JP2012021743A - 貯湯タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯湯タンクをその重量に耐え得るように支える。
【解決手段】 金属製の円筒形状の内胴3と金属製の円筒形状の外胴4とからなり、該内外胴3,4間を真空断熱層としたタンク本体1と、該タンク本体1を支持する支持脚2とを備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚2の上端部を、前記内胴3に接合して、真空二重構造の断熱層を構成する外胴4ではなく内胴3で支えるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、貯湯タンクに関し、さらに詳しくは、真空二重構造の真空タンク電気炊飯器に関するものである。
一般に、エコ給湯、電気温水器、燃料電池において貯湯用として用いられる貯湯タンクの容量は、300〜370Lとされており、満水時には、300〜500kgの重量となる。
上記した貯湯タンクとして、保温性を向上させる目的から、タンク本体を真空二重構造とすることが従来から知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2006−226592号公報。
特開2008−292050号公報。
特開2004−124929号公報。
ところが、上記したように、貯湯タンクは、満水時には300〜500kgの重量となるところから、貯湯タンクを真空二重構造とした場合、貯湯タンクを支える脚の構造に特別な工夫を凝らす必要がある。
この出願の発明は、このような事情に基づいてなされたもので、貯湯タンクをその重量に耐え得るように支えることを目的とする。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、金属製の円筒形状の内胴と金属製の円筒形状の外胴とからなり、該内外胴間を真空断熱層としたタンク本体と、該タンク本体を支持する支持脚とを備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚の上端部を、前記内胴に接合している。
上記のように構成したことにより、タンク本体を支持するための脚を真空二重構造の断熱層を構成する外胴に接合した場合、タンク本体の荷重に耐えられず、外胴が変形を起こして内胴と接触して断熱性が損なわれる可能性があるが、真空二重構造の断熱層を構成する外胴ではなく内胴で支えることとなるところから、断熱性を維持しつつ、タンク本体の荷重を確実に支持することができる。
本願発明では、上記課題を解決するための第2の手段として、金属製の円筒形状の内胴と金属製の円筒形状の外胴とからなり、該内外胴間を真空断熱層としたタンク本体と、該タンク本体をの底部を構成する下蓋と、前記タンク本体を支持する支持脚とを備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚の上端部を、前記内胴と下蓋とに接合している。
上記のように構成したことにより、タンク本体を支持するための脚を真空二重構造の断熱層を構成する外胴に接合した場合、タンク本体の荷重に耐えられず、外胴が変形を起こして内胴と接触して断熱性が損なわれる可能性があるが、真空二重構造の断熱層を構成する外胴ではなく内胴と下蓋で支えることとなるところから、断熱性を維持しつつ、タンク本体の荷重を確実に支持することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚を、前記タンク本体および前記下蓋の側面に取り付けることもでき、そのように構成した場合、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクを確実に支持することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第3の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚の上部に、前記外胴を配置することもでき、そのように構成した場合、外胴には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第2の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚を、前記下蓋を貫通させることもでき、そのように構成した場合、貯湯タンクの荷重によって下蓋が変形することがなくなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第6の手段として、上記第1、第2、第3、第4又は第5の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚を複数の部材により構成することもでき、そのように構成した場合、支持脚の構造を目的に合わせて適宜変更できることとなり、設計の自由度を確保することができる。
本願発明の第1の手段によれば、金属製の円筒形状の内胴と金属製の円筒形状の外胴とからなり、該内外胴間を真空断熱層としたタンク本体と、該タンク本体を支持する支持脚とを備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚の上端部を、前記内胴に接合して、真空二重構造の断熱層を構成する外胴ではなく内胴で支えるようにしたので、タンク本体を支持するための支持脚を真空二重構造の断熱層を構成する外胴に接合した場合、タンク本体の荷重に耐えられず、外胴が変形を起こして内胴と接触して断熱性が損なわれる可能性があるが、外胴が変形することがなくなって、断熱性を維持しつつ、タンク本体の荷重を確実に支持することができるという効果がある。
本願発明の第2の手段によれば、金属製の円筒形状の内胴と金属製の円筒形状の外胴とからなり、該内外胴間を真空断熱層としたタンク本体と、該タンク本体の底部を構成する下蓋と、前記タンク本体を支持する支持脚とを備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚の上端部を、前記内胴と前記下蓋とに接合して、真空二重構造の断熱層を構成する外胴ではなく内胴と下蓋とで支えるようにしたので、タンク本体を支持するための脚を真空二重構造の断熱層を構成する外胴に接合した場合、タンク本体の荷重に耐えられず、外胴が変形を起こして内胴と接触して断熱性が損なわれる可能性があるが、外胴が変形することがなく、断熱性を維持しつつ、タンク本体の荷重を確実に支持することができるという効果がある。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚を、前記タンク本体および前記下蓋の側面に取り付けることもでき、そのように構成した場合、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクを確実に支持することができる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第3の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚の上部に、前記外胴を配置することもでき、そのように構成した場合、外胴には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。
本願発明の第5の手段におけるように、上記第2の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚を、前記下蓋を貫通させることもでき、そのように構成した場合、貯湯タンクの荷重によって下蓋が変形することがなくなる。
本願発明の第6の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた貯湯タンクにおいて、前記支持脚を複数の部材により構成することもでき、そのように構成した場合、支持脚の構造を目的に合わせて適宜変更できることとなり、設計の自由度を確保することができる。
本願発明の第1の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。 本願発明の第3の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。 本願発明の第4の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。 本願発明の第5の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。 本願発明の第6の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。 本願発明の第7の実施の形態にかかる貯湯タンクの縦断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1には、本願発明の第1の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この貯湯タンクは、金属製の円筒形状の内胴3と金属製の円筒形状の外胴4とからなり、該内外胴3,4間を真空断熱層としたタンク本体1と、該タンク本体1を支持する複数(本実施の形態では、3本)の支持脚2,2,2とを備えて構成されている。
前記タンク本体1の底部を構成する下蓋5は、前記タンク本体1と一体に接合(TIG溶接)される一方、前記タンク本体1の上部を構成する上蓋6は、前記タンク本体1と一体に接合(TIG)されている。従って、前記下蓋5および前記上蓋6の内部も、真空断熱層とされている。つまり、前記下蓋5の内面を構成する内下蓋5aは、前記内胴3と一体とされる一方、前記上蓋6の内面を構成する内上蓋6aは、前記内胴3と一体とされているのである。
前記下蓋5および上蓋6の中央部には、水の入口となる入口パイプ7およびお湯の出口となる出口パイプ8がそれぞれ取り付けられている。つまり、入口パイプ7と出口パイプ8とは、貯湯タンクの芯だしとなるのである。この入口パイプ7および出口パイプ8は、前記下蓋5(即ち、下蓋5の内外下蓋5a,5b)および前記上蓋6(即ち、上蓋6の内外上蓋6a,6b)を貫通した状態で接合(TIG溶接)されている。このようにすると、内胴3と外胴4との間隔(即ち、真空断熱層)が確保されることとなり、両者が接触することによる断熱不良を防止することができる。
そして、前記各支持脚2は、前記下蓋5における外胴4を貫通しており、その上端部は、前記下蓋5における内胴3に接合(TIG溶接)されている。なお、各支持脚2と外胴4とも、TIG溶接により接合されている。なお、本実施の形態においては、前記各支持脚2の内部も真空断熱層とされている。このようにすると、貯湯タンクの断熱性が確実さに保持される。
なお、本実施の形態においては、前記タンク本体1を構成する外胴4には、外方へのリブ加工が施されている。このようにすると、タンク本体1の上下寸法(外胴4の上下寸法)が長くなった場合であっても、寸法が安定する。
上記のように構成したことにより、タンク本体1を支持するための支持脚2,2,2を真空二重構造の断熱層を構成する外胴4に接合した場合、タンク本体1の荷重に耐えられず、外胴4が変形を起こして内胴3と接触して断熱性が損なわれる可能性があるが、真空二重構造の断熱層を構成する外胴4ではなく内胴3で支えることとなるところから、断熱性を維持しつつ、タンク本体1の荷重を確実に支持することができる。
第2の実施の形態
図2には、本願発明の第2の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この場合、各支持脚2の下端には、脚台9が嵌合固定されている。このようにすると、支持脚2側からの熱の逃げを防止できることとなり、断熱性をより一層確保することができる。また、脚台9によって支持脚2の荷重支持力が増大することとなり、貯湯タンクの荷重保持がより確実となる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第3の実施の形態
図3には、本願発明の第3の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この場合、タンク本体1の真空断熱層と下蓋5の真空断熱層とは別構成とされている。つまり、前記タンク本体1の下部側面と前記下蓋5の上部側面とは、ともに内胴3のみからなる接合部3aとされており、該接合部3aには、環状の支持脚2が接合(TIG溶接)されている。つまり、支持脚2は、前記タンク本体1(即ち、タンク本体1を構成する内胴3)および前記下蓋5(即ち、下蓋5を構成する内下蓋5a)の側面に跨がって取り付けられているのである。このようにすると、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクを確実に支持することができる。この場合、支持脚2の上部には、タンク本体1を構成する外胴4が配置されることとなる。このようにするとする、タンク本体1を構成する外胴4には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第4の実施の形態
図4には、本願発明の第4の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この場合、タンク本体1の真空断熱層と下蓋5の真空断熱層とは別構成とされている。つまり、前記タンク本体1の下部側面と前記下蓋5の上部側面とは、ともに内胴3のみからなる接合部3aとされており、該接合部3aには、環状の支持脚2が接合(TIG溶接)されている。また、本実施の形態においては、前記支持脚2は、前記接合部3aに接合(TIG溶接)され且つ内部が真空断熱層されている上部支持脚2aと、該上部支持脚2aの下端に対して断熱材10を介して取り付けられた環状の下部支持脚2bとからなっている。つまり、支持脚2は、前記タンク本体1(即ち、タンク本体1を構成する内胴3)および前記下蓋5(即ち、下蓋5を構成する内下蓋5a)の側面に跨がって取り付けられているのである。この場合、支持脚2の上部には、タンク本体1を構成する外胴4が配置されることとなる。このようにするとする、タンク本体1を構成する外胴4には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。
上記のように構成すると、接合部3aの外側が真空断熱層からなる上部支持脚2aに覆われることとなり、接合部3aからの放熱が可及的に防止されるとともに、上部支持脚2aから下部支持脚2bへの伝熱が断熱材10の介在により防止されることとなる。従って、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクを確実に支持することができる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第5の実施の形態
図5には、本願発明の第5の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この場合、タンク本体1の真空断熱層と下蓋5の真空断熱層とは別構成とされている。つまり、前記タンク本体1の下部側面と前記下蓋5の上部側面とは、ともに内胴3のみからなる接合部3aとされており、該接合部3aには、複数(例えば、3本)の支持脚2,2,2が接合(TIG溶接)されている。また、本実施の形態においては、前記各支持脚2は、前記接合部3aに接合(TIG溶接)され且つ内部が真空断熱層されている上部支持脚2aと、該上部支持脚2aの下端に対して取り付けられた環状の下部支持脚2bとからなっており、前記上部支持脚2aの外周面は、前記接合部3aからの熱ロスを抑えるために吹付断熱材11で覆われている。つまり、支持脚2は、前記タンク本体1(即ち、タンク本体1を構成する内胴3)および前記下蓋5(即ち、下蓋5を構成する内下蓋5a)の側面に跨がって取り付けられているのである。この場合、支持脚2の上部には、タンク本体1を構成する外胴4が配置されることとなる。このようにするとする、タンク本体1を構成する外胴4には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。
上記のように構成すると、接合部3aの外側が真空断熱層からなる上部支持脚2aに覆われ且つ該上部支持脚2aが吹付断熱材11で覆われることとなり、接合部3aからの放熱が可及的に防止されるとともに、上部支持脚2aから下部支持脚2bへの伝熱も吹付断熱材11の介在により防止されることとなる。従って、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクを確実に支持することができる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第6の実施の形態
図6には、本願発明の第6の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この場合、タンク本体1の真空断熱層と下蓋5の真空断熱層とは別構成とされている。つまり、前記タンク本体1の下部側面と前記下蓋5の上部側面とは、ともに内胴3のみからなる接合部3aとされており、該接合部3aには、環状の支持脚2が接合(TIG溶接)されている。また、本実施の形態においては、前記支持脚2は、前記接合部3aに接合(TIG溶接)され且つ内部が真空断熱層されている上部支持脚2aと、該上部支持脚2aの下端に対して取り付けられた環状の下部支持脚2bとからなっており、前記上部支持脚2aの外周側には、前記接合部3aからの熱ロスを抑えるために断熱カバー12が取り付けられている。該断熱カバー12は、断面コ字状とされており、前記外胴4の下端部外周面に対して上端12aが取り付けられるとともに、下端12bが前記上部支持脚2aと前記下部支持脚2bとの間に挟持されることにより取り付けられている。従って、断熱カバー上端12aと上部支持脚2aの上端との間には、放熱を遮断し得る空気層Aが形成されることとなっている。上記したように、支持脚2は、前記タンク本体1(即ち、タンク本体1を構成する内胴3)および前記下蓋5(即ち、下蓋5を構成する内下蓋5a)の側面に跨がって取り付けられているのである。この場合、支持脚2の上部には、タンク本体1を構成する外胴4が配置されることとなる。このようにするとする、タンク本体1を構成する外胴4には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。
上記のように構成すると、接合部3aの外側が真空断熱層からなる上部支持脚2aに覆われ且つ該上部支持脚2aが断熱カバー12で覆われるとともに、断熱カバー上端12aと上部支持脚2aの上端との間に空気層Aが形成されることとなり、接合部3aから上部支持脚2aを介しての放熱が可及的に防止されるとともに、上部支持脚2aから下部支持脚2bへの伝熱も断熱材カバー12の介在により防止されることとなる。従って、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクを確実に支持することができる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第7の実施の形態
図7には、本願発明の第7の実施の形態にかかる貯湯タンクが示されている。
この場合、タンク本体1および上蓋6は、真空断熱層を有しているが、下蓋5は真空断熱層を有していない。そして、前記タンク本体1の下部側面と前記下蓋5の側面とは、ともに内胴3のみからなる接合部3aとされており、該接合部3aには、複数(例えば、3本)の支持脚2,2,2が接合(TIG溶接)されている。また、本実施の形態においては、前記各支持脚2の内部は、真空断熱層されている。上記したように、支持脚2は、前記タンク本体1(即ち、タンク本体1を構成する内胴3)および前記下蓋5(即ち、下蓋5を構成する内下蓋5a)の側面に跨がって取り付けられているのである。さらに、この場合、各支持脚2の上部には、タンク本体1を構成する外胴4が配置されることとなる。このようにするとする、タンク本体1を構成する外胴4には貯湯タンクの荷重がかからなくなり、貯湯タンクの構造上の利点(断熱性の維持)を損なうことなく、貯湯タンクをより確実に支持することができる。なお、本実施の形態においては、入口パイプおよび出口パイプは、図示省略されている。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
本願発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
1はタンク本体
2は支持脚
3は内胴
4は外胴
5は下蓋

Claims (6)

  1. 金属製の円筒形状の内胴と金属製の円筒形状の外胴とからなり、該内外胴間を真空断熱層としたタンク本体と、該タンク本体を支持する支持脚とを備えた貯湯タンクであって、前記支持脚の上端部を、前記内胴に接合したことを特徴とする貯湯タンク。
  2. 金属製の円筒形状の内胴と金属製の円筒形状の外胴とからなり、該内外胴間を真空断熱層としたタンク本体と、該タンク本体をの底部を構成する下蓋と、前記タンク本体を支持する支持脚とを備えた貯湯タンクであって、前記支持脚の上端部を、前記内胴と下蓋とに接合したことを特徴とする貯湯タンク
  3. 前記支持脚を、前記タンク本体および前記下蓋の側面に取り付けたことを特徴とする請求項2記載の貯湯タンク
  4. 前記支持脚の上部には、前記外胴を配置したことを特徴とする請求項3記載の貯湯タンク。
  5. 前記支持脚を、前記下蓋を貫通させたことを特徴とする請求項2記載の貯湯タンク。
  6. 前記支持脚を複数の部材により構成したことを特徴とする請求項1,2,3,4および5のいずれか一項記載の貯湯タンク。
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