JP2014088026A - 化粧シート及びこれを用いた化粧板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材2上に、柄印刷層3、透明樹脂層4及び表面保護層6を順に積層し、該透明樹脂層4がポリプロピレン樹脂とα−オレフィンエラストマーとを含有し、該表面保護層6がカプロラクトン系ウレタンアクリレート、トリアジン系紫外線吸収剤、及び反応性官能基Aを有するヒンダードアミン系光安定剤を含むコーティング剤組成物を架橋硬化してなるものである化粧シート1及びこれを用いた化粧板。カプロラクトン系ウレタンアクリートがカプロラクトンジオール系ウレタンアクリレートであり、その数平均分子量が1000〜10000である。
【選択図】図1
Description
2.トリアジン系紫外線吸収剤の含有量が、カプロラクトン系ウレタンアクリレート100質量部に対して1〜10質量部である上記1に記載の化粧シート。
3.反応性官能基Aを有するヒンダードアミン系光安定剤の含有量が、カプロラクトン系ウレタンアクリレート100質量部に対して1〜10質量部である上記1又は2に記載の化粧シート。
4.透明樹脂層が、さらにトリアジン系紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含有する上記1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
5.カプロラクトン系ウレタンアクリレートが、カプロラクトンジオール系ウレタンアクリレートである上記1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
6.カプロラクトン系ウレタンアクリレートの数平均分子量(GPC法で測定したポリスチレン換算の数平均分子量)が、1000〜10000である上記1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
7.反応性官能基Aが、エチレン性二重結合を有する官能基である上記1〜6のいずれかに記載の化粧シート。
8.エチレン性二重結合を有する官能基が、(メタ)アクリロイル基である上記7に記載の化粧シート。
9.上記1〜8のいずれかに記載の化粧シートの表面保護層が最表面層となるように、当該化粧シートが被着材に積層されてなる化粧板。
10.被着材が、鋼板である上記9に記載の化粧板。
本発明の化粧シートは、基材上に、柄印刷層、透明樹脂層及び表面保護層を順に積層し、該透明樹脂層がポリプロピレン樹脂とα−オレフィンエラストマーとを含有し、該表面保護層がカプロラクトン系ウレタンアクリレート、トリアジン系紫外線吸収剤、及び反応性官能基Aを有するヒンダードアミン系光安定剤を含むコーティング剤組成物を架橋硬化してなるものである。
本発明で用いられる基材2は、通常化粧シート用として用いられるものであれば、特に限定されず、各種の紙類、各種繊維の織布や不織布、プラスチックフィルム、プラスチックシート、金属箔、金属シート、金属板、木材などの木質系の板、窯業系素材などを用途に応じて適宜選択することができる。これらの材料はそれぞれ単独で使用してもよいが、紙同士の複合体や紙とプラスチックフィルムの複合体など、任意の組み合わせによる積層体であってもよい。これらのうち、加工性などを考慮すると、プラスチックフィルム、プラスチックシートが好ましく、なかでもポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーなどのポリオレフィン系樹脂の基材が好ましく、加工性を考慮するとポリプロピレン、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーが好ましい。
また、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーとしては、ハードセグメントにアイソタクチックポリプロピレン、ソフトセグメントにアタクチックポリプロピレンを質量比80:20で混合したものが好ましい。
基材2の厚さについては特に制限はないが、加工性、柔軟性、強度などの観点から、50〜150μmの範囲であることが好ましく、50〜120μmの範囲であることがさらに好ましい。
図1に示される柄印刷層3は、本発明の化粧シートに装飾性を付与するものであり、好ましくは絵柄層3a及び着色層3bからなる層である。なお、後に詳述するように、基材2の色彩などをそのまま利用し、隠蔽する必要がないような場合には、絵柄層3aのみを施してもよいし、一方、柄を必要としない場合には、着色層3bのみを施してもよい。
柄印刷層の形成は、通常はインキを用い、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷、グラビアオフセット印刷、インキジェットプリントなどの公知の印刷法などで形成できる。
バインダー樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂などの公知のバインダーの中から、要求される物性、印刷適性などに応じて適宜選択すれば良い。例えば、セルロース系樹脂、アクリル樹脂のほか、ウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂などの単体又はこれらを含む混合物を用いることができる。
これらの樹脂は、1種単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
着色層3bに用いるインキとしては、絵柄層3aで用いたのと同様のものを用いることができる。
本発明の化粧シートにおける透明樹脂層4は、ポリプロピレン樹脂とα−オレフィンエラストマーとを含む層であり、柄印刷層3を保護し、かつ、本発明の化粧シートに耐候性を付与するものである。本発明の透明樹脂層4は、透明性のものであれば限定されず、無色透明、着色透明、及び半透明のいずれも含む。
1)スペーサーによる25%圧縮
2)恒温室(23℃)で24時間放置
3)70℃で24時間熱処理
4)恒温室(23℃)で30分間放置
そして、得られた処理物の厚さを測定し、積層物の厚みから処理物の厚みを引いた値を積層物の厚みで除した値が圧縮永久歪である。
またMFRは、JIS K 7210(熱可塑性プラスチックの流れ試験方法)記載の試験方法により測定することができる。試験条件は、JIS K 6760記載の「230℃、21.18N(2.16kgf)」を採用したものである。
また、紫外線吸収剤や光安定剤として、分子内に(メタ)アクリロイル基などの重合性基を有する反応性の紫外線吸収剤や光安定剤を用いることもできる。
透明樹脂層4における光安定剤の含有量は、透明樹脂層4を形成する樹脂100質量部に対して、通常0.05〜0.8質量部の範囲であり、好ましくは0.1〜0.5質量部の範囲である。0.05質量部以上であると本発明の化粧シートに十分な耐候性を付与することができ、0.8質量部以下であると、ブリードアウトすることがない。
本発明では、溶融押出により透明樹脂層4を形成することが好ましく、具体的には、柄印刷層3上にあらかじめ接着剤層8を形成し、当該接着剤層8上にポリプロピレン樹脂及びα−オレフィンエラストマーを溶融押出して塗工することにより透明樹脂層4を好適に形成することができる。溶融押出の方法は、例えばTダイなどを用いる公知の方法に従って実施すればよい。
なお、透明樹脂層4の厚みは、最終製品の用途、使用方法などにより適宜設定できるが、一般的には20〜250μm、特に50〜200μm程度とすることが好ましい。
透明樹脂層4は、図2に示すように凹部を有していてもよい。透明樹脂層に凹部を施す方法については特に制限はなく、例えばエンボス加工により施される。エンボス加工は、公知の枚葉又は輪転式のエンボス機を使用する通常の方法のほか、柄印刷層3上に透明樹脂層4を積層する工程で同時にエンボス加工を行う方法(いわゆるダブリングエンボス法)によって行ってもよい。
上記の透明樹脂層4に設けられた透明樹脂層凹部には、ワイピング加工を施して着色樹脂層9を形成することが意匠性及び耐候性を向上させる点で好ましい。ワイピング加工とは、エンボス加工で設けた凹部にドクターブレードで表面をかきながら着色インキ組成物を充填する加工をいう。
ここで、ジイソシアネートとしては、芳香族系イソシアネート、脂肪族系イソシアネート、脂環式系イソシアネート、あるいはこれらの付加体、多量体などが挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。なかでも、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族系イソシアネートや、イソホロンジイソシアネート、水素転化キシリレンジイソシアネートなどの脂環式系イソシアネートが好ましい。
アクリルモノマーとしては、(メタ)アクリル酸やアルキル基の炭素数が1〜6程度の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが好ましく挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
表面保護層6は、カプロラクトン系ウレタンアクリレート、トリアジン系紫外線吸収剤、及び反応性官能基Aを有するヒンダードアミン系光安定剤を含むコーティング剤組成物を架橋硬化してなる層である。より具体的には、該コーティング剤組成物を塗工し、電離放射線などを照射することにより架橋硬化させて形成する層である。
コーティング剤組成物に含まれるカプロラクトン系ウレタンアクリレートは、電離放射線硬化性を有する樹脂であり、通常カプロラクトン系ポリオールと有機イソシアネートとヒドロキシアクリレートとの反応により得ることができるものである。
本発明で用いられるカプロラクトン系ウレタンアクリレートを含むコーティング剤組成物を、ガラス板にアプリケーターを用い膜厚が150μmとなるように塗装し、60℃に加熱した熱風乾燥機内で約10分間乾燥し有機溶剤を揮発させた後、酸素濃度200ppmの環境化において、加速電圧175KeV、5Mrad(50kGy)の条件で電子線を照射して、厚さ約60μmの硬化フィルムを得る。得られた硬化フィルムをガラス板から剥がし、JIS K7113に準拠して、伸び率を算出する。具体的には、硬化フィルムを長さ12mm、幅25mmの短冊形に切り出し、テストスパンを80mmとし、テンシロン万能試験機(「RTC−1250A(型番)」,株式会社エー・アンド・デイ製)で、引っ張り速度50mm/分の速度で硬化フィルムが破断するまで引っ張り、破断時の伸び(mm)から下記の計算式により算出した値が伸び率(%)である。
伸び率(%)=[破断時の伸び(mm)/テストスパン(mm)]×100
コーティング剤組成物に含まれるトリアジン系紫外線吸収剤としては、ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤が好ましい。ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤としては、例えば、2−(2−ヒドロキシ−4−[1−オクチルオキシカルボニルエトキシ]フェニル)−4,6−ビス(4−フェニルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス[2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル]−6−(2,4−ジブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−トリデシルオキシプロピル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−(2'−エチル)ヘキシル)オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジンなどが好ましく挙げられ、これらを単独で、又は複数種を組み合わせて用いることができる。
コーティング剤組成物に含まれるヒンダードアミン系光安定剤において、反応性官能基Aは、カプロラクトン系ウレタンアクリレートと反応性を有するものであれば特に制限はなく、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基などのエチレン性二重結合を有する官能基などが好ましく挙げられ、これらから選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。なかでも(メタ)アクリロイル基が好ましい。
本発明で用いられるコーティング剤組成物は、該組成物の被塗物に自浄性を付与するために、所望によりシリケート化合物を含有することができる。該シリケート化合物は、カプロラクトン系ウレタンアクリレートと反応性を有する反応性官能基Bを有するシリケート化合物であれば特に制限はない。反応性官能基Bとしては、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基などのエチレン性二重結合を有する官能基などが好ましく挙げられ、これらから選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。なかでも(メタ)アクリロイル基が好ましい。
反応性官能基Bを有するシリケート化合物は、好ましくは下記一般式(1)で示される化合物である。
炭素数1〜10の有機基としては、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アリル基、アラルキル基などが好ましく挙げられる。これらの基は置換されていても置換されていなくてもよく、また、アルキル基及びアルケニル基は直鎖状であっても、枝分かれ状であってもよい。これらのうち、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。
また、n1は1〜30が好ましく、1〜10がより好ましい。
また、n2は1〜30が好ましく、1〜10がより好ましい。
本発明で用いられるコーティング剤組成物は、その性能を阻害しない範囲で各種添加剤を含有することができる。各種添加剤としては、例えば重合禁止剤、架橋剤、帯電防止剤、接着性向上剤、酸化防止剤、レベリング剤、チクソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填剤、溶剤などが挙げられる。
本発明の化粧シートの表面保護層6の形成は、以下のようにして行われる。
コーティング剤組成物の塗工は、硬化後の厚さが通常1〜20μm程度となるように、グラビアコート、バーコート、ロールコート、リバースロールコート、コンマコートなどの公知の方式、好ましくはグラビアコートにより行う。また、優れた耐候性とその持続性、さらには透明性と防汚性とを得る観点から、好ましくは2〜20μmである。
電子線源としては、特に制限はなく、例えばコックロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは直線型、ダイナミトロン型、高周波型などの各種電子線加速器を用いることができる。
また、電離放射線として紫外線を用いる場合には、波長190〜380nmの紫外線を含むものを放射する。紫外線源としては特に制限はなく、例えば高圧水銀燈、低圧水銀燈、メタルハライドランプ、カーボンアーク燈などが用いられる。
本発明の化粧シートにおいて、透明樹脂層4の上にプライマー層5が積層されることが好ましい。
プライマー層5は上記した着色樹脂層9を形成するインキ組成物で使用するバインダー樹脂から適宜選ばれるものを用いることが好ましい。すなわち、ポリカーボネート系ウレタンアクリレートやポリエステル系ウレタンアクリレート、あるいはポリカーボネート系ウレタンアクリレートとアクリルポリオールとからなる樹脂を用いることが好ましい。これらの樹脂を用いることで、極めて高い耐候性を本発明の化粧シートに付与することができる。
接着剤層8は、柄印刷層3による凹凸をならし、基材2と透明樹脂層4の接着性を向上させるために、所望により設けられる層であり、透明の樹脂からなる層である。
接着剤層8の形成に用いられるインキとしては、バインダーに必要に応じて、体質顔料、溶剤、安定剤、可塑剤、触媒、紫外線吸収剤、光安定剤及び硬化剤などを適宜混合したものが使用される。該バインダーとしては特に制限はないが、アクリル/ポリウレタン系共重合体が、柔軟性、強靭性及び弾性を兼ね備えており好ましい。なお、環境を考慮した場合には、塩素を含有する樹脂系は使用しないことが好ましい。
また、接着剤層8の厚さとしては、通常2〜25μmの範囲であり、3〜20μmの範囲が好ましい。
本発明の化粧板は、本発明の化粧シートの表面保護層が最表面層となるように、該シートが被着材に積層されてなるものである。
本発明の化粧シートが適用される被着材は、特に制限されるものではなく、公知の化粧板に用いられるものと同様のものを用いることができる。例えば、木質材、金属、セラミックス、プラスチックス、ガラスなどが挙げられ、なかでも鋼板などの金属材料、木質材が好ましく挙げられる。鋼板としては、具体的には、溶融亜鉛メッキ鋼板などが挙げられ、木質材としては、具体的には、杉、檜、欅、松、ラワン、チーク、メラピーなどの各種素材から作られた突板、木材単板、木材合板、パティクルボード、中密度繊維板(MDF)などが挙げられる。
なお、接着剤で本発明の化粧シートを各種被着材に接着するに際し、裏面プライマー層7を設けることが接着性を高めることができるので好ましい。
(評価方法)
(1)耐候性の評価(耐候性試験)
実施例及び比較例で得られた化粧シートを、ダイプラ・ウィンテス株式会社製メタルウェザーにセットし、ライト条件(照度:60mW/cm2、ブラックパネル温度63℃、層内湿度50%RH)で20時間、結露条件(照度:0mW/cm2、ブラックパネル温度30℃、層内湿度98%RH)で4時間、水噴霧条件(結露条件の前後10秒間)の条件で800時間放置する耐候性試験を行った。該試験後、25℃50%RHの条件下で2日間保持してから、シート表面にクラックや白化などの外観を下記の基準で評価した。
○ :外観変化はほとんどなかった
△ :外観変化は若干あるが、実用上問題なかった
× :外観変化が著しかった
実施例及び比較例で得られた化粧シートを、鋼板に貼付して、90度の折り曲げ加工を行い、その際に割れや白化が生じないかを目視して、下記の基準で評価した。
◎ :割れや白化は全く確認されなかった
○ :割れや白化はほとんど確認されなかった
△ :割れや白化が若干みられたが、実用上問題なかった
× :割れや白化が著しかった
各実施例及び比較例で得られた化粧シートの表面を、酢酸エチルを染み込ませたガーゼを輪ゴムで取り付けた300g/cm2の錘で横方向に50往復し、シートの表面を目視して、下記の基準で評価した。
○ :シート表面の変化は全くみられなかった
△ :シート表面の変化が若干みられたが、実用上問題なかった
× :シート表面の変化が著しかった
実施例及び比較例で得られた化粧シートを常温下で24時間保管した後、化粧シートの表面を指で触って、下記の基準で評価した。
○ :べたつきは全くなかった
△ :紫外線吸収剤などのブリードによるべたつきは若干あるが、実用上問題なかった
× :ブリードによるべたつきが著しかった
実施例及び比較例で得られた化粧シートにJIS K6902に規定された汚染物質を塗布し、時計皿で被覆して24時間後にエタノールでふき取ったときの汚染物の残存具合を目視にて観察した。判定基準を以下のようにして評価した。
○ :汚染物の残存は全くない
△ :汚染物の残存はあるものの軽微なもので実用上問題がない
× :汚染物の残存が著しい
上記耐候性試験を行ったシートについて、その表面にニチバン製セロテープ(登録商標)を貼付けて急激に剥離する操作を1回行った。このときの、基材上に設けた各層が剥離するかどうかを肉眼観察により確認し、下記の基準で評価した。
○ :層の剥離は全くなかった
△ :層の剥離は若干あるが、実用上問題なかった
× :層の剥離が著しかった
各実施例及び比較例で得られたシートを、屋外南向きに傾斜45°で設置して、3ヶ月放置する屋外曝露試験を行った。その後、表面の汚れの付着及び沈着状態を下記の基準で評価した。
○ :汚れの付着や沈着はほとんどなかった
△ :汚れの付着や沈着は若干あるが、実用上問題なかった
× :汚れの付着や沈着が著しかった
実施例及び比較例で得られたシートに赤色染料で着色したサラダ油を塗布した後、水で洗い流した。その後、表面の汚れの付着及び沈着状態を下記の基準で評価した。
○ :汚れの付着や沈着はほとんどなかった
△ :汚れの付着や沈着は若干あるが、実用上問題なかった
× :汚れの付着や沈着が著しかった
実施例及び比較例で得られたシートを、50℃の温水に浸漬し、2日間保持してから、シート表面の白化状態を下記の基準で評価した。
○ :外観変化は全くなかった
△ :外観変化は若干あるが、実用上問題なかった
× :外観変化が著しかった
各実施例及び比較例で得られたシートについて、スチールウールを用いて、300g/cm2の荷重をかけて5往復擦り、外観を目視で評価した。評価基準は以下のとおりである。
○ :外観にほとんど変化なかった
△ :外観に若干の傷つきや艶変化があった
× :外観に傷つきがあり、艶変化があった
基材2として、着色ポリプロピレン樹脂(厚さ80μm)からなる樹脂シートを準備した。この表面及び裏面にコロナ放電処理を施した後、表面に木目柄をグラビア印刷により形成し、柄印刷層3を得た。一方、裏面には、ウレタン系樹脂をバインダーとした裏面プライマー層7(厚さ2μm)をグラビア印刷により形成した。
柄印刷層3の上に、2液硬化型ウレタン樹脂からなる塗液を塗工して接着剤層8(乾燥状態での厚さ15μm)を形成し、下記組成の透明樹脂層用樹脂組成物をTダイで溶融して得た透明樹脂層4(厚さ80μm)を形成し、透明樹脂層4をドライラミネート法により積層させた。さらに、該透明樹脂層4の上に、下記組成のプライマー層形成用組成物を塗工し、厚さ2.5μmのプライマー層5を形成した。
次に、下記組成の電離放射線硬化性樹脂組成物を、グラビアコートにより塗工し、塗膜を形成した後、175keV及び5Mrad(50kGy)の条件で電子線を照射して上記塗膜を架橋硬化させることにより、表面保護層(10g/m2)を形成させて化粧シートを得た。なお、表面保護層の厚さは10μmであった。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
ポリプロピレン:100質量部
α−オレフィンエラストマー(プロピレン系):100質量部
ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(「チヌビン400(商品名)」,チバ・ジャパン株式会社製):0.3質量部
ヒンダードアミン系光安定剤(「チヌビン123(商品名)」,チバ・ジャパン株式会社製):3質量部
成形性改質剤(低密度ポリエチレン成形性改質剤):5質量部
以下の樹脂組成物と硬化剤とを100:5(質量比)の割合で混合して得られる組成物である。
樹脂組成物:
ポリカーボネート系ウレタンアクリレート(ポリカーボネート系ウレタンアクリレートにおけるウレタン成分とアクリル成分の質量比:70/30):100質量部
ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(「チヌビン400(商品名)」,チバ・ジャパン株式会社製):15質量部
ヒドロキシフェニルトリアジン系紫外線吸収剤(「チヌビン479(商品名)」,チバ・ジャパン株式会社製):5質量部
ヒンダードアミン系光安定剤(「チヌビン123(商品名)」,チバ・ジャパン株式会社製):6質量部
硬化剤:
ヘキサンメチレンジイソシアネート
カプロラクトンジオール系ウレタンアクリレート(2官能,分子量:約1000,伸び率:40%):100質量部
トリアジン系紫外線吸収剤(「チヌビン479(商品名)」,2−(2−ヒドロキシ−4−[1−オクチルオキシカルボニルエトキシ]フェニル)−4,6−ビス(4−フェニルフェニル)−1,3,5−トリアジン,チバ・ジャパン株式会社製):2質量部
反応性官能基を有する光安定剤(商品名「サノールLS−3410」,1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニルメタクリレート,チバ・ジャパン株式会社製):6質量部
実施例1において、電離放射線硬化性樹脂組成物にさらに反応性官能基を有するシリケート化合物(「MKCシリケート MS56S(商品名)」,テトラメトキシシランの部分加水分解縮合物,三菱化学株式会社製)を10質量部加えたものを電離放射線硬化性樹脂組成物とした以外は、実施例1と同様にして化粧シートを作製した。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
実施例2において、透明樹脂層用樹脂組成物中のα−オレフィンエラストマーの量を45質量部とした以外は、実施例2と同様にして化粧シートを得た。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
実施例2において、透明樹脂層用樹脂組成物中のα−オレフィンエラストマーの量を10質量部とした以外は、実施例2と同様にして化粧シートを得た。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
実施例2において、電離放射線硬化性樹脂組成物のカプロラクトンジオール系ウレタンアクリレートをカプロラクトン系ウレタンアクリレート(3官能,分子量:約1200,伸び率:17%)とした以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製した。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
実施例2において、透明樹脂層用樹脂組成物中のα−オレフィンエラストマーを用いない以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製した。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
実施例2において、透明樹脂層用樹脂組成物中のα−オレフィンエラストマーの代わりにスチレン−ブタジエンエラストマー25質量部とした以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製した。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
実施例2において、電離放射線硬化性樹脂組成物中のカプロラクトンジオール系ウレタンアクリレートのかわりにポリエーテル系ウレタンアクリレート(2官能,分子量:約3000)を用いた以外は、実施例2と同様にして化粧シートを作製した。得られた化粧シートについて上記評価を行った結果を第1表に示す。
2.基材
3.柄印刷層
3a.絵柄層
3b.着色層
4.透明樹脂層
5.プライマー層
6.表面保護層
7.裏面プライマー層
8.接着剤層
9.着色樹脂層
Claims (10)
- 基材上に、柄印刷層、透明樹脂層及び表面保護層を順に積層し、該透明樹脂層がポリプロピレン樹脂とα−オレフィンエラストマーとを含有し、該表面保護層がカプロラクトン系ウレタンアクリレート、トリアジン系紫外線吸収剤、及びカプロラクトン系ウレタンアクリレートと反応性を有する反応性官能基Aを有するヒンダードアミン系光安定剤を含むコーティング剤組成物を架橋硬化してなるものであり、該ポリプロピレン樹脂100質量部に対するα−オレフィンエラストマーの配合量が10〜120質量部である化粧シート。
- トリアジン系紫外線吸収剤の含有量が、カプロラクトン系ウレタンアクリレート100質量部に対して1〜10質量部である請求項1に記載の化粧シート。
- 反応性官能基Aを有するヒンダードアミン系光安定剤の含有量が、カプロラクトン系ウレタンアクリレート100質量部に対して1〜10質量部である請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 透明樹脂層が、さらにトリアジン系紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
- カプロラクトン系ウレタンアクリレートが、カプロラクトンジオール系ウレタンアクリレートである請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
- カプロラクトン系ウレタンアクリレートの数平均分子量(GPC法で測定したポリスチレン換算の数平均分子量)が、1000〜10000である請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
- 反応性官能基Aが、エチレン性二重結合を有する官能基である請求項1〜6のいずれかに記載の化粧シート。
- エチレン性二重結合を有する官能基が、(メタ)アクリロイル基である請求項7に記載の化粧シート。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の化粧シートの表面保護層が最表面層となるように、当該化粧シートが被着材に積層されてなる化粧板。
- 被着材が、鋼板である請求項9に記載の化粧板。
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