JP2012049164A - 発光デバイスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 輝度を上げることが可能な発光デバイスの製造方法を提供することである。
【解決手段】 表面に格子状に形成された複数の分割予定ラインで区画される各領域にそれぞれ発光デバイス回路が形成された発光デバイスウエーハを個々の発光デバイスに分割する発光デバイスの製造方法であって、発光デバイスウエーハを該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、該分割ステップを実施した後、分割された発光デバイスウエーハの裏面を研削して発光デバイスの仕上がり厚みへと薄化する研削ステップと、該研削ステップを実施した後、分割された発光デバイスウエーハの裏面から該分割予定ラインに沿って切削ブレードで切削することにより、個々の発光デバイスの裏面外周エッジに面取り部を形成する切削ステップと、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、高輝度な発光デバイスの製造方法に関する。
レーザダイオード(LD)や発光ダイオード(LED)等の発光デバイスの製造プロセスでは、サファイアやSiC等からなる結晶成長用基板の上面に例えばエピタキシャル成長によって複数の発光デバイスを有する発光層が形成され発光デバイスウエーハが製造される。
発光デバイスは、格子状に形成された分割予定ラインで区画される各領域に形成され、発光デバイスウエーハを分割予定ラインに沿って分割して個片化することで、個々の発光デバイスが製造される。
従来、発光デバイスウエーハのようなウエーハを分割予定ラインに沿って分割する方法として、分割予定ラインに沿ってウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザビームを照射してレーザ加工溝を形成し、このレーザ加工溝に外力を与えることによりウエーハを割断する方法が知られている(例えば、特開平10−305420号公報参照)。
また、ウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザビームをウエーハの内部に集光点を合わせて照射して内部に分割予定ラインに沿った改質層を形成し、この改質層で強度が低下した分割予定ラインに外力を与えることによりウエーハを分割する方法も提案されている(例えば、特許第3408805号公報参照)。
特開平10−305420号公報 特許第3408805号公報
発光デバイスでは、発光層で発光する光線が結晶成長用基板中に放射され、その光線が結晶成長用基板から外部に出射される。ところが、サファイアやSiC等の結晶成長用基板の屈折率は大きく、これに起因して次のような問題があった。
即ち、発光層から結晶成長用基板中に出射された光線が結晶成長用基板の外部に透過するためには、結晶成長用基板と外部空間の境界面の法線に対して所定の角度(臨界角)より小さい入射角で光線が境界面に入射する必要がある。
入射角が小さいときは境界面で一部が屈折して外部空間へ出射されるとともに一部が入射側に反射される。入射角が大きくなると屈折角も大きくなり、屈折角が90度になると光は全て反射される。この屈折角が90度となるときの特定の入射角を全反射の臨界角という。
即ち、臨界角より大きい入射角で境界面に入射した光線は結晶成長用基板から出射されずに全反射され、結晶成長用基板内部に閉じ込められてしまう。従って、サファイアやSiC等の結晶成長用基板では、効率良く結晶成長用基板から光線が出射されず、輝度を上げることが難しいという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、輝度を向上することが可能な発光デバイスの製造方法を提供することである。
本発明によると、表面に格子状に形成された複数の分割予定ラインで区画される各領域にそれぞれ発光デバイス回路が形成された発光デバイスウエーハを個々の発光デバイスに分割する発光デバイスの製造方法であって、発光デバイスウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを発光デバイスウエーハの内部に集光点を合わせて該分割予定ラインに沿って照射して、発光デバイスの仕上がり厚みには至らない位置の発光デバイスウエーハの裏面側の内部に改質層を形成する改質層形成ステップと、該改質層が形成された発光デバイスウエーハに外力を付与して発光デバイスウエーハを該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、該分割ステップを実施した後、分割された発光デバイスウエーハの裏面を研削して発光デバイスの仕上がり厚みへと薄化するとともに該改質層を除去する研削ステップと、該研削ステップを実施した後、分割された発光デバイスウエーハの裏面から該分割予定ラインに沿って切削ブレードで発光デバイスウエーハを切削することにより、個々の発光デバイスの裏面外周エッジに面取り部を形成する切削ステップと、を具備したことを特徴とする発光デバイスの製造方法が提供される。
好ましくは、発光デバイスの製造方法は、前記改質層形成ステップを実施する前に、発光デバイスウエーハの表面に粘着シートを貼着するシート貼着ステップと、前記切削ステップを実施した後、該粘着シートから発光デバイスをピックアップするピックアップステップとを更に具備し、前記改質層形成ステップでは、発光デバイスウエーハの裏面側から発光デバイスウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを照射する。
本発明により製造された発光デバイスは、発光デバイスの裏面外周エッジに面取り部を有しているので、この面取り部において発光デバイス回路から出射された光線の入射角が小さいため、面取り部では全反射の臨界角以下となり光線が効率良く出射することができ、発光デバイスの輝度を向上することができる。
改質層形成ステップを示す斜視図である。 改質層形成ステップを示す断面図である。 分割ステップを示す断面図である。 研削ステップを示す斜視図である。 研削ステップ実施後のウエーハの断面図である。 切削ステップを示す一部断面側面図である。 ピックアップステップを示す断面図である。 本発明の製造方法により製造された光デバイスの側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。本発明の光デバイスウエーハの製造方法では、まず図1及び図2に示すように、光デバイスウエーハ11の内部に改質層20を形成する改質層形成ステップを実施する。
光デバイスウエーハ11は、例えばサファイア基板13上にGaNのエピタキシャル成長によりLD又はLED等の複数の発光デバイス回路22aが形成されて構成されている。発光デバイス回路22aは、光デバイスウエーハ11の表面に格子状に形成された分割予定ライン(ストリート)24で区画される各領域に形成されている。
改質層形成ステップを実施する前に、光デバイスウエーハ11の表面11aには粘着テープTが貼着され、粘着テープTの外周部は環状フレームFに装着される。これにより、光デバイスウエーハ11は、粘着テープTを介して環状フレームFに支持されたことになり、光デバイスウエーハ11のハンドリングが容易になる。
粘着テープTは外的刺激により接着力が低下するテープであり、本実施形態では加熱により接着力が低下するテープを使用した。粘着テープTとして、紫外線照射により接着力が低下するテープを使用するようにしてもよい。
図1を参照すると、光デバイスウエーハ11の内部に分割予定ライン24に沿って改質層を形成するレーザ加工装置の要部が示されている。レーザ加工装置は、光デバイスウエーハ11を保持するチャックテーブル10と、チャックテーブル10に保持された光デバイスウエーハ11にレーザビームを照射するレーザビーム照射ユニット12と、チャックテーブル10に保持された光デバイスウエーハ11を撮像するCCDカメラ等の撮像手段14を具備している。
チャックテーブル10は、粘着テープTを介して光デバイスウエーハ11を吸引保持するように構成されており、図示しない移動機構により図1において矢印Xで示す加工送り方向及び矢印Yで示す割り出し送り方向に移動される。
レーザビーム照射ユニット12は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング16を有している。ケーシング16内には、YAGレーザ発振器或いはYVO4レーザ発振器等のパルスレーザビーム発振器及び繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザビーム発振手段が配設されている。ケーシング16の先端部には、パルスレーザビーム発振手段から発振されたパルスレーザビームを集光するための集光器18が装着されている。
撮像手段14は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の他に、光デバイスウエーハ11に赤外線を照射する赤外線照射手段と、赤外線に対応した電気信号を出力する赤外線撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号は図示しない制御手段に送信される。
レーザ加工装置を用いて光デバイスウエーハ11内に改質層を形成するには、図1及び図2に示すように、レーザ加工装置のチャックテーブル10上に粘着テープTを下側にして光デバイスウエーハ11を載置する。
そして、図示しない吸引手段によってチャックテーブル10上に粘着テープTを介して光デバイスウエーハ11を吸引保持する。従って、チャックテーブル10上に吸引保持された光デバイスウエーハ11は裏面11bが上側となる。
光デバイスウエーハ11を吸引保持したチャックテーブル10は、図示しない移動機構によって撮像手段14の直下に位置づけられる。そして、撮像手段14によって光デバイスウエーハ11のレーザ加工すべき加工領域を検出するアライメントを実施する。
即ち、撮像手段14及び図示しない制御手段は、光デバイスウエーハ11の第1の方向に伸長する分割予定ライン24と、該分割予定ライン24に沿ってレーザビームを照射するレーザビーム照射ユニット12の集光器18との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザビーム照射位置のアライメントを遂行する。
次いで、光デバイスウエーハ11に形成されている第1の方向に対して直交する方向に伸長する分割予定ライン24に対しても、同様にレーザビーム照射位置のアライメントを遂行する。
この時、光デバイスウエーハ11の分割予定ライン24が形成されている表面11aは下側に位置しているが、撮像手段14が赤外線CCDを備えているので、裏面11b側から透かして分割予定ライン24を撮像することができる。
以上のようにしてアライメント工程を実施したならば、チャックテーブル10をレーザビームを照射するレーザビーム照射ユニット12の集光器18が位置するレーザビーム照射領域に移動し、第1の方向に伸長する分割予定ライン24の一端をレーザビーム照射ユニット12の集光器18の直下に位置づける。
そして、集光器18から光デバイスウエーハ11に対して透過性を有するパルスレーザビームを照射しつつ、チャックテーブル10を図1において矢印X方向に所定の送り速度で移動する。集光器18のレーザビーム照射位置が分割予定ライン24の他端に達したなら、パルスレーザビームの照射を停止するとともにチャックテーブル10の移動を停止する。
図2に示すように、パルスレーザビームの集光点Pを光デバイスウエーハ11の裏面11b付近に合わせることにより、光デバイスウエーハ11の裏面近傍の内部に改質層20が形成される。この改質層20は、溶融再硬化層として形成される。
改質層20は、密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲とは異なる状態になった領域をいう。図2に示したt1は発光デバイスの仕上がり厚みであり、改質層20は発光デバイスの仕上がり厚みt1に至らない光デバイスウエーハ11の裏面11b側に形成される。
この改質層形成ステップにおける加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザ
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :100kHz
パルス出力 :10μJ
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
この改質層形成ステップは、第1の方向に伸長する全ての分割予定ライン24に沿って実施した後、チャックテーブル10を90度回転してから、第1の方向と直角の第2の方向に伸長する全ての分割予定ライン24に沿って実施する。
本発明の発光デバイスの製造方法では、改質層形成ステップ実施後に、改質層20が形成された発光デバイスウエーハ11に外力を付与して発光デバイスウエーハ11を分割予定ライン24に沿って分割する分割ステップを実施する。
この分割ステップでは、例えば図3に示すように、円筒26の載置面上に環状フレームFを載置して、クランプ28で環状フレームFをクランプする。そして、バー形状の分割治具30を円筒26内に配設する。
分割治具30は上段保持面32aと下段保持面32bとを有しており、下段保持面32bに開口する真空吸引路34が形成されている。分割治具30の詳細構造は、特許第4361506号公報に開示されているので参照されたい。
分割治具30による分割ステップを実施するには、分割治具30の真空吸引路34を矢印36で示すように真空吸引しながら、分割治具30の上段保持面32a及び下段保持面32bを下側から粘着テープTに接触させて、分割治具30を矢印A方向に移動する。即ち、分割治具30を分割しようとする分割予定ライン24と直交する方向に移動する。
これにより、改質層20が分割治具30の上段保持面32aの内側エッジの真上に移動すると、改質層20を有する分割予定ライン24の部分に曲げ応力が集中して発生し、この曲げ応力で光デバイスウエーハ11が分割予定ライン24に沿って割断される。
第1の方向に伸長する全ての分割予定ライン24に沿っての分割が終了すると、分割治具30を90度回転して、或いは円筒26を90度回転して、第1の方向に伸長する分割予定ライン24に直交する第2の方向に伸長する分割予定ライン24を同様に分割する。これにより、光デバイスウエーハ11が表面に光デバイスウエーハ回路22aを有する小片23に分割される。図3で25は分割溝である。
分割ステップ実施後、発光デバイスウエーハ11の裏面11bを研削して光デバイスウエーハ11を発光デバイスの仕上がり厚みt1まで薄化する研削ステップを実施する。この研削ステップは、図4に示すような研削装置の研削ユニット40を用いて実施する。
研削ユニット40は、スピンドルハウジング42中に回転可能に収容されたスピンドル44を含んでいる。スピンドル44の先端にはホイールマウント46が固定されており、このホイールマウント46に環状基台50の下面に複数の研削砥石52が環状に固着されてなる研削ホイール48が着脱可能に装着されている。
研削装置のチャックテーブル38で光デバイスウエーハ11の表面11a側を粘着テープTを介して吸引保持し、各個片23に分割された光デバイスウエーハ11の裏面11b側を露出させる。
そして、チャックテーブル38を矢印A方向に例えば300rpmで回転しつつ、モータを駆動して研削ホイール48を矢印B方向に例えば700rpmで回転するとともに、研削ユニット送り機構を作動して研削ユニット40を下降させる。
接触式又は非接触式の厚み測定ゲージで光デバイスウエーハ11の厚みを測定しながら、図5に示すように、光デバイスウエーハ11を光デバイスの仕上がり厚みt1まで研削する。22は仕上がり厚みt1まで研削された光デバイスである。
研削ステップ実施後、個々の発光デバイス22の裏面外周エッジに面取り部を形成する切削ステップを実施する。好ましくは、切削ステップはよく知られた切削装置を用いて実施する。
切削装置の切削ユニット54は、図6に示すように、スピンドルハウジング56中に回転可能に収容されたスピンドル58の先端部に切削ブレード60が装着されて構成されている。
図示しない切削装置のチャックテーブルで光デバイスウエーハ11の表面11a側を粘着テープTを介して吸引保持し、光デバイスの仕上がり厚みt1に薄化された個々の発光デバイス22の裏面外周エッジを切削して、裏面外周エッジに面取り部27を形成する。この切削ステップは、光デバイスウエーハ11の全ての分割溝25に沿って実施する。
発光デバイス22の裏面外周エッジに面取り部27を形成したならば、光デバイスウエーハ11は次いでピックアップステップに供され、個々の発光デバイス22が粘着テープTからピックアップされる。
デバイスピックアップステップでは、図7に示すようなテープ拡張装置62により粘着テープTを半径方向に拡張し、ピックアップしようとするデバイス間の間隙を広げてから発光デバイス22をピックアップする。
図7(A)に示すように、テープ拡張装置62は固定円筒64と、固定円筒64の外側に配置された駆動手段により上下方向に移動される移動円筒66とから構成される。固定円筒64の内側には粘着テープTを加熱するヒータ70が配設されている。
図7(A)に示すように、個々の発光デバイス22の裏面外周エッジに面取り部が形成された発光デバイスウエーハ11を支持した環状フレームFを移動円筒66上に搭載し、クランプ68で固定する。このとき、固定円筒64の上面と移動円筒66の上面とは概略同一平面上に保持されている。
図7(A)で矢印A方向に移動円筒66を移動すると、移動円筒66は図7(B)に示すように固定円筒64に対して降下し、それに伴い粘着テープTは半径方向に拡張され、粘着テープTの拡張に伴いデバイス間の間隙も拡張される。
次いで、ヒータ70で粘着テープTを約100℃程度に加熱すると、粘着テープTの接着力は低下する。よって、ピックアップ装置72による個々の発光デバイス22のピックアップ作業を容易に且つ円滑に行うことができる。
粘着テープTとして、紫外線硬化型粘着テープを使用した場合には、ヒータ70の代わりに紫外線照射源を固定円筒64の内部に配置する。そして、紫外線照射により粘着テープTの接着力を十分低下させてから、発光デバイス22のピックアップ作業を実施する。
図8を参照すると、本発明の製造方法により製造された発光デバイス22の側面図が示されている。発光デバイス22の裏面外周エッジには面取り部27が形成されている。発光デバイス回路22aから出射された光線はサファイア基板13を透過して外部に出射される。
本実施形態の発光デバイス22では、発光デバイス22の裏面外周エッジに面取り部27が形成されているので、発光デバイス回路22aから出射された光線は発光デバイス22の裏面の4辺に形成された面取り部27から効率的に出射される。よって、発光デバイス22の輝度を向上することができる。
11 光デバイスウエーハ
11a 表面
11b 裏面
12 光ビーム照射ユニット
13 サファイア基板
14 撮像手段
18 集光器
20 改質層
25 分割溝
27 面取り部
30 分割治具
40 研削ユニット
48 研削ホイール
60 切削ブレード
62 テープ拡張装置
70 ヒータ
72 ピックアップ装置

Claims (2)

  1. 表面に格子状に形成された複数の分割予定ラインで区画される各領域にそれぞれ発光デバイス回路が形成された発光デバイスウエーハを個々の発光デバイスに分割する発光デバイスの製造方法であって、
    発光デバイスウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを発光デバイスウエーハの内部に集光点を合わせて該分割予定ラインに沿って照射して、発光デバイスの仕上がり厚みには至らない位置の発光デバイスウエーハの裏面側の内部に改質層を形成する改質層形成ステップと、
    該改質層が形成された発光デバイスウエーハに外力を付与して発光デバイスウエーハを該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、
    該分割ステップを実施した後、分割された発光デバイスウエーハの裏面を研削して発光デバイスの仕上がり厚みへと薄化するとともに該改質層を除去する研削ステップと、
    該研削ステップを実施した後、分割された発光デバイスウエーハの裏面から該分割予定ラインに沿って切削ブレードで発光デバイスウエーハを切削することにより、個々の発光デバイスの裏面外周エッジに面取り部を形成する切削ステップと、
    を具備したことを特徴とする発光デバイスの製造方法。
  2. 前記改質層形成ステップを実施する前に、発光デバイスウエーハの表面に粘着シートを貼着するシート貼着ステップと、
    前記切削ステップを実施した後、該粘着シートから発光デバイスをピックアップするピックアップステップとを更に具備し、
    前記改質層形成ステップでは、発光デバイスウエーハの裏面側から発光デバイスウエーハに対して透過性を有する波長のレーザビームを照射する請求項1記載の発光デバイスの製造方法。
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