JP4070283B2 - コリメータ、コリメータ用のコーミング用具及びx線を検出する装置 - Google Patents

コリメータ、コリメータ用のコーミング用具及びx線を検出する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4070283B2
JP4070283B2 JP36018797A JP36018797A JP4070283B2 JP 4070283 B2 JP4070283 B2 JP 4070283B2 JP 36018797 A JP36018797 A JP 36018797A JP 36018797 A JP36018797 A JP 36018797A JP 4070283 B2 JP4070283 B2 JP 4070283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
collimator
rail
detector
comb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP36018797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10277022A (ja
Inventor
デイビッド・マイケル・ホフマン
マイケル・トーマス・ムルゼック
オーガスト・オー・エングラート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH10277022A publication Critical patent/JPH10277022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4070283B2 publication Critical patent/JP4070283B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/06Diaphragms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4291Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis the detector being combined with a grid or grating
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/04Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material
    • G01N23/046Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material using tomography, e.g. computed tomography [CT]
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2223/00Investigating materials by wave or particle radiation
    • G01N2223/40Imaging
    • G01N2223/419Imaging computed tomograph

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般的には計算機式断層写真法(CT)のイメージングに関し、より具体的には、このようなシステムに用いるためのコリメータ及び検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
少なくとも1つの公知のCTシステム構成では、X線源はファン(扇形)形状のビームを投射し、このビームは、デカルト座標系のX−Y平面であって、一般的に「イメージング平面」と呼ばれる平面内に位置するようにコリメートされる。X線ビームは、患者等のイメージングされるべき物体を通過する。ビームは、物体によって減衰された後に、放射線検出器の配列に入射する。検出器配列の所で受け取られる減衰したビーム放射線の強度は、物体によるX線ビームの減衰量に依存している。配列内の各々の検出器素子は、検出器の位置におけるビーム減衰の測定値である個別の電気信号を発生する。すべての検出器からの減衰測定値を個別に収集して、物体の透過プロファイル(断面)を形成する。
【0003】
公知の第3世代CTシステムでは、X線源及び検出器配列は、X線ビームが物体と交差する角度が一定に変化するように、イメージング平面内でイメージングされるべき物体の周りをガントリと共に回転する。1つのガントリ角度における検出器配列からの一群のX線減衰測定値、即ち、投影データを「ビュー」と呼ぶ。物体の1回の「走査」は、X線源及び検出器が1回転する間に様々なガントリ角度で形成される一組のビューで構成されている。軸方向走査の場合には、投影データを処理して、物体から切り取られた2次元スライスに対応する画像を構成する。
【0004】
一組の投影データから画像を再構成する1つの方法は、当業界でフィルタ補正逆投影(filtered back projection)法と呼ばれている。この方法は、1回の走査からの減衰測定値を、「CT数」又は「ハンスフィールド(Hounsfield)単位」と呼ばれる整数に変換し、これらの整数を用いて、陰極線管表示装置上の対応するピクセルの輝度を制御するものである。
【0005】
検出器素子は、X線源から検出器素子までの直進経路を通過しているX線が入射したときに最適な性能を発揮するように構成されている。具体的に、検出器素子は典型的には、X線ビームが入射したときに光事象を発生するシンチレーション結晶を含んでいる。これらの光事象は、検出器素子の所で受け取られた減衰したビーム放射線を表す電気信号を発生するために、各々の検出器素子から出力されて、光電応答性の材料に向かう。典型的には、光事象は、個別のアナログ出力を発生する増倍型光電管(photomultiplier)又はフォトダイオードに対して出力される。検出器素子はこのようにして、直進経路を通過するX線ビームの入射に応答して強い信号を出力する。
【0006】
X線はしばしば、イメージングされるべき物体を通過しているときに散乱する。具体的には、物体によってX線はしばしば、すべてではないまでもその幾分かがX線源と検出器との間の直進経路から逸脱する。従って、検出器素子にはしばしば、様々な角度のX線ビームが入射する。
これらの散乱したX線が検出器素子に入射すると、システム性能は低下する。検出器素子が、様々な角度の多数のX線にさらされているときには、シンチレーション結晶は多数の光事象を発生する。散乱したX線に対応する光事象は、シンチレーション結晶の出力にノイズを発生し、その結果、結果として得られる物体の画像にアーティファクトを発生する。
【0007】
散乱したX線による影響を低減させるために、散乱コリメータ(scatter collimator)がしばしば、関心のある物体と検出器配列との間に設けられている。このようなコリメータは、X線吸収性の材料で構成されており、散乱したX線が検出器配列に入射する前に実質的に吸収されるように位置決めされる。公知の散乱コリメータの1つが、例えば、本出願と共通の譲受人に譲渡された米国特許第5,293,417号に記載されている。散乱コリメータは、直進経路にあるX線のみが実質的に検出器素子に入射するようにX線源及び検出器素子の両方と適正に整列していることが重要である。又、散乱コリメータは、検出器素子の縁のようないくつかの位置において、放射線損傷に敏感な検出器素子をX線から遮蔽していることも重要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
公知のコリメータは、構成が複雑で厄介である。加えて、散乱したX線を吸収し且つ検出器素子の敏感な部分を遮蔽するように、公知のコリメータをX線源及び検出器素子と満足に整列させることは困難である。
散乱コリメータが、十分に整列し且つ位置決めされたときにでさえ、検出器素子は、依然としてアーティファクトを発生させることがある。具体的には、検出器素子は、X線照射の被曝を蓄積して受けた後に、出力ゲイン損失を示すことが知られている。出力ゲイン損失の程度は、検出器素子の精度及び有用性に直接的に関連する。過度の出力ゲイン損失を示した後には、検出器素子を交換しなければならない。検出器配列全体を交換することばかりでなく個々の検出器素子を交換することも又、時間をとる厄介な工程である。
【0009】
検出器素子の出力ゲイン損失を低減させて検出器素子の動作寿命を延ばすために、検出器素子は典型的には、反射体を含んでいる。具体的には、検出器は典型的には、1次元又は2次元のいずれかのシンチレーション結晶の配列を形成している検出器素子を含んでおり、シンチレーション結晶の配列は、間隙反射体を有している。上述のように、X線ビームが入射したときに、シンチレーション結晶は光事象を発生する。反射体は、各々の結晶内の光が結晶から逃散するのを防止するために、即ち、出力ゲイン損失をなくすために用いられている。間隙反射体は典型的には、箔、コーティング又はその他の現場で組み込まれる(cast-in-place)反射性材料で構成されている。しかしながら、反射体に用いられる反射性材料は典型的には、有機材料を含んでおり、有機材料は時間を経ると、放射線損傷の影響を示す。このような放射線損傷は、反射体の反射性を低減させ、その結果、出力ゲイン損失が生じる。従って、散乱コリメータによってこれらの反射体を遮蔽することが望ましい。
【0010】
構成が複雑且つ厄介でなく、散乱したX線を効果的に吸収すると共に、散乱したX線が検出器配列に入射するのを実質的に防止するような散乱コリメータを提供することが望ましい。又、検出器素子及び検出器配列にかかる経費を大幅に増大させずに検出器素子の出力ゲイン損失を更に低減させることが望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】
これらの目的及びその他の目的は、一実施例では、X線源と、散乱コリメータと、複数の反射性シンチレータを有している検出器配列とを含んでいるシステムによって達成され得る。具体的には、本発明の一実施例によれば、この散乱コリメータは、ハウジングを含んでおり、ハウジング内に、実質的に平行な複数の減衰用ブレードと、実質的に平行な複数の減衰用ワイヤとが配置されている。
【0012】
減衰用ブレードは、X線源から発している半径線に実質的に沿って配向しており、従って隣接した減衰用ブレードの間の開口も又、同様に配向している。即ち、各々のブレード及び開口は、焦点に関して整列している。ブレードは又、X線源と半径方向に整列している。即ち、各々のブレードは、X線源から等距離に位置している。従って、散乱したX線、即ち、半径線から逸脱したX線は、ブレードによって減衰させられる。但し、減衰用ワイヤは、ブレードに実質的に垂直に配向している。このように、これらのワイヤ及びブレードは、散乱したX線を減衰させると共に検出器配列を遮蔽する2次元の遮蔽グリッドを形成している。
【0013】
検出器配列は、複数の検出器素子を含んでおり、ハウジングに取り付けられるように構成されている。検出器素子は、一実施例では、光保持性材料でコーティングされているシンチレーション素子、即ち、シンチレータを含んでいる。具体的には、シンチレータは、誘電性コーティングでコーティングされて、シンチレータ内で発生された光事象をシンチレータの内部に保持する。
【0014】
上述のシステムは、複雑でない散乱コリメータを提供する。加えて、この散乱コリメータは、散乱したX線を効果的に吸収するものと考えられる。コーティングされたシンチレータは、検出器素子及び検出器配列にかかる経費を大幅に増大させずに検出器素子の出力ゲイン損失を低減させるものと考えられる。
【0015】
【実施例】
図1及び図2を参照すると、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム10が、「第3世代」CTスキャナにおいて典型的なガントリ12を含んでいるものとして示されている。ガントリ12は、X線源14を有しており、X線源14は、X線ビーム16をガントリ12の反対側に設けられている検出器配列18に向かって投射する。X線ビームは、デカルト座標系のX−Y平面であって、一般的に「イメージング平面」と呼ばれる平面内に位置するようにコリメートされる。検出器配列18は、検出器素子20によって形成されており、これらの検出器素子20は一括で、患者22を通過する投射されたX線を検知する。各々の検出器素子20は、入射するX線ビームの強度を表す、従って患者22を通過する際のビームの減衰を表す電気信号を発生する。X線投影データを収集するための1回の走査中に、ガントリ12及びガントリ12に装着された構成部品は、回転中心24の周りを回転する。
【0016】
ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26によって制御されている。制御機構26は、X線制御装置28と、ガントリ・モータ制御装置30とを含んでいる。X線制御装置28は、X線源14に対して電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御装置30は、ガントリ12の回転速度及び位置を制御する。制御機構26内に設けられているデータ収集システム(DAS)32が、検出器素子20からのアナログ・データをサンプリングし、後続の処理のためにこのデータをディジタル信号に変換する。画像再構成装置34が、サンプリングされてディジタル化されたX線データをDAS32から受け取って、高速画像再構成を実行する。再構成された画像は、計算機36への入力として印加され、計算機36は、大容量記憶装置38に画像を記憶させる。
【0017】
計算機36は又、キーボードを有しているコンソール40を介して、オペレータからの命令(コマンド)及び走査パラメータを受け取る。付設された陰極線管表示装置42によって、オペレータは、再構成された画像、及び計算機36からのその他のデータを観測することができる。オペレータが供給した命令及びパラメータは、計算機36によって用いられて、DAS32、X線制御装置28及びガントリ・モータ制御装置30に制御信号及び情報を供給する。加えて、計算機36はテーブル・モータ制御装置44を動作させ、テーブル・モータ制御装置44は、モータ式テーブル46を制御して、ガントリ12内で患者22を位置決めする。具体的には、テーブル46は、患者22の部分をガントリ開口48を通して移動させる。
【0018】
図3は、図1に示すCTシステム10の部分的な見取り図である。図示のように、X線ビーム16は、X線源14の焦点50から放射して、検出器素子20(図3には、1つの検出器素子20のみを示す。)に向かってファン角度γでファン状のX線を投射している。CTシステム10は、散乱コリメータ(scatter collimator)52を更に含んでいるものとして図示されており、散乱コリメータ52は、焦点50と検出器素子20との間に配置されている。散乱コリメータ52は、散乱コリメータ52の外側面54が焦点50から半径方向に遠くに位置するように彎曲しており、即ち、外側面54のすべての部分が焦点50から実質的に等距離に位置している。検出器素子20は、検出器素子20が同様に焦点50からそれぞれ等距離に位置するように、散乱防止コリメータ52に装着されている。散乱コリメータ52は、散乱コリメータ52が焦点50に対して移動し得るように、ガントリ装着用部品56A、56B及び56C、並びに合わせピン58A及び58Bによってガントリ12に調節自在に装着されている。
【0019】
図4について説明する。本発明の一実施例によれば、散乱コリメータ52は、ハウジング60と、複数の減衰用ブレード62と、複数の減衰用ワイヤ64とを含んでいる。ハウジング60は、頂部レール66と、底部レール68と、第1の端部ブロック70と、第2の端部ブロック72とを含んでいる。各々のレール66及び68は、第1の端部74A及び76Aと、第2の端部74B及び76Bとをそれぞれ含んでいる。頂部レール66は更に、第1の表面78を含んでおり、第1の表面78は、第2の表面80と実質的に垂直に配向している。同様に、底部レール68は、第1の表面82を含んでおり、第1の表面82は、第2の表面84と実質的に垂直に配向している。第1の表面78及び82は、それぞれのレール66及び68の外周86及び88を形成していると共に、検出器素子装着開口90、例えば、ねじ孔を内部に含んでいる。外周86及び88は、同じ高さに位置しており、コリメータ52の外側面54を形成している。
【0020】
頂部レール66及び底部レール68は、第1の端部ブロック70及び第2の端部ブロック72によって連結されている。具体的には、レール66及び68の第1の端部74A及び76Aは第1の端部ブロック70に連結されており、レール66及び68の第2の端部74B及び76Bは第2の端部ブロック72に連結されている。頂部レール66及び底部レール68はこのように、レール66とレール68との間に、且つ端部ブロック70と端部ブロック72との間にブレード開口92が設けられるように、端部ブロック70と端部ブロック72との間に延びている。加えて、レール66及び68は、レール66の各々の検出器素子装着開口90がレール68の対応する検出器素子装着開口90を有しているように、端部ブロック70及び72に装着されている。明確に述べると、レール66及び68は、対応し合う検出器素子装着開口90の間に延びている線がレール66及び68に対して実質的に垂直になるように装着されている。検出器素子20(図4には、3つの検出器素子20のみを示す。)は、検出器素子装着開口90を介してハウジング60に固定されている。
【0021】
減衰用ブレード62は、X線を減衰させる材料で構成されており、ブレード62が検出器素子20と焦点50との間に位置するように、ハウジング60に装着されている。具体的には、減衰用ブレード62は、ハウジング60のブレード開口92内に配置されていると共に、頂部レール66及び底部レール68に装着されている。各々の減衰用ブレード62は、全体的に矩形を成しており、第1の端部94と第2の端部96とを有している。各々のブレード62がレール66と68との間で全体的に垂直に延びるように、各々のブレード62の第1の端部94は頂部レール66に装着されていると共に、各々のブレード62の第2の端部96は底部レール68に装着されている。ブレード62は、隣接したブレード62の間にアパーチャ((開口)図示されていない)が形成されるように、ハウジング60内で整列している。各々のブレード62は又、焦点50から放射状に延びている半径線に実質的に沿うように整列しており、即ち、ブレード62は、「焦点に関して整列している」。従って、ブレード62の間のアパーチャは、半径線に実質的に沿っているので、散乱したX線、即ち、半径線から逸脱したX線は、ブレード62によって減衰させられて、検出器素子20に入射しなくなる。
【0022】
減衰用ワイヤ64は、X線を減衰させる材料で構成されており、ワイヤ64が検出器素子20と焦点50との間に位置するように、ハウジング60に装着されている。具体的には、減衰用ワイヤ64は、減衰用ワイヤ64がブレード開口92を横切って頂部レール66及び底部レール68に対して全体的に平行に延びるように、第1の端部ブロック70及び第2の端部ブロック72に連結されている。減衰用ワイヤ64はこのように、減衰用ブレード62に対して実質的に垂直になっている。従って、減衰用ワイヤ64及び減衰用ブレード62は、検出器素子20を保護する遮蔽グリッドを形成している。減衰用ワイヤ64の各々は、実質的に矩形の断面形状を有している。
【0023】
散乱コリメータ52は更に、レール66及び68のそれぞれの外周86及び88から外向きに突出している検出器係合用突起100、即ち係合用タブを含んでいる。具体的には、検出器係合用突起100は、レール66及び68のそれぞれの第2の表面80及び84から実質的に垂直に延びている。検出器係合用突起100は、頂部レール66から延びている各々の検出器係合用突起100が、底部レール68から延びている対応する検出器係合用突起100を有しているように構成されており、例えば、頂部レール66上の各々の検出器係合用突起100が、底部レール68上の対応する検出器係合用突起100と実質的に垂直に整列するように構成されている。明確に述べると、検出器係合用突起100は、対応し合う検出器係合用突起100の間に延びている線がレール66及び68に対して実質的に垂直になるように整列している。加えて、検出器係合用突起100は、対応し合う検出器素子装着開口90の間に延びている線も又、対応し合う検出器係合用突起100の間に延びるように、対応する装着開口90に整列している。
【0024】
散乱コリメータ52は又、電気ヒータ102A及び102B(図4には、ヒータ102Aのみを示す。)と、温度センサ104と、検出器装着用アジャスタ106A、106B及び106C(図4には、検出器装着用アジャスタ106Aのみを示す。)とを含んでいる。電気ヒータ102Aは、第1の端部ブロック70と第2の端部ブロック72との間に延びており、頂部レール66に隣接している。具体的には、電気ヒータ102Aは、頂部レール66が電気ヒータ102Aと減衰用ブレード62との間に位置するように、頂部レール66の第2の表面80に隣接して配置されている。電気ヒータ102Bも同様に、底部レール68が電気ヒータ102Bと減衰用ブレード62との間に位置するように、底部レール68の第2の表面84に隣接して配置されている。温度センサ104も同様に、頂部レール66が温度センサ104と減衰用ブレード62との間に位置するように、頂部レール66の第2の表面80に隣接して配置されている。明確に述べると、温度センサ104は、ねじ込み式に形成されており、温度センサ104が頂部レール66の第2の表面80と電気ヒータ102との両方に隣接するように、頂部レール66にねじ嵌めされている。検出器装着用アジャスタ106A、106B及び106Cは、第1の端部ブロック70、第2の端部ブロック72、及び端部ブロック70と端部ブロック72との間のハウジング60の一部からそれぞれ懸垂しており、散乱コリメータ52をガントリ12に調節自在に装着するように構成されている。
【0025】
散乱コリメータ52は、検出器素子20に固定されるように構成されている。具体的には、検出器素子20は、動作時に散乱コリメータ52が検出器素子20と焦点50との間に位置するように、且つ検出器素子20が焦点50から等距離に位置するように、ハウジング60に固定されている。より具体的には、検出器素子20は、検出器素子20が頂部レール66及び底部レール68に対して全体的に垂直に延びるように、レール66及び68に連結されている。図4に示すように、各々の検出器素子20は、隣接した対応し合う検出器係合用突起100に挿入されており、例えば検出器素子装着開口90に挿入される検出器素子装着用ねじ108によってレール66及び68に連結されている。具体的には、検出器素子20は、検出器係合用突起100内に受け入れるような寸法を有しているノッチ((切り込み)図示されていない)を含んでいる。
【0026】
図5は、頂部レール66、検出器素子20及び減衰用ブレード62の部分側面図であり、図6は底部レール68及び減衰用ブレード62の部分側面図である。図5及び図6について詳細に説明する。散乱コリメータ52は更に、2つのブレード位置決めコーム(櫛)110A及び110Bと、2つのモリブデン製制止要素112A及び112Bとを含んでいる。位置決めコーム110A及び110Bの各々は、その間にブレード受けを有している複数の(櫛の)歯114を含んでいる(図5及び図6の各々には、1つの歯114のみを示す。)。ブレード受けは、減衰用ブレード62を内部に受け入れるように構成されている。
【0027】
位置決めコーム110Aは、5つのコームから成る配列を含んでいる(図4には示されていない。)。具体的には、5つのコームの各々は、複数の歯を含んでおり、これらのコームが実質的に整列して、位置決めコーム110Aを形成している。同様に、位置決めコーム110Bは、実質的に整列して位置決めコーム110Bを形成するような5つのコームから成る配列を含んでいる。勿論、位置決めコーム110A及び110Bは、5つよりも多いコームから成る配列をそれぞれ含んでいてもよい。代替的には、位置決めコーム110A及び110Bは、5つよりも少ないコームから成る配列をそれぞれ含んでいてもよい。
【0028】
位置決めコーム110Aは、頂部レール66に取り付けられており、位置決めコーム110Bは、底部レール68に取り付けられている。位置決めコーム110A及び110Bは、それぞれのコーム110A及び110Bの歯114がレール66及び68の第2の表面80及び84に対して全体的に垂直に延びるように、レール66及び68に連結されている。具体的には、位置決めコーム110A及び110Bは、減衰用ブレード62の第1の端部94がコーム110Aのブレード受けに挿入されると共に同じブレード62の第2の端部96がコーム110Bのブレード受けに挿入されるときに、ブレード62がレール66とレール68との間で全体的に垂直に延びるように配向させられている。
【0029】
制止要素112A及び112Bは、外側表面116A及び116Bをそれぞれ含んでいると共に、頂部レール66及び底部レール68にそれぞれ連結されている。具体的には、制止要素112A及び112Bは、外側表面116A及び116Bが焦点50から半径方向に遠くに位置するように、又は焦点50と半径方向に整列するように、即ち、外側表面116A及び116Bの各々の部分が焦点50から等距離に位置するように、レール66及び68に連結されている。制止要素112A及び112Bは、それぞれの位置決めコーム110A及び110Bに隣接して配置されており、コーム110A及び110Bのブレード受けにブレード62が挿入され得るその範囲を調節している。より明確に述べると、制止要素112A及び112Bの外側表面116A及び116Bは、それぞれのコーム110A及び110Bの隣接した歯114の間で「壁」を形成している。
【0030】
図5及び図6を更に続けて参照すると、減衰用ブレード62は、複数のノッチ120を内部に有している外側表面118を含んでいるものとして図示されている。ノッチ120は、減衰用ワイヤ64の一部を内部に受け入れるように構成されているので、減衰用ワイヤ64は、検出器素子20を横切って安定に配置され得る。ノッチ120は、例えば、ブレード62内に切削されていてもよい。
【0031】
図7には、位置決めコーム110Aが、その間にブレード受け122を有している歯114を含んでいるものとして示されている。上述のように、ブレード受け122は、ブレード62を内部に受け入れるように構成されている。加えて、図面には示していないが、位置決めコーム110Bも、同様の歯114とブレード受け122とを有している。
【0032】
散乱コリメータ52を組み立てるためには、前述したように、頂部レール66及び底部レール68を第1の端部ブロック70及び第2の端部ブロック72に連結する。位置決めコーム110A及び110B、並びに制止要素112A及び112Bは、頂部レール66及び底部レール68にそれぞれ連結されている。具体的には、位置決めコーム110A及び110Bは、位置決めコームの歯114がそれぞれのレール66及び68の外周86及び88から実質的に等距離で突出するように、頂部レール66及び底部レール68にそれぞれ固定されている。コーム110A及び110Bは又、位置決めコームの歯114が焦点50から放射状に延びている半径線に実質的に沿って延びるように、即ち、歯114が焦点50と「焦点に関して整列する」ように配置されている。制止要素112A及び112Bは、制止要素外側表面116A及び116Bが焦点50から半径方向に遠くに位置するように、位置決めコーム110A及び110Bに固定されている。
【0033】
図8(A)及び図8(B)は、頂部レール66及び底部レール68に位置決めコーム110A及び110Bをそれぞれ固定するための制止ブロック130を示す説明図である(図8(A)及び図8(B)では、コーム110B及び底部レール58のみが見えている。)。制止ブロック130は、レール部132と、コーム部134とを含んでいる。レール部132は、底部レール68に当接するように構成されているレール部表面136を含んでいる。コーム部134は、レール部表面136から距離D1 で離隔しているコーム部表面138を含んでいる。
【0034】
底部レール68にコーム110Bを固定するために、制止ブロック130は、底部レール68の外周88がレール部表面136に当接するように、底部レール68に隣接して配置されている。従って、レール部表面136は、底部レール外周88の曲率と実質的に同じ曲率を有している。具体的には、一実施例では、制止ブロック130は、制止ブロック130を貫通して延びている開口140を含んでおり、ねじ142が開口140に挿入されて、底部レール68に制止ブロック130を固定している。制止ブロック130を配置した後に、コーム110Bは、コーム110Bの歯114が底部レール68と制止ブロック130のコーム部表面138との間に延びるように、底部レール68に固定される。具体的には、歯114は、歯114が底部レール68の外周88から実質的に等距離で延びるように、コーム部表面138に当接している。従って、コーム歯114は、X線源14の焦点50と半径方向に整列している。コーム110Aも頂部レール66に同様に固定されている。
【0035】
図9(A)及び図9(B)は、頂部レール66及び底部レール68上で位置決めコーム110A及び110Bの歯114を焦点に関してそれぞれ整列させるためのコーム角ブロック150を示す説明図である(図9(A)及び図9(B)では、コーム110A及び頂部レール66のみが見えている。)。コーム角ブロック150は、実質的にL字形状を成しており、その基部154にコーム部表面152を含んでいる。コーム角ブロック154は又、ダイヤモンド型ピン156と、丸型ピン158とを含んでおり、各々のピンは、コーム角ブロック150を貫通して延びている。
【0036】
レール66及び68にコーム110A及び110Bをそれぞれ固定する前に、コーム角ブロック150は、図示のように頂部レール66に隣接して配置される。次いで、位置決めコーム110Aは、コーム110Aがコーム部表面152に当接するように配置される。具体的には、図示のように、位置決めコーム110Aは、位置決めコーム110Aの外側の歯114がコーム角ブロック150のコーム部表面152と実質的に同じ高さに位置するように配置されている。より明確に述べると、位置決めコーム110Aの第1のコームは、コーム角ブロック150によって位置決めされている。位置決めコーム110Aのうち他のコームは、第1のコームを用いて位置決めされている。同様に、コーム角ブロック150は、底部レール68に隣接して配置されており、位置決めコーム110Bは、位置決めコーム110Bの外側の歯114がコーム部表面152と実質的に同じ高さに位置するように配置されている。具体的には、位置決めコーム110Bの第1のコームは、コーム角ブロック150によって位置決めされており、他のコームは、第1のコームを用いて位置決めされている。これにより、コーム歯114は、X線源14の焦点50と焦点に関して整列しており、コーム110Aのコーム歯114は、コーム110Bのコーム歯114と実質的に整列している。従って、ブレード受け122は、実質的に整列していると共に、レール66及び68に対して実質的に垂直にブレード62を保持するように構成されている。
【0037】
図10(A)及び図10(B)は、頂部レール66及び底部レール68に制止要素112A及び112Bをそれぞれ連結するためのフィンガ・ブロック160を示す説明図である(図10(A)及び図10(B)では、制止要素112B及び底部レール68のみが見えている。)。フィンガ・ブロック160は、レール部162と、コーム部164と、制止要素部166とを含んでいる。レール部162は、底部レール68に当接するように構成されているレール部表面168を含んでいる。コーム部164は、レール部表面168から距離D2 で離隔しているコーム部表面170を含んでいる。制止要素部166は、コーム部表面170から距離D3 で離隔している制止要素部表面172を含んでいる。
【0038】
底部レール68に制止要素112Bを固定するために、フィンガ・ブロック160は、底部レール68の外周88がレール部表面168に当接し、且つコーム110Bの歯114がレール部表面168とコーム部表面170との間に延びるように、底部レール68に隣接して配置されている。明確に述べると、レール部表面168は、2つの張り出し部(elevated ridge)174を含んでおり、フィンガ・ブロック160は、底部レール68の外周88が張り出し部174に当接するように配置されている。図示のように、コーム110Bの歯114は、コーム部表面170に当接していない。一実施例では、フィンガ・ブロック160は、フィンガ・ブロック160を貫通して延びている開口176を含んでおり、ねじ178が開口176に挿入されて、底部レール68にフィンガ・ブロック160を固定している。フィンガ・ブロック160を配置した後には、図示のように、制止要素部166は、底部レール68及びコーム110Bの間の距離D4 にわたって延びている。制止要素112Bは、制止要素112Bの外側表面116Bが底部レール68の外周88から距離D4 の所で制止要素部166の制止要素部表面172に当接するように、底部レール68に固定されている。従って、制止要素112Bの外側表面116Bは、X線源14の焦点と半径方向に整列している。制止要素112Bも頂部レール66に同様に固定されている。
【0039】
次いで、減衰用ブレード62が互いに実質的に平行になり、且つ制止要素112A及び112Bの外側表面116A及び116Bに当接するように、減衰用ブレード62をコーム110A及び110Bのブレード受け122に挿入する。従って、各ブレード62は、焦点50と半径方向に整列しており、即ち、焦点50から等距離に位置している。ブレード62は又、上述のように、ブレード62が焦点50と焦点に関して整列するように、角度を成して配置される。その後、ブレード62はコーム110A及び110Bに接着される。次いで、減衰用ワイヤ64がブレードのノッチ126に配置されて、上述のように第1の端部ブロック70及び第2の端部ブロック72に固定される。具体的には、ワイヤ64は、端部ブロック70及び72に接着される。そして、散乱コリメータ52を検出器装着用アジャスタ104A、106B及び106Cを介してガントリ12に装着する。
【0040】
図11は、位置決めコーム110A及びコーム歯114の拡大上面図である。具体的には、歯114は、ブレード握り用歯180と、検出器素子係合用歯182とを含んでいる。ブレード握り用歯180は、上述のように、ブレードを受け入れるブレード受け122をその間に有しており、ブレード受け122内に減衰用ブレード62を受け入れるように構成されている。但し、検出器素子係合用歯182は、検出器素子20に結合するように構成されている検出器素子用突出タブ100を形成している。
【0041】
ブレードの適正な整列を容易にするために、即ち、ブレード62が実質的に平行に位置していることを確実にするために、図12を参照すると、ブレード・コーミング(櫛梳き)用具184を用いることができる。ブレード・コーミング用具184は、ハンドル186と、ハンドル186から延びている複数の歯188とを含んでいる。歯188は、実質的に平行であり、その間にキャビティ190を含んでいる。キャビティ190は、内部にブレード62を受け入れるように構成されており、他方、歯188は、隣接したブレード62の間に挿入されるように構成されている。歯188は、実質的に同一の厚さである。コーミング用具184を用いるために、歯188は、ブレード62がキャビティ190内に滑り入るように、隣接したブレード62の間に挿入される。次いで、コーミング用具184は、ブレード62を梳いて、隣接したブレード62がこれらのブレード62のすべての部分において互いに対して等距離に位置している、即ち、各ブレード62が実質的に平行に位置していることを確実にする。従って、コーミング用具184は、ブレードの正確な整列を容易にし、このようにして、適正でないブレードの撓みを実質的になくす。
上述の散乱コリメータは、焦点及び検出器素子の両方に対する実質的に正確な整列を提供する。又、この散乱コリメータは複雑でなく、公知の散乱コリメータよりも構成が簡単である。加えて、この散乱コリメータは、不要な散乱したX線及び他の放射線から検出器素子を十分に遮蔽する。従って、散乱防止コリメータは、公知のコリメータに比較して向上したシステム性能を提供するものと考えられる。
【0042】
システム性能を更に向上させるために、検出器素子20は、シンチレーション素子を含んでおり、これらのシンチレーション素子は、光保持性材料、即ち、各々のシンチレーション素子内に光を維持する材料でコーティングされている。検出器素子20は、シンチレーション素子が間隙反射体を有している配列を形成するように構成され得る。従って、光保持性材料のコーティングは、各々のシンチレーション素子と間隙反射体との間に配置されている。このようにして、光保持性コーティングは、シンチレーション素子内で発生された光事象をこのようなシンチレーション素子の内部に実質的に保持すると共に、シンチレーション素子から出て行き間隙反射体が反射しきれない光量を減少させる。従って、検出器素子の総ゲイン損失が低減させられるものと考えられる。
【0043】
上述の実施例は、散乱したX線及び不要な放射線が、検出器素子20に入射するのを実質的に防止する。加えて、コーティングされたシンチレーション素子は、間隙反射体の反射性損失の程度、従って、検出器素子ゲイン損失の程度を小さくする。但し、これらの実施例は、例示の目的のためのみに示されたものである。更なる実施例も、勿論可能である。
【0044】
シンチレーション素子に塗工される光保持性コーティングは、例えば、増量(loaded)エポキシであってもよい。代替的には、勿論、光保持性コーティングは、薄膜金属コーティング、即ち、半透明のコーティングであってもよいし、低屈折率(low index)コーティング、誘電性コーティング又は誘電性スタック・コーティングであってもよい。光保持性コーティングは又、中間の無機コーティング層であってもよい。勿論、その他の光保持性コーティングを用いることもできる。
【0045】
更に、減衰用ブレード62は、タングステンで構成されていてもよい。但し、減衰用ブレード62は、その他の減衰性材料で構成されていてもよい。同様に、減衰用ワイヤ64は、タングステンで構成されていてもよいし、又はその他の何らかの減衰性材料で構成されていてもよい。加えて、ここに記載した制止要素112A及び112Bはモリブデンで構成されているが、制止要素112A及び112Bはその他の材料で構成されていてもよい。
【0046】
本発明の様々な実施例に関する以上の記述から、本発明の目的が達成されたことは明らかである。本発明を詳細にわたって記述すると共に図解したが、これらは説明及び例示のみを意図したものであって、限定のためのものであると解釈してはならないことを明瞭に理解されたい。例えば、ここに記載したCTシステムは「第3世代」システムであるが、「第4世代」システム等の他の多くのCTシステムを用いることができる。加えて、ここに記載した位置決めコームの各々は、5つのコームから成る配列を含んでいた。代替的には、各々の位置決めコームは、5つよりも少ない又は多いコーム、例えば、3つ、4つ又は6つのコームを含んでいてもよい。従って、本発明の要旨は、特許請求の範囲によってのみ限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの見取り図である。
【図2】図1に示すシステムのブロック概略図である。
【図3】図1に示すシステムの部分的な見取り図である。
【図4】本発明の一実施例による散乱コリメータの遠近図である。
【図5】図4に示す散乱コリメータの部分的な側面図である。
【図6】図4に示す散乱コリメータの部分的な側面図である。
【図7】本発明の一実施例による位置決めコームの上面図である。
【図8】図8(A)及び図8(B)は、本発明の一実施例によってコリメータ・ハウジングの頂部レール及び底部レールに位置決めコームを固定するための制止ブロックを示す図である。
【図9】図9(A)及び図9(B)は、本発明の一実施例によってコリメータ・ハウジングの頂部レール及び底部レール上で位置決めコームの歯を焦点に関して整列させるためのコーム角ブロックを示す図である。
【図10】図10(A)及び図10(B)は、本発明の一実施例によってコリメータ・ハウジングの頂部レール及び底部レールに制止要素を連結するためのフィンガ・ブロックを示す図である。
【図11】図7に示す位置決めコーム及びコーム歯の拡大上面図である。
【図12】本発明の一実施例によるブレード・コーミング用具の部分的な上面図である。
【符号の説明】
10 CTシステム
12 ガントリ
14 X線源
16 X線ビーム
18 検出器配列
20 検出器素子
22 患者
24 回転中心
26 制御機構
28 X線制御装置
30 ガントリ・モータ制御装置
32 データ収集システム(DAS)
34 画像再構成装置
36 計算機
38 大容量記憶装置
40 コンソール
42 表示装置
44 テーブル・モータ制御装置
46 モータ式テーブル
48 ガントリ開口
50 焦点
52 散乱コリメータ
54 散乱コリメータの外側面
56A、56B、56C ガントリ装着用部品
58A、58C 合わせピン
60 ハウジング
62 減衰用ブレード
64 減衰用ワイヤ
66 頂部レール
68 底部レール
70、72 端部ブロック
74A、74B、76A、76B レールの端部
78 頂部レールの第1の表面
80 頂部レールの第2の表面
82 底部レールの第1の表面
84 底部レールの第2の表面
86、88 レール外周
90 検出器素子装着開口
92 ブレード開口
94、96 減衰用ブレードの端部
100 検出器係合用突起
102A、102B 電気ヒータ
104 温度センサ
106A、106B、106C 検出器装着用アジャスタ
108 検出器素子装着用ねじ
110A、110B ブレード位置決めコーム
112A、112B 制止要素
114 ブレードの歯
116A、116B 制止要素の外側表面
118 減衰用ブレードの外側表面
120 ノッチ
122 ブレード受け
130 制止ブロック
132 制止ブロックのレール部
134 制止ブロックのコーム部
136 制止ブロックのレール部表面
138 制止ブロックのコーム部表面
140 制止ブロックの開口
142 制止ブロック用ねじ
150 コーム角ブロック
152 コーム角ブロックのコーム部表面
154 コーム角ブロックの基部
156 ダイアモンド型ピン
158 丸型ピン
160 フィンガ・ブロック
162 フィンガ・ブロックのレール部
164 フィンガ・ブロックのコーム部
166 フィンガ・ブロックの制止要素部
168 フィンガ・ブロックのレール部表面
170 フィンガ・ブロックのコーム部表面
172 フィンガ・ブロックの制止要素部表面
174 張り出し部
176 フィンガ・ブロックの開口
178 フィンガ・ブロック用ねじ
180 ブレード握り用歯
182 検出器素子係合用歯
184 ブレード・コーミング用具
186 ハンドル
188 ブレード・コーミング用具の歯
190 キャビティ

Claims (15)

  1. ガントリに装着されたX線源と検出器配列とを含んでいるシステム用のコリメータであって、ハウジングと、該ハウジングに連結されており、複数のブレードと、複数の減衰用ワイヤとを含んでいるグリッドであって、前記ブレードの各々は、該ブレードの隣接した1つのブレードか隔設されていると共に、該ブレードの隣接した1つのブレードに対して実質的に平行に延びており、前記ワイヤは、前記ブレードに対して実質的に垂直に延びている、グリッドとを備えたコリメータ。
  2. 前記ハウジングは、第1及び第2の端部を有している頂部レールと、第1及び第2の端部を有している底部レールと、前記頂部レールの前記第1の端部と前記底部レールの前記第1の端部とを連結している第1の端部ブロック、並びに前記頂部レール及び前記底部レールが前記第1の端部ブロックと当該第2の端部ブロックとの間を延びると共に該第1の端部ブロックと該第2の端部ブロックとの間にブレード開口を有するように、前記頂部レールの前記第2の端部と前記底部レールの前記第2の端部とを連結している第2の端部ブロックとを含んでいる請求項1に記載のコリメータ。
  3. 前記ブレードの各々は、第1の端部と第2の端部とを含んでおり、前記ブレードの前記第1の端部は、前記頂部レールに装着されており、前記ブレードが前記頂部レールと前記底部レールとの間に全体的に垂直に延びるように、前記ブレードの前記第2の端部は、前記底部レールに装着されている請求項2に記載のコリメータ。
  4. 少なくとも2つの位置決めコームを更に含んでおり、該位置決めコームの一方は、前記頂部レールに装着されており、該位置決めコームの他方は、前記底部レールに装着されている請求項2に記載のコリメータ。
  5. 減衰用の前記ブレードは、前記位置決めコームに装着されている請求項4に記載のコリメータ。
  6. 少なくとも2つの制止要素を更に含んでおり、該制止要素の一方は、前記頂部レールに連結されており、該制止要素の他方は、前記底部レールに連結されており、前記制止要素は、それぞれの前記位置決めコームに隣接している請求項4に記載のコリメータ。
  7. 前記減衰用ワイヤの各々は、第1の端部と第2の端部とを含んでおり、前記ワイヤの前記第1の端部は、前記第1の端部ブロックに連結されており、前記減衰用ワイヤが前記ブレード開口を横切って前記頂部レール及び前記底部レールに対して実質的に平行に延びるように、前記ワイヤの前記第2の端部は、前記第2の端部ブロックに連結されている請求項2に記載のコリメータ。
  8. 前記システムの前記検出器配列は、複数の検出器素子を含んでおり、前記ハウジングは、該検出器素子に固定されるように構成されている請求項1に記載のコリメータ。
  9. 計算機式断層写真法システムにおけるコリメータ用のコーミング用具であって、前記コリメータは、複数の減衰用ブレードを含んでおり、該ブレードの各々は、該ブレードの隣接した1つのブレードに対して実質的に平行に延びており、キャビティを当該歯の間に有している実質的に平行な複数の歯を備えたコリメータ用のコーミング用具。
  10. 前記歯は、隣接した前記減衰用ブレードの間に挿入されるように構成されている請求項9に記載のコリメータ用のコーミング用具。
  11. 前記キャビティの各々は、少なくとも1つの減衰用ブレードを受け入れるように構成されている請求項9に記載のコリメータ用のコーミング用具。
  12. 前記歯の各々は、実質的に同様の厚さを有している請求項9に記載のコリメータ用のコーミング用具。
  13. X線源から放射されるX線を検出する装置であって、該装置は、少なくとも1つの検出器素子とコリメータを備えており、該検出器素子は、光保持性材料でコーティングされたシンチレーション素子を含んでおり、
    前記コリメータは、前記検出器素子に固定されるように構成されているハウジングと、該ハウジングに連結されており、複数のブレードと、複数の減衰用ワイヤとを含んでいるグ リッドであって、前記ブレードの各々は、該ブレードの隣接した1つのブレードから隔設されていると共に、該ブレードの隣接した1つのブレードに対して実質的に平行に延びており、前記ワイヤは、前記ブレードに対して実質的に垂直に延びている、グリッドとを含んでいるX線を検出する装置。
  14. 前記光保持性の材料は、誘電性コーティングである請求項13に記載のX線を検出する装置。
  15. 減衰用の前記ブレード及び前記減衰用ワイヤは、タングステンで構成されている請求項13に記載のX線を検出する装置。
JP36018797A 1996-12-26 1997-12-26 コリメータ、コリメータ用のコーミング用具及びx線を検出する装置 Expired - Lifetime JP4070283B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/773,083 US5799057A (en) 1996-12-26 1996-12-26 Collimator and detector for computed tomography systems
US08/773083 1996-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10277022A JPH10277022A (ja) 1998-10-20
JP4070283B2 true JP4070283B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=25097168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36018797A Expired - Lifetime JP4070283B2 (ja) 1996-12-26 1997-12-26 コリメータ、コリメータ用のコーミング用具及びx線を検出する装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US5799057A (ja)
JP (1) JP4070283B2 (ja)
DE (1) DE19753268A1 (ja)
IL (1) IL122562A (ja)

Families Citing this family (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5799057A (en) * 1996-12-26 1998-08-25 General Electric Company Collimator and detector for computed tomography systems
US5991357A (en) * 1997-12-16 1999-11-23 Analogic Corporation Integrated radiation detecting and collimating assembly for X-ray tomography system
DE19852048A1 (de) * 1998-11-11 2000-05-25 Siemens Ag Strahlungsdetektionseinrichtung
EP1107260B1 (de) * 1999-11-30 2008-10-15 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Gitter zur Absorption von Röntgenstrahlen
US6449340B1 (en) 2000-07-31 2002-09-10 Analogic Corporation Adjustable x-ray collimator
US6396902B2 (en) 2000-07-31 2002-05-28 Analogic Corporation X-ray collimator
US6556657B1 (en) 2000-08-16 2003-04-29 Analogic Corporation X-ray collimator and method of manufacturing an x-ray collimator
US6445763B1 (en) 2000-11-22 2002-09-03 General Electric Medical Systems Global Technology Company, Llc Methods and apparatus for application specific computed tomographic radiation detection
US6700948B2 (en) 2000-12-12 2004-03-02 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Low-cost, multislice CT detector with multiple operating modes
US6873678B2 (en) * 2000-12-28 2005-03-29 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc Methods and apparatus for computed tomographic cardiac or organ imaging
WO2002098624A1 (en) 2001-06-05 2002-12-12 Mikro Systems Inc. Methods for manufacturing three-dimensional devices and devices created thereby
DE10138913B4 (de) * 2001-08-08 2010-08-19 Siemens Ag Detektormodul, Detektor für Röntgen-Computertomograph und Verfahren zur Herstellung von Schnittbildern mittels eines Röntgen-Computertomographen
DE10135288B4 (de) * 2001-07-19 2007-04-26 Siemens Ag Detektormodul für einen Röntgen-Computertomographen
US6654443B1 (en) 2002-02-25 2003-11-25 Ge Medical Systems Global Technology Co., Llc Thermal sensing detector cell for a computed tomography system and method of manufacturing same
US6775348B2 (en) * 2002-02-27 2004-08-10 General Electric Company Fiber optic scintillator with optical gain for a computed tomography system and method of manufacturing same
US6881965B2 (en) * 2002-07-26 2005-04-19 Bede Scientific Instruments Ltd. Multi-foil optic
US7236560B2 (en) * 2002-09-04 2007-06-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Anti-scattering X-ray shielding for CT scanners
US6778637B2 (en) * 2002-09-20 2004-08-17 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method and apparatus for alignment of anti-scatter grids for computed tomography detector arrays
DE10250196B4 (de) * 2002-10-28 2007-10-11 Siemens Ag Detektor für einen Röntgen-Computertomograph
US7177387B2 (en) * 2003-11-29 2007-02-13 General Electric Company Self-aligning scintillator-collimator assembly
US7492857B2 (en) * 2002-12-19 2009-02-17 General Electric Company Self-aligning scintillator-collimator assembly
US6947517B2 (en) * 2003-03-03 2005-09-20 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Scintillator array having a reflector with integrated air gaps
US6859514B2 (en) * 2003-03-14 2005-02-22 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc CT detector array with uniform cross-talk
EP1648304B1 (en) * 2003-07-22 2011-10-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Radiation mask for two dimensional ct detector
JP3961468B2 (ja) 2003-09-19 2007-08-22 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 放射線計算断層画像装置およびそれに用いる放射線検出器
JP2007506961A (ja) 2003-09-24 2007-03-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 画素化した検出器のための位置合わせ方法及び装置
US7254215B2 (en) * 2003-10-28 2007-08-07 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Systems and methods for reducing radiation dosage
DE10352382A1 (de) * 2003-11-10 2005-06-23 Siemens Ag Verfahren und Regelvorrichtung zur Regelung der Temperatur eines Detektorsystems innerhalb eines Computer-Tomographie-Gerätes
DE10354497A1 (de) * 2003-11-21 2005-06-30 Siemens Ag Detektor für ein Tomografie-Gerät
US6968032B2 (en) * 2003-12-18 2005-11-22 Ge Medical Systems Global Technologies Company, Llc Systems and methods for filtering images
DE10361510A1 (de) * 2003-12-23 2005-07-28 Siemens Ag Kollimator für einen Computertomographen
US7187748B2 (en) * 2003-12-30 2007-03-06 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Multidetector CT imaging method and apparatus with reducing radiation scattering
DE102004001688B4 (de) * 2004-01-12 2010-01-07 Siemens Ag Detektormodul
US7236561B2 (en) * 2004-08-31 2007-06-26 General Electric Company Method and system for assembling an X-ray imaging system
US20070085011A1 (en) * 2005-09-09 2007-04-19 Dieter Ritter Method and imaging system for generation of a scintigraphic exposure of a patient
US7362849B2 (en) * 2006-01-04 2008-04-22 General Electric Company 2D collimator and detector system employing a 2D collimator
DE102006044481A1 (de) * 2006-09-21 2008-04-03 Siemens Ag Werkzeug und Verfahren zum Aufbau eines Detektormoduls sowie Detektormodul
US7586096B2 (en) * 2006-11-17 2009-09-08 General Electric Company Interface assembly for thermally coupling a data acquisition system to a sensor array
CN101470086B (zh) * 2007-12-29 2012-11-28 清华大学 探测器装置及具有该探测器装置的ct检查系统
US7639777B2 (en) * 2008-02-26 2009-12-29 United Technologies Corp. Computed tomography systems and related methods involving forward collimation
US20090213984A1 (en) * 2008-02-26 2009-08-27 United Technologies Corp. Computed Tomography Systems and Related Methods Involving Post-Target Collimation
US20090225954A1 (en) * 2008-03-06 2009-09-10 United Technologies Corp. X-Ray Collimators, and Related Systems and Methods Involving Such Collimators
US8238521B2 (en) * 2008-03-06 2012-08-07 United Technologies Corp. X-ray collimators, and related systems and methods involving such collimators
US7876875B2 (en) * 2008-04-09 2011-01-25 United Technologies Corp. Computed tomography systems and related methods involving multi-target inspection
US20090274264A1 (en) * 2008-04-30 2009-11-05 United Technologies Corp. Computed Tomography Systems and Related Methods Involving Localized Bias
US7888647B2 (en) * 2008-04-30 2011-02-15 United Technologies Corp. X-ray detector assemblies and related computed tomography systems
WO2010007544A1 (en) * 2008-07-14 2010-01-21 Koninklijke Philips Electronics N.V. Anti-scatter grid
EP2362822A2 (en) 2008-09-26 2011-09-07 Mikro Systems Inc. Systems, devices, and/or methods for manufacturing castings
CN101762613B (zh) * 2008-12-24 2012-12-26 同方威视技术股份有限公司 用于x射线检查的探测器和准直器的组合装置及方法
US8385499B2 (en) * 2009-12-28 2013-02-26 General Electric Company 2D reflector and collimator structure and method of manufacturing thereof
WO2013020130A1 (en) * 2011-08-04 2013-02-07 John Lewellen Bremstrahlung target for intensity modulated x-ray radiation therapy and stereotactic x-ray therapy
JP2013068435A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Toshiba Corp コリメータ、コリメータの製造方法、およびx線ct装置
US8813824B2 (en) 2011-12-06 2014-08-26 Mikro Systems, Inc. Systems, devices, and/or methods for producing holes
JP5749148B2 (ja) * 2011-12-21 2015-07-15 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 放射線断層撮影装置および放射線検出装置並びに放射線断層撮影における空間分解能切換方法
US8890079B2 (en) * 2012-06-29 2014-11-18 General Electric Company Radiation detection device and radiation tomographic apparatus, and method for assembling radiation detection device
CN107850682B (zh) 2015-07-13 2021-07-27 皇家飞利浦有限公司 高能量分辨率/高x射线通量光子计数探测器
US10646176B2 (en) 2015-09-30 2020-05-12 General Electric Company Layered radiation detector
US10186340B2 (en) 2016-01-21 2019-01-22 FMI Medical Systems Co., Ltd. Anti-scatter collimator for high speed rotation
US10314553B2 (en) 2016-01-21 2019-06-11 FMI Medical Systems Co., Ltd. Focal spot position control using pre-patient collimator with beam tracking
US10182777B2 (en) 2016-02-22 2019-01-22 Morpho Detection, Llc Open drum gantry for computed tomography system
JP6776024B2 (ja) * 2016-06-30 2020-10-28 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線検出器、x線検出器モジュール、支持部材及びx線ct装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US259574A (en) * 1882-06-13 murdock
US3060941A (en) * 1961-01-12 1962-10-30 Werner B Harloff Hair comb and the like
GB1170889A (en) * 1968-11-08 1969-11-19 Wright Hershel Improvements in or relating to Hair Cleaning Devices.
US4429227A (en) * 1981-12-28 1984-01-31 General Electric Company Solid state detector for CT comprising improvements in collimator plates
US4671303A (en) * 1985-03-13 1987-06-09 Albert Saferstein Nit comb and method of producing same
US4905717A (en) * 1989-04-14 1990-03-06 Jonathan Taylor Comb with built-in level adjustable to a plurality of orientations
US5357553A (en) * 1994-02-28 1994-10-18 Ferlic Daniel J Radiographic grid
US5799057A (en) * 1996-12-26 1998-08-25 General Electric Company Collimator and detector for computed tomography systems

Also Published As

Publication number Publication date
DE19753268A1 (de) 1998-07-02
JPH10277022A (ja) 1998-10-20
US6134301A (en) 2000-10-17
US5799057A (en) 1998-08-25
IL122562A (en) 2001-03-19
IL122562A0 (en) 1998-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4070283B2 (ja) コリメータ、コリメータ用のコーミング用具及びx線を検出する装置
EP1648304B1 (en) Radiation mask for two dimensional ct detector
US5757878A (en) Detector arrangement for x-ray tomography system
US5991357A (en) Integrated radiation detecting and collimating assembly for X-ray tomography system
EP0246264B1 (en) X-ray apparatus
US4101768A (en) Apparatus for computerized tomography having improved anti-scatter collimators
US5781606A (en) X-ray tomography system with substantially continuous radiation detection zone
US20090161817A1 (en) Fan-beam coherent-scatter computer tomograph
JP4478335B2 (ja) X線ビームの動きを補正するための方法および装置
US20140355734A1 (en) Anti-scatter collimators for detector systems of multi-slice x-ray computed tomography systems
JP2012081265A (ja) X線用ハイブリッド型コリメータ及びその製造方法
JP3914601B2 (ja) 計算機式断層写真法システム用の計算機
EP0988830A2 (en) Methods and apparatus for indirect high voltage verification in an X-ray imaging system
NL1007211C2 (nl) CT-scanner met gesimuleerde parallelle bundel.
US4153839A (en) Radiography
JP4508305B2 (ja) 断層撮影システム及びそれ用のシンチレータ
JP2000304866A (ja) 一体型自己整合x線検出装置アセンブリ
US6993110B2 (en) Collimator for imaging systems and methods for making same
DiBianca et al. A variable resolution x‐ray detector for computed tomography: I. Theoretical basis and experimental verification
JP4502422B2 (ja) 検出器及びマルチスライス型コンピュータ断層撮影システム
JP4250795B2 (ja) X線ct装置
JP2000107162A (ja) 放射線撮像装置
Taunton Improvements in or relating to radiography

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term