JP5874422B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
ヒートポンプ等の加熱手段により高温の湯を沸き上げて貯湯タンクに貯え、必要に応じて貯湯タンクから外部へ湯を給湯する貯湯式給湯機が広く用いられている。貯湯タンクは、断熱性を確保するための断熱材に覆われ、更に外装ケースに収容された状態で、設置面に対して固定される。貯湯タンクは、湯水を貯留した状態では重量物となるため、大きな地震の際にも破損したり転倒したりしないように、十分な耐震性が求められる。
特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、貯湯タンクの上鏡板の中央部に、貯湯タンクに貯めた湯を外部に供給するための給湯管が固定されている。この給湯管は、貯湯タンクの上鏡板にスポット溶接された給湯管補強金具に設けられた孔に挿通されることにより補強して固定されている。給湯管補強金具の上面には、給湯管を挿通するための孔を設けた耐震補強金具の底面がボルト締結される。耐震補強金具には、ねじ部が上側になるようにボルトが溶接されており、外装ケースの一部を構成する天板に設けられたボルト孔に当該ボルトを挿通してナット締めすることで、天板と耐震補強金具とを締結している。貯湯式給湯機に隣接する壁あるいは天井等の支持構造物に一端をボルト固定された耐震連結金具は、他端にボルト孔が設けられており、このボルト孔に耐震補強金具のボルトを挿通してナット締めすることで、耐震連結金具と耐震補強金具とが締結され、貯湯式給湯機を支持構造物に連結固定している。
特開平11−37559号公報
特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、貯湯タンクから支持構造体までの間が、熱伝導率の高い金属製の給湯管補強金具、耐震補強金具および耐震連結金具を介して連結されている。このため、貯湯タンクに蓄えられた熱が、これらの金具を介して外部へ伝熱し、周囲に放熱されるため、貯湯タンクの断熱性能が低下する。特許文献1では、貯湯タンクからの放熱を抑制するために、耐震補強金具と天板との間に円環状の薄い断熱材シートを挿入する構成も言及されているが、貯湯タンクから耐震補強金具までは金属で構成されているため、少なくとも耐震補強金具までは熱が伝わり易く、耐震補強金具から対流によって周囲の空気に熱が拡散される。また、上記断熱材シートは、薄いので断熱性が不十分である。また、断熱材シートを挿入した場合でも、耐震補強金具と耐震連結金具とは金属製のボルトを介して連結されているため、このボルトを伝って熱が耐震補強金具から耐震連結金具へ伝熱する。これらのことから、断熱材シートを挿入した場合でも、貯湯式給湯機の断熱性能の低下を抑制することは困難である。
また、特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、給湯管補強金具が、貯湯タンクの上鏡板にスポット溶接されているため、貯湯タンクの上部側では、貯湯タンクに負荷される地震荷重がスポット溶接部の面積に集中的に作用する。そのため、地震荷重が想定外に大きい場合には、スポット溶接部に生じる応力が過大になり、スポット溶接部が破断し、水漏れに至る可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンクの断熱性能を確保しつつ、耐震性能を向上することができる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、湯を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクの少なくとも一部を覆う形状に成形された成形断熱材と、貯湯タンクおよび成形断熱材を収容する外装ケースと、成形断熱材を外部の支持構造体に連結し、地震時に貯湯タンクの揺れを抑制する連結手段と、を備え、連結手段は、成形断熱材に固定された固定部材と、固定部材と支持構造体とを連結する連結部材と、固定部材と連結部材とを締結するボルトとを有し、固定部材は、成形断熱材に埋入した部分と、成形断熱材の外面に露出した締結面と、締結面に設けられ、ボルトが螺合可能なボルト孔とを有し、固定部材は、貯湯タンクと接触する成形断熱材の内面に露出せず、固定部材と貯湯タンクとは接触しないものである。
本発明によれば、貯湯タンクの断熱性能を確保しつつ、耐震性能を向上することが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機の上部の分解斜視図である。 図1および図2に示す貯湯式給湯機が備える固定部材の斜視図である。 上部成形断熱材の他の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機の上部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機の上部の断面図である。 本発明の実施の形態3の貯湯式給湯機の上部の分解斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す断面図であり、図2は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機の上部の分解斜視図である。図3は、図1および図2に示す貯湯式給湯機1が備える固定部材6の斜視図である。図1に示すように、本実施形態の貯湯式給湯機1は、湯水を貯留する貯湯タンク2と、貯湯タンク2からの放熱を抑制するべく貯湯タンク2を覆う断熱材4と、貯湯タンク2および断熱材4を収容する外装ケース3と、連結手段としての固定部材6および連結部材7とを備えている。貯湯タンク2は、略円筒形状をなし、上部および下部は椀状に形成されている。貯湯タンク2は、貯湯タンク2に溶接固定された脚固定金具8にボルト固定されたタンク脚9によって支持されている。タンク脚9は、外装ケース3の一部を構成する底板36を介して、器体脚10にボルト固定されている。器体脚10が図示しないアンカーボルト等によって設置面に固定されることで、貯湯式給湯機1が設置面に固定されている。貯湯タンク2内に貯留される湯は、例えばヒートポンプ式の熱源機(図示せず)あるいは貯湯タンク2の内部に配置されるヒータ等で生成される。外装ケース3内には、配管、ポンプ、熱交換器等の機器が更に配置されていてもよいが、本実施形態では図示を省略する。
貯湯タンク2の上部領域は、断熱材4の一部を構成する上部成形断熱材41により覆われている。上部成形断熱材41は、貯湯式給湯機1の耐震性能を向上するために、固定部材6および連結部材7を介して、外部の支持構造体5に連結されている。支持構造体5は、例えば壁、柱、天井等の外部構造物である。固定部材6は、外装ケース3の一部を構成する天板31の内側に配置されている。連結部材7は、天板31の外側に配置されている。
上部成形断熱材41は、例えば発泡ポリスチレン等の発泡材料を金型で成形して製作され、貯湯タンク2の上部領域を覆う形状に成形されている。すなわち、上部成形断熱材41の内面形状は、貯湯タンク2の上部領域の外面形状と同形状になるように成形されている。これにより、上部成形断熱材41は、貯湯タンク2の上部領域に密着して固定することができる。固定部材6は、上部成形断熱材41を金型で成形加工する際に事前に金型内に挿入セットされ、成形工程で上部成形断熱材41と一体化するように成形される。すなわち、固定部材6は、インサート成形により上部成形断熱材41と一体化されている。固定部材6は、強度上、金属材料で構成されることが好ましい。図3に示すように、固定部材6は、締結面6aと、締結面6aから下方に伸びた複数の脚部6cと、脚部6cから横に張り出すように突出した係止部6dとを有している。締結面6aには、ボルトが螺合可能な複数のボルト孔6bが設けられている。図1に示すように、脚部6cおよび係止部6dは上部成形断熱材41に埋入している。締結面6aは上部成形断熱材41の上面に露出し、天板31の内面と接触する。固定部材6は、貯湯タンク2と接触する上部成形断熱材41の内面には露出しておらず、固定部材6と貯湯タンク2とは接触しない。本実施形態では、係止部6dを設けたことにより、脚部6cの抜け止めがなされるので、固定部材6と上部成形断熱材41とをより強固に固定することができる。
断熱材4は、上部成形断熱材41のほかに、貯湯タンク2の胴部(側周面)の前面領域および後面領域をそれぞれ覆う前部断熱材42および後部断熱材43と、貯湯タンク2の下部領域を覆う下部断熱材44とを有している。前部断熱材42、後部断熱材43および下部断熱材44は、上部成形断熱材41と同材料で構成されていてもよいし、異なる材料で構成されていてもよい。また、前部断熱材42、後部断熱材43および下部断熱材44は、成形断熱材に限らず、例えば真空断熱材やグラスウールなどで構成されていてもよいし、複数の断熱材を組み合わせて構成されていてもよい。
図2に示すように、天板31には、固定部材6の各ボルト孔6bに対応する位置に、ボルト11を挿通する孔31aが設けられている。連結部材7は、強度上、金属材料で構成されることが好ましい。連結部材7の一端側に形成された固定部7bは、図示しないボルトにより支持構造体5に固定される。連結部材7の他端側には、天板31の孔31aに対応する位置に、ボルト11を挿通する孔7aが設けられている。固定部材6と、天板31と、連結部材7とが、それぞれのボルト孔6b、孔31a、孔7aが同軸に配置されるように重ね合わされ、ボルト11をボルト孔6bに螺合して締め付けることよって、これらの3つの構成部材が締結される。なお、固定部材6のボルト孔6bに代えて、ナットを固定部材6に溶接して同じ機能を持たせてもよい。
以上説明した構成により、本実施形態の貯湯式給湯機1では、上部成形断熱材41が固定部材6および連結部材7を介して支持構造体5に連結される。このため、地震の際に、支持構造体5に対する上部成形断熱材41の位置が変化することが抑制されるので、上部成形断熱材41の内面に密着している貯湯タンク2の上部も、支持構造体5に対して揺れ動くことが抑制される。このようにして、貯湯式給湯機1に地震荷重が負荷された際に、貯湯タンク2の揺れ(特に横揺れ)を確実に抑制することができるので、貯湯式給湯機1の耐震性能を向上することができる。
これに対し、固定部材6がなく、天板31のみが連結部材7を介して支持構造体5に連結された構成であるとした場合には、貯湯式給湯機1に地震荷重が負荷された際、外装ケース3の揺れは支持構造体5によって抑制されるが、貯湯タンク2の揺れは支持構造体5によって抑制されないため、外装ケース3の内部で貯湯タンク2が横方向に大きく揺れることとなる。その結果、タンク脚9や器体脚10に過大な荷重がかかり、貯湯式給湯機1の耐震性能の低下を招く。
また、本実施形態の貯湯式給湯機1では、貯湯タンク2と接触する上部成形断熱材41の内面に固定部材6が露出していないので、固定部材6と貯湯タンク2とは接触せず、両者の間に断熱材料が介在している。このため、貯湯タンク2に蓄えられた熱が固定部材6および連結部材7を伝熱して外部に放熱されることが確実に抑制される。よって、支持構造体5に連結するための金属部品が貯湯タンク2に直接固定されるような構成と比較して、貯湯タンク2の断熱性能を向上することができる。また、支持構造体5に連結するための金属部品が貯湯タンク2に溶接等によって直接固定されるような構成では、貯湯タンク2に負荷される地震荷重がその溶接部に集中的に作用する。そのため、地震荷重が想定外に大きい場合には、溶接部に生じる応力が過大になり、溶接部が破断し、水漏れに至る可能性がある。これに対し、本実施形態の貯湯式給湯機1では、上部成形断熱材41を介して貯湯タンク2の揺れを抑制するので、貯湯タンク2に負荷される地震荷重を上部成形断熱材41と貯湯タンク2との広い接触面積で受けることができる。このため、地震荷重が想定外に大きい場合であっても、貯湯タンク2が破損して水漏れに至るようなことを確実に防止することができる。
また、本実施形態の貯湯式給湯機1では、固定部材6と、外装ケース3の一部である天板31と、連結部材7とボルト11により締結されている。このため、外装ケース3は、連結部材7を介して支持構造体5に連結される。よって、地震の際に外装ケース3の揺れが支持構造体5によって抑制されるので、貯湯式給湯機1の耐震性能を更に向上することができる。
また、本実施形態の貯湯式給湯機1では、固定部材6をインサート成形により上部成形断熱材41と一体化することにより、容易に製造することができるとともに、固定部材6を上部成形断熱材41に強固に固定することができる。なお、固定部材6は、必ずしも上部成形断熱材41と一体的に成形する必要はなく、上部成形断熱材41の成形後に固定部材6を上部成形断熱材41に固定する構成としてもよい。その場合、例えば次のような構成とすることができる。図4は、上部成形断熱材41の他の構成例を示す斜視図である。図4に示す上部成形断熱材41では、その上面に固定部材6と嵌合するための嵌合溝41aが形成されており、固定部材6側に形成した嵌合部(図示せず)を嵌合溝41aに挿入して嵌合させる。このような構成により、上部成形断熱材41に固定部材6を固定することができる。
また、本実施形態では、断熱材4の上部領域である上部成形断熱材41を支持構造体5に連結したことにより、地震時に揺れ幅が大きくなり易い貯湯タンク2の上部の揺れを抑制することができるので、耐震性能を効果的に向上することができる。ただし、本発明では、支持構造体5との連結箇所は断熱材4の上部領域に限定されるものではない。例えば、貯湯タンク2の胴部(側周面)を覆う成形断熱材を支持構造体5に連結してもよい。その場合であっても、上記と同様の効果が得られる。
実施の形態2.
次に、図5および図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機の上部の分解斜視図であり、図6は、本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機の上部の断面図である。図5に示すように、外装ケース3は、上面を覆う天板31と、前面を覆う前面板32と、背面を覆う背面板33と、右側面を覆う右側板34と、左側面を覆う左側板35とを有している。上部成形断熱材41は、外装ケース3と貯湯タンク2との間の空間を埋める形状に成形されている。すなわち、上部成形断熱材41は、その外形(貯湯タンク2と接触しない部分の形状)が略直方体形状とされている。このような上部成形断熱材41は、外装ケース3の前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の内壁とそれぞれ当接(密着)する。このような構成により、実施の形態2の貯湯式給湯機1では、貯湯式給湯機1に地震荷重が負荷された場合に、外装ケース3の内部で上部成形断熱材41が動く余地が無くなるので、貯湯タンク2の上部の揺れを上部成形断熱材41と外装ケース3とが協調して抑制するため、貯湯式給湯機1の耐震性能を更に向上することができる。
天板31の周縁部には、下方に伸びたスカート部31bが全周に渡り形成されている。前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の上端付近は、スカート部31bの内側に挿入される。このため、天板31のスカート部31bと、前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の上端付近とが重なった状態となる。上部成形断熱材41は、天板31のスカート部31bと、前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の上端付近とが重なる部分にも当接することが望ましい。これにより、外装ケース3内での上部成形断熱材41の動きがより確実に抑制され、貯湯式給湯機1の耐震性能を更に向上することができる。
また、本実施形態では、上部成形断熱材41の前面、背面、右側面および左側面のほぼ前面が前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の内壁と密着する構成としたことにより、外装ケース3内での上部成形断熱材41の動きがより確実に抑制され、貯湯式給湯機1の耐震性能を更に向上することができる。なお、本発明では、上部成形断熱材41の前面、背面、右側面および左側面の一部が前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の内壁と当接する構成としてもよい。
また、本実施形態では、上部成形断熱材41が前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の内壁とそれぞれ当接する構成としているが、上部成形断熱材41が前面板32、背面板33、右側板34および左側板35のうちの少なくとも一つの内壁と当接する構成としてもよい。上部成形断熱材41が前面板32、背面板33、右側板34および左側板35のうちの少なくとも一つの内壁と当接していれば、外装ケース3内での上部成形断熱材41の動きを抑制することができるので、貯湯式給湯機1の耐震性能を向上することが可能となる。
実施の形態3.
次に、図7を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1および2との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態3の貯湯式給湯機の上部の分解斜視図である。実施の形態3の貯湯式給湯機1では、上部成形断熱材41と天板31とが固定されている。上部成形断熱材41と天板31とを固定する方法は、例えば、天板31の下面に形成した固定部(図示せず)を上部成形断熱材41内に埋入させるようにインサート成形を行う方法や、上部成形断熱材41の上面に図4と同様に嵌合溝41aを形成し、天板31の下面に形成した嵌合部(図示せず)を嵌合溝41aに挿入して嵌合させる方法などが挙げられる。
天板31には、ボルト11が螺合する複数のボルト孔31cが設けられている。連結手段としての連結部材7の一端側に形成された固定部7bは、図示しないボルトにより支持構造体5に固定される。連結部材7の他端側には、天板31のボルト孔31cに対応する位置に、ボルト11を挿通する孔7aが設けられている。天板31のボルト孔31cと、連結部材7の孔7aとが同軸に配置されるように重ね合わせ、ボルト11をボルト孔31cに螺合して締め付けることよって、天板31と連結部材7とが締結される。
このような構成により、実施の形態3の貯湯式給湯機1では、上部成形断熱材41が天板31および連結部材7を介して支持構造体5に連結される。このため、実施の形態1と同様にして、貯湯式給湯機1の耐震性能を向上することができる。また、実施の形態3の貯湯式給湯機1では、実施の形態2と同様に、上部成形断熱材41が、外装ケース3の前面板32、背面板33、右側板34および左側板35の内壁とそれぞれ当接(密着)する。これにより、実施の形態2と同様にして、貯湯式給湯機1の耐震性能を更に向上することができる。
1 貯湯式給湯機
2 貯湯タンク
3 外装ケース
4 断熱材
5 支持構造体
6 固定部材
6a 締結面
6b ボルト孔
6c 脚部
6d 係止部
7 連結部材
7a 孔
7b 固定部
8 脚固定金具
9 タンク脚
10 器体脚
11 ボルト
31 天板
31a 孔
31b スカート部
31c ボルト孔
32 前面板
33 背面板
34 右側板
35 左側板
36 底板
41 上部成形断熱材
41a 嵌合溝
42 前部断熱材
43 後部断熱材
44 下部断熱材

Claims (8)

  1. 湯を貯留する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの少なくとも一部を覆う形状に成形された成形断熱材と、
    前記貯湯タンクおよび前記成形断熱材を収容する外装ケースと、
    前記成形断熱材を外部の支持構造体に連結し、地震時に前記貯湯タンクの揺れを抑制する連結手段と、
    を備え、
    前記連結手段は、前記成形断熱材に固定された固定部材と、前記固定部材と前記支持構造体とを連結する連結部材と、前記固定部材と前記連結部材とを締結するボルトとを有し、
    前記固定部材は、前記成形断熱材に埋入した部分と、前記成形断熱材の外面に露出した締結面と、前記締結面に設けられ、前記ボルトが螺合可能なボルト孔とを有し、
    前記固定部材は、前記貯湯タンクと接触する前記成形断熱材の内面に露出せず、
    前記固定部材と前記貯湯タンクとは接触しない貯湯式給湯機。
  2. 前記固定部材の前記成形断熱材に埋入した部分は、前記締結面から伸びた脚部と、前記脚部から横に張り出すように突出した係止部とを有する請求項1記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記固定部材および前記連結部材は、前記外装ケースと固定されている請求項1または請求項2記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記成形断熱材は、前記貯湯タンクの上部領域を覆っている請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記成形断熱材は、前記外装ケースの内壁に当接している請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記成形断熱材は、前記外装ケースの前面、背面、右側面および左側面の内壁に対してそれぞれ当接している請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記外装ケースは、前面板、背面板、右側板、左側板および天板を有し、
    前記成形断熱材は、前記前面板、前記背面板、前記右側板および前記左側板と前記天板とが重なる部分の少なくとも一部に当接している請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記成形断熱材と前記外装ケースの天板とが固定されており、
    前記連結手段は、前記外装ケースの天板と前記支持構造体とを連結する請求項1乃至の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
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