JP2007333257A - 給湯装置 - Google Patents

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Tomoaki Kitano
智章 北野
Koji Mihara
広司 三原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】貫通部を有する発泡断熱材で貯湯缶体を覆う構成としても放熱量を最小限に抑えることができる給湯装置を提供すること。
【解決手段】本発明の給湯装置は、温水を貯湯する貯湯缶体102と、貯湯缶体102の周囲を覆うように配設し、貫通部を有した発泡断熱材310とを備え、貫通部の周囲に内方側に突出する突部314を設けたことにより、貫通部から外部に放熱する放熱量を最小限にすることができるので、断熱効果の高い貯湯缶体を提供することができるとともに、引いては、湯切れの発生を防止することができる給湯装置を提供することができる。

【選択図】図3

Description

本発明は、貯湯缶体の放熱量を軽減する断熱材を有する給湯装置に関するものである。
従来、この種の給湯装置は、図8のように複数の成型断熱材で貯湯缶体の外郭を囲むことにより、貯湯缶体に蓄えられる湯水の保温を図っていた。そしてこの構成によれば、貯湯缶体に断熱材としてガラスウールを巻きつける場合と比較して、製造組立時の工数が大幅に削減され、作業性が向上していた。(例えば、特許文献1参照)。
また、日本の狭小な住宅事情を考慮すると、今後は給湯装置全体の小型化が求められてくるが、それに伴って貯湯缶体の容量自体も減少するようになる。そして、貯湯缶体の容量が減少すると、貯湯缶体内に出湯すべき湯水が枯渇してしまうという湯切れ問題が生じやすくなるので、蓄えられる湯水の放熱による温度低下の影響は深刻となり、貯湯缶体の湯水の保温性は重要な課題である。
特開平8−327517号公報
しかしながら、上記従来の技術では、成形断熱材で貯湯缶体の外郭を囲む場合、貯湯缶体より延伸する出湯管や給水管、もしくは貯湯缶体を固定させる脚部などを貫通させなければならず、成形断熱材などの保温部材に貫通部を設けなければならない。そのため、貯湯缶体と成形断熱材の間に生じる空間から貫通部を通って外部に熱が放熱してしまい、保温性能が低下してしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、貫通部を有する発泡断熱材で貯湯缶体を覆う構成としても放熱量を最小限に抑えることができる給湯装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯装置は、温水を貯湯する貯湯缶体と、前記貯湯缶体の周囲を覆うように配設し、貫通部を有した発泡断熱材とを備え、前記貫通部の周囲に内方側に突出する突部を設けたことを特徴とするものである。
これによって、発泡断熱材の保温効果に加えて、貫通部から外部に放熱される放熱量を最小限に抑えることができるので、給湯装置としての断熱効果を向上させることができる。
貫通部を有する発泡断熱材で貯湯缶体を覆う構成としても放熱量を最小限に抑えることができる給湯装置を提供することができる。
第1の発明の給湯装置は、温水を貯湯する貯湯缶体と、前記貯湯缶体の周囲を覆うように配設し、貫通部を有した発泡断熱材とを備え、前記貫通部の周囲に内方側に突出する突部を設けたことにより、貫通部から外部に放熱する放熱量を最小限にすることができるので、断熱効果の高い貯湯缶体を提供することができるとともに、引いては、湯切れの発生を防止することができる給湯装置を提供することができる。
第2の発明の給湯装置は、特に第1の発明において、発砲断熱材は、前面側を構成する前面側断熱材と、後面側を構成する後面側断熱材と、天面側を構成する天面側断熱材と、下面側を構成する下面側断熱材とで構成されることにより、発泡断熱材組立時において組みたてやすい。
第3の発明の給湯装置は、特に第1または第2の発明において、突部と発泡断熱材とは一体成形されたことにより、発泡成形が容易に安価でできる。
第4の発明の給湯装置は、特に第3の発明において、突部は半環状の隆起部であることにより、発泡断熱材組立時に貯湯缶体が発泡断熱材に形成した隆起部に当接されるので、当接する寸法をプラス目になっても、適度に形状が、貯湯缶体表面になじみ、断熱効果をさらに高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における給湯装置の構成図であり、図2は、本実施の形態における給湯装置の要部分解図である。図1、図2において、給湯装置100は、筐体200の内部に、湯水を貯湯する貯湯缶体102と、貯湯缶体102を覆う発泡断熱材300と、貯湯缶体102内に水を供給する給水管201と、貯湯缶体102内に蓄えられている湯水を出湯する出湯管202がある。また、筐体200の内部には、熱交換器203が配設されており、浴槽内の湯水もしくは床暖房用温水として循環する湯水と、貯湯缶体102内に蓄えられている湯水とを熱交換するものである。
また、貯湯缶体102内の湯水を加熱する加熱源として、本実施の形態では、ヒートポンプサイクルを熱源とするヒートポンプユニット101を用いているが、これに限定することは無く、例えば電気ヒータで貯湯タンク内の低温水を加熱するような形態の給湯装置であってもよい。
また、貯湯缶体102を覆う発泡断熱材300は、貯湯缶体102の前部を覆う前面側断熱材310と、後部を覆う後面側断熱材320と、天井部を覆う天面側断熱材330と、底部を覆う下面側断熱材340とで構成され、それぞれの断熱材は発泡断熱材で構成される。前面側断熱材310には、サーミスタや貯湯缶体から延出する配管などを取り出す貫通部390を設けており、貫通部390には残湯サーミスタカバー210や缶体配管カバー211で蓋をしている。なお残湯サーミスタカバー210や缶体配管カバー211は前面側断熱材310と同じ材料で形成されている。
図3は、貫通部390の断面図である。図3において、貫通部390には、貯湯缶体102から延出される配管204が貫通しており、貫通部の周囲の内方側に突部である隆起部314が形成されている。また隆起部314の断面は半環状となっているので、貯湯缶体102と当接したときに発泡断熱材と貯湯缶体102がよくなじむようになっている。なお、本実施の形態では、隆起部314は発泡断熱材と一体成形しているが、これに限定されるものではなく、別部材にて隆起部314の代わりに突部を設けても同様の効果を奏する。図3において、矢印のように熱が流れるが、隆起部314があるために熱が外部に放熱することがない。
図4は、貫通部を設けた下面側断熱材の要部断面図である。図4においても、上記実施例の如く、貯湯缶体102から延出する配管204を貫通部から取り出しており、貫通部
の周囲には隆起部341が設けられているため、熱が外部に放出することがない。
なお、貫通部を通るのは配管類に限定されることはなく、例えば、貯湯缶体102を支持する脚部などであっても問題はなく、同じように貫通部に隆起部を設けることで熱が放熱するのを防ぐ。
図5は、筐体200の底板を外した状態の下平面図、図6は、下面側断熱材340の内方側正面図である。図5において、貯湯缶体の下面からも配管204が延出しており、前面側断熱材同様に、下面側断熱材にも貫通部を有している。図6において、下面側断熱材に設けられた貫通部312、また貯湯缶体102を支持する缶体脚を逃がす缶体脚逃がし穴313の周囲においても、隆起部341、342を設けており、同様に熱が放熱するのを防いでいる。
また、局部的に前面側断熱材310と下面側断熱材340の隆起部の断面形状を半環状に設けているので、発泡成形の金型で貯湯缶体102との嵌合が容易にでき金型の抜き方向に形成することで安価な金型を製作できる。
以上のように、発泡断熱材と貯湯缶体との間に空間を形成したとしても貫通部から熱が逃げることなく、隆起部を設けたことによって確実に断熱効果を維持することができる。
以上のように、本発明は、ヒートポンプ給湯機だけに限らず、電気給湯器などにも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態における給湯装置の構成図 同実施の形態における給湯装置の要部分解図 同実施の形態における要部断面図 同実施の形態における要部断面図 同実施の形態における底板を外した状態の下平面図 同実施の形態における下面側断熱材の内方側正面図 従来の電気給湯器の構成図
符号の説明
100 給湯装置
101 ヒートポンプユニット
200 筐体
201 給水管
202 出湯管
203 熱交換器
300 発泡断熱材
310 前面側断熱材
312 貫通部
314 隆起部
320 後面側断熱材
330 天面側断熱材
340 下面側断熱材
341 隆起部
342 隆起部
390 貫通部

Claims (4)

  1. 温水を貯湯する貯湯缶体と、前記貯湯缶体の周囲を覆うように配設し、貫通部を有した発泡断熱材とを備え、前記貫通部の周囲に内方側に突出する突部を設けたことを特徴とする給湯装置。
  2. 発砲断熱材は、前面側を構成する前面側断熱材と、後面側を構成する後面側断熱材と、天面側を構成する天面側断熱材と、下面側を構成する下面側断熱材とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 突部と発泡断熱材とは一体成形されたことを特徴とする請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. 突部は半環状の隆起部であることを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
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