JP2005114246A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電装板に装着された各種電気部品の点検修理を安全に行うことができる空気調和機の室外機を提供すること。
【解決手段】 空気調和機の室外機1では、ハウジングを構成するパネルの一つとしてハウジングの内部の冷凍機室11を区画するためのリアパネル4と、電装板32が設置された冷凍機室11をハウジングの内部に区画するための仕切板5との間において、電装板32を架設して固定しており、電装板32を仕切板5とリアパネル4に筋交い状にしかっり固定したので、サイドパネルとアッパーパネルを取り外した状態でも、電装板32に装着された各種電気部品の点検修理を安全に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種電気部品が装着された電装板を有する空気調和機(プレハブ式冷蔵庫を含む)の室外機に関するものである。
従来、大量の野菜や果実その他肉や魚等の生鮮食品を、長期にわたり冷蔵庫や冷凍庫等として、例えば、貯蔵庫本体をプレハブ式の建造物で構成した業務用の冷蔵庫が知られている。この種の大型冷蔵庫では、庫内に配設した冷却ユニットを稼働させるための熱交換ユニットを、貯蔵庫本体の外部に配置している。また、冷房・暖房運転を行う空気調和機においても、室内の冷暖房ユニットに接続する熱交換ユニットを室外機に備えるようになっている。この点、本発明は、プレハブ式冷蔵庫の熱交換ユニット及び空気調和機の熱交換ユニットに関するものであるが、説明の便宜上、それらの熱交換ユニットを空気調和機の室外機と記載する。
従来の空気調和機の室外機は、例えば、下記の特許文献1や特許文献2に記載された概略構成を有している。
実公平6−38254号公報 特開2001−201114号公報
そこで、上記の特許文献1に記載された空気調和機の室外機の概略構成を図15に基づいて説明する。図15は、空気調和機の室外機110から筐体122を取り外した状態で示す概略構成図であって、ユニット内部には、底板112に立設した仕切板114により、熱交換室と機械室とに区画されている。そして、熱交換室側の底板112には凝縮器116と送風ファン118とが配置され、機械室側の底板112には圧縮機120が設置されている。また、トップパネル121を設けた筐体122により、底板112に設置した各種部材を囲繞するようになっている。
前記筐体122における機械室を挟んで、仕切板114と対向する側面の適宜位置に、筐体122の内方に矩形状の凹部124が凹設され、この凹部124内に後述する電装板134に接続する電源系統(図示せず)引出用の開口126が開設されている。圧縮機120の上方には、例えば、圧縮機120や送風ファン118の起動用コンデンサ、ヒューズ等の各種電機部品132を装着した電装板134が着脱自在に配設されている。この電装板134は、水平に延在する装着板136と、この装着板136の長手方向一端に形成され、上方に向けて垂直に延在する第1取付板138と、装着板136の他端部に形成され、下方に向けて傾斜する第2取付板140とから基本的に構成されている。第1取付板138の上端は、装着板136の延在方向と反対方向に折曲され、この折曲部138aを前記仕切板114の上端に引っ掛けた状態で、該折曲部138aがねじ142を介して仕切板114に固定される。
また、第2取付板140の下端は、前記筐体122における開口126の下方に位置する凹部124の内面に当接し得るように折曲されるとともに、この折曲部140aに、凹部124の通孔と対応する位置にねじ孔144が形成されている。しかるに、凹部124の外側から該通孔に挿通したねじを、対応のねじ孔144に螺挿することにより、電装板134を仕切板114と筐体122との間に位置決め固定することができる。
また、凹部124には、開口126を閉塞するカバー150が着脱自在に配設されている。このカバー150は、凹部124に嵌合可能な外径寸法に設定した板材からなり、該カバー150の上端を筐体122の内側に嵌挿するとともに、カバー150を凹部124に嵌合することにより、その位置決めがなされる。また、カバー150における凹部124と対向する位置に複数の通孔152が穿設され、各通孔152に挿通したねじを凹部124に対応的に穿設したねじ孔156に螺挿することにより、当該カバー150は筐体122に位置決め固定される。
この点、メンテナンスなどのために、トップパネル121を設けた筐体122を底板112から取り外すと、図15に示すように、電装板134の片側が仕切板114で支えられているために、電装板134が宙に浮いた不安定な状態となり、電装板134に装着された各種電機部品132を外す際に、電装板134が冷凍機部品等に当たり、破損させるおそれがある。また、圧縮機120等の各種電機部品132の通電状態を確認する場合でも、点検中において、手などが電装板134に当たって、電装板134が動くことにより、電装板134に装着された各種電機部品132が筐体122などと接触して、感電するおそれがある。
尚、上記特許文献2に記載された構成では、圧縮機等が設置された機械室の下部のメンテナンスが行いにくい。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、電装板に装着された各種電気部品の点検修理を安全に行うことができる空気調和機の室外機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、複数のパネルで構成された外筐と、前記外筐に内設されるとともに各種電気部品が装着された電装板と、前記電装板が設置された機械室を前記外筐の内部に区画するための仕切板と、を有する空気調和機の室外機において、前記外筐を構成するパネルの一つとして前記外筐の内部の機械室を区画するためのリアパネルと前記仕切板との間に前記電装板を架設して固定したこと、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の空気調和機の室外機であって、前記外筐のパネルの一つとして前記外筐の内部の機械室を区画するサイドパネルを着脱自在に設けたこと、を特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の空気調和機の室外機であって、前記各種電気部品を内装するための開口部が前記サイドパネルの側に設けられるとともに前記電装板に一体化された電装箱を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の空気調和機の室外機であって、前記電装箱が前記仕切板に係着することにより、前記仕切板に対して前記電装箱が一体化されたこと、を特徴としている。
すなわち、本発明の空気調和機の室外機では、外筐を構成するパネルの一つとして外筐の内部の機械室を区画するためのリアパネルと、電装板が設置された機械室を外筐の内部に区画するための仕切板との間において、電装板を架設して固定しており、電装板を仕切板とリアパネルに筋交い状にしかっり固定したので、電装板に装着された各種電気部品の点検修理を安全に行うことができる。
また、本発明の空気調和機の室外機において、外筐のパネルの一つとして外筐の内部の機械室を区画するサイドパネルを着脱自在に設ければ、サイドパネルを取り外すと、機械室に設置された電装板がしかっり固定された状態で露出するので、電装板に装着された各種電気部品の点検修理を容易に行うことができる。
また、本発明の空気調和機の室外機において、各種電気部品を内装するための開口部がサイドパネルの側に設けられるとともに電装板に一体化された電装箱を備えれば、サイドパネルを取り外すと、電装板に一体化された電装箱の開口部が露出するので、電装箱に内装された各種電気部品の点検修理を安全且つ容易に行うことができるとともに、点検修理の際に、上から埃や水滴などが落下しても、電装箱の開口部はサイドパネルの側に設けられているため、電装箱に内装された各種電気部品にかかることはない。
また、本発明の空気調和機の室外機において、電装箱が仕切板に係着することにより、仕切板に対して電装箱が一体化されれば、外筐を構成するパネルを取り外す際に、電装箱が誤って落下することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。本実施の形態の空気調和機の室外機の斜視図を図1に示す。図1に示すように、本実施の形態の空気調和機の室外機1には、ベースパネル2に対して、フロントパネル3やリアパネル4やワイヤ製のルーパー21などが組み付けられている。
また、図3に示すように、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、フロントパネル3とリアパネル4との間にはサイドパネル39が組み付けられ、さらに、フロントパネル3とリアパネル4とワイヤ製のルーパー21の上にはアッパーパネル40が組み付けられる。さらに、ベースパネル2に対してバルブブラケット41が組み付けられおり、リアパネル4とサイドパネル39が組み付けられた際に形成される開口部をバルブブラケット41が塞ぐ構造になっている。尚、サイドパネル39には、凸形状のカバー42がスポット溶接されている。従って、ベースパネル2やフロントパネル3やリアパネル4やワイヤ製のルーパー21に、サイドパネル39とアッパーパネル40などを加えて、本実施の形態の空気調和機の室外機1のハウジングが構成される。
また、図1に示すように、本実施の形態の空気調和機の室外機1のハウジング内は、仕切板5によって、凝縮器用ファン6や凝縮器7などが設置された凝縮器室8と、圧縮機9やアキュムレータ10などが設置された冷凍機室11に区画されている。尚、符号12は、凝縮器7で凝縮された冷媒の一部を圧縮機9に戻すためのソレノイドバルブである。また、符号13は、凝縮器7で凝縮された冷媒の一部を圧縮機9に戻す経路となる液インジェクションキャピラリーである。尚、図面では、液インジェクションキャピラリー13は、平らな形状をしているが、これは、他の配管や機器との接触を避けるため、まわりをクッションで覆っているからである。また、符号78は、冷凍回路の構成要素の一つであるドライヤである。さらに、アキュムレータ10の真下には、複数の吸気口15がベースパネル2に設けられている。また、ベースパネル2に立設されたバルブブラケット41からは高圧用・低圧用の操作弁74が突設されている。
そして、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、端子台31などが装着された電装板32の一端側が、リアパネル4にビス35で固定される。一方、電装板32の他端側は、各種電機部品が内装された電装箱33の背面の上部と溶接固定で一体化される。さらに、電装箱33は、フロントパネル3にビス34で固定される。このとき、図3に示すように、電装板32の端子台31等の取付面は、サイドパネル39の方面を向いている。また、図2に示すように、電装箱33の上面端には引掛片36が形成され、仕切板5の上端部にはスリット37が形成されており、電装箱33の引掛片36を仕切板5のスリット37に掛入させることにより、電装箱33は仕切板5に固定される。これにより、電装板32は、電装箱33を介して、仕切板5に固定される。また、仕切板5の倒れが防止されるとともに仕切板5の位置が固定される。さらに、フロントパネル3の剛性が補われる。
尚、電装板32の他端側は、各種電機部品が内装された電装箱33の背面の上部に対して、溶接固定の他に、リベットやネジなどで固定してもよい。
以上より、電装板32は、リアパネル4と仕切板5とに筋交いに固定されるので、手が当たっても動くようなことはなく、破損や感電などを回避することができる。また、電装箱33の引掛片36を仕切板5のスリット37に掛入させることにより、電装箱33は仕切板5に固定されるため、フロントパネル3からビス34を外しても、仕切板5から電装箱33が落下することはない。
また、電装箱33には、サイドパネル39(図3参照)に向かう正面においてカバー38が設けられている。この点、カバー38は電装箱33から取り外しが可能であるが、これは、上述したように、電装箱33の背面の上部で電装板32の他端側が固定されていることによる。そして、カバー38を外せば、電装箱33の開口部を露出させることができる。従って、アッパーカバー40(図3参照)を外さなくても、サイドパネル39(図3参照)を外すだけで、電装箱33の開口部を露出させることができ、電装箱33の開口部を介して、電装箱33内の各種電機部品の点検・修理を行うことができる。また、電装箱33の開口部が横方向に向いているため、埃や水滴などが上から落下しても、電装箱33内の各種電機部品に直接かかることはない。
次に、図4〜図6に基づいて、電源線及びユニット間コードの配線の手順について説明する。図4〜図6は、本実施の形態の空気調和機の室外機1の電源線51及びユニット間コード52の配線時の概要を示したものである。本実施の形態の空気調和機の室外機1では、図4に示すように、バルブブラケット41に配線取入口53が形成されている。この点、配線取入口53は、バルブブラケット41にあけた穴に膜付のグロメットを取り付けたものである。そして、図6に示すように、サイドパネル39を取り外した後に、配線取入口53に対して、電源線51及びユニット間コード52を挿入する。その際には、配線取入口53の膜をカッター等で必要最小限の大きさに切って、電源線51及びユニット間コード52を差し込む。さらに、配線取入口53に挿入された電源線51及びユニット間コード52は、図6に示すように、配線取入口53の上部において、クランプ55で束ね、さらに、図5に示すように、電装板32において、固定バンド56で電装板32に沿うように固定する。これにより、電源線51及びユニット間コード52が配管等と接触することにより損傷することを防いでいる。また、固定バンド56は、電源線51やユニット間コード52が引っ張られて力が作用することにより、端子台31や配線コネクタ54が損傷することを防いでいる。そして、配線取入口53の上部では、配線取入口53に挿入された電源線51を、図5に示すように、電装板32の端子台31に接続し、配線取入口53に挿入されたユニット間コード52を、図5に示すように、配線コネクタ54に接続する。尚、配線コネクタ54は、電装箱33のリアパネル(背面)の下部から延出したコード類の先端に接続されたものである。その後、サイドパネル39を組み付けると、電源線51及びユニット間コード52の配線作業が終了がするが、このとき、サイドパネル39にスポット溶接されたカバー42が配線取入口53を覆うので、風雨・外力などから保護することができる。また、電装板32の上端と電装箱33の上端は一致しており、電装板32及び電装箱33は同一の高さで左右に並んでいる。従って、サイドパネル39や電装箱33のカバー38を取り外したときに、室外機1の正面側・側面側のどちらの側においても、電装板32における電源線51やユニット間コード52等の接続経路が見やすく、作業が行い易い。
従って、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、電源線51及びユニット間コード52が差し込まれる配線取入口53をバルブブラケット41に設けるとともに、配線取入口53を覆うカバー42をサイドパネル39にスポット溶接で一体化しており、電源線51及びユニット間コード52を配線取入口53から差し抜かなくても、サイドパネル39を取り外してメンテナンスを行えるようになったので、作業時間の短縮を図ることができる。また、メンテナンスの際には、配線取入口53に挿入された電源線51は電装板32の端子台31に接続された状態が維持されるので、電装板32の端子台31への電源線51の締付忘れや締付不備の発生率が減り、故障の確率が減少した。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、配線取入口53の上部に端子台31が配置され、配線取入口53と端子台31との距離を広げるとともに高低差を大きくしたので、漏電・絶縁劣化を確実に防ぐことができる。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、配線取入口53がバルブブラケット41に設けられるとともに電装板32に端子台31が設けられており、配線取入口53と端子台31との間は板金等でつながっておらず、また、配線取入口53と端子台31との距離は広く高低差も大きい。従って、暴風により雨水などが配線取入口53から侵入したとしても、電源線51などをつたわって配線取入口53から端子台31に雨水がさかのぼるような事態は起きず、ベースパネル2に滴下するので、端子台31に雨水が浸入することがなく、漏電を確実に防ぐことが可能となる。
次に、図7〜図11に基づいて、リアパネル4やフロントパネル3に対するサイドパネル39の組み付け手順について説明する。図7は、サイドパネル39の斜視図である。また、図8〜図11は、サイドパネル39をリアパネル4に組み付け手順の概要を示した図である。図7に示すように、サイドパネル39は、内側に曲げ加工が行われて単体の剛性が確保されるとともに、当該内側曲部に複数の係止爪39Aが上方向の向きで設けられている。一方、サイドパネル39が組み付けられるリアパネル4やフロントパネル3には、図1に示すように、複数のスリット3A,4Aが設けられている。
ここで、サイドパネル39をリアパネル4に組み付ける手順について説明すると、先ず、図8に示すように、サイドパネル39を持ち上げて、サイドパネル39の係止爪39Aをリアパネル4のスリット4Aに差し込む。このとき、図9に示すように、サイドパネル39の上部をアッパーパネル40の内側に潜り込ませながら、サイドパネル39の係止爪39Aをリアパネル4のスリット4Aに差し込む。そして、図10及び図11に示すようにして、リアパネル4に対してサイドパネル39を引き寄せながら持ち上げることにより、サイドパネル39の係止爪39Aをリアパネル4のスリット4Aに引っ掛けた後、図7に示すようにして、サイドパネル39をベースパネル2にねじ61で固定する。この点、リアパネル4のスリット4Aはサイドパネル39の係止爪39Aよりも大きく形成されており、さらに、サイドパネル39の係止爪39Aは傾斜部とアール部で構成されているので、サイドパネル39の係止爪39Aはリアパネル4のスリット4Aに差し込みやすく、また、サイドパネル39の係止爪39Aがリアパネル4のスリット4Aに差し込まれた後において、リアパネル4に対してサイドパネル39を引き寄せながら持ち上げることが容易となる。
また、同様にして、サイドパネル39をフロントパネル3に組み付けるが、サイドパネル39の係止爪39Aについては、フロントパネル3のスリット3Aに差し込まれるものとリアパネル4のスリット4Aに差し込まれるものの何れも、上方向の同じ向きで設けられているので、フロントパネル3とリアパネル4にサイドパネル39を同時に組み付けることができる。
従って、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、圧縮機9やアキュムレータ10などが設置された冷凍機室11に対してメンテナンスが必要となった場合には、サイドパネル39をベースパネル2に固定するためのねじ61を外せば、フロントパネル3とリアパネル4からサイドパネル39が着脱が可能となるので、冷凍機室11以外の場所に設置されたメンテナンス対象外の機器等を露出させることがなく、それらの機器で切傷するような危険を防止することができる。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、ハウジングの側面部分を、フロントパネル3やリアパネル4やワイヤ製のルーパー21やサイドパネル39の4分割で構成しており、ハウジングの側面部分を構成するパネル自体を小型化されて取り扱いが容易となる。また、フロントパネル3とリアパネル4に対してサイドパネル39を組み付ける構造として、図8及び図10に示すように、着脱構造を採用しており、ねじ締結箇所が減少したので、メンテナンスを行うサービス時間の短縮を図ることができる。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1においては、フロントパネル3とリアパネル4からサイドパネル39を外す場合には、図8及び図10に示す手順の逆を行えばよく、フロントパネル3とリアパネル4に対してサイドパネル39を引き寄せながら持ち下げればよいので、大型のプレハブ式冷蔵庫等を含めて本実施の形態の空気調和機の室外機1が複数設置される場合に2段積みで設置されたときでも、フロントパネル3とリアパネル4に対してサイドパネル39を着脱する作業が行いやすい。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、図3に示すように、サイドパネル39がL字形状を有しており、フロントパネル3とリアパネル4からサイドパネル39を外すと、正面から側面にかけて冷凍機室11が露出するので、メンテナンスのための露出開口空間を大きく確保することができる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、ベースパネル2やフロントパネル3やリアパネル4やワイヤ製のルーパー21に加えて、サイドパネル39とアッパーパネル40などにより構成されたハウジングと、ハウジングに内設されるとともに端子台31などが装着された電装板32と、電装板32が設置された冷凍機室11をハウジングの内部に区画するための仕切板5と、を有し、さらに、電装板32に溶接固定されて一体化された電装箱33を介して、ハウジングを構成するパネルの一つとしてハウジングの内部の冷凍機室11を区画するためのリアパネル4と仕切板5との間に電装板32を架設して固定している。
すなわち、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、ハウジングを構成するパネルの一つとしてハウジングの内部の冷凍機室11を区画するためのリアパネル4と、電装板32が設置された冷凍機室11をハウジングの内部に区画するための仕切板5との間において、電装板32を架設して固定しており、電装板32を仕切板5とリアパネル4に筋交い状にしかっり固定したので、サイドパネル39とアッパーパネル40を取り外した状態でも、電装板32に装着された各種電気部品の点検修理を安全に行うことができる。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、ハウジングのパネルの一つとしてハウジングの内部の冷凍機室11を区画するサイドパネル39を着脱自在に設けており、サイドパネル39を取り外すと、冷凍機室11に設置された電装板32がしかっり固定された状態で露出するので、電装板32に装着された各種電気部品の点検修理を容易に行うことができる。
尚、冷凍機室11に設置された電装板32は、冷凍機室11の上部に設置されているので、サイドパネル39を取り外すと、冷凍機室11の下部に設置されている圧縮機9等の機器類の点検修理を安全且つ容易にに行うことができる。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、各種電気部品を内装するための開口部がサイドパネル39の側に設けられるとともに電装板32に溶接固定で一体化された電装箱33を備えており、サイドパネル39を取り外せば、アッパーパネル40を取り外さなくても、電装板32に溶接固定で一体化された電装箱33の開口部が露出するので、電装箱33に内装された各種電気部品の点検修理を安全且つ容易に行うことができるとともに、点検修理の際に、上から埃や水滴などが落下しても、電装箱33の開口部はサイドパネル39の側に設けられているため、電装箱33に内装された各種電気部品にかかることはない。
また、本実施の形態の空気調和機の室外機1では、電装箱33の引掛片36を仕切板5のスリット37に掛入させて、電装箱33が仕切板5に係着することにより、仕切板5に対して電装箱33が一体化されており、ハウジングを構成するフロントパネル3をビス34を緩めて取り外す際に、電装箱33が誤って落下することを防止できる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、バルブブラケット41を図12に示す構造にしてもよい。すなわち、バルブブラケット41の下部は、ベースパネル2の右側面・背面・底面に当接させてねじ固定できる形状にし、バルブブラケット41が変形しないようにベースパネル2にしっかり固定できるようにする。また、バルブブラケット41の正面側は、曲げ形状にし、剛性と後述する受台72の取付面を確保するようにする。
そして、バルブブラケット41は、箱部材71と受台72を溶接固定された構造にする。また、バルブブラケット41には開口部73を設け、この開口部73において、操作弁74が接続された配管75が組み付けできるようにする。さらに、バルブブラケット41の配線取入口53に切欠76を連通させ、この切欠76に案内させて、電源線51及びユニット間コード52を挿通させたスリーブ77を配線取入口53に嵌装できるようにする。また、箱部材71においては、高圧用・低圧用操作弁74の配管75を通す丸穴79と、高圧用・低圧用操作弁74を固定するためのねじ穴80と、バルブブラケット41に溶接固定するためのフランジ部81とを設けるようにする。そして、受台72においては、ドライヤ78を載せるための受面82を形成し、この受面82に対して、ドライヤ78からのリードパイプ83を逃す切欠84を設けるようにする。
そして、本実施の形態の空気調和機の室外機1において、バルブブラケット41を図12に示す構造にすると、高圧用・低圧用操作弁74がハウジングから離れた場所に位置するので、図13及び図14に示すように、連通配管85のフレアナット86や高圧用・低圧用操作弁74の本体にスパナR1,R2を掛けやすくなり、締結作業が容易となる。また、高圧用・低圧用操作弁74が剛性の高い箱部材71に固定されているので、上記の締結作業の際に、高圧用・低圧用操作弁74がねじれ変形することがない。また、受台72にドライヤ78が載置される構成にしているので、ドライヤ78の交換時に、ドライヤ78を支えながら溶接を行う必要がない。また、バルブブラケット41の下部は、ベースパネル2の右側面・背面・底面に当接させてねじ固定できる形状にし、バルブブラケット41が変形しないようにベースパネル2にしっかり固定されているので、上記の締結作業の際において、また、配管75の形取りの際において、バルブブラケット41の倒れやねじりを防止することができる。
尚、図12〜図14においては、説明の便宜上、高圧用・低圧用操作弁74の一方が記載されており、他方の記載は省略されている。
本発明は、電装板に装着された各種電気部品を外筐の一部を外してメンテナンスする必要があるものに適用がある。
本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機の斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、電装板を取り付ける状況を示した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機の分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、電源線及びユニット間コードの配線時の状況を示した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、電源線及びユニット間コードの配線時の状況を示した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、電源線及びユニット間コードの配線時の状況を示した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、サイドパネルを示した斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、サイドパネルをリアパネルに組み付け手順の概要を示した図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、サイドパネルをリアパネルに組み付け手順の概要を示した図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、サイドパネルをリアパネルに組み付け手順の概要を示した図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、サイドパネルをリアパネルに組み付け手順の概要を示した図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、バルブブラケットの構造の一例を示した分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、バルブブラケットの高圧用・低圧用操作弁に連通配管を締結する状況を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による空気調和機の室外機において、バルブブラケットの高圧用・低圧用操作弁と連通配管の位置関係を示す斜視図である。 背景技術の空気調和機の室外機の概略構成図である。
符号の説明
1 空気調和機の室外機
2 ベースパネル
3 フロントパネル
4 リアパネル
5 仕切板
11 冷凍機室
21 ワイヤ製のルーパー
31 端子台
32 電装板
33 電装箱
36 電装箱の引掛片
37 仕切板のスリット
39 サイドパネル
1 アッパーパネル

Claims (4)

  1. 複数のパネルで構成された外筐と、前記外筐に内設されるとともに各種電気部品が装着された電装板と、前記電装板が設置された機械室を前記外筐の内部に区画するための仕切板と、を有する空気調和機の室外機において、
    前記外筐を構成するパネルの一つとして前記外筐の内部の機械室を区画するためのリアパネルと前記仕切板との間に前記電装板を架設して固定したこと、を特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記外筐のパネルの一つとして前記外筐の内部の機械室を区画するサイドパネルを着脱自在に設けたこと、を特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記各種電気部品を内装するための開口部が前記サイドパネルの側に設けられるとともに前記電装板に一体化された電装箱を備えたこと、を特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記電装箱が前記仕切板に係着することにより、前記仕切板に対して前記電装箱が一体化されたこと、を特徴とする請求項3に記載の空気調和機の室外機。
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