JP2012038837A - パッケージおよびその作製方法 - Google Patents

パッケージおよびその作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012038837A
JP2012038837A JP2010175992A JP2010175992A JP2012038837A JP 2012038837 A JP2012038837 A JP 2012038837A JP 2010175992 A JP2010175992 A JP 2010175992A JP 2010175992 A JP2010175992 A JP 2010175992A JP 2012038837 A JP2012038837 A JP 2012038837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feedthrough
layer portion
forming
disposed
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2010175992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Takagi
一考 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010175992A priority Critical patent/JP2012038837A/ja
Publication of JP2012038837A publication Critical patent/JP2012038837A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
    • H01L2224/491Disposition
    • H01L2224/4912Layout
    • H01L2224/49175Parallel arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/19Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/191Disposition
    • H01L2924/19101Disposition of discrete passive components
    • H01L2924/19107Disposition of discrete passive components off-chip wires

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

【課題】応力が緩和され、クラックの発生が抑制されたパッケージおよびその作製方法を提供する。
【解決手段】導体ベースプレートと、導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、半導体装置を内在し、導体ベースプレート上に配置された金属壁と、金属壁の入出力部に設けられた貫通孔と、貫通孔にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート上に配置されたフィードスルー下層部と、貫通孔にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部上に配置されたフィードスルー上層部とを備え、フィードスルー上層部の厚さを金属壁の厚さよりも厚く形成したパッケージおよびその作製方法。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、パッケージおよびその作製方法に関する。
従来から半導体素子をパッケージングした半導体装置として、樹脂封止型の半導体装置と気密封止型の半導体装置とが知られている。
樹脂封止型は、リードフレームに搭載した半導体素子をトランスファーモールドなどにより直接、樹脂内に埋め込んだ構造のものであり、コストが安い、大量生産に向いている、小型化が可能などの利点により広く採用されている。
気密封止型は、セラミックなど絶縁体からなる基体に搭載した半導体素子を中空で気密保持した構造のものであり、樹脂封止型の半導体装置に比べてコストは高くなるが、気密性に優れるため、高い信頼性が要求される場合に採用されている。
近年、半導体素子の大型化、高密度化および高集積化が進み、半導体素子の動作時に発生する発熱量が急激に増大してきた。
気密封止型の半導体装置においては、金属からなる放熱体の上に直接、半導体素子を搭載した気密封止型の半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−183222号公報
気密封止型のパッケージにおいて、アルミナ製の凸状のフィードスルーは、それを囲い込む金属外壁からの応力を受け、クラックが生じ、気密性を失うことがある。
一態様によれば、導体ベースプレートと、導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、半導体装置を内在し、導体ベースプレート上に配置された金属壁と、金属壁の入出力部に設けられた貫通孔と、貫通孔にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート上に配置されたフィードスルー下層部と、貫通孔にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部上に配置されたフィードスルー上層部とを備えるパッケージが提供される。フィードスルー上層部の厚さを金属壁の厚さよりも厚く形成する。
実施の形態に係るパッケージの模式的鳥瞰図であって、(a)メタルキャップ10、(b)メタルシールリング14a、(c)金属壁16、(d)導体ベースプレート200、フィードスルー下層部20、フィードスルー上層部22およびフィードスルー下層部20上に配置された入力ストリップライン19aおよび出力ストリップライン19bの模式的構成図。 実施の形態に係るパッケージの模式的平面パターン構成図。 実施の形態に係るパッケージの模式的断面構成であって、図2のI−I線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージの模式的断面構成であって、図2のII−II線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージの模式的断面構成であって、図2のIII−III線に沿う模式的断面構造図。 (a)実施の形態に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の模式的透視図、(b)実施の形態に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の模式的鳥瞰図。 (a)比較例に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の模式的透視図、(b)比較例に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の模式的鳥瞰図。 実施の形態に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の拡大された模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージの出力端子近傍の別のフィードスルー構造の拡大された模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージの出力端子近傍のさらに別のフィードスルー構造の拡大された模式的断面構造図。 (a)実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置の模式的平面パターン構成の拡大図、(b)図11(a)のJ部分の拡大図。 実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置の構成例1であって、図11(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置の構成例2であって、図11(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置の構成例3であって、図11(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置の構成例4であって、図11(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構造図。
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下において、同じ要素には同じ符号を付して説明の重複を避け、説明を簡略にする。図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
以下に示す実施の形態は、技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施の形態は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(パッケージ構造)
実施の形態に係るパッケージを説明する模式的鳥瞰構成は、図1に示すように表される。図1(a)はメタルキャップ10、図1(b)はメタルシールリング14a、図1(c)は、金属壁16、図1(d)は、導体ベースプレート200、フィードスルー下層部20、フィードスルー上層部22およびフィードスルー下層部20上に配置された入力ストリップライン19aおよび出力ストリップライン19bの模式的構成をそれぞれ表す。
実施の形態に係るパッケージは、図1に示すように、メタルキャップ10と、メタルシールリング14aと、金属壁16と、導体ベースプレート200と、導体ベースプレート200上に配置されたフィードスルー下層部20と、フィードスルー下層部20上に配置された入力ストリップライン19aおよび出力ストリップライン19bと、フィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22とを備える。
(導体ベースプレート200)
実施の形態に係るパッケージの導体ベースプレート200は、例えば、モリブデン、銅モリブデン合金などの導電性金属によって形成されている。さらに、導体ベースプレート200の表面には、例えば、Au、Ni、Ag、Ag−Pt合金、Ag−Pd合金などのメッキ導体を形成してもよい。
(金属壁16)
金属壁16は、例えば、アルミニウム、モリブデン、銅モリブデン合金などの導電性金属によって形成される。
金属壁16の上面には、メタルシールリング14aを介して、半田付けのためのハンダメタル層(図示省略)が形成される。ハンダメタル層としては、例えば、金ゲルマニウム合金、金錫合金などから形成可能である。
また、実施の形態に係るパッケージにおいて、金属壁16は、絶縁性若しくは導電性の接着剤を介して、導体ベースプレート200上に配置される。絶縁性の接着剤としては、例えば、エポキシ樹脂、ガラスなどから形成可能であり、導電性の接着剤としては、例えば、金ゲルマニウム合金、金錫合金などから形成可能である。
(メタルキャップ10)
メタルキャップ10は、図1に示すように、平板形状を備える。メタルキャップ10は、例えば、アルミニウム、モリブデン、銅モリブデン合金などの導電性金属によって形成される。
金属壁16上にメタルシールリング14aを介してメタルキャップ10を配置する。
結果として、実施の形態に係るパッケージは、図1に示すように、金属壁16と、金属壁16上に配置されたメタルシールリング14aと、金属壁16上にメタルシールリング14aを介して配置されたメタルキャップ10とを備える。
実施の形態に係る半導体パッケージは、3GHz以上の高周波特性を有する。このため、高周波数(すなわち3GHzを越える周波数)のデバイス及び構成部品用のパッケージとして適用可能である。
(平面パターン構成)
実施の形態に係るパッケージ1の模式的平面パターン構成は、図2に示すように表される。また、図2のI−I線に沿う模式的断面構造は、図3に示すように表される。
また、図2のII−II線に沿う模式的断面構造は、図4に示すように表され、図2のIII−III線に沿う模式的断面構造は、図5に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージ1の構成例は、図1〜図5に示すように、導体ベースプレート200と、導体ベースプレート200上に配置された半導体装置24と、半導体装置24を内在し、導体ベースプレート200上に配置された金属壁16と、金属壁16
の入出力部に設けられた貫通孔34(図1(c)参照)と、貫通孔34にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート200上に配置されたフィードスルー下層部20と、貫通孔34にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22とを備える。ここで、フィードスルー上層部22の厚さW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成している。
すなわち、フィードスルー下層部20とフィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22の厚さW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成することにより、応力集中点B(フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20の重ね合わせエッジ)と応力発生源(金属壁16)を離すことができ、応力が緩和され、応力集中点Bにおけるクラックの発生を抑制することができる。
また、後述する図9と同様に、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の重ね合わせエッジに補強部30を更に備えていても良い。補強部30は、フィードスルー下層部20若しくはフィードスルー上層部22と同一の材質、例えば、セラミックで形成されていても良い。セラミックの材質としては、例えば、アルミナ(Al23)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化ベリリウム(BeO)などから形成可能である。
すなわち、フィードスルー下層部20とフィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20の重ね合わせエッジに補強部30を形成して補強することにより、応力集中点の応力が緩和され、クラックの発生を抑制することができる。
例えば、補強部30を設けることで、応力集中点Bにおける応力は、補強部30を設けない構造に比べて、約1/2に低減可能である。
また、補強部30は、焼成されたアルミナペーストから形成することも可能である。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図1〜図4に示すように、金属壁16の入力部において、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の間に配置された入力ストリップライン19aと、金属壁16の出力部において、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の間に配置された出力ストリップライン19bとを備えていても良い。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図2〜図3に示すように、金属壁16に囲まれた導体ベースプレート200上に半導体装置24に隣接して配置された入力回路基板26および出力回路基板28と、入力回路基板26上に配置され、入力ストリップライン19aに接続された入力整合回路17と、出力回路基板28上に配置され、出力ストリップライン19bに接続された出力整合回路18と、半導体装置24と入力整合回路17を接続するボンディングワイヤ12と、半導体装置24と出力整合回路18を接続するボンディングワイヤ14とを備えていても良い。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図1、図3〜図5に示すように、金属壁16上に配置されたメタルシールリング14aと、メタルシールリング14a上に配置されたメタルキャップ10とを備えていても良い。
(パッケージの作製方法)
実施の形態に係るパッケージの作製方法は、図1に示すように、導体ベースプレート200を形成する工程と、導体ベースプレート200上に半導体装置24を形成する工程と、半導体装置24を内在し、導体ベースプレート200上に金属壁16を形成する工程と、金属壁16の入出力部に貫通孔34を形成する工程と、貫通孔34にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート200上にフィードスルー下層部20を形成する工程と、貫通孔34にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部20上にフィードスルー上層部22を形成する工程とを有する。ここで、フィードスルー上層部22の厚さW1を金属壁16の厚さW2よりも厚く形成している。
また、図9〜図10に示すように、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の重ね合わせエッジに補強部30、32を形成する工程を有していても良い。
或いは、図1および図9〜図10に示すように、導体ベースプレート200を形成する工程と、導体ベースプレート200上に半導体装置24を形成する工程と、半導体装置24を内在し、導体ベースプレート200上に金属壁16を形成する工程と、金属壁16の入出力部に貫通孔34を形成する工程と、貫通孔34にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート200上にフィードスルー下層部20を形成する工程と、貫通孔34にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部20上にフィードスルー上層部22を形成する工程と、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の重ね合わせエッジに補強部30、32を形成する工程とを有していても良い。
補強部32を形成する工程は、アルミナペーストを焼成する工程を採用しても良い。
さらに、実施の形態に係るパッケージ1の作製方法は、図1〜図4に示すように、金属壁16の入力部において、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の間に入力ストリップライン19aを形成する工程と、金属壁16の出力部において、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の間に出力ストリップライン19bを形成する工程とを有していても良い。
さらに、実施の形態に係るパッケージ1の作製方法は、図2〜図3に示すように、金属壁16に囲まれた導体ベースプレート200上に半導体装置24に隣接して入力回路基板26および出力回路基板28を形成する工程と、入力回路基板26上に、入力ストリップライン19aに接続される入力整合回路17を形成する工程と、出力回路基板28上に、出力ストリップライン19bに接続される出力整合回路18を形成する工程と、半導体装置24と入力整合回路17を接続するボンディングワイヤ12を形成する工程と、半導体装置24と出力整合回路18を接続するボンディングワイヤ14を形成する工程とを有していても良い。
さらに、実施の形態に係るパッケージ1の作製方法は、図1、図3〜図5に示すように、金属壁16上にメタルシールリング14aを形成する工程と、メタルシールリング14a上にメタルキャップ10を形成する工程と有していても良い。
(フィードスルー構造)
実施の形態に係るパッケージ1の出力端子近傍のフィードスルー構造の模式的透視構造は、図6(a)に示すように表され、模式的鳥瞰構造は、図6(b)に示すように表される。一方、比較例に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の模式的透視構造は、図7(a)に示すように表され、模式的鳥瞰構造は、図7(b)に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージの構成例では、図6に示すように、フィードスルー上層部22の厚さW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成している。これに対して、比較例に係るパッケージの構成例では、フィードスルー上層部22の厚さと金属壁16の厚さを等しく形成している。
比較例に係るパッケージの構成例では、図7に示すように、フィードスルー上層部22の厚さと金属壁16の厚さを等しく形成しているため、応力集中点B1、B2と応力発生源(金属壁16)が近接している。これによって、応力集中点B1、B2に応力が集中し、クラックが発生し易い構造となっている。
これに対して、実施の形態に係るパッケージの構成例では、図6に示すように、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22の厚さW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成することにより、応力集中点と応力発生源(金属壁16)を離すことができる。これによって、応力が緩和され、応力集中点におけるクラックの発生を抑制することができる。
実施の形態に係るパッケージの出力端子近傍のフィードスルー構造の拡大された模式的断面構造は、図8に示すように表される。図8において、各部の寸法は、例えば以下の通りである。金属壁16の高さt1は、約0.5mm、フィードスルー上層部22の高さt2は、約0.7mm、フィードスルー下層部20と出力ストリップライン19bの全体の高さt3は、約0.7mmである。金属壁16の厚さW1は、約0.3mm、フィードスルー上層部22の厚さW2は、約0.7mm、フィードスルー下層部20の厚さは、約2.1mmである。金属壁16の内側において、フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20エッジ間の距離d1は、約0.5mm、金属壁16の外側において、フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20のエッジ間の距離d2は、約0.5mmである。また、金属壁16の外側において、フィードスルー上層部22のエッジとRF出力端子21bのエッジとの距離d0は、約0.2mmである。同様に、図示は省略するが、金属壁16の外側において、フィードスルー上層部22のエッジとRF入力端子21aのエッジとの距離d0も、約0.2mmである
また、金属壁16のエッジとフィードスルー上層部22のエッジとの距離[(W2−W1)/2]は、約0.2mmである。このように、金属壁16のエッジとフィードスルー上層部22のエッジとの距離[(W2−W1)/2]を0.2mm程度離隔することによって、応力集中点Bにおける応力は約1/2にすることができる。
実施の形態に係るパッケージ1の出力端子近傍の別のフィードスルー構造の拡大された模式的断面構造は、図9に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージ1は、図1〜図2および図9に示すように、導体ベースプレート200と、導体ベースプレート200上に配置された半導体装置24と、半導体装置24を内在し、導体ベースプレート200上に配置された金属壁16と、金属壁16の入出力部に設けられた貫通孔34と、貫通孔34にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート200上に配置されたフィードスルー下層部20と、貫通孔34にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22と、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の重ね合わせエッジに配置された補強部30とを備えていても良い。
補強部30は、フィードスルー下層部20若しくはフィードスルー上層部22と同一の材質、例えば、セラミックで形成されていても良い。セラミックの材質としては、例えば、アルミナ(Al23)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化ベリリウム(BeO)などから形成可能である。
すなわち、フィードスルー下層部20とフィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20の重ね合わせエッジに補強部30を形成して補強することにより、応力集中点Bの応力が緩和され、クラックの発生を抑制することができる。
図9に示すように、補強部30を設けることで、応力集中点Bにおける応力は、補強部30を設けない構造に比べて、約1/2に低減可能である。
実施の形態に係るパッケージ1の出力端子近傍のさらに別のフィードスルー構造の拡大された模式的断面構造は、図10に示すように表される。図10においては、補強部30は、焼成されたアルミナペーストから形成される例が示されている。焼成前にアルミナペースト注入部40より、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の重ね合わせエッジにアルミナペーストを注入する。この場合、補強部32は、メニスカス(テーパ)構造として形成される。なお、図10においては、補強部32は、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の重ね合わせエッジの両側に形成された例が示されているが、片側に形成されていても良い。
(半導体素子構造)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24の模式的平面パターン構成の拡大図は、図11(a)に示すように表され、図11(a)のJ部分の拡大図は、図11(b)に示すように表される。また、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24の構成例1〜4であって、図11(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構成例1〜4は、それぞれ図12〜図15に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24において、複数のFETセルFET1〜FET10は、図11〜図15に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110の第1表面に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122と、半絶縁性基板110の第1表面に配置され、ゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成した複数のゲート端子電極G1,G2,…,G10、複数のソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102およびドレイン端子電極D1,D2,…,D10と、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の下部に配置されたVIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102と、半絶縁性基板110の第1表面と反対側の第2表面に配置され、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102に対してVIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102を介して接続された接地電極(図示省略)とを備える。
ゲート端子電極G1,G2,…,G10には、ボンディングワイヤ12が接続され、ドレイン端子電極D1,D2,…,D10には、ボンディングワイヤ14が接続され、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の下部には、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102が形成され、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102の内壁に形成されたバリア金属層(図示省略)およびバリア金属層上に形成され、VIAホールを充填する充填金属層(図示省略)を介してソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102は、接地電極(図示省略)に接続されている。
半絶縁性基板110は、GaAs基板、SiC基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板、若しくはダイヤモンド基板のいずれかである。
(構造例1)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例1は、図12に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、ゲートフィンガー電極(G)124およびドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)層116が形成されている。図12に示す構成例1では、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)が示されている。
(構造例2)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例2は、図13に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたソース領域126およびドレイン領域128と、ソース領域126上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたゲートフィンガー電極(G)124およびドレイン領域128上に配置されたドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とゲートフィンガー電極(G)124との界面には、ショットキーコンタクト(Schottky Contact)が形成されている。図13に示す構成例2では、金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET:Metal Semiconductor Field Effect Transistor)が示されている。
(構造例3)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例3は、図14に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上のリセス部に配置されたゲートフィンガー電極(G)124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図14に示す構成例3では、HEMTが示されている。
(構造例4)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例4は、図15に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上の2段リセス部に配置されたゲートフィンガー電極124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図15に示す構成例4では、HEMTが示されている。
また、上記の構成例1〜4においては、活性領域以外の窒化物系化合物半導体層112を電気的に不活性な素子分離領域として用いている。ここで、活性領域とは、ソースフィンガー電極120、ゲートフィンガー電極124およびドレインフィンガー電極122の直下の2DEG層116、ソースフィンガー電極120とゲートフィンガー電極124間およびドレインフィンガー電極122とゲートフィンガー電極124間の2DEG層116からなる。
素子分離領域の他の形成方法としては、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18および窒化物系化合物半導体層112の深さ方向の一部まで、イオン注入により形成することもできる。イオン種としては、例えば、窒素(N)、アルゴン(Ar)などを適用することができる。また、イオン注入に伴うドーズ量は、例えば、約1×1014(ions/cm2)であり、加速エネルギーは、例えば、約100keV〜200keVである。
素子分離領域上およびデバイス表面上には、パッシベーション用の絶縁層(図示省略)が形成されている。この絶縁層としては、例えば、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法によって堆積された窒化膜、アルミナ(Al23)膜、酸化膜(SiO2)、酸窒化膜(SiON)などで形成することができる。
ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122は、例えば、Ti/Alなどで形成される。ゲートフィンガー電極124は、例えばNi/Auなどで形成することができる。
なお、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24において、ゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122の長手方向のパターン長は、マイクロ波/ミリ波/サブミリ波と動作周波数が高くなるにつれて、短く設定される。例えば、ミリ波帯においては、パターン長は、約25μm〜50μmである。
また、ソースフィンガー電極120の幅は、例えば、約40μm程度であり、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の幅は、例えば、約100μm程度である。また、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102の形成幅は、例えば、約10μm〜40μm程度である。
実施の形態によれば、マイクロ波帯の半導体装置に適用可能な気密性が高いパッケージを提供することができる。
また、実施の形態によれば、2層のアルミナ基板からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22の厚みW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成することにより、応力集中点(フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20の重ね合わせエッジ)と応力発生源(金属壁16)を離すことができ、応力が緩和され、クラックの発生が抑制されたパッケージを提供することができる。
また、実施の形態によれば、2層のアルミナ基板からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22とフィードスルー下層部20の重ね合わせエッジを補強することにより、応力集中点の応力が緩和され、クラックの発生が抑制されたパッケージを提供することができる。
[その他の実施の形態]
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置としては、FET、HEMTに限らず、LDMOS(Laterally Diffused Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Hetero-junction Bipolar Transistor)などの増幅素子、メムス(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)素子なども適用できることは言うまでもない。
このように、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
1…パッケージ
10…メタルキャップ
11、12,14,15…ボンディングワイヤ
14a…メタルシールリング
16…金属壁
17…入力整合回路
18…出力整合回路
19a…入力ストリップライン
19b…出力ストリップライン
20…絶縁層(凸上フィードスルー下層部)
21a…RF入力端子
21b…RF出力端子
22…凸状フィードスルー上層部
24…半導体装置
25…凸状フィードスルー
26…入力回路基板
28…出力回路基板
30、32…補強部
34…貫通孔
40…アルミナペースト注入部
110…半絶縁性基板
112…窒化物系化合物半導体層(GaNエピタキシャル成長層)
116…2次元電子ガス(2DEG)層
118…アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)
120…ソースフィンガー電極
122…ドレインフィンガー電極
124…ゲートフィンガー電極
126…ソース領域
128…ドレイン領域
200…導体ベースプレート
G,G1,G2,…,G10…ゲート端子電極
S,S11,S12,…,S101,S102…ソース端子電極
D,D1,D2,…,D10…ドレイン端子電極
SC11,SC12,…,SC91,SC92,SC101,SC102…VIAホール

Claims (16)

  1. 導体ベースプレートと、
    前記導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、
    前記半導体装置を内在し、前記導体ベースプレート上に配置された金属壁と、
    前記金属壁の入出力部に設けられた貫通孔と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記導体ベースプレート上に配置されたフィードスルー下層部と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記フィードスルー下層部上に配置されたフィードスルー上層部と
    を備え、前記フィードスルー上層部の厚さを前記金属壁の厚さよりも厚く形成したことを特徴とするパッケージ。
  2. 前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の重ね合わせエッジに補強部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
  3. 導体ベースプレートと、
    前記導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、
    前記半導体装置を内在し、前記導体ベースプレート上に配置された金属壁と、
    前記金属壁の入出力部に設けられた貫通孔と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記導体ベースプレート上に配置されたフィードスルー下層部と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記フィードスルー下層部上に配置されたフィードスルー上層部と、
    前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の重ね合わせエッジに配置された補強部と
    を備えることを特徴とするパッケージ。
  4. 前記補強部は、焼成されたアルミナペーストからなることを特徴とする請求項2または3に記載のパッケージ。
  5. 前記金属壁の入力部において、前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の間に配置された入力ストリップラインと、
    前記金属壁の出力部において、前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の間に配置された出力ストリップライン
    とを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパッケージ。
  6. 前記金属壁に囲まれた前記導体ベースプレート上に前記半導体装置に隣接して配置された入力回路基板および出力回路基板と、
    前記入力回路基板上に配置され、前記入力ストリップラインに接続された入力整合回路と、
    前記出力回路基板上に配置され、前記出力ストリップラインに接続された出力整合回路と、
    前記半導体装置と前記入力整合回路および前記出力整合回路を接続するボンディングワイヤと
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のパッケージ。
  7. 前記金属壁上に配置されたメタルシールリングと、
    前記メタルシールリング上に配置されたメタルキャップと
    を備えることを特徴とする請求項6に記載のパッケージ。
  8. 前記半導体装置は、
    半絶縁性基板と、
    前記半絶縁性基板の第1表面に配置され,それぞれ複数のフィンガーを有するゲートフィンガー電極、ソースフィンガー電極およびドレインフィンガー電極と、
    前記半絶縁性基板の第1表面に配置され,前記ゲートフィンガー電極、前記ソースフィンガー電極および前記ドレインフィンガー電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成した複数のゲート端子電極、複数のソース端子電極およびドレイン端子電極と、
    前記ソース端子電極の下部に配置されたVIAホールと、
    前記半絶縁性基板の第1表面と反対側の第2表面に配置され、前記ソース端子電極に対して前記VIAホールを介して接続された接地電極と
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパッケージ。
  9. 前記半絶縁性基板は、GaAs基板、SiC基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板、若しくはダイヤモンド基板のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載のパッケージ。
  10. 導体ベースプレートを形成する工程と、
    前記導体ベースプレート上に半導体装置を形成する工程と、
    前記半導体装置を内在し、前記導体ベースプレート上に金属壁を形成する工程と、
    前記金属壁の入出力部に貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記導体ベースプレート上にフィードスルー下層部を形成する工程と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記フィードスルー下層部上にフィードスルー上層部を形成する工程と
    を有し、前記フィードスルー上層部の厚さを前記金属壁の厚さよりも厚く形成したことを特徴とするパッケージの作製方法。
  11. 前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の重ね合わせエッジに補強部を形成する工程を有することを特徴とする請求項10に記載のパッケージの作製方法。
  12. 導体ベースプレートを形成する工程と、
    前記導体ベースプレート上に半導体装置を形成する工程と、
    前記半導体装置を内在し、前記導体ベースプレート上に金属壁を形成する工程と、
    前記金属壁の入出力部に貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記導体ベースプレート上にフィードスルー下層部を形成する工程と、
    前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記フィードスルー下層部上にフィードスルー上層部を形成する工程と、
    前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の重ね合わせエッジに補強部を形成する工程と
    を有することを特徴とするパッケージの作製方法。
  13. 前記補強部を形成する工程は、アルミナペーストを焼成する工程からなることを特徴とする請求項11たは12に記載のパッケージの作製方法。
  14. 前記金属壁の入力部において、前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の間に入力ストリップラインを形成する工程と、
    前記金属壁の出力部において、前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の間に出力ストリップラインを形成する工程
    とを有することを特徴とする請求項13に記載のパッケージの作製方法。
  15. 前記金属壁に囲まれた前記導体ベースプレート上に前記半導体装置に隣接して入力回路基板および出力回路基板を形成する工程と、
    前記入力回路基板上に、前記入力ストリップラインに接続される入力整合回路を形成する工程と、
    前記出力回路基板上に、前記出力ストリップラインに接続される出力整合回路を形成する工程と、
    前記半導体装置と前記入力整合回路および前記出力整合回路を接続するボンディングワイヤを形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項14に記載のパッケージの作製方法。
  16. 前記金属壁上にメタルシールリングを形成する工程と、
    前記メタルシールリング上にメタルキャップを形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項15に記載のパッケージの作製方法。
JP2010175992A 2010-08-05 2010-08-05 パッケージおよびその作製方法 Abandoned JP2012038837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010175992A JP2012038837A (ja) 2010-08-05 2010-08-05 パッケージおよびその作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010175992A JP2012038837A (ja) 2010-08-05 2010-08-05 パッケージおよびその作製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012038837A true JP2012038837A (ja) 2012-02-23

Family

ID=45850535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010175992A Abandoned JP2012038837A (ja) 2010-08-05 2010-08-05 パッケージおよびその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012038837A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235913A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toshiba Corp 高周波半導体用パッケージ
JP2015173234A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社東芝 高周波半導体装置用パッケージおよびその製造方法、並びに高周波半導体装置
JP2016086126A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 京セラ株式会社 半導体素子パッケージおよび半導体装置
JP2017098458A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 京セラ株式会社 半導体素子パッケージおよび半導体装置
JP2019216200A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置
US11557553B2 (en) 2019-08-02 2023-01-17 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Semiconductor device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425253U (ja) * 1990-06-21 1992-02-28
JP2004134413A (ja) * 2002-08-13 2004-04-30 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2008112810A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Corp 回路基板、半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2010087469A (ja) * 2008-09-08 2010-04-15 Toshiba Corp 高周波パッケージ装置およびその製造方法
JP2010153547A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高周波icパッケージ
JP2010186959A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Toshiba Corp 半導体パッケージおよびその作製方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425253U (ja) * 1990-06-21 1992-02-28
JP2004134413A (ja) * 2002-08-13 2004-04-30 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2008112810A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Corp 回路基板、半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2010087469A (ja) * 2008-09-08 2010-04-15 Toshiba Corp 高周波パッケージ装置およびその製造方法
JP2010153547A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高周波icパッケージ
JP2010186959A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Toshiba Corp 半導体パッケージおよびその作製方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235913A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toshiba Corp 高周波半導体用パッケージ
JP2015173234A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社東芝 高周波半導体装置用パッケージおよびその製造方法、並びに高周波半導体装置
US9219017B2 (en) 2014-03-12 2015-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio frequency semiconductor device package and method for manufacturing same, and radio frequency semiconductor device
JP2016086126A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 京セラ株式会社 半導体素子パッケージおよび半導体装置
JP2017098458A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 京セラ株式会社 半導体素子パッケージおよび半導体装置
JP2019216200A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置
US10978375B2 (en) 2018-06-13 2021-04-13 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Semiconductor device
JP7085908B2 (ja) 2018-06-13 2022-06-17 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置
US11557553B2 (en) 2019-08-02 2023-01-17 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Semiconductor device
US11935848B2 (en) 2019-08-02 2024-03-19 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Package for a semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5450313B2 (ja) 高周波半導体用パッケージおよびその作製方法
JP5323167B2 (ja) パッケージ
JP2012038837A (ja) パッケージおよびその作製方法
US8471382B2 (en) Package and high frequency terminal structure for the same
JP5439415B2 (ja) Mmic用パッケージ
JP2012178525A (ja) パッケージ
US7990223B1 (en) High frequency module and operating method of the same
KR101504871B1 (ko) 패키지
JP5269864B2 (ja) 半導体装置
JP2012182386A (ja) パッケージ
JP5843703B2 (ja) 高周波半導体用パッケージ
JP5851334B2 (ja) 高周波半導体用パッケージ
JP2012209334A (ja) ミリ波帯用薄型パッケージおよびその製造方法
JP5734727B2 (ja) 半導体装置
JP5562898B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5513991B2 (ja) 高周波モジュールおよびその動作方法
JP2012146910A (ja) 半導体装置
JP2012146728A (ja) パッケージ
JP6012953B2 (ja) 高周波半導体装置
JP2011250360A (ja) 高周波モジュール
JP2011238842A (ja) 高周波半導体装置およびその製造方法
JP2013118571A (ja) パッケージ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20130918