JP2012030533A - 両面コーティングフィルム - Google Patents
両面コーティングフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012030533A JP2012030533A JP2010173023A JP2010173023A JP2012030533A JP 2012030533 A JP2012030533 A JP 2012030533A JP 2010173023 A JP2010173023 A JP 2010173023A JP 2010173023 A JP2010173023 A JP 2010173023A JP 2012030533 A JP2012030533 A JP 2012030533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- ionizing radiation
- radiation curable
- curable resin
- coating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】基材フィルムの一方の面に電離放射線硬化性樹脂A、親水化剤及び紫外線吸収剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Aを架橋硬化してなるコーティング層Aを有し、他方の面に防滴剤を含むコーティング層Bを有する両面コーティングフィルムである。
【選択図】図1
Description
また、耐候性に優れるものとして、フッ素系樹脂フィルムを基材とした農業用フィルムも知られている(例えば、特許文献5参照)。しかし、フッ素系樹脂フィルムを基材とした場合、硬質のため作業性の点で十分ではなく、また元来離型性を有する材質であるため、コーティングによる被膜形成性とその持続性の点で十分ではなく、植物に応じた機能性の付与に対応しきれないといった課題があった。
2. 親水化剤が、反応性官能基αを有するシリケート化合物又はアルキルシリケート化合物である上記1に記載の両面コーティングフィルム。
3.反応性官能基αが、(メタ)アクリロイル基である上記2に記載の両面コーティングフィルム。
4.紫外線吸収剤が、トリアジン系紫外線吸収剤とベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤とを併用したものである上記1〜3のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
5.コーティング層Bが、電離放射線硬化性樹脂B及び防滴剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Bを架橋硬化してなるものである上記1〜4のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
6.防滴剤が、平均一次粒子径が1〜300nmのシリカ粒子である上記1〜5のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
7.電離放射線硬化性樹脂Bと防滴剤との配合質量比が、5/95〜60/40である上記5又は6に記載の両面コーティングフィルム。
8.農業用途である上記1〜7のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
9.ビニルハウス用途であり、コーティング層Aを外側に、コーティング層Bを内側にして設ける上記1〜8のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
本発明の両面コーティングフィルムは、基材フィルムの一方の面に電離放射線硬化性樹脂A、親水化剤及び紫外線吸収剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Aを架橋硬化してなるコーティング層Aを有し、他方の面に防滴剤を含むコーティング層Bを有するものである。図1は、本発明の両面コーティングフィルムの好ましい態様の断面を示す模式図である。図1に示す態様は、基材フィルム(2)の一方の面にプライマー層(5)、コーティング層A(3)が順に積層したものであり、他方の面にコーティング層B(4)が設けられたものである。
本発明のシートで基材フィルムとして用いられるものとしては、プラスチックフィルム、プラスチックシートが好ましく、ポリオレフィン樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリイミド樹脂などからなるものが好ましく挙げられる。なかでも、可視光透過性や作業性などを考慮すると、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーなどのポリオレフィン樹脂の基材フィルムが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレンがより好ましい。
本発明で用いられる基材フィルムは、耐候性を向上させる目的で、紫外線吸収剤を好ましく含有する。紫外線吸収剤としては、特に制限はなく、例えば、トリアジン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、安息香酸系、サリチル酸系、マロン酸エステル系、シュウ酸アニリド系、シュウ酸アミド系などが好ましく挙げられる。
基材フィルム中の紫外線吸収剤の含有量は、基材に用いられる樹脂100質量部に対して、0.5〜6.5質量部が好ましく、より好ましくは1.0〜4.5質量部である。紫外線吸収剤の含有量が上記範囲であれば、本発明のシートに対して効率的に優れた耐候性を付与することができる。
本発明のシートに自浄性能及び可視光透過性を付与する観点から、基材フィルムは帯電防止剤を含有することが好ましい。帯電防止剤としては、ポリエーテル/ポリオレフィン共重合体、ポリエーテルエステル、ポリエーテルエステルアミド、ポリエーテルアミド、ポリエーテルアミドイミドなどのポリエーテル構造を含む高分子型帯電防止剤が好ましく挙げられ、これらを単独で又は複数種を組み合わせて使用することができる。なかでも、ポリエーテル/ポリオレフィン共重合体及びポリエーテルエステルアミドがより好ましい。
基材フィルムは、該基材フィルムと二つのコーティング層との層間密着性の強化などのためのプライマー層を形成するなどの処理を施してもよい。特に、基材フィルムとコーティング層との間にプライマー層を設けることが好ましい。プライマー層の形成に用いられる材料としては特に限定されず、アクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、ウレタンアクリル系樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレンなどが好ましく挙げられる。
ここで、ポリカーボネート系ウレタンアクリルは、ポリカーボネートジオールとジイソシアネートとを反応させて得られるポリカーボネート系ポリウレタン高分子を、ラジカル重合開始剤を使用してアクリルモノマーとラジカル重合させて得られる樹脂である。また、ポリエステル系ウレタンアクリルは、ポリエステルジオールとジイソシアネートを反応させて得られるポリエステル系ポリウレタン高分子を、ラジカル重合開始剤を使用してアクリルモノマーとラジカル重合させて得られる樹脂である。
基材フィルムの厚さについては特に制限はないが、優れた耐候性を確保し、かつ作業性や汎用性を考慮すると、通常20〜200μm程度、好ましくは30〜150μmの範囲である。
コーティング層Aは、基材フィルムの一方の面に設けられる層であり、電離放射線硬化性樹脂A、親水化剤及び紫外線吸収剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Aを架橋硬化してなる層である。
電離放射線硬化性樹脂Aは、従来電離放射線硬化性の樹脂として慣用されている重合性モノマー及び重合性オリゴマーないしはプレポリマーの中から適宜選択して用いることができるが、良好な硬化特性を得る観点から、ブリードアウトしにくく、固形分基準として95〜100%程度としても塗工性を有し、かつ硬化する際に硬化収縮を生じにくいものが好ましい。そのような電離放射線硬化性樹脂の代表例を以下に記載する。また、「(メタ)アクリレート」とは、「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
上記した重合性オリゴマーのうち、特にカプロラクトン系ウレタンアクリレートが、後述する反応性官能基αを有するシリケート化合物との組合せにより、優れた自浄性能のほか、耐候性や可視光透過性の点でも好ましい。このカプロラクトン系ウレタンアクリレートは、通常カプロラクトン系ポリオールと有機イソシアネートとヒドロキシアクリレートとの反応により得ることができるものである。
有機ポリイソシアネートとしては、2個のイソシアネート基を有するジイソシアネートが好ましく、黄変を抑制する観点から、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネートなどが好ましく挙げられる。また、ヒドロキシアクリレートとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、カプロラクトン変性−2−ヒドロキシエチルアクリレートなどが好ましく挙げられる。
コーティング層Aを形成する電離放射線硬化性樹脂組成物Aは、優れた自浄性能及び可視光透過性を得るために、親水化剤を含有する。親水化剤としては、反応性官能基αを有するシリケート化合物やアルキルシリケート化合物が好ましく挙げられる。
本発明において用いられるシリケート化合物は、電離放射線硬化性樹脂、とりわけカプロラクトン系ウレタンアクリレートとの反応性を有する反応性官能基αを有するシリケート化合物であれば特に制限はない。反応性官能基αとしては、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基などのエチレン性二重結合を有する官能基などが好ましく挙げられ、これらから選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。なかでも(メタ)アクリロイル基が好ましい。
反応性官能基αを有するシリケート化合物は、好ましくは下記一般式(1)で示される化合物である。
炭素数1〜10の有機基としては、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基などが好ましく挙げられる。これらの基は置換されていても置換されていなくてもよく、また、アルキル基及びアルケニル基は直鎖状であっても、枝分かれ状であってもよい。これらのうち、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。
また、n1は1〜30が好ましく、1〜10がより好ましい。
また、n2は1〜30が好ましく、1〜10がより好ましい。
コーティング層Aは、適度な親水性を有することになるため、水の濡れ性が高まり、優れた自浄性能を有することができる。すなわち、内外装材や建造物、とりわけ農業用シートは、厳しい風雨に晒されるが、該シートのコーティング層が親水性を有することで雨水が該コーティング層上に薄膜を形成しやすくなるため、汚染物自体の付着が抑制され、あるいは付着した汚染物が除去されやすくなる。
親水化剤としては、アルキルシリケート化合物も好ましく挙げられる。本発明において好ましく用いられるアルキルシリケート化合物は、下記一般式(3)で示される化合物である。
また、n3は自浄性能及び可視光透過性を向上させる観点から、1〜30が好ましく、5〜15がより好ましい。
コーティング層Aを形成する電離放射線硬化性樹脂組成物Aは、耐候性、紫外線遮断性能、及び耐候性保持性を向上させる目的で、紫外線吸収剤を含む。本発明においては、その用途に対して吸収したい紫外線波長に応じて公知の紫外線吸収剤から適宜選択することができるが、例えば、トリアジン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、安息香酸系、サリチル酸系、マロン酸エステル系、シュウ酸アニリド系、シュウ酸アミド系などが好ましく挙げられる。
本発明においては、優れた耐候性、紫外線遮断性能、及び耐候性保持性を得る観点からは、トリアジン系及びベンゾトリアゾール系が好ましく、これらの紫外線吸収剤を単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。とりわけ、トリアジン系及びベンゾトリアゾール系を併用することが好ましく、その配合質量比は、10:90〜90:10が好ましく、30:70〜70:30がより好ましい。トリアジン系及びベンゾトリアゾール系を併用すると、耐候性はもちろんのこと、害虫活動の抑制効果や、農業用途で長期伸展しても引張り強度が良好であるといった耐候性保持性の点で極めて優れた効果が得られる。
本発明で用いられるトリアジン系紫外線吸収剤としては、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤が好ましい。このような紫外線吸収剤としては、例えば、2−(2−ヒドロキシ−4−[1−オクチルオキシカルボニルエトキシ]フェニル)−4,6−ビス(4−フェニルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス[2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル]−6−(2,4−ジブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−トリデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−(2'−エチル)ヘキシル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジンなどが好ましく挙げられ、これらを単独で、又は複数種を組み合わせて用いることができる。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−エチルヘキシル−3−〔3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル〕プロピオネート、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−(直鎖及び側鎖ドデシル)−4−メチルフェノール、2−〔5−クロロ(2H)−ベンゾトリアゾール−2−イル〕−4−メチル−6−(tert−ブチル)フェノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ジ−tert−ペンチルフェノール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−(3″,4″,5″,6″−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)、及び2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールなどが挙げられ、これらを単独で、又は複数種を組み合わせて用いることができる。
本発明で用いられる電離放射線硬化性樹脂組成物Aは、さらにヒンダードアミン系光安定剤を含むことが好ましい。本発明において、光安定剤はヒンダードアミン系であれば制限はないが、反応性官能基βを有するヒンダードアミン系光安定剤であることが好ましい。
反応性官能基βは、電離放射線硬化性樹脂と反応性を有するものであれば特に制限はなく、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基などのエチレン性二重結合を有する官能基などが好ましく挙げられ、これらから選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。なかでも(メタ)アクリロイル基が好ましい。
本発明で用いられる電離放射線硬化性樹脂組成物Aは、その性能を阻害しない範囲で各種添加剤を含有することができる。各種添加剤としては、例えば重合禁止剤、架橋剤、帯電防止剤、接着性向上剤、酸化防止剤、レベリング剤、チクソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填剤、溶剤などが挙げられる。
コーティング層Bは、基材フィルムのコーティング層Aとは反対の面に設けられる層であり、防滴剤を有する層である。
本発明で用いられる防滴剤としては、一般に用いられる防滴剤を制限なく用いることができ、例えば非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両面界面活性剤などの界面活性剤のほか、シリカ、アルミナおよび酸化チタンなどの無機化合物の粒子などが好ましく挙げられ、防滴性とりわけ防滴性の持続性の観点からは無機化合物の防滴剤を使用することが好ましい。
アニオン界面活性剤としては、硫酸エステル塩のポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、スルホン酸塩のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、リン酸エステル塩のアルキルリン酸カリウムなどが挙げられ、カチオン界面活性剤としては、第1〜3級のアミン塩や第4級アンモニウム塩などが挙げられ、両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
コーティング層Bは、通常防滴剤とバインダー樹脂とを含むコーティング剤を塗工し、硬化させて得る。バインダー樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などの公知のバインダーの中から、適宜選択すればよく、例えば、ニトロセルロース、酢酸セルロース、セルロースアセテートプロピオネートなどのセルロース系樹脂;ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)アクリル酸ブチル−(メタ)アクリル酸2ヒドロキシエチル共重合体などのアクリル樹脂;その他、ウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂などの単体又はこれらを含む混合物などが好ましく挙げられる。これらの樹脂は、1種単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
電離放射線硬化性樹脂Bとして採用されるウレタン(メタ)アクリレートの官能基数は、2〜16が好ましく、2〜10がより好ましく、2〜6がさらに好ましい。官能基数が上記範囲内であると、優れた防滴性、特にその持続性が優れたものとなり、かつ優れた加工性も得られる。
コーティング層Bを形成するコーティング剤は、コーティング層Bの重要な性能である防滴性を阻害しない範囲で各種添加剤を含有することができる。各種添加剤としては、例えばコーティング層Aに含まれる紫外線吸収剤のほか、重合禁止剤、架橋剤、帯電防止剤、接着性向上剤、酸化防止剤、レベリング剤、チクソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填剤、溶剤などが挙げられる。
本発明の両面コーティングフィルムは、例えば以下の方法により製造することができる。基材フィルムの一方の面に、好ましく設けられるプライマー層形成用の樹脂組成物を塗工し、次いでコーティング層Aを形成する電離放射線硬化性樹脂A、親水化剤、紫外線吸収剤及び必要に応じて添加する光安定剤、その他の各種添加剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Aを塗工し、基材フィルムの他方の面に、コーティング層Bを形成する電離放射線硬化性樹脂B、防滴剤及び必要に応じて添加する紫外線吸収剤、その他の各種添加剤を含むコーティング剤を塗工する。ここで、プライマー層形成用の樹脂組成物、電離放射線硬化性樹脂組成物A及びコーティング剤の塗工は、各々硬化後の厚さが上記範囲内となるようにグラビアコート、バーコート、ロールコート、リバースロールコート、コンマコートなどの公知の方式、好ましくはグラビアコートにより行う。
電子線源としては、特に制限はなく、例えばコックロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは直線型、ダイナミトロン型、高周波型などの各種電子線加速器を用いることができる。
電離放射線として紫外線を用いる場合には、波長190〜380nmの紫外線を含むものを放射する。紫外線源としては特に制限はなく、例えば高圧水銀燈、低圧水銀燈、メタルハライドランプ、カーボンアーク燈などが用いられる。
本発明の両面コーティングフィルムをビニルハウスなどの農業用途に用いる場合、コーティング層Aを外側(ビニルハウスの外側)に、コーティング層Bを内側(ビニルハウスの内側)にして設けることが好ましい。コーティング層A及びBの特徴を有効に活用することが可能となり、農業用フィルムとして優れた機能を有するものとなる。
(評価方法)
(1)自浄性能(初期性能)とその持続性の評価
実施例及び比較例で得られたシートを、屋外南向きに傾斜45°で設置した。その後、表面の汚れの付着及び沈着状態を下記の基準で評価したものを初期性能の評価とした。また、実施例及び比較例で得られたシートを、屋外南向きに傾斜45°で設置した後、3ヶ月放置する屋外曝露試験を行った。その後、表面の汚れの付着及び沈着状態を下記の基準で評価したものを持続性の評価とした。
◎ :汚れの付着や沈着は全く確認されなかった
○ :汚れの付着や沈着はほとんどなかった
△ :汚れの付着や沈着は若干あるが、実用上問題なかった
× :汚れの付着や沈着が著しかった
実施例及び比較例で得られたシートについて、JIS K7361−1(プラスチック−透明材料の全光透過率の試験方法)に準拠して可視光透過率を測定し、可視光透過率(初期性能)として下記の基準で評価した。また、実施例及び比較例で得られたシートを、屋外で南向きに45°に傾斜させて設置し、3ヶ月放置する屋外曝露試験を行った後のシートについて、上記と同様にして評価したものを可視光透過率の持続性の評価とした。
◎ :可視光透過率が80%以上
○ :可視光透過率が70%以上80%未満
△ :可視光透過率が50%以上70%未満
× :可視光透過率が50%未満
実施例及び比較例で得られたシートについて、該シートをメタルウェザー(ダイプラ・ウィンテス株式会社製)にセットして、ライト条件(照度:60mW/cm2,ブラックパネル温度:63℃,層内湿度:50%RH)で20時間、結露条件(照度:0mW/cm2、ブラックパネル温度:30℃、層内湿度:98%RH)で4時間、次いで水噴霧条件(結露条件の前後10秒間)で800時間放置する耐候性試験を行った後、分光光度計(「U-4000(型番)」,株式会社日立ハイテクノロジーズ社製)を用いて、340nmにおける紫外線カット率を測定し、下記の基準で評価をしたものを紫外線遮断持続性の評価とした。
◎ :紫外線カット率95%以上
○ :紫外線カット率90%以上95%未満
△ :紫外線カット率70%以上90%未満
× :紫外線カット率70%未満
実施例及び比較例で得られたシートを用い、ビニールハウス内の害虫の動きを目視して、下記の基準で評価した。
◎ :害虫の動きがほとんどなかった
○ :害虫の動きがわずかにあった
× :害虫の動きが活発だった
実施例及び比較例で得られたシートを用い、水との接触角を接触角計(「CA−X型(型番)」,三ツワ理化学工業株式会社製)を用いて測定し、下記の基準で評価した。また、実施例及び比較例で得られたシートを40℃温水に1ヶ月間浸漬させた後、25℃で24時間自然乾燥させたシートについて、上記と同様にして評価したものを防滴性の持続性の評価とした。
◎ :接触角が50°未満
○ :接触角が50°以上60°未満
△ :接触角が60°以上75°未満
× :接触角が75°以上
実施例及び比較例で得られたシートを、メタルウェザー(ダイプラ・ウィンテス株式会社製)にセットし、ライト条件(照度:60mW/cm2、ブラックパネル温度:63℃、層内湿度:50%RH)で20時間、結露条件(照度:0mW/cm2、ブラックパネル温度:30℃、層内湿度:98%RH)で4時間、水噴霧条件(結露条件の前後10秒間)で800時間放置する耐候性試験を行った。該試験後、25℃50%RHの条件下で2日間保持してから、シート表面にクラックや白化などの外観を下記の基準で評価した。
◎ :外観変化は全くなかった
○ :外観変化はほとんどなかった
△ :外観変化は若干あるが、実用上問題なかった
× :外観変化が著しかった
実施例及び比較例で得られたシートを、アイスーパーUVテスター(岩崎電気株式会社製)にセットし、ライト条件(照度:60mW/cm2、ブラックパネル温度:63℃、層内湿度:50%RH)で20時間、結露条件(照度:0mW/cm2、ブラックパネル温度:30℃、層内湿度:98%RH)で4時間、水噴霧条件(結露条件の前後30秒間)で100時間放置する耐候試験を行った後のシートについて、テンシロン万能試験機(「RTC−1250A型」,株式会社オリエンテック製)を用いて、JIS K6732に準拠して測定した引張強度を測定し、該耐候試験の前と比較した引張強度の割合について、下記の基準で評価した。
◎ :80%以上
○ :60%以上80%未満
△ :30%以上60%未満
× :30%未満
実施例及び比較例で得られたシートについて、コーティング層Bの面を合わせて160℃、2.0kgf/cm2の条件で1分間プレス(熱融着)を行った後、テンシロン万能試験機(「RTC−1250A型」,株式会社オリエンテック製)を用いて、JIS K6854−3に準拠してT型剥離強度行い、下記の基準で評価した。
◎ :20N以上
○ :10N以上20N未満
△ :3N以上10N未満
× :3N未満
基材フィルムとして、透明ポリプロピレン樹脂(厚さ:100μm)からなる樹脂フィルムを準備した。この表面及び裏面にコロナ放電処理を施した後、一方の面に下記組成のプライマー層形成用組成物を塗工(2.5g/m2)し、プライマー層(厚さ:2μm)を形成した。次いで、反応性官能基を有するシリケート化合物、紫外線吸収剤及び光安定剤を含む下記組成の電離放射線硬化性樹脂組成物Aを調製し、グラビアコート法にて塗膜を形成し、175keV及び5Mrad(50kGy)の条件で電子線を照射して上記塗膜を架橋硬化させることにより、コーティング層A(10g/m2)を形成した。さらに、下記組成のシリカ粒子を含むコーティング剤を調製し、上記コーティング層Aとは反対の面に、該コーティング剤をグラビアコート法にて塗膜を形成し、175keV及び5Mrad(50kGy)の条件で電子線を照射して上記塗膜を架橋硬化させることにより、コーティング層B(1g/m2)を形成し、両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
以下の樹脂組成物と硬化剤とを100:5(質量比)の割合で混合して得られる組成物である。
樹脂組成物:
ポリカーボネート系ウレタン/アクリル共重合樹脂:100質量部
ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(「チヌビン400(商品名)」,BASFジャパン株式会社製):20質量部
ヒンダードアミン系光安定剤(「チヌビン123(商品名)」,BASFジャパン株式会社製):15質量部
シリカ(平均粒径:5μ):10質量部
硬化剤:
ヘキサンメチレンジイソシアネート
カプロラクトン系ウレタンアクリレートオリゴマー(3官能,分子量:1200):100質量部
下記化学式(4)で示される末端にビニル基を有するシリケート化合物:5質量部
トリアジン系紫外線吸収剤(「チヌビン479(商品名)」,2−(2−ヒドロキシ−4−[1−オクチルオキシカルボニルエトキシ]フェニル)−4,6−ビス(4−フェニルフェニル)−1,3,5−トリアジン,BASFジャパン株式会社製):6質量部
反応性官能基を有する光安定剤(商品名「サノールLS−3410」,1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニルメタクリレート,BASFジャパン株式会社製):6質量部
ウレタンアクリレート系オリゴマー(3官能,分子量:1200):10質量部
シリカゾル:100質量部(「IPA-ST(商品名)」,日産化学社製,平均一次粒子径:5〜15nm,IPA分散,固形分:15%)
実施例1において、親水化剤を末端にビニル基を有するシリケート化合物から非反応性メチルシリケート(「MS56S(商品名)」,三菱化学株式会社製)とした以外は、実施例1と同様にして両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、電離放射線硬化性樹脂組成物Aにさらにベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(「チヌビン109(商品名)」,BASFジャパン株式会社製)を10質量部加えた以外は、実施例1と同様にして両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、コーティング剤のウレタンアクリレート系オリゴマーをウレタンアクリレート系オリゴマー(10官能,分子量:3000)にした以外は、実施例1と同様にして両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、コーティング剤のウレタンアクリレート系オリゴマーの量を10質量部から50質量部とした以外は、実施例1と同様にして両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、防滴剤をシリカ粒子から、反応性界面活性剤(「アデカリアソープER−10(商品名)旭電化工業株式会社製)とした以外は、実施例1と同様にして両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、コーティング剤のウレタンアクリレート系オリゴマーを1液アクリル樹脂(「A−612(商品名),日本NSC株式会社(株)社製」)とした以外は、実施例1と同様にして両面コーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
実施例1において、コーティング層Aを設けなかった以外は、実施例1と同様にしてコーティングフィルムを得た。
得られたフィルムについて、上記の評価を行った。評価結果を第1表に示す。
2.基材
3.コーティング層A
4.コーティング層B
5.プライマー層
Claims (9)
- 基材フィルムの一方の面に電離放射線硬化性樹脂A、親水化剤及び紫外線吸収剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Aを架橋硬化してなるコーティング層Aを有し、他方の面に防滴剤を含むコーティング層Bを有する両面コーティングフィルム。
- 親水化剤が、反応性官能基αを有するシリケート化合物又はアルキルシリケート化合物である請求項1に記載の両面コーティングフィルム。
- 反応性官能基αが、(メタ)アクリロイル基である請求項2に記載の両面コーティングフィルム。
- 紫外線吸収剤が、トリアジン系紫外線吸収剤とベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤とを併用したものである請求項1〜3のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
- コーティング層Bが、電離放射線硬化性樹脂B及び防滴剤を含む電離放射線硬化性樹脂組成物Bを架橋硬化してなるものである請求項1〜4のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
- 防滴剤が、平均一次粒子径が1〜300nmのシリカ粒子である請求項1〜5のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
- 電離放射線硬化性樹脂Bと防滴剤との配合質量比が、5/95〜60/40である請求項5又は6に記載の両面コーティングフィルム。
- 農業用途である請求項1〜7のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
- ビニルハウス用途であり、コーティング層Aを外側に、コーティング層Bを内側にして設ける請求項1〜8のいずれかに記載の両面コーティングフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173023A JP5659609B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 両面コーティングフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173023A JP5659609B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 両面コーティングフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012030533A true JP2012030533A (ja) | 2012-02-16 |
JP5659609B2 JP5659609B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=45844543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010173023A Active JP5659609B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 両面コーティングフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5659609B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193786A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 電子部品包装用カバーテープおよび電子部品包装体 |
JP2013212611A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機ガラス積層用フィルム |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232951A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-19 | 三菱化成ポリテック株式会社 | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
JPH1118589A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Achilles Corp | 農業用合成樹脂製フィルム |
JP2003292653A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-15 | Achilles Corp | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
JP2004346228A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Mitsubishi Chemicals Corp | 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム |
JP2007228828A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 農業用シート |
JP2007282625A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-11-01 | Mkv Platech Co Ltd | 農業用フィルム |
JP2007313872A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Shigeki Iida | 積層ハードコートフィルムまたはシート |
JP2009006513A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Nof Corp | 紫外線吸収性を有するハードコートフィルム |
-
2010
- 2010-07-30 JP JP2010173023A patent/JP5659609B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232951A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-19 | 三菱化成ポリテック株式会社 | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
JPH1118589A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Achilles Corp | 農業用合成樹脂製フィルム |
JP2003292653A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-15 | Achilles Corp | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム |
JP2004346228A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Mitsubishi Chemicals Corp | 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム |
JP2007228828A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 農業用シート |
JP2007282625A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-11-01 | Mkv Platech Co Ltd | 農業用フィルム |
JP2007313872A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Shigeki Iida | 積層ハードコートフィルムまたはシート |
JP2009006513A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Nof Corp | 紫外線吸収性を有するハードコートフィルム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193786A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 電子部品包装用カバーテープおよび電子部品包装体 |
JP2013212611A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機ガラス積層用フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5659609B2 (ja) | 2015-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101989771B1 (ko) | 코팅제 조성물 및 이것을 사용한 시트 | |
JP5102769B2 (ja) | 紫外線吸収層形成用樹脂組成物および紫外線吸収層含有積層体 | |
JP6015837B2 (ja) | コーティング剤組成物及びこれを用いたシート | |
JP6264214B2 (ja) | 熱転写フィルム及びこれを用いたハードコート体 | |
JP6409885B2 (ja) | 外装用赤外線吸収フィルム | |
JP2014088026A (ja) | 化粧シート及びこれを用いた化粧板 | |
JP6940311B2 (ja) | 硬化性樹脂組成物、積層体、及び転写用積層体 | |
JP2011213000A (ja) | 化粧シート及びこれを用いた化粧板 | |
JP6128727B2 (ja) | オーバーラミネート用フィルム | |
JP5577894B2 (ja) | 熱転写フィルム及びこれを用いたハードコート体 | |
JP4116804B2 (ja) | 紫外線遮蔽層形成用樹脂組成物および紫外線遮蔽性積層体 | |
JP5659609B2 (ja) | 両面コーティングフィルム | |
JP2014198317A (ja) | 熱転写フィルムの製造方法 | |
JP5786276B2 (ja) | コーティング剤及びこれを用いたシート | |
JP6011710B2 (ja) | 耐候性フィルム | |
JP5720235B2 (ja) | コーティングフィルム | |
JP5861338B2 (ja) | 耐候性フィルム | |
JP5255213B2 (ja) | 紫外線吸収性樹脂組成物、および該紫外線吸収性樹脂組成物を用いた積層体 | |
JP5006813B2 (ja) | 紫外線遮蔽層形成用樹脂組成物および紫外線遮蔽性積層体 | |
JP5729002B2 (ja) | 耐候性シート及びその製造方法 | |
JP2021137964A (ja) | 防曇性積層体及び防曇性積層体形成用組成物 | |
JP5740828B2 (ja) | 化粧シート及びこれを用いた化粧板 | |
JP2005319589A (ja) | オーバーラミネート用フィルム | |
JP5636956B2 (ja) | コーティング剤及びこれを用いたコーティングフィルム | |
JP5991413B2 (ja) | 自浄性コーティング剤及びこれを用いた自浄性シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141010 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5659609 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |