JP2012007777A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サービスパネルの本体への着脱作業を安全且つ容易に行える空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【解決手段】 サービスパネル3の両側面に係止爪24、25、26を設けるとともに、開口部17の両側に係合孔21、22、23を設け、前記サービスパネル3は、係止爪24、25、26が前記係合孔21、22、23に係合するとともに、上端部3cが天板4のフランジ4a裏面に入り込む第二の状態と、前記係止爪24、25が、前記係合孔21、22から外れる一方、係止爪26の上端が前記係合孔23の上端縁に係止し、上端部3cが前記天板4のフランジ4a裏面に係止する第一の状態とで、前記本体に保持されるようにした構成となっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関わり、より詳細には、本体に着脱自在に設けられたメンテナンス用のサービスパネルの構成に関するものである。
大能力タイプの室外ユニットや、パッケージエアコンの室外ユニットは、配管接続部が本体内部に収納されており、室外機設置時の配管接続作業や冷媒の充填作業、または圧縮機や、制御基板を収納した電装品箱の保守点検作業に対応して、圧縮機を収納した圧縮機室の前面に大口径の開口部を設け、同開口部に着脱自在なサービスパネルを設けている。サービスパネルの着脱は、サービスパネルを本体に固定している複数の螺子を外し、サービスパネルの係止爪を本体の掛合孔から外すことにより行われるようになっている。
例えば、図8に示す室外機40は、底板41上に、吹出口42bを形成したフロントパネル42と、右側パネル44と、左側パネル43とを立設し、これらの上面に天板45を被着するようになっており、フロントパネル42の右側と、左側パネル43の前面とは大きく開放されて、開放された部位に、略L字状に形成されたサービスパネル46が着脱されるようになっている。
サービスパネル46の左側パネル43に対応する右端部には、上下方向に複数の係止爪46aが形成され、フロントパネル42に対応する左端部にも、図示はしていないが、上下方向に複数の係止爪が形成されている。また、左側パネル43の前縁には係止爪46aに対応する複数の係合孔43aが形成され、フロントパネル42の右端部にも、複数の係合孔42aが形成されている。
図9(A)に示すように、フロントパネル42の係合穴42aに挿入される係止爪46bは、後方に向かい突設されているが、左側パネル43の係合孔43aに対応する係止爪46aは、図9(B)に示すように、横方向に折曲された基端部46cと、同基端部46cの先端部から傾斜して折曲された折曲部46dとからなり、折曲されたことによる幅寸法Vは、係合穴42aの開口幅寸法Wより大きくなるように設定されている。
サービスパネル46の取り付けは、まず、左端部が手前側になるように、サービスパネル46を傾け、右端部の複数の係止爪46aを左側パネル43の係合孔43aに夫々挿入する。次に、サービスパネル46を本体の前面に対して平行になるよう回動させると、係止爪46aが係合穴43aから抜けることなく一時的に保持されるようになっている。
続いて、左端部の係止爪を係合孔42aに挿入し、図9(C)に示すように、係止爪46aが係合孔43aに係合するとともに、図示はしていないが、係止爪46bが係合孔42aに係合するように、サービスパネル46を上方にスライドさせた後、図示しないサービスパネル46の複数の螺子挿通孔に螺子を挿通させ、本体の螺子孔に螺合させ、サービスパネル46を固定する。
係止爪46aを係合孔43aに一時的に保持させ、回動させて係止爪46bを係合孔42aに挿入し、サービスパネル46の取付作業を行うことにより、重量が有り嵩張るサービスパネル46の着脱作業を安全に、且つ作業者が単独でも行えるようになっている。
しかしながら、着脱作業時には前方から容易に視認できない係止爪46aの折曲部46dの幅寸法Vは、係合穴42aの開口幅寸法Wより大きくなるように設定されていることにより、係合穴42aへの係止爪46aの挿入が困難になるという問題があった。また、係止爪46aを折曲させずに、後方に突出させて形成した場合、サービスパネル46を固定位置から下方にスライドさせると、右端部の係止爪46aと、左端部の係止爪46bとが係合孔43a及び42aに対し
同時にフリー状態となり、サービスパネル46の落下を招く虞があった。
特開2005−180792号(5頁、図2)
本発明は、上記問題点に鑑み、視認することが困難な係止爪でも係合孔に挿入しやすく、サービスパネルを下方にスライドさせた際、サービスパネルの不慮の落下を防止して、サービスパネルの本体への着脱作業を安全且つ容易に行える空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、底板と、吹出口を備えたフロントパネルと、左右の側面パネルと、下方に垂下するフランジを周囲に備えた天板とで本体を構成し、同本体内に、圧縮機と、送風ファンとを備えるとともに、前記フロントパネルから前記側面パネルにかけて、保守点検用の開口部を形成し、同開口部に、サービスパネルを着脱自在に設けてなる空気調和機の室外機において、前記サービスパネルの両側に後方に突出した係止爪を設けるとともに、前記開口部の周縁に前記係止爪に対応した係合孔を設け、前記サービスパネルは、両側の前記係止爪が前記係合孔に挿入され、一側端の係止爪の下端が、同係止爪が挿入される係合孔の下端に接触するとともに、同係止爪の上端と同係止爪が挿入される係合孔の上端縁との間に、同係止爪を前面に向かい水平に引き抜き可能な隙間を生じる一方、他側端の係止爪の上端部が同係止爪が挿入される係合孔の上端縁に係止し、同係止爪の下端部と同係止爪が挿入される係合孔の下端縁との間に、前記サービスパネルを傾斜させることにより同サービスパネルを前面下方に引き出し可能な隙間を生じ、同サービスパネル上端部の一部が前記天板のフランジ裏面に保持され、前記開口部に仮止状態となる第一の状態と、前記サービスパネルが前記第一の状態から上方にスライドされ、両側の前記係止爪が前記係合孔に係合するとともに、一側端の係止爪の下端と、同係止爪が挿入される係合孔の下端との間に生じる隙間に対し、他側端の係止爪の下端と、同係止爪が挿入される係合孔の下端との間に生じる隙間が大きく、同サービスパネルの上端部が前記天板のフランジ裏面上部に対応する位置まで挿入された第二の状態とで、前記開口部に保持されるようにした構成となっている。
また、前記他側端の係止爪は、同係止爪に対応する係合孔と対向した上部前面に傾斜面を有する構成となっている。
請求項1の発明によれば、一側端の係止爪下端が前記係合孔の下端に接触し、同係止爪の上端と前記係合孔の上端縁とに隙間を有する一方、他側端の係止爪上端部が前記係合孔上端縁に係止し、同係止爪の下端部と前記係合孔の下端縁との間に隙間を有するとともに、サービスパネル上端部が前記天板のフランジ裏面に係止される第一の状態と、係止爪が係合孔に係合され、固定手段により前記本体に固定される第二の状態とで、前記本体に保持されるようにしたことにより、係止爪が視認しづらくとも、容易にサービスパネルの着脱作業が行え、また、第一の状態からサービスパネルが不意に外れるような不具合を防止できるようになっている。
請求項2の発明によれば、他側端の係止爪に設けられた傾斜面を利用して、同係止爪が係合孔から抜けるように、サービスパネルを下側が前方となるように傾斜させれば、同サービスパネルを本体から容易に外すことができるようになっている。
本発明による空気調和機の室外機を示す外観斜視図である。 本発明による空気調和機の室外機を示す分解斜視図である。 本体からサービスパネルを外した状態を示す斜視図である。 サービスパネルを示す斜視図である。 サービスパネルが本体に固定された状態を示す断面図である。 サービスパネルを下方にスライドさせた状態を示す断面図である。 サービスパネルを本体から取り外す状態を示す断面図である。 従来の室外機を示す説明図である。 従来の室外機の係止爪と係合孔の関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
本発明による空気調和機の室外機は、図1の外観斜視図及び図2の分解斜視図で示すように、下面に左右一対の脚体1aを備え、周囲に後述するフランジを備えた平板状の板金からなるベース1と、同ベース1の前面側に立設され、吹出口2aと同吹出口2aを保護するファンガード2bを備えた前面パネル2と、ベース1の右側に立設される右側パネル5と、ベース1の左側に立設される左側パネル6と、これら、前面パネル2と、右側パネル5と、左側パネル6の上面に被着される板金からなる天板4とで本体を構成しており、また、同本体1の後面は外気の吸込口となっている。
また、前面パネル2の左側から左側パネル6の前面側にかけて、後述する開口部17が形成され、同開口部17には、サービスパネル3が着脱自在に装着されるようになっている。
サービスパネル3を本体から本体から外すことにより、後述する圧縮機10、同圧縮機10に接続される配管やバルブ類及び電装品箱16の保守点検作業が行え、また、冷媒の充填作業等も行えるようになっている。
次に、全体構成について説明する。図2の分解斜視図で示すように、前記ベース1上は、仕切板7により左右に区画され、区画された一方に機械室8が、区画された他方に熱交換器室9が設けられている。機械室8には圧縮機10が配設されるとともに、室内機に連なる配管が接続される操作弁10aが設けられ、その上方には、制御基板を収納し、電装品カバー16aが被着される電装品箱16が設けられている。
熱交換器室9には、平行して並べられた多数のフィンと、同フィンに直交するように配設された伝熱管とからなり、L字状に折曲された熱交換器11が設けられ、また、ファンモータ取付台12が設けられている。同ファンモータ取付台12には、送風ファンとしてのプロペラファン14を回動自在に軸支したファンモータ13が固定され、また、前面パネル2の吹出口2aの裏面には、プロペラファン14を保護する円環状のファンリング15が設けられるようになっている。
ファンモータ13によりプロペラファン14が駆動されると、室外の空気は本体の背面から吸入され熱交換器11を通過することにより熱交換器11内を流れる冷媒と熱交換する。熱交換された空気は前面パネル2の吹出口2aから再び室外に排出され、熱交換器11を通過して熱交換された冷媒は、図示しない室内機に循環し、室内の冷暖房を行うようになっている。
オープンパネル3を本体から外すと、図3に示すように、開口部17から、機械室8に配設された圧縮機10、操作弁10a及び制御基板を収納した電装品箱16の保守点検作業が行えるようになっている。前面パネル2の開口部17側の端縁には段差部18aが形成され、同段差部18aに連なる側縁フランジ18には、上下方向に、縦長状に形成された係合孔21と係合孔22が一対となって設けられ、また、複数の螺子孔18bが設けられている。
また、前面パネル2の開口部17側下縁にも、同様に段差部20aが形成され、同段差部20aに連なる下縁フランジ20には、横長状のリブ20cが前面に向け突設されるとともに、螺子孔20bが設けられている。リブ20cはサービスパネル3が装着された際、サービスパネル3を前方に押圧して緩みなく開口部17に嵌装されるようにしている。
左側パネル6の開口部17側前縁にも、段差部19aが形成されるとともに、同段差部19aに連なる側縁フランジ19が形成されており、段差部19aの下部には、縦長状に形成された係合孔23が設けられている。
サービスパネル3は、図4の裏面側からの斜視図で示すように、開口部17の前面側を覆う前面部3aと、側面側を覆う側面部3bとからなる断面L字状に形成され、前面部3aの一側端となる右側部端縁には、上記した側縁フランジ18の係合孔21と係合孔22とに対応する係止爪24と係止爪25とが後方に向かい突設され、前面部3aの他側端となる左側部端縁下部にも上記した側縁フランジ19の係合孔23に対応する係止爪26が設けられている。また、上端部3cは後述するように、天板4のフランジ4a裏面に保持されるようになっており、同上端部3cの裏面には横長状のリブ3dが突設されている。また、周縁には、図示しない螺子挿通孔が複数穿設されている。
係止爪24と係止爪25とは形状及び寸法が等しく、これらに対応する係合孔21と係合孔22とも形状及び寸法が等しくなっているが、後述するように、係止爪24及び係止爪25と、係止爪26とは形状及び寸法が異なっている。また、係合孔21及び係合孔22と係合孔23とは上下方向の開口幅が異なっている。
次に、係止爪24と係止爪25を係合孔21と係合孔22に夫々係合させ、係止爪26を係合孔23に係合させて、サービスパネル3が本体に固定された第一の状態について説明する。図5(A)は、係止爪24及び係止爪25が係合孔21及び係合孔22に係合した状態を示す断面図であり、図5(B)は、係止爪26が係合孔23に係合された状態を示す断面図である。
係止爪24は、図5(A)に示すように、矩形状に形成された基部24aと、同基部24aから上方に突設された爪部24bとからなり、同様に、係止爪25も矩形状に形成された基部25aと、同基部25aから上方に突設された爪部25bとからなっている。
係止爪26も、図5(B)に示すように、矩形状に形成された基部26aと、同基部26aから上方に突設された爪部26bとからなり、同爪部26bは第一係止部26cと、同第一係止部26c上部の第二係止部26dとから構成されている。また、第二係止部26dの前面側は斜辺26eとなっている。また、爪部26bは、係止爪24の爪部24b及び係止爪25の爪部25bより長く設定されている。
サービスパネル3が開口部17に取りつけられ、係止爪24及び係止爪25が係合孔21及び係合孔22とに挿入される第一の状態の後、サービスパネル3が上方にスライドされると、図5(A)で示すように、係止爪24の爪部24bが係合孔21の上縁裏面に寸法Mの長さで係合するとともに、係止爪25の爪部25bも係合孔22の上縁裏面に寸法Mの長さで係合するようになっている。また、この状態で係止爪24の基部24a下端と係合孔21の下端縁との間には隙間Aが生じ、係止爪22の基部25a下端と係合孔22の下端縁との間にも隙間Aを生じるようになっている。
係止爪26も、サービスパネル3が上方にスライドされると、図5(B)で示すように、爪部26bが係合孔23の上縁裏面に寸法Pの長さで係合するようになっており、また、基部26aの下端と、係合孔23の下端縁との間には、係止爪24と係止爪25における隙間Aより大きい隙間A+Uを生じるようになっている。
サービスパネル3が本体に螺子止により固定される第二の状態において、図5(A)及び図5(B)に示すように、係止爪24の基部24aの上端縁と係合孔21の上端縁とが当接し、係止爪22の基部25aの上端縁と係合孔22の上端縁とが当接するようになっている。また、係止爪26の基部26aの上端縁と係合孔23の上端縁とが当接するようになっており、これらの関係を保つように、係合孔21、係合孔22及び係合孔23の上端縁位置が設定されている。尚、サービスパネル3が本体に装着される際、開口部17に仮止状態となる後述する第一の状態は、サービスパネル3を外す際の仮止状態と同じなので、説明は、これに替える。
サービスパネルの上端部3cは、図5(A)及び図5(B)で示すように、天板4のフランジ4aの裏面に寸法Lの長さで潜り込んで、フランジ4aに保持されるようになっている。また、潜り込んだ上端部3cのリブ3dがフランジ4aの裏面に押圧され、これにより、サービスパネル3の本体取付時のガタ付き発生を防止するようになっている。
係止爪24及び係止爪25と係止爪26が夫々係合され、上端部3cがフランジ4aの裏面に保持されると、サービスパネル3の図示しない螺子挿通孔に螺子が挿通されるとともに、上記した螺子孔18b及び螺子孔20bに螺合され、これによりサービスパネル3は本体に固定されるようになっている。
次に、固定された第二の状態から、サービスパネル3を本体から取り外せる第一の状態に移行する手順について説明する。まず、図5(A)に示す状態において、サービスパネル3を本体に固定していた複数の螺子を抜脱し、サービスパネル3を下方にスライドさせる。下方にスライドさせると、図6(A)に示す、上下のS部のように、係止爪24の基部24aの下端が係合孔21の下端縁に接触するとともに、係止爪25の基部25aの下端が、係合孔22の下端縁に接触する。また、爪部24bの上端と係合孔21の上端縁との間には隙間Rができ、同様に、爪部25bの上端と係合孔22の上端縁との間には隙間Rができるようになっている。爪部24b及び爪部25bと、係合孔21及び係合孔22の夫々の上端縁の間に隙間Rが生じることにより、係止爪24及び係止爪25とは係合孔21及び係合孔22から前面に向かい水平に引き抜き可能な状態となる。
しかしながら、係止爪24及び係止爪25が係合孔21及び係合孔22から外れる状態となっても、サービスパネル3の上端部3cは天板4のフランジ4aの裏面に、寸法Qの長さで保持される状態となっており、これによりサービスパネル3の上端部3cが本体から外れて、前面に倒れ込むような不測の事態を防止できるようになっている。
上記した、係止爪24及び係止爪25が係合孔21及び係合孔22から外れる状態となり、サービスパネル3の上端部3cは天板4のフランジ4aの裏面に保持された第一の状態において、前面部3aの左側部下方に位置し、係止爪24の爪部24b及び係止爪25の爪部25bより係止爪26の爪部26bが長く形成されていることにより、図6(B)に示すように、係止爪26の爪部26bの上部に形成された第二係止部26dが、係合孔23の上端縁に、寸法Tの区間で一箇所が係止するようになっている。また、基部26aの下端と、係合孔23との下端縁との間には、寸法Uの長さで、サービスパネル3を傾斜させることにより、前面下方に引き出し可能な隙間が生じるようになっている。
左側部に位置する係止爪26の先端部が係合孔23の上端縁に一箇所で係止する状態となることにより、サービスパネル3の下部が開口部17から突然外れて、本体外に落下してしまうというような不測の事態を防止することができるようになっている。
上記した第一の状態から、サービスパネル3を本体から外すには、図7に示すように、サービスパネル3の下端部が前方に傾斜するようにサービスパネル3を傾け、係止爪26の第二係止部26dに形成された斜辺26eを係合孔23の上端縁に摺動させながら、基部26aの下端と、係合孔23の下端縁との間に生じている寸法Uの長さの隙間を利用して基部26aを前面側に引き抜くようにするとともに、上端部3cを天板4のフランジ4aの裏面から引き抜く。これにより、サービスパネル3を本体から外すことができるようになっている。
以上、説明したように、サービスパネル3が本体に固定された第二の状態から、開口部17の下端にスライドさせ、上端部3cがフランジ4aの裏面に係止されるとともに、係止爪26の第二係止部26dが、係合孔23の上端縁に係止した第一の状態へと移行させ、同第一の状態からサービスパネル3を本体から抜き取るようにして作業を継続することにより、単独の作業者でも、安全を確保しながらサービスパネル3の着脱作業を行えるようになっている。
メンテナンス作業が終了し、再び、サービスパネル3を本体に装着する際は、まず、上記した第一の状態となるようにサービスパネル3を本体に仮止めした後、上方にスライドさせて第二の状態とし、複数の螺子により固定を行う。
以上、説明したように、サービスパネル3の着脱作業の際、上記した第一の状態でサービスパネル3を本体に仮止めして行えるので着脱作業が容易に行えるとともに、係止爪24、係止爪25及び係止爪26にも形状に特殊な加工が不要なことにより、コスト上昇を抑制することができるようになっている。
1 ベース
1a 脚体
2 前面パネル
2a 吹出口
2b ファンガード
3 サービスパネル
3a 前面部
3b 側面部
3c 上端部
3d リブ
4 天板
4a フランジ
5 右側パネル
6 左側パネル
7 仕切板
8 機械室
9 熱交換器室
10 圧縮機
10a 操作弁
11 熱交換器
12 ファンモータ取付台
13 ファンモータ
14 プロペラファン
15 ファンリング
16 電装品箱
16a 電装品カバー
17 開口部
18 側縁フランジ
18a 段差部
18b 螺子孔
19 側縁フランジ
19a 段差部
20 下縁フランジ
20a 段差部
20b 螺子孔
20c リブ
21 係合孔
22 係合孔
23 係合孔
24 係止爪
24a 基部
24b 爪部
25 係止爪
25a 基部
25b 爪部
26 係止爪
26a 基部
26b 爪部
26c 第一係止部
26d 第二係止部
26e 斜辺

Claims (2)

  1. 底板と、吹出口を備えたフロントパネルと、左右の側面パネルと、下方に垂下するフランジを周囲に備えた天板とで本体を構成し、同本体内に、圧縮機と、送風ファンとを備えるとともに、前記フロントパネルから前記側面パネルにかけて、保守点検用の開口部を形成し、同開口部に、サービスパネルを着脱自在に設けてなる空気調和機の室外機において、
    前記サービスパネルの両側に後方に突出した係止爪を設けるとともに、前記開口部の周縁に前記係止爪に対応した係合孔を設け、
    前記サービスパネルは、両側の前記係止爪が前記係合孔に挿入され、一側端の係止爪の下端が、同係止爪が挿入される係合孔の下端に接触するとともに、同係止爪の上端と同係止爪が挿入される係合孔の上端縁との間に、同係止爪を前面に向かい水平に引き抜き可能な隙間を生じる一方、他側端の係止爪の上端部が同係止爪が挿入される係合孔の上端縁に係止し、同係止爪の下端部と同係止爪が挿入される係合孔の下端縁との間に、前記サービスパネルを傾斜させることにより同サービスパネルを前面下方に引き出し可能な隙間を生じ、同サービスパネル上端部の一部が前記天板のフランジ裏面に保持され、前記開口部に仮止状態となる第一の状態と、
    前記サービスパネルが前記第一の状態から上方にスライドされ、両側の前記係止爪が前記係合孔に係合するとともに、一側端の係止爪の下端と、同係止爪が挿入される係合孔の下端との間に生じる隙間に対し、他側端の係止爪の下端と、同係止爪が挿入される係合孔の下端との間に生じる隙間が大きく、同サービスパネルの上端部が前記天板のフランジ裏面上部に対応する位置まで挿入された第二の状態とで、前記開口部に保持されるようにしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記他側端の係止爪は、同係止爪に対応する係合孔と対向した上部前面に傾斜面を有することを特徴としてなる請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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