JP6818629B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本明細書で開示する技術は、加熱調理器に関する。
特許文献1に開示されている加熱調理器は、火力によって加熱対象物を加熱する加熱部と、ユーザによって加熱部に関する操作が行われる操作部と、加熱部の周囲を撮像範囲に入れて加熱調理器の上方を撮像する撮像部と、制御部を備えている。制御部は、撮像部が撮像している画像の所定範囲内に物体(人体や着衣)が存在している場合は、加熱部の火力を減少させる。制御部は、撮像部によって撮像された画像を、人体の手を示す手見本画像または着衣の袖を示す袖見本画像と比較することによって、物体(人体や着衣)が存在しているか否かを判断している。所定範囲内に物体(人体や着衣)が存在している場合に加熱部の火力を減少させることによって、加熱部の火が物体(人体や着衣)に引火するおそれを低減させている。
特開2015−230148号公報
特許文献1の加熱調理器では、手見本画像または袖見本画像に基づいて物体(人体や着衣)が存在しているか否かを判断しているが、物体の存在を更に正確に判断するためには改善の余地があった。そこで、本明細書では、加熱調理器の上方に加熱対象物以外の余分な物体が存在しているか否かをより正確に判断することができる技術を提供する。
本明細書で開示する加熱調理器は、火力によって加熱対象物を加熱する第1加熱部と、ユーザによって第1加熱部に関する操作が行われる操作部と、前記第1加熱部の周囲を撮像範囲に入れて前記加熱調理器の上方を撮像する撮像部と、制御部を備えている。この加熱調理器では、前記制御部が、ユーザによって前記操作部が操作されたときに前記撮像部が撮像した画像を基準画像として記憶しておき、前記基準画像が撮像された後に前記撮像部が撮像している画像を前記基準画像と比較し、前記基準画像の所定範囲内に存在しない物体がその後に前記撮像部によって撮像されている画像の所定範囲内に所定時間以上にわたって存在している場合は、前記第1加熱部の火力を減少させる第1火力減少処理を実行する。
このような構成によれば、所定範囲内に物体(例えば人体や着衣)が存在している場合に第1加熱部の火力を減少させることによって、第1加熱部の火が物体(人体や着衣)に引火するおそれを低減させことができる。また、上記の構成では、ユーザによって操作部が操作されたときに撮像部が撮像した画像を基準画像としている。そのため、加熱対象物(例えば鍋やフライパン)以外の余分な物体(例えば人体や着衣)の存在を判断するための基準が明確になる。ユーザによって操作部が操作されたときであれば、ユーザが加熱調理器の上方で作業しておらず、加熱調理器の上方に余分な物体(人体や着衣)が何も存在しない可能性が高くなる。そのときの画像を基準画像にすることによって、物体の存在を判断するための基準がより明確になる。また、上記の構成によれば、加熱対象物以外の余分な物体が所定範囲内に所定時間以上にわたって存在している場合に第1加熱部の火力を減少させている。そのため、物体の存在を判断して火力を減少させるための基準が明確になる。余分な物体の存在が所定時間未満であれば、物体の影響があまり無いので火力を減少させる必要が無い。以上より、本明細書で開示する技術によれば、加熱調理器の上方に加熱対象物以外の余分な物体が存在しているか否かをより正確に判断することができる。
上記の加熱調理器では、前記制御部が、前記第1火力減少処理を実行した後に、前記撮像部によって撮像されている画像の所定範囲内に所定時間以上にわたって前記物体が存在しない場合は、前記第1加熱部の火力を増大させてもよい。
このような構成によれば、加熱調理器の上方に物体(人体や着衣)が存在しなくなった場合は、第1加熱部の火力を復帰させることができる。よって、加熱対象物を十分に加熱することができる。
また、加熱調理器は、前記第1加熱部の上に加熱対象物が配置されたときにその加熱対象物を検出する第1検出部を更に備えていてもよい。また、前記制御部が、前記第1検出部によって加熱対象物が検出されない状態で前記第1火力減少処理を実行した後に、前記第1検出部によって加熱対象物が検出された場合は、その検出から所定時間後に前記第1加熱部の火力を増大させてもよい。
このような構成によれば、加熱調理器の上方に余分な物体が存在すると判断して第1加熱部の火力を減少させたとしても、第1検出部によって加熱対象物が検出された場合は、存在する物体が加熱対象物であるとみなすことができる。この場合は、第1加熱部の火力を減少させる必要がない。そのため、第1加熱部の火力を増大させて復帰させることによって、加熱対象物を十分に加熱することができる。
また、加熱調理器は、火力によって加熱対象物を加熱する第2加熱部と、前記第2加熱部の上に加熱対象物が配置されたときにその加熱対象物を検出する第2検出部を更に備えていてもよい。第2加熱部は第1加熱部の隣に配置されている。また、前記制御部が、前記第1火力減少処理を実行した後に、前記第2検出部によって加熱対象物が検出された場合は、その検出から所定時間後に前記第1加熱部の火力を増大させてもよい。
このような構成によれば、加熱調理器の上方に余分な物体が存在すると判断して第1加熱部の火力を減少させたとしても、第2検出部によって加熱対象物が検出された場合は、存在する物体が第2加熱部によって加熱される加熱対象物であるとみなすことができる。加熱調理器の上方に存在する物体が第2加熱部の加熱対象物であれば、特に危険がないので、第1加熱部の火力を減少させる必要がない。そのため、この場合は第1加熱部の火力を復帰させることによって、第1加熱部の加熱対象物を十分に加熱することができる。
また、前記制御部が、前記第1加熱部を点火するためにユーザによって前記操作部が点火操作されたときに前記撮像部が撮像した画像を基準画像として記憶してもよい。
このような構成によれば、第1加熱部の点火時の画像を基準画像にするので、第1加熱部の火が物体(例えば人体や着衣)に引火のおそれが生じる直前の画像を基準画像にすることができる。そのため、引火のおそれを低減させるために用いる基準画像として、適切なタイミングの画像を用いることができる。
なお、上記の加熱調理器において、第1加熱部の火力を減少させる制御には、第1加熱部を消火する場合も含まれる。また、第1加熱部の火力を増大させる制御には、第1加熱部を点火する場合も含まれる。
加熱調理器を手前側から奥側に向かって見た斜視図である。 加熱調理器の要部を拡大して示す図である。 加熱調理器の制御構成を示す図である。 加熱調理器が実行する第1実施例の処理のフローチャートである。 基準画像と撮像画像を示す図である(1)。 基準画像と撮像画像を示す図である(2)。 加熱調理器の要部を拡大して示す図である。 加熱調理器が実行する第2実施例の処理のフローチャートである。
(第1実施例)
(加熱調理器2の構成)
図1、図2を参照して、加熱調理器2について説明する。加熱調理器2は、システムキッチンに組み込んで使用されるガス燃焼式のビルトインコンロである。加熱調理器2は、前面4aがシステムキッチンの手前側に露出する本体4と、本体4の上部に配置されており、システムキッチンのカウンタトップに露出する天板6と、を備えている。天板6には、加熱対象物である鍋やフライパン等の調理容器を支持する3つの五徳8a、8b、8cと、それぞれの五徳8a、8b、8cに対応して設けられており、それぞれの五徳8a、8b、8cに支持された加熱対象物を加熱する3つのコンロバーナ10a、10b、10cと、それぞれのコンロバーナ10a、10b、10cに対応して設けられているセンサ12a、12b、12cと、が設けられている。互いに隣り合って配置されている各コンロバーナ10a、10b、10cには、ガス供給路(図示省略)が接続されている。ガス供給路には、コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整するための流量調整弁が設けられている。コンロバーナ10aは、コンロバーナ10aにガスが供給されている状態でイグナイタ(図示省略)を動作させることで、点火する。コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整することで、コンロバーナ10aの加熱量を調整することができる。そして、コンロバーナ10aへのガスの供給が停止されることで、コンロバーナ10aは消火される。コンロバーナ10b、10cは、コンロバーナ10aと同様の構造を有する。本体4は、本体4の内部に設けられて食材を収容するグリル庫20と、本体4の前面4aに配置されてグリル庫20を開閉するグリル扉22と、本体4の前面4aにおいてグリル扉22の右側に設けられたコンロ操作部24と、本体4の前面4aにおいてグリル扉22の左側に設けられたグリル操作部26と、を備えている。なお、グリル庫20の内部には、グリル庫20内に収容した食材を加熱するグリルバーナ20a(図示省略)が設けられている。加熱調理器2では、本体4の前面4aと天板6の上面が、ユーザに対して露出する外面を構成する。
加熱調理器2の天板6には、透過窓90が形成されている。透過窓90は、本体4の手前側(ユーザ側)に形成されている。また、透過窓90は、本体4の左右方向における中央部に形成されている。透過窓90は、左側のコンロバーナ10aと右側のコンロバーナ10bの間に形成されている。透過窓90には、透明なガラスが配置されている。
図2に示すように、透過窓90の下方には、カメラ80が配置されている。カメラ80は、天板6の下方から透過窓90を通じて天板6の上方を撮像する。カメラ80は、加熱調理器2の上方を撮像することができる。また、カメラ80は、本体4の手前側(ユーザ側)に配置されている。カメラ80は、本体4の手前側から奥側に向かって、天板6の上方を撮像する。また、カメラ80は、コンロバーナ10a、10b、10cの周囲を撮像範囲に入れた状態で、天板6の上方を撮像する。カメラ80は、天板6の上方を継続的に撮像している。
カメラ80の隣には、液晶の表示部84が配置されている。表示部84は、カメラ80よりも本体4の奥側に配置されている。表示部84には、各コンロバーナ10a、10b、10cとグリルバーナ20aの動作状態などが表示される。
図1に示すように、各コンロバーナ10a、10b、10cに対応してセンサ12a、12b、12cが設けられている。センサ12a、12b、12cは、加熱対象物の存在を検出するとともに、加熱対象物の温度を検出する。センサ12a、12b、12cは、コンロバーナ10a、10b、10cの上に加熱対象物(例えば鍋やフライパン)が配置されると、その加熱対象物を検出することができる。コンロバーナ10a、10b、10cの上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置されると、センサ12a、12b、12cが加熱対象物によって押圧される。センサ12a、12b、12cは、加熱対象物によって押圧されると、コンロバーナ10a、10b、10cの上に加熱対象物が配置されたことを検出する。コンロバーナ10a、10b、10cの上に加熱対象物が配置されていない場合は、センサ12a、12b、12cが押圧されない。
コンロ操作部24は、加熱調理器2の電源スイッチ40と、3つの加熱量操作部42a、42b、42cと、パネル操作部44と、を備える。加熱量操作部42a、42b、42cは、それぞれ、コンロバーナ10a、10b、10cに対応する。また、加熱量操作部42a、42b、42cは、それぞれ、青色又は赤色に発光可能なLED発光部43a、43b、43cによって囲まれている。加熱量操作部42aは、コンロバーナ10aの点火及び消火を行うとともに、コンロバーナ10aの加熱量の調整を行うための操作部である。加熱量操作部42aは、オルタネイト型のスイッチである。ユーザによって加熱量操作部42aを消火位置から点火位置に移動させるための操作(以下では、「点火操作」と呼ぶ)が実行されると、コンロバーナ10aが点火され、ユーザによって加熱量操作部42aを点火位置から消火位置に移動させるための操作(以下では、「消火操作」と呼ぶ)が実行されると、コンロバーナ10aが消火される。点火位置とは、加熱量操作部42aの前面が本体4の前面4aよりも前方に突出している位置であり、消火位置とは、加熱量操作部42aが本体4内に収容されている位置である。また、ユーザは、加熱量操作部42aが点火位置に位置している状態において、加熱量操作部42aを時計方向又は反時計方向に操作することで、コンロバーナ10aの加熱量を調整することができる。加熱量操作部42b、42cは、加熱量操作部42aと同じ構造を有する。
パネル操作部44は、表示部46と、加熱温度操作部48a、48bと、自動調理選択操作部50a、50bと、加熱時間操作部52a、52b、52cと、レシピ選択操作部54と、調理状態操作部56と、を備える。表示部46には、各コンロバーナ10a、10b、10cの動作状態などが表示される。加熱温度操作部48aは、コンロバーナ10aによって加熱される加熱対象物の温度(例えば、180℃)を設定するための操作部である。加熱時間操作部52aは、コンロバーナ10aの加熱時間(例えば、5分)を設定するための操作部である。自動調理選択操作部50aは、コンロバーナ10aを利用した自動調理モードによる調理を選択するための操作部である。加熱温度操作部48b、自動調理選択操作部50b、加熱時間操作部52bは、コンロバーナ10bに対応する操作部である点を除いて、それぞれ、加熱温度操作部48a、自動調理選択操作部50a、加熱時間操作部52aと同様の機能を有する。レシピ選択操作部54は、自動調理モードで調理するレシピを選択するための操作部である。調理状態操作部56は、自動調理モードで調理される食材の状態、例えば、焼き加減などを調整するための操作部である。加熱時間操作部52cは、コンロバーナ10cに対応する操作部である点を除いて、加熱時間操作部52aと同様の機能を有する。
グリル操作部26は、加熱量操作部60と、パネル操作部62と、を備える。加熱量操作部60は、青色又は赤色に発光可能なLED発光部61によって囲まれている。ユーザは、加熱量操作部60を操作することによって、グリルバーナ20aの点火及び消火を行うとともに、グリルバーナ20aの加熱量の調整を行うことができる。加熱量操作部60の構造は、コンロ操作部24の加熱量操作部42aと同様である。
パネル操作部62は、表示部64と、自動調理選択操作部66と、レシピ選択操作部68と、調理状態操作部70と、を備える。表示部64には、グリルバーナ20aの動作状態などが表示される。自動調理選択操作部66、レシピ選択操作部68、調理状態操作部70の機能は、グリルバーナ20aに対応する操作部である点を除いて、それぞれ、自動調理選択操作部50a、レシピ選択操作部54、調理状態操作部56と同様の機能を有する。
続いて、図3を参照して、加熱調理器2の制御構成について説明する。なお、図3では、説明を分かり易くするために、コンロバーナ10b、10c、センサ12b、12c、加熱量操作部42b、42c、LED発光部43b、43c、加熱温度操作部48b、自動調理選択操作部50b、及び、加熱時間操作部52b、52cについて図示を省略している。また、以下では、図1で説明した構成については説明を省略する。
加熱調理器2は、制御部110を備えている。制御部110は、加熱調理器2の各構成要素の動作を制御する。制御部110は、加熱制御部112と、指示送信部114と、を備える。加熱制御部112は、各バーナ10a、10b、10c、20aの動作を制御する。指示送信部114は、各操作部がユーザによって操作される場合に、当該操作部への操作に応じた指示を、加熱制御部112に送信する。また、制御部110は、メモリ120を備えている。メモリ120は、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどによって構成される。
(加熱調理器2が実行する処理)
続いて、図4を参照して、加熱調理器2の制御部110によって実行される処理について説明する。加熱調理器2では、電源スイッチ40がオンになると図4に示す処理が開始される。図4に示すように、ステップS11では、制御部110が、点火操作信号の受信を監視する。点火操作信号は、加熱量操作部42a、42b、又は、42cから送信される。加熱調理器2のユーザが加熱量操作部42a、42b、又は、42cで点火操作を実行すると、加熱量操作部42a、42b、又は、42cから制御部110へ点火操作信号が送信される。例えば、左側のコンロバーナ10aを点火させるために、コンロバーナ10aに対応する加熱量操作部42aでユーザが点火操作を実行すると、加熱量操作部42aから制御部110へ点火操作信号が送信される。また、左側のコンロバーナ10aが点火する。制御部110が加熱量操作部42a、42b、又は、42cから点火操作信号を受信した場合は、ステップS11で制御部110がYESと判断してステップS12に進む。一方、制御部110が加熱量操作部42a、42b、又は、42cから点火操作信号を受信しない場合は、ステップS11で制御部110がNOと判断して待機する。
続いてステップS12では、制御部110が、基準画像122をメモリ120に記憶する。基準画像122は、ユーザによって点火操作が実行されたときにカメラ80が撮像した画像である。上記の加熱調理器2では、天板6の下方に配置されているカメラ80が、天板6の上方を継続的に撮像している。カメラ80は、コンロバーナ10a、10b、10cの周囲を撮像範囲に入れた状態で、天板6の上方を撮像している。カメラ80が撮像した画像の情報は、カメラ80から制御部110に継続的に送信されている。制御部110は、その画像の情報を継続的に受信する。制御部110は、上記のステップS11で点火操作信号を受信した場合は、そのときにカメラ80が撮像した画像を基準画像122としてメモリ120に記憶する。制御部110は、点火操作が実行されたときの画像を基準画像122として取得して記憶する。基準画像122は静止画である。
続いてステップS13では、制御部110が、カメラ80の撮像画像133と基準画像122を比較する。撮像画像133は、カメラ80が現在撮像している画像である。撮像画像133は、ユーザによって点火操作が実行された後にカメラ80が撮像している画像である。すなわち、撮像画像133は、制御部110が基準画像122を取得した後にカメラ80が撮像している画像である。加熱調理器2では、ユーザによって点火操作が実行された後も、カメラ80が天板6の上方を継続的に撮像している。カメラ80が撮像した画像の情報は、カメラ80から制御部110に継続的に送信されている。制御部110は、その画像の情報を継続的に受信する。制御部110は、ユーザによって点火操作が実行された後にカメラ80が撮像している撮像画像133を、メモリ120に記憶した基準画像122と比較する。撮像画像133は動画あるいは連続する静止画である。
撮像画像133と基準画像122の比較について詳細に説明する。制御部110は、図5(a)に示すように、メモリ120に記憶した基準画像122において所定の検出範囲124を設定する。基準画像122における検出範囲124は、ユーザによって点火操作が実行された加熱量操作部42a、42b、又は、42cに対応するコンロバーナ10a、10b、又は、10cの周囲に相当する画像範囲である。例えば、ユーザによって左側の加熱量操作部42aが操作された場合は、それに対応する左側のコンロバーナ10aの周囲に相当する画像範囲を検出範囲124として設定する。検出範囲124は、例えば、コンロバーナ10aから周囲10cmの範囲に相当する画像範囲である。検出範囲124は、適宜設定変更可能である。
次に制御部110は、図5(b)に示すように、カメラ80が現在撮像している撮像画像133において所定の検出範囲134を設定する。撮像画像133の検出範囲134は、上記で設定された基準画像122の検出範囲124に対応する画像範囲である。すなわち、検出範囲134は、ユーザによって点火操作が実行された加熱量操作部42a、42b、又は、42cに対応するコンロバーナ10a、10b、又は、10cの周囲に相当する画像範囲である。撮像画像133の検出範囲134は、基準画像122の検出範囲124に応じて適宜設定変更可能である。制御部110は、撮像画像133における検出範囲134と基準画像122における検出範囲124と比較する。
加熱調理器2では、点火しているコンロバーナ10a(ユーザによって点火操作が実行された左側の加熱量操作部42aに対応する左側のコンロバーナ10a)の周囲に何らかの物体が侵入することがある。例えば、点火している左側のコンロバーナ10aの上に配置されている鍋やフライパンをユーザが持ち上げるときに、ユーザの手や着衣の袖がそのコンロバーナ10aの周囲に侵入することがある。あるいは、点火している左側のコンロバーナ10aの隣の右側のコンロバーナ10bの上にユーザが鍋やフライパンを配置するときに、ユーザの手や着衣の袖が点火している左側のコンロバーナ10aの周囲に侵入することがある。そうすると、カメラ80が現在撮像している撮像画像133の検出範囲134には、基準画像122の検出範囲124に存在しない物体(人体や着衣)が存在することになる。そのため、撮像画像133の検出範囲134の画像が、基準画像122の検出範囲124の画像と相違することになる。
続いてステップS14では、制御部110が、点火しているコンロバーナ10aの周囲に何らかの物体が存在するか否かを判断する。具体的には、制御部110は、撮像画像133の検出範囲134と基準画像122の検出範囲124を比較して、両者の画像に相違が生じた場合は、相違が生じたときから時間の計測を開始する。そして制御部110は、時間を計測した結果、両者の画像が相違している時間が所定の閾値時間(例えば5秒)を超えた場合は、コンロバーナ10aの周囲に何らかの物体(人体や着衣)が侵入していると判断する。制御部110は、基準画像122の検出範囲124に存在しない物体が、所定の閾値時間以上にわたって撮像画像133の検出範囲134に存在していると判断する。この場合は、制御部110がステップS14でYESと判断してステップS15に進む。一方、制御部110は、検出範囲134と検出範囲124の画像が相違している時間が所定の閾値時間を超えない場合は、コンロバーナ10aの周囲に物体が侵入していないと判断する。この場合は、制御部110がステップS14でNOと判断してステップS13に戻る。
続いてステップS15では、制御部110が、ユーザによって点火操作が実行された加熱量操作部42a、42b、又は、42cに対応するコンロバーナ10a、10b、又は、10cの火力を減少させる第1火力減少処理を実行する。例えば、制御部110は、左側の加熱量操作部42aに対応する左側のコンロバーナ10aの火力を減少させる。制御部110は、上記のステップS11における点火操作信号の送信元の加熱量操作部42aに対応するコンロバーナ10aの火力を減少させる。すなわち、制御部110は、点火しているコンロバーナ10aの火力を減少させる。例えば、点火しているコンロバーナ10aの火力を強火から弱火に変更する。また、コンロバーナ10aの火を消火してもよい。以上のようにして、点火しているコンロバーナ10aの周囲に異物が侵入した場合は、制御部110がそのコンロバーナ10aの火力を減少させる。
続いてステップS16では、制御部110が、カメラ80の撮像画像133と基準画像122を再び比較する。撮像画像133は、カメラ80が現在撮像している画像である。このときの撮像画像133は、ユーザによって点火操作が実行された後、上記のステップS15でコンロバーナ10aの火力を減少させた後に、カメラ80が撮像している画像である。加熱調理器2では、コンロバーナ10aの火力を減少させた後も、カメラ80が天板6の上方を継続的に撮像している。カメラ80が撮像した画像の情報は、カメラ80から制御部110に継続的に送信されている。制御部110は、その画像の情報を継続的に受信する。制御部110は、コンロバーナ10aの火力を減少させた後にカメラ80が撮像している撮像画像133を、メモリ120に記憶した基準画像122と比較する。撮像画像133は動画あるいは連続する静止画である。
ステップS16における撮像画像133と基準画像122の比較は、上記のステップS13における撮像画像133と基準画像122の比較の方法と同様である。よって、ステップS16については詳細な説明を省略する。
続いてステップS17では、制御部110が、点火しているコンロバーナ10aの周囲に何らかの物体が存在するか否かを判断する。上記のステップS15で制御部110がコンロバーナ10aの火力を減少させた段階では、撮像画像133の検出範囲134に物体(人体や着衣)が存在している。そのため、図5に示すように、(b)に示す撮像画像133の検出範囲134の画像が、(a)に示す基準画像122の検出範囲124の画像と相違している。ステップS17では、制御部110が、火力を減少させた後の撮像画像133の検出範囲134と基準画像122の検出範囲124を比較して、図6に示すように、両者の画像((a)に示す基準画像122と(b)に示す撮像画像133)の相違が無くなった場合は、相違が無くなったときから時間の計測を開始する。そして制御部110は、時間を計測した結果、両者の画像の相違が無くなっている時間が所定の閾値時間を超えた場合は、コンロバーナ10aの周囲に物体(人体や着衣)が存在しないと判断する。この場合は、制御部110がステップS17でNOと判断してステップS18に進む。一方、制御部110は、火力を減少させた後の撮像画像133の検出範囲134と基準画像122の検出範囲124の画像とが相違している場合は、コンロバーナ10aの周囲に物体が依然として存在すると判断する。制御部110は、基準画像122の検出範囲124に存在しない物体が、撮像画像133の検出範囲134に存在していると判断する。この場合は、制御部110がステップS17でYESと判断してステップS16に戻る。
続いてステップS18では、制御部110が、火力を減少させたコンロバーナ10aの火力を増大させる。制御部110は、上記のステップS11における点火操作信号の送信元の左側の加熱量操作部42aに対応するコンロバーナ10aの火力を増大させる。例えば、コンロバーナ10aの火力を減少させる前の火力に戻す。あるいは、コンロバーナ10aの火力を弱火から強火に変更してもよい。また、コンロバーナ10aが消火している場合は、コンロバーナ10aを点火する。以上のようにして、コンロバーナ10aの火力を減少させた後に、そのコンロバーナ10aの周囲から異物が無くなった場合は、制御部110がそのコンロバーナ10aの火力を増大させる。
ステップS18が終了した後、制御部110はステップS13に戻る。また、その後にユーザによって消火操作が実行されると、制御部110が図4に示す処理を終了する。
以上、第1実施例に係る加熱調理器2について説明した。上記の説明から明らかなように、加熱調理器2は、火力によって加熱対象物(鍋やフライパン)を加熱するコンロバーナ10aと、ユーザによって点火操作が行われる加熱量操作部42aと、コンロバーナ10aの周囲を撮像範囲に入れて加熱調理器2の上方を撮像するカメラ80を備えている。また、この加熱調理器2では、制御部110が、ユーザによって加熱量操作部42aが操作されたときにカメラ80が撮像した画像を基準画像122としてメモリ120に記憶しておく。また、制御部110が、基準画像122が撮像された後にカメラ80が撮像している撮像画像133を基準画像122と比較し、基準画像122の検出範囲124内に存在しない物体(人体や着衣)がその後にカメラ80によって撮像されている撮像画像133の検出範囲134内に所定時間以上にわたって存在している場合は、コンロバーナ10aの火力を減少させる。検出範囲134内に物体(人体や着衣)が存在している場合にコンロバーナ10aの火力を減少させることによって、コンロバーナ10aの火が物体(人体や着衣)に引火するおそれを低減させる。
上記の構成によれば、ユーザによって加熱量操作部42aが点火操作されたときにカメラ80が撮像した画像を基準画像122としているので、加熱対象物(鍋やフライパン)以外の余分な物体(人体や着衣)の存在を判断するための基準が明確になる。ユーザによって加熱量操作部42aが点火操作されたときであれば、ユーザが加熱調理器2の上方で作業しておらず、加熱調理器2の上方に余分な物体(人体や着衣)が何も存在しない可能性が高くなる。そのときの画像を基準画像122にすることによって、物体(人体や着衣)の存在を判断するための基準がより明確になる。また、上記の構成によれば、加熱対象物(鍋やフライパン)以外の余分な物体(人体や着衣)が撮像画像133の検出範囲134内に所定時間以上にわたって存在している場合にコンロバーナ10aの火力を減少させている。そのため、物体(人体や着衣)の存在を判断して火力を減少させるための基準が明確になる。余分な物体(人体や着衣)の存在が所定時間未満であれば、物体(人体や着衣)の影響があまり無いので火力を減少させる必要が無い。このような構成によって、加熱調理器2の上方に加熱対象物(鍋やフライパン)以外の余分な物体(人体や着衣)が存在しているか否かをより正確に判断することができる。
また、上記の加熱調理器2では、制御部110が、コンロバーナ10aの火力を減少させた後(第1火力減少処理を実行した後)に、カメラ80によって撮像されている撮像画像133の検出範囲134内に所定時間以上にわたって物体(人体や着衣)が存在しない場合は、コンロバーナ10aの火力を増大させる。そのため、加熱調理器2の上方から物体(人体や着衣)が存在しなくなった場合は、コンロバーナ10aの火力を復帰させることができる。よって、加熱対象物(鍋やフライパン)を十分に加熱することができる。
また、上記の加熱調理器2では、制御部110が、コンロバーナ10aを点火するためにユーザによって加熱量操作部42aが点火操作されたときにカメラ80が撮像した画像を基準画像122としてメモリ120に記憶している。そのため、コンロバーナ10aの点火時の画像を基準画像122にするので、コンロバーナ10aの火が物体(人体や着衣)に引火のおそれが生じる直前の画像を基準画像122にすることができる。よって、引火のおそれを低減させるために用いる基準画像122として、適切なタイミングの画像を用いることができる。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第2実施例)
加熱調理器2では、図7に示すように、加熱対象物(鍋やフライパン)がコンロバーナ10a、10b、又は、10cの上に配置されると、センサ12a、12b、又は、12cがその加熱対象物を検出する。センサ12a、12b、又は、12cが加熱対象物を検出すると、センサ12a、12b、又は、12cから制御部110へ検出信号が送信される。例えば、点火している左側のコンロバーナ10aの上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置された場合は、そのコンロバーナ10aから制御部110へ検出信号が送信される。また、点火しているコンロバーナ10aの隣のコンロバーナ10b、又は、10c(点火しているか否かは問わない)の上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置された場合は、そのコンロバーナ10b、又は、10cから制御部110へ検出信号が送信される。制御部110がその検出信号を受信する。
第2実施例に係る加熱調理器2では、図8に示すように、制御部110が上記のステップS15でコンロバーナ10aの火力を減少させた後に、ステップS21に進む。ステップS15に続くステップS21では、制御部110が、検出信号の受信を監視する。センサ12a、12b、又は、12cが加熱対象物(鍋やフライパン)を検出した場合は、制御部110へ検出信号が送信される。制御部110は、ステップS21で検出信号を受信した場合は、YESと判断してステップS22に進む。一方、制御部110は、ステップS21で検出信号を受信しない場合は、NOと判断してステップS16に進む。なお、ステップS15の段階ではコンロバーナ10aの上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置されておらず、センサ12aによって加熱対象物が検出されていないとする。
ステップS22では、制御部110が、検出信号を受信してから所定時間が経過したか否かを監視する。すなわち、制御部110が、加熱対象物の検出から所定時間が経過したか否かを監視する。所定時間が経過した場合は、ステップS22で制御部110がYESと判断してステップS18に進む。所定時間が経過していない場合は、制御部110がNOと判断して待機する。
続くステップS18では、制御部110が、火力を減少させたコンロバーナ10aの火力を増大させる。ステップS18については、上記で説明したので詳細な説明を省略する。
制御部110は、いずれのセンサ12a、12b、12cから検出信号を受信した場合であっても、ステップS18でコンロバーナ10aの火力を増大させる。すなわち、火力を減少させたコンロバーナ10aの上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置された場合であっても、その隣のコンロバーナ10b、又は、10cの上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置された場合であっても、火力を減少させたコンロバーナ10aの火力を増大させる。
なお、ステップS21でNOと判断した後のステップS16では、制御部110が、カメラ80の撮像画像133と基準画像122を比較する。ステップS16については、上記で説明したので詳細な説明を省略する。ステップS16に続くステップS17で制御部110がYESと判断した場合は、ステップS21に戻る。
以上、第2実施例に係る加熱調理器2について説明した。上記の説明から明らかなように、加熱調理器2は、点火しているコンロバーナ10aの上に加熱対象物(鍋やフライパン)が配置されたときにその加熱対象物を検出するセンサ12aを備えている。この加熱調理器2では、制御部110が、センサ12aによって加熱対象物(鍋やフライパン)が検出されない状態でコンロバーナ10aの火力を減少させた後(第1火力減少処理を実行した後)に、センサ12aによって加熱対象物(鍋やフライパン)が検出された場合は、検出から所定時間後にコンロバーナ10aの火力を増大させる。
このような構成によれば、加熱調理器2の上方に何らかの物体が存在すると判断してステップS15でコンロバーナ10aの火力を減少させたとしても、センサ12aによって加熱対象物(鍋やフライパン)が検出された場合は、加熱調理器2の上方に存在する物体が加熱対象物(鍋やフライパン)であるとみなすことができる。この場合は、コンロバーナ10aの火力を復帰させることによって、(鍋やフライパン)を十分に加熱することができる。
また、加熱調理器2は、コンロバーナ10aの隣で火力によって加熱対象物(鍋やフライパン)を加熱するコンロバーナ10b、及び、10cを備えている。また、加熱調理器2は、コンロバーナ10aの隣のコンロバーナ10b又は、10cの上に加熱対象物が配置されたときにその加熱対象物を検出するセンサ12b又は、10cを備えている。この加熱調理器2では、制御部110が、点火しているコンロバーナ10aの火力を減少させた後(第1火力減少処理を実行した後)に、その隣のコンロバーナ10b、又は、10cの上に加熱対象物が配置され、その加熱対象物がセンサ12b、又は、12cによって検出された場合は、検出から所定時間後にコンロバーナ10aの火力を増大させる。
このような構成によれば、加熱調理器2の上方に何らかの物体が存在すると判断して点火しているコンロバーナ10aの火力を減少させたとしても、その隣のセンサ12b、又は、12cによって加熱対象物が検出された場合は、加熱調理器2の上方に存在する物体が隣のコンロバーナ10b、又は、10cによって加熱される加熱対象物であるとみなすことができる。加熱調理器2の上方に存在する物体が隣のコンロバーナ10b、又は、10cの加熱対象物であれば、特に危険がないので、コンロバーナ10aの火力を減少させる必要がない。そのため、この場合は火力を減少させたコンロバーナ10aの火力を増大させて復帰させることによって、コンロバーナ10aの加熱対象物を十分に加熱することができる。
(その他の実施例)
上記の実施例では、ユーザによって点火操作が行われる加熱量操作部42a、42b、又は、42cが操作されたときにカメラ80が撮像した画像を基準画像122としていたが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、電源スイッチ40が操作されたときにカメラ80が撮像した画像を基準画像122としてもよい。制御部110が基準画像122を取得する契機になる操作は特に限定されるものではない。点火するコンロバーナ10a、10b、10cに関する操作であればよい。例えば、レシピ選択操作部54や調理状態操作部56等の操作であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :加熱調理器
4 :本体
6 :天板
10a :コンロバーナ
10b :コンロバーナ
10c :コンロバーナ
12a :センサ
12b :センサ
12c :センサ
20 :グリル庫
22 :グリル扉
24 :コンロ操作部
26 :グリル操作部
40 :電源スイッチ
42a :加熱量操作部
42b :加熱量操作部
42c :加熱量操作部
44 :パネル操作部
46 :表示部
80 :カメラ
84 :表示部
90 :透過窓
110 :制御部
112 :加熱制御部
114 :指示送信部
120 :メモリ

Claims (5)

  1. 加熱調理器であって、
    火力によって加熱対象物を加熱する第1加熱部と、
    ユーザによって第1加熱部に関する操作が行われる操作部と、
    前記第1加熱部の周囲を撮像範囲に入れて前記加熱調理器の上方を撮像する撮像部と、
    制御部を備えており、
    前記制御部が、ユーザによって前記操作部が操作されたときに前記撮像部が撮像した画像を基準画像として記憶しておき、前記基準画像が撮像された後に前記撮像部が撮像している画像を前記基準画像と比較し、前記基準画像の所定範囲内に存在しない物体がその後に前記撮像部によって撮像されている画像の所定範囲内に所定時間以上にわたって存在している場合は、前記第1加熱部の火力を減少させる第1火力減少処理を実行する、加熱調理器。
  2. 前記制御部が、前記第1火力減少処理を実行した後に、前記撮像部によって撮像されている画像の所定範囲内に所定時間以上にわたって前記物体が存在しない場合は、前記第1加熱部の火力を増大させる、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1加熱部の上に加熱対象物が配置されたときにその加熱対象物を検出する第1検出部を更に備えており、
    前記制御部が、前記第1検出部によって加熱対象物が検出されない状態で前記第1火力減少処理を実行した後に、前記第1検出部によって加熱対象物が検出された場合は、その検出から所定時間後に前記第1加熱部の火力を増大させる、請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 第1加熱部の隣に配置されており、火力によって加熱対象物を加熱する第2加熱部と、
    前記第2加熱部の上に加熱対象物が配置されたときにその加熱対象物を検出する第2検出部を更に備えており、
    前記制御部が、前記第1火力減少処理を実行した後に、前記第2検出部によって加熱対象物が検出された場合は、その検出から所定時間後に前記第1加熱部の火力を増大させる、請求項1または2に記載の加熱調理器。
  5. 前記制御部が、前記第1加熱部を点火するためにユーザによって前記操作部が点火操作されたときに前記撮像部が撮像した画像を基準画像として記憶する、請求項1から4のいずれか一項に記載の加熱調理器。

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