JP2012020847A - 自動運転機器の安全柵および安全柵設置方法 - Google Patents
自動運転機器の安全柵および安全柵設置方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】第1安全柵21は、スタッカクレーンおよび搬送台車等の自動運転機器の周囲に配置される安全柵である。第1安全柵21は、メッシュフェンス25と、ネット部材26と、を備えている。メッシュフェンスは、第1網目25aを有している。ネット部材26は、メッシュフェンス25の少なくとも一部に取り付けられ、第1網目25aより細かい第2網目26aを有する。
【選択図】図2
Description
本発明の一見地に係る自動運転機器の安全柵は、自動運転機器の周囲に配置される安全柵である。安全柵は、メッシュフェンスと、ネット部材と、を備えている。メッシュフェンスは、第1開口を有している。ネット部材は、メッシュフェンスの少なくとも一部に取り付けられ、第1開口より小さい第2開口を有する。
この安全柵設置方法では、まず、メッシュフェンスを自動運転機器の周囲に通り抜け不能に配置する。次に、配置されたメッシュフェンスの少なくとも一部にメッシュフェンスより開口が小さい第2開口を有するネット部材を取り付ける。これにより、ネット部材が取り付けられた部分において、安全柵の開口が第2開口となり、開口を小さくすることができ、自動運転機器に接近して設置することができる。ここでは、開口が大きいメッシュフェンスに開口が小さいネット部材を取り付けるだけで開口が小さい安全柵を得ることができる。このため、自動運転機器に接近して配置しても安全を確保できる。また、安全柵を容易に設置できる。
図1は、本発明の一実施形態が採用される自動倉庫の一例を示している。自動倉庫には、物品を搬送する搬送台車10と、物品を搬出または搬入する際に物品を載置する載置台12と、物品を保管する複数の棚14と、搬送台車10および載置台12と複数の棚との間で物品を入出庫するスタッカクレーン(自動運転機器の一例)16と、が設けられている。物品は、例えば、パレットに載置された状態で取り扱われる。搬送台車10は、移動経路としてのレール11上を走行可能である。レール11は、物品を荷受けする荷受け位置(移動経路の端部)からスタッカクレーン16との移載位置まで配置されている。スタッカクレーン16は、移載位置から複数の棚14の間を移動可能である。
第1安全柵21は、本発明の一実施形態による安全柵であり、荷役用柵20より高さが高い。第1安全柵21は、荷役領域以外において、スタッカクレーン16および搬送台車10等の自動運転機器に接近した領域に設けられている。第2安全柵22は、棚14等の固定機器の外側に設けられている。
このように、本実施形態では、安全柵19だけで自動運転機器であるスタッカクレーン16が囲われているわけではなく、安全柵19と荷役用柵20とにより自動運転機器が囲われている。
第1安全柵21は、例えば2m程度の作業者の通り抜けが不能な高さを有している。第1安全柵21は、図2に示すように、少なくとも1枚のメッシュフェンス25と、メッシュフェンス25に取り付けられたネット部材26と、メッシュフェンス25を自立させるための支持部材27と、を備えている。
なお、上記のメッシュフェンスは一例であり、例えば、上下端の横桟に複数の縦棒を配置したもの、および左右の支柱に複数の横桟を配置したもの等の格子形状以外のメッシュフェンスも本発明のメッシュフェンスに含まれる。また、格子形状であっても、四角形ではなく、三角形および六角形等の四角形以外の多角形であってもよい。
第1安全柵21を設置する場合、ステップS1で、支持部材27を第1安全柵21の設置位置の床に固定し、支持部材27にメッシュフェンス25を固定して、メッシュフェンス25を設置位置に配置する。ステップS2では、メッシュフェンス25にネット部材26を結束バンド28により取り付ける。このとき、ネット部材26を適宜の切断工具によりメッシュフェンス25の大きさに合わせて切断してメッシュフェンス25に取り付ける。これにより、第1安全柵21が完成する。
なお、ステップS2において、ネット部材26を切断して取り付けるのではなく、一定サイズのネット部材26を適宜の枚数取り付けるようにしてもよい。
また、網目が細かい第1安全柵21の大きさを容易に調整できる。このため、設計変更等によるレイアウトの変更にも迅速に対処できる。
第2安全柵22は、図5に示すように、第1安全柵21からネット部材26を取り去った構造である。すなわち、第2安全柵22にネット部材26を取り付けると第1安全柵21になる。第2安全柵22は、複数枚のメッシュフェンス25と、支持部材27と、を有している。それらの構成は、第1安全柵21と同様なため説明を省略する。
第2安全柵22は、第1安全柵21とネット部材26を除いて同様な構成のため、第1安全柵21と第2安全柵22は、同時に設置工事を行える。このとき、第1安全柵21にだけネット部材26を取り付ければよい。
点検扉24は、図6に示すように、固定部30と、固定部30に対して開閉自在な扉部32と、を備えている。固定部30は、固定部30は、例えば、角形鋼管を溶接して矩形枠形状に形成されている。固定部30は、例えば、左右に間隔を隔てて配置された3本の柱部30a、柱部30bおよび柱部30cと、3本の柱部30a、柱部30bおよび柱部30cを上下で連結する2本の梁部30dおよび梁部30eと、両側の2本の柱部30aおよび柱部30cの下部から後方に延びる2つの床固定ブラケット30fおよび床固定ブラケット30gと、を有している。
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
この第1安全柵21では、網目が粗い第1網目25aを有するメッシュフェンス25に網目が細かい第2網目26aを有するネット部材26を取り付けている。このため、第1安全柵21の網目が第2網目26aとなり、網目を細かくすることができ、自動運転機器に接近して設置することができる。ここでは、網目が粗いメッシュフェンス25に網目が細かいネット部材26を取り付けるだけで網目が細かい第1安全柵21を得ることができる。このため、第1安全柵21を自動運転機器に接近して容易に設置できる。また、自動運転機器に100mm程度接近して第1安全柵21を配置しても作業者の安全を確保できる。
この安全柵設置方法では、まず、メッシュフェンス25を自動運転機器の周囲に通り抜け不能に配置する。次に、配置されたメッシュフェンス25の少なくとも一部にメッシュフェンス25より網目が細かい第2網目26aを有するネット部材26を取り付ける。これにより、ネット部材26が取り付けられた部分において、第1安全柵21の網目が第2網目26aとなり、網目を細かくすることができ、自動運転機器に接近して設置することができる。ここでは、網目が粗いメッシュフェンス25に網目が細かいネット部材26を取り付けるだけで網目が細かい第1安全柵21を得ることができる。このため、簡易な構造で容易に第1安全柵21を自動運転機器に接近した設置できる。また、自動運転機器に接近して第1安全柵21を配置しても作業者の安全を確保できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態および変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
11 レール
12 載置台
14 棚
16 スタッカクレーン
19 安全柵
20 荷役用柵
21 第1安全柵
22 第2安全柵
24 点検扉
25 メッシュフェンス
25a 第1網目
25b 外枠部
25c 格子部
26 ネット部材
26a 第2網目
27 支持部材
28 結束バンド
30 固定部
30a 柱部
30b 柱部
30c 柱部
30d 梁部
30e 梁部
30f 床固定ブラケット
30g 床固定ブラケット
30h 梁部
30i 梁部
32 扉部
40 蝶番
42 台車制御部
44 クレーン操作部
44c ケーブル
48 台車操作部
50 防護ネット
51 格子部材
52 ネット部材
53 リモートコントローラ
54 扉本体
54a 枠部
54b 枠部
54c 連結部
54d 連結部
54e 連結部
56 防護ネット
57 格子部材
58 ネット部材
Claims (3)
- 自動運転機器の周囲に配置される自動運転機器の安全柵であって、
第1開口を有するメッシュフェンスと、
前記メッシュフェンスの少なくとも一部に取り付けられ、前記第1開口より小さい第2開口を有するネット部材と、
を備えた自動運転機器の安全柵。 - 前記第1開口および第2開口は網目であり、
前記ネット部材は、合成樹脂製であり、結束バンドにより前記メッシュフェンスに取り付けられている、請求項1に記載の自動運転機器の安全柵。 - 自動運転機器の安全柵を設置する安全柵設置方法であって、
第1開口を有するメッシュフェンスを前記自動運転機器の周囲に通り抜け不能に配置するフェンス配置工程と、
前記自動運転機器の周囲に配置された前記メッシュフェンスの少なくとも一部に、前記第1開口より細かい第2開口を有するネット部材を取り付けるネット部材取付工程と、
を含む安全柵設置方法。
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