JP2012045099A - 放射線画像撮影用グリッド及びその製造方法、並びに放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像撮影用グリッド及びその製造方法、並びに放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】隣接する小グリッドのグリッド部の間隔が、X線画像検出器の1画素のサイズ以下となるように、複数枚の小グリッドを配列する。
【解決手段】第2のグリッド14は、小グリッド21、22により構成されている。小グリッド21、22は、グリッドとして機能するグリッド部21a、22aと、グリッド部21a、22aの外周に設けられグリッドとして機能しない非グリッド部21b、22bとを有している。小グリッド21、22は、一方のグリッド部及び非グリッド部と他方の非グリッド部及びグリッド部とが互いに重なり合い、z方向から見たときにそれぞれのグリッド部と非グリッド部との境界が一致し、かつ2つのグリッド部21a,22aが連続して1枚の大きなグリッド部を構成するように接合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、放射線画像の撮影に用いられるグリッド及びその製造方法と、この放射線画像撮影用グリッドグリッドを用いた放射線画像撮影システムとに関する。
放射線が被検体を透過する際の位相変化(角度変化)に基づいた画像(以下、位相コントラスト画像という)を得る放射線位相イメージングの一種として、タルボ干渉効果を用いた放射線画像撮影システムが考案されている。例えば、放射線としてX線を用いるX線画像撮影システムは、被検体の背後に配置した第1のグリッドと、第1のグリッドのグリッドピッチとX線波長で決まる特定距離(タルボ干渉距離)だけX線の照射方向の下流に配置した第2のグリッドと、その背後に配置したX線画像検出器とを有する。第1のグリッドを通過したX線は、タルボ干渉効果により第2のグリッドの位置で自己像(縞画像)を形成する。この自己像は、被検体とX線との相互作用(位相変化)により変調を受ける。
上記X線画像撮影システムは、第1のグリッドの自己像と第2のグリッドとの重ね合わせにより強度変調された縞画像の被検体による変化(位相ズレ)から被検体の位相コントラスト画像を取得する。これは縞走査法と称されている。縞走査法では、第1のグリッドに対して第2のグリッドを、第1のグリッドの面にほぼ平行で、かつ第1のグリッドのグリッド方向(条帯方向)にほぼ垂直な方向に、グリッドピッチを等分割した走査ピッチで並進移動(走査)させながら各走査位置で撮影を行い、X線画像検出器で得られる各画素の画素データの上記走査位置に対する強度変化の位相のズレ量から位相微分像(被検体で屈折したX線の角度分布に対応)を取得する。この位相微分像を、上記の縞走査方向に沿って積分することにより被検体の位相コントラスト画像が得られる。
第1及び第2のグリッドは、X線の照射方向に直交する方向に延伸されたX線吸収部をX線照射方向及び延伸方向に直交する方向に所定ピッチで配列した縞状(ストライプ状)の構造を有する。X線吸収部の配列ピッチは、X線焦点から第1のグリッドまでの距離と、第1のグリッドと第2のグリッドとの距離によって決定され、およそ2〜20μmである。また、第2のグリッドの線吸収部は、高いX線吸収性を必要とするため、X線の進行方向の厚みが100μm程度という高アスペクト比の構造を必要とする。
グリッドの構造は微細であるため、グリッドの製作には微細な加工が可能なシリコン半導体プロセスが用いられている。しかし、シリコン半導体プロセスでは、加工可能なサイズがウエハのサイズに制限されるため、大きなサイズのグリッドを製造することはできなかった。そのため、図15(A)に示すように、サイズの小さな小グリッド90を複数枚並べ、全体として大きな面積のグリッド91を得る手法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2007−203061号公報 特開平09−304738号公報
シリコン半導体プロセスを用いて製造された小グリッドは、外周がカットされて矩形状にされている。カットされる外周は、図16(A)に示すように、X線吸収部が設けられて実際にグリッドとして機能するグリッド部93の端部と一致しているのが理想的である。しかし、外周をカットする精度によっては、同図(B)に示すように、カットした端部94がグリッド部93の端部に対して斜めになることがある。また、カット時に発生するチッピング、カット後の取り扱い中に発生する欠け等により、同図(C)に示すように、端部95が凹凸になることもある。したがって、実際の小グリッド90は、図15(A)に示すように、グリッド部93の外側に、グリッドとして機能せずに切り代として用いられる非グリッド部96を設ける必要がある。
非グリッド部96は、例えばダイシングによってカットする場合に、50μmの幅が必要である。また、小グリッド90を並べる際に、各小グリッド90の平行度等のアライメントを行なうため、小グリッド90間にある程度の隙間が必要である。そのため、小グリッド90を並べると、図20(A)、(B)に示すように、グリッド部93の間にある程度の間隔Sが生じてしまう。
グリッド部93間の間隔Sは短いことが望ましい。具体的には、グリッド部93の間隔Sが、位相コントラスト画像の撮影に用いられるX線画像検出器の1画素のサイズ以下(例えば、150μm以下)であることがより望ましい。これは、グリッド部93の間隔Sが画素サイズよりも大きくなると、その部分が位相コントラスト画像を取得できない領域となり、画像品質を劣化させるためである。なお、特許文献1、2には、グリッド部の間隔を狭くして小グリッドを配列するための手法は開示されていない。
本発明の目的は、隣接する小グリッドのグリッド部の間隔が、X線画像検出器の1画素のサイズ以下となるように、複数枚の小グリッドを配列することにある。
上記課題を解決するために、本発明の放射線画像撮影用グリッドは、放射線を吸収する放射線吸収部が所定ピッチで配列されたグリッド部と、グリッド部の外周に設けられて放射線を透過する非グリッド部とを有する少なくとも2枚の小グリッドからなり、少なくとも2枚の小グリッドは、グリッド部と非グリッド部とが対面するように重ね合わされている。
また、少なくとも2枚の小グリッドは、グリッド部に直交する方向から見たときに、グリッド部と非グリッド部との境界が一致している。
複数枚の小グリッドを千鳥状に重ね合わせてもよい。これにより、複数枚の小グリッドを重ね合わせたときでも、放射線画像撮影用グリッドの厚みが厚くならないように抑制することができる。
また、複数枚の小グリッドを階段状に重ね合わせてもよい。このときには、複数枚の小グリッドの下に、放射線透過性を有するダミー基板を接合することが好ましい。また、ダミー基板に代えて、凹面状の支持基板により保持してもよい。更に、複数枚の小グリッドの一部を傾斜させ、略凹状または略球面状のグリッド面を構成してもよい。
本発明の放射線画像撮影用グリッドの製造方法は、放射線を吸収する放射線吸収部が所定ピッチで配列されたグリッド部と、グリッド部の外周に設けられて放射線を透過する非グリッド部とを有する少なくとも2枚の小グリッドを、グリッド部と非グリッド部とが対面するように重ね合わされ、接合されている。
また、非グリッド部に、可視光による視認性を有しかつ放射線に対する透過性を備えたアライメントマークを形成する工程と、アライメントマークの位置を検出して少なくとも2枚の小グリッドの位置を調整する工程とを含めてもよい。更に、少なくとも2枚の小グリッドは、アライメントマークが設けられている面同士が対面され、小グリッドの間に挿入された位置検出手段によりアライメントマークの位置が検出されるようにしてもよい。
本発明の放射線画像撮影システムは、放射線を放射する放射線源と、放射線を通過させて縞画像を生成する第1のグリッドと、縞画像の周期パターンに対して位相が異なる複数の相対位置で縞画像に強度変調を与える第2のグリッドと、放射線源と第1のグリッドとの間に配置され、放射線源から照射された放射線を領域選択的に遮蔽して多数の線光源とする第3のグリッドと、第2のグリッドにより各相対位置で強度変調された縞画像を検出する放射線画像検出器とを有する放射線画像撮影システムであって、第1〜第3のグリッドの少なくとも1つに、上記放射線画像撮影用グリッドを用いたものである。
本発明の放射線画像撮影用グリッド及びその製造方法は、一方の小グリッドのグリッド部と他方の小グリッドの非グリッド部とが対面するように重ね合わせているので、非グリッド部の大きさに影響されることなく、グリッド部の間隔が狭くなるように複数枚の小グリッドを配列することができる。これにより、本発明の放射線画像撮影用グリッドを用いた放射線画像撮影システムでは、複数枚の小グリッドのグリッド部間で位相コントラスト画像が取得できなくなるような事態が発生せず、高画質の位相コントラスト画像得ることができる。
本発明のX線画像撮影システムの構成を示す模式図である。 第2のグリッドの平面図及び要部断面図である。 小グリッドのグリッド部の構成を示す断面図である。 小グリッドの製造手順を示す説明図である。 小グリッドのアライメントマークを示す平面図である。 小グリッドのアライメント工程を示す模式図である。 アライメントマークに用いるブリッジ部を設けた小グリッドの平面図である。 2枚の小グリッドのその他の接合例を示す断面図である。 2枚以上の小グリッドを千鳥状に重ね合わせたグリッドを示す平面図及び断面図である。 2枚以上の小グリッドを階段状に重ね合わせたグリッドを示す平面図及び断面図である。 凹面状の支持基板に2枚以上の小グリッドを接合したグリッドの断面図である。 小グリッドを傾斜させて凹面状にしたグリッドの断面図である。 小グリッドを複数方向において重ね合わせたグリッドの斜視図である。 小グリッドを複数方向において重ね合わせたグリッドの分解斜視図である。 従来の放射線画像撮影用グリッドを示す平面図及び断面図である。 外周がカットされた小グリッドの形状のバリエーションを示す説明図である。
図1に示すように、本発明のX線画像撮影システム10は、z方向に配置された被検体Hに向けてX線を放射するX線源11と、z方向においてX線源11に対向配置された線源グリッド12と、線源グリッド12からz方向に所定距離離れた位置に平行に配置された第1のグリッド13と、第1のグリッド13からz方向に所定距離離れた位置に平行に配置された第2のグリッド14と、第2のグリッド14に対向配置されたX線画像検出器15とからなる。X線画像検出器15は、例えば、半導体回路を用いたフラットパネル検出器(FPD:Flat Panel Detector)が用いられている。
線源グリッド12、第1のグリッド13及び第2のグリッド14は、吸収型グリッドであり、z方向に直交するx方向に直線状に延伸され、かつz方向及びx方向に直交するy方向に沿って所定のピッチで周期的に配列された複数のX線吸収部17、18、19がそれぞれ縞状に設けられている。線源グリッド12、第1のグリッド13及び第2のグリッド14は、X線吸収部17、18、19によってX線を吸収し、X線吸収部の間に設けられたX線透過部によってX線を透過させる。
以下、第2のグリッド14を例にして、本発明の放射線画像撮影用グリッドの構成を説明する。なお、線源グリッド12及び第1のグリッド13は、X線吸収部17、18の幅、ピッチ、X線照射方向の厚さ等が異なる以外は第2のグリッド14とほぼ同様の構成であるため、詳しい説明は省略する。
図2(A)は、第2のグリッド14をX線画像検出器15の側から見た平面図であり、同図(B)は同図(A)のA−A断面を表している。第2のグリッド14は、サイズの小さな2枚の小グリッド21、22から構成されている。小グリッド21、22は、グリッドとして機能するグリッド部21a,22aと、グリッド部21a,22aの外周に設けられてグリッドとして機能しない非グリッド部21b,22bとをそれぞれ備えている。小グリッド21、22は、グリッド部21a及び非グリッド部22bと、非グリッド部21b及びグリッド部22aとが重なり合うように接合されており、z方向から見たときにそれぞれのグリッド部と非グリッド部との境界が一致し、かつ2つのグリッド部21a、22aが連続して1枚の大きなグリッド部を構成するように接合されている。
図2(B)のグリッド部を拡大して表した図3に示すように、小グリッド21、22は、シリコン等のX線透過性を有する材質で形成されたX線透過性基板24と、このX線透過性基板24に設けられたX線吸収部19とからなる。X線吸収部19は、グリッド部21a,22a内に設けられている。X線吸収部19は、X線透過性基板24にx方向に沿って設けられ、y方向に沿って配列された複数の溝25の中に設けられており、X線吸収性に優れた金属、例えば金やプラチナ等から構成されている。各X線吸収部19を隔てている複数の隔壁26は、X線透過部として機能する。
X線吸収部19の幅W2及びピッチP2は、線源グリッド12と第1のグリッド13との間の距離、第1のグリッド13と第2のグリッド14との距離、及び第1のグリッド13のX線吸収部18のピッチ等によって決まるが、幅W2はおよそ2〜20μm、ピッチP2は4〜40μm程度である。また、X線吸収部19のX方向の厚みT2は、高いX線吸収性を得るためには厚いほどよいが、X線源11から放射されるコーンビーム状のX線のケラレを考慮して、例えば100μm程度となっている。本実施形態では、例えば、幅W2が2.5μm、ピッチP2が5μm、厚みT2が100μmとなっている。
次に、第2のグリッド14を例にして、本発明のグリッドの製造方法について説明する。なお、線源グリッド12及び第1のグリッド13も同様の製造方法により製造されるため、詳しい説明は省略する。
図4は、小グリッド21を製造する工程を示している。なお、小グリッド22も同様の手順で製造されるため、詳しい説明は省略する。同図(A)に示すように、小グリッド21を製造する最初の工程では、シリコン製のX線透過性基板24の下面に支持基板28が接合される。支持基板28には、X線吸収性の低い材料が用いられており、望例えばホウケイ酸ガラス、ソーダライムガラス、石英、アルミナ、GaAs、Ge等が望ましく、更にはX線透過性基板24と同じシリコンが望ましい。ホウケイ酸ガラスとしては、例えばパイレックス(登録商標)ガラス、テンパックス(登録商標)ガラス等を用いることができる。
支持基板28のX線透過性基板24に接合された面には、導電性を有するシーズ層30が設けられている。シーズ層30は、例えば、AuまたはNi、もしくはAl、Ti、Cr、Cu、Ag、Ta、W、Pb、Pd、Pt等からなる金属膜、あるいはそれらの合金からなる金属膜から構成するのが好ましい。また、シーズ層30は、X線透過性基板24に設けてもよいし、X線透過性基板24と支持基板28との両方に設けられていてもよい。
図4(B)に示すように、次の工程では、一般的なフォトリソグラフィ技術を用いて、X線透過性基板24の上にエッチングマスク32が形成される。エッチングマスク32は、紙面方向に直線状に延伸され、かつ左右方向に所定ピッチで周期的に配列された縞模様のパターンを有する。
図4(C)に示すように、次の工程では、エッチングマスク32を用いたドライエッチングにより、X線透過性基板24に複数の溝25が形成される。溝25は、例えば、幅が数μm、深さ100μm程度の高いアスペクト比を必要とするため、溝25を形成するドライエッチングには、例えば、ボッシュプロセス、クライオプロセス等が用いられる。なお、シリコン基板に代えて感光性レジストを使用し、シンクロトロン放射光で露光して溝を形成してもよい。
図4(D)に示すように、次の工程では、電解メッキにより溝25内に金などのX線吸収材が充填され、X線吸収部19が形成される。支持基板28が接合されているX線透過性基板24は、シーズ層30に電流端子が接続され、メッキ液中に浸漬される。X線透過性基板24と対向させた位置には、もう一方の電極(陽極)が用意され、この問に電流が流されてメッキ液中の金属イオンがパターン加工されたX線透過性基板24へ析出されることにより、溝25内に金が埋め込まれる。なお、溝25に対するX線吸収材の充填は、電解メッキに限定されるものではなく、例えば、ペースト状、コロイド状のX線吸収材を充填してもよい。
図4(E)に示すように、次の工程では、X線吸収部19が形成されたX線透過性基板24等の外周がダイシング等によって矩形状にカットされ、小グリッド21が形成される。このカット工程では、グリッド部21aの外周に、小グリッド同士を接合する際の接合代として用いることができる幅を有した非グリッド部21bが形成される。支持基板28、シーズ層30及びエッチングマスク32は、図3に示すように、研磨等により除去される。なお、支持基板28及びシーズ層30を小グリッド21に残しておいてもよい。
図5(A)、(B)に示すように、次の工程では、小グリッド21、22の非グリッド部21b、22bに、両者を接合する際のアライメントに用いられるアライメントマーク34、35が2個ずつ形成される。アライメントマーク34、35は、小グリッド21、22のグリッド部が接合されたときに重なり合う位置に設けられる。アライメントマーク34、35の形成は、例えば、小グリッド21、22上にアライメントマークに用いる薄膜を形成し、この薄膜をエッチングやフォトリソグラフィ技術などを用いて部分的に除去することにより形成される。アライメントマーク34、35は、Al、Ti、Cr、レジスト等のX線透過性を有する材質で形成されている。
アライメントマーク34、35の厚さは、アライメント時に識別できる程度でよく、例えば0.01〜1μmでよい。アライメントマーク34、35のサイズは、グリッドの性能に対する影響を考慮した場合、X線画像検出器15の1画素以下であることが好ましく、例えば50〜100μm程度が好ましい。また、アライメントマーク34、35の形状を十字形状としたが、アライメントしやすい形状であればどのような形状であってもよい。また、アライメントマーク34、35を2個ずつ設けたが、2個以上ずつ設けてもよい。
次の工程では、アライメント装置により、小グリッド21と小グリッド22との位置決めと、接合とが行なわれる。図6に示すように、アライメント装置では、小グリッド21及び22のアライメントマーク34、35が対向するように、小グリッド21及び22が図示しない位置調整機構により保持される。例えば、小グリッド21は、アライメントマーク34が下方を向くように配置され、小グリッド22は、アライメントアーク35が上方を向くように配置される。位置調整機構は、小グリッド21、22をそれぞれX線吸収部19の延伸方向xと、X線吸収部19の配列方向yと、グリッド面に直交するz方向周りのθzの3方向に移動させることができる。
小グリッド21と小グリッド22との間には、上方と下方とを撮影するように背中合わせに配置された一対のアライメント用カメラ37、38を有する2組の位置検出ユニット39が挿入され、アライメントマーク34、35がそれぞれのカメラにより撮影される。各位置検出ユニット39のアライメント用カメラ37、38により撮影された画像は、図示しない画像処理装置によって処理され、アライメントマーク34とアライメントマーク35の位置ずれ量が検出される。位置調整機構は、検出された位置ずれ量に基づいて小グリッド21、22の位置を調整する。
小グリッド21、22の位置調整後、小グリッド21、22の間から2組の位置検出ユニット39が退避される。次いで、小グリッド21、22の接合部分に接着剤が塗布され、小グリッド21と小グリッド22とが当接されることにより、小グリッド21、22は接合される。接着剤は、X線透過性を有し、固化時に収縮等の変形をしないものが好ましく、例えば、熱硬化接着剤、瞬間接着剤等を用いることができる。また、接着剤の代わりに、X線透過性を有する低融点金属(例えば、ハンダ、インジウム等)を用いてもよい。
次に、X線画像撮影システムの作用について説明する。X線源11から放射されたX線は、線源グリッド12のX線吸収部17によって部分的に遮蔽されることにより、x方向に関する実効的な焦点サイズが縮小され、x方向に多数の線光源(分散光源)が形成される。線源グリッド12により形成された多数の線光源のX線は、被検体Hを通過することにより位相差が生じ、このX線が第1のグリッド13を通過することにより、被検体Hの屈折率と透過光路長とから決定される被検体Hの透過位相情報を反映した縞画像が形成される。各線光源の縞画像は、第2のグリッド14に投影され、第2のグリッド14の位置で一致する(重なり合う)ので、X線強度を低下させずに、位相コントラスト画像の画質を向上させることができる。
縞画像は、第2のグリッド14により強度変調され、例えば、縞走査法により検出される。縞走査法とは、第1のグリッド13に対し第2のグリッド14を、X線焦点を中心としてグリッド面に沿った方向にグリッドピッチを等分割(例えば、5分割)した走査ピッチでy方向に並進移動させながら、X線源11から被検体HにX線を照射して複数回の撮影を行なってX線画像検出器15により検出し、X線画像検出器15の各画素の画素データの位相のズレ量(被検体Hがある場合とない場合とでの位相のズレ量)から位相微分像(被検体で屈折したX線の角度分布に対応)を取得する方法である。この位相微分像を上記の縞走査方向に沿って積分することにより、被検体Hの位相コントラスト画像を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態の放射線画像撮影用グリッドは、複数枚の小グリッド21、22を接合して構成しているので、大きな面積を得ることができ、位相コントラスト画像の撮影面積を広くすることができる。また、小グリッド21、22は、グリッド部21a及び非グリッド部22bと、非グリッド部21b及びグリッド部22aとが重なり合うように接合されており、z方向から見たときにそれぞれのグリッド部と非グリッド部との境界が一致し、かつ2つのグリッド部21a、22aが連続して1枚の大きなグリッド部を構成するように接合されているので、小グリッド21、22のグリッド部21a,22aの間の間隔が画素サイズ以下となり、高画質の位相コントラスト画像を撮影することができる。
上記実施形態では、小グリッド21、22の完成後にアライメントマーク34、35を設けたが、小グリッド21、22の製造時に一緒にアライメントマークを造り込んでもよい。例えば、図7に示すように、X線透過性基板24に隔壁26の間を連結するブリッジ部40を形成し、このブリッジ部40を1個、または複数個用いてアライメントマークに用いてもよい。これによれば、小グリッドの完成後にアライメントマークを形成するための工程を省略することができる。また、ブリッジ部40が隔壁26を補強するので、溝25内に電解メッキによって金を充填する際に、隔壁26同士がくっついてしまうスティッキングという現象を防止することができる。
また、上記実施形態では、小グリッド21、22を重ね合わせる際にそれぞれのグリッド部と非グリッド部との境界を一致させたが、図8(A)に示すように、グリッド部21aと22aとを重ね合わせてもよい。この場合、グリッド部21aと22aとのX線吸収部19が一致するようにアライメントを行なう必要がある。
図8(B)に示すように、小グリッド21、22を重ね合わせる際に、それぞれのグリッド部と非グリッド部との境界の間に間隔Sを設けてもよい。これによれば、アライメント精度を低くすることができるので、製造コスト及び製造スループットを下げることができる。なお、間隔Sは、X線画像検出器15の1画素(150μm)以下のサイズにすることが好ましい。
上記実施形態では、支持基板28を除去した小グリッド21、22を用いたが、図8(C)に示すように、小基板の製造時に使用した支持基板42が接合された状態の小グリッド43、44を使用してグリッドを構成してもよい。この場合、小グリッド43、44のグリッド部43a、44aが設けられている面同士を接合してもよいし、同図(D)に示すように、支持基板42が設けられている面と、グリッド部42aが設けられている面とを接合してもよい。
また、上記実施形態では、2枚の小グリッド21、22により第2のグリッド14を構成したが、2枚以上の小グリッドを用いてもよい。例えば、図9(A)に示すように、4枚の小グリッド45a〜45dを接合して大面積のグリッド46を構成してもよい。この場合、同図(A)のy方向の断面図である同図(B)に示すように、小グリッド45a〜45dを千鳥状に重ね合わせれば、小グリッドの枚数が多くなってもグリッド46の厚みを抑えることができる。小グリッドの間に生じる隙間Eは、吸収グリッドとして使用する場合にはそのまま残しておいてもよい。しかし、干渉グリッドとして使用する場合には、隙間EでX線が干渉するため、小グリッド45a〜45dに使用しているX線透過性基板と同程度のX線透過性を有する材料により、隙間Eを埋めておくのが好ましい。
図10(A)及びy方向断面を表す同図(B)に示すグリッド50のように、小グリッド51a〜51eを階段状に重ね合わせて接合してもよい。このような接合を行う場合、グリッド50の強度を向上させるため、2点鎖線で示すように、小グリッド51a、51b、51d、51eの下に、X線透過性を有するダミー基板52a〜52dを接合するのが好ましい。また、図11に示すように、ダミー基板に代えて、凹状の支持基板54を用いてもよい。支持基板54に対する小グリッド51a〜51eの接合は、例えば、下段の小グリッドから順に接着剤で仮止めし、全ての小グリッドを仮止めした後に、本接着用の接着剤を支持基板54と小グリッド51a〜51eの間に充填すればよい。
図12に示すように、上面が傾斜されたダミー基板56a〜56dを使用してグリッド50の小グリッド51a、51b、51d、51eをX線焦点に向かうように傾斜させ、擬似的に凹面状のグリッドを構成してもよい。複数枚の小グリッドを用いてグリッドを大面積化した場合、コーンビーム状のX線のケラレが発生するが、小グリッドを傾けて凹状にすることにより収束構造のグリッドが得られるので、X線のケラレを少なくすることができる。また、凹面状の支持基板を用いて各小グリッドを傾斜させてもよい。
上記各実施形態では、小グリッドを1方向のみで重ね合わせていたが、図13に示すグリッド60のように、小グリッドを複数方向に重ねて合わせてもよい。図14に示すように、グリッド60は、最下段の小グリッド61の4辺に2段目の小グリッド62a〜62dをそれぞれ重ね合わせて接合し、2段目の小グリッド62a〜62dの間を埋めるように3段目の小グリッド63a〜63dを2段目の小グリッド62a〜62dの上に接合している。これによれば、グリッドをより大面積化することができる。なお、各小グリッドのグリッド部を縞状のグリッドではなく十字グリッドとし、各小グリッドをX線焦点に向けて傾斜させれば、球面状のグリッドを得ることもできる。
上記各実施形態では、第2のグリッド14を例にして構造、製造方法、効果等を説明したが、線源グリッド12及び第1のグリッド13にも同様に適用可能である。
上記実施形態では、第1及び第2のグリッド13,14を通過したX線を線形的に投影するように構成しているが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、グリッドによりX線を回折させることにより、いわゆるタルボ干渉効果を生じさせる構成(特許第4445397号公報、「C.David, et al, Applied Physics Letters, Vol.81, No.17, 2002年10月, 3287頁」等の論文に記載の構成)としてもよい。ただし、この場合には、第1及び第2のグリッド13,14の間の距離をタルボ干渉距離に設定する必要がある。また、この場合には、第1のグリッド13に、位相型グリッドを用いることが可能であり、第1のグリッド13に代えて用いた位相型グリッドは、タルボ干渉効果により生じる縞画像(自己像)を、第2のグリッド14に射影する。また、X線に代えてレーザ光を利用してもよい(「Hector Canabal, et al., Applied Optics, Vol.37, No.26, 1998年9月, 6227頁」等の論文に記載の構成)。
上記実施形態は、放射線としてX線を例に説明したが、α線、β線、γ線、電子線、紫外線などの放射線に用いるグリッドにも適用可能である。また、本発明は、放射線が被検体を透過する際に、被検体によって散乱された放射線を除去する散乱線除去用グリッドにも適用可能である。更に、上記各実施形態は、矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することも可能である。
10 X線画像撮影システム
11 X線源
12 線源グリッド
13 第1のグリッド
14 第2のグリッド
15 X線画像検出器
17、18、19 X線吸収部
21、22 小グリッド
21a、22a グリッド部
21b、22b 非グリッド部
24 X線透過性基板
25 溝
26 隔壁
34、35 アライメントマーク
37、38 アライメント用カメラ
40 ブリッジ部

Claims (11)

  1. 放射線を吸収する放射線吸収部が所定ピッチで配列されたグリッド部と、前記グリッド部の外周に設けられて放射線を透過する非グリッド部とを有する少なくとも2枚の小グリッドからなり、少なくとも2枚の前記小グリッドは、前記グリッド部と前記非グリッド部とが対面するように重ね合わされていることを特徴とする放射線画像撮影用グリッド。
  2. 少なくとも2枚の前記小グリッドは、前記グリッド部に直交する方向から見たときに、前記グリッド部と前記非グリッド部との境界が一致していることを特徴とする請求項1記載の放射線画像撮影用グリッド。
  3. 複数枚の前記小グリッドを千鳥状に重ね合わせたことを特徴とする請求項1または2記載の放射線画像撮影用グリッド。
  4. 複数枚の前記小グリッドを階段状に重ね合わせたことを特徴とする請求項1または2記載の放射線画像撮影用グリッド。
  5. 前記小グリッドの下に、放射線透過性を有するダミー基板を接合したことを特徴とする請求項4記載の放射線画像撮影用グリッド。
  6. 前記小グリッドを、凹面状の支持基板により保持したことを特徴とする請求項4記載の放射線画像撮影用グリッド。
  7. 複数枚の前記小グリッドの一部を傾斜させ、略凹状または略球面状のグリッド面としたことを特徴とする請求項4〜6いずれか記載の放射線画像撮影用グリッド。
  8. 放射線を吸収する放射線吸収部が所定ピッチで配列されたグリッド部と、前記グリッド部の外周に設けられて放射線を透過する非グリッド部とを有する少なくとも2枚の小グリッドを、前記グリッド部と前記非グリッド部とが対面するように重ね合わせ、接合したことを特徴とする放射線画像撮影用グリッドの製造方法。
  9. 前記非グリッド部に、可視光による視認性を有しかつ放射線に対する透過性を備えたアライメントマークを形成する工程と、前記アライメントマークの位置を検出して少なくとの2枚の前記小グリッドの位置を調整する工程とを含むことを特徴とする請求項8記載の放射線画像撮影用グリッドの製造方法。
  10. 少なくとも2枚の前記小グリッドは、前記アライメントマークが設けられている面同士が対面され、前記小グリッドの間に挿入された位置検出手段により前記アライメントマークの位置が検出されることを特徴とする請求項9記載の放射線画像撮影用グリッドの製造方法。
  11. 放射線を放射する放射線源と、前記放射線を通過させて縞画像を生成する第1のグリッドと、前記縞画像の周期パターンに対して位相が異なる複数の相対位置で前記縞画像に強度変調を与える第2のグリッドと、前記放射線源と前記第1のグリッドとの間に配置され、前記放射線源から照射された放射線を領域選択的に遮蔽して多数の線光源とする第3のグリッドと、前記第2のグリッドにより前記各相対位置で強度変調された縞画像を検出する放射線画像検出器とを有する放射線画像撮影システムであって、
    前記第1〜第3のグリッドの少なくとも1つに、請求項1〜7いずれか記載の放射線画像撮影用グリッドを用いたことを特徴とする放射線画像撮影システム。
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