JP2012049000A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤外線センサによる温度検知で温度調節を行う場合に、設定調整機能で制御温度を調整し、設定温度と調理物温度の差を減少すること。
【解決手段】赤外線センサ6で調理容器1の温度を検知して温度調節する場合、調理容器1の材質や板厚といった構成の影響を受けて、温度調節の設定温度と調理容器1内部の調理物との温度に差が発生した場合には、設定調整機能4eで制御温度を調整して設定温度と調理物との温度差を減少することを可能とし、調理の失敗を減らすことを可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器を誘導加熱する誘導加熱調理器に関する。特に、本発明は、赤外線による放射温度検出手段(または赤外線センサ)を用いて、プレートを介して調理容器の底面温度を検知し、加熱量を制御する機能を有する誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の放射温度検出手段(以下、赤外線センサと記載する)を備えた誘導加熱調理器は、トッププレートを介して調理容器の底面に向けて光を放射して、発光手段の光が調理容器の底面に反射した光を検出する受光手段の出力により、調理容器の反射率を検出している。
この反射率から放射率を演算し、赤外線センサの出力を補正することで、調理容器の放射温度を補正している(例えば、特許文献1参照).
図5は,特許文献1に記載された従来の赤外線センサを備えた誘導加熱調理器の構成を示すものである。
図5に示すように従来の誘導加熱調理器は、調理容器1を載置するトッププレート2と、調理容器1を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイル3と、加熱コイル3へ高周波電流を供給するインバータ4aを備えた制御手段4と、トッププレート2に備えてある赤外線透過部5を介して調理容器1の温度を検出する赤外線センサ6と、前記赤外線透過部5を介して調理容器1の底面へ光を放射する発光手段7と、前記発光手段7の光が調理容器1の底面に反射した光を検出する受光手段8と、前記受光手段8の出力により調理容器1の反射率を計測し放射率を演算する放射率演算手段9を備えている。
以上の構成において、前記赤外線センサ6は、測定物である調理容器1の底面から放射される赤外線を検出して調理容器1の温度を測定している。制御手段4は、前記赤外線センサ6の温度情報に従って、インバータ4aが加熱コイル3へ供給する高周波電流の大きさを調整している。
しかしながら、調理容器1の放射率が異なると、同一温度でも放射される赤外線量が異なるため、赤外線センサ6の検知温度と調理容器1の温度とで差が発生する。
従来の構成では、放射率の差による温度差を少なくするために、発光手段7の光が調理容器1に反射した光を検出する受光手段8と、前記受光手段8の出力から反射率を計測し、前記反射率から放射率を放射率演算手段9によって演算して求め、放射率が低い場合には赤外線センサの出力を増幅して検知温度が高めになる様に補正していた。
特開2002−75624号公報
しかしながら、前記従来の構成では、調理容器1の底表面の放射率を補正した温度調節は可能であるが、材質・形状によって底表面の温度と調理物の温度に差が発生した場合には、補正を施す手段が無く、結果、調理容器1内部の調理物の温度と設定温度とで温度差が発生し、設定温度と異なる調理容器1の温度に制御された状態で調理を行うため、使い
勝手が悪く調理性能が劣化するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、設定温度と調理物との温度差が発生する調理容器を用いる場合は、入力手段によって設定調整機能を起動して、前記設定温度毎に定められた第1の制御温度を第2の制御温度へ変更する事を可能として、前記設定温度と調理容器1内部の調理物との温度差を減じる事ができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルの高周波電流を制御して前記調理容器の加熱量を制御する制御手段と、前記トッププレートを介して調理容器の底面から放射された赤外線を検知して前記制御手段に温度情報を出力する赤外線センサと、前記赤外線センサの検知温度が第1の制御温度となるように火力を調節して前記調理容器の温度が設定温度となる制御を行う温度調節機能と、前記温度調節機能の温度設定値を表示する表示手段と、使用者が操作する複数の操作部を備えて機器の状態や設定を変更する入力手段と、前記表示手段が表示する温度設定値は変更せずに温度調節機能の制御温度を第1の制御温度から第2の制御温度へ変更する設定調整機能と、を備え、調理容器の表面温度が所定の温度設定値毎に定められた第1の制御温度であるにもかかわらず、内部の調理物の温度が表示手段によって表示されている設定値よりも高くあるいは低くなる場合は、前記入力手段により設定調整機能を動作させて、表示手段の表示は第1の制御温度で調節される温度設定値のまま、調理容器の底面を第1の制御温度よりも低いあるいは高い第2の制御温度へと調整する事を可能としたものである。
これによって、異なる材質で構成された複数の調理容器を使用した場合に、調理容器の底面が同じ放射率であっても材質の差によって調理物の温度が異なる場合において、設定調整機能を動作させることにより制御目標となる設定温度の変更が可能となるため、各々の調理容器に対応した温度補正機能を設定する事により、何れの調理容器でも設定温度と調理物の温度とが略同等となるため、使い勝手が良く、調理性能を向上する事ができる。
つまり、赤外線センサによって、調理容器の底面温度を検出して加熱量の制御を行う場合、底面の放射率や温度が同じ調理容器を使用しても、調理容器の材質、調理容器の底面の厚さなどが異なる事によって、調理容器内部にある調理物の温度に差が生じる。
図6(a)は、調理容器の材質が異なった場合の調理物温度の変化を示すグラフであり、調理物を油として同じ第1の制御温度で温度調節した場合、横軸が放射率、縦軸が調理物の温度として調理容器の放射率が同レベルであっても材質が異なると調理物の温度が異なる状態を示し、(b)は調理容器の板厚が異なった場合の調理物温度の変化を示すグラフであり、横軸が板厚、縦軸を調理物の温度として、同じ材質、かつ同じ放射率であっても板厚が異なると調理物の温度が異なる状態を示している。
図6(a)に示すように同じ放射率であっても、ステンレス材質の調理容器を用いるとC点の油温、アルミと発熱体を貼り合わせたクラッド材質の調理容器を用いるとB点の油温、鉄材質の調理容器を用いるとA点の油温となり、鉄材質の調理容器を用いた場合に比べてステンレス材質では△T1(℃)、クラッド材質では△T2(℃)ほど油の温度が高くなる傾向にある。
また、図6(b)に示す様に同じステンレス材質の調理容器を用いた場合でも、板厚が1.0(mm)から0.5(mm)へと減少すると油温はE点からD点へと△T3(℃)
高くなり、板厚が1.0(mm)から2.0(mm)と増加すると油温はE点からF点へと△T4(℃)低下しており、板厚といった形状の差によっても調理物の温度が大きく変化してしまう。
よって、鍋の材質や形状に応じて温度調節機能の設定温度を第1の制御温度から第2の制御温度へ設定調整機能によって調整することにより、異なる調理容器を使用した場合でも調理物の温度は設定温度に保つことが可能となる。
本発明の誘導加熱調理器は、赤外線センサの出力によって調理容器の温度を検知して温度調節機能を行う調理器において、設定調整機能を備えることで、調理容器に応じて温度調節の設定値と、調理容器内部の調理物との温度差を補正する事を可能とし、使い勝手を良くして、調理性能を向上することができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の構成図 (a)本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の入力手段に備えたキー配置図および表示手段の全点灯表示の状態図(b)本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の揚げ物オンオフキーをオンした場合の表示手段の状態図(c)本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の加熱オンオフキーをオンした場合の表示手段の状態図 (a)〜(g)本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の設定調整機能を設定中、及び設定後の表示手段の状態図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の入力手段のキー配置図 従来の誘導加熱調理器の回路ブロック図 (a)調理容器の材質が異なった場合の調理物温度の変化を示すグラフ(b)調理容器の板厚が異なった場合の調理物温度の変化を示すグラフ
第1の発明は、調理物を加熱する誘導加熱可能な調理容器と、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルの高周波電流を制御して前記調理容器の加熱量を制御する制御手段と、前記トッププレートを介して調理容器の底面から放射された赤外線を検知して前記制御手段に温度情報を出力する赤外線センサと、前記赤外線センサの検知温度が第1の制御温度となるように火力を調節して前記調理容器の温度が設定温度とする制御を行う温度調節機能と、前記温度調節機能の温度設定値を表示する表示手段と、使用者が操作する複数の操作部を備えて機器の状態や設定を変更する入力手段と、前記表示手段が表示する温度設定値は変更せずに温度調節機能の制御温度を第1の制御温度から第2の制御温度へ変更する設定調整機能と、を備え、調理容器の表面温度が所定の温度設定値毎に定められた第1の制御温度であるにもかかわらず、内部の調理物の温度が表示手段によって表示されている設定値よりも高くあるいは低くなる場合は、前記入力手段により設定調整機能を動作させて、表示手段の表示は第1の制御温度で調節される温度設定値のまま、調理容器の底面を第1の制御温度よりも低いあるいは高い第2の制御温度へと調整する事を可能としたものである。
これによって、調理容器の材質や形状によって発生する調理物と調理容器との温度差を調整して、設定温度での使い易い調理環境を実現する事ができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の表示手段は設定調整機能の動作/非動作を表示する調整確認手段を備え、前記設定調整機能が働いている場合には前記調整確認手段による報知を行うとすることにより、制御温度を調整しているか機能の動作/非動作を表示し使用
者へ報知する事が可能となり、調理容器によって調整機能の要否を判断して動作/非動作を使い分ける事が出来るため、設定温度での使い勝手の良い調理を可能とする。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の表示手段は設定調整機能によって温度調節機能の制御温度が調整されて度合いを表示する調整レベル表示手段を備えたことにより、設定調整機能によって調整されている調整値の大きさ(以降、調整レベルと称す)を、表示手段を用いて表現する事が可能となり、調理容器の材質や形状によって適当な調整レベルを選択して使用する事を可能として、複数の調理容器毎に調整値を設定した使い勝手の良い調理を実現することができる。
第4の発明は、特に、第1から3のいずれか1つの発明の設定調整機能を動作させる入力手段は、温度調節機能を動作させる操作部と同じ操作部を使用し、通常の操作とは異なる操作によって、前記設定調整機能の設定を可能とするもので、これによって、普段は使用しない操作部を削減する事が可能となり、煩雑さを抑制した使い勝手の良い操作を可能とすることができる。
第5の発明は、特に、第1から4のいずれか1つの発明の設定調整機能の設定は、温度調節機能が動作する前に設定内容や設定解除を可能とする事により、調理容器毎に予め温度を調整して調理開始する事を可能として、調理容器の材質や形状によって発生する調理物と調理容器との温度差を減じ、設定温度での使い易い調理環境を実現する事ができる。
第6の発明は、特に、第1から5のいずれか1つの発明の温度調節機能は前記調理容器が第1の制御温度、或いは第2の制御温度に達したことを報知する報知手段を備え、前記報知手段が報知した後で設定調整機能の設定を入力手段によって変更可能とするものである。これによって、調理開始前に設定した温度に達すると報知し、前記報知手段によって報知した後で設定調整機能の設定内容の変更を可能とする事により、調理容器の汚れなど経時変化に伴い調理物の温度が変化した場合においても更なる調整が可能となり、柔軟に設定温度への調整を可能とすることで使い勝手の良い調理を可能とすることができる。
第7の発明は、特に、第1から6のいずれか1つの発明の温度調節機能は複数の温度設定値を有し、温度設定値毎に設定調整機能を異なる設定とする事を可能としたものである。これによって、調理メニューに応じて設定温度と調理容器を変更した場合においても、調理容器の材質や形状の変化に合わせて調整した制御温度で調理が実行可能となるため、設定温度に準じた温度調節を行い使い勝手の良い調理を可能とする。
第8の発明は、特に、第1から7のいずれか1つの発明の設定調整機能は不揮発性メモリを備え、設定調整機能の設定内容は電源遮断時にも保持されるものである。
これによって調整した第2の制御温度をメモリに保存する事や、設定調整機能の設定内容や設定解除している状態をメモリに保存する事で、停電時などの電源遮断した後の復帰時にも連続して同じ調理を可能として、都度設定する煩雑さを軽減した使い勝手の良い操作を可能とする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の構成図を示す。図1において本実施形態の誘導加熱調理器は、調理容器1を載置するトッププレート2と、調理容器1を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイル3と、加熱コイル3へ高周波電流を
供給するインバータ4aを備えた制御手段4と、トッププレート2に備えてある赤外線透過部5を介して調理容器1の温度を検出する赤外線センサ6と、を備えている。
また、制御手段4は、加熱コイル3へ供給する高周波電流の供給量を使用者が操作して設定する入力手段4bと、使用者が前記入力手段4bを用いて設定した機器の状態を表示する表示手段4cと、赤外線センサ6からの温度情報をもとに調理容器1が第1の設定温度となる様に火力を調節する温度調節機能4dと、第1の設定温度では調理容器1内部にある調理物の温度と設定温度とで温度差が生じてしまう場合には、第1の設定温度とは異なる低い第2の設定温度へ変更することができる設定調整機能4eと、設定調整機能4eで設定された第2の設定温度を記憶する不揮発性メモリ4fとを備えている。
よって、入力手段4bは、調理容器1の底面温度を第1の設定温度となる様に火力を調節する温度調節機能4dの操作が可能であり、また、温度調節機能4dを動作させる場合において、第1の設定温度とは異なる第2の設定温度へ調節温度を変更する設定調整機能4eの操作も可能となっている。
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の入力手段に備えたキー配置図および表示手段の全点灯表示の状態図であり、入力手段4bに備えた操作キー、及び表示手段4cが全点等した場合の表示内容を示している。
入力手段4bは、所定の火力で加熱をオンオフする加熱オンオフキー11、調理容器1内部の調理物が所定の設定温度となる様に加熱量を制御する揚げ物オンオフキー12、火力や設定温度を下げるダウンキー13、火力や設定温度を上げるアップキー14、加熱をオンした後に所定時間が経過すると加熱をオフするタイマー機能の時間を設定するタイマー設定キー15およびタイマー機能の設定解除を可能とする取消キー16、揚げ物をオンした後に設定温度を第1の設定温度から第2の設定温度へと調整する設定調整機能の温度設定を開始する設定調整キー17および設定調整機能を設定した場合に調整レベルを確認する調整レベル確認キー18を備えている。
表示手段4cは、揚げ物オンオフキー12をオンした時に設定温度を点灯表示する3桁表示21と、設定温度に達するまでの準備状態である事を報知する予熱中表示22と、設定調整キー17を操作して揚げ物の設定温度を調整している状態、或いは調整して制御温度を変更した事を報知する調整機能表示23と、設定調整キー17を操作した場合に調整した温度レベルを表示する2桁表示24と、加熱オンオフキー11をオンした時に火力レベルを表示するレベル表示25と、タイマー機能が設定されている場合には3桁表示21に加熱がオフするまでの残り時間を表示している事を示す残り表示26を備えている。
また、前記ダウンキー13とアップキー14は、タイマー設定キー15をオンしてタイマー機能の時間を設定する場合には、ダウンキー13で時間の減少、アップキー14で時間を増加する事を可能とし、設定調整キー17を操作して揚げ物の設定温度を調整している状態では、ダウンキー13では設定温度を下げて、アップキー14では設定温度を上げる事を可能とし、予め複数の設定温度が記憶されている場合には設定温度を順次呼び出す操作を可能としている。
また、取消キー16はタイマー機能の設定解除だけでなく、設定調整キー17を操作して揚げ物の設定温度を調整している状態では、調整した制御温度の設定を解除して、制御温度を初期値へ戻す事を可能としている。
以上の様に構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、調理容器1の中に油などの調理物を入れてトッププレート2の上に載置して、入力手段4b内に配置されている揚げ物オンオフキー12を操作すると、調理容器1が予め設定された制御温度(以下、第1の制御温度と称す)となるように、トッププレート2に備えた赤外線透過部5を介して調理容器1の底面温度を赤外線センサ6にて検出し、火力の強弱やオンオフといった制御をインバータ4aから加熱コイル3への高周波電流の供給量を加減して行う。
図2(b)は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の揚げ物オンオフキーをオンした場合の表示手段の状態図であり、揚げ物オンオフキー12をオンした時の表示手段4cの表示状態を示している。
揚げ物オンオフキー12をオンすると揚げ物モードへ移行し、調理容器内部の調理物(油)が180(℃)となる様に赤外線センサ6で温度検知しながら制御手段4は火力を調節し、表示手段4cには、第1の制御温度である180を表示すると同時に、調理容器内部の調理物(油)の温度(以下、油温と称す)が第1の制御温度に達する前の加熱状態であることを示す予熱中表示22が点灯している。
赤外線センサ6の温度情報によって、油温が第1の制御温度に到達したと温度調節機能4dが判断した場合に、予熱中表示22は消灯し、使用者へ揚げ物調理の準備が終了したことを報知する。
図2(c)は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱オンオフキーをオンした場合の表示手段の状態図であり、加熱オンオフキー11をオンした時の表示手段4cの表示状態を示している。
実施の形態1において、加熱オンオフキー11をオンすると加熱モードへ移行し、最大火力の「強」設定で加熱を開始し、レベル表示25を構成する5つの表示素子が全て点灯する。
使用者が火力を弱くする場合には、ダウンキー13を操作する毎に、レベル表示25が右端から1つずつ消灯し、火力が1段階ずつ小さくなる。逆に、使用者が火力を弱くした後で強くする場合には、アップキー14を操作する毎に、レベル表示25が右へ順に追加して点灯し、火力も1段階ずつ大きくなる。
しかしながら、揚げ物オンオフキー12を操作して揚げ物調理を開始し、赤外線センサ6にて温度検知を行い温度調節機能4dで火力を調節する場合、調理容器1の表面の放射率が異なると赤外線センサ6による検知温度にずれが生じるため、放射率を検知して第1の制御温度を調整する方式が先行技術文献で考案されている。
しかし実際は、図6(a)に示す様に同じ放射率であっても、鉄材質の調理容器1aではA点、アルミと発熱体を張り合わせたクラッド材質の調理容器1bではB点、ステンレス材質(板厚1.0(mm))の調理容器1cではC点となり、調理容器の材質によって油温は大きく変化する。
また、図6(b)に示す様に、同じステンレス材質であっても板厚が0.5mm、1.0mm、2.0mmと変化するにつれて、油温はD点、E点、F点と板厚が増すごとに温度は低下しており、板厚といった形状の差によって油温が大きく変化する。
その結果、揚げ物調理においては、油の温度が高すぎると表面が焦げて中身が生煮えとなり、油の温度が低すぎると調理時間が長くなり食材が油を吸い込みカラッと揚がらず、
コロッケなどは型崩れしてしまうなど課題が発生していた。
課題の発生を防止するために、温度が高くなる例えば、ステンレス材質で底面の板厚が0.5mmの調理容器1dを用いて調理を行う場合は、設定調整キー17を操作して設定調整機能4eを起動し、ダウンキー13を操作して第1の制御温度よりも低い第2の制御温度で温度調節を行うべく、低い調整値を設定した設定調整機能4eでの温度調節機能4dを動作させる。
この場合、底面の板厚が薄い熱伝導の悪いステンレス材質の調理容器1cを用いた場合でも、鉄材質で底面が構成された調理容器1aを用いた場合と同じ油温となり、課題のない揚げ物調理を行う事ができる。
実施の形態1において、鉄材質で板厚1.0(mm)の調理容器1aとした第1の制御温度が設定されている場合、ステンレス材質で板厚0.5(mm)の調理容器1dを使用した場合の温度差は図6(a)と(b)に示す△T1+△T3(℃)に相当し、その温度差は約20(℃)となる。
調理容器1dを使用した場合でも、調理容器1aと使用した場合と同じ油温とするためには、設定調整機能4eによる調整値として20(℃)ダウンさせる必要がある。
図3(a)〜(g)は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の設定調整機能を設定中および設定後の表示手段の状態図であり、この場合の表示は、図3(a)のように3桁表示21に180、2桁表示24に−20を表示する。
(実施の形態2)
実施の形態1では設定調整機能4eが機能している状態を、2桁表示24を用いて表示しているが、揚げ物調理に使用する調理容器は汚れの付着も著しいため、数種類の専用調理容器に限定される場合が多い。
そこで、実施の形態2は、常に設定調整機能4eの調整値を、2桁表示24を用いて表示せずに、設定調整機能4eが動作しているか否かを識別するための調整機能表示23(調整確認手段)を備えている。
図3(b)は、揚げ物モードに移行し、設定調整機能4eが動作していることを調整機能表示23が点灯して報知している状態を示している。図3(b)の表示内容では、設定調整機能4eが設定された調整値が不明ではあるが、使用者が揚げ物に使用している調理容器が、設定調整機能4eが非動作でも油温にずれが生じない鉄材質の調理容器1a、及び何らかの設定調整機能4eの設定が必要な調理容器の2種類に限定される場合、設定調整機能4eの動作/非動作が識別を可能とすると、2種類の調理容器に対応した揚げ物調理で設定した温度での調理を実現することが可能となる。
また、設定調整機能4eで設定された調整値を確認したい場合は、調整レベル確認キー18を操作すると、図3(c)に示す様に、通常は温度調節機能4dが制御している第1の制御温度を示す3桁表示21にて、一時的に調整値を表示する状態に切り替わり使用者へ報知する事が可能である。
よって、前記調整機能表示23にて報知する仕様とすることで、2桁表示24を省略して表示の煩雑さを簡素化する事を可能とする。なお、調理レベル確認キー18を使用せずに、例えばダウンキー13とアップキー14の同時押しを3秒間継続した場合に、調理レベル確認キー18を操作したと見なす仕様とすれば、調理レベル確認キー18も簡素化す
る事が可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、設定調整機能4eが機能している調整値を表示する目的で2桁表示24を使用しているが、実際に調理性能を確保するために1℃刻みでの調整が必要ではなく、10℃刻みで油温のずれを調整する場合が多い。
そこで、実施の形態3では、10℃刻みの調整を行う場合、2桁表示を用いて表示する事も可能であるが、加熱モードで火力を表示するレベル表示25を用いて、設定調整機能4eで設定された調整値を表示している。
図3(d)は、揚げ物モードに移行した場合に、設定調整機能4eの調整値を−20℃に設定した直後の表示手段4cの表示内容を示している。実施の形態2で記載した調整機能表示23を表示して、レベル表示25が火力表示とは異なる調整値を表示している事を報知する。
また、設定調整機能4eの設定値をダウンキー13、及びアップキー14を操作して設定する場合は、レベル表示25を構成するレベル1表示25aを点灯して−20℃の調整値を示すと同時に、3桁表示21にも−20℃の調整値であることを−20の表示によって表現している。
図3(e)は設定調整機能4eの調整値を−20℃に設定が終了した後の表示手段4cの表示内容を示している。この時、温度調節機能4dは180℃に温度制御しており、設定調整機能4eが動作していることを調整機能表示23が報知し、レベル表示25を構成するレベル1表示25aが点灯して−20℃の設定で設定調整機能4eが動作しているため、温度調節機能4dが−20℃低めに温度制御していることを表現している。
なお、レベル2表示25bの点灯は−10℃の調整値に対応し3桁表示21には−10を表示し、レベル3表示25cの点灯は調整無しとして3桁表示21には0を表示し、レベル4表示25dの点灯は+10℃の調整値に対応し3桁表示21には10を表示し、レベル5表示25eの点灯は+20℃の調整値に対応し3桁表示21には20を表示する。
図3(f)にレベル5表示25eに調整値を変更した直後の表示手段4cの表示内容を示し、図3(g)にレベル5表示25eには、設定調整機能4eの調整値が+20℃に設定されて温度調節機能4dは180℃に温度制御している場合の表示手段4cを示している。
図3(f)に示す様に、設定調整機能4eの調整値を設定する場合は、レベル表示25による調整値の表示だけでなく、3桁表示21にも具体的な数値を表示し、図3(g)に示す様に、設定調整機能4eの調整値が終了した後は、3桁表示21には温度調節機能4dが制御する制御温度を表示している。
この表示の仕様によって、既に備わっている表示手段を用いて、設定調整機能4eが設定されている調整値の概略を認識することを可能とし、複数の調理容器を交互に使用しても、適宜、制御温度を調整して温度調節機能4dの設定値と油温の差を減じて調理することを可能とする。
(実施の形態4)
図4は本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器の入力手段のキー配置図であり、入力手段4bを示し、実施の形態1から設定調整キー17と調整レベル確認キー18
を削除している。以下に、実施の形態4に示した入力手段を用いた設定調整機能4eの調整値を設定する操作について説明する。
揚げ物モードに移行して加熱を行う場合には、揚げ物オンオフキー12をオン操作することで実現する。その後、初期値である制御温度180℃をダウンキー13、及びアップキー14を操作して変更し、調理メニューに応じた制御温度を選択して、調理容器内部の油の温度を制御する。
しかしながら、油温と制御温度とで温度差が生じた場合には設定調整機能4eを動作して、初期設定されている第1の制御温度から第2の温度差へ入力手段4bを操作して変更する事が必要ではあるが、一旦設定すると暫く操作しない機能のためにキーを設けると、キーの数が増加して入力手段4bが煩雑となり、かつ、各キーの大きさを縮小せざるを得ないという課題が発生する。
前記課題を解決するために、実施の形態1では設定調整機能4eの調整値の設定は、設定調整キー17を操作した後に可能としていたが、本実施の形態4ではダウンキー13とアップキー14とを同時に3秒以上の長押しを行う事で可能としている。
つまり、設定調整機能4eは温度調節機能4dを備えている事が前提なので、温度調節機能4dを操作する際に必要なキーを用いて、特定のキーを同時に操作する、或いは長時間操作を継続するといった通常とは異なる特定の操作を行った場合に設定調整機能4eによる調整値の設定を可能としている。
(実施の形態5)
使用者が設定調整機能4eの調整値を設定するタイミングとして、実施の形態1では揚げ物オンオフキーをオンして揚げ物モードに移行した後、設定調整機能4eの動作/非動作、或いは調整値を確認した後で調整可能としているが、揚げ物モードに移行する前であっても設定調整機能4eの調整値を変更する必要がある事が明らかな場合、或いは調整値を初期化してゼロとしたい場合、揚げ物モードへ移行する前の段階で設定調整機能4eの調整値を可変する、或いは初期化する事を可能とすることで、調理容器を加熱しない安全な設定調整機能4eの設定変更を可能としている。
(実施の形態6)
使用者が設定調整機能4eの調整値を変更するタイミングとして、実施の形態1では揚げ物オンオフキーをオンして揚げ物モードに移行した後、設定調整機能4eの動作/非動作、或いは調整値を確認した後で調整可能としている。
しかし、実際に調理容器内部の油の温度が設定値よりずれている事は、予熱中表示22が消灯する予熱完了の後になってから、使用者が認識する場合が多い。よって、設定調整機能4eの調整値の設定は、予熱中表示22が消灯した後に可能とすることで、調理容器の汚れや変形といった経時変化に伴う油温の変化も含めた設定調整機能4eの調整値を設定することを可能とする。
(実施の形態7)
使用者が調理容器1a、調理容器1b、調理容器1cを温度調節機能4dの設定温度毎に調理メニューを変更して使い別けて使用する場合、設定温度毎に設定調整機能4eの調整値を設定する必要がある。
例えば、一般的な鉄材質で構成された調理容器1aでは180℃設定でコロッケなど中心まで火を通す調理を行い、フライパンの様にアルミと発熱体のクラッド材質で構成され
た調理容器1bでは高め200℃設定で表面を香ばしく焼くカツ調理を行い、ステンレス材質で構成された小さい調理容器1cでは低めの160℃設定でお菓子をお手軽に調理する場合がある。
調理容器毎に異なる温度調節機能4dの設定値を使い、更に前記設定値毎に異なる材質の調理容器を用いるため、前記設定値毎に設定調整機能4eの調整値を別々に設定する必要がある。
調理容器1aは設定調整機能4eによる調整は不要であるが、調理容器1bを使用する200℃設定では△T2に相当する約10℃低めの調整を設定する必要があり、調理容器1cを使用する160℃設定では△T1に相当する約20℃低めの調整を設定する必要がある。
本実施の形態では、温度調節機能4dの各温度設定毎に、設定調整機能4eの動作/非動作、及び調整値を個別に設定する事を可能として、調理メニュー毎に設定温度と調理容器を使い分ける場合においても、設定温度と油温の差を減らした揚げ物調理を可能とする。
(実施の形態8)
使用者が温度調節機能4dの調整値を設定して調理を行っている最中に停電が発生した場合、不揮発性メモリ4fを備えて前記調整値を記憶し、停電復帰後に不揮発性メモリ4fに調整値のデータが蓄積されていれば、前記データに従い調整値を設定して揚げ物調理を継続する事を可能とする事で、停電復帰後に再び温度調節機能4dの調整をしないまま調理してしまい、表面の焦げすぎといった調理の不具合を防止することを可能とする。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、赤外線センサにより調理容器の温度を検出してトッププレート上に載置した調理容器の温度調節を行う機能を備え、温度調節する設定値と、調理容器や調理物の温度とで温度差が発生する場合には、設定調整機能によって温度差を減らすことができ使い勝手を良くして、調理性能を向上することができるので、赤外線センサを用いたその他の各種の調理器等の用途に有効である。
1、1a、1b、1c、1d、1e 調理容器
2 トッププレート
3 加熱コイル
4 制御手段
4a インバータ
4b 入力手段
4c 表示手段
4d 温度調節機能
4e 設定調整機能
6 赤外線センサ

Claims (8)

  1. 調理物を加熱する誘導加熱可能な調理容器と、調理容器を載置するトッププレートと、調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルの高周波電流を制御して前記調理容器の加熱量を制御する制御手段と、前記トッププレートを介して調理容器の底面から放射された赤外線を検知して前記制御手段に温度情報を出力する赤外線センサと、前記赤外線センサの検知温度が第1の制御温度となるように火力を調節して前記調理容器の温度が設定温度とする制御を行う温度調節機能と、前記温度調節機能の温度設定値を表示する表示手段と、使用者が操作する複数の操作部を備えて機器の状態や設定を変更する入力手段と、前記表示手段が表示する温度設定値は変更せずに温度調節機能の制御温度を第1の制御温度から第2の制御温度へ変更する設定調整機能と、を備え、
    調理容器の底面温度が所定の温度設定値毎に定められた第1の制御温度であるにもかかわらず、内部の調理物の温度が表示手段によって表示されている設定値よりも高くあるいは低くなる場合は、前記入力手段により設定調整機能を動作させて、表示手段の表示は第1の制御温度で調節される温度設定値のまま、調理容器の底面を第1の制御温度よりも低いあるいは高い第2の制御温度へと調整する事が可能な誘導加熱調理器。
  2. 表示手段は設定調整機能の動作/非動作を表示する調整確認手段を備え、前記設定調整機能が働いている場合には前記調整確認手段による報知を行う請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 表示手段は、設定調整機能によって温度調節機能の制御温度が調整されている度合いを表示する調整レベル表示手段を備えた請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 設定調整機能を動作させる入力手段は、温度調節機能を動作させる操作部と同じ操作部を使用し、通常の操作とは異なる操作によって前記設定調整機能の設定を可能とする請求項1から3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 設定調整機能の設定は、温度調節機能が動作する前に設定内容や設定解除を可能とする請求項1から4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 温度調節機能は前記調理容器が第1の制御温度、或いは第2の制御温度に達したことを報知する報知手段を備え、前記報知手段が報知した後で設定調整機能の設定を入力手段によって変更可能とする請求項1から5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 温度調節機能は複数の温度設定値を有し、温度設定値毎に設定調整機能を異なる設定とする事が可能な請求項1から6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 設定調整機能は不揮発性メモリを備え、設定調整機能の設定内容は電源遮断時にも保持される請求項1から7のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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