコンポジット磁石粉末(以下、ナノコンポジット磁石と称する)などが挙げられる。
本発明において、窒素系磁石としては、特に制限されないが、例えば、希土類−遷移金属−窒素系磁石などが挙げられる。
希土類−遷移金属−窒素系磁石としては、例えば、Sm−Fe−N系磁石、Sm−Fe−Mn−N系磁石などが挙げられ、好ましくは、Sm−Fe−N系磁石が挙げられる。
Sm−Fe−N系磁石は、Sm−Fe−N系の組成を有する磁石(以下、SmFeNと称する場合がある。)の粉末であって、例えば、公知の方法により得られたSmFeNを粉砕することにより、製造することができる。
より具体的には、例えば、まず、サマリウム酸化物および鉄粉から、還元拡散法によってSmFe合金の粉末を製造し、次いで、得られたSmFe合金の粉末を、例えば、Nガス、NHガス、NおよびH混合ガスなどの雰囲気中において、例えば、600℃以下の温度で加熱することにより、SmFeNを製造する。
その後、得られたSmFeNを、例えば、ジェットミル、ボールミルなどの公知の粉砕装置で微粉砕する。これにより、Sm−Fe−N系磁石を得ることができる。
また、Sm−Fe−N系磁石は、SmFeNを粉砕することなく製造することもできる。この方法では、例えば、まず、SmおよびFeを酸に溶解し、SmイオンおよびFeイオンを得た後、その溶解液に、例えば、SmイオンおよびFeイオンと反応して不溶性の塩を形成する陰イオン(例えば、水酸化物イオン、炭酸イオンなど)などを添加し、塩の沈殿物を得る。
その後、得られた沈殿物を焼成し、金属酸化物を製造した後、その金属酸化物を還元処理する。これにより、Sm−Fe−N系磁石を得ることができる。
なお、Sm−Fe−N系磁石は、上記の方法に限定されず、他の公知の方法により製造することができる。
このようなSm−Fe−N系磁石として、より具体的には、SmFe17(キュリー点:474℃)などが挙げられる。
これら窒素系磁石は、単独使用または2種類以上併用することができる。
なお、窒素系磁石の分解温度は、例えば、600℃以上である。さらには、このような窒化物磁石は、加熱により、例えば、500℃から徐々に分解し、SmN、Feなどを生じる。
また、窒素系磁石(粉末)の体積平均粒子径は、例えば、1〜20μm、好ましくは、2〜4μmである。
窒素系磁石(粉末)の体積平均粒子径が上記範囲であれば、保磁力が良好となる。
また、このような窒素系磁石(粉末)としては、一般に市販されているものを用いることができ、例えば、Z16(Sm−Fe−N系磁石(SmFe17)、分解温度600℃、体積平均粒子径3μm、日亜化学工業社製)などを用いることができる。
本発明において、ナノコンポジット磁石としては、特に制限されないが、例えば、Sm−Fe−N系ナノコンポジット磁石などが挙げられる。
Sm−Fe−N系ナノコンポジット磁石は、例えば、Fe/Sm−Fe−N系の組織を有するナノコンポジット磁石の粉末であって、特に制限されないが、例えば、Sm−Fe−N系磁石に電流および圧力をかけることにより製造することができる。
より具体的には、この方法では、例えば、放電プラズマ焼結機などを用いて、公知の方法により得られたSm−Fe−N系磁石を所定圧力で加圧するとともに、所定時間パルス通電する。これにより、Sm−Fe−N系磁石を部分的に分解することができ、高磁性相としてのSm−Fe−N単結晶相中に、軟磁性相としてのFe結晶相を形成することができる。これによりSm−Fe−N系ナノコンポジット磁石を製造することができる。また、Sm−Fe−N系ナノコンポジット磁石は、必要により、さらに粉砕して用いることもできる。
なお、Sm−Fe−N系ナノコンポジット磁石は、上記の方法に限定されず、他の公知の方法により製造することができる。
このようなSm−Fe−N系ナノコンポジット磁石として、より具体的には、FeとSmFe17(キュリー点:474℃)とのナノコンポジット磁石などが挙げられる。
これらナノコンポジット磁石は、単独使用または2種類以上併用することができる。
一般に、磁性材料の製造においてナノコンポジット磁石を焼成すると、その結晶が粗大化して、保磁力が低下する。
ナノコンポジット磁石の結晶が粗大化する温度は、例えば、600℃以上である。
また、ナノコンポジット磁石(粉末)の体積平均粒子径は、例えば、1〜20μm、好ましくは、2〜4μmである。
ナノコンポジット磁石(粉末)の体積平均粒子径が上記範囲であれば、残留磁束密度が良好となる。
また、磁石粉末としては、さらに、上記磁石(窒素系磁石、上記ナノコンポジット磁石)の他の異方性磁石粉末も挙げられ、そのような磁石粉末として、より具体的には、例えば、HDDR(Hydrogenation Decomposition Desorption Recombination)処理されたNd−Fe−B系磁石粉末などが挙げられる。
これら磁石粉末は、単独使用または2種類以上併用することができる。
本発明において、金属ガラスは、結晶化温度(Tx)未満の温度で変形開始(軟化)するアモルファス合金であって、優れた磁気特性を備えている。このような金属ガラスは、加熱することにより、変形開始(軟化)し、その後、結晶化する。
本発明において、金属ガラスは、例えば、希土類元素、Fe(鉄)、Co(コバルト)およびB(ホウ素)を含有する。
本発明の金属ガラスにおいて、希土類元素は、磁性材料に、結晶磁気異方性を生じさせ、その磁気特性(例えば、保磁力など)を向上させるために含有される。
希土類元素としては、例えば、Sc(スカンジウム)、Y(イットリウム)、La(ランタン)、Ce(セリウム)、Pr(プラセオジム)、Nd(ネオジム)、Pm(プロメチウム)、Sm(サマリウム)、Eu(ユーロピウム)などの軽希土類元素、例えば、Gd(ガドリニウム)、Tb(テルビウム)、Dy(ジスプロシウム)、Ho(ホルミウム)、Er(エルビウム)、Tm(ツリウム)、Yb(イッテルビウム)、Lu(ルテチウム)などの重希土類元素などが挙げられる。
これら希土類元素は、単独使用または2種類以上併用することができる。
希土類元素として、好ましくは、軽希土類元素、より好ましくは、Nd(ネオジム)が挙げられる。
希土類元素としてNd(ネオジム)を用いれば、磁性材料の保磁力、残留磁化を向上することができる。
金属ガラスにおいて、希土類元素の原子割合は、例えば、25〜55原子%、好ましくは、25〜50原子%、より好ましくは、30〜50原子%の範囲である。
希土類元素の原子割合が上記下限未満である場合には、後述する熱処理のエネルギーコストが増加し、また、作業性および生産性が低下するという不具合がある。
また、希土類元素の原子割合が上記上限を超過する場合には、磁性材料の残留磁化が低下するという不具合がある。
これに対し、希土類元素の原子割合が上記範囲であれば、磁性材料の残留磁化を向上することができ、さらには、高温で熱処理することなく、すなわち、低コスト、かつ、作業性および生産性よく磁性材料を製造することができる。
また、希土類元素の原子割合として、好ましくは、Fe(鉄)およびCo(コバルト)のそれぞれの原子割合より多く、Fe(鉄)およびCo(コバルト)の原子割合の総量より少ないことが挙げられる。
本発明の金属ガラスにおいて、Fe(鉄)は、磁性に寄与する元素であって、磁性材料の磁気特性(例えば、残留磁束密度など)を向上させるために含有される。
金属ガラスにおいて、Fe(鉄)の原子割合は、例えば、10〜65原子%、好ましくは、15〜60原子%、より好ましくは、20〜55原子%の範囲である。
Fe(鉄)の原子割合が上記下限未満である場合には、後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度が低下する場合がある。
また、Fe(鉄)の原子割合が上記上限を超過する場合には、後述する熱処理後の磁性材料の保磁力が低下する場合がある。
本発明の金属ガラスにおいて、Co(コバルト)は、金属ガラスを、軟化状態(ガラス状態)において安定化させ、その成形性を向上するために含有される。
金属ガラスにおいて、Co(コバルト)の原子割合は、例えば、10〜50原子%、好ましくは、15〜45原子%、より好ましくは、15〜40原子%の範囲である。
Co(コバルト)の原子割合が上記下限未満である場合には、成形性および加工性が低下する場合がある。
また、Co(コバルト)の原子割合が上記上限を超過する場合には、磁性材料の残留磁束密度が低下する場合がある。
また、Co(コバルト)の原子割合として、好ましくは、上記したFe(鉄)の原子割合と同一または少ない、より好ましくは、同一の原子割合であることが挙げられる。
本発明の金属ガラスにおいて、B(ホウ素)は、金属ガラスに非晶質相を形成し、アモルファス合金とするために含有される。
金属ガラスにおいて、B(ホウ素)の原子割合は、例えば、5〜35原子%、好ましくは、10〜30原子%、より好ましくは、10〜25原子%の範囲である。
B(ホウ素)の原子割合が上記下限未満である場合には、後述する急冷時において、結晶相が生成する場合があり、成形性および加工性が低下する場合がある。
また、B(ホウ素)の原子割合が上記上限を超過する場合には後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度が低下する場合がある。
また、B(ホウ素)の原子割合は、好ましくは、上記希土類元素、Fe(鉄)およびCo(コバルト)のいずれの原子割合よりも低いことが挙げられる。
このような場合には、後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度および保磁力を良好とすることができる。
また、本発明の金属ガラスは、さらに、その他の元素、例えば、Ti(チタン)、Zr(ジルコニウム)、Hf(ハフニウム)、V(バナジウム)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)、Cr(クロム)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Mn(マンガン)、Ni(ニッケル)、Cu(銅)、Ru(ルテニウム)、Rh(ロジウム)、Pd(パラジウム)Ag(銀)、Os(オスミウム)、Ir(イリジウム)、Pt(白金)、Au(金)などの遷移元素、例えば、C(炭素)、P(リン)、Al(アルミニウム)、Si(ケイ素)、Ca(カルシウム)、Ga(ガリウム)、Ge(ゲルマニウム)、Sn(スズ)、Pb(鉛)などの典型元素など、種々の元素を含むことができる。
これらその他の元素は、単独使用または2種類以上併用することができる。
その他の元素として、好ましくは、典型元素、より好ましくは、Al(アルミニウム)が挙げられる。
金属ガラスがAl(アルミニウム)を含有すれば、後述する金属ガラスの変形開始温度(軟化開始温度、ガラス遷移温度(Tg))を低く抑えることができるため、成形性をより向上することができる。
金属ガラスがAl(アルミニウム)を含有する場合において、Al(アルミニウム)の原子割合は、例えば、15原子%以下であり、好ましくは、5原子%以下である。
Al(アルミニウム)の原子割合が5原子%以上である場合には、磁性材料の製造におけるコストを増加させる場合や、作業性および生産性を低下させる場合がある。
そして、このような金属ガラスにおいて、希土類元素、Fe(鉄)およびCo(コバルト)の原子割合の総量は、例えば、65〜95原子%、好ましくは、70〜90原子%、より好ましくは、75〜85原子%である。
希土類元素、Fe(鉄)およびCo(コバルト)の原子割合の総量が上記範囲であれば、金属ガラスの成形性および加工性を向上することができ、さらには、後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度および保磁力を良好とすることができる。
また、金属ガラスにおいて、希土類元素、Fe(鉄)およびCo(コバルト)を除く元素(必須成分としてB(ホウ素)を含み、任意成分としてその他の元素(例えば、Al(アルミニウム)などを含む。)の原子割合の総量は、例えば、5原子%以上、好ましくは、10〜30原子%、より好ましくは、15〜25原子%、とりわけ好ましくは、15〜20原子%の範囲である。
希土類元素、Fe(鉄)およびCo(コバルト)を除く元素の原子割合の総量が上記範囲であれば、金属ガラスの成形性および加工性を向上することができ、さらには、後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度および保磁力を良好とすることができる。
このような金属として、とりわけ好ましくは、下記式(1)で示される金属ガラスが挙げられる。
83−xFex/2Cox/2Al17−y (1)
(式中、Rは、希土類元素を示す。また、0<x<83であり、また、0<y≦17である。)
上記式(1)において、Rは、上記した希土類元素を示す(以下同様。)。
また、xの範囲は、0<x<83、好ましくは、28<x<58、より好ましくは、33<x<53である。
xの値が上記範囲であれば、金属ガラスの成形性および加工性を向上することができ、さらには、後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度および保磁力を良好とすることができる。
また、yの範囲は、0<y≦17、好ましくは、12<y<17、より好ましくは、13.5<y<17である。
yの値が上記範囲であれば、金属ガラスの成形性および加工性を向上することができ、さらには、後述する熱処理後の磁性材料の残留磁束密度および保磁力を良好とすることができる。
そして、このような金属ガラスは、特に制限されず、公知の方法により製造することができる。
より具体的には、例えば、まず、原料成分として、上記各元素の単体の粉末、塊状物など(必要により、一部合金化していてもよい)を用意し、それらを、上記原子割合となるように混合する。
次いで、得られた原料成分の混合物を、例えば、不活性ガス(例えば、窒素ガス、アルゴンガスなど)雰囲気において溶解させる。
原料成分の溶解方法としては、上記各元素を溶解できる方法であれば特に制限されないが、例えば、アーク溶解などが挙げられる。
次いで、例えば、放冷し、上記各元素を上記原子割合で含有する塊状合金(鋳塊、インゴット)を得る。その後、得られた塊状合金を公知の方法により粉砕し、合金粒状物(粒子径:0.5〜20mm)を得る。
その後、この方法では、得られた合金粒状物を溶解させ、合金溶湯を得る。
合金粒状物の溶解方法としては、上記合金粒状物を溶解できる方法であれば特に制限されないが、例えば、高周波誘導加熱などが挙げられる。
次いで、この方法では、得られた合金溶湯を、公知の方法、例えば、単ロール法、ガスアトマイズ法などにより急冷し、金属ガラスを得る。
単ロール法では、例えば、回転する冷却ロールの外周表面上に合金溶湯を流下し、その合金溶湯と冷却ロールとを所定時間接触させることにより、合金溶湯を急冷する。
合金溶湯の急冷速度(冷却速度)は、例えば、10−2〜10℃/sである。
また、合金溶湯の急冷速度(冷却速度)は、例えば、冷却ロールの周速度を調節することなどにより制御される。このような場合において、冷却ロールの周速度は、例えば、1〜60m/s、好ましくは、20〜50m/s、より好ましくは、30〜40m/sである。
このように合金溶湯を急冷することにより、冷却ロールの外周表面上において、例えば、帯状(薄膜状、厚膜状を含む)の金属ガラスを得ることができる。
得られる金属ガラスの厚みは、例えば、1〜500μm、好ましくは、5〜300μm、より好ましくは、10〜100μmである。
また、ガスアトマイズ法では、上記の合金溶湯に、例えば、高圧の噴射ガス(例えば、ヘリウムガス、アルゴンガス、窒素ガスなど)を噴き付け、合金溶湯を急冷するとともに微粉化する。
このように合金溶湯を急冷することにより、粉末状の金属ガラスを得ることができる。
得られる金属ガラスの体積平均粒子径は、例えば、1〜200μm、好ましくは、5〜50μmである。
なお、合金溶湯の急冷方法としては、上記の単ロール法、ガスアトマイズ法に限定されず、公知の方法を採用することができる。好ましくは、単ロール法が採用される。
そして、このようにして得られる金属ガラスの変形開始温度(軟化開始温度、ガラス遷移温度(Tg))は、600℃以下、好ましくは、500℃以下、より好ましくは、450℃以下である。
金属ガラスの変形開始温度は、例えば、DSC(示差走査熱量測定)、または、放電プラズマ焼結機のプレス変位測定などにより、求めることができる。
なお、金属ガラスのガラス遷移温度(Tg)が既知である場合には、そのガラス遷移温度を、変形開始温度として採用することもできる。
また、金属ガラスの結晶化温度(Tx)(結晶化を開始する温度)は、上記変形開始温度よりも高く、例えば、600℃以下、好ましくは、550℃以下、より好ましくは、500℃以下である。
金属ガラスの結晶化温度(Tx)は、DSC(示差走査熱量測定)によって測定することができる。なお、結晶化温度(Tx)が複数確認される場合には、それら結晶化温度(Tx)のうち最も高い結晶化温度(Tx)を、金属ガラスの結晶化温度(Tx)とする。
これら金属ガラスは、単独使用または2種類以上併用することができる。
磁石粉末と金属ガラスとの配合割合は、磁石粉末と金属ガラスとの総量100質量部に対して、磁石粉末が、例えば、60〜99質量部、好ましくは、80〜95質量部であり、金属ガラスが、例えば、1〜40質量部、好ましくは、5〜20質量部である。
混合は、磁石粉末と金属ガラスとを十分に混合できれば、特に制限されず、例えば、ボールミルなどの公知の混合装置を用いることができる。
この方法では、好ましくは、磁石粉末と金属ガラスとを、不活性ガス(例えば、窒素ガス、アルゴンガスなど)雰囲気下において、混合する。
混合条件としては、特に制限されないが、ボールミル(容量0.3L)を使用する場合には、回転数が、例えば、100〜300rpm、好ましくは、150〜250rpmであって、混合時間が、例えば、5〜60分間、好ましくは、5〜45分間である。
次いで、この方法では、磁石粉末と金属ガラスとの混合粉末を金型に充填するとともに、磁場中で圧力成形(磁場プレス処理)し、成形体を得る。
金型としては、例えば、超硬合金製の金型などが挙げられる。
超硬合金は、周期律表(IUPAC Periodic Table of the Elements(version date 22 June 2007)に従う。)第4〜6族の金属原子の炭化物(例えば、WC(タングステンカーバイド)など)を、例えば、Fe(鉄)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)などの鉄系金属で焼結した複合材料である。
超硬合金として、磁場プレスにおける磁石粉末の配向の観点から、好ましくは、Ni結合合金が挙げられる。
Ni結合合金として、より具体的には、例えば、WC−Ni(タングステンカーバイト−ニッケル)系合金、WC−Ni−Cr(タングステンカーバイト−ニッケル−クロム)系合金などが挙げられる。
また、超硬合金としては、さらに、その他の超硬合金、より具体的には、例えば、WC−Fe(タングステンカーバイト−鉄)系合金などの鉄結合合金、例えば、WC−Co(タングステンカーバイト−コバルト)系合金、WC−TiC−Co(タングステンカーバイト−チタンカーバイト−コバルト)系合金、WC−TaC−Co(タングステンカーバイト−タンタルカーバイト−コバルト)系合金、WC−TiC−TaC−Co(タングステンカーバイト−チタンカーバイト−タンタルカーバイト−コバルト)系合金などのCo結合合金なども挙げられる。
磁場プレス処理における条件としては、例えば、印加磁場が、10kOe以上、好ましくは、20kOe以上であり、圧力条件が、例えば、30〜2000MPa、好ましくは、100〜1000MPaである。
混合粉末を磁場中で加圧すると、磁石粉末を所定方向に配向することができるため、得られる磁性材料の磁気特性を、より一層向上することができる。
次いで、この方法では、得られた成形体を、上記の金型、すなわち、磁場プレス処理で用いた同一の金型内において、放電プラズマ焼結する。
放電プラズマ焼結では、磁石粉末と金属ガラスとの混合物からなる成形体を、例えば、20〜1500MPa、好ましくは、200〜1000MPaの圧力条件下において、金属ガラスの変形開始温度より、例えば、0〜200℃、好ましくは、10〜150℃高い温度、具体的には、例えば、400〜600℃、好ましくは、410〜500℃に加熱(熱処理)する。
これにより、磁石粉末および金属ガラスを含む磁性材料を得ることができる。
加熱は、特に制限されないが、例えば、常温から一定の昇温速度で加熱することができ、そのような場合には、昇温速度は、例えば、10〜200℃/分、好ましくは、20〜100℃/分である。
また、磁性材料の製造においては、必要により、上記の加熱処理から継続して、磁石粉末と金属ガラスとの混合物を、高温条件下において所定時間保持することもできる。
そのような場合には、上記の加熱処理の後、例えば、400〜600℃、好ましくは、410〜500℃において、例えば、1〜120分間、好ましくは、10〜60分間保持する。
これにより、得られる磁性材料の磁気特性を、より一層向上することができる。
また、磁性材料の製造においては、加熱(熱処理)とともに、必要により、圧力成形することもでき、そのような場合には、成形圧力条件が、例えば、30〜2000MPa、好ましくは、100〜1000MPa、より好ましくは、200〜800MPaである。
さらに、磁性材料の製造においては、例えば、上記の圧力成形を磁場中で行うことができる。
このようにして得られる磁性材料では、磁石粉末が焼成されることにより生じる材料劣化、より具体的には、窒素系磁石の分解によるSmN、Feなどの生成や、ナノコンポジット磁石の結晶の粗大化などが抑制されるとともに、磁石粉末の隙間(空隙)に、磁気特性に優れる金属ガラスが充填されている。
そのため、このような磁性材料によれば、簡易な製造によって、高い磁気特性を確保することができる。
そして、このような磁性材料の製造方法によれば、金属ガラスのガラス転移温度が600℃以下であるため、放電プラズマ焼結における焼結温度を低くすることができる。そのため、磁石粉末および金属ガラスを金型内で、磁場中において圧力成形した後、成形体を耐熱性の高い金型に移し替えることなく同型内で放電プラズマ焼結することができる。
その結果、この磁性材料の製造方法によれば、優れた磁気特性を備える磁性材料を、簡易な操作で確実に製造することができる。
次に、本発明を実施例および比較例に基づいて説明するが、本発明は下記の実施例によって限定されるものではない。
製造例1(金属ガラスの製造)
Nd(ネオジム)、Fe(鉄)、Co(コバルト)およびB(ホウ素)の単体粉末または塊状物を、Nd33Fe25Co2517となる配合割合で処方し、アーク溶解炉により、4kPa(30Torr)、Ar(アルゴン)雰囲気下で溶解させ、上記組成比の合金(インゴット)を作製した。
次いで、得られたインゴットを粉砕し、合金粒状物(粒子径:0.5〜10mm)を得た。
その後、得られた合金粒状物を高周波誘導加熱にて溶解し、合金溶湯とした後、得られた合金溶湯を、Ar雰囲気下において、単ロール装置にて周速度40m/sの冷却ロールの外周表面上に流下し、急冷した。これにより、金属ガラスを得た。
その後、得られた金属ガラスをボールミル(伊藤製作所製 LP−1)により体積平均粒子径1.5μmに微粉砕した。
また、得られた金属ガラスの粉末を、真空(5×10−2Pa)下においてSPS(放電プラズマ焼結機、SPSシンテックス社製)で加熱および加圧し、温度に対するプレス変位を測定することにより、金属ガラスの変形開始(軟化)温度を測定した。変形開始(軟化)温度の測定条件を下記に示す。また、変形開始(軟化)温度は、351℃であった。
SPS型:超硬型(試料充填部サイズ:8×6mm)
試料充填量:1.5g
昇温速度:40℃/分
加圧力:800MPa
実施例1
製造例1において得られた金属ガラス(Nd33Fe25Co2517)の粉末と、Z16(磁石粉末、Sm−Fe−N系磁石(SmFe17)、分解温度600℃、体積平均粒子径3μm、日亜化学工業社製)とを、それらの総量に対して金属ガラスが10質量%となるように配合し、シクロヘキサン中において、アトライター(プライミクス製フィルミックス40−40型)によって、周速40m/sで5分間混合した。
次いで、窒素雰囲気中で乾燥させ、金属ガラスの粉末と磁石粉末との混合粉末を得た。
その後、混合粉末1.0gを採取して、非磁性金型(ホッカイエムアイシー製、スリーブとパンチ材質:非磁性超硬合金(WC−Ni系合金)、ダイ材質:HPM75、成形サイズ:8mm×6mm)に充填し、磁場プレス機(玉川製作所製TM−MPH8525−10T型)によって、磁界25kOe、プレス圧800MPaで磁場プレス処理した。
引続き、放電プラズマ焼結機(SPSシンテックス社製SPS−515S)によって、真空中で800MPaに加圧するとともに、昇温速度40℃/minで440℃まで加熱(昇温)し、30分保持した後、放冷した。これにより、非磁性金型に破損を生じることなく、磁性材料を得た。
評価
実施例1により得られた各磁性材料について、BHトレーサ(玉川製作所製TM−BH32−C1型)にて減磁曲線を測定し、それらの磁気特性を評価した。その結果、残留磁束密度(Br)は、0.9872T、B保磁力(bHc)は、430.4kA/m、I保磁力(iHc)は、508.0kA/m、最大エネルギー積(BHmax)は、143.7kJ/mであった。

Claims (1)

  1. 磁石粉末と、変形開始温度が600℃以下の金属ガラスとを混合し、混合粉末を得る工程、
    前記混合粉末を金型に充填するとともに、磁場中で圧力成形し、成形体を得る工程、および、
    前記成形体を、同一の前記金型内において、放電プラズマ焼結することにより、前記金属ガラスの前記変形開始温度以上の温度に加熱する工程
    を備えることを特徴とする、磁性材料の製造方法。


JP2010208717A 2010-09-06 2010-09-17 磁性材料の製造方法 Expired - Fee Related JP5715362B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010208717A JP5715362B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 磁性材料の製造方法
DE112011102958T DE112011102958T5 (de) 2010-09-06 2011-08-29 Magnetisches Material und Verfahren zu seiner Herstellung
CN201180042824XA CN103081035A (zh) 2010-09-06 2011-08-29 磁性材料及其制造方法
US13/820,903 US20130280119A1 (en) 2010-09-06 2011-08-29 Magnetic material and method for producing the same
PCT/JP2011/069494 WO2012032961A1 (ja) 2010-09-06 2011-08-29 磁性材料およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010208717A JP5715362B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 磁性材料の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012062541A true JP2012062541A (ja) 2012-03-29
JP5715362B2 JP5715362B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=46058552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010208717A Expired - Fee Related JP5715362B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-17 磁性材料の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5715362B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018056525A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ミネベアミツミ株式会社 希土類鉄系永久磁石の製造方法
EP3379550A4 (en) * 2015-11-19 2018-11-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method for producing rare earth magnet and rare earth magnet

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63254703A (ja) * 1987-04-11 1988-10-21 Tokin Corp 耐酸化性に優れた希土類永久磁石の製造方法
JPH07153612A (ja) * 1993-11-26 1995-06-16 Sumitomo Special Metals Co Ltd Fe−B−R系磁石材料の製造方法
JPH1171645A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Alps Electric Co Ltd 硬磁性合金焼結体とその製造方法
JP2003073712A (ja) * 2001-08-29 2003-03-12 Toyota Industries Corp 複合材料の製造方法
JP2004099932A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Mitsubishi Electric Corp 焼結磁石用希土類合金粉末の製造方法
JP2008045148A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Nippon Ceramic Co Ltd 磁石の製造方法と製造装置
JP2008294468A (ja) * 2008-08-04 2008-12-04 Inter Metallics Kk NdFeB系磁石の製造方法
JP2009016849A (ja) * 2008-07-28 2009-01-22 Inter Metallics Kk 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63254703A (ja) * 1987-04-11 1988-10-21 Tokin Corp 耐酸化性に優れた希土類永久磁石の製造方法
JPH07153612A (ja) * 1993-11-26 1995-06-16 Sumitomo Special Metals Co Ltd Fe−B−R系磁石材料の製造方法
JPH1171645A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Alps Electric Co Ltd 硬磁性合金焼結体とその製造方法
JP2003073712A (ja) * 2001-08-29 2003-03-12 Toyota Industries Corp 複合材料の製造方法
JP2004099932A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Mitsubishi Electric Corp 焼結磁石用希土類合金粉末の製造方法
JP2008045148A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Nippon Ceramic Co Ltd 磁石の製造方法と製造装置
JP2009016849A (ja) * 2008-07-28 2009-01-22 Inter Metallics Kk 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置
JP2008294468A (ja) * 2008-08-04 2008-12-04 Inter Metallics Kk NdFeB系磁石の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3379550A4 (en) * 2015-11-19 2018-11-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method for producing rare earth magnet and rare earth magnet
JP2018056525A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ミネベアミツミ株式会社 希土類鉄系永久磁石の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5715362B2 (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012032961A1 (ja) 磁性材料およびその製造方法
JP6366666B2 (ja) 重希土類元素を含まない焼結Nd−Fe−B磁性体の製造方法
JP6089535B2 (ja) R−t−b系焼結磁石
KR960008185B1 (ko) 희토류-철계 영구자석 및 이의 제조방법
JP6033768B2 (ja) 磁性材料の製造方法
JP4821128B2 (ja) R−Fe−B系希土類永久磁石
JP2012253247A (ja) 複合磁性材及びその製造方法
JP4730545B2 (ja) 希土類永久磁石材料の製造方法
JP2703281B2 (ja) 磁気異方性材料およびその製造方法
JP4900085B2 (ja) 希土類磁石の製造方法
JP5859753B2 (ja) 磁性材料の製造方法
JP5715362B2 (ja) 磁性材料の製造方法
JP5335590B2 (ja) 磁性材料
JP2013179196A (ja) 磁性材料
JP3367726B2 (ja) 永久磁石の製造方法
JPH09316565A (ja) 硬磁性合金圧密体およびその製造方法
JP2012092385A (ja) 金属圧粉体の製造方法
CN115699232A (zh) 用于制造各向异性稀土体材料磁体的方法和由此制造的各向异性稀土体材料磁体
JP2014127700A (ja) アモルファス金属および磁性材料
JP2011214148A (ja) アモルファス金属および磁性材料
JPH09263913A (ja) 硬磁性合金圧密体およびその製造方法
JPH023206A (ja) 希土類−鉄系永久磁石
KR102600123B1 (ko) 소결 자석의 제조 방법
KR102650623B1 (ko) 소결 자석의 제조 방법
JP4687493B2 (ja) 希土類焼結磁石及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5715362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees