JP2012030836A - 折畳コンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の折畳コンテナ10では、起立係合突部25及び起立係合溝37が、ヒンジアーム22,29の回動軸方向において互いに対向したヒンジアーム29の側面とヒンジ凹部35の内側面とに配置されているので、ヒンジ凹部33の底面に起立係合突部25に相当する部位を備えた従来のものに比べて、ヒンジアーム22の回動中心から起立係合突部25までの距離を大きく確保することができ、起立係合突部25と起立係合溝37との係合力を高めることが可能になる。これにより、第2側壁21の自立が安定し、第1側壁11の起立操作時に第2側壁21,21が第1側壁11と干渉するような事態が防がれて作業効率が向上する。
【選択図】図10
Description
請求項1の折畳コンテナは、折畳状態から第2側壁を起立させるとヒンジアームとヒンジ凹部との間で1対の起立凹凸係合部が凹凸係合して、第2側壁が起立状態に保持され、自立する。ここで、本発明では、1対の起立凹凸係合部が、ヒンジアームの回動軸方向において互いに対向したヒンジアームの側面とヒンジ凹部の内側面とに配置されているので、折畳コンテナを折畳状態にしたときに起立凹凸係合部が従来のように上方に突出するようなことはなく、起立凹凸係合部が他の折畳コンテナとの当接により潰れて係合力が弱まる懸念もなくなる。また、ヒンジ凹部の底面に起立凹凸係合部に相当する部位を備えた従来のものに比べて、ヒンジアームの回動中心から起立凹凸係合部までの距離を大きく確保することができ、起立凹凸係合部同士の係合力を高めることが可能になる。これにより、折畳状態から組立状態にする際に先に起立させる第2側壁の自立が従来より安定する。
請求項2の折畳コンテナの構成によれば、起立凹凸係合部を有したヒンジアーム及びヒンジ凹部が、起立凹凸係合部を有しない通常のヒンジアーム及びヒンジ凹部の幅方向の一端部を変更した構造になっているので、設計が容易になる。また、起立凹凸係合部を有したヒンジアームも、通常のヒンジアームと同様にヒンジ軸突部を備えてヒンジ凹部に回動可能に軸支されているので回動動作が安定し、起立凹凸係合部同士の係合及び係合解除の動作も安定する。
請求項3の折畳コンテナの起立係合凹部は、上下方向に延びた溝形状をなして上端部が支持突壁の上面に開放しているので、底壁を樹脂の成形品とした場合に、樹脂成形金型の構造が簡素化され、金型制作費が抑えられる。
請求項4の折畳コンテナでは、起立凹凸係合部を有したヒンジアームが複数のヒンジアームの中央に配置したので中央以外の位置に配置した場合に比べて、起立凹凸係合部を有したヒンジアームから他の最も遠く離れたヒンジアームまでの距離が小さくなる。これにより、第2側壁と底壁の寸法上のばらつきに起因した起立凹凸係合部同士の係合深さのばらつきを抑えることができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 第1側壁
21 第2側壁
22,29,29V ヒンジアーム
22H,29H アーム本体
23 ヒンジ軸突部
24 弾性片
25 起立係合突部
26 摺接突部
27 連絡壁
28 アーム構成突片
30 底壁
31 第1支持突壁
32 第2支持突壁
32,32 第2支持突壁
33,35 ヒンジ凹部
33A,35A 上面開口
33B,35B 内側面開口
34 孔内係止突部
36 摺接平坦面
37 起立係合溝
Claims (4)
- 四角形の底壁と、前記底壁の外縁部のうち1対の対向辺に配置された1対の第1側壁と、残りの1対の対向辺に配置された1対の第2側壁とを別部品にして備え、
前記底壁の外縁部全体から支持突壁が上方に突出し、前記第1及び第2の各側壁から垂下した複数のヒンジアームの下端部が、前記支持突壁の上面と内側面とに開放した複数のヒンジ凹部内に回動可能に連結され、前記第1、第2の側壁の順に前記底壁の上に重なって折畳状態になる一方、前記第2、第1の側壁の順に起立して組立状態になり、前記1対の第1側壁が前記1対の第2側壁の間に挟まって前記第2側壁の内倒れが防止されると共に、前記第1側壁の側部と前記第2側壁の内面との間の係合機構によって前記第1側壁の内倒れが防止されて前記組立状態に保持される折畳コンテナにおいて、
前記第2側壁の少なくとも1つの前記ヒンジアームの側面と、その又はそれらヒンジアームの側面に対して前記ヒンジアームの回動軸方向で対向した前記ヒンジ凹部の内側面とに、前記第2側壁を起立させたときに互いに凹凸係合して前記第2側壁を起立姿勢に保持する1対の起立凹凸係合部を設けると共に、
前記ヒンジアームの側面と前記ヒンジ凹部の内側面との何れか一方に、一方の前記起立凹凸係合部を支持しかつ前記第2側壁を折り畳み操作したときに弾性変形して前記1対の起立凹凸係合部の係合解除を許容する弾性支持部を備えたことを特徴とする折畳コンテナ。 - 前記起立凹凸係合部を有しない各前記ヒンジアームは、前記第1又は第2の側壁から垂下された複数のアーム構成突片を前記ヒンジアームの回動軸方向に対向配置して連絡壁にて連絡してなるアーム本体と、前記アーム本体の先端部両側面から相反する方向に突出した1対のヒンジ軸突部とを備えてなり、
前記起立凹凸係合部を有しない各前記ヒンジ凹部は、前記支持突壁の内側面に開口した内側面開口が上面開口より幅狭でかつ前記上面開口の中央に配置された形状をなしかつ、前記ヒンジ凹部の内側面のうち前記内側面開口を間に挟んだ両側部分から前記支持突壁の厚さ方向に1対の孔内係止突部が突出して、それら1対の孔内係止突部の下面に前記1対のヒンジ軸突部が係止することで、前記ヒンジアームの下端部が前記ヒンジ凹部内の下端部に回動可能に連結され、
前記起立凹凸係合部を有した前記ヒンジ凹部は、前記内側面開口が前記上面開口の幅方向の一端部に寄せて配置されて、前記内側面開口の一側部の開口縁から前記支持突壁の厚さ方向の奥部又は奥寄り位置まで面一になった摺接平坦面を有すると共に、その摺接平坦面の一部を陥没させてなる起立係合凹部を一方の前記起立凹凸係合部として備え、さらに、前記内側面開口を挟んで前記摺接平坦面と反対側に前記孔内係止突部を備えた構造をなし、
前記起立凹凸係合部を有した前記ヒンジアームは、前記アーム本体の一方の側面のみに前記ヒンジ軸突部を備えると共に、前記アーム本体の他方の側面の前記アーム構成突片の一部を片持ち梁状に切り離して前記弾性支持部としての弾性片を備え、さらに、その弾性片の先端部から突出して前記起立係合凹部に凹凸係合可能な起立係合突部を他方の前記起立凹凸係合部として備えたことを特徴とする請求項1に記載の折畳コンテナ。 - 前記起立係合凹部は、上下方向に延びかつ上端部が前記支持突壁の上面に開放した溝形状をなしていることを特徴とする請求項2に記載の折畳コンテナ。
- 各前記第2の側壁には、少なくとも3つ以上の前記ヒンジアームが備えられ、それら複数のヒンジアームのうち中央に位置したヒンジアームのみに前記起立凹凸係合部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の折畳コンテナ。
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