JP4250795B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被検体の断層像を撮影するX線CT装置に係り、特には、X線管に対向させてスライス方向に複数のX線検出部が配列されたX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のX線CT装置は、X線管とX線検出器との対向状態を維持して、X線管やX線検出器を被検体の周りで回転させ、被検体の周回多方向からの投影データを収集して断層像を再構成するように構成されている。
【0003】
図11に示すように、X線管21に対向配置するX線検出器24は、これまで一般的に、X線管21やX線検出器24の回転軸芯に平行なスライス方向(通常は、被検体の体軸方向に平行な方向)に1つのX線検出部Sを配置させて、1スライス分の透過X線だけを検出する、いわゆるシングルスライス型のものが用いられていた。しかしながら、近年、図12に示すように、スライス方向に複数のX線検出部S(S1〜S4)を配列させて、複数スライス分の透過X線を同時に検出できる、いわゆるマルチスライス型のX線検出器24が用いられるようになってきている。
【0004】
このようなマルチスライス型のX線検出器24を搭載したX線CT装置は、複数枚の断層像を同時に得たり、1スライス分の断層像を再構成するための投影データをスライス方向に分割して収集し分解能が高い断層像を得たりすることなどが可能となる。
【0005】
また、この種のX線CT装置には、通常、図11、図12に示すように、X線管21から照射されるX線を絞る照射側コリメータ機構22以外に、X線検出器24に近接配置する検出側コリメータ部材23も設けられる。この検出側コリメータ部材23は、各X線検出部Sに散乱X線が入射するのを防止し、X線管焦点Fから直進してきたX線(透過X線)だけを入射させるために設けられている。図12に示すように、マルチスライス型のX線検出器24に近接配置される検出側コリメータ部材23には、X線検出器24に入射するX線束を、スライス方向に配列された各X線検出部Sにそれぞれ個別に入射するように分離する仕切りであるスライス間コリメータ23bがX線管焦点Fを向くように内設している。図12に示すように、この検出側コリメータ部材23は、従来、スライス方向を望む方向から見た断面形状が矩形になるように形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図12に示すように、マルチスライス型のX線検出器24を搭載したX線CT装置は、従来、スライス方向に配列された各X線検出部Sの各X線入射面24aが同一平面を形成するように配置されている。
【0007】
そのため、例えば、図12に示すように、中央の2つのX線検出部S2、S3の境界がX線検出器24のスライス方向の中心である場合、X線管焦点Fから各X線検出部S1〜S4に入射するX線束の角度θ1〜θ4は、(θ1=θ4)<(θ2=θ3)の関係が成り立ち、図12に示すように、各X線検出部S1〜S4間のX線検出感度OS1〜OS4が不均一になる。また、X線検出器24のスライス方向の中心から離れるに従って、X線検出部S1〜S4へのX線の入射角度の傾きが大きくなっていくので、個々のX線検出部S1〜S4内のX線検出感度分布も不均一になる。その結果、各X線検出部S1〜S4に対応して収集された投影データに基づき再構成された断層像の画質の低下を招いている。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、スライス方向に配列されたX線検出部間のX線検出感度及び個々のX線検出部内のX線検出感度分布の均一性を向上させることができるX線CT装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
X線管と、前記X線管に対向させてスライス方向に配列された複数のX線検出部とを備えたX線CT装置において、スライス方向にX線入射面が同一平面になるように配列される複数の前記X線検出部をモジュール単位としたとき、前記モジュール単位がスライス方向に複数配列されるとともに、前記各モジュール単位がそれぞれX線管焦点を向くように各X線検出部を配置したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載のX線CT装置において、X線管焦点を向くように複数のスライス間コリメータが内設された検出側コリメータ部材を、各X線検出部のX線入射側に配設する場合、その検出側コリメータ部材のX線検出部側の形状が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように配置された各X線検出部の各X線入射面に沿った形状になるように形成したことを特徴とするものである。
【0011】
〔作用〕
請求項1に記載の発明によれば、スライス方向に配列される各X線検出部が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように各X線検出部を配置したので、X線管焦点から各X線検出部に入射するX線束の角度の均一性を向上させることができるとともに、各X線検出部へのX線の入射角度の傾きの不均一化を抑制することもできる。
【0012】
なお、この種のX線検出部は、1つ々々独立して構成することもできるし、複数のX線検出部をまとめて1つのX線検出モジュールとして構成することもできる。1つのX線検出モジュール内において、スライス方向に複数のX線検出部を設けている場合には、個々のX線検出モジュールが(モジュール単位で)それぞれX線管焦点を向くように各X線検出部(各X線検出モジュール)を配置させる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、X線管焦点を向くように複数のスライス間コリメータが内設された検出側コリメータ部材を、各X線検出部のX線入射側に配設する場合、その検出側コリメータ部材のX線検出部側の形状が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように配置された各X線検出部の各X線入射面に沿った形状になるように形成したので、各X線検出部の各X線入射面の近傍まで各スライス間コリメータによる入射X線の分離を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1はこの発明に係るX線CT装置の全体構成を示す正面図、図2はX線管やX線検出器の回転方向を望む方向から見たX線管やX線検出器の一部断面図、図3はこの発明の参考例を示すスライス方向を望む方向から見たX線管やX線検出器の一部断面図である。
【0015】
このX線CT装置は、ベッド1やガントリ2、画像再構成処理部3などを備えている。
【0016】
ベッド1は、昇降可能なベッド基台10と天板11を備えており、被検体Mを搭載した天板11をベッド基台10に対して水平方向にスライド移動させることで、被検体Mをガントリ2の開口部20に挿抜できるように構成されている。
【0017】
ガントリ2内には、X線管21や照射側コリメータ機構22、検出側コリメータ部材23、マルチスライス型のX線検出器24、データ収集部(DAS)25、回転架台26などが備えられている。これら機器21〜25は、X線管21とX線検出器24とを対向させた状態で回転架台26に取り付けられ、回転架台26を回転させることで、X線管21とX線検出器24との対向状態を維持して、X線管21や照射側コリメータ機構22、検出側コリメータ部材23、X線検出器24、DAS25を一体的に、開口部20(に挿入された被検体M)の周りで回転させるように構成している。
【0018】
X線検出器24及びDAS25により収集された被検体Mの周回多方向からの投影データは、画像再構成処理部3に与えられて断層像の再構成が行われ、モニタ(図示省略)に表示されたり、保存装置(図示省略)に保存されるようになっている。
【0019】
図4の平面図に示すように、X線検出器24は、回転方向とスライス方向とにそれぞれ複数のX線検出部Sが配列された2次元配列構造で構成されている。各X線検出部Sは、例えば、入射X線を光に変換するシンチレータと、その光を電気信号に変換するフォトダイオードなどの光電変換部とを備えている。なお、図2、図3に示すように、各X線検出部Sは基板Bに支持されている。
【0020】
図2に示すように、X線検出器24の回転方向に配列された各X線検出部Sは、それぞれX線管焦点Fを向くように略円弧状に配置させている。なお、図5(a)に示すように、1つのX線検出モジュールSM内にセパレータSPを設けて、1つのX線検出モジュールSM内にX線検出器24の回転方向に沿って複数のX線検出部Sが設けているような場合には、図5(b)に示すように、各X線検出モジュールSMごとに、X線管焦点Fを向くように配置される。
【0021】
また、図3に示すように、スライス方向に配列される各X線検出部S(S1〜S4)も、それぞれX線管焦点Fを向くように略円弧状に配置させている。
【0022】
この実施例の参考例として、図5(a)に示すように、1つのX線検出モジュールSM内に、スライス方向へ1つのX線検出部Sを設けるように構成している。従って、スライス方向に配列される各X線検出部Sは、1つ々々がX線管焦点Fを向くように配置させることができる。すなわち、各X線検出部S(S1〜S4)に入射するX線束の中心軸XJが、それぞれ各X線検出部S(S1〜S4)のX線入射面24aと直交(各X線検出部S(S1〜S4)のX線入射面24aのスライス方向の中心軸と一致)するように構成されている。
【0023】
このように構成したことにより、X線管焦点Fからスライス方向に配列された各X線検出部S(S1〜S4)に入射するX線束の角度θ1〜θ4(図3参照)は、θ1=θ2=θ3=θ4となり、図6に示すように、スライス方向に配列された各X線検出部S(S1〜S4)間のX線検出感度OS1〜OS4を均一にすることができる。また、各X線検出部S(S1〜S4)へのX線の入射角度の傾きの不均一化を抑制することもでき、個々のX線検出部S(S1〜S4)内のX線検出感度OS1〜OS4の分布の均一性も向上させることもできる。従って、各X線検出部S(S1〜S4)に対応して収集された投影データに基づき再構成された断層像の画質を向上させることができる。
【0024】
次に、検出側コリメータ部材23の構成を説明する。
この検出側コリメータ部材23は、外囲がアルミニウムやステンレス鋼などで形成されており、その中には、図7の平面図に示すように、モリブデンや鉛などのX線遮蔽材で形成されたチャネル間コリメータ23aとスライス間コリメータ23bとが格子状に配設されている。なお、チャネル間コリメータ23aは、X線検出器24に入射するX線束を、X線検出器24の回転方向に配列された各X線検出部Sにそれぞれ個別に入射するように分離する仕切りであり、スライス間コリメータ23bは、X線検出器24に入射するX線束を、スライス方向に配列された各X線検出部Sにそれぞれ個別に入射するように分離する仕切りである。図2、図3に示すように、これら各チャネル間コリメータ23a及びスライス間コリメータ23bは、それぞれX線管焦点Fを向くように検出側コリメータ部材23に内設されている。
【0025】
また、図2、図3に示すように、検出側コリメータ部材23は、X線検出器24側の底面23cの形状が、X線検出器24の回転方向を望む方向から見た断面形状と、スライス方向を望む方向から見た断面形状とのいずれもが円弧状となる、球面状の凸部形状に形成され、X線検出器24の回転方向及びスライス方向にそれぞれX線管焦点Fを向くように配置された各X線検出部Sの各X線入射面24aに沿った形状になるように形成している。
【0026】
検出側コリメータ部材23の形状をこのように形成したことにより、各X線検出部Sの各X線入射面24aの近傍まで各スライス間コリメータ23と、各チャネル間コリメータ23bによる入射X線の分離を行うことができ、スライス方向に配列される各X線検出部Sが、それぞれX線管焦点Fを向くように各X線検出部Sを配置した状態において、各X線検出部Sへの散乱X線などノイズ成分となる不要なX線の入射を好適に防止することができる。また、X線検出器24の回転方向に配列された各X線検出部Sについても同様の効果が得られる。
【0027】
また、この実施例では、検出側コリメータ部材23のX線入射側の上面23dの形状も、X線検出器24側の底面23cの形状に相似する球面状の凹部形状(X線検出器24の回転方向を望む方向から見た断面形状と、スライス方向を望む方向から見た断面形状とのいずれもが円弧状となる)に形成し、検出側コリメータ部材23の厚みがどこでも略均一になるように形成している。検出側コリメータ部材23のX線入射側の上面23dの形状は、必ずしもこの実施例のような形状に限らないが、この実施例のように構成すると、検出側コリメータ部材23の厚みがどこでも略均一になるので、各X線検出部Sへの不要なX線の入射除去精度が全ての部位で略均一にでき、投影データの収集場所によるノイズ成分のバラツキを抑制できて再構成された断層像の画質が向上でき、また、例えば、スライス方向に配列された各X線検出部S1〜S4に対応する各投影データに基づき複数の断層像を再構成する場合には、各断層像の画質の均一化を向上させることもできる。
【0028】
上記実施例の参考例では、X線検出モジュールSM内に、スライス方向に沿って1つのX線検出部Sを設けて、各X線検出部SがそれぞれX線管焦点Fに向くように配置したが、この発明の一実施例において、X線検出モジュールSM内に、スライス方向に沿って複数(例えば、2つ)のX線検出部Sを設けている場合には、図8に示すように、個々のX線検出モジュールSMが(モジュール単位で)それぞれX線管焦点Fを向くように各X線検出部S(各X線検出モジュールSM)を配置させればよい。すなわち、各X線検出モジュールSMに入射するX線束の中心軸XJが、それぞれ各X線検出モジュールSMのX線入射面24aと直交(各X線検出モジュールSMのX線入射面24aのスライス方向の中心軸と一致)するように構成されている。
【0029】
図8の構成の場合も、X線管焦点Fからスライス方向に配列された各X線検出部S(S1〜S4)に入射するX線束の角度θ1〜θ4(図8参照)は、θ1=θ2=θ3=θ4となり、スライス方向に配列された各X線検出部S(S1〜S4)間のX線検出感度を均一にすることができる。また、個々のX線検出部S(S1〜S4)内のX線感度分布の均一性は、上記実施例よりも若干低下するが、従来装置よりも格段に向上させることができる。
【0030】
上記実施例や参考例では、X線検出部Sをスライス方向に4つ配列する場合を例に採ったが、この発明はこれに限定されず、スライス方向に4つ以外の複数のX線検出部Sを配列する場合にも同様に適用することができる。図9は、スライス方向に8つのX線検出部Sを、この発明によって配列した場合の構成例を示す。図9(a)は、X線検出モジュールSM内に、スライス方向に沿って1つのX線検出部Sを設けた場合の構成例を、図9(b)、(c)は、X線検出モジュールSM内に、スライス方向に沿って2つのX線検出部Sを設けた場合と4つのX線検出部Sを設けた場合の各構成例をそれぞれ示している。スライス方向に配列された各X線検出部S間のX線検出感度の均一性や、個々のX線検出部S内のX線感度分布の均一性は、X線検出モジュールSM内のX線検出部Sの個数が増えれば低下していくが、それでも従来装置よりは向上させることができる。
【0031】
また、上記実施例や変形例では、検出側コリメータ部材23のX線検出器24側の底面23cの形状を、X線検出器24のスライス方向を望む方向から見た断面形状が円弧状となるように形成したが、図10に示すように、検出側コリメータ部材23の底面23cの形状を、各X線検出部Sの各X線入射面24aに平行になる多角形状となるように形成してもよい。
【0032】
また、図10に示すように、検出側コリメータ部材23のX線入射側の上面23dの形状も、X線検出器24のスライス方向を望む方向から見た断面形状が多角形状となるように形成してもよい。
【0033】
さらに、上記検出側コリメータ部材23の底面23cまたは上面23dのいずれか一方の形状を、X線検出器24のスライス方向を望む方向から見た断面形状が円弧状となるように形成し、他方の形状を、X線検出器24のスライス方向を望む方向から見た断面形状が多角形状となるように形成してもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、スライス方向に配列される各X線検出部が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように各X線検出部を配置したので、X線管焦点から各X線検出部に入射するX線束の角度の均一性を向上させることができるとともに、各X線検出部へのX線の入射角度の傾きの不均一化を抑制することもでき、スライス方向に配列された各X線検出部間のX線検出感度の均一性と個々のX線検出部内のX線検出感度分布の均一性とを向上させることができ、各X線検出部に対応して収集された投影データに基づき再構成された断層像の画質を向上させることができる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、X線管焦点を向くように複数のスライス間コリメータが内設された検出側コリメータ部材を、各X線検出部のX線入射側に配設する場合、その検出側コリメータ部材のX線検出部側の形状が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように配置された各X線検出部の各X線入射面に沿った形状になるように形成したので、各X線検出部の各X線入射面の近傍まで各スライス間コリメータによる入射X線の分離を行うことができ、スライス方向に配列される各X線検出部が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように各X線検出部を配置した状態において、各X線検出部への散乱X線などノイズ成分となる不要なX線の入射を好適に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るX線CT装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】X線管やX線検出器の回転方向を望む方向から見たX線管やX線検出器の一部断面図である。
【図3】この発明の参考例を示すスライス方向を望む方向から見たX線管やX線検出器の一部断面図である。
【図4】実施例に係るX線検出器の平面図である。
【図5】X線検出モジュールの一例を示す斜視図と、X線検出器の回転方向へのX線検出モジュールの配置の変形例を示す図である。
【図6】X線検出器のスライス方向に配列された各X線検出部のX線検出感度(分布)を示す図である。
【図7】実施例に係る検出側コリメータ部材の平面図である。
【図8】実施例に係るX線検出器のスライス方向へのX線検出モジュールの配置を示す図である。
【図9】X線検出器のスライス方向へのX線検出モジュールの配置のその他の各種変形例を示す図である。
【図10】検出側コリメータ部材の変形例の構成を示す図である。
【図11】X線検出器のスライス方向に1つのX線検出部を配置した従来装置の要部構成図である。
【図12】X線検出器のスライス方向に複数のX線検出部を配置した従来装置の要部構成図及びその問題点を説明するための図である。

Claims (2)

  1. X線管と、前記X線管に対向させてスライス方向に配列された複数のX線検出部とを備えたX線CT装置において、スライス方向にX線入射面が同一平面になるように配列される複数の前記X線検出部をモジュール単位としたとき、前記モジュール単位がスライス方向に複数配列されるとともに、前記各モジュール単位がそれぞれX線管焦点を向くように各X線検出部を配置したことを特徴とするX線CT装置。
  2. 請求項1に記載のX線CT装置において、X線管焦点を向くように複数のスライス間コリメータが内設された検出側コリメータ部材を、各X線検出部のX線入射側に配設する場合、その検出側コリメータ部材のX線検出部側の形状が、少なくともモジュール単位でそれぞれX線管焦点を向くように配置された各X線検出部の各X線入射面に沿った形状になるように形成したことを特徴とするX線CT装置。
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